JP3208726B2 - 転倒ガス遮断弁 - Google Patents

転倒ガス遮断弁

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JP3208726B2 JP03348997A JP3348997A JP3208726B2 JP 3208726 B2 JP3208726 B2 JP 3208726B2 JP 03348997 A JP03348997 A JP 03348997A JP 3348997 A JP3348997 A JP 3348997A JP 3208726 B2 JP3208726 B2 JP 3208726B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K25/00Details relating to contact between valve members and seats
    • F16K25/02Arrangements using fluid issuing from valve members or seats
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K13/00Other constructional types of cut-off apparatus; Arrangements for cutting-off
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
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    • F17C13/04Arrangement or mounting of valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Safety Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス器具に、ガス
器具の転倒時にバーナへのガス供給を遮断すべく設けら
れる転倒ガス遮断弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遮断弁として、図5に示
すように、ガス流入室aとガス流出室bと該両室a,b
を連通する弁孔cを開設した弁座dとを有する弁筐eの
ガス流入室aに、弁座dに対向する弁体fと、弁筐eが
傾いたときに動く可動子gとを収納し、可動子gの動き
で弁体fを弁座dに押接させて弁孔cを閉じるようにし
たものが知られている。
【0003】そして、このものでは、弁体fが弁孔cに
対して大きく芯ずれしないように、弁体fに弁孔cに遊
挿されるボスhを突設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、弁体fの芯ずれを防止する上で、弁孔cとボスhと
の間の隙間はなるべく小さい方が望ましいが、該隙間を
小さくすると弁孔cの有効開口面積が狭められて、ガス
の流量が制限される不具合がある。本発明は、以上の点
に鑑み、弁体の芯ずれを防止して、且つ、弁孔の有効開
口面積も広く確保できるようにした転倒ガス遮断弁を提
供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、ガス器具に設けられる転倒ガス遮断弁であっ
て、下側のガス流入室と上側のガス流出室と該両室を連
通する弁孔を開設した弁座とを有する弁筐のガス流入室
に、弁座に対向する弁体と、弁筐が傾いたときに動く可
動子とを収納し、可動子の動きで弁体を弁座に押接させ
て弁孔を閉じるようにしたものにおいて、ガス流入室を
内径がガス流出室の内径より大きく、且つ、下方に開口
する形状に形成し、ガス流入室の下面を閉塞する蓋板を
設けて、蓋板上に可動子を着座させると共に、ガス流入
室とガス流出室との間の段差面で弁座を構成して、この
弁座にガス流出室に連続するガス流出室の内径と等径の
弁孔を開設し、更に、ガス流出室の上壁部の内面に、弁
孔と同軸上に位置する、外径が弁孔の内径より小さなガ
イド筒を一体に垂設し、弁体に弁孔を通してガイド筒に
摺動自在に嵌合するガイド軸を突設した、ことを特徴と
する。
【0006】本発明によれば、ガイド筒へのガイド軸の
嵌合で弁体が確実に芯決めされ、且つ、ガイド軸は弁孔
に比し遥かに小径に形成できるため、弁孔の有効開口面
積を広く確保でき、ガスの流量を従来例のものに比し大
幅に増加することができる。
【0007】
【0008】
【0009】また、ガイド筒の周壁部の上部に、ガイド
筒の内部をガス流出室に連通する連通穴を形成しておけ
ば、ガイド筒の内周面の機械加工によって発生する切粉
を除去し易くなり、有利である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はファンヒー
タやガスコンロ等のガス器具であり、ガス器具1に内蔵
するバーナ2へのガス供給路には、転倒ガス遮断弁3
と、安全弁4と、点消火操作で開閉される主弁5と、流
量調整弁6とが介設されている。バーナ2の側部には、
常火パイロットバーナ7が設けられており、該パイロッ
トバーナ7に臨ませて設けた熱電対やフレームロッド等
の火炎検知センサ8からの信号をコントローラ9に入力
し、失火時にコントローラ9によって安全弁4を閉弁す
るようにしている。
【0011】尚、常火パイロットバーナ7に代えて、点
火操作時のみにガスを供給する瞬時パイロットバーナを
設けたり、また、バーナ2に点火電極からの火花放電で
直接点火するようにしても良く、この場合は火炎検知セ
ンサ8をバーナ2に臨ませて設ける。
【0012】転倒ガス遮断弁3は、図2に示す如く、弁
筐30と弁体31と可動子32とで構成されるもので、
弁筐30に、流入ポート33aに連なる下側のガス流入
室33と、流出ポート34aに連なる上側のガス流出室
34と、ガス流入室33とガス流出室34とを連通する
弁孔35aを開設した弁座35とを形成し、ガス流入室
33に、弁座35に対向するように弁体31を収納し、
更に、弁体31の下側に位置させてスチールボールから
成る可動子32を収納している。本実施形態では、図2
に明示されているように、ガス流入室33を内径がガス
流出室34の内径より大きく、且つ、下方に開口する形
状に形成し、ガス流入室33とガス流出室34との間の
段差面で弁座35を構成して、この弁座35にガス流出
室34に連続するガス流出室34の内径と等径の弁孔3
5aを開設している。ガス流入室33の下面は、弁筐3
0にパッキン36aを介して装着した蓋板36により閉
塞されており、蓋板36の中央に凹部36bを形成し、
弁筐30が傾斜していない状態(図2(A)の状態)で
は可動子32が凹部36bの周縁に嵌った状態で安定に
支持されるようにしている。この状態では、弁体31が
弁座35から離間し、転倒ガス遮断弁3は開弁状態に維
持される。
【0013】ガス器具1の転倒で弁筐30が所定角度以
上傾くと、図2(B)に示すように、可動子32が凹部
36bから外れ、弁体31が押し上げられて弁座35に
当接し、弁孔35aが閉じられてバーナ2及び常火パイ
ロットバーナ7へのガス供給が遮断される。かくすると
きは、バーナ2及び常火パイロットバーナ7が消火さ
れ、火炎検知センサ8が失火を検出して安全弁4が閉じ
られ、弁筐30が非傾斜状態に戻って転倒ガス遮断弁3
が開弁状態に復帰しても、点火操作を行わない限り、ガ
ス供給は遮断されたままになる。
【0014】ガス流出室34の上壁部の内面には、弁孔
35aと同軸上に位置する、外径が弁孔35aの内径よ
り大きなガイド筒37が一体に垂設されており、弁体3
1に弁孔35aを通してガイド筒37に摺動自在に嵌合
するガイド軸31aを突設し、弁体31が弁孔35aに
対し芯ずれしないようにしている。ここで、ガイド軸3
1aは弁孔35aに比し遥かに小径に形成でき、従っ
て、弁孔35aの有効開口面積を広く確保して、ガスの
流量を増大させることができる。
【0015】また、本実施形態では、図3に示すよう
に、ガイド筒37の内周面の断面形状を円形、ガイド軸
31aの断面形状を六角形に形成して、ガイド筒37の
内周面にガイド軸31aの外周面が周方向6箇所で接触
するようにしている。これによれば、摺動摩擦が少なく
なると共に、ガイド筒37の内周面とガイド軸31aの
外周面との接触部間に隙間が形成されるため、この隙間
がガイド筒37内に侵入した異物の逃げ場所となって、
接触部に異物が噛み込みにくくなり、ガイド軸31aの
摺動性が長期間良好に保たれる。尚、ガイド軸31aの
断面形状を六角形以外の角形(例えば四角形)や花弁形
に形成しても良く、更には、ガイド筒37の内周面の断
面形状を角形に形成し、ガイド軸31aの断面形状を前
記角形に内接する円形に形成しても良い。
【0016】ところで、弁体31が弁座35に押接され
たときに、ガス供給が完全に遮断されると、ガス流入室
33内のガス圧により弁体31が弁座35に押接され続
け、転倒したガス器具1を起して弁筐30を非傾斜状態
にしても転倒ガス遮断弁3は開弁状態に復帰しなくな
る。そこで、本実施形態では、弁体31に小孔31bを
形成して、弁体31が弁座35に押接された状態でもガ
ス流入室33からガス流出室34に小孔31bを介して
常火パイロットバーナ7が消火できる程度の少量のガス
を流し、安全弁4の閉弁後ガス流出室34の内圧が上昇
して、ガス流入室33の内圧による押上げ力がガス流出
室34の内圧による押下げ力で相殺され、弁筐30を非
傾斜状態にしたとき、弁体31が自重で弁座35から離
れるようにしている。
【0017】また、弁筐30には、流入ポート33aの
開口端及び流出ポート34aの開口端に位置する、図4
に示す如きフランジ33b,34bが形成されており、
フランジ33bにプラグ38を取付けて、プラグ38に
図外のガスホースを接続し、また、フランジ34bに安
全弁4との間の接続管39を取付けている。
【0018】図中33cは流入ポート33aに装着した
フィルタ、33dはフィルタ33cの押えを兼ねるパッ
キンである。また、ガイド筒37の周壁部の上部に連通
穴37aを設け、ガイド筒37をガス流出室34に連通
させたが、該連通穴37aはガイド筒37の内周面の機
械加工に際して発生する切粉を除去しやすくするための
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明遮断弁を設けるガス器具の概略構成を
示す図
【図2】 (A)本発明遮断弁の一例の非傾斜状態の断
面図、(B)その傾斜状態の断面図
【図3】 図2(A)のIII-III線拡大截断面図
【図4】 図2(A)のIV-IV線截断面図
【図5】 従来例の断面図
【符号の説明】
1 ガス器具 3 転倒ガス遮断弁 30 弁筐 31 弁体 31
a ガイド軸 32 可動子 33 ガス流入室 34 ガス流出室 35 弁座 35
a 弁孔 37 ガイド筒

