JP3032218U - 防災衣服組み合わせ防災鞄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出時に簡単に防災服装ができるよう、防災
鞄の外側に防災服を畳んで取り付け、ファスナーを外せ
ば直ちに防災服が分離し、その防災服を着て鞄はそのま
ま背負い、フードを被って避難ができる物品である。 【解決手段】 消防署が使用しているごく軽量の防火布
を用い、防災服は防災鞄の外側に取り付けてあるので、
分離させて防災服を着込めば、鞄は開く必要もなくその
まま背負うことができる。したがってこの鞄は、中に充
分物を入れることもできるし、防災服を気にすることも
なく、ごく気軽に持ち歩く気になる。ファッションの面
も考えて作れば、気軽に持ち歩く人は多いと思われる。
これに加えて付属品として、防災ズボン、顔と頭の保護
帽子、防災手袋、靴保護袋等を加えている。災害の多い
現在において、外出時の外に、学校、会社、老人ホーム
あるいは高層マンション等に常備すれば、多くの生命を
守る事ができるだろう。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

防災服と防災鞄を組合わせ、常時外出時に鞄として使用ができ、非常時には直 ちに防災服を着て防災鞄を背負うことができる。

【従来の技術】

防災服を持ち歩くには、鞄の中へ入れるしかなかったが、それでは防災服を出 すのに鞄の中が混乱し、しかも鞄には他の物品があまり入らないから、結局防災 服は持ち歩かないのが従来である。 また避難用の防災服が従来は普及されていない。

【考案が解決しようとする課題】

本品が製造されることにより、この災害の不安の多い時代に、人々が気軽にこ の防災鞄を持ち歩き、不意の災害に備えることが可能である。また在宅時の災害 の避難用にも使用されることが望ましい。

【課題を解決するための手段】

幸い軽量の防災布があり、これは消防署で使用している確実な効果が期待でき るものであり、現在試作品もあり、生産によって更に改良を重ねて行くことがで き、更に防災のためのズボン、顔や頭を保護するクッション入りの帽子、防災手 袋、脚部を靴ごと覆うものも付属品として用意されている。また、若い人のフア ッションの観点から、防災布の色分けも可能である。

【考案の実施の形態】

本品は、常時鞄として持ち歩き、いざ非常時という時には、鞄の外側に付いて いる防災服をすばやく取り外して、それを着て、防災鞄をそのままかついで非難 ができる品である。また、在宅時には、鞄の入れ口が大きいので、纏めてあった 避難用品をそっくり入れ、防災服を着て鞄を担いで付属品等を付け、直ちに避難 ができる。

【実施例】

鞄から防災服を急いで取り外したり、防災服を着て鞄をかついで試した。

【考案の効果】

この物品が世間に広がることにより、多数の人が安心して外出ができ、災害時 には大きく生命を守ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】防災服と防災鞄の組み合わせ仕様図である。下
の衣服は背部の裾部である。

【図２】防災服の背面図で、横の２本の線は鞄と組み合
わせるファスナーである。

【図３】防災服の前面図で、前合わせはファスナーで、
首元と胴には結び紐付き。

【図４】防災鞄から、防災服を取り外しかけたところの
拡大図である。

【図５】防災服を着て防災鞄を背負ったところの縮小斜
視図である。

【図６】防災ズボンである。胴は紐で絞めるようにして
ある。

【図７】防災帽子の斜視図である。Ａはクッションが入
っていて、Ｂは透明部。

【図８】防災手袋の左右の拡大図である。

【図９】防災靴カバーの左右である。

【手続補正書】

【提出日】平成８年６月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 帽子付きの防災服を、防災鞄の外側に
   ファスナー等で組合わせて、外出時の災害にも備えるこ
   とができることとした。他に防災ズボン、クッション入
   りの帽子に不燃の透明顔当ての付いた品、防災手袋およ
   び防災靴カバー等を付属品とする。