JP3210072B2 - 薄膜トランジスタマトリックス装置とその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタマトリックス装置とその製造方法

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JP3210072B2
JP3210072B2 JP13106192A JP13106192A JP3210072B2 JP 3210072 B2 JP3210072 B2 JP 3210072B2 JP 13106192 A JP13106192 A JP 13106192A JP 13106192 A JP13106192 A JP 13106192A JP 3210072 B2 JP3210072 B2 JP 3210072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブマトリックス
駆動方式の液晶表示パネルに使用される薄膜トランジス
タマトリックス装置とその製造方法に関し、特に表示画
像のコントラストの良い多ラインの表示を可能にするた
めに画素電極とそれに並列に設けられる蓄積容量電極を
有する薄膜トランジスタマトリックス装置とその製造方
法に係わる。
【0002】なお、本明細書においては、画素電極と接
続される側の薄膜トランジスタ電極をドレイン電極と呼
び、反対側の電流電極をソース電極と呼ぶ。
【0003】
【従来の技術】アクティブマトリックス駆動方式による
液晶表示パネルはドット表示を行う個々の画素に対して
マトリックス状に薄膜トランジスタ(TFT)を配置
し、薄膜トランジスタがオンした時に画素電極と液晶を
挟んだ対向電極間に電圧が印加され、各画素に蓄積容量
によるメモリ機能を持たせて1フィールド走査期間の間
電荷を保持してコントラストよく多ラインの画像表示を
可能としている。
【0004】図17にアクティブマトリックス駆動方式
による液晶表示パネルの平面構造を示す。図17の液晶
表示パネルには、互いに直交してマトリックスを構成す
る多数のゲートバスラインGB1,GB2,・・・・
と、ソースバスラインSB1,SB2,・・・・、およ
びゲートバスラインと平行な蓄積容量電極ラインC1,
C2・・・が形成されている。
【0005】ゲートバスラインとソースバスラインの各
交点に薄膜トランジスタT11,T12,・・・T2
1,T22,・・・・が接続されている。薄膜トランジ
スタのドレインは各画素電極P11,P12,・・・P
21,P22,・・・・に接続されている。各画素電極
は液晶層を挟んで対向電極と向き合う。
【0006】薄膜トランジスタのゲート電極はゲートバ
スラインGB1,GB2,・・・・と接続され、ゲート
ライン駆動回路(図示せず)により同時に駆動する1行
の画素の薄膜トランジスタのゲート電極が選択される。
【0007】また、薄膜トランジスタのソース電極はソ
ースバスラインSB1,SB2,・・・・と接続され、
ソースライン駆動回路(図示せず)により画像情報であ
る信号電圧が与えられる。画面を1行ずつ走査すること
により所望の画素をドット表示する。
【0008】図18に従来の技術による薄膜トランジス
タマトリックス装置の図17のA−A’線に沿う断面を
示す。図18の左側が薄膜トランジスタ領域で右側が蓄
積容量領域である。薄膜トランジスタ領域と蓄積容量領
域とは共通のガラス基板40の上に形成されている。
【0009】図18において、透明な絶縁性のガラス基
板40の上にAl(アルミニウム)とTi(チタン)に
よる2層構造のゲートバスライン(図17のGB1,G
B2,・・・・)に接続したゲート電極41が形成され
ている。
【0010】パターニングしたゲート電極41を覆っ
て、SiO2 (酸化シリコン)とSiN(窒化シリコ
ン)の2層構造のゲート絶縁膜42が形成され、その上
にゲート電極41と対向する位置でプラズマCVD等に
より成膜されたa−Si(アモルファスシリコン)によ
る動作半導体層43が形成され、さらにa−Si層43
の上にSiNによるチャネル保護膜44が形成されてい
る。
【0011】さらに、a−Si層43と接触するソース
電極46とドレイン電極47がオーミックコンタクト形
成用のn+ 型a−Si層45を介して形成され、さらに
ドレイン電極47と接するITO(インジウム錫酸化
物)による透明画素電極48が形成される。
【0012】薄膜トランジスタ領域全体がSiN膜、ア
ルミナ膜等のパッシベーション膜49で覆われている。
なお、ソース電極46はソースバスライン(図17のS
