JP3209977U - 糸切カッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】刃を用いて糸を片手のみで簡便に切ることができ、かつ、刃を交換可能な、糸切カッタを提供すること。【解決手段】糸切カッタは、平面状の底面10aから上面に貫通する、刃を挿入可能な孔部10cが形成されたベース10、ベース10に固定され、孔部10cに挿入された刃を刃の刃先を平面に平行な一軸方向の一側に向けて係止するカバーを備える。糸切カッタは、刃をさらに備えてもよい。刃をベース10の孔部10cに挿入し、刃を係止部材により係止することにより、相対的に一軸方向の一側から他側に一軸方向に交差する方向に張った糸を引くことで、片手のみで刃を用いて糸を切ることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、刃を用いて糸を切る糸切カッタに関する。
魚釣りにおいて釣り糸を切断する切断具が利用される。切断具として、例えば特許文献1には、対向して設けられた一対の板体を有し、その一端部に刃を有し、他端部は向かい合わせたまま接近し、合掌状に合わされて、一体的に止着された接合部が形成された釣り糸用ラインカッタが開示されている。一方の手で釣り糸を持ち、片方の手で釣り糸用ラインカッタを持って、2つの刃の間に釣り糸を狭圧することで、切る。
しかし、特許文献1に開示された釣り糸用ラインカッタを用いて釣り糸を切るためには、ラインカッタを把持する手と釣り糸を把持する手との両手を使用する。片手のみで切れるものではない。
また、糸を切るカッタにおいては、刃が他の部材よりも短期間で損傷(劣化)するので、刃が安価でありかつ交換可能であることが好ましい。
特開2006−042632号公報
本考案は、刃を用いて糸を片手のみで簡便に切ることができ、かつ、刃を交換可能な、糸切カッタを提供することを課題とする。
本考案の糸切カッタは、
刃を用いて糸を切る糸切カッタであって、
平面状の底面と、略平面上の上面と、前記底面から前記上面に貫通し前記刃を挿入可能な孔部とを有するベースと、
前記ベースに固定され、前記孔部に挿入された前記刃を該刃の刃先を前記平面に平行な一軸方向の一側に向けて係止する係止部材を有するカバーと、
を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、ベースの孔部に刃を挿入し、刃先を平面に平行な一軸方向の一側に向けてベースに固定された係止部材により係止することで、相対的に一軸方向の一側から他側に一軸方向に交差する方向に張った糸を送り出して、刃を用いて糸を切ることができる。また、ベースの平面上の底面を被固定面上に固定に、例えば両面テープを用いてこていすることが容易である。また、平面状の底面を被固定面に両面テープ等で固定し、糸を把持する片手のみで糸を切ることができる。
本考案の糸切カッタは、
前記係止部材は、前記刃の前記一軸方向の他側を係止する第1の溝部を有することを特徴とする。
この特徴によれば、係止部材の第1の溝部により刃の一軸方向の他側を係止することで、刃を位置決めし、糸を切る際の刃の移動を防止することができる。
本考案の糸切カッタは、
前記カバーは、前記刃の前記平面に垂直な方向の端部を係止する第2の溝部を有することを特徴とする。
この特徴によれば、係止部材の第2の溝部に刃の平面に垂直な方向の端部を係止することで、平面状の底面を被固定面に両面テープ等で固定した際に、係止部材の第2の溝部と両面テープ等とによって、平面に垂直な方向について位置決めして係止することができる。
本考案の糸切カッタは、
前記カバーは、前記第2の溝部を下面に有し前記下面が前記平面に略平行な柱状の張出部を含むことを特徴する。
この特徴によれば、ベースの上面と略平行な張出部を含むことで、ベースの上面と張出部との間に糸を挿入して切ることができる。
本考案の糸切カッタは、
前記ベースの孔部は、前記一軸方向に延び、
前記ベースは、前記孔部の一部の幅を狭める突起を有することを特徴とする。
この特徴によれば、ベースの孔部は一軸方向に拡がり、ベースは孔部の一部の幅を狭める突起を有することで、刃を挿入可能な孔部の遊びを制限し、一軸方向に対する刃の角度の変動を抑制することができる。
本考案の糸切カッタは、
前記ベースは、外縁部に円弧状の凹部を有することを特徴とする。
この特徴によれば、ベースが外縁部に円弧状の凹部を有することで、例えば両面テープを用いてベース(糸切カッタ)を被固定物に固定した際に凹部にコインを挿入してベース(糸切カッタ)を剥離することができる。その結果、刃を交換することができる。
本考案の糸切カッタは、
前記刃をさらに備える、ことを特徴とする。
この特徴によれば、刃を備えた糸切カッタが提供される。
本考案の糸切カッタは、
前記刃は、前記一軸方向を長辺とする平行四辺形状を有し、該平行四辺形の斜辺の1つに前記刃先を有し、
前記第1の溝部の内面は、前記平行四辺形の斜辺と平行に前記平面に対して傾斜することを特徴とする。
