JP3207441B2 - 折り丁の流れを分割するための装置 - Google Patents
折り丁の流れを分割するための装置Info
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- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1及び14の上位概念に記載した、折
り丁の流れを分割するための装置に関する。
り丁の流れを分割するための装置に関する。
ヨーロッパ特許第0054963号明細書によれば、第1の
カムを有する回転するカムローラと、第2のカムを有す
る回転するカムローラとを使用して、折り丁又はこれと
類似のものの流れを折り丁の2つの部分流に分割するた
めの装置が公知である。2つのカムローラのカムは互い
に噛み合って、コンベヤベルトシステムと共にギャップ
を形成しており、このコンベヤベルトシステムは、第1
のカムローラに近い第1のコンベヤベルトと、第2のカ
ムローラに近い第2のコンベヤベルトとから成ってい
て、これらの第1及び第2のコンベヤベルトが協働して
折り丁に締め付け作用を加えるようになっている。第1
のコンベヤベルトと第2のコンベヤベルトとは、ギャプ
の通過後に互いに離れる方向に延びて退出三角部を形成
している。この退出三角部内には、ギャップ内に向けら
れたエッジを有する、横断面が楔形のガイド舌片が設け
られている。第1及び第2のコンベヤベルトは、それぞ
れ互いに間隔を保って、ガイド舌片のガイド面に沿って
移動する。
カムを有する回転するカムローラと、第2のカムを有す
る回転するカムローラとを使用して、折り丁又はこれと
類似のものの流れを折り丁の2つの部分流に分割するた
めの装置が公知である。2つのカムローラのカムは互い
に噛み合って、コンベヤベルトシステムと共にギャップ
を形成しており、このコンベヤベルトシステムは、第1
のカムローラに近い第1のコンベヤベルトと、第2のカ
ムローラに近い第2のコンベヤベルトとから成ってい
て、これらの第1及び第2のコンベヤベルトが協働して
折り丁に締め付け作用を加えるようになっている。第1
のコンベヤベルトと第2のコンベヤベルトとは、ギャプ
の通過後に互いに離れる方向に延びて退出三角部を形成
している。この退出三角部内には、ギャップ内に向けら
れたエッジを有する、横断面が楔形のガイド舌片が設け
られている。第1及び第2のコンベヤベルトは、それぞ
れ互いに間隔を保って、ガイド舌片のガイド面に沿って
移動する。
ヨーロッパ特許公開第0254037号公報には、コンベヤ
ベルトシステムによって折り丁の流れを分割するための
装置について記載されている。この公知の装置において
は、コンベヤベルトは偏心ローラによって変向せしめら
れるようになっている。
ベルトシステムによって折り丁の流れを分割するための
装置について記載されている。この公知の装置において
は、コンベヤベルトは偏心ローラによって変向せしめら
れるようになっている。
本発明の課題は、折り丁の流れを2つの折り丁部分竜
に分割するための装置を提供することである。
に分割するための装置を提供することである。
この課題は、本発明によれば請求項1及び14に記載し
た特徴によって解決された。
た特徴によって解決された。
本発明によって得られた利点は、特に、外周面でカム
を備えた2つのローラが同時に複数の機能を行うという
点にある。折り丁の流れを2つの部分・折り丁流に分割
する他に、コンベヤベルトのための付加的なガイドロー
ラを必要とすることなしに、折り丁の方向変化を行うこ
とができる。折り丁の方向変化及び分割は、折り丁流
が、高い製造速度のために、後置接続された単独の装置
で処理できず、2つの折り丁流に分割して、例えば互い
に上下に配置された別個の縦折り装置(2つの縦折り)
で、さらに処理しなければならない場合に、必要であ
る。
を備えた2つのローラが同時に複数の機能を行うという
点にある。折り丁の流れを2つの部分・折り丁流に分割
する他に、コンベヤベルトのための付加的なガイドロー
ラを必要とすることなしに、折り丁の方向変化を行うこ
とができる。折り丁の方向変化及び分割は、折り丁流
が、高い製造速度のために、後置接続された単独の装置
で処理できず、2つの折り丁流に分割して、例えば互い
に上下に配置された別個の縦折り装置(2つの縦折り)
で、さらに処理しなければならない場合に、必要であ
る。
一方、2つのカムローラの外周面若しくは制御面は同
時にベルトガイドするために使用されるので、別個のベ
ルトガイドは省かれる。さらにまた、特に、第2のカム
ローラが第1のカムローラと比較して大きい外周面を有
している場合には、特に厚い折り丁を処理する際に有利
である。
時にベルトガイドするために使用されるので、別個のベ
ルトガイドは省かれる。さらにまた、特に、第2のカム
