JP3207382B2 - 電動門扉 - Google Patents

電動門扉

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JP3207382B2
JP3207382B2 JP28129397A JP28129397A JP3207382B2 JP 3207382 B2 JP3207382 B2 JP 3207382B2 JP 28129397 A JP28129397 A JP 28129397A JP 28129397 A JP28129397 A JP 28129397A JP 3207382 B2 JP3207382 B2 JP 3207382B2
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真治 井出
雄彦 向中野
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東洋エクステリア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はモーターによって
開閉駆動する電動門扉に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】 この種電動門扉は,
例えば門扉本体における戸先框(走行框と称してもよ
い)にモーターを設置して,その回転力を車輪に伝達す
ることによって,戸先框をモーター回転力に応じて定速
走行するようにし,その停止は,戸当側支柱下端等走行
路の停止位置に設置したリミットスイッチ等のスイッチ
によってモーターを停止させることによって行うものと
されているから,戸先框,ひいては門扉本体は,自ら定
位置に対して正確な停止をなし難く,一般には戸当側支
柱等の支柱をストッパーとし,これに戸先框や門扉本体
を受止め衝接させることによって行うものとされ,従っ
て,衝接に際して金属音の騒音を発生したり,衝接の衝
撃によってネジの緩み等を招いたりする問題点が残され
ている。
【0003】 本発明はかかる従来の電動門扉に伴う事
情に鑑みてなされたもので,その解決課題とする処は,
引戸門扉,伸縮門扉等電動門扉の門扉本体を自ら定位置
に対して可及的に正確に停止するようにして,騒音や停
止時の衝撃を解消することができるようにするとともに
上記門扉本体を走行路に固定して前後方向の外力に対す
る耐力性を備えるように設置した自動ロック装置に対す
るロックをスムーズ且つ確実に行い得るようにした電動
門扉を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って本発
明は,門扉本体とモーターとともにその変速制御を行う
ことによるスピードコントローラーを設ける一方,門扉
本体の走行中に所定位置で上記スピードコントローラー
を作動する減速位置検知用の検知手段を設け,上記所定
位置から停止位置に向けて門扉本体の走行スピードを距
離に反比例して減速することによって自ら定位置におけ
る可及的正確な停止を行うようにするとともに,門扉本
体を自動ロック装置によって走行路に固定して前後方向
の外力に対する耐力性を備えるようにし,上記停止の定
位置においてこの自動ロック装置に対してスムーズ且つ
確実なロックをなし得るようにしたものであって,即ち
請求項1に記載の発明を,門扉本体における戸先框に設
置した門扉本体走行駆動用のモーターと,同じく戸先框
に設置した上記モーターを変速制御することにより門扉
本体の走行スピードを無段階変化するスピードコントロ
ーラーと,上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置に設
置し或いは上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置と該
門扉本体の走行路に設置して門扉本体の閉成及び/又は
開成の減速信号を上記スピードコントローラーに与えて
門扉本体の減速位置を検知する検知手段とを具備し,上
記検知手段による減速信号発生位置を門扉本体の走行路
中間位置とすることにより門扉本体の走行スピードを戸
先框とその所定の停止位置との距離に反比例して減速制
御するようにした減速停止装置を備えることによって上
記門扉本体の走行路上の中間位置から走行スピードを減
速して定位置に至って停止するようにした電動門扉であ