この特徴によれば、刃は平行四辺形の斜辺の1つに刃先を有し、平面に対して鋭角に傾斜する係止部材の第1の溝部に、刃先を有する斜辺の対辺を係止することで、刃先を一軸方向の一側及びベース向きに向けて刃を一軸方向に位置決めして固定することができる。
本考案の糸切カッタは、
前記刃は、カッターナイフの一片であることを特徴とするタ。
この特徴によれば、安価な刃を適宜替えて使用することができる。
本考案によれば、刃を用いて糸を片手のみで簡便に切ることができ、かつ、刃を交換可能な、糸切カッタを提供することができる。
図1は、ベースの構成を示す図である。 図2は、カバーの構成を示す図である。 図3は、糸切カッタの構成を示す図である。 図4は、刃の装着を示す図である。
以下、本考案の実施形態について説明する。
糸切カッタ1は、刃30を用いて糸を切る切断具であり、ベース10及びカバー20を備える。なお、糸の種類、太さ等に応じて刃30を替えることにより、糸切カッタ1により釣り糸(テグス)、裁縫糸等、任意の糸を切断することができる。
図1に、ベース10の構成を示す。ベース10は、底面10a、上面10b、孔部10c、突起11及び凹部12を有する。図1(A)は上面10b側から見た図、図1(B)は底面10a側から見た図、図1(C)は図1(A)におけるC方向に見た図、図1(D)は図1(A)におけるD方向に見た図である。
底面10aは平面状に成形されている。これにより、底面10aを被固定面40に固定することが、例えば両面テープによって容易に可能である。
上面10bは、底面10aに平行な面である。底面10aと上面10bとの間の周縁はテーパ状に傾いている。ただし、周縁の形状は任意に設計してよい。
孔部10cは、図面左右方向に延び、図面右側が略円形状に拡がり、底面10aから上面に貫通する。孔部10cに刃30を挿入するものである。
一対の突起11は、互いに対向する孔部10cの内面のそれぞれに設けられ、孔部10cの一部の幅を狭めている。一対の突起11の間隔は、刃30の厚みに等しく又はそれよりやや大きく、一対の突起11により孔部10c内で刃30を把持する。
凹部12は、その側面12bが円弧状である。また、凹部12の上には凸部12aが設けられている。例えばベース10の底面を両面テープにより被固定面に付着した場合に、凹部12にコインを挿入し、コインを周回して凸部12aを押し上げることで被固定面からベース10を引き剥がすことができる。図1(D)に示すように、円弧状の凹部12bがあり、そこにコインを挿入し、上方の凸部12aを押し上げることができる。
図2に、カバー20の構成を示す。図2(A)は上面側から見た図、図2(B)は底面側から見た図、図2(C)は図2(A)におけるC方向に見た図である。カバー20は、刃30を係止する部分である。カバー20は、カバー本体21、張出部22、突起23及び係止部材24を有する。
カバー本体21は、孔部10cの図面右側の略円形状の箇所を被覆している。
張出部22は、カバー本体21の図面左端から図面左側に張り出す柱状の部材であり、ベース10の上面10bから上方に離間して、その下面に図面左右方向に延びる第2の溝部22aが形成されている。張出部22の先端下面は、基端から先端に向かってベース10から離間する方向に傾いている。張出部22は、孔部10cの図面左側の矩形状の箇所を被覆している。
張出部22とベース10の上面10bとの間に糸を図面左側から挿入すると、糸が刃によって切られる。
一対の突起23は、ベース10の突起11の上部に設けられている。ベース10の突起11とカバー20の突起23とを合わせ、一連の突起として刃30を把持する。
係止部材24は、側面視台形状を有し、その斜辺に第1の溝部24aが形成される部材である。ここで、第1の溝部24aは、その内面を底面10aに対して鋭角に(図面下方を向けて)傾斜する。係止部材24は、第1の溝部24aを図面左方に向けて逆側端部を側面12に接続して、空洞21a内に配置される。第1の溝部24aにより、刃30の刃先31を有する斜辺の対辺を係止することで、刃30を図面右方向に移動させずに糸を安定して切ることができる。
図3に糸切カッタ1の構成を示す。図3(A)は上面側から見た図、図3(B)は底面側から見た図、図3(C)は図3(A)におけるC方向に見た図である。糸切カッタ1は、ベース10とカバー20とから構成され、ベース10とカバー20とは一体に成形されている。ベース10とカバー20とは別々の部材ではなく、全体として1の糸切カッタ1を構成する。本明細書では機能を示すために便宜的にベースとカバーとに分けて説明しているものである。ベース10を被固定面40に固定することで、糸切カッタ1の全体が固定される。
図3(C)に示すように、ベース10の上面10bとカバー20の張出部22とは、略平行に配されている。後述のように、ベース10の上面10bとカバー20の張出部22との間に刃30を配し、糸を挿入して切ることができる。
図4に刃の装着を示す。図4(A)は図3(C)に刃30を破線で追加した図、図4(B)は刃の装着部を示す図であり、図3(B)のS−S線断面に係るものである。
