JP3209823U - 商品陳列棚装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特に売ろうを考えている商品に対するプロモーション効果を強める商品陳列棚装置を提供する。【解決手段】複数段の棚構成部8の最上段の天板30上にプロモーション用空間9を設けて、購買意欲を誘起させるようなプロモーション用部材を配設する。商品需要者に、複数の棚構成部8の商品とは異なる意匠的印象を与えることができるので、プロモーション効果が向上する。【選択図】図3
Description
本考案は商品陳列棚装置に関し、特に商品の販売促進効率を高めるようにしたものである。
例えばフレグランス商品(すなわち香水などの芳香化粧品)は、商店の店頭に設置された商品陳列棚装置において、商品の外観を需要者に提示すると共に、需要者は商品を一つずつ品定めができるように必要に応じて複数の陳列棚に商品を並べて見せる構成のものが提案されている(特許文献1〜3参照)。
ところで、この種の商品陳列棚装置はその目的から考えると、販売店内において需要者が展示商品を注目し易いような位置に設置されるものであるから、並べられている各商品を、できるだけコンパクト(あまりスペースを取らずに)で、商品一つずつが美しく配列されていると感じさせながら、明確に見分けることができるように、展示できる構成をもっていることが、商品展示販売効果上、実効性が大きい。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、できるだけ商品の販売促進効果を向上させることができるようにした商品陳列棚装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本考案においては、複数段の棚構成部8の商品陳列ケース28に商品を配設することにより、当該商品を見た商品需要者の購買意欲を誘起させるようなプロモーション効果を生起させるようにした商品陳列棚装置1において、棚構成部8の最上段の天板30上にプロモーション用空間9を形成し、当該プロモーション用空間9にプロモーション効果を強めるプロモーション用部材を配設するようにする。
本考案によれば、複数段の棚構成部の最上段の天板上にプロモーション用空間を設けて、プロモーション用部材を配設できるようにしたことにより、商品需要者に、複数の棚構成部の商品構成とは異なる意匠的印象を与えることができるので、現在特に売ろうと考えている商品に対するプロモーション効果を強める商品陳列棚装置を実現できる。
以下図面について、本考案の一実施の形態を詳述する。
図1は、全体として商品陳列棚装置1を正面から見た構成を示すもので、図2に示すように、前後方向に薄い長方形状を有し、その基部3の四隅に設けられた4つの支持具4によって床面5上に移動自在に設置される。
基部3は、図3に示すように支持具4が取り付けられた重量が比較的大きいアングルによって四角枠状に構成された支持部材6を有し、当該支持部材6の左右後端部から上方に2本のスリットパイプ7L及び7Rが突出され、当該2本のスリットパイプ7L及び7R間に3段の棚構成部8が設けられていると共に、その最上端部にプロモーション用空間9が設けられている。
この実施の形態の場合、スリットパイプ7L及び7Rの最上端部はアングル状の結合具10によって結合され、これにより支持部材6と、スリットパイプ7L及び7Rと、結合具10とによって商品陳列棚装置1の骨組み本体11が形成されている。
3段の棚構成部8の下段には、商品の展示を配設しない箱状の巾木部材12が設けられ、かくして商品陳列棚装置1の骨組み本体11の重量的バランスの安定性を確保するようになされている。
第1段目、第2段目及び第3段目の棚構成部8は、図4に示すように左及び右部に立設されたスリットパイプ7L及び7R間に供架された供架部材15によって分割されることにより、供架部材15上に配設された商品を商品陳列棚装置1の表面側から目視確認できるようになされている。
供架部材15は、各段ごとに、左及び右スリットパイプ7L及び7Rから、ほぼ平行に、前方に突出する一対の支持板24L及び24R上に、前後方向にスライド動作するスライド機構21を有する。
スライド機構21は、図4に示すように、スリットパイプ7L及び7Rに上下方向に穿設された複数例えば3つのスリット22に根元に設けられた突起23を嵌め込むことにより、スリットパイプ7L及び7Rから前方に突出するように固着された支持板24L及び24R上に設けられている。
スライド機構21はベアリング機構を間に挟んだ凸形状の内側スライド板25及び凹形状の外側スライド板26を上下方向に嵌め合せた構成を有し、外側スライド板26を支持板24L及び24Rに固着させるのに対して、左及び右側のスライド機構21の内側スライド板25上に載るように設けられた商品設置板27を介して内側スライド板25が商品陳列ケース28に固着させる。
この実施の形態の場合、供架部材15は、左及び右側の支持板24L及び24R間に設けられた補強部材29A及び29Bによって補強されている。
これにより商品陳列ケース28は、図4に示す商品陳列棚装置1内に引き込まれた状態から、図5に示す商品陳列棚装置1から前方に引き出されたとき、内側スライド板25が外側スライド板26内に収まっている状態から前方にスライドすることにより、商品陳列ケース28が、商品設置板27と一体に前方に引き出される状態になるようになされている。
かかる構成に加えて、この実施の形態の場合の商品陳列棚装置1は、図4に示すように、3段の棚構成部8の最上段の天板30と、当該天板30の後端部分から上方に突出する背後板31とが設けられ、これにより背後板31と天板30との間にプロモーション用空間9が形成されている。
ここで、プロモーション用空間9は、『特定の商品について、特に他の商品とは区別して、商品の販売促進させるために宣伝を行う』(これを「プロモーション」と呼ぶ)ための部材を配設する空間として用いられる。