ローラが第1のカムローラと比較して大きい外周面を有
している場合には、特に厚い折り丁を処理する際に有利
である。
ローラが、コンベヤベルトシステムを変向させるため
に、コンベヤベルトシステムによって少なくとも45゜に
亘って巻き掛けられていれば、有利である。これによっ
て折り丁の確実なガイドが保証される。
に、コンベヤベルトシステムによって少なくとも45゜に
亘って巻き掛けられていれば、有利である。これによっ
て折り丁の確実なガイドが保証される。
また、ローラが、コンベヤベルトシステムを変向させ
るために、搬送しようとする折り丁の少なくとも3倍の
最大長さを有する外周長さを有していれば、有利であ
る。これによって、変向時につまり折り丁の方向変更時
に、折り丁に殆どを損傷を与えることのないない、折り
丁の内側と位置と外側の位置との間のずらし力が生じ
る。
るために、搬送しようとする折り丁の少なくとも3倍の
最大長さを有する外周長さを有していれば、有利であ
る。これによって、変向時につまり折り丁の方向変更時
に、折り丁に殆どを損傷を与えることのないない、折り
丁の内側と位置と外側の位置との間のずらし力が生じ
る。
本発明の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく
説明されている。
説明されている。
第1図は、折り丁のための第1の搬送路が開放されて
いる第1の作業位置における、折り丁の流れを分割する
ための装置の横断面図、 第2図は、第1図に示した装置の、折り丁のための第
2の搬送路が開放されている作業位置における図、 第3図は、第1図及び第2図に示した装置の縮小図で
ある。
いる第1の作業位置における、折り丁の流れを分割する
ための装置の横断面図、 第2図は、第1図に示した装置の、折り丁のための第
2の搬送路が開放されている作業位置における図、 第3図は、第1図及び第2図に示した装置の縮小図で
ある。
この装置は、主として、第1のローラ例えばカムロー
ラ1と、第2のローラ例えばカムローラ2とから成って
いる。これらの第1のローラと第2のローラとは、一緒
に駆動可能であって、互いに軸平行に配置されている。
第2のカムローラ2、また第1のカムローラ1も、変向
ローラとして構成することができる。この変向ローラ
は、コンベヤベルトシステム6を例えば少なくとも45
゜、有利には90゜乃至180゜の間で変向させるために使
用される。図示の実施例では、第2のカムローラ2の外
周面は、下側及び上側のコンベヤベルト3;4より成る、
供給側のベルトシステム6によって90゜よりやや大きい
角度で巻き掛けられている。コンベヤベルト3;4間で、
これらのコンベヤベルトによって「締め付けられて」互
いに間隔を保って折り丁7:8;36が摩擦接続式に搬送され
る。折り丁7;8;36は、公知の形式で1つ又は多数のウエ
ブから成っていて、このウエブは、1つ又は多数の枚葉
紙を横方向で切断することによって生ぜしめられた複数
の層を有している。これらの折り丁は折り畳まれている
か、又は折り畳まれていないものであってよい。
ラ1と、第2のローラ例えばカムローラ2とから成って
いる。これらの第1のローラと第2のローラとは、一緒
に駆動可能であって、互いに軸平行に配置されている。
第2のカムローラ2、また第1のカムローラ1も、変向
ローラとして構成することができる。この変向ローラ
は、コンベヤベルトシステム6を例えば少なくとも45
゜、有利には90゜乃至180゜の間で変向させるために使
用される。図示の実施例では、第2のカムローラ2の外
周面は、下側及び上側のコンベヤベルト3;4より成る、
供給側のベルトシステム6によって90゜よりやや大きい
角度で巻き掛けられている。コンベヤベルト3;4間で、
これらのコンベヤベルトによって「締め付けられて」互
いに間隔を保って折り丁7:8;36が摩擦接続式に搬送され
る。折り丁7;8;36は、公知の形式で1つ又は多数のウエ
ブから成っていて、このウエブは、1つ又は多数の枚葉
紙を横方向で切断することによって生ぜしめられた複数
の層を有している。これらの折り丁は折り畳まれている
か、又は折り畳まれていないものであってよい。
コンベヤベルト3;4は、カムローラ1;2間のギャップ9
内に入り込んで、互いに鋭角の開放角度α(例えば10
゜)で、相次いで離れていく。この際に、コンベヤベル
ト3;4は退出三角部(Auslaufzwickel)を形成する。互
いに垂直方向及び水平方向で間隔を保って配置されてい
る、駆動されないガイドローラ13;14によって、コンベ
ヤベルト3;4は、その外側面11;12でガイドローラ13;14
に接触しながら、後置接続された別の処理機械例えば縦
折り装置にガイドされる。
内に入り込んで、互いに鋭角の開放角度α(例えば10