図4(B)に示すように、刃30は平行四辺形状であり、上辺が第2の溝部22aに、下辺が被固定面40に、図面上右側の斜辺が第1の溝部24aに係止されている。
刃30は、図面上下方向には第2の溝部22aと被固定面40(両面テープによって固定した場合には両面テープ40)によって係止され、第2の溝部22aと被固定面40との距離が刃30の高さと一致すれば固定される。
刃30は、図面左右方向には第1の溝部24aによって図面右方向への移動を防止される。この状態において張られた糸を張出部22とベース10の間で図面右方向に引いて糸を切ることができる。
刃30は、図面垂直方向(図の手前側及び奥側の図に表れない方向)には、突起11及び23によって係止される。第1の溝部24a及び第2の溝部22aによっても係止されるが、突起11及び23によって確実に係止する。
以上に述べたように、刃30は係止されており、刃先31は係止のないベース10の上面10bとカバー20の張出部22との間に存在する。ベース10の上面10bとカバー20の張出部22との間に糸を挿入して切ることができる。
糸切カッタ1は被固定面40固定されており、糸切カッタ1を把持せずに片手のみで糸を引いて切ることが可能である。
糸切カッタ1を固定する被固定面40は、任意に選択することができるが、釣糸を切るのであれば、釣具入れの容器の側面を用いることができる。また、裁縫の意図を切るのであれば、裁縫台の上面とすることができる。その他、用途によらずに、衣服のボタン糸に掛ける板などを用いることもできる。
糸切カッタ1を被固定面40に固定するには、底面10aが平面であるので、両面テープを用いることができる。この場合、図4において被固定面40として示した箇所には両面テープがあることになる。
両面テープを用いる場合、凹部12にコインを挿入し、コインを周回して凸部12aを押し上げることで被固定面から糸切カッタ1を引き剥がすことができる。刃30(刃先31)が他の部分よりも短時間で劣化するので、刃30を交換するためである。また、刃30は、例えば、カッターナイフの一片であるとする。それにより、安価な刃30を用い、適宜交換することができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る糸切カッタ1は、平面状の底面10aを被固定面40に容易に固定することができ、片手のみで刃30を用いて糸を切ることができる。また、刃30を適宜交換することができる。
刃を用いて糸を片手のみで簡便に切ることができ、かつ、刃を交換可能な、糸切カッタである。多くの釣人、裁縫愛好者等による利用が考えられる。
1 糸切カッタ
10 ベース
10a 底面
10b 上面
10c 孔部
11 突起
12 凹部
12a 凸部
20 カバー
21 カバー本体
22 張出部
22a 第2の溝部
23 突起
24 係止部材
24a 第1の溝部
30 刃
31 刃先
40 被固定面(両面テープ)

Claims (9)

  1. 刃を用いて糸を切る糸切カッタであって、
    平面状の底面と、略平面上の上面と、前記底面から前記上面に貫通し前記刃を挿入可能な孔部とを有するベースと、
    前記ベースに固定され、前記孔部に挿入された前記刃を該刃の刃先を前記平面に平行な一軸方向の一側に向けて係止する係止部材を有するカバーと、
    を備えることを特徴とする糸切カッタ。
  2. 前記係止部材は、前記刃の前記一軸方向の他側を係止する第1の溝部を有することを特徴とする、請求項1に記載の糸切カッタ。
  3. 前記カバーは、前記刃の前記平面に垂直な方向の端部を係止する第2の溝部を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の糸切カッタ。
  4. 前記カバーは、前記第2の溝部を下面に有し前記下面が前記平面に略平行な柱状の張出部を含むことを特徴する、請求項3に記載の糸切カッタ。
  5. 前記ベースの孔部は、前記一軸方向に延び、
    前記ベースは、前記孔部の一部の幅を狭める突起を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の糸切カッタ。
  6. 前記ベースは、外縁部に円弧状の凹部を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の糸切カッタ。
  7. 前記刃をさらに備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の糸切カッタ。
  8. 前記刃は、前記一軸方向を長辺とする平行四辺形状を有し、該平行四辺形の斜辺の1つに前記刃先を有し、
    前記第1の溝部の内面は、前記平行四辺形の斜辺と平行に前記平面に対して傾斜する、請求項7に記載の糸切カッタ。
  9. 前記刃は、カッターナイフの一片であることを特徴とする、請求項8に記載の糸切カッタ。
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