JP3207352U - 固定部材、および被固定体と固定部材との装置 - Google Patents

固定部材、および被固定体と固定部材との装置 Download PDF

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Abstract

【課題】柱状体に対して配線・配管材用機器を固定する固定台座や収納函を、簡単に固定できる固定部材を提供する。【解決手段】ボルト体6で一対の腕部を近接させることで取り囲んだ柱状体Pを締め付け、固定部材1を柱状体Pに取着する。そのボルト体6を利用して、固定台座や収納函等の被固定体4を支持させる。【選択図】図5

Description

本考案は、ビニールハウスを構成する骨材等の柱状体に、ブレーカーやスイッチ等の配線器具などを据え付ける台座や収容ボックスを固定する固定部材に関するものである。
例えば、電柱や電気機器取付けポール等の柱状体に制御盤、配電盤等の配電機器や器具据え付け台座を固定する場合、帯状のバンドを柱状体に巻回して締め付けるとともに、バンドに支持させた配電機器取付け部材に配電機器を固定していた。
特開平11−218108号 公報
帯状のバンドを巻回して締め付ける従来のポール用取付金具は、種々の太さのポールに対応できる反面、被取付物固定金具、ボルト、取付バンドと、ポールに固定するために多数の部材を必要とし、さらには、配電機器を固定するためのボルトナットを用意するため、部材管理が煩雑となり、作業工程も多く、手間であった。
そこで、本項案は上記課題を解決すべく、部材点数を少なくして、ビニールハウスを構成する骨材等の柱状体に被固定体を簡単に固定できる固定部材を提供することを目的とする。
本考案は、以下のとおりである。
請求項1に記載の固定部材は、被固定体を、ビニルハウス等の骨材を構成する柱状体に固定するための固定部材であって、前記柱状体の外周面を挟圧するように取り囲む基部、および前記基部から互いに向かい合うように延設された、前記ボルト体の先端が通過する通孔を有する一方端延出部及び前記通孔を通過した前記ボルト体が螺着される雌ねじ部を有する他方端延出部と、前記一方端延出部の反他方端延出部に向けて突出し、先端に前記被固定体に当接する面を有する突出部と、を備えた固定部材であることを要旨とする。
請求項2に記載の固定部材は、請求項1に記載の固定部材において、前記突出部は、前記一方端延出部に取着される取着部と、前記取着部から立設しボルト体が内部を通過する中空筒状の筒部と、を備え、前記一方端延出部に着脱可能な別体の中空筒体から構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の固定部材は、略C字状に湾曲形成され円柱の外周を取り囲み挟圧する基部および、前記基部の両端から延設された延出板部を備え、前記各延出板部は、通孔を有する一方端延出部と、雌ねじ部を有する他方端延出部と、からなる本体と、
前記雌ねじ部に螺着されるボルト体が挿通可能な貫通孔を備え、前記貫通孔内が前記通孔と連通し前記一方端延出部の反他方端延出部側に向けて突出するように前記本体に組付けられる中空筒体と、を備えた固定部材であることを要旨とする。
請求項4に記載の固定部材は、請求項2または請求項3に記載の固定部材において、前記通孔は、前記一方端延出部の延出方向に延びる長孔で構成され、前記中空筒体は、前記長孔の延びる方向に対向する端縁に係止する係止爪を備えることを要旨とする。
請求項5に記載の固定部材は、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の固定部材において、前記貫通孔内面は、前記中空筒体の先端から前記一方端延出部に向けて内部が広がるテーパ面で構成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の固定部材は、ボルト体が挿通される固定孔と、配線・配管材設備を取り付ける取付け部と、を有する被固定体と、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の固定部材との装置であって、前記被固定体は前記基部に当接することなく前記固定部材に支持されることを特徴とする被固定体と固定部材との装置であることを要旨とする。