゜)で、相次いで離れていく。この際に、コンベヤベル
ト3;4は退出三角部(Auslaufzwickel)を形成する。互
いに垂直方向及び水平方向で間隔を保って配置されてい
る、駆動されないガイドローラ13;14によって、コンベ
ヤベルト3;4は、その外側面11;12でガイドローラ13;14
に接触しながら、後置接続された別の処理機械例えば縦
折り装置にガイドされる。
コンベヤベルト3;4間の退出三角形部16内には、横断
面が鋭角で楔形のガイド舌片17が配置されている。ガイ
ド舌片17のエッジ15は、退出三角形部16の方向に、つま
りセグメントローラ1;2間のギャップ9の方向を向いて
いる。このエッジ15は、ギャップ9の直く近くに配置さ
れている。ガイド舌片17は、一方では、ギャプ9の開放
する出口側の部分に向いていて、他方ではガイドローラ
13;14の方向に延びている。ガイド舌片17は、下側又は
上側の真っ直ぐな又は湾曲したガイド面18若しくは19を
有しており、このガイド面18若しくは19に沿って、それ
ぞれ交互に折り丁7若しくは8が滑動しながらガイドさ
れるか又は、コンベヤベルト3;4の内側面21;22が同様に
滑動しながら、又は例えば0.1mmの小さい間隔を保って
ガイドされる。
面が鋭角で楔形のガイド舌片17が配置されている。ガイ
ド舌片17のエッジ15は、退出三角形部16の方向に、つま
りセグメントローラ1;2間のギャップ9の方向を向いて
いる。このエッジ15は、ギャップ9の直く近くに配置さ
れている。ガイド舌片17は、一方では、ギャプ9の開放
する出口側の部分に向いていて、他方ではガイドローラ
13;14の方向に延びている。ガイド舌片17は、下側又は
上側の真っ直ぐな又は湾曲したガイド面18若しくは19を
有しており、このガイド面18若しくは19に沿って、それ
ぞれ交互に折り丁7若しくは8が滑動しながらガイドさ
れるか又は、コンベヤベルト3;4の内側面21;22が同様に
滑動しながら、又は例えば0.1mmの小さい間隔を保って
ガイドされる。
ガイド面18;19は、それぞれ異なる長さを有していて
よい。ガイド面18;19の端部に続いて、ガイド舌片17の
厚い端部領域には変向ローラ26;27が配置されており、
これらの変向ローラ26;27を巡って付加的なコンベヤベ
ルト28;29がガイドされている。
よい。ガイド面18;19の端部に続いて、ガイド舌片17の
厚い端部領域には変向ローラ26;27が配置されており、
これらの変向ローラ26;27を巡って付加的なコンベヤベ
ルト28;29がガイドされている。
下側のコンベヤベルト28は、その内側面31がコンベヤ
ベルト3の内側面21に当接していて、折り丁7のため
の、さらにガイドされる折り丁の搬送路Bを形成してい
る。上側のコンベヤベルト29はその内側面33が、コンベ
ヤベルト4の内側面22に当接していて、折り丁8(縦方
向で切断された折り丁7,8)のための折り丁搬送路Cを
形成している。しかもコンベヤベルト3は、コンベヤベ
ルト28と共に、第2のつまりカムローラ1の近くの導出
側のコンベヤベルトシステム38を形成している。さらに
コンベヤベルト4は、コンベヤベルト29と共に第3の、
つまりカムローラ2の近くの導出側のコンベヤベルトシ
ステム39を形成している。
ベルト3の内側面21に当接していて、折り丁7のため
の、さらにガイドされる折り丁の搬送路Bを形成してい
る。上側のコンベヤベルト29はその内側面33が、コンベ
ヤベルト4の内側面22に当接していて、折り丁8(縦方
向で切断された折り丁7,8)のための折り丁搬送路Cを
形成している。しかもコンベヤベルト3は、コンベヤベ
ルト28と共に、第2のつまりカムローラ1の近くの導出
側のコンベヤベルトシステム38を形成している。さらに
コンベヤベルト4は、コンベヤベルト29と共に第3の、
つまりカムローラ2の近くの導出側のコンベヤベルトシ
ステム39を形成している。
各コンベヤベルトシステム6;38;39の多数のコンベヤ
ベルト3;4;28;29は、軸方向で互いに並んでカムローラ
1;2上に配置されている。
ベルト3;4;28;29は、軸方向で互いに並んでカムローラ
1;2上に配置されている。
第1のカムローラ1は、その外周部の180゜に亙って
延びている「低い(niedrigen)」カム41を有してお
り、このカム41は、カムローラ1の軸方向に一貫して
「低く」延びていて、制御面46及び小さい曲率半径r1を
有している。また、カムローラ1は、さらに残りの180
゜に亙って延び、しかも軸方向に延びる「高い(hohe
h)」カム42も有しており、このカム42は、制御面47及
び大きい曲率半径r2を有している。
延びている「低い(niedrigen)」カム41を有してお
り、このカム41は、カムローラ1の軸方向に一貫して
「低く」延びていて、制御面46及び小さい曲率半径r1を
