JP3208916B2 - 誘電体共振器の保持構造 - Google Patents
誘電体共振器の保持構造Info
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Description
どの移動体通信システムにおける基地局用フィルタなど
に用いる誘電体共振器の保持に関するものである。
テムの発達につれて、基地局用のフィルタとして誘電体
共振器を用いたフィルタの需要が伸びている。誘電体共
振器は比較的比重が大きく(5から10程度)また大型
(共振周波数1GHzで約60φ×30mm)であるの
で、堅牢に且つ共振器としての品質(Q)を落とすこと
なく保持することが重要である。以下に図面を参照しな
がら、従来の誘電体共振器の保持方法の一例について説
明する。
示すものである。図11において、111は誘電体共振
器、112は支持部材、113はガラス接着剤である。
ここで、ガラス接着剤113の主材料はガラスであり、
ガラスの融点まで温度を上げてガラスを溶解させて接着
させるものである。誘電体共振器111は、支持部材1
12にガラス接着剤113によって接着され、固定され
ている。
うな構成では、誘電体共振器の支持の方法としてガラス
接着剤を用いているために共振器と支持部材を高い温度
(ガラスの融点)まで昇温する必要があること、さらに
ガラスの機械的強度の信頼性も低いこと、また、支持部
材の中心と誘電体共振器の中心を一致させるためにはそ
のための特別な治具が必要であることなどの複数の問題
点を有していた。
数で容易に且つ昇温させる必要性がなく、必要充分な強
度をもち、また所望の位置、たとえば支持部材と誘電体
共振器の中心を一致させた位置に設定することが容易な
誘電体共振器の支持方法を提供する。
めに本発明の誘電体共振器の保持構造は、基地局用フィ
ルタに用いる誘電体共振器であって、略中央部に貫通孔
を有する誘電体共振器と、前記貫通孔とほぼ同じ大きさ
の凸部を有する支持部材を用いて前記貫通孔と前記凸部
とを直接嵌合させて前記誘電体共振器を固定すること、
もしくは誘電体共振器の略中央部に貫通孔を構成し、略
中央部にボルトが通る貫通孔を有する支持部材と、略中
央部にボルトが通る貫通孔を有する押さえ部材とを用
い、前記支持部材と前記押さえ部材とで前記誘電体共振
器を挟み込むとともに前記誘電体共振器の貫通孔にボル
トを通して締め付けて前記誘電体共振器を固定して前記
ボルトの外側面と前記貫通孔の内壁面との間に空間が形
成されており、押さえ部材、ボルト及び支持部材の内の
少なくとも一つが前記誘電体共振器に設けられた貫通孔
とほぼ同じ大きさの凸部を有しており、前記誘電体共振
器に設けられた貫通孔と前記凸部とを直接嵌合するこ
と、もしくは誘電体共振器の略中央部に貫通孔を構成
し、略中央部にボルトが通る貫通孔を有する支持部材
と、頭部が前記誘電体共振器の貫通孔より大きく且つネ
ジ部が前記支持部材の貫通孔を通るボルトを用いて、前
記支持部材と前記ボルトとで前記誘電体共振器を挟み込
むとともに前記誘電体共振器の貫通孔に前記ボルトを通
して締め付けて前記誘電体共振器を固定して前記ボルト
の外側面と前記貫通孔の内壁面との間に空間が形成され
ており、ボルト及び支持部材の内の少なくとも一つが前
記誘電体共振器に設けられた貫通孔とほぼ同じ大きさの
凸部を有しており、前記誘電体共振器に設けられた貫通
孔と前記凸部とを直接嵌合するすることを特徴としたも
のである。
材と誘電体共振器とに貫通させるとともに、さらに外部
の構造物に設けた貫通孔に通して固定することを特徴と
したものであり、また、ボルトが誘電体材料であること
を特徴としたものであり、前記誘電体材料が樹脂類また
はセラミック類を主成分とすることを特徴としたもので
ある。
などを使用せずに、少ない部品点数で容易且つ堅牢に誘
電体共振器を支持することができ、さらに支持部材の凸
部もしくはボルトを誘電体共振器の位置合わせに利用す
ることができる。
共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器の中心に形成してある貫通孔、12
は支持部材、12′は支持部材の凸部である。図1に示
すように、支持部材12の凸部12′を誘電体共振器1
1の貫通孔11′の大きさとあわせて設計すれば、誘電
体共振器11の貫通孔11′に支持部材12の凸部1
2′を嵌合させることによって誘電体共振器11を支持
部材12と一体化することができる。すなわち、支持部
材12の凸部12′を誘電体共振器11の貫通孔11′
に嵌合させることにより、ガラス接着剤などを用いずに