って,上記戸先框の停止位置において該戸先框を走行路
に固定する自動ロック装置を備えるとともに該自動ロッ
ク装置を,上記戸先框における一対の走行車輪の連結回
転軸長手方向中間位置に設けたスプロケットと,戸先框
停止の戸当側支柱下端近傍位置と吊元側支柱から伸縮門
扉本体の折畳み代分離れた位置の2箇所の走行路前後方
向中間位置に設け上記スプロケットに歯合するローラー
軸又は固定軸を支持金具に軸支固定して構成した受金具
とを備えて構成してなることを特徴とする電動門扉と
し,請求項2に記載の発明は,上記に加えて,電動門扉
としての好ましい形態とするように,これを,上記門扉
本体を,走行方向に伸張閉成し,縮小開成する伸縮門扉
本体とすることにより,伸縮門扉として構成してなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の電動門扉とし,請求項
3乃至6に記載の発明は,同じく上記に加えて,それぞ
れ好ましい形態とするように,請求項3に記載の発明
を,上記スプロケットを走行路の前後方向中央位置に設
置する一方,上記受金具をべース金具に締着固定し且つ
該べース金具を上記走行路のガイドレール間に亘ってブ
リッジ状に架設する走行路埋込金具に固定することによ
って受金具ユニットを形成するとともに,該受金具ユニ
ットを走行路埋込金具端部の架設金具を介してガイドレ
ールに架設し上記受金具を同じく走行路の前後方向中央
位置に設置してなることを特徴とする請求項1又は2に
記載の電動門扉とし,請求項4に記載の発明を,上記検
知手段を,門扉本体の閉成の減速信号をスピードコント
ローラーに与える閉成用の検知手段として備え且つ該検
知手段を上記戸先框に設置して該戸先框と閉成方向端部
の戸当側支柱との距離を検知する反射型ビームセンサー
によるものとしてなることを特徴とする請求項1,2又
は3に記載の電動門扉とし,請求項5に記載の発明を,
上記反射型ビームセンサーによる検知手段に代えて,上
記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置と該門扉本体の走
行路に設置して門扉本体の上記戸先框又は上記幅方向中
間位置と閉成方向端部の戸当側支柱との距離を検知する
マグネットスイッチ,リミットスイッチ等のスイッチに
よる検知手段を用いてなることを特徴とする請求項4に
記載の電動門扉とし,請求項6に記載の発明を,上記検
知手段を,門扉本体の開成の減速信号をスピードコント
ローラーに与える開成用の検知手段として備え,該検知
手段を上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置と該門扉
本体の走行路に設置して門扉本体の開成方向減速位置を
検知するマグネットスイッチ,リミットスイッチ等のス
イッチによるものとしてなることを特徴とする請求項
1,2,3,4又は5に記載の電動門扉とし,これらを
それぞれ発明の要旨とすることによって上記課題解決の
手段としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】 以下図面に示した例によって本
発明を更に具体的に説明すれば,Aは電動伸縮門扉,1
は走行方向に伸張閉成し,縮小開成するその伸縮門扉本
体,2はその戸先框,12は伸縮門扉本体1走行駆動用
のモーター,33は伸縮門扉本体1の吊元側支柱,34
は戸当側支柱,35はこれら支柱間で伸縮門扉本体1が
走行する走行路,36は該走行路35に設けて伸縮門扉
本体1の伸縮開閉を案内するガイドレールをそれぞれ示
す。
【0006】 電動伸縮門扉Aは,上記伸縮門扉本体1
走行駆動用のモーター12を該伸縮門扉本体1における
戸先框2に設置して,その回転力(減速回転力)をチェ
ーン7を介して戸先框2下端の上記ガイドレール36に
よって案内される一対の走行車輪6の連結回転軸5に伝
達することによって,戸先框2を開方向,閉方向の正逆
双方に走行させて,伸縮門扉本体1の開閉走行を行うよ
うに構成してある。
【0007】 このとき電動伸縮門扉Aにおける伸縮門
扉本体1は,減速停止装置を備えることによって,走行
路35上の中間位置から,その走行スピードを減速して
定位置に至って停止するようにしてあり,これにより該
伸縮門扉本体1の開閉走行に際して,これが吊元側支柱
33や戸当側支柱34に衝接するのを防止するように