有している。また、カムローラ1は、さらに残りの180
゜に亙って延び、しかも軸方向に延びる「高い(hohe
h)」カム42も有しており、このカム42は、制御面47及
び大きい曲率半径r2を有している。
カムローラ1のストローク寸法dは、例えば2から3
ミリメートルであって、曲率半径r1;r2間の差に相当す
る。
ミリメートルであって、曲率半径r1;r2間の差に相当す
る。
第2のカムローラ2は、第1のカムローラ1と同様に
構成することができる。第2のカムローラ2は、その外
周部に一様に分配された多数の、例えば3つの、、それ
ぞれ小さい曲率半径r3と制御面48とを備えた「低い」カ
ム43と、それぞれ大きい曲率半径r4と制御面49とを備え
た3つの「高い」カム44とを有している。第2のカムロ
ーラ2のカム43;44の数は、有利には、第1のカムロー
ラ1のカム41;42の数の整数倍に相当する。
構成することができる。第2のカムローラ2は、その外
周部に一様に分配された多数の、例えば3つの、、それ
ぞれ小さい曲率半径r3と制御面48とを備えた「低い」カ
ム43と、それぞれ大きい曲率半径r4と制御面49とを備え
た3つの「高い」カム44とを有している。第2のカムロ
ーラ2のカム43;44の数は、有利には、第1のカムロー
ラ1のカム41;42の数の整数倍に相当する。
カムローラ1及び2のカム41乃至44の例えば制御面46
乃至49の数は、有利には同じであるが、必ずしも同じで
なくてもよい。
乃至49の数は、有利には同じであるが、必ずしも同じで
なくてもよい。
変向ローラとして用いられる第2のカムローラ2の周
方向長さは、有利には少なくとも、搬送しようとする折
り丁の最大長さ例えば315mmの3倍であって、図示の実
施例ではカムローラ2の平均的な周方向長さ(=例えば
2100mm)は、最大長さ(=例えば315mm)の6倍に、搬
送しようとする折り丁の間隔(=例えば35mm)の6倍を
加えたものである。
方向長さは、有利には少なくとも、搬送しようとする折
り丁の最大長さ例えば315mmの3倍であって、図示の実
施例ではカムローラ2の平均的な周方向長さ(=例えば
2100mm)は、最大長さ(=例えば315mm)の6倍に、搬
送しようとする折り丁の間隔(=例えば35mm)の6倍を
加えたものである。
全カムローラ1;2又は少なくともその高いカム42;44は
交換可能であるので、例えば図示の「6環状面式」(3
つの高いカムと3つの低いカム)のカムローラ2の代わ
りに、同じ周方向長さで、例えば2つのカム(その長さ
は、6環状面式のカムローラのカムの2倍の長さに相当
する)を有する「4環状面式」のカムローラと、これに
合致する対抗ローラとを備えたものを使用してもよい。
この「4環状面式」のカムローラによって、例えば折り
丁の流れを2つの部分流に分けることができる。この場
合、選択的に第1の部分流に2つの折り丁が相前後して
供給され、第2の部分流にそれぞれ1つの折り丁だけが
供給される。
交換可能であるので、例えば図示の「6環状面式」(3
つの高いカムと3つの低いカム)のカムローラ2の代わ
りに、同じ周方向長さで、例えば2つのカム(その長さ
は、6環状面式のカムローラのカムの2倍の長さに相当
する)を有する「4環状面式」のカムローラと、これに
合致する対抗ローラとを備えたものを使用してもよい。
この「4環状面式」のカムローラによって、例えば折り
丁の流れを2つの部分流に分けることができる。この場
合、選択的に第1の部分流に2つの折り丁が相前後して
供給され、第2の部分流にそれぞれ1つの折り丁だけが
供給される。
カム43;44は、例えば一貫してカムローラ2のそれぞ
れ軸方向に延びている。カムローラ2のストローク寸法
eは、カムローラ1のストローク寸法dに相当する。
れ軸方向に延びている。カムローラ2のストローク寸法
eは、カムローラ1のストローク寸法dに相当する。
カムローラ1;2の軸方向で間隔を保って多数のカム41,
42;43,44を設けることも可能である。
42;43,44を設けることも可能である。
この装置の作業形式は次の通りである。第1のベルト
システム6のコンベヤベルト3;4間で、間隔をおいて折
り丁7及び8が締め付けられながらガイドされる(図
1)。第1のベルトシステム6は、例えば折り丁を形成
するための横方向切断装置の下側でほぼ鉛直方向に、変
向ローラとして使用される第2のカムローラ2に達する
まで延びていて、この第2のカムローラ2によって>90
゜例えば120゜に方向転換される。次いで折り丁7及び
8は、相前後してコンベヤベルト3と4との間の退出三
角部に達する。
システム6のコンベヤベルト3;4間で、間隔をおいて折
り丁7及び8が締め付けられながらガイドされる(図
1)。第1のベルトシステム6は、例えば折り丁を形成
