JP3043853U - 防炎ポンチョ - Google Patents
防炎ポンチョInfo
- Publication number
- JP3043853U JP3043853U JP1997005688U JP568897U JP3043853U JP 3043853 U JP3043853 U JP 3043853U JP 1997005688 U JP1997005688 U JP 1997005688U JP 568897 U JP568897 U JP 568897U JP 3043853 U JP3043853 U JP 3043853U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poncho
- flameproof
- hood
- garment
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で確実な防護機能を有する防
炎ポンチョを得る。 【解決手段】 この考案の防炎ポンチョ10は、一枚の
防火布で形成され、頭部20と胴部30とからなる。頭
部20にはフード21を有し、内部にクッション部材2
2が取り付けられている。胴部30は肩部36で折り返
され、左右の前部胴衣31,31と後部胴衣32とで形
成される。前部胴衣31には連結片33が取り付けら
れ、面ファスナー34を設け、袖口35を形成する。ま
た、前部胴衣31の裏側に乳児を収容しうるポケット4
0を取り付ける。前部胴衣には面ファスナー37,38
を設けて身体の前方を閉じるようにする。
炎ポンチョを得る。 【解決手段】 この考案の防炎ポンチョ10は、一枚の
防火布で形成され、頭部20と胴部30とからなる。頭
部20にはフード21を有し、内部にクッション部材2
2が取り付けられている。胴部30は肩部36で折り返
され、左右の前部胴衣31,31と後部胴衣32とで形
成される。前部胴衣31には連結片33が取り付けら
れ、面ファスナー34を設け、袖口35を形成する。ま
た、前部胴衣31の裏側に乳児を収容しうるポケット4
0を取り付ける。前部胴衣には面ファスナー37,38
を設けて身体の前方を閉じるようにする。
Description
【0001】
この考案は、火災の時などに有用な防炎ポンチョに関する。
【0002】
火炎時などの非常の時に、身に付けるものとして、古くは防空頭巾などがあっ たが、全身の保護には役に立たない、また、消防士の着用している服は大げさで あるし、高価であって、普通の人が備えるのは無理がある。また、マントのよう なものでは両手が自由に使えない不便がある。さらに、乳児などを抱えて避難す るときに、乳児を安全に保護しうるものとしては従来考えられていなかったのが 実状である。
【0003】
この考案は、前記の課題を解決するために、頭部のフード部分並びに胴衣部分 を含む全体を一枚の防火布で形成し、肩部のところで折り返して、後部胴衣と、 左右に分かれた前部胴衣とを形成し、フード部内にはクッション部材を取り付け 、前部胴衣の裏側には乳児を収容しうる大型のポケット部が形成されており、袖 口となる部分とか、左右の前部胴衣を合わせる部分には面ファスナーを設けてあ る防炎ポンチョを得たものである。
図1はこの考案の第1実施例を示すもので、防炎ポンチョ10は、頭部20と 胴部30とからなり、全体は1枚の防火布(たとえば「コーネックス」(帝人株 式会社の登録商標)などの防炎、耐熱性繊維)から形成されている。 頭部20の部分は、フード21として形成されており、その内部には頭を保護 するためのクッション部材22が取り付けられている。このクッション部材の素 材、形状は任意に選べる。たとえば、「アルファゲル」(株式会社シーゲルの登 録商標)のような衝撃吸収性に優れたものを用いたり、あるいはそのようなもの と難燃性のフェルト等を多層とすることにより、頭部の保護がより高められる。 胴部30の部分では、布が肩部36のところで折り返されて、左右に分かれた 前部胴衣31,31と、後部胴衣32とに形成される。一枚の布が前後に分かれ ているだけなので、素早く着用することができる。 前部胴衣の適当な高さのところに連結片33を取り付け、面ファスナー34を 設け、後部胴衣の、面ファスナー34に対応する位置に別の面ファスナーを設け 、面ファスナー34と係合させることによって袖口35を形成する。また、左右 の前部胴衣に対応する位置に面ファスナー37,38を取り付け、身体の前部を 緊締する。 また、一方の前部胴衣の裏側に乳児を収容できる大きなポケット40を取り付 ける。火災時に避難するとき、ポケット40に乳児を入れ、前部胴衣の前を合わ せ面ファスナー37,38を閉じれば乳児を安全に保護することができる。また 、袖口38から手を出すことができ、両手を自由に使えるので、きわめて実用性 も高いものである。 図2はポケット40を取り付けてある方の前部胴衣31を開いてポケット40 を示した図であって、41はポケット40の開口部分を示している。 図3は第2実施例を示したもので、子供用などのやや小さな者に適している。 この実施例の防炎ポンチョ10も同様に頭部20と胴部30が一枚の防火布で形 成されている。 頭部20のところは、フード21として形成されており、内部に、頭の保護の ため、クッション部材22が取り付けられている。 胴部30は肩部36のところで折り返されて、前部胴衣31と後部胴衣32と して形成される。前部胴衣の適当な高さのところに連結片33を取り付け、面フ ァスナー34を設ける。後部胴衣32の面ファスナー34と対応する位置に面フ ァスナーを設け、面ファスナー34と係合させることによって袖口35を形成す る。また、前部胴衣31の上部を適当に解放して襟口39を形成する。襟口39 には左右に必要な面ファスナー37,38を取り付ける。 この考案のポンチョに使用する防火布やクッション部材は、前述したもののほ か、市販の適当な材料でよいことはいうまでもない。