堅牢に且つ確実に誘電体共振器11を保持することがで
きる。また、このとき凸部12′が誘電体共振器11の
位置決めの役割をする。なお、図1には示していない
が、支持部材12をビスやネジによって外部の構造物に
固定することにより、容易に且つ堅牢に誘電体共振器1
1を支持することが可能となる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器の中心に形成してある貫通孔、22
はポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂類で構成され
た支持部材、22′は支持部材の凸部、23は支持部材
の凸部22′の略中央部にねじ込まれているビスであ
る。図2に示すように、支持部材22の凸部22′を誘
電体共振器21の貫通孔21′にほぼ嵌合するような形
状にし、貫通孔21′に挿入したのち、支持部材の略中
央部にビス23をねじ込むことによって、樹脂類ででき
た支持部材22の凸部22′の先端部が膨らみ、誘電体
共振器21の貫通孔21′の内壁を押さえつける力を強
くすることができる。以上の構成により、ガラス接着剤
などを用いずに堅牢に且つ確実に誘電体共振器21を保
持することができる。また、このとき凸部22′が誘電
体共振器21の位置決めの役割をする。なお、図2には
示していないが、支持部材22をビスやネジによって支
持部材22を外部の構造物に固定することにより、容易
に且つ堅牢に誘電体共振器21を支持することが可能と
なる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器31の中心に形成してある貫通孔、
32は支持部材、33は押さえ部材、34はボルト、3
5はナット、36は外部構造物の一部であり、支持部材
32および押さえ部材33それぞれの中央部はボルト3
4が通る様になっている。また、ボルト34およびナッ
ト35は、押さえ部材33、誘電体共振器31および支
持部材32の中心部を貫通してこれらを一体化すると同
時に、外部構造物36に固定する役目をしている。この
ようにボルト34を用いて、押さえ部材33と支持部材
32とで誘電体共振器31を挟み込んで保持し、さらに
外部構造物36に固定することができる。以上の構成に
より、ガラス接着剤などを用いずに堅牢に且つ確実に誘
電体共振器31を保持することができる。また、このと
きボルト34が誘電体共振器31の位置決めの役割をす
る。また、本発明の第3の実施例において示した方法を
用いると、誘電体共振器31の貫通孔31′の内壁面と
ボルト34の外側面との間に空間を設けることができ、
支持部材32及びボルト34によるQの劣化を抑えるこ
とができる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器41の中心に形成してある貫通孔、
42は支持部材、42′は貫通孔41′に嵌合するよう
に支持部材42の中央部に形成された凸部、43は押さ
え部材、44はボルト、45はナット、46は外部構造
物の一部であり、支持部材42および押さえ部材43そ
れぞれの中央部はボルト44が通る様になっている。ま
た、ボルト44およびナット45は、押さえ部材43、
誘電体共振器41および支持部材42の中心部を貫通し
てこれらを一体化すると同時に、外部構造物46に固定
する役目をしている。このようにボルト44を用いて、
押さえ部材43と支持部材42とで誘電体共振器41を
挟み込んで保持し、さらに外部構造物46に固定するこ
とができる。以上の構成により、ガラス接着剤などを用
いずに堅牢に且つ確実に誘電体共振器41を保持するこ
とができる。また、このとき凸部42′が誘電体共振器
41の位置決めの役割をする。また、本発明の第4の実
施例において示した方法を用いると、誘電体共振器41
の貫通孔41′の内壁面とボルト44の外側面との間に
空間を設けることができ、支持部材42及びボルト44
によるQの劣化を抑えることができる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造にを示す図である。
1′は誘電体共振器51の中心に形成してある貫通孔、
52は支持部材、52′は貫通孔51′に嵌合するよう
に支持部材52の中央部に形成された凸部、53は押さ
え部材、53′は貫通孔51′に嵌合するように押さえ
部材53の中央部に形成された凸部、54はボルトであ
り、支持部材52および押さえ部材53それぞれの中央
部はボルト54が通る様になっている。ボルト54によ
って、誘電体共振器51の貫通孔51′に嵌合している