するための横方向切断装置の下側でほぼ鉛直方向に、変
向ローラとして使用される第2のカムローラ2に達する
まで延びていて、この第2のカムローラ2によって>90
゜例えば120゜に方向転換される。次いで折り丁7及び
8は、相前後してコンベヤベルト3と4との間の退出三
角部に達する。
第2のセグメントローラ(カムローラ)2は、その
「高い」カム44で、コンベヤベルト4の外側を押しつけ
て、このコンベヤベルト4をガイド舌片17に向かって移
動させる。この際に、コンベヤベルト4の内側面22は、
ガイド舌片17の側方のガイド面19に当接するか、または
ガイド面19からわずかな間隔を保ってガイド面19の手前
を通過する。それによって、折り丁7のための搬送路C
は閉鎖される。「低い」カム14がコンベヤベルト3の外
側11に当接することによって、コンベヤベルト3の内側
21とガイド舌片17のガイド面18との間で、搬送路Bが、
折り丁7を受容するために、また別の処理ステーション
にさらに搬送させるために開放される。
「高い」カム44で、コンベヤベルト4の外側を押しつけ
て、このコンベヤベルト4をガイド舌片17に向かって移
動させる。この際に、コンベヤベルト4の内側面22は、
ガイド舌片17の側方のガイド面19に当接するか、または
ガイド面19からわずかな間隔を保ってガイド面19の手前
を通過する。それによって、折り丁7のための搬送路C
は閉鎖される。「低い」カム14がコンベヤベルト3の外
側11に当接することによって、コンベヤベルト3の内側
21とガイド舌片17のガイド面18との間で、搬送路Bが、
折り丁7を受容するために、また別の処理ステーション
にさらに搬送させるために開放される。
搬送路Cは、第2のカムローラ2の「低い」カム43が
コンベヤベルト4の外側面12に作用することによって、
折り丁8を受容するために開放される。搬送路Bは、
「高い」カム42がコンベヤベルト3の外側面11を押しつ
けて、このコンベヤベルト3をガイド舌片17に向かって
移動させる。それによって、コンベヤベルト3の内側面
21が、ガイド舌片17の側方のガイド面18に当接するか、
またはこのガイド面18に対してわずかな間隔を保ってこ
のガイド面18の手前を通過する。折り丁36は、折り丁8
の前で既に搬送路Cに達する。
コンベヤベルト4の外側面12に作用することによって、
折り丁8を受容するために開放される。搬送路Bは、
「高い」カム42がコンベヤベルト3の外側面11を押しつ
けて、このコンベヤベルト3をガイド舌片17に向かって
移動させる。それによって、コンベヤベルト3の内側面
21が、ガイド舌片17の側方のガイド面18に当接するか、
またはこのガイド面18に対してわずかな間隔を保ってこ
のガイド面18の手前を通過する。折り丁36は、折り丁8
の前で既に搬送路Cに達する。
カムローラ1;2は、有利な形式で同じ周速度を有して
いる。
いる。
ギャップ9の内法間隔aは、カムローラ2の「高い」
カム44と、カムローラ1の「低い」カム41との間に形成
されているか、またはカムローラ2の「低い」カム43と
カムローラ1の「高い」カム42との間に形成されてい
る。
カム44と、カムローラ1の「低い」カム41との間に形成
されているか、またはカムローラ2の「低い」カム43と
カムローラ1の「高い」カム42との間に形成されてい
る。
変化実施例によれば、2つのカムローラ1;2は例えば
偏心体ブシュに支承されているので、間隔9は調節可能
である。
偏心体ブシュに支承されているので、間隔9は調節可能
である。
要約すれば、本発明の本質は、第1及び第2のコンベ
ヤベルト3;4が周期的に、これらのコンベヤベルトにそ
れぞれ配属された、ガイド舌片17のガイド面18若しくは
19に対して往復運動可能に配置されている、という点に
ある。周期的(Taktweise)とは、つまり、同じ時点又
はほぼ同じ時点で、カッタ15における第1の搬送路Bが
閉鎖されるかまたは十分に閉鎖され、またカッタ15にお
ける第2の搬送路Cが開放されるようになっているか、
或いはその逆であるということである。
ヤベルト3;4が周期的に、これらのコンベヤベルトにそ
れぞれ配属された、ガイド舌片17のガイド面18若しくは
19に対して往復運動可能に配置されている、という点に
ある。周期的(Taktweise)とは、つまり、同じ時点又
はほぼ同じ時点で、カッタ15における第1の搬送路Bが
閉鎖されるかまたは十分に閉鎖され、またカッタ15にお
ける第2の搬送路Cが開放されるようになっているか、
或いはその逆であるということである。
搬送路B又はCの閉鎖は、折り丁7;8がその搬送路B
又はC内に侵入する限りにおいてのみ必要なことであ
る。つまり、コンベヤベルト3又は4とガイド舌片17の
カッタ15との間には、わずかな間隔例えば数百分の1ミ
