JP3208891B2 - 自動充電装置 - Google Patents

自動充電装置

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JP3208891B2
JP3208891B2 JP02147193A JP2147193A JP3208891B2 JP 3208891 B2 JP3208891 B2 JP 3208891B2 JP 02147193 A JP02147193 A JP 02147193A JP 2147193 A JP2147193 A JP 2147193A JP 3208891 B2 JP3208891 B2 JP 3208891B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動充電装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】工場等の物流システムにおいて使用され
る無人搬送車としてのバッテリを動力源とした無人車が
広く使用されている。無人車に搭載されたバッテリは定
期的に充電する必要があり、充電は主に工場等の作業終
了以後の夜間や休日に行われている。従って、無人車の
充電には自動充電装置が使用され、本出願人は実開平4
−118743号公報に無人車のための自動充電装置を
提案している。この自動充電装置は充電ステーションに
設置されている。
【0003】無人車が充電ステーションに侵入すると制
御装置は充電電極装置のエアシリンダを無人車に向かっ
て押し出す。すると、エアシリンダの先端に設けられた
充電電極装置の地上側電極端子が無人車の車両側電極端
子に押圧される。エアシリンダを押し出すエアは電動コ
ンプレッサにより高圧にされて工場内に広く使用されて
いるものである。両電極端子が接続されると、制御装置
は充電器に充電開始を指示し、充電器から両電極端子を
介して無人車に搭載されたバッテリを充電する。所定の
時間経過後に充電が終了すると、制御装置は充電電極装
置のエアシリンダを引き戻して両電極端子を離間させ
る。無人車は両電極端子が離間した後に充電ステーショ
ンから出て、通常走行に復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な無人車に搭載されたバッテリの充電は通常では作業が
終了した後、例えば夜間や工場の休日等に行われる。
又、夜間や工場の休日等に不用な電源は止められるため
に電動コンプレッサも停止しエア供給源へのエアの供給
は行われない。従って、無人車への充電操作やエア洩れ
によりエア供給源のエア圧は低下する。その結果、地上
側電極端子が車両側電極端子に押圧される押圧力が低下
し、充電中に地上側電極端子が車両側電極端子より離間
してしまう。このため、バッテリは充電不足となってし
まう。又、両電極端子にかかる充電電圧は高圧であるの
で地上電極端子と車両側電極端子の間にアーク放電が起
こり両電極端子が劣化してしまう。
【0005】本発明の目的は、充電中に地上側電極端子
が押圧するエアシリンダがエア圧の低下により車両側電
極端子と離間するのを防ぎ、電極端子の劣化を起こすこ
とを未然に防止することができる自動充電装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、車両に搭載したバッテリに接続された車
両側電極端子に対して、地上側電極端子をシリンダにて
押圧し、前記車両側電極端子と地上側電極端子を介して
バッテリの充電を行う自動充電装置において、前記シリ
ンダに供給する流体の圧力又はシリンダの押圧力を検出
する圧力検出手段と、バッテリの充電を行っている間、
前記圧力検出手段が所定の圧力まで低下した時バッテリ
の充電を中断させる充電中断手段とを設けた。
【0007】
【作用】このように構成された本発明は、シリンダに供
給する流体の圧力又はシリンダの押圧力の低下を圧力検
出手段にて検出し、流体の圧力又はシリンダの押圧力の
低下により地上側電極端子と車両側電極端子が離間する
前にバッテリの充電を中断する。その結果、地上側電極
端子と車両側電極端子との間に起こるアーク放電によ
り、両電極端子が劣化するのを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図3は無人車1を用いた無人搬
送システムの概略構成を示すものである。路面上には電
磁誘導線2aが敷設された走行経路が形成されている。
