JP3208720U - 防災頭巾 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い防護性、耐熱性を備え、さらに、携帯性にも優れた防災頭巾を提供する。【解決手段】上面視で長方形状に形成されている帯状体と、帯状体の一方の長辺に設けられており、帯状体の一端から略中央まで延びている第一接合部2と、帯状体の一方の長辺に設けられており、第一接合部2と着脱自在に接合可能であり、帯状体の他端から略中央まで延びている第二接合部2とを備え、帯状体を略中央で折り曲げた状態において、第一接合部2と第二接合部2とが接合されることで、帯状体の短辺側から人の頭を挿入可能であり、帯状体の他方の長辺側が開放されている防災頭巾1である。【選択図】図3
Description
本考案は、地震や火事等の災害時に使用する防災頭巾に関する。
従来、家庭や学校等において、地震や火災などの災害時に身の安全を守るために、防災頭巾が備えられている。一般的な防災頭巾は、表面及び裏面を綿織物とし、その内部に綿を入れた構造になっており、中央部分から略二つに折られた形に形成されている。そして、この防災頭巾は、正面中央部を押し開いて形成される開口から頭部に装着され、落下物からの衝撃をある程度吸収し、避難者を保護するための機能を有している。
上記のような防災頭巾に関して、避難者の保護機能を強化したり、使い勝手を向上させるために様々な提案をなされている。例えば、特許文献1に記載の防災頭巾は、防災頭巾の内側にポケットを縫い付けておき、避難時に必要なハンカチやタオルなどの小物をポケットに収納できるようにしている。
しかしながら、上記のような防災頭巾は、寒冷期の災害時での使用環境を考えると、使い勝手が良いものとは言えない。災害時には、多種類の物を携帯するのは困難である。防災頭巾は頭上から物が落ちてくる状態では有効であるが、災害が収まり、頭上より物がおちてくることがなくなった状態では、防災頭巾は必要でなくなり、上記した先行技術の防災頭巾は、その役目を終えることになる。
そのような状態において、携帯しやすいものが好ましいことがもちろんであるが、単に携帯するだけでなく、別の用途に使用できれば,引き続き携帯する意義が生じる。
上記の防災用頭巾は、未使用時に座布団や枕として使用することができても、携帯性について何ら考慮されていないため、かばん等に入れて持ち歩くには嵩張ってしまい、望ましくない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、高い衝撃吸収性、防護性、さらに、防災頭巾として使用しない時の有用性、携帯性に優れた防災頭巾を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の第1の技術手段は、
上面視で長方形状に形成されている帯状体と、帯状体の一方の長辺に設けられており、帯状体の一端から略中央まで延びている第一接合部と、帯状体の一方の長辺に設けられており、第一接合部と着脱自在に接合可能であり、帯状体の他端から略中央まで延びている第二接合部とを備え、帯状体を略中央で折り曲げた状態において、第一接合部と第二接合部とが接合されることで、帯状体の短辺側から人の頭を挿入可能であり、帯状体の他方の長辺側が開放されている防災頭巾である。
また 第2の技術手段は、第1の技術手段において、帯状体の他方の長辺に設けられている長尺体を更に備え、長尺体は、一方の端部が、帯状体の一端側に接続されており、他方の端部が帯状体の他端側に接続されており、一方の端部側と他方の端部側とは、互いに分離可能である防災頭巾である。
上面視で長方形状に形成されている帯状体と、帯状体の一方の長辺に設けられており、帯状体の一端から略中央まで延びている第一接合部と、帯状体の一方の長辺に設けられており、第一接合部と着脱自在に接合可能であり、帯状体の他端から略中央まで延びている第二接合部とを備え、帯状体を略中央で折り曲げた状態において、第一接合部と第二接合部とが接合されることで、帯状体の短辺側から人の頭を挿入可能であり、帯状体の他方の長辺側が開放されている防災頭巾である。
また 第2の技術手段は、第1の技術手段において、帯状体の他方の長辺に設けられている長尺体を更に備え、長尺体は、一方の端部が、帯状体の一端側に接続されており、他方の端部が帯状体の他端側に接続されており、一方の端部側と他方の端部側とは、互いに分離可能である防災頭巾である。
本考案によれば、災害時には、防災頭巾として使用可能であり、防災頭巾として使用しない時は、防寒用品(マフラー、襟巻)として使用できる。防災頭巾として使用しない時には、防寒用品として身につけるため、カバン等にいれて携帯する必要はない。
24時間守ってくれる防災頭巾を考えました。軽量でコンパクト、ハンドバック、リュックサック等でどこへでも持って歩けます。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の防災頭巾に係る好適な実施の形態について説明する。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の防災頭巾に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本考案による防災頭巾を示す図である。第一接合部(ファスナー)と第二接合部(ファスナー)を閉じた状態である。図3は、本考案による防災頭巾の、第一接合部(ファスナー)と第二接合部(ファスナー)とが接合されている状態を示す写真である。
本考案による防災頭巾は、2つ折り状態であり、大きさは30cm(短辺)×47cm(長辺)である。なお、大きさの範囲は(28〜35cm)×(45〜52cm)厚さは5mmである。厚さの範囲は3mm〜10mmが好ましい。第一接合部と第二接合部にはファスナーを使用しているが、ファスナーの長さは図1、図3の例では37cmであるが、長辺の長さより、2〜10cm短くする。