支持部材52と押さえ部材53とを一体化させて、誘電
体共振器51を支持部材52および押さえ部材53で保
持することができる。以上の構成により、ガラス接着剤
などを用いずに堅牢に且つ確実に誘電体共振器51を保
持することができる。また、このとき凸部52′および
53′が誘電体共振器51の位置決めの役割をする。な
お、図5には示してないが、支持部材52をビスやネジ
によって外部の構造物に固定することにより、容易に且
つ堅牢に誘電体共振器51を支持することが可能とな
る。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器61の中心に形成してある貫通孔、
62は支持部材、62′は貫通孔61′に嵌合するよう
に支持部材62の中央部に形成された凸部、62″は凸
部62′の中央部から凸部62′よりも細く延びた凸
部、63は押さえ部材、64はボルトであり、支持部材
62および押さえ部材63それぞれの中央部はボルト6
4が通る様になっている。ボルト64によって、押さえ
部材63と誘電体共振器61の貫通孔61′に嵌合して
いる支持部材62とを一体化させて、誘電体共振器61
を支持部材62および押さえ部材63で保持することが
できる。以上の構成により、ガラス接着剤などを用いず
に堅牢に且つ確実に誘電体共振器61を保持することが
できる。また、このとき凸部62′が誘電体共振器61
の位置決めの役割をする。なお、図6には示してない
が、支持部材62をビスやネジによって外部の構造物に
固定することにより、容易に且つ堅牢に誘電体共振器6
1を支持することが可能となる。また、誘電体共振器6
1の貫通孔61′の内壁面と支持部材62″の外側面と
の間に空間を設けることにより、支持部材62″及びボ
ルト64によるQの劣化を抑えることができる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器71の中心に形成してある貫通孔、
72は支持部材、72′は貫通孔71′に嵌合するよう
に支持部材72の中央部に形成された凸部、73は押さ
え部材、74はボルトであり、支持部材72および押さ
え部材73それぞれの中央部はボルト74が通る様にな
っている。ボルト74によって、押さえ部材73と誘電
体共振器71の貫通孔71′に嵌合している支持部材7
2とを一体化させて、誘電体共振器71を支持部材72
および押さえ部材73で保持することができる。以上の
構成により、ガラス接着剤などを用いずに堅牢に且つ確
実に誘電体共振器71を保持することができる。また、
このとき凸部72′が誘電体共振器71の位置決めの役
割をする。なお、図7には示していないが、支持部材7
2をビスやネジによって外部の構造物に固定することに
より、容易に且つ堅牢に誘電体共振器71を支持するこ
とが可能となる。また、誘電体共振器71の貫通孔7
1′とボルト71の外側面ととの間に空間を設けること
により、支持部材72及びボルト71によるQの劣化を
抑えることができる。
体共振器の保持構造にについて図面を参照しながら説明
する。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器81の中心に形成してある貫通孔、
82は支持部材、84はボルト、85はナット、86は
外部構造物の一部であり、支持部材82の中央部にボル
ト84が通る様になっている。ボルト84の頭部84′
は誘電体共振器81の貫通孔81′よりも大きい形状で
ある。また、ボルト84およびナット85は、誘電体共
振器81および支持部材82の中心部を貫通してこれら
を一体化すると同時に、外部構造物86に固定する役目
をしている。このようにボルト84を用いて、ボルト頭
部84′と支持部材82とで誘電体共振器81を挟み込
んで保持し、さらに外部構造物86に固定することがで
きる。以上の構成により、ガラス接着剤などを用いずに
堅牢に且つ確実に誘電体共振器81を保持することがで
きる。また、このときボルト84が誘電体共振器81の
位置決めの役割をする。また、本発明の第8の実施例に
おいて示した方法を用いると、誘電体共振器81の貫通
孔81′とボルト84との間に空間を設けることがで
き、支持部材82及びボルト84によるQの劣化を抑え
ることができる。
体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明す
る。
体共振器の保持構造を示す図である。
1′は誘電体共振器91の中心に形成してある貫通孔、
92は支持部材、92′は貫通孔91′に嵌合するよう
に支持部材92の中央部に形成された凸部、94はボル