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス器具に設けられる転倒ガス遮断弁で
    あって、下側のガス流入室と上側のガス流出室と該両室
    を連通する弁孔を開設した弁座とを有する弁筐のガス流
    入室に、弁座に対向する弁体と、弁筐が傾いたときに動
    く可動子とを収納し、可動子の動きで弁体を弁座に押接
    させて弁孔を閉じるようにしたものにおいて、ガス流入室を内径がガス流出室の内径より大きく、且
    つ、下方に開口する形状に形成し、ガス流入室の下面を
    閉塞する蓋板を設けて、蓋板上に可動子を着座させると
    共に、ガス流入室とガス流出室との間の段差面で弁座を
    構成して、この弁座にガス流出室に連続するガス流出室
    の内径と等径の弁孔を開設し、更に、ガス流出室の上壁
    部の内面に、弁孔と同軸上に位置する、外径が弁孔の内
    径より小さなガイド筒を一体に垂設し、 弁体に弁孔を通
    してガイド筒に摺動自在に嵌合するガイド軸を突設し
    た、 ことを特徴とする転倒ガス遮断弁。
  2. 【請求項2】 上記ガイド筒の周壁部の上部に、ガイド
    筒の内部をガス流出室に連通する連通穴を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の転倒ガス遮断弁。
JP03348997A 1996-04-22 1997-02-18 転倒ガス遮断弁 Expired - Lifetime JP3208726B2 (ja)

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JP9987096 1996-04-22
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KR19980069735A (ko) 1998-10-26

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