電磁誘導線2a上の所定箇所には前記無人車1に運行情
報を指示するための運行マーク3aが配設されている。
又、電磁誘導線2aの途中には無人車1を充電ステーシ
ョンJに誘導するための引込誘導線2bが分岐してお
り、同引込誘導線2b上の所定箇所にも無人車1に運行
情報を指示するための運行マーク3bが配設されてい
る。
【0009】前記各運行マーク3a,3bは鉄板等を種
々のパターンで配置することによって、各運行情報を指
示できるようになっており、無人車1は前記運行マーク
3a,3bの運行情報を公知の方法で読み取るようにな
っている。
【0010】尚、本実施例では前記運行マーク3aの指
示する運行情報は、図3において無人車1を反時計方向
側へ後進スピンターンさせ、充電ステーションJに侵入
させるための運行情報であり。又、運行マーク3bが指
示する運行情報は、無人車1を時計方向側に前進スピン
ターンさせ、引込誘導線2bから電磁誘導線2aが敷設
された走行経路に復帰させる運行情報である。
【0011】次に、前記無人車1について説明する。図
1に示すように、無人車1はステアリングモータ4と走
行用モータ5によって駆動する操舵機構及び走行機構を
構成する駆動輪6と、これに追従走行する従動輪7との
正逆回転に従って前後進する。又、無人車1の下面には
前記運行マーク3a,3bを検出するためのマークセン
サ8が装着されている。マークセンサ8は各運行マーク
3a,3bを検出すると、その検出信号をコントローラ
Cへ出力するようになっている。そして、コントローラ
Cはマークセンサ8からの検出信号に基づいて、その運
行マーク3a,3bの運行情報を判断し、ステアリング
モータ4及び走行用モータ5の駆動制御を行う。
【0012】更に、無人車1の下面にはピックアップコ
イル9が装着されており、ピックアップコイル9によっ
て前記電磁誘導線2a及び引込誘導線2bを検出し、そ
の検出信号をコントローラCに出力するようになってい
る。そして、コントローラCはピックアップコイル9か
らの検出信号に基づいて、前記ステアリングモータ4の
駆動制御を行う。
【0013】又、無人車1の一方の側面には車両側光通
信機10が取着されている。車両側光通信機10は前記
コントローラCに接続されており、充電ステーションJ
と交信した場合、車両側光通信機10はコントローラC
に停止信号を出力するようになっている。コントローラ
Cは車両側光通信機10からの停止信号によって、ステ
アリングモータ4及び走行用モータ5を停止させるよう
になっている。
【0014】そして、前記無人車1には鉛蓄電池からな
るバッテリ11が積載され、バッテリ11の電力により
前記各モータ4,5や各種装置が駆動するようになって
いる。又、無人車1の後部には、受電部12が設けられ
ている。受電部12には車両側電極端子13a,13b
が設けられている。車両側電極端子13a,13bは無
人車1に搭載されたバッテリ11の端子に接続されてい
る。
【0015】図3に示すように、充電ステーションJに
は前記車両側光通信機10と交信する地上側光通信機1
4が設置されている。地上側光通信機14は無人車1が
充電ステーションJに侵入した場合に車両側光通信機1
0と対向する位置に設けられている。そして、前記無人
車1が引込誘導線2bにて形成された走行経路を後進走
行し、無人車1の側面に装着された車両側光通信機10
と前記地上側光通信機14とが対向した場合にコントロ
ーラCによって各モータ4,5が停止され、無人車1は
その位置で停止するようになっている。
【0016】前記地上側光通信機14と車両側光通信機
10とが交信して無人車1が停止した位置において、無
人車1の後部に設けられた受電部12に対向する位置に
は円柱状の支柱15が床面に立設されたいる。支柱15
には停止している無人車1に向かって延出した充電アー
ム16が連結されている。充電アーム16は無人車1の
受電部12に対向する高さに設定されている。
【0017】図1に示すように、充電アーム16はエア
シリンダとなっており、ピストンロッド16aが内挿さ
れている。ピストンロッド16aの先端には、電極ブラ
ケット17が支持されている。電極ブラケット17の端
面には前記車両側電極端子13a,13bと接続する地
上側電極端子18a,18bが上下に突出して設けられ
ている。
【0018】又、前記支柱15にはエア配管19a,1
9bが設けられている。エア配管19aは支柱15と充
電アーム16の接合部に設けられており、充電アーム1