B1,SB2,・・・・)と接続される。
【0013】上記の薄膜トランジスタの材料と同じ材料
で蓄積容量部も形成される。すなわち、薄膜トランジス
タ製造工程におけるゲート電極41の形成と同一工程中
に同じ材料で蓄積容量電極C1も形成される。また、薄
膜トランジスタのゲート絶縁膜42の形成と同一工程中
に同じ材料で蓄積電極C1の上に蓄積容量用の絶縁膜4
2が形成される。
【0014】さらに、ITOの画素電極48が蓄積電極
C1の上部も覆うよう形成される。画素電極48と蓄積
容量電極C1との形成する蓄積容量は画素電極48と対
向する図示しない対向電極に対し電気的に並列となるよ
うに構成される。
【0015】このような薄膜トランジスタマトリックス
装置の製造方法を、以下概略的に説明する。ガラス基板
40の上にスパッタリングによりAlとTiの2層を連
続的に成膜し、ゲート電極41、ゲート電極に接続した
ゲートバスライン、蓄積容量電極C1をホトリソグラフ
ィを用いてパターニングする。
【0016】続いて、ガラス基板40全面上にSi
2 、SiNの2層をプラズマCVD等によって成膜
し、ゲート絶縁膜42を形成する。ゲート絶縁膜42の
上に、さらにa−Siからなる動作半導体層4、SiN
層を成膜する。
【0017】SiN層の上にホトレジスト膜を塗布し、
ガラス基板40下側から露光し、ゲート電極41に自己
整合したパターンを焼き付ける。続いて上面からゲート
バスライン、蓄積容量電極の部分を含む露光を行なって
チャネル領域となる部分のみを未露光の状態にする。た
とえば、この未露光領域はゲートバスラインから数μm
程度離して形成する。
【0018】このようにして形成したホトレジストマス
クを用いて、SiN層をフッ酸系エッチャントでエッチ
ングすることにより、チャネル保護膜44を形成する。
次に、n+ 型a−Si層、金属電極層を形成し、ホトレ
ジストマスクを用いて電極層、n+ 型a−Si層、a−
Si動作半導体層をエッチングする。たとえば、エッチ
ングする対象に合わせてエッチングガスを変えたドライ
エッチングによって3層をエッチングし、所定パターン
の動作半導体層43、n+ 型a−Si層45、ソース電
極46、ドレイン電極47を形成する。
【0019】その後、ITO膜を形成し、パターニング
することによって透明画素電極48を形成し、さらに薄
膜トランジスタ部分はパッシベーション膜49によって
覆う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の技術においては、蓄積容量電極C1は薄膜トランジス
タのゲート電極41と同時に形成し、またゲート絶縁膜
42と同時に蓄積容量用絶縁膜42を形成してその上に
ITOの画素電極48が形成していた。
【0021】保護膜44のパターニングを行なうフッ酸
系エッチャントによるウエットエッチング処理の工程で
は、蓄積容量用絶縁膜42は動作半導体層に覆われてい
るが、動作半導体層にピンホールがあるとフッ酸系エッ
チャントが蓄積容量電極C1の上の蓄積容量用絶縁膜4
2を侵してダメージを与える。これにより蓄積容量用絶
縁膜42の絶縁不良が発生する。
【0022】また、ソース電極46、ドレイン電極4
7、半導体層45、43をパターニングする際のドライ
エッチングにおいては加速粒子等による蓄積容量用絶縁
膜42のダメージがあり、これもまた絶縁不良の原因と
なる。
【0023】蓄積容量用絶縁膜42の絶縁不良は蓄積容
量電極C1と画素電極48との間の電流リークや短絡を
引き起こし表示欠陥を生じる。本発明は、薄膜トランジ
スタの形成時のエッチング工程の際に蓄積容量用絶縁膜
のダメージを低減できる新規な薄膜トランジスタマトリ
ックス装置とその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タマトリックス装置においては、蓄積容量用絶縁膜を形
成した後に蓄積容量用絶縁膜の上に蓄積容量用絶縁膜を
エッチングの影響から保護するための層を設けた。
【0025】また、本発明の薄膜トランジスタマトリッ
クス装置の製造方法においては、その蓄積容量用絶縁膜
を保護するための層は薄膜トランジスタの形成工程と同
時に形成される。
【0026】本発明の一観点によれば、絶縁基板上に信
号バスラインと該信号バスラインと交差するゲートバス
ラインと薄膜トランジスタと蓄積容量電極と画素電極と
を形成した薄膜トランジスタマトリックス装置であっ
て、前記薄膜トランジスタは、前記ゲートバスラインと
接続するゲート電極層と、前記ゲート電極層上に積層さ
れるゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に配置した第
1の半導体層からなる能動層と、前記能動層上の第2の
半導体層からなる一対のコンタクト層と、前記能動層を
覆う保護膜と、前記コンタクト層の一方を前記信号バス
ラインに接続するソース電極層と、前記コンタクト層の
他方を前記画素電極に接続するドレイン電極層とを有す
るとともに、前記蓄積容量電極と前記画素電極との交差
領域において、該蓄積容量電極の上に前記ゲート絶縁層
と共通の層をなす絶縁層とその上に配置され前記薄膜ト
ランジスタを形成する他の層の一部と共通の層との積層
体を有し、前記積層体は、前記第1の半導体層又は前記
第2の半導体層のうち少なくとも一方と共通の層をなす
半導体層と前記ドレイン電極層ないしソース電極層と共
通の層をなす金属層との積層を含む薄膜トランジスタマ
トリックス装置が提供される。
【0027】本発明の他の観点によれば、絶縁基板上に
信号バスラインと該信号バスラインと交差するゲートバ
スラインと薄膜トランジスタと蓄積容量電極と画素電極
とを形成した薄膜トランジスタマトリックス装置の製造
方法であって、(A)前記薄膜トランジスタの、前記ゲ
ートバスラインと接続するゲート電極層と、前記蓄積容
量電極とを同一材料で同時に前記絶縁基板上に形成する
工程と、(B)前記ゲート電極、前記蓄積容量電極を覆
ってゲート絶縁層を形成する工程と、(C)前記薄膜ト
ランジスタの部分で前記ゲート絶縁層に接して配置した
第1の半導体層からなる能動層と、前記能動層上の第2
の半導体層からなる一対のコンタクト層と、前記能動層
を覆う保護膜と、前記一対のコンタクト層を前記信号バ
スラインおよび前記画素電極に接続する電極層とを積層
すると同時に、前記蓄積容量電極と前記画素電極との交
差領域で前記ゲート絶縁層の上に前記薄膜トランジスタ
を形成する層の一部と共通の材料で共通の層をなす積層
体とを形成する工程とを有し、前記積層体を形成する工
程(C)は、前記第1の半導体層又は前記第2の半導体
層のうち少なくとも一方と前記ドレイン電極層ないしソ
ース電極層とを積層する工程と同時に、前記蓄積容量電
極の上方にも前記第1の半導体層又は前記第2の半導体
層のうち少なくとも一方と共通の層をなす半導体層と、
前記ドレイン電極層ないしソース電極層と共通の層をな
す金属層と、を積層して積層体を形成する工程を含む薄
膜トランジスタマトリックス装置の製造方法が提供され
る。
【0028】
【作用】蓄積容量電極と画素電極とに挟まれた交差部の
蓄積容量用絶縁膜の上に保護層として薄膜トランジスタ
を形成するゲート絶縁膜より上の積層の一部を同時に形
成することにより、その蓄積容量用絶縁膜上の保護層が
薄膜トランジスタ形成時のエッチング工程による蓄積容
量用絶縁膜のダメージを低減する。
【0029】
【実施例】以下、図1〜図16を参照して本発明の実施
例による薄膜トランジスタマトリックス装置とその製造
方法について具体的に説明をする。
【0030】図1と図2は本発明の2つの実施例による
薄膜トランジスタマトリックス装置の断面構造を部分的
に示し、図3は薄膜トランジスタマトリックス装置の平
面構造を部分的に示す。図1と図2はいずれも図3のB
−B線に沿う断面を表す。なお、図1と図2の断面図に
おいて左側の断面は薄膜トランジスタ領域の断面であ
り、右側は蓄積容量領域の断面である。
【0031】図1に示す実施例の薄膜トランジスタマト
リックス装置の構造は、薄膜トランジスタ領域について
は図18で説明した従来の構造と基本的に同じである。
すなわち、透明な絶縁性のガラス基板10の上にまずA
lとTiによる2層構造のゲート電極11が形成されて
いる。
【0032】さらに、その上にSiO2 とSiNの2層
構造のゲート絶縁膜12が堆積されており、その上にa
−Siによる動作半導体層13が形成され、a−Si層
13の上にSiNによるチャネル保護膜14が形成され
ている。
【0033】保護膜14をパターニングした後、さら
に、n+ 型a−Si膜15、AlとTiによる2層構造
でn+ 型a−Si膜15を介してa−Si層13とオー
ミック接触するソース電極16とドレイン電極17が形
成されている。
【0034】ここで、電極層上にホトレジストマスクを
形成して、ソース電極16、ドレイン電極17、a−S
i層13、15をドライエッチングでパターニングす
る。パターニング後、ホトレジストマスクは除去する。
【0035】さらにドレイン電極17と接するITOの
透明画素電極18が形成され、さらに薄膜トランジスタ
領域全体をSiN等のパッシベーション膜19で覆う。