そのような部材としては、例えば『当該商品(例えば香水)を著名なサッカー選手も使用していることをイメージさせる画像や、商品のサンプルなど』を意匠的にデザインした構成のものを例示できる。
かくして3段の棚構成部8においては、通常行われる一般的な商品紹介空間としての商品の販売効果を狙った商品のアピールをするのに対して、当該3段の棚構成部8の天板30の上側にあるプロモーション用空間9において特に販売効果を高めるための商品のアピールを、当該3段の棚構成部8とは意匠効果を際立って異ならせるようなイメージによって提供する。
このようにすればプロモーション用空間9に展開される意匠的効果は、需要者の目を引き付けさせることができ、この分販売効率を高めるような商品陳列をすることができる。
商品陳列ケース28は、それぞれ、内部に2段の陳列棚35Aを有し、前面がアクリル製の前面透明板35Bによって閉塞されていると共に、後面がアクリル製の後面ミラー板35Cによって閉塞され、これにより、商品需要者は2段の陳列棚35Aに陳列された商品を前面透明板35Bを透して直接見ることができると共に、後面ミラー板35Cによって鏡映像として見ることができる。
各段の棚構成部8において、商品陳列ケース28の前面透明板35B及び後面ミラー板35C間の間隔は、前面透明板35Bと商品陳列棚装置1の背板36との間隔のほぼ1/2の大きさに選定され、これにより図5に示すように、商品陳列ケース28が前方に引き出されたとき、商品陳列ケース28の奥行きとほぼ同じ大きさの空間にストック商品の在庫状態が確認できる商品ストック在庫置場40を形成している。
以上の構成において、3段の棚構成部8の上部にプロモーション用空間9を設けるようにしたことにより、商品陳列棚装置1の最上段の目につき易い位置に、特に売り出したい商品を効果的に販売促進のために宣伝を行うことができる。
また商品需要者は、図4に示すように、商品陳列棚装置1内に各棚構成部8、従って商品陳列ケース28が引き込まれた状態において、前面透明板35Bを通して商品陳列ケース28内の商品を直接に見ることができる。
このとき商品陳列ケース28内の商品の映像が後面ミラー板35Cによって反射されることにより商品の裏側をも見ることができる。
この実施の形態の場合、商品需要者は見た結果に応じて、商品の1つを購入する場合は、商品ごとに用意されている商品サンプル棚41のサンプル商品42を参照しながら、商品紹介カード43をレジに持参することにより、商品を購入することができる。
商品陳列ケース28の商品の在庫を確認する場合、当該商品陳列棚装置1の管理者は、各段の棚構成部8について、スライド機構21の鍵を解錠して(各スライド機構21には陳列された商品の盗難防止のため鍵が設けられている)、内側スライド板25を前方にスライドさせることにより、図5に示すように、商品陳列ケース28の後側に設けられている商品ストック在庫置場40にあるストック商品の種類、個数を確認しながら、指定された商品を取り出して商品需要者に手渡す。
このときストック商品に不足があれば、管理者は不足分の商品を補充することにより、商品陳列棚装置1には各段の商品陳列ケース28の後側部分に常時重量物を置くことになるので、全体として前傾するおそれを防止できる。
これに加えて、各段の棚構成部8の商品陳列ケース28の後側にストック商品を分散させるように保持させたことにより、ストック商品を在庫させるための棚を特設する必要性をなくし得る。
因みに、従来は、ストック商品を在庫させるための棚を、棚構成部8の棚と並べて、前方から開閉できる扉をつけて設けるようにしていたが、この扉をつけた分、商品需要者が商品を観察できる表面の面積を小さくするため、商品の展示効果が悪くなっていたが、この実施の形態のようにしたことにより、この問題を有効に解決できる。
店頭に並べる商品陳列棚に適用できる。
1……商品陳列棚装置、3……基部、4……支持具、7L、7R……スリットパイプ、8……棚構成部、9……プロモーション用空間、10……結合具、12……巾木部材、15……供架部材、22……スリット、23……突起、24L、24R……支持板、25……内側スライド板、26……外側スライド板、27……商品設置板、28……商品陳列ケース、30……天板、31……背後板、35A……陳列棚、35B……前面透明板、35C……後面ミラー板、41……商品サンプル棚、42……サンプル商品、43……商品紹介カード。
Claims (5)
- 複数段の棚構成部の商品陳列ケースに商品を配設することにより、当該商品を見た顧客の購買意欲を誘起させるようなプロモーション効果を生起させるようにした商品陳列棚装置において、
上記棚構成部の最上段の天板上にプロモーション用空間を形成し、当該プロモーション用空間に上記プロモーション効果を強めるプロモーション用部材を配設する
ことを特徴とする商品陳列棚装置。 - 上記各段の棚構成部の上記商品陳列ケースの後側位置に、ストック商品を配設するための商品ストック在庫置場を形成し、上記商品陳列ケースは前面透明板及び後面ミラー板で構成されていることにより、上記商品ストック在庫置場に配設されているストック商品が上記棚構成部の前面側から陳列商品の一部として見えるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚装置。 - 上記各段の棚構成部の上記商品ストック在庫置場の上記ストック商品は、在庫点数を把握し易い形態で配設されている
ことを特徴とする請求項2に記載の商品陳列棚装置。 - 上記各段の棚構成部の上記商品ストック在庫置場の上記ストック商品は、上記商品陳列棚装置が前傾するのを防止する部材として作用する
ことを特徴とする請求項2に記載の商品陳列棚装置。 - 上記各段の棚構成部は、それぞれ、上記商品陳列棚装置前面側から前方に引き出すことができる
ことを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚装置。
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