し,更に後述の本例において設けた自動ロック装置に過
大な力が作用したりすることなく,ロックをスムーズ且
つ確実に行い得るようにしたものとしてある。
【0008】 即ち減速停止装置は,上記戸先框2に設
置したモーター12と,同じく戸先框2に設置した上記
モーター12を変速制御することにより伸縮門扉本体1
の走行スピードを無段階変化するスピードコントローラ
ー13と,上記戸先框2又は伸縮門扉本体1幅方向(横
幅方向,走行方向又は長さ方向と称してもよい)中間位
置と伸縮門扉本体1の走行路35に設置して伸縮門扉本
体1の閉成及び開成の減速信号を上記スピードコントロ
ーラー13に与えて門扉本体の減速位置を検知する検知
手段14,15とを備えてなり,上記検知手段14,1
5による減速信号発生位置を伸縮門扉本体1の走行路3
5中間位置とすることにより伸縮門扉本体1の走行スピ
ードを戸先框2とその所定の停止位置との距離に反比例
して減速制御してなるものとしてあり,このとき本例に
あって上記スピードコントローラー13は,これをモー
ター変速用インバータによるものとし,また検知手段
を,伸縮門扉本体1の閉成の減速信号をスピードコント
ローラー13に与える閉成用の検知手段14と,伸縮門
扉本体1の開成の減速信号をスピードコントローラー1
3に与える開成用の検知手段15とし,前者の閉成用の
検知手段14を上記戸先框2に設置して該戸先框2と閉
成方向端部の戸当側支柱34との距離を検知する反射型
ビームセンサーによるものとする一方,後者の開成用の
検知手段15を,上記伸縮門扉本体1幅方向中間位置と
上記走行路35に設置して門扉本体の減速位置を検知す
るマグネットスイッチ,リミットスイッチ等のスイッチ
によるものとしてある。
【0009】 本例においてモーター12及びインバー
タによるスピードコントローラー13は,取付基板3に
取付けて電動ユニットとして,中空ボックス状とした戸
先框2に内蔵設置してあり,このとき戸先框2は,閉塞
蓋10を着脱自在に設置することによってその内部の保
守点検を可能としてあり,モーター12は,例えば交流
200Vにして消費電力50W,モーター定格出力40
Wとした,この種電動門扉用として一般に用いられる三
相誘導モーターによるものとする一方,本例においてイ
ンバータによるスピードコントローラー13は,交流1
00Vにして,1.0〜120Hzの周波数範囲を有
し,所定周波数の正弦波によってモーター回転数を制御
する正弦波PWMの制御方式による市販のもの(例えば
松下電器産業株式会社製三相誘電電動機用スピードコン
トローラーのマイクロインバータ)を用いてあり,該制
御方式のスピードコントローラー13を用いることによ
り,モーター12の回転を加速・減速してその無段階的
な変速制御を行い,モーター12の回転数に応じて伸縮
門扉本体1,特に戸先框2の走行スピードを無段階変化
するようにしてある。
【0010】 一方,反射型ビームセンサーによる上記
伸縮門扉本体1の閉方向の検知手段14は,戸先框2の
戸当り面側の上下方向中間上方にして,戸当側支柱34
がその戸先框2走行方向直線上に位置するように前後方
向端部位置に埋込み設置した,直流10〜30Vを電源
として,測定距離範囲を0.2〜2mとする2分割フオ
トダイオードを用い,投光LEDから出光したビームの
反射光における入射角度の違いによって対象物との距離
を検出する同じく市販のもの(例えばサンクス株式会社
製距離設定式・長距離限定反射型ビームセンサー)を用
いてあり,該検知手段14を用いることによって,走行
する戸先框2の戸当側支柱34に対する距離を測定し,
上記2mの検知範囲内にして,例えば1mの距離に至っ
た際に,その距離の検知を行って,上記スピードコント
ローラー13に減速の指令(作動指令)を行うように,
その減速信号を与えるものとしてある。
【0011】 スイッチによる伸縮門扉本体1の開方向
の検知手段15は,本例にあって,伸縮門扉本体1の中
間位置にして所定の門扉桟の下端と走行路35の双方に
設置した市販のマイクロスイッチによるものとしてあ
り,このとき走行路35側のマイクロスイッチ位置を,
吊元側支柱33から伸縮門扉本体1の折畳み代分離れ
た,その縮小開成時の戸先框2位置とし,伸縮門扉本体
1側の図示省略のマイクロスイッチを,伸縮門扉本体1
幅方向中間にして走行路35側のマイクロスイッチ通過
時に,上記縮小閉成時の戸先框2までの距離が,例えば
