JP3208182U - 台付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体の下部に台部を設けた容器において、従来に比してより安価に製造可能な台付き容器を提供する。【解決手段】下部が小径となる逆円錐台形状の容器本体11と、容器本体11の外周下部に密着して取り付けられた厚紙製の下筒部20と、下筒部20の下端部を内側に環状に折り返して形成された台部30とを備えてなる。容器本体11は容器内部の内容物を透視できる透明樹脂よりなり、下筒部20には商品の内容表示部21が形成される。容器本体11には透明樹脂よりなる蓋体40が被冠されている。【選択図】図2

Description

本考案は、容器本体の下部に台部を有する台付き容器に関する。
例えば、プリンやヨーグルト等のデザート類や、サラダ等の惣菜類等の食品類を個別に包装してコンビニエンスストアやスーパーマーケット等で販売する場合、熱可塑性樹脂を素材とするカップ状の容器本体に内容物を収容して、蓋体やシート体等で容器本体を適宜封止した容器が用いられる(例えば、特許文献1参照)。この種の容器は、容器の素材や形状等に応じて、射出成形、真空成形、ブロー成形等の適宜の手法により成形される。
上記食品用容器においては、図6に示すように、容器本体111の下部に台部130が形成された台付き容器100が好ましく用いられている。符号112は容器本体111の開口部、113は開口部112の外周に形成されたフランジ部、114は容器本体111の胴部、15は容器本体111の底部、120は商品名等が印刷表示されて容器本体111の胴部114に接着されるシール体、140は容器本体111に被冠される蓋体である。
台付き容器100の台部130は、容器本体111を嵩上げすることによって、容器全体の外観性を向上させる。しかしながら、従来の台付き容器にあっては、台部が容器本体と一体に成形されるため、射出成形によって成形されるのが一般的である。そのため、他の成形方法で製造される台部を有しない容器と比較して、製造コストの面で不利となる。
特開2015−9857号公報
本考案は、前記の点に鑑みなされたものであって、容器本体の下部に台部を設けた容器において、従来に比してより安価に製造可能な台付き容器を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、下部が小径となる逆円錐台形状の容器本体と、前記容器本体の外周下部に密着して取り付けられた厚紙製の下筒部と、前記下筒部の下端部を内側に環状に折り返して形成された台部とを備えてなることを特徴とする台付き容器に係る。
請求項2の考案は、前記容器本体が容器内部の内容物を透視できる透明樹脂よりなる請求項1に記載の台付き容器に係る。
請求項3の考案は、前記容器本体が樹脂シートの成形品よりなる請求項1または2に記載の台付き容器に係る。
請求項4の考案は、前記下筒部に商品の内容表示部が形成された請求項1ないし3のいずれか1項に記載の台付き容器に係る。
請求項5の考案は、前記容器本体には透明樹脂よりなる蓋体が被冠されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の台付き容器に係る。
請求項1の考案に係る台付き容器によると、下部が小径となる逆円錐台形状の容器本体と、前記容器本体の外周下部に密着して取り付けられた厚紙製の下筒部と、前記下筒部の下端部を内側に環状に折り返して形成された台部とを備えてなるため、従来に比して安価かつ簡易に製造することが可能となる。
請求項2の考案によると、請求項1の考案において、前記容器本体が容器内部の内容物を透視できる透明樹脂よりなるため、消費者が内容物を視認することが可能となって購買意欲の促進が期待される等、陳列効果が向上される。
請求項3の考案によると、請求項1または2の考案において、前記容器本体が樹脂シートの成形品よりなるため、より製造コストを低減させることができる。
請求項4の考案によると、請求項1ないし3の考案において、前記下筒部に商品の内容表示部が形成されたため、意匠性や美粧性等を容易に向上させることができ、商品価値が高められる。
請求項5の考案によると、請求項1ないし4の考案において、前記容器本体には透明樹脂よりなる蓋体が被冠されているため、当該容器内への異物等の混入が防止されるとともに、陳列効果が向上される。
本考案の一実施形態に係る台付き容器の分解斜視図である。 図1の台付き容器の断面図である。 第1実施形態に係る下筒部の展開図である。 第2実施形態に係る下筒部の展開図である。 第3実施形態に係る下筒部の展開図である。 従来の台付き容器の断面図である。
図1,2は、本考案の一実施形態に係る台付き容器10である。この台付き容器10は、プリン、ヨーグルト、ゼリー、アイスクリーム等のデザート類や、サラダ、豆腐、納豆等の惣菜類等の食品類を内容物として個別に収容するためのものであって、容器本体11と、下筒部20と、台部30と、蓋体40とを備えてなる。この台付き容器10は、主にコンビニエンスストアやスーパーマーケット等において、前記の食品類が内容物として収容されて単体または複数セットで店頭に陳列されて販売される。