リメートルの間隔が設けられる。搬送路B又はCを閉鎖
する際に、同時に、各搬送路3又は4の内側面21又は22
が、ガイド舌片17のカッタ15と交互に協働するようにな
っているので、コンベヤベルト3及び4の退出三角部16
の前部に既に、折り丁7及び8の始端部のためのガイド
部が形成される。
又はC内に侵入する限りにおいてのみ必要なことであ
る。つまり、コンベヤベルト3又は4とガイド舌片17の
カッタ15との間には、わずかな間隔例えば数百分の1ミ
リメートルの間隔が設けられる。搬送路B又はCを閉鎖
する際に、同時に、各搬送路3又は4の内側面21又は22
が、ガイド舌片17のカッタ15と交互に協働するようにな
っているので、コンベヤベルト3及び4の退出三角部16
の前部に既に、折り丁7及び8の始端部のためのガイド
部が形成される。
本発明による装置においては、カム41;42;43;44に当
接するコンベヤベルト3;4はカム41;42;43;44と協働する
ようになっており、「高い」カム若しくはカム区分がそ
れぞれ、さらに遠ざかっているコンベヤベルトと協働す
る公知の装置のように作業するのではない。コンベヤベ
ルトのための別個の、球軸受で軸受されたガイドローラ
は必要ない。
接するコンベヤベルト3;4はカム41;42;43;44と協働する
ようになっており、「高い」カム若しくはカム区分がそ
れぞれ、さらに遠ざかっているコンベヤベルトと協働す
る公知の装置のように作業するのではない。コンベヤベ
ルトのための別個の、球軸受で軸受されたガイドローラ
は必要ない。
ガイドローラが省かれていることによって、カムロー
ラ1;2で軸方向に延びる、任意の数また任意の幅のコン
ベヤベルトを設けることができる。
ラ1;2で軸方向に延びる、任意の数また任意の幅のコン
ベヤベルトを設けることができる。
コンベヤベルト3;4並びにコンベヤベルト23;29の幅を
大きくする場合には、有利な形式で、コンベヤベルトの
特別に小さい面圧を折り丁7;8;36に加えるだけでよい。
大きくする場合には、有利な形式で、コンベヤベルトの
特別に小さい面圧を折り丁7;8;36に加えるだけでよい。
コンベヤベルト3;4は、それぞれ相前後して、つまり
上下に又は並んで間隔を保ってカムローラ1;2の制御面4
1,42;43,44に当接することができる。
上下に又は並んで間隔を保ってカムローラ1;2の制御面4
1,42;43,44に当接することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60
Claims (13)
- 【請求項1】回転する第1のローラ(1)と、回転する
第2のローラ(2)と、第1(3)及び第2の(4)の
コンベヤベルトを有するコンベヤベルトシステム(6)
とによって、シート状の材料例えば折り丁(7;8;36)又
はこれと類似のものの流れを2つの部分流(7;8;36)に
分割するための装置であって、前記第1のローラ(1)
と第2のローラ(2)とコンベヤベルトシステム(6)
とが協働して、シート状の材料(7;8;36)に締め付け力
を加え、第1のコンベヤベルト(3)と第2のコンベヤ
ベルト(4)とが、前記第1のローラ(1)と第2のロ
ーラ(2)とによって形成されたギャップ(9)を通過
した後で、互いに離れる方向に延びる退出三角部(16)
を形成し、この退出三角部(16)内に、前記ギャップ
(9)内に向けられたエッジ(15)を有するガイド舌片
(17)が設けられており、第1のコンベヤベルト(3)
と第2のコンベヤベルト(4)とが、これらのコンベヤ
ベルトにそれぞれ配属された、ガイド舌片(17)のガイ
ド面(18)若しくは(19)に対して往復運動可能に配置
されている形式のものにおいて、 前記第1及び第2のローラ(1;2)がカムローラとして
構成されており、少なくとも1つのカムローラが、コン
ベヤベルト(3;4)の往復運動を生ぜしめるために、大
きい曲率半径(r2;r4)を有する少なくとも1つの制御
面(47;49)と、小さい曲率半径(r1;r3)を有する少な
くとも1つの制御面(46;48)とを備えていることを特
徴とする、折り丁の流れを分割するための装置。 - 【請求項2】前記カムローラ(1;2)の大きい曲率半径
(r2;r4)を有するカム(42,44)の制御面(47;49)
が、これらの制御面にそれぞれ配属された第1のコンベ
ヤベルト(3)若しくは第2のコンベヤベルト(4)
と、時々接触するように配置されている、請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】互いに協働する2つのカムローラ(1;2)
が設けられている、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】第2のカムローラ(2)のカム(43,44)