1mとなるように配置して,上記反射型ビームセンサー
における検知距離と同じ距離を残して,該位置を上記伸
縮門扉本体1中間位置のマイクロスイッチが通過する
際,その検知を行って,同じく上記スピードコントロー
ラー13に減速の指令(作業指令)を行うように,その
減速信号を与えるものとしてある。
【0012】 従って本例の電動伸縮門扉Aにあって,
スイッチ又はリモートコントローラー等を操作すること
によって伸縮門扉本体1を縮小開成状態から伸張閉成
し,伸張閉成状態から縮小開成すれば,戸先框2は,ス
ピードコントローラー13のモーター12変速制御によ
って,スロースタートを行って,本例にあって上記1m
の位置とした,戸先框2原位置から所定位置までの距離
に反比例して戸先框2の走行スピードを無段階加速した
後,スピードコントローラー13の制御を解除して,伸
縮門扉本体1を定速走行し,検知手段14により,伸縮
門扉本体1のマイクロスイッチが走行路35の,本例に
おいて上記1mの位置に至ってスピードコントローラー
13に減速指令を発して,これを作動させ,モーター1
2を変速制御することによって,戸先框2は,該位置か
らその停止位置までの距離,本例において,1mの距離
に反比例して,その走行スピードを無段階減速して,停
止位置において自ら正確なスローストップを行うように
してあり,これによって伸縮門扉本体1の走行スピード
を,戸先框2の加減速制御を介して,無段階制御するよ
うにしてある。
【0013】 このとき電動伸縮門扉Aは,上記戸先框
2の停止位置において該戸先框2を走行路35に固定す
る自動ロック装置を備え,その戸先框2をその停止位置
において自動ロック装置によって走行路35に固定し,
伸縮門扉本体1の,耐風圧性等の前後に加わる外力に対
する耐力性を確保し,該伸縮門扉本体1が,その構造上
前後方向の外力に必ずしも十分な強度を有し得ない問題
点を併せて解消するようにしてあり,上記自動ロック装
置は,これを,上記戸先框2における一対の走行車輪6
の連結回転軸5長手方向中間位置に設けたスプロケット
21と,戸先框2停止の戸当側支柱34下端近傍位置と
吊元側支柱33から伸縮門扉本体1の折畳み代分離れた
位置の2箇所の走行路35前後方向中間位置に設け上記
スプロケット21に歯合するローラー軸又は固定軸25
を支持金具24に軸支固定して構成した受金具23とを
備えて構成してあり,本例にあって,上記開成用の検知
手段15の走行路35に設置したマグネットスイッチ
は,上記のとおりこれを吊元側支柱33から伸縮門扉本
体1の折畳み代分離れた位置とすることによって,吊元
側支柱33の離隔位置における,一方の受金具23と位
置を略等しくしてあるので,本例にあって該一方の受金
具23は,上記マグネットスイッチを一体に備えて,走
行路35への双方の設置を可及的に容易化するようにし
たものとしてある。
【0014】 本例にあって,上記スプロケット21
は,これを走行路35の前後方向中央位置に設置する一
方,上記受金具23をべース金具28に締着固定し且つ
該べース金具28を上記走行路35のガイドレール36
間に亘ってブリッジ状に架設する走行路埋込金具29に
固定することによって受金具ユニット22を形成すると
ともに,該受金具ユニット22を走行路埋込金具29端
部の架設金具30を介してガイドレール36に架設し上
記受金具23を同じく走行路35の前後方向中央位置に
設置してあり,このとき上記べース金具28に対する締
着固定は,例えばこれを支持金具24に設けて戸先框2
の走行方向に向けた長孔26を介して,ボルト27をべ
ース金具28に螺装することによって,戸先框2の走行
方向に向けた位置調整を可能とし,これにより上記スプ
ロケット21に対する位置ズレを解消し,その歯合を確
実になし得るようにしたものとしてある。
【0015】 自動ロック装置の上記戸先框2側のスプ
ロケット21は,上記連結回転軸5の回転に応じて回転
するところ,該連結回転軸5は,戸先框2の走行スピー
ドを定めるように,上記減速停止装置により,そのスピ
ードコントローラー13によって,変速制御されたモー
ター12で回転するから,上記スプロケット21は,戸
先框2停止位置の受金具23に,停止寸前の緩衝状態で
緩やかに歯合するものとなって,スプロケット21とこ
れを受止めて歯合する受金具23に過大な力が作用し
て,これらを損傷したりするのを防止し,スムーズ且つ
