JP3208666B2 - メガネフレームのツル継手構造 - Google Patents

メガネフレームのツル継手構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバネ力を付勢したメガネ
フレームのツルの継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のメガネフレームツルは蝶番を介し
て折り畳み可能に連結されている。智(ヨロイ)はレン
ズを止着しているリムにロウ付けされていて、該蝶番を
構成する両蝶片はヨロイとツルの端部内側面にロウ付け
され、固定されたヨロイに対しツルは折り畳み出来る。
しかし小さな蝶番を介して繋がれたツルは安定した折り
畳み動作を持続することは出来ない。すなわち、小さい
蝶番はその軸ネジが緩んだり、摺動面が摩耗したりして
ガタ付き、その結果、ツルの安定性も無くなり、着用し
たメガネが位置ズレしたり又は外れたりする。
【0003】それに蝶番はそのサイズが小さいこともあ
って製作は面倒であり、しかも最も開いた状態がヨロイ
の側片と一直線であって、それ以上は開かない継手構造
と成っている。勿論、単にメガネを顔に掛けるだけであ
ればツルの開き度はこれで十分であって、又、ツルには
多少のバネ性があるため、僅かに湾曲して顔にフィット
することが出来る。
【0004】ただし、ツルのバネ特性だけで顔にフィッ
トして、掛けているメガネがガタ付かないのはメガネを
購入して僅かの期間にすぎず、上記ツル自体のバネ特性
は極端に曲げて塑性変形しない限りその材質によって常
時一定で、力を除去すれば元の形状に戻ることが出来る
が、上記のように該ツルを連結している蝶番にガタ付き
を生じてしまう為に、従来の蝶番のみによるツルの継手
構造では、フロントフレームに何らかの衝撃が加わった
際に、該衝撃力を吸収する手段がなく、メガネが顔から
落ちてしまったり、レンズを破損したり、時にはフレー
ム自体を曲げてしまうといった事態も発生する。
【0005】ところで、このようなメガネフレームの問
題点を解消する一手段として、ツルがヨロイ側片との直
線状態から、さらに僅かに外方向に開くことの出来る継
手構造が望まれ、一部で使用されている。この継手構造
の従来例を示しているのが図3であり、バネ蝶番と称さ
れる。すなわち該バネ蝶番の基本的考え方は、ヨロイ
(イ) には固定蝶片(ロ) をロウ付け固定し、他方の蝶片を
摺動蝶片(ハ) として一定距離の摺動を許すことによって
外方向への開きをツル(ニ)に与えることが出来る。
【0006】ツル(ニ)にはガイド溝が形成され、摺動蝶
片(ハ) はガイド溝を案内として摺動する訳であるが、上
記摺動蝶片(ハ) の内部空洞にはコイルバネ(ホ) が収まっ
ていて、ツル(ニ)を外へ開く際には摺動蝶片(ハ) が固定
蝶片(ロ) 側へ引っ張られて圧縮される。該コイルバネ
(ホ) は摺動蝶片(ハ) の内部空洞入口に設けられてツル
(ニ)の溝穴(ヘ) に係止したツメ(ト) に当たり、該ツメ
(ト) はストッパーとして機能している。その結果、コイ
ルバネ(ホ) の復元力がツル(ニ)に作用して、該ツル(ニ)
を元の位置に戻そうとする。
【0007】ところで、上記摺動蝶片(ハ) にコイルバネ
を内蔵した蝶番構造は複雑であり、したがって製作工数
も増大し、コスト的には高価なバネ付き蝶番となってし
まう。しかも構造が複雑化しているために故障し易く、
一旦故障すれば修理しにくい等の問題もある。摺動蝶片
(ハ) の内部空洞にコイルバネ(ホ) と芯金を押し込んでツ
メ(ト) に係止するならば、該ツメ(ト) 並びにコイルバネ
(ホ) を取り外すことが出来ない。すなわち、ツメ(ト) は
摺動蝶片(ハ) のガイドに拘束された状態でツメ(ト) の係
止片(チ) が溝穴(ヘ) に嵌入し、芯金の頭(リ) はバネ力を
もってツメ(ト)に当接し、係止片(チ) を溝穴(ヘ) へ押し
込む力が働くことになる。従って、このツメ(ト) を摺動
蝶片(ハ) から取り外すことは出来なくなると同時に修理
が不能となる。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】このように従来のメ
ガネフレームのツル継手構造には上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であ
り、構造がいたって簡素化し、故障した場合には簡単に
分解して修理することが出来るツル継手構造を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメガネフレ
ームのツル継手構造はコイルバネを内蔵したパイプをツ
ルの継手部付近に取り付けしている。パイプは内蔵した
コイルバネによって継手部方向(軸方向)へ押圧されて
ヨロイ先端に当接し、コイルバネが圧縮変形する範囲内
で後退することが出来る。ツルの先端方向のパイプ端に
は内リングが止着され、内リングはパイプに嵌入してパ
イプ内のコイルバネ端を圧縮支持し、該コイルバネがパ
イプから外れないようになっている。
【0010】ここで、内リングはツルに止着されること
になり、その止着手段は特に限定しないが組み立ての簡
素化を考慮してツルに形成した溝に嵌められているワッ
シャに当たって止着する構造と成っている。ところで、
ツルはヨロイ端に設けた軸を中心に屈曲して折り畳まれ