ト、95はナット、96は外部構造物の一部であり、支
持部材92の中央部はボルト94が通る様になってい
る。ボルト94の頭部94′は誘電体共振器91の貫通
孔91′よりも大きい形状である。また、ボルト94お
よびナット95は、誘電体共振器91および支持部材9
2の中心部を貫通してこれらを一体化すると同時に、外
部構造物96に固定する役目をしている。このようにボ
ルト94を用いて、ボルト頭部94′と支持部材92と
で誘電体共振器91を挟み込んで保持し、さらに外部構
造物96に固定することができる。以上の構成により、
ガラス接着剤などを用いずに堅牢に且つ確実に誘電体共
振器91を保持することができる。また、このとき凸部
92′が誘電体共振器91の位置決めの役割をする。ま
た、本発明の第9の実施例において示した方法を用いる
と、誘電体共振器91の貫通孔91′とボルト94との
間に空間を設けることができ、支持部材92及びボルト
94によるQの劣化を抑えることができる。
電体共振器の保持構造について図面を参照しながら説明
する。
誘電体共振器の保持構造を示す図である。図10におい
て、101は誘電体共振器、101′は誘電体共振器1
01の中心に形成してある貫通孔、102は支持部材、
102′は貫通孔101′に嵌合するように支持部材1
02の中央部に形成された凸部、104はボルトであ
り、支持部材102の中央部はボルト104が通る様に
なっている。ボルト104の頭部104′は誘電体共振
器101の貫通孔101′よりも大きい形状である。ボ
ルト104によって、誘電体共振器101と誘電体共振
器101の貫通孔101′に嵌合している支持部材10
2とを一体化させて、誘電体共振器101を支持部材1
02およびボルト104で保持することができる。以上
の構成により、ガラス接着剤などを用いずに堅牢に且つ
確実に誘電体共振器101を保持することができる。ま
た、このとき凸部102′が誘電体共振器101の位置
決めの役割をする。なお、図10には示してないが、支
持部材をビスやネジによって外部の構造物に固定するこ
とにより、容易に且つ堅牢に誘電体共振器を支持するこ
とが可能となる。また、本発明の第10の実施例におい
て示した方法を用いると、誘電体共振器101の貫通孔
101′とボルト104との間に空間を設けることがで
き、支持部材102及びボルト104によるQの劣化を
抑えることができる。
第6、第7、第9および第10の各実施例において、支
持部材12、22、42、52、62、72、92およ
び102もしくは押さえ部53に凸部12′、22′、
42′、52′、62′、72′、92′および10
2′もしくは53′を設けることにより、誘電体共振器
をより確実に保持できると共に誘電体共振器の位置決め
を行うことができる。また、本発明の第4、第6、第7
および第10の各実施例において、支持部材42、6
2、72および102に凸部42′、62′、62″、
72′および102を形成する代わりに、押さえ部材4
4、64および74もしくはボルト104に同様の凸部
を設けても同様の効果が得られ、より確実に誘電体共振
器を保持することができる。なお、本発明の第3の実施
例の支持部材32もしくは押さえ部材33のいずれかま
たはそれら両方および第8の実施例の支持部材102も
しくはボルト104のいずれかまたはそれら両方に、本
発明の第1、第2、第4、第5、第6、第7、第9およ
び第10の各実施例の支持部材12、22、42、5
2、62、72、92および102もしくは押さえ部5
3に設けた凸部12′、22′、42′、52′、6
2′、72′、92′および102′もしくは53′の
ように誘電体共振器の貫通孔と嵌合する凸部を設けても
かまわず、凸部を有する押さえ部材もしくはボルトを用
いると、より確実に誘電体共振器を保持できると同時に
誘電体共振器の位置決めが容易に行える構造とすること
ができる。
第7および第10の各実施例において、支持部材12、
22、52、62、72および102の外部構造物への
固定方法にはなんらの限定はなく、たとえばビスやネジ
のほかにも接着剤を用いて固定する方法などがある。ま
た、本発明の第5、第6、第7および第10の実施例に
おいては、たとえば本発明の第3、第4、第8および第
9の実施例で示したように、ボルト54、64、74お
よび104を用いて外部の構造物に固定する方法でもか
まわない。
において、誘電体共振器の共振周波数、組成および形
状、支持部材22を除くその他の支持部材、押さえ部材
およびボルトの材料や形状にはなんら限定はなく、たと
えば、実施例の中では支持部材は円柱状のもので記載し