台付き容器10において、容器本体11及び蓋体40は、例えば、樹脂材料を素材とする成形品からなる。台付き容器10を構成する樹脂材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂、さらにはポリ乳酸等の生分解性樹脂の熱可塑性樹脂等が挙げられる。特に、容器本体11及び蓋体40は、容器内部の内容物が透視可能となるように、透明樹脂によって成形される。ここで、透明樹脂は、無色または着色の透明または半透明を含むものとする。
台付き容器10を構成する容器本体11及び蓋体40の組み合わせにおいて、それぞれ同一材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。なお、成形容易性や製造コスト等の観点から、容器本体11及び蓋体40は透明樹脂シートの成形品よりなる。透明樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さである。
容器本体11は、内容物が収容される部材であって、図1,2に示すように、下部が小径となる逆円錐台形状(カップ状)に形成される。図において、符号12は容器本体11の開口部、13は開口部12の外周に形成されたフランジ部、14は開口部12から下方へ逆円錐台形状に小径となる胴部、15は胴部14の下部に連設された容器本体11の底部、16は底部15の略中央部分に容器本体11の内側へわずかに凹ませた補強用の底凹部である。
このカップ状の容器本体11は、図示の例から理解されるように極めて簡素な形状であるため、真空成形やブロー成形等により安価かつ容易に成形することが可能である。特に、真空成形やブロー成形等によって成形する際には樹脂シートを好適に用いることができ、製造コスト等をより低減させることが可能となる。また、容器本体11は透明樹脂によって構成されることから、消費者が容器本体11外部から収容された内容物を視認することが可能となる。そのため、消費者に対して内容物を直接確認させて購買意欲の促進を図る等、陳列効果が向上される。
下筒部20は、図1,2に示すように、容器本体11の外周下部に全周に亘って密着して取り付けられる厚紙製の加飾用の部材である。この下筒部20は、図3〜図5に示すように、略扇状の帯部材25(25A,25B,25C)からなり、容器本体11の外周形状に沿って筒状に形成されてなる。そして、容器本体11が内部を透視可能な透明の成形品であることから、容器本体11の透視状態を完全に妨げることがないように容器本体11の上部側を開放して下部側に巻着される。その際、下筒部20は、必要に応じて公知の接着剤等によって容器本体11に対して接着される。
下筒部20には、商品の内容表示部21が形成されて、当該容器10の外観意匠を規定する。内容表示部21は、下筒部20の外面に露出される部分であって、表示内容に応じて適宜に範囲が決定される。内容表示部21に表示される内容は、内容物の種類や調理法、商品名等の文字情報や、ブランドに係る適宜のパッケージデザインのための図柄等である。これらの表示は公知の印刷方法により適宜に印刷される。この内容表示部21への表示により、当該容器10の意匠性や美粧性等を容易に向上させることができ、商品価値が高められる。
図3〜図5は、下筒部20のバリエーションを表した展開図、すなわち下筒部20のバリエーションに対応した帯部材25の平面図である。図3に示す第1実施形態に係る下筒部20Aの展開図は、扇状の帯本体26Aからなる帯部材25Aである。この下筒部20A(帯部材25A)は、形状が極めて簡素であるため、製造が容易で経済的に有利である。図4に示す第2実施形態に係る下筒部20Bの展開図は、扇状の帯本体26Bと、帯本体26Bの略中央上辺側に形成された舌片状の膨出面27とからなる帯部材25Bである。この下筒部20B(帯部材25B)は、膨出面27により内容表示部21の範囲を拡張することができ、より多様な内容表示が可能となる。また、膨出面27が帯本体26Bの略中央部分に形成されていることから、容器本体11への装着により膨出面27側を商品の正面として強調して配置することができ、より意匠性が高められる。図5に示す第3実施形態に係る下筒部20Cの展開図は、扇状の帯本体26Cと、帯本体26Cの上辺側に列状に連設された複数の円弧状の装飾片28とからなる帯部材25Cである。この下筒部20C(帯部材25C)は、複数の装飾片28が帯本体26Cの上辺に連なって配置されることによって外観性が高められる。なお、各図において符号29は、帯部材25(25A,25B,25C)を筒状に形成する際ののりしろ部である。
台部30は、容器本体11を嵩上げするための部位であって、図1,2に示すように、下筒部20の下端部を内側に環状に折り返して形成される。すなわち、台部30は下筒部20と一体に構成されるものであって、前述の帯部材25の下辺側が折り返されて形成される。台部30による容器本体11の嵩上げは、容器本体11の底部15が持上げられて接地面Gから隔離された状態である。台部30によって容器本体11を嵩上げすることにより、容器全体の外観性が向上されるとともに、容器本体11の底部15の下側に空間が形成されて断熱(保温)効果が得られる。