なお、ソース電極16はソースバスライン(図3のSB
1)と接続される。
【0036】図1の右側の蓄積容量領域については、透
明ガラス基板10上にゲート電極11と同一材料(Al
とTiによる2層構造)で蓄積容量電極21(図3の平
面図のC1に相当する)が形成される。また、薄膜トラ
ンジスタのゲート絶縁膜12と同一層(SiO2 とSi
Nの2層構造)で蓄積電極21の上に蓄積容量用の絶縁
膜22が形成される。
【0037】蓄積容量用絶縁膜22の上に薄膜トランジ
スタのa−Si層13およびSiN保護膜14と同一材
料のa−Si層23とSiN保護膜24が形成され、パ
ターニングされている。さらにその上に画素電極18が
覆うように形成される。画素電極18と蓄積容量電極2
1とが構成する蓄積容量は画素電極18と対向する図示
しない共通電極に対し電気的に並列となるように接続さ
れる。
【0038】たとえば、ゲート電極および蓄積容量絶縁
膜の上のゲート絶縁膜12および蓄積容量絶縁膜22の
厚さは約3500Åであり、その上のa−Si層13、
23は、厚さ約250Åであり、SiN保護膜14、2
4は厚さ約1000Åである。a−Si層23はi型で
あり、ほぼ絶縁層として機能する。
【0039】したがって、蓄積容量電極21とITO画
素電極18の間の間隔は、従来の技術によれば約350
0Åであったものが、本実施例によれば約4750Åに
増大する。
【0040】このため、容量は減少するが、減少の程度
は4割弱であり、甚大な悪影響を与えるほどではない。
逆に、本実施例の場合、後により詳細に説明するよう
に、蓄積容量用絶縁膜22は常にエッチングから保護さ
れており、エッチングに基づく絶縁不良をほぼ完全に防
止することができる。
【0041】なお、図3の平面図は図17のものと基本
的に同一の構造であるので基本的な構造の説明は図17
の説明で代用して重複する説明は省略する。ただし、図
3の構造では、蓄積容量電極21(C1)上のハッチン
グで示した部分にはa−Si層23とSiN保護膜24
とが形成されており、この部分が図17の従来のものと
相違する。
【0042】この蓄積容量電極21(C1)上に形成し
たa−Si層23とSiN保護膜24は薄膜トランジス
タのチャネル保護膜14のエッチング工程において蓄積
容量用絶縁膜22をエッチャントによる浸食から保護す
るための層となる。また、電極16、17等のドライエ
ッチングの際にも蓄積容量用絶縁膜22を保護する。
【0043】図2は本発明の別の実施例による薄膜トラ
ンジスタマトリックス装置の断面構造を示す。薄膜トラ
ンジスタ領域については図1と同様であり説明は省く。
また、蓄積容量領域については、透明ガラス基板10上
にゲート電極11と同一材料(AlとTiによる2層構
造)で蓄積容量電極21(図3の平面図のC1に相当す
る)が形成されている。
【0044】また、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜1
2と同一層(SiO2 とSiNの2層構造)で蓄積電極
21の上に蓄積容量用絶縁膜22が形成されている。こ
こまでは図1のものと同様である。
【0045】さらに、蓄積容量用絶縁膜22の上に薄膜
トランジスタのコンタクト用半導体層15と同一層でn
+ 型a−Si層25が形成され、AlとTiによる2層
構造のソース・ドレイン電極層16,17と同一層でA
lとTiによる2層構造の金属膜層26が形成され、そ
の上に画素電極18が覆うよう形成されている。
【0046】この実施例においては、図3の平面図の蓄
積容量電極21上のハッチングで示す部分に形成された
+ 型a−Si層25とTi金属膜層26は薄膜トラン
ジスタの電極16、17等のドライエッチング工程にお
いて蓄積容量用絶縁膜22を加速イオンから保護するた
めの層となる。
【0047】チャネル保護膜14のエッチングにおいて
は、a−Si層にピンホールがあると蓄積容量絶縁膜2
2が侵食される可能性はあるが、a−Si層25は導電
性であり、蓄積容量は従来とほぼ同様の値に保てる。
【0048】次に、図1と図2の実施例の薄膜トランジ
スタマトリックス装置の製造方法について図4〜図16
を参照して説明する。図4〜図16において左側が薄膜
トランジスタ領域であり右側が蓄積容量領域であり、同
一図では左右同時工程を示す。
【0049】まず図1の実施例の薄膜トランジスタマト
リックス装置の製造方法について説明する。透明ガラス
基板10をマグネトロンスパッタ装置(図示せず)の真
空容器内に配置する。マグネトロンスパッタ装置は基板
平行移動型で対向ターゲット方式のマグネトロンスパッ