6にエアを供給するようになっている。エア配管19b
は充電アーム16の下に充電アーム16に沿って支柱1
5から充電アーム16の先端に向かって設けられてい
る。そして、エア配管19bはエアを充電アーム16の
先端より供給するようになっている。エア配管19aを
介して充電アーム16にエアを供給すると、充電アーム
16に内挿されたピストンロッド16aがエアの圧力に
より充電アーム16前方に押し出される。又、エア配管
19bを介して充電アーム16にエアを供給すると、充
電アーム16に内挿されたピストンロッド16aがエア
の圧力で充電アーム16に引き戻される。
【0019】充電アーム16のエア配管19a,19b
は支柱15内部を通り、支柱15下部に配設されたエア
用電磁弁20に接続されている。支柱15の外側面には
圧力検出手段としてのプレッシャスイッチ21が配設さ
れている。前記エア用電磁弁20にはプレッシャスイッ
チ21を介してエアが供給される。プレッシャスイッチ
21はエアチューブ22を介してエア供給源23に接続
されている。プレッシャスイッチ21はエア供給源23
より供給されるエアの圧力を検出するようになってお
り、車両側電極端子13a,13bに対する地上側電極
端子18a,18bの押圧力が低下する圧力であってか
つ充電アーム16のピストンロッド16aを引き戻せる
だけの圧力まで低下した時に圧力低下信号を送出するよ
うになっている。
【0020】前記地上側電極端子18a,18bの充電
ケーブル24は支柱15内部を通り、支柱15下部から
地上局Tに接続されている。図3に示すように、地上局
Tは制御装置25と充電器26とから構成されている。
前記制御装置25には充電器26が接続されている。さ
らに、制御装置25には前記地上側光通信機14,エア
用電磁弁20及びプレッシャスイッチ21が接続されて
いる。そして、地上側光通信機14は前記車両側光通信
機10と交信した場合、無人車1が充電ステーションJ
の所定位置に停止した旨の信号を前記制御装置25に出
力する。
【0021】次に、無人車1と地上局Tの電気的構成を
説明する。図4に示すように、無人車1には搭載された
バッテリ11に接続された車両側電極端子13a,13
bが設けられている。又、無人車1のコントローラCに
は車両側光通信機10,ステアリングモータ4,走行用
モータ5,マークセンサ8及びピックアップコイル9が
接続されている。
【0022】地上局Tには車両側電極端子13a,13
bに対して押圧する地上側電極端子18a,18bが設
けられている。地上側電極端子18a,18bは充電ス
イッチ27を介して充電回路28に接続されている。充
電スイッチ27の充電コイル27aは制御装置25に接
続されており、制御装置25からの指令により充電コイ
ル27aが励磁制御され、オン(閉路)・オフ(開路)
されるようになっている。
【0023】充電回路28は整流回路29及び変圧器3
0を備えている。前記充電スイッチ27は整流回路29
を介して変圧器30に接続されている。変圧器30は電
磁スイッチ31を介して三相交流電源U,V,Wに接続
されている。電磁スイッチ31の電磁コイル31aは制
御装置25に接続され、制御装置25からの指令により
電磁コイル31aが励磁制御され、オン(閉路)・オフ
(開路)されるようになっている。
【0024】又、制御装置25には前記プレッシャスイ
ッチ21とエア用電磁弁20が接続されている。制御装
置25にはプレッシャスイッチ21が送出する圧力低下
信号が入力されるようになっている。又、制御装置25
にはエア供給源23から供給されるエアをエア用電磁弁
20を制御することによりエア配管19a,19bに適
宜切り替えて供給するようになっている。更に、制御装
置25には無人車1の充電が完了しなかったときに充電
異常を知らせる異常表示ランプ32が接続されている。
又、制御装置25は充電が完了しなかったときにコント
ローラCに地上側光通信機14及び車両側光通信機10
を介して充電中断信号を送出するようになっている。
【0025】次に、このように構成された自動充電装置
の作用を説明する。まず、通常充電時の自動充電装置の
作用について説明する。図3において、無人車1は電磁
誘導線2aが敷設された走行経路上を通常走行し、マー
クセンサ8によって運行マーク3aを検出するとコント
ローラCはその検出信号に基づいて運行マーク3aの配
置パターンを認識する。そして、その配置パターンに対
応する運行情報(この場合後進スピンターン走行)を判