また、台部30は、容器本体11を安定して立設させる脚部として作用する。この脚部としての台部30は、厚紙製の下筒部20の下端部を環状に折り返して形成するものであるから、その折り曲げ部31が台部30の内周側へ絞り込まれる。そのため、台部30の内周側の全周に亘って複数の縦方向のしわ32が不規則に形成される。このように、厚紙が絞り込まれるように折り返されていることにより、台部30の強度が増強されるため、脚部としての安定性が向上する。
蓋体40は、図1,2に示すように、容器本体11に被冠されて開口部12を封止する部材である。蓋体40は、開口部12のフランジ部13に熱融着されるシート体や、開口部12のフランジ部13に嵌合されるドーム状の成形品等、開口部12の封止が可能な適宜の形態からなる。図示の蓋体40はドーム状の成形品であるため、消費者が開封しやすいとともに、高級感が創出さて消費者の購買意欲の促進が期待できる。この蓋体40により、当該容器10内への異物等の混入が防止される。また、蓋体40は容器本体11と同様に透明樹脂によって構成されることから、消費者が内容物を視認することができて購買意欲が促進される等、陳列効果が向上される。なお、図中の符号41は蓋本体、43は蓋本体41の外周に形成されてフランジ部13と嵌合する嵌合部である。
ここで、本考案の台付き容器10と、図6に示す従来の台付き容器100とを対比する。従来の台付き容器100では、前述のように射出成形によって台部130を一体に有した容器本体111が形成される。一方、本考案の台付き容器10は、容器本体11が台部を有しないカップ状であるため、従来の射出成形より安価で簡易な真空成形やブロー成形等により成形可能である。特に、樹脂シートから成形すれば、より製造コストを低減させることができる。そして、台付き容器10の台部30は、容器本体11の外周下部に取り付けられる厚紙製の下筒部20の下端部を内側に環状に折り返して形成されているため、安価な材料によって簡易に設けることが可能である。従って、台付き容器10は、従来に比して安価で簡易に製造される。
また、本考案の台付き容器10では、台部30を有する下筒部20の加工工程と、該下筒部20を容器本体11に取り付ける工程とが連続ライン上で実施される。すなわち、公知の巻付装置により帯部材25が容器本体11の外周形状に対応した筒状に巻かれた後、公知の折曲装置によりその下端部が内側に環状に折り返されて台部30を有する下筒部20が形成される。そして、この台部30付きの下筒部20内に容器本体11が導入されて、公知の接着剤によって接合される。従って、帯部材25から下筒部20と台部30の加工工程と、容器本体11との接合工程とが一連に実施されて、生産効率の向上を図ることができる。
さらに、従来の台付き容器100では、シール体120に商品名等の表示内容が印刷されて、図6に示すように容器本体111の胴部114の一部に貼着されるため、意匠性が乏しく、ゆがんだ状態で貼着されることもあって、商品価値が低下するおそれがあって十分な陳列効果が得られない。これに対し本考案の台付き容器10では、容器本体11の外周下部に巻着される下筒部20が内容表示部21を兼ねるため、装飾性や美粧性等を容易に向上させることができるとともに、表示内容のゆがみが生じにくくなり、商品価値が高められて優れた陳列効果が期待できる。
なお、本考案の台付き容器は、実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。
以上の通り、本考案の台付き容器は、従来に比して安価かつ簡易に製造することが可能である。そのため、台付き容器の代替として有望である。
10 台付き容器
11 容器本体
12 開口部
13 フランジ部
14 胴部
15 底部
16 底凹部
20,20A,20B,20C 下筒部
21 内容表示部
25,25A,25B,25C 帯部材
26A,26B,26C 帯本体
27 膨出面
28 装飾片
29 のりしろ部
30 台部
31 折り曲げ部
32 縦方向のしわ
40 蓋体
41 蓋本体
43 嵌合部
G 接地面

Claims (5)

  1. 下部が小径となる逆円錐台形状の容器本体と、
    前記容器本体の外周下部に密着して取り付けられた厚紙製の下筒部と、
    前記下筒部の下端部を内側に環状に折り返して形成された台部
    とを備えてなることを特徴とする台付き容器。
  2. 前記容器本体が容器内部の内容物を透視できる透明樹脂よりなる請求項1に記載の台付き容器。
  3. 前記容器本体が樹脂シートの成形品よりなる請求項1または2に記載の台付き容器。
  4. 前記下筒部に商品の内容表示部が形成された請求項1ないし3のいずれか1項に記載の台付き容器。
  5. 前記容器本体には透明樹脂よりなる蓋体が被冠されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の台付き容器。
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