タ電極を有し、基板温度を250°Cまで加熱できる装
置とする。
【0050】ガラス基板10を250°Cに加熱し、真
空容器内を圧力約0.005torrのAr(アルゴ
ン)ガス雰囲気とし、対向ターゲットスパッタリング法
により蒸着源のAlをスパッタして図4に示すように基
板10の表面にAl層111を約500Åの膜厚で形成
する。なお、ガラス基板10の表面上に予めアルミナ膜
を形成しておけば、Al層とのなじみが向上する。
【0051】次に、Al層111の上にゲート電極、ゲ
ートバスラインGB1,GB2と蓄積容量電極21(C
1)のパターンでレジスト膜101と102とを形成す
る。次に、これらレジスト膜101、102をマスクと
して燐酸系エッチャントでAl層111をエッチング
し、Alパターンを得る。レジスト膜101,102を
除去した後、図5に示すようにゲート電極11と蓄積容
量電極21の第1層目となるAl層111を覆ってその
上にスパッタリング等によりTi層112を約800Å
の厚みで成膜する。
【0052】さらにその上にゲート電極11と蓄積容量
電極21のパターンのレジスト膜103、104を形成
する。たとえば、ホトレジスト層を塗布し、Alのバス
ラインを完全に覆うように露光する。
【0053】この後、レジスト膜103,104をマス
クとし、BCl3 +Cl2 混合ガスをエッチングガスと
してリアクティブイオンエッチングを行い、マスクパタ
ーン以外のTi層112を除去して図6に示すようなA
lとTiによる2層構造のゲート電極11と蓄積容量電
極21とを形成する。
【0054】次に、図7に示すように、P(プラズマ)
−CVD法によりゲート絶縁膜としてSiO2 膜12
1、SiN膜122を積層し、さらに動作半導体膜とし
てa−Si膜131を、保護膜としてSiN膜141を
連続堆積する。以後、SiO2膜121とSiN膜12
2との2層構造をゲート絶縁膜12及び蓄積容量用絶縁
膜22として表す。
【0055】さらに、図7のSiN膜141の上にチャ
ネル領域を画定するパターンのレジスト膜105と、蓄
積容量電極21上に蓄積容量絶縁膜の保護層を画定する
パターンのレジスト膜106とを同時に形成する。
【0056】これらのレジスト膜105、106は一旦
ガラス基板10側から裏面露光することによってゲート
電極11、蓄積容量電極21と自己整合したパターンを
露光し、次に表面側からゲートバスラインとその周囲数
μm幅程度の領域を露光することによって作成する。こ
のようにして、レジスト膜105、106はゲート電極
11、蓄積容量電極21と重なるように自己整合的に形
成される。
【0057】この後、レジスト膜105,106をマス
クとしてフッ酸系エッチャントを使用してマスク以外の
SiN膜141をエッチングして除去し、図8のように
薄膜トランジスタのチャネル保護膜14と蓄積容量電極
の保護膜24とを残す。
【0058】さらに、レジスト膜105、106を剥離
した後、フッ酸系エッチャントでスライトエッチングし
てSiN保護膜14,24の表面の酸化膜を除去して清
浄面を出す。
【0059】このエッチング工程において、蓄積容量電
極21上の蓄積容量用絶縁膜22は、a−Si層131
のみでなく、SiN膜24、レジスト膜106に覆われ
ており、たとえこれらの層の一部にピンホールが存在し
ていてもエッチャントによって侵食されることは少な
い。
【0060】次に、そして図9に示すように、PH3
ドープしたSiH4 のP−CVD法によりn+ 型a−S
i膜115を形成し、次に薄膜トランジスタのソース・
ドレイン電極となるべきTi膜161とAl膜162と
をスパッタ法により成膜する。
【0061】この後の工程におけるエッチング処理にお
いても、蓄積容量絶縁膜22はその上のa−Si膜11
5と保護膜24とによっても保護されているので、加速
イオンやエッチャントによるダメージから保護される。
【0062】続いて、ソース電極16とドレイン電極1
7の電極形成用パターンのレジスト膜107をAl膜1
62の上に形成し、これをマスクとしてマスク以外のA
l膜162を燐酸系エッチャントでエッチングして除去
する。
【0063】さらにAl膜の下のTi膜161とn+
a−Si膜115及びa−Si膜131をBCl3 +C
2 混合ガスをエッチングガスとしてリアクティブイオ
ンエッチングを行って除去すると、図10に示すような
構造を得る。
【0064】この工程では蓄積容量電極21上のAl膜
162上にはレジストが形成されないために図10に示
すように蓄積容量部にはSiN保護膜24が露出し、薄