の数が、第1のカムローラ(1)のカム(41,42)の数
の整数倍に相当する、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】前記カムローラ(1;2)のカム(41、42,4
3,44)の複数の制御面(46,47,48,49)がそれぞれほぼ
同じ長さである、請求項1記載の装置。 - 【請求項6】第1及び第2のカムローラ(1;2)の軸方
向に、一貫して延びるそれぞれ1つのカム(41,42;43,4
4)が設けられている、請求項1記載の装置。 - 【請求項7】カムローラ(1;2)の軸方向に間隔を保っ
て配置された多数のカム(41,42;43,44)が設けられて
いる、請求項1記載の装置。 - 【請求項8】少なくとも1つのカムローラ(1;2)が、
大きい曲率半径(r2;r4)の多数のカム(42;44)を有し
ている、請求項1記載の装置。 - 【請求項9】第1のカムローラ(1)が、大きい曲率半
径(r2)の1つの制御面(47)を有しており、第2のカ
ムローラ(2)が、大きい曲率半径(r4)の3つの制御
面(49)を有している、請求項4記載の装置。 - 【請求項10】コンベヤベルトシステム(6)が、搬送
方向で見てギャップ(9)の手前でカムローラ(2)を
少なくとも45゜巻き掛けている、請求項1記載の装置。 - 【請求項11】コンベヤベルトシステム(6)が、搬送
方向で見てギャップ(9)の手前でカムローラ(2)を
少なくとも90゜巻き掛けている、請求項10記載の装置。 - 【請求項12】前記カムローラ(1;2)の少なくとも1
つの、曲率半径の大きいカム(42;44)が交換可能であ
る、請求項1記載の装置。 - 【請求項13】種々異なる長さを有するカム(42;44)
が、選択的にカムローラ(1;2)に固定可能である、請
求項12記載の装置。
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DE19649326.9 | 1996-11-28 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0944545B1 (ja) |
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DE (2) | DE19649326A1 (ja) |
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WO (1) | WO1998023517A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8551916B2 (en) | 2008-02-25 | 2013-10-08 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Method for preparation of aqueous emulsion using interfacially active organic compound as emulsifying agent |
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DE19849748A1 (de) * | 1998-10-28 | 2000-05-04 | Siemens Ag | Weiche für flache, flexible Sendungen in Sendungssortiermaschinen |
US6302392B1 (en) * | 1998-12-29 | 2001-10-16 | Quad/Tech, Inc. | Sheet diverter for collating signatures and a method thereof |
DE10116346B4 (de) * | 2001-04-02 | 2006-03-02 | Koenig & Bauer Ag | Falzapparat |
US7681883B2 (en) * | 2006-05-04 | 2010-03-23 | Xerox Corporation | Diverter assembly, printing system and method |
CN102036892A (zh) * | 2008-05-23 | 2011-04-27 | 高斯国际美洲公司 | 用于结合书贴导向器和缓释装置的方法和装置 |
US8496249B2 (en) * | 2011-02-08 | 2013-07-30 | Goss International Americas, Inc. | Method and apparatus for diverting printed products into three streams |