断して、コントローラCはステアリングモータ4及び走
行用モータ5を駆動制御して無人車1を後進スピンター
ンさせ、無人車1を電磁誘導線2aと分岐した引込誘導
線2bの走行経路、即ち充電ステーションJに侵入させ
る。
【0026】無人車1が充電ステーションJに侵入する
と、無人車1の側面に取着された車両側光通信機10と
制御装置25に接続されている地上側光通信機14とが
対向して交信を行う。この時、コントローラCは車両側
光通信機10から停止信号を入力してステアリングモー
タ4及び走行用モータ5の駆動を停止させ、無人車1を
その位置に停止させる。
【0027】一方、地上側光通信機14は制御装置25
に無人車1が充電ステーションJの所定位置に停止した
旨の信号を出力し、同制御装置25はエア用電磁弁20
を制御してエアをエア配管19aに送り込む。この結
果、図2に示すように、充電アーム16に内挿されたピ
ストンロッド16aが無人車1に向かって押し出され
る。そして、電極ブラケット17に突設された地上側電
極端子18a,18bが無人車1の車両側電極端子13
a,13bに押圧される。
【0028】続いて、制御装置25は充電器26の充電
コイル27aを励磁操作して充電スイッチ27をオンに
する。この時、充電器26の電磁スイッチ31は電磁コ
イル31aが制御装置25に制御されてオンとなってい
る。従って、充電回路28から充電ケーブル24,地上
側電極端子18a,18b及び車両側電極端子13a,
13bを介してバッテリ11に電力が供給され、バッテ
リ11の充電が開始される。そして、所定の充電時間が
経過すると制御装置25は充電器26の充電コイル27
aを励磁操作し充電スイッチ27をオフにして充電が終
了する。制御装置25はエア用電磁弁20を制御してエ
ア配管19bにエアを送り込み、ピストンロッド16a
を引き戻す。ピストンロッド16aが引き戻されたこと
によって、地上側電極端子18a,18bは車両側電極
端子13a,13bから離間する。
【0029】その後、制御装置25は地上側光通信機1
4及び車両側光通信機10を介してコントローラCに充
電終了信号を出力する。コントローラCは充電終了信号
を入力するとステアリングモータ4及び走行用モータ5
を駆動して無人車1を前進走行させる。コントローラC
はマークセンサ8によって運行マーク3bを検知する
と、その検出信号に基づいて運行マーク3bの運行情報
(この場合前進スピンターン走行)を判断する。そし
て、コントローラCは無人車1を前進スピンターンさ
せ、再度電磁誘導線2aの走行経路に復帰させる。
【0030】上記動作が繰り返されて無人車1のバッテ
リ11は充電される。上記充電中にエアの圧力が低下し
てくると無人車1の車両側電極端子13a,13bに押
圧された地上側電極端子18a,18bの押圧力が低下
する。エアの圧力がプレッシャスイッチ21に設定され
た圧力まで低下すると、プレッシャスイッチ21は制御
装置25に圧力低下信号を送出する。制御装置25は圧
力低下信号を入力すると、充電器26の充電コイル27
aを励磁操作して充電スイッチ27をオフにする。そし
て、制御装置25はエア用電磁弁20を操作してエアを
エア配管19bに送り込み、ピストンロッド16aを充
電アーム16に引き戻す。
【0031】又、制御装置25は地上側光通信機14及
び車両側光通信機10を介してコントローラCに充電中
止信号を送出する。コントローラCは充電中止信号を入
力し、充電が終了していないので無人車1を充電する所
定位置に停止させておき電磁誘導線2aには復帰させな
い。更に、制御装置25は異常表示ランプ32を点灯し
て充電中断を外部に知らせる。
【0032】このように本実施例の自動充電装置におい
ては、地上側電極端子18a,18bが車両側電極端子
13a,13bに押圧するピストンロッド16aのエア
の圧力低下をプレッシャスイッチ21により検出して制
御装置25に圧力低下信号を送出する。制御装置25は
圧力低下信号を入力することにより、充電器26の充電
スイッチ27をオフにして充電を中断させる。従って、
地上側電極端子18a,18bと車両側電極端子13
a,13bが離間しても充電スイッチ27がオフである
ので、両電極端子13a,13b,18a,18b間に
アーク放電等は発生せず電極端子が劣化することを未然
に防止することができる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)上記実施例ではエアの圧力が低下すると充電を中