膜トランジスタの部分ではAlとTiによる2層構造の
ソース電極16とドレイン電極17が形成され、ゲート
絶縁膜12は(蓄積容量用絶縁膜22)全面に残ること
になる。なお、ソース電極16とドレイン電極17はと
もにTi膜161とAl膜162の2層構造である。
【0065】次いで、図1に示すようにドレイン電極1
7とコンタクトをとってITOによる画素電極18を形
成し、ゲート端子部のゲート絶縁膜をケミカルドライエ
ッチングにより除去する。この後、P−CVD法により
保護膜19として薄膜トランジスタ領域を覆うようにS
iN膜をマスクデポして図1の薄膜トランジスタマトリ
ックス装置が完成する。
【0066】次に、図2の薄膜トランジスタマトリック
ス装置の製造方法について説明する。図2の構成を製造
する製造方法の前半の工程は図1の構成の製造方法で説
明した図4の工程から図7のレジスト膜を形成する前の
SiN膜141の成膜工程までと同じである。従って、
本構造方法の説明は図6の製造工程以降の後半の製造工
程について図11から図16を参照して説明する。
【0067】図11に示すように、P−CVD法により
ゲート電極11を被い基板10全面にゲート絶縁膜12
及び蓄積容量用絶縁膜22としてSiO2 膜121、S
iN膜122からなる2層を、さらに動作半導体膜とし
てa−Si膜131を、保護膜としてSiN膜141を
連続堆積した後、さらに、SiN膜141の上にチャネ
ル領域を画定するパターンのレジスト膜105を形成す
る。
【0068】レジスト膜105は、前述の製造方法同
様、裏面からの自己整合露光と表面からの輪郭露光によ
って作成し、ゲートバスラインから数ミクロンのギャッ
プを有し、ゲート電極11に重なるように自己整合によ
りパターニングされたものである。なお、図1の構成の
場合(図7)と異なるのは、レジスト膜は蓄積容量部
(図11右側)のSiN膜141上には形成されない事
である。
【0069】この後、レジスト膜105をマスクとして
フッ酸系エッチャントを使用してマスク以外のSiN膜
141をエッチングして除去して図12のように薄膜ト
ランジスタのチャネル保護膜14を形成する。
【0070】このエッチングにおいては、蓄積容量電極
21上の蓄積容量用絶縁膜22は、a−Si膜131の
みによって覆われており、a−Si膜131にピンホー
ルがあるとエッチャントによって侵食される危険性があ
る。但し、この危険性は従来の技術と同様である。
【0071】ただし、以後の工程では常に蓄積容量用絶
縁膜22の上には別の膜たとえばa−Si膜23が形成
されているので、エッチング処理における加速イオンや
エッチャントによるダメージから蓄積容量用絶縁膜22
を保護することができる。
【0072】次に、レジスト膜105を剥離した後、フ
ッ酸系エッチャントでスライトエッチングしてSiN保
護膜14の表面の酸化膜を除去して清浄面を出す。そし
て図13に示すように、PH3 をドープしたSiH4
P−CVD法によりn+ 型a−Si膜115を形成す
る。
【0073】このn+ 型a−Si膜115からa−Si
膜131に不純物が拡散すれば、蓄積容量絶縁膜22の
上には導電体が配置されることになる。引き続き薄膜ト
ランジスタのソース電極、ドレイン電極となるべきTi
膜161をスパッタ法により成膜する。
【0074】続いて、図14に示すように、ソース電極
16とドレイン電極17の電極形成用パターンのレジス
ト膜108ならびに蓄積容量電極21上部の画素電極と
の交差部(図3のハッチング領域)を覆うレジスト膜1
09をTi膜161の上に形成し、これをマスクとして
マスク以外のTi膜161とn+ 型a−Si膜115、
a−Si層131をBCl3 +Cl2 混合ガスをエッチ
ングガスとしてリアクティブイオンエッチングを行って
除去する。
【0075】この後、レジスト膜108、109を除去
し、図15で示すように、Al膜162をスパッタ法に
より成膜し、続いてソース・ドレイン電極のパターンの
レジスト膜110を形成する。なお、蓄積容量部にはレ
ジスト膜は形成されない。
【0076】以後の工程においても蓄積容量用絶縁膜2
2の上にはa−Si膜23、n+ 型a−Si膜115、
Ti膜161が覆っており、エッチング処理におけるエ
ッチャントによるダメージから蓄積容量用絶縁膜22を
保護することができる。
【0077】次に、図16で示すように、レジスト膜1
10をマスクとしてAl膜162を燐酸系エッチャント
でエッチングしてソース電極16とドレイン電極17を
形成し、蓄積容量部のAl膜162も除去する。