US9302875B2 (en) * | 2011-02-22 | 2016-04-05 | Goss International Americas, Inc. | Method and apparatus for diverting signatures in a folder |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2288048A1 (fr) * | 1974-10-18 | 1976-05-14 | Cit Alcatel | Distributeur de feuilles en liasses |
US4373713A (en) * | 1980-12-24 | 1983-02-15 | Motter Printing Press Co. | Diverter mechanism |
DE3210203C1 (de) * | 1982-03-19 | 1983-12-15 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Vorrichtung zum Aufteilen eines Stromes aus Druckexemplaren |
US4729282A (en) * | 1986-07-22 | 1988-03-08 | Quad/Tech, Inc. | Sheet diverter for signature collation and method thereof |
US5702100A (en) * | 1996-03-25 | 1997-12-30 | Heidelberg Harris | Mechanism for diverting signatures by the rotation of surfaces |
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1996
- 1996-11-28 DE DE19649326A patent/DE19649326A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-11-26 WO PCT/DE1997/002764 patent/WO1998023517A1/de active IP Right Grant
- 1997-11-26 EP EP97951811A patent/EP0944545B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-26 JP JP52415098A patent/JP3207441B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-26 US US09/308,637 patent/US6129352A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-26 DE DE59704816T patent/DE59704816D1/de not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-24 HK HK00101847A patent/HK1024679A1/xx not_active IP Right Cessation
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US8551916B2 (en) | 2008-02-25 | 2013-10-08 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Method for preparation of aqueous emulsion using interfacially active organic compound as emulsifying agent |
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Publication number | Publication date |
---|---|
HK1024679A1 (en) | 2000-10-20 |
US6129352A (en) | 2000-10-10 |
WO1998023517A1 (de) | 1998-06-04 |
DE59704816D1 (de) | 2001-11-08 |
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DE19649326A1 (de) | 1998-06-10 |
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