【考案の効果】 この考案の防炎ポンチョは、前記の如き構成であって、簡単な構成で充分安全 である防護機能を有し、乳児を収容しうるポケットを取り付けたので、乳児を連 れて安全に避難することも可能である。
【図1】この考案の第1実施例を示す図
【図2】ポケット部を示した図
【図3】第2実施例を示す図
10 防炎ポンチョ 20 頭部 21 フード 22 クッション部材 30 胴部 31 前部胴衣 32 後部胴衣 33 連結片 34 面ファスナー 35 袖口 36 肩部 37 面ファスナー 38 面ファスナー 39 襟口
Claims (2)
- 【請求項1】 防炎ポンチョにおいて、頭部のフード部
分並びに胴衣部分を含む全体を一枚の防火布で形成し、
肩部のところで折り返して、後部胴衣と、左右に分かれ
た前部胴衣とを形成し、フード部内にはクッション部材
を取り付け、前部胴衣の裏側には乳児を収容しうる大型
のポケット部が形成されており、袖口となる部分とか、
左右の前部胴衣を合わせる部分には面ファスナーを設け
てあることを特徴とする防炎ポンチョ。 - 【請求項2】 防炎ポンチョにおいて、頭部のフード部
分並びに胴衣部分を含む全体を一枚の防火布で形成し、
肩部のところで折り返して、前部胴衣と後部胴衣とに形
成し、フード部内にはクッション部材を取り付け、袖口
となる部分及び襟口となる部分には面ファスナーを取り
付けてあることを特徴とする防炎ポンチョ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005688U JP3043853U (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 防炎ポンチョ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005688U JP3043853U (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 防炎ポンチョ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043853U true JP3043853U (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=43178299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997005688U Expired - Lifetime JP3043853U (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 防炎ポンチョ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043853U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065621U (ja) * | 1991-06-20 | 1994-01-25 | 株式会社ナカオ | 使用済注射針の焼却炉 |
JP2011012376A (ja) * | 2009-07-05 | 2011-01-20 | Hiroshi Mukai | 長方形に変形できる服 |
KR20190002021U (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 박지혜 | 다용도 안전조끼 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP1997005688U patent/JP3043853U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065621U (ja) * | 1991-06-20 | 1994-01-25 | 株式会社ナカオ | 使用済注射針の焼却炉 |
JP2011012376A (ja) * | 2009-07-05 | 2011-01-20 | Hiroshi Mukai | 長方形に変形できる服 |
KR20190002021U (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 박지혜 | 다용도 안전조끼 |
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