るが、ツルを反対方向(外側)へ押し開く場合にはヨロ
イ先端角部にパイプが当たって後退することになる。従
って、外側へツルが開く場合にはコイルバネのバネ力が
作用することになり、機能的には従来のバネ蝶番と同じ
作用をなす。ところで、上記パイプに代わって一般的な
スライダーであっても同じように機能し、スライダーに
バネ力を付勢してヨロイ端に押圧する構造とすることも
可能である。以下、本発明に係る実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0011】
【実施例】図1は本発明のツル継手構造を表している実
施例であり、メガネのフロントフレームにロウ付されて
いるヨロイ1にツル2が取り付けられ、ツル2は軸3を
中心として屈曲し、折り畳まれる。ツル2にはパイプ4
が取着され、このパイプ4に内蔵しているコイルバネに
よってヨロイ方向へ押圧するバネ力が付勢されている。
【0012】そこで、ツル2は矢印方向へ屈曲して折り
畳まれることになるが、この折り畳み方向とは反対方向
(外方向)へ所定の角度分屈曲出来る構造となってい
る。この場合に上記パイプ4はヨロイ端の角部5に当た
って後退することが出来、同時に内蔵したコイルバネを
圧縮することになる。圧縮されるコイルバネの復元力が
ツル2を元の位置に戻そうとする力となって作用し、メ
ガネを掛ける際には顔の側部にツルが密着することにな
る。
【0013】図2は本発明のツル継手構造の内部を表し
ている具体例であり、パイプ4にはコイルバネ6を内蔵
し、このコイルバネ6は圧縮状態となっていて該パイプ
4をヨロイ1の軸3方向へ押圧していてヨロイ端に接し
ている。ツル2の途中には溝7が形成され、この溝7に
はワッシャ8が嵌り、ツル2に取り付けされている内リ
ング9は該ワッシャ8に当たって止着されている。
【0014】内リング9の端には内径を大きくして段差
を設け、この段差に上記ワッシャ8が当たって内リング
8は取着されている。同じく、パイプ4の穴内径もヨロ
イ側で段差を形成し、コイルバネ6は内リング9とパイ
プ4の穴に段差をもって形成している当り面10との間
に介在し、該パイプ4をヨロイ側へ押圧した状態にあ
る。
【0015】パイプ4の穴に段差を形成したことで、内
蔵したコイルバネ6の当り面10を形成すると共に、小
径の穴はツル2の外側面と大径の穴は内リング9の外側
面にガイドされてスライドすることが出来る。ところ
で、本発明のツル継手を組み立てするには、ツル2にパ
イプ4を取り付けし、このパイプ4の穴にはコイルバネ
6を挿入し、更に内リング9をパイプ穴内のコイルバネ
6を圧縮してパイプ4に嵌入し、内リング9が戻らない
ように溝7にワッシャ8を嵌める。また内リング9のツ
ルに止着する手段はこのワッシャ8に限定せず、ネジ止
め又はピン止めを行うことも出来る。
【0016】以上述べたように、本発明のツル継手構造
はコイルバネを内蔵したパイプをヨロイ側へバネ力を付
勢してツルに取り付けし、ツルが折り畳み方向とは反対
側へ押し開かれる場合にはコイルバネを更に圧縮してパ
イプが後退するようにしたものであり、次のような効果
を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のツル継手はコイルバネを内蔵し
たパイプをツル取り付けし、バネ力にてパイプをヨロイ
に押圧した状態となっている為に、ツルが折り畳み方向
とは反対方向(外方向)へ押し開かれる場合には、コイ
ルバネをさらに圧縮してパイプを後退させることにな
る。これはスライダーにバネ力を付勢した場合も同じで
ある。従ってツルには元の位置に戻るバネ力が作用し、
従来のバネ蝶番と同じ機能を発揮することが出来、メガ
ネは位置ズレすることなく安定して顔に掛けられる。そ
して本発明の継手構造は簡単であり、その為に故障はな
く、仮に故障した場合には分解して修理することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のツル継手構造の外観図。
【図2】本発明のツル継手構造の内部詳細図。
【図3】従来のバネ蝶番を用いたツル継手構造。
【符号の説明】
1 ヨロイ 2 ツル 3 軸 4 パイプ 5 角部 6 コイルバネ 7 溝 8 ワッシャ 9 内リング 10 当り面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネフレームのツルを折り畳み出来る
    ように、又外方向へ押し広げることが出来るように連結
    するツル継手構造において、ツルはヨロイ端に設けた軸
    を介して連結すると共にコイルバネを内蔵したパイプを
    ツルに取り付けし、パイプ端に嵌ってスライド可能な
    リングはその穴内径を拡大して形成した段差にワッシャ
    が当って止着されると共に、ワッシャはツルに形成した
    溝に嵌って取着され、そしてパイプ穴に形成した当り面
    と内リング端にコイルバネの両端を当てて圧縮すること
    で該コイルバネのバネ力を上記パイプを介してヨロイ端
    に付勢し、ツルが外方向へ押し広げられた場合には該コ
    イルバネをさらに圧縮してパイプを後退するようにした
    ことを特徴とするメガネフレームのツル継手構造。
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