たが、四角柱状などでも誘電体共振器に設けられた貫通
孔の大きさよりも大きくし、押さえ部材とで誘電体共振
器を挟み込んで保持できれば、同様の効果が得られる。
また、支持部材、押さえ部材およびボルトの材料として
は、ポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂類やフォル
ステライトおよびアルミナなどのセラミックス類を用い
ることができる。
貫通孔を設け、前記貫通孔に支持部材の凸部もしくはボ
ルトを嵌合または挿入することにより前記誘電体の保持
行うものであり、本発明によれば、ガラス接着剤などを
使用しないので昇温させる必要性がなく、少ない部品点
数で容易に且つ必要充分な強度をもち、また所望の位
置、たとえば前記支持部材と前記誘電体共振器の中心を
一致させた位置関係にすることも容易に可能となる。
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
保持構造を示す図
器の保持構造を示す図
Claims (7)
- 【請求項1】基地局用フィルタに用いる誘電体共振器で
あって、略中央部に貫通孔を有する誘電体共振器と、前
記貫通孔とほぼ同じ大きさの凸部を有する支持部材を用
いて前記貫通孔と前記凸部とを直接嵌合させて前記誘電
体共振器を固定することを特徴とする誘電体共振器の保
持構造。 - 【請求項2】基地局用フィルタに用いる誘電体共振器で
あって、略中央部に貫通孔を有する誘電体共振器と、前
記貫通孔に嵌合する凸部を有する支持部材を用い、誘電
体共振器の貫通孔に支持部材の凸部を嵌合させるととも
に、前記支持部材の前記凸部の略中央部にビスをねじ込
んで前記誘電体共振器を固定する誘電体共振器の保持構
造。 - 【請求項3】基地局用フィルタに用いる誘電体共振器で
あって、誘電体共振器の略中央部に貫通孔を構成し、略
中央部にボルトが通る貫通孔を有する支持部材と、略中
央部にボルトが通る貫通孔を有する押さえ部材とを用
い、前記支持部材と前記押さえ部材とで前記誘電体共振
器を挟み込むとともに前記誘電体共振器の前記貫通孔に
ボルトを通して締め付けて前記誘電体共振器を固定して
前記ボルトの外側面と前記貫通孔の内壁面との間に空間
が形成されており、 押さえ部材、ボルト及び支持部材の内の少なくとも一つ
が前記誘電体共振器に設けられた貫通孔とほぼ同じ大き
さの凸部を有しており、前記誘電体共振器に設けられた
貫通孔と前記凸部とを直接嵌合することを特徴とする誘
電体共振器の保持構造。 - 【請求項4】基地局用フィルタに用いる誘電体共振器で
あって、誘電体共振器の略中央部に貫通孔を構成し、略
中央部にボルトが通る貫通孔を有する支持部材と、頭部
が前記誘電体共振器の前記貫通孔より大きく且つネジ部
が前記支持部材の前記貫通孔を通るボルトを用いて、前
記支持部材と前記ボルトとで前記誘電体共振器を挟み込
むとともに前記誘電体共振器の前記貫通孔に前記ボルト
を通して締め付けて前記誘電体共振器を固定して前記ボ
ルトの外側面と前記貫通孔の内壁面との間に空間が形成
されており、 ボルト及び支持部材の内の少なくとも一つが前記誘電体
共振器に設けられた貫通孔とほぼ同じ大きさの凸部を有
しており、前記誘電体共振器に設けられた貫通孔と前記
凸部とを直接嵌合することを特徴とする誘電体共振器の
保持構造。 - 【請求項5】ボルトを、支持部材と誘電体共振器とに貫
通させるとともに、さらに外部の構造物に設けた貫通孔
に通して固定することを特徴とする請求項3または4に
記載の誘電体共振器の保持構造。 - 【請求項6】ボルトが誘電体材料である請求項3または
4に記載の誘電体共振器の保持構造。 - 【請求項7】誘電体材料は、樹脂類またはセラミック類
を主成分とする請求項6記載の誘電体共振器の保持構
造。
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---|---|---|---|
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JP09918193A JP3208916B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 誘電体共振器の保持構造 |
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JPH06310921A (ja) | 1994-11-04 |
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