【0078】この工程では蓄積容量電極21上の絶縁膜
22の上には、a−Si層23、n + 型a−Si膜2
5、残ったTi膜161による金属膜26が形成され、
ゲート絶縁膜12と蓄積容量用絶縁膜22は全面に残る
ことになる。
【0079】次いで、図2に示すようにドレイン電極1
7とコンタクトをとってITOによる画素電極18を形
成し、ゲート端子部のゲート絶縁膜をケミカルドライエ
ッチングにより除去する。この後、P−CVD法により
SiN膜を保護膜19として薄膜トランジスタ領域を覆
うようにマスクデポして図2の薄膜トランジスタマトリ
ックス装置が完成する。
【0080】なお、上述の製造方法において、図19に
示すような装置を用いれば複数種類の絶縁膜を連続成膜
することができる。たとえば、ゲート絶縁膜12、蓄積
容量用絶縁膜22としてAl2 3 膜、SiN膜を連続
成膜することができる。
【0081】図19において、円筒状容器51内の外周
部には90度間隔でトリメチルアルミニウム(TMA)
用ノズル52、アンモニア用ノズル53、ジメチルシラ
ン(DMS)用ノズル54、H2 O用ノズル55が軸方
向に配置され、これらの中間に4個のヒータ55が配置
されている。
【0082】中央部には多角柱状のサセプタ57が回転
軸58の周囲に回転可能に配置され、その上に複数枚の
ガラス基板59を載置する。容器51内を一旦排気し、
サセプタ57を回転しつつヒータ55でガラス基板59
を加熱して所定温度に設定する。TMA用ノズル52か
らTMAを供給し、H2 O用ノズル55からH2 Oを供
給し、プラズマを発生させると、Al2 3膜を堆積で
きる。DMS用ノズル54とH2 O用ノズル55を用い
ればSiO2膜を堆積でき、DMS用ノズル54とアン
モニア用ノズル53を用いればSiN膜を堆積できる。
【0083】原料ガスを変えれば、その他種々の膜を堆
積させることもできる。薄膜トランジスタマトリックス
装置の平面構成も図3のものに限らない。たとえば、図
20に示すような平面構成を用いることもできる。画素
電極18を隣接列用のゲートバスラインGB2に重なる
ように形成して蓄積容量を形成する。蓄積容量電極を省
略できるので開口率を向上することが可能である。
【0084】以上述べた薄膜トランジスタマトリックス
装置を液晶層を挟持しつつ共通電極を形成したもう一方
の基板と組み合わせればアクティブマトリックス型の液
晶表示装置となる。
【0085】なお、本発明の薄膜トランジスタマトリッ
クッス装置とその製造方法は、以上説明した実施例に限
るものではなく、当業者であれば開示の内容から他の応
用や変更、組み合わせ等が容易に成せるであろう。
【0086】
【発明の効果】蓄積容量電極と画素電極とに挟まれた交
差部の蓄積容量用絶縁膜の上に保護層として薄膜トラン
ジスタを形成する各層の一部を同時に形成することによ
り、その蓄積容量用絶縁膜上の保護層が薄膜トランジス
タ形成時のエッチング工程による蓄積容量用絶縁膜のダ
メージを低減する。
【0087】このため、絶縁膜の絶縁不良による蓄積容
量電極と画素電極間の電流リークや短絡を低減し、絶縁
不良による表示不良を低減することができ、信頼性の高
い液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による薄膜トランジスタマトリ
ックス装置の断面図である。
【図2】本発明の別の実施例による薄膜トランジスタマ
トリックス装置の断面図である。
【図3】本発明の実施例の薄膜トランジスタマトリック
ス装置の平面図である。
【図4】本発明の実施例の薄膜トランジスタマトリック
ス装置の製造方法における製造工程を説明する断面図で
ある。
【図5】図4に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図6】図5に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図7】図6に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図8】図7に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図9】図8に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図10】図9に続く製造工程を説明するための断面図
である。
【図11】本発明の別の実施例の薄膜トランジスタマト
リックス装置の製造方法における製造工程を説明する断
面図である。
【図12】図11に続く製造工程を説明するための断面
