JP3208409U - 車両シート用クッション固定ベルト及び車両シート用クッション - Google Patents

Abstract

【課題】クッション等に接続することにより車両の座席に、簡単に固定、脱着でき、転倒、散乱を防止する車軸シート用クッション固定ベルトを提供する。【解決手段】長さの異なる、上下２本の伸縮性ベルト１、２と、車両シート側固定具３、クッション側固定具４、５、ベルト長調節具６からなり、クッション背部の上下のクッションの断面でみて、角に当たる部分あたりに、クッション側固定具４、５を取付け、車両シートの座面と背面の間の隙間に、車両シート側固定具３を差し込んで固定し、上部ベルト長を、少し、テンションのかかる様、調整する。下側のベルトは、クッションが、前側，上側に動くのを規制し、上側のベルトは、垂直下側に向けて少しテンションがかかることになり、座面に接触したクッション下部が、支点となり、下側に引っぱられる作用点が、支点よりも後ろ側にあるため、クッション背面を車両シートの背面側に押し付けるように働き、固定される。【選択図】図１

Description

本考案は、車両シートに、クッションを固定する、ベルトに関するものである。

車両シートに設置する背の低いタイプのクッションは、通常、置くだけで、シートに固定出来ない。

車両シートに設置するクッションは、車両シート背面に固定するのが良いと思われるが、高さの低いクッションは、通常、固定方法が無いため、置くだけであり、不使用時、車内に散乱してしまう。また、固定しても、面倒な脱着方法だと、後部座席が、荷室になるタイプの車両の場合、背部シートを前側に倒す必要があり、その都度、クッションを除く必要が発生するため、簡単に脱着しないと、とても面倒である。本考案は、前述の問題を解決しようとするものである。

本考案は、クッション背部の上下にクッション側連結具を取付け、車両シートの座面と背面の間の隙間に、車両シート側固定具を差し込んで固定し、
上部のベルト長を、少し、テンションがかかる様に調整する。結果、下側のベルトは、クッションが、前側，上側に動くのを規制し、上側のベルトは、下側に向けて少しテンションがかかることになり、座面に接触したクッション下部が、支点となり、下側に引っぱられる作用点が、支点よりも後ろ側にあるため、クッション背面を車両シートの背面側に押し付けるように働き、固定されることにより問題点を解決している。

上述の様に、本考案の使用により、クッションは、車両シート、前部後部シートともに、簡単に固定でき、不使用時の散乱を防ぎ、また、簡単に脱着可能なため、後部座席が、荷室になるタイプの車両の場合の面倒も解決され、また、クッションを枕等に使用の場合等も、簡単に脱着できるため対応が容易である。

本考案の全体形状を示す、見取り図である。 本考案の実施例を示す、側面図である。 本考案の応用例１を示す、見取り図である。 本考案の応用例２を示す、見取り図である。

本考案は、伸縮性の長さの異なる、上下の伸縮性ベルトと、車両シート側固定具、クッション側連結具、ベルト長調節具からなり、クッション背部の上下のクッションの断面でみて、角に当たる部分あたりに、クッション側連結具を取付け、車両シートの座面と背面の間の隙間に、車両シート側固定具を差し込んで固定し、
上部のベルト長を、少しテンションのかかる様に調整する。

以下、添付図面に従って、実施例を説明する。
図面１の４クッション側連結具Ａ と ５クッション側連結具Ｂ で、図面２の ７クッション背部の上下部分の表生地を挟んで、連結する。連結位置は、クッションの断面で、上下の背面角に当たる部分あたりとする。次ぎに、３車両シート側固定具 を、車両シートの座面と背面の間に差し込んで、固定する。次ぎに、１伸縮ベルトＡに付属した、６ベルト長調節具で、少し、テンションがかかる様、ベルトの長さを調整する。

１ 伸縮ベルトＡ
２ 伸縮ベルトＢ
３ 車両シート側固定具
４ クッション側連結具Ａ
５ クッション側連結具Ｂ
６ ベルト長さ調整具
７ クッション

Claims (2)

1. 車両座席用クッション背部の上下に、伸縮性ベルトを連結具により接続し、車両シート用固定具を、車両シートの座面と背面の間の隙間に差し込み、クッションを，車両シートに固定できる、車両シート用クッション固定ベルト。
2. 車両用クッション背部に、請求１の機能を付加し、車両シートに固定出来る、固定機能付き車両シート用クッション。

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