確実な自動ロックが得られるようにしてある。
【0016】 図中4は戸先框2に設け,本例において
上記取付基板3下端に設けた連結回転軸5の軸受,8は
連結回転軸5に設け,上記チェーン7によってモーター
12の回転力を該連結回転軸5に伝導する伝導用スプロ
ケット,9は該スプロケット8のカバー,11は伸縮門
扉本体1の幅方向中間に設けてガイドレール36によっ
て案内する走行車輪,16,17,18,19は戸先框
2に設け,本例において同じく上記取付基板3に設けた
それぞれ電源ユニット,シーケンサー,リモートコント
ローラーの受信アンテナ,その受信機,20は戸先框2
の走行時に障害物あるときにこれを検知してモーター1
2を停止するタッチセンサー,31及び32は,上記自
動ロック装置による伸縮門扉本体1の耐力性を補助し
て,これを更に向上するように戸先框2の走行車輪6及
び伸縮門扉本体1幅方向中間位置の走行車輪11近傍に
それぞれ設けてガイドレール36に係合するようにした
外れ止めフインを示す。
【0017】 図示した例は以上のとおりとしたが,本
発明の減速停止装置を,引戸の門扉本体を有する電動門
扉(電動引戸門扉)に適用すること,スピードコントロ
ーラーを,上記インバータ以外の,例えば電磁ブレーキ
によるものとすること,上記減速停止装置の検知手段を
門扉本体幅方向中間位置に設置すること,上記減速停止
装置による減速信号発生位置を門扉本体の走行路中間位
置とすること,閉成又は開成の減速信号をスピードコン
トローラーに与える検知手段を用いて,閉成又は開成用
のものとすること,閉成用の検知手段に,上記反射型ビ
ームセンサーによる検知手段に代えて,上記戸先框又は
門扉本体幅方向中間位置と上記走行路に設置して門扉本
体の戸先框又は上記幅方向中間位置と閉成方向端部の戸
当側支柱との距離を検知するマグネットスイッチ,リミ
ットスイッチ等のスイッチによる検知手段を用いるよう
にすること等を含めて,門扉本体,走行路,モーター,
スピードコントローラー,検知手段,スプロケット,受
金具等の各具体的材質,形状,構造,これらの関係,こ
れらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限
り,様々の形態として,これを実施することができる。
【0018】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したか
ら,請求項1に記載の発明は,引戸門扉,伸縮門扉等電
動門扉の門扉本体を自ら定位置に対して可及的に正確に
停止するようにして,騒音や停止時の衝撃を解消するこ
とができるようにするとともに上記門扉本体を走行路に
固定して前後方向の外力に対する耐力性を備えるように
設置した自動ロック装置に対するロックをスムーズ且つ
確実に行い得るようにした電動門扉を提供することがで
き,請求項2に記載の発明は,上記に加えて,これを伸
縮門扉に適用して,好ましい形態のものとすることがで
き,請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,自
動ロック装置を好ましい形態のものとすることができ,
請求項4乃至6に記載の発明は,同じく上記に加えて,
それぞれ検知手段を正確且つ確実に位置の検知を行うも
のとして,スピードコントローラーに減速信号を適格に
与える,好ましい形態のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伸縮門扉本体を閉成した状態の電動伸縮門扉
の正面図である。
【図2】 伸縮門扉本体を開成した状態の電動伸縮門扉
の平面図である。
【図3】 戸先框の側面図である。
【図4】 戸先框の内部構造を示す同じく側面図であ
る。
【図5】 自動ロック装置を示す拡大側面図である。
【図6】 自動ロック装置の受金具の設置状態を示す側
面図である。
【図7】 自動ロック装置の戸当側支柱近傍の受金具設
置状態を示す平面図である。
【図8】 自動ロック装置の吊元側支柱離隔位置の受金
具設置状態を示す平面図である。
【符号の説明】
A 電動伸縮門扉 1 伸縮門扉本体 2 戸先框 12 モーター 13 スピードコントローラー 14 検知手段 15 検知手段 33 吊元側支柱 34 戸当側支柱 35 走行路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/14 E06B 11/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門扉本体における戸先框に設置した門扉
