JP3207646U - 集電舟 - Google Patents

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佳生 和才
佳生 和才
伸治 中島
伸治 中島
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Abstract

【課題】舟体の垂下板部の高さを短くして、且つ、剛性を確保することを、舟体の加工コストアップや摺り板の固定作業性の悪化を招くことなく実現できるようにした集電舟を提供する。【解決手段】集電舟は、鉄道車両の屋根上で架線に摺接する複数枚の摺り板2と、摺り板2の両側に配置される複数枚の補助摺り板と、摺り板2及び補助摺り板が固定される舟体4とを備えている。尚、摺り板2には、下方にのびるボルト21が固定されており、このボルト21を舟体4に貫通させた状態で、ボルト21に下方からナット22を締め込むことにより舟体4に摺り板2が固定される。舟体4は、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部41を有している。垂下板部41には、鉄道車両の車長方向外側を向く面に、垂下板部41の剛性を高める補強板42がスポット溶接によりに取り付けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、鉄道車両の屋根上で架線に摺接する摺り板と、摺り板が固定される舟体とを備える集電舟に関する。
この種の集電舟において、舟体は、一般的に、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部を有している。このものでは、降雪時に鉄道車両が走行すると、走行風により舟体の垂下板部に雪が付着しやすく、また、舟体の上面に積もった雪が一旦溶け垂下板部で再び凍ってしまいやすい。ここで、集電舟は、ばね等によりパンタグラフを介して押し上げられて、摺り板が架線に摺接するようにしている。そして、舟体に着雪した場合、雪の重みに比し集電舟の押し上げ力が不足して、架線との間で離線アークが発生してしまう。そのため、着雪しやすい舟体の垂下板部の面積を小さくして、垂下板部への着雪量を少量に抑えることが望まれる。
そこで、従来、例えば特許文献1記載のものが知られている。このものでは、舟体の垂下板部の下端部を鉄道車両の車長方向内方に屈曲させ、その内端部を更に上方に屈曲させてその端部を舟体の下面に突き当て、舟体下面に閉断面部を形成している。これによれば、摺り板が架線に摺接するときに舟体が撓まないように剛性を確保しつつ垂下板部の高さ寸法を短くして、垂下板部の面積を小さくすることができる。
然し、このものでは、舟体に閉断面部を形成することで構造が複雑になるため、加工コストが高く、また、閉断面部を通しての摺り板の固定作業が必要となって、その作業に手間がかかってしまう。
特開2001−333502号公報
本考案は、以上の点に鑑み、舟体の垂下板部の高さを短くして、且つ、剛性を確保することを、舟体の加工コストアップや摺り板の固定作業性の悪化を招くことなく実現できるようにした集電舟を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本考案は、鉄道車両の屋根上で架線に摺接する摺り板と、摺り板が固定される舟体とを備える集電舟であって、舟体は、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部を有するものにおいて、垂下板部に、垂下板部の剛性を高める補強板を取り付けることを特徴とする。
本考案によれば、舟体の垂下板部の高さ寸法を短くしても、補強板により垂下板部の剛性を確保できる。従って、剛性を確保しつつ垂下板部の高さ寸法を短くして、垂下板部の面積を小さくし、垂下板部への着雪量を少量に抑えることができる。また、舟体の垂下板部に補強板を取り付けるだけであるため、舟体が簡素な構造となり、舟体の加工コストアップを招かない。更に、舟体下面に閉断面部を設けるものと異なり、舟体下面に摺り板を固定するための作業スペースを広く確保することができ、摺り板の固定作業性の悪化を招くこともない。
本考案の実施形態の集電舟の正面図。 実施形態の集電舟の平面図。 実施形態の集電舟の摺り板固定部分の切断側面図。
図1及び図2を参照して、1は、鉄道車両用パンタグラフが具備する本考案の実施形態の集電舟を示している。図3も参照して、集電舟1は、鉄道車両の屋根上で架線に摺接する複数枚の摺り板2と、摺り板2の両側に配置される複数枚の補助摺り板3と、摺り板2及び補助摺り板3が固定される舟体4とを備えている。尚、摺り板2には、下方にのびるボルト21が固定されており、このボルト21を舟体4に貫通させた状態で、ボルト21に下方からナット22を締め込むことにより舟体4に摺り板2が固定される。
舟体4は、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部41を有している。垂下板部41には、鉄道車両の車長方向外側を向く面に、垂下板部41の剛性を高める補強板42がスポット溶接によりに取り付けられている。
ところで、降雪時に鉄道車両が走行すると、走行風により舟体4の垂下板部41に雪が付着しやすく、また、舟体4の上面に積もった雪が一旦溶け垂下板部41で再び凍ってしまいやすい。そして、集電舟1は、ばね等によりパンタグラフを介して押し上げられるが、舟体4に着雪した場合、雪の重みに比し集電舟1の押し上げ力が不足して、架線との間で離線アークが発生してしまう。そのため、着雪しやすい舟体4の垂下板部41の面積を小さくして、垂下板部41への着雪量を少量に抑えることが望まれる。
ここで、本実施形態では、垂下板部41に、上記の如く垂下板部41の剛性を高める補強板42を取り付けるため、舟体4の垂下板部41の高さ寸法を短くしても、補強板42により垂下板部41の剛性を確保できる。従って、剛性を確保しつつ垂下板部41の高さ寸法を短くして、垂下板部41の面積を小さくし、垂下板部41への着雪量を少量に抑えることができる。また、舟体4の垂下板部41に補強板42を取り付けるだけであるため、舟体4が簡素な構造となり、舟体4の加工コストアップを招かない。更に、舟体4の下面に上記従来例の如く閉断面部を設けるものと異なり、舟体4の下面に摺り板2を固定するための作業スペース(ナット22を締め込むためのスペース)を広く確保することができ、摺り板2の固定作業性の悪化を招くこともない。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して説明したが、本考案はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、垂下板部41にスポット溶接により補強板42を取り付けているが、ボルトや接着剤を用いて取り付けてもよい。また、上記実施形態では、垂下板部41の補強板42の取り付け面を鉄道車両の車長方向外側を向く面としているが、車長方向内側を向く面としてもよい。
1…集電舟、2…摺り板、4…舟体、41…垂下板部、42…補強板。

Claims (1)

  1. 鉄道車両の屋根上で架線に摺接する摺り板と、摺り板が固定される舟体とを備える集電舟であって、
    舟体は、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部を有するものにおいて、
    垂下板部に、垂下板部の剛性を高める補強板を取り付けることを特徴とする集電舟。
JP2016004430U 2016-09-12 2016-09-12 集電舟 Active JP3207646U (ja)

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