断し、ピストンロッド16aを引き戻すようにしたが、
充電を中断してピストンロッド16aは引き戻さなく、
その状態を保つようにしてもよい。
【0034】(2)上記実施例では充電を中断するのみ
であるが、工場が稼働し始めてエアの圧力が地上側電極
端子18a,18bが車両側電極端子13a,13bに
押圧されるのに充分な圧力まで上昇したことを検出して
充電を再開するようにしてもよい。
【0035】(3)上記実施例では無人車1は充電が中
断すると充電ステーションJに停止したままであるが、
充電中断後に電磁誘導線2aに復帰させるようにしても
よい。
【0036】(4)上記実施例の充電アーム16のエア
シリンダの代わりにロック機構を有するロック式エアシ
リンダを用いてもよい。ロック式エアシリンダではピス
トンロッド16aが押し出されて地上側電極端子18
a,18bが車両側電極端子13a,13bに押圧され
るところでロックされるので充電中はエアの圧力を必要
としない。エア圧が低下した場合には、制御装置25は
充電スイッチ27をオフにして充電を中断させ、ピスト
ンロッド16aを引き戻す。従って、エアの圧力が引き
戻す圧力になるまで充電が続けられるため、その分だけ
充電時間を長くすることができる。
【0037】(5)上記実施例では車両として無人搬送
車等の無人車1の自動充電装置としたが、電気自動車等
のバッテリ11を搭載した車両の自動充電装置に応用し
てもよい。
【0038】(6)上記実施例ではシリンダの流体とし
てエアを用いたが、油圧シリンダ等の流体を用いたシリ
ンダを使用してもよい。 (7)上記実施例では圧力検出手段としてエアシリンダ
のエア圧を検出していたが、例えば板状の圧力センサ等
を用いて無人車1の受電部12にて圧力を検出するよう
にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の自動充電装
置によれば、シリンダに供給する流体の圧力又はシリン
ダの押圧力の低下を圧力検出手段にて検出し、流体の圧
力又はシリンダの押圧力の低下により地上側電極端子と
車両側電極端子が離間する前にバッテリの充電を中断す
る。その結果、地上側電極端子と車両側電極端子との間
に起こるアーク放電により、両電極端子が劣化するのを
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動充電装置の一部側断面である。
【図2】無人車が自動充電装置によって充電されている
状態を示す一部側断面図である。
【図3】走行経路及び充電ステーションの概略構成を示
す図である。
【図4】無人車及び充電ステーションの電気的構成を示
す図である。
【符号の説明】
1…無人車、11…バッテリ、13a,13b…車両側
電極端子、16…充電アーム、16a…ピストンロッ
ド、18a,18b…地上側電極端子、21…圧力検出
手段としてのプレッシャスイッチ、25…充電中止手段
としての制御装置、26…充電器、27…充電スイッ
チ、J…充電ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 賢司 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (56)参考文献 特開 平5−15073(JP,A) 特開 平5−276675(JP,A) 実開 平3−80641(JP,U) 実開 昭52−11137(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 B60L 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載したバッテリに接続された車両
    側電極端子に対して、地上側電極端子をシリンダにて押
    圧し、前記車両側電極端子と地上側電極端子を介してバ
    ッテリの充電を行う自動充電装置において、 前記シリンダに供給する流体の圧力又はシリンダの押圧
    力を検出する圧力検出手段と、 バッテリの充電を行っている間、前記圧力検出手段が所
    定の圧力まで低下した時バッテリの充電を中断させる充
    電中断手段とを設けたことを特徴とする自動充電装置。
JP02147193A 1993-02-09 1993-02-09 自動充電装置 Expired - Lifetime JP3208891B2 (ja)

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