    本体走行駆動用のモーターと,同じく戸先框に設置した
    上記モーターを変速制御することにより門扉本体の走行
    スピードを無段階変化するスピードコントローラーと,
    上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置に設置し或いは
    上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置と該門扉本体の
    走行路に設置して門扉本体の閉成及び/又は開成の減速
    信号を上記スピードコントローラーに与えて門扉本体の
    減速位置を検知する検知手段とを具備し,上記検知手段
    による減速信号発生位置を門扉本体の走行路中間位置と
    することにより門扉本体の走行スピードを戸先框とその
    所定の停止位置との距離に反比例して減速制御するよう
    にした減速停止装置を備えることによって上記門扉本体
    の走行路上の中間位置から走行スピードを減速して定位
    置に至って停止するようにした電動門扉であって,上記
    戸先框の停止位置において該戸先框を走行路に固定する
    自動ロック装置を備えるとともに該自動ロック装置を,
    上記戸先框における一対の走行車輪の連結回転軸長手方
    向中間位置に設けたスプロケットと,戸先框停止の戸当
    側支柱下端近傍位置と吊元側支柱から伸縮門扉本体の折
    畳み代分離れた位置の2箇所の走行路前後方向中間位置
    に設け上記スプロケットに歯合するローラー軸又は固定
    軸を支持金具に軸支固定して構成した受金具とを備えて
    構成してなることを特徴とする電動門扉。
  2. 【請求項2】 上記門扉本体を,走行方向に伸張閉成
    し,縮小開成する伸縮門扉本体とすることにより,伸縮
    門扉として構成してなることを特徴とする請求項1に記
    載の電動門扉。
  3. 【請求項3】上記スプロケットを走行路の前後方向中央
    位置に設置する一方,上記受金具をべース金具に締着固
    定し且つ該べース金具を上記走行路のガイドレール間に
    亘ってブリッジ状に架設する走行路埋込金具に固定する
    ことによって受金具ユニットを形成するとともに,該受
    金具ユニットを走行路埋込金具端部の架設金具を介して
    ガイドレールに架設し上記受金具を同じく走行路の前後
    方向中央位置に設置してなることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電動門扉。
  4. 【請求項4】 上記検知手段を,門扉本体の閉成の減速
    信号をスピードコントローラーに与える閉成用の検知手
    段として備え且つ該検知手段を上記戸先框に設置して該
    戸先框と閉成方向端部の戸当側支柱との距離を検知する
    反射型ビームセンサーによるものとしてなることを特徴
    とする請求項1,2又は3に記載の電動門扉。
  5. 【請求項5】 上記反射型ビームセンサーによる検知手
    段に代えて,上記戸先框又は門扉本体幅方向中間位置と
    該門扉本体の走行路に設置して門扉本体の上記戸先框又
    は上記幅方向中間位置と閉成方向端部の戸当側支柱との
    距離を検知するマグネットスイッチ,リミットスイッチ
    等のスイッチによる検知手段を用いてなることを特徴と
    する請求項4に記載の電動門扉。
  6. 【請求項6】 上記検知手段を,門扉本体の開成の減速
    信号をスピードコントローラーに与える開成用の検知手
    段として備え,該検知手段を上記戸先框又は門扉本体幅
    方向中間位置と該門扉本体の走行路に設置して門扉本体
    の開成方向減速位置を検知するマグネットスイッチ,リ
    ミットスイッチ等のスイッチによるものとしてなること
    を特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の電動
    門扉。
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