図5は、本考案による防災頭巾を使用する際の状態の一例を示す写真である。第一接合部(ファスナー)と第二接合部(ファスナー)とが接合されており、頭部の後に接合部が位置している。前面に見える紐が、顔の下で両側を結びつけて、防災頭巾を頭部に固定している。この紐は、頭巾を固定するために用いるが、笛等をつけることができる。
この防災頭巾の外面は耐水性のあるシートを用いており、消火の水や雨水をある程度防ぐことができる。図5の写真の下方に見える白い四角形は、名前等を記したラベルであり、透明な樹脂膜で覆っている。
本考案の防災頭巾は、平面状の緩衝部材(綿、ウレタン)の両面を布で覆った構造である。布は綿、化学素材、いずれでも良いが、肌触りの観点からは綿が化繊より優れており、内面側に使用する。外面側は耐水性のある化学繊維の布、あるいはシートとするが、耐火性のあるアラミド繊維の布でも良い。耐水性(防水性)のある布を用いると、火事における放水の水や雨にぬれることを、ある程度防ぐことができる。
図2は、考案による防災頭巾において第一接合部と第二接合部とが接合されている状態を示す写真である。図に示すように、第一接合部と第二接合部のファスナー中央部から10cmの所までである。ファスナーは中央部近傍のファスナーの始点より、端部の終点までである。終点までファスナーを締めると防災頭巾になる。
図4は、考案による防災頭巾の、第一接合部と第二接合部とが接合されていない状態を示す写真(内側)である。長く延びた状態であり、防寒用品として使用する場合の状態である。
図6は、本考案による防災頭巾の、第一接合部と第二接合部とが接合されていない状態で防寒用品として使用している状態を示す写真である。防災用品として使用する場合を優先すると、内面を覆う素材は肌触りの良い綿が好ましい。写真においては、上側がファスナーの始点である。左下には笛をつけている。
東日本大震災の時には、大変寒かったので、暖かい防災頭巾がればと思いました。30cmのファスナーがついておりますので、ファスナーを開ければ図3、図4のようになります。
防災頭巾の後ろ側に、夜間時に効果的な標識用テープ(反射板)を取り付けるようにしてもよい。この標識用テープ(図示せず)としては、例えば、光が当たったとき明るく黄色に光る反射テープ、あるいは、暗闇でも青く光る夜光性の半導体発光テープ、あるいは、これらを併用したテープなどが好適である。
なお、第一接合部(ファスナー)と第二接合部(ファスナー)は、その接合の長さを自由に変化させることができる。頭部(折り曲げ中央部)よりの接合長さを短くする(最後まで接合しない)ことのより、防災頭巾の下部が肩にかかり、首筋から肩にかけて保護することができる。これにより、頭部のみならず、肩部分まで含めたより広い範囲を防災頭巾で保護することができる。
1…防災頭巾、2ファスナー(21第1接合部、22第2接合部)、3名札、4 接合紐(笛)
Claims (2)
- 上面視で長方形状に形成されている帯状体と、帯状体の一方の長辺に設けられており、帯状体の一端から略中央まで延びている第一接合部と、帯状体の一方の長辺に設けられており、第一接合部と着脱自在に接合可能であり、帯状体の他端から略中央まで延びている第二接合部とを備え、帯状体を略中央で折り曲げた状態において、第一接合部と第二接合部とが接合されることで、帯状体の短辺側から人の頭を挿入可能であり、帯状体の他方の長辺側が開放されている防災頭巾。
- 帯状体の他方の長辺に設けられている長尺体を更に備え、長尺体は、一方の端部が、帯状体の一端側に接続されており、他方の端部が帯状体の他端側に接続されており、一方の端部側と他方の端部側とは、互いに分離可能である請求項1に記載の防災頭巾。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005558U JP3208720U (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | 防災頭巾 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016005558U JP3208720U (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | 防災頭巾 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3208720U true JP3208720U (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57985125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005558U Expired - Fee Related JP3208720U (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | 防災頭巾 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3208720U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019187972A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | ブルネエズ株式会社 | ずきん |
-
2016
- 2016-11-18 JP JP2016005558U patent/JP3208720U/ja not_active Expired - Fee Related
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