図である。
【図13】図12に続く製造工程を説明するための断面
図である。
【図14】図13に続く製造工程を説明するための断面
図である。
【図15】図14に続く製造工程を説明するための断面
図である。
【図16】図15に続く製造工程を説明するための断面
図である。
【図17】従来の技術による薄膜トランジスタマトリッ
クス装置の平面図である。
【図18】従来の技術による薄膜トランジスタマトリク
ス装置の断面図である。
【図19】CVD装置の例を示す概略断面図である。
【図20】本発明の他の実施例による薄膜トランジスタ
マトリックス装置の平面図である。
【符号の説明】
10・・・・・透明ガラス基板 11・・・・・ゲート電極 12・・・・・ゲート絶縁膜 13・・・・・a−Si層 14・・・・・SiN保護膜 15・・・・・n+ 型a−Si膜 16・・・・・ソース電極 17・・・・・ドレイン電極 18・・・・・ITO画素電極 19・・・・・保護膜 21・・・・・蓄積容量電極 22・・・・・蓄積容量用絶縁膜 23・・・・・a−Si層 24・・・・・SiN保護膜 25・・・・・n+ 型a−Si膜 26・・・・・金属膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に信号バスラインと該信号バ
    スラインと交差するゲートバスラインと薄膜トランジス
    タと蓄積容量電極と画素電極とを形成した薄膜トランジ
    スタマトリックス装置であって、 前記薄膜トランジスタは、前記ゲートバスラインと接続
    するゲート電極層と、前記ゲート電極層上に積層される
    ゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に配置した第1の
    半導体層からなる能動層と、前記能動層上の第2の半導
    体層からなる一対のコンタクト層と、前記能動層を覆う
    保護膜と、前記コンタクト層の一方を前記信号バスライ
    ンに接続するソース電極層と、前記コンタクト層の他方
    を前記画素電極に接続するドレイン電極層とを有すると
    ともに、 前記蓄積容量電極と前記画素電極との交差領域におい
    て、該蓄積容量電極の上に前記ゲート絶縁層と共通の層
    をなす絶縁層とその上に配置され前記薄膜トランジスタ
    を形成する他の層の一部と共通の層との積層体を有し、 前記積層体は、前記第1の半導体層又は前記第2の半導
    体層のうち少なくとも一方と共通の層をなす半導体層と
    前記ドレイン電極層ないしソース電極層と共通の層をな
    す金属層との積層を含む薄膜トランジスタマトリックス
    装置。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上に信号バスラインと該信号バ
    スラインと交差するゲートバスラインと薄膜トランジス
    タと蓄積容量電極と画素電極とを形成した薄膜トランジ
    スタマトリックス装置の製造方法であって、 (A)前記薄膜トランジスタの、前記ゲートバスライン
    と接続するゲート電極層と、前記蓄積容量電極とを同一
    材料で同時に前記絶縁基板上に形成する工程と、 (B)前記ゲート電極、前記蓄積容量電極を覆ってゲー
    ト絶縁層を形成する工程と、 (C)前記薄膜トランジスタの部分で前記ゲート絶縁層
    に接して配置した第1の半導体層からなる能動層と、前
    記能動層上の第2の半導体層からなる一対のコンタクト
    層と、前記能動層を覆う保護膜と、前記一対のコンタク
    ト層を前記信号バスラインおよび前記画素電極に接続す
    る電極層とを積層すると同時に、前記蓄積容量電極と前
    記画素電極との交差領域で前記ゲート絶縁層の上に前記
    薄膜トランジスタを形成する層の一部と共通の材料で共
    通の層をなす積層体とを形成する工程とを有し、 前記積層体を形成する工程(C)は、 前記第1の半導体層又は前記第2の半導体層のうち少な
    くとも一方と前記ドレイン電極層ないしソース電極層と
    を積層する工程と同時に、前記蓄積容量電極の上方にも
    前記第1の半導体層又は前記第2の半導体層のうち少な
    くとも一方と共通の層をなす半導体層と、前記ドレイン
    電極層ないしソース電極層と共通の層をなす金属層と、
    を積層して積層体を形成する工程を含む薄膜トランジス
    タマトリックス装置の製造方法。
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