本考案の固定部材、および被固定体と固定部材との装置によれば、被固定体の側から挿通したボルト体を利用して、ビニールハウスの骨材等の柱状体に固定部材を固定できるとともに、被固定体を固定部材に支持させることができる。
本考案の固定部材の一実施例を示す斜視図。 図1に示す固定部材であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は(b)に示すX−X線断面図。 図1に示す固定部材の一部である本体を示す斜視図。 図1に示す固定部材の一部である中空筒体であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は(b)に示すY−Y線断面図。 本考案の固定部材を用いて柱状体に被固定体を固定した使用状態を示す斜視図。 図5の使用状態における横断面図。 本考案の使用方法を示す概略図。 図5の使用状態においてボルト体の先端を先端カバーで覆った状態を示す図。 本考案の固定部材の一部である中空筒体と先端カバーが一体になった例を示す斜視図。 本考案の固定部材と先端カバーが一体になった例を示し、(a)はその斜視図、(b)はその横断面図。 本考案の固定部材の別例を示す斜視図。
以下、図面を参照しながら、本考案を詳細に説明する。尚、本考案は、添付した図面の記載に限定されるものではない。
まず、本考案の一実施例を図1乃至図7に従って説明する。符号1は例えばビニルハウスの骨材を構成する柱状体P(円柱)に、配線・配管材設備を取り付ける取付け部42を有する被固定体4を構成する取付け台座や収納函を固定するための固定部材である。固定部材1は、略C字状に湾曲形成され円柱の外周面を挟圧するように取り囲む基部21と、基部の両端から延設された延出板部22と、を有する本体2と、本体2に組付けられた、本体2とは別体の中空筒体3とからなる。
まず、本体2について図1乃至図3を用いて説明する。本体2は、金属製板材をプレス加工して形成され、円柱(柱状体P)の外周面に沿うように円弧状の内面が形成された一対の腕部(21a、21b)と、両腕部の基端側で互いを繋ぐ略コ字状に膨出した繋ぎ部28と、両腕部の先端側からそれぞれ延出されてた一対の延出板部22(23,25)と、からなり、両腕部(21a、21b)と繋ぎ部28とにより基部を構成している。各延出板部(23、25)が離間近接するように両腕部(21a、21b)と繋ぎ部26との接続箇所26aで塑性変形されて、両延出板部(23、25)間から円柱(柱状体)を受け入れ可能な位置まで両延出板部を離間可能であるとともに、両延出板部(23、25)を近接させることで円柱(柱状体P)の外面を両腕部(21a、21b)が挟圧し本体1を前記円柱(柱状体P)に取着可能である。
詳細には、一対の延出板部22(23、25)のうち一方の延出板部は、延出方向に延びる略トラック形状の長孔からなる通孔24が形成された一方端延出部23を構成し、他方の延出板部は、通孔を通過したボルト体6の先端が螺着される雌ねじ部26が螺刻された他方端延出部25を構成している。
また、本体2の幅方向の両側には、両腕部(21a、21b)の基端側から各延出板部の先端近傍にかけて外側に折り返された補強リブ27が形成されて両腕部(21a、21b)の円弧の形状および両腕部(21a、21b)と延出板部22(23、25)とがなす角度を維持している。換言すると基部21は補強リブ27を有すると言える。
繋ぎ部28は、両腕部(21a、21b)と接側された箇所から垂れ下がる両側壁(28a、28b)と、両側壁とを連結する底部28cと、から構成され、底部28cには貫通形成されて別の部材を本体に取付けることができる取付け孔が形成されている。なお、この取付け孔や取付けされる別の部材については本考案と関係がないので、説明を省略する。また、繋ぎ部28の形状は、この形態に限らず、例えば両腕部の内面弧状が連続する形態として基部21を構成しても良い。
続いて、中空筒体3について図1、図2及び図4を用いて説明する。中空筒体3は、四角板状の基板34と、基板34の一方に立設された円筒状の筒部35および他方に設けられ本体に係止する係止爪33とを備える。筒部35の先端から基板34の他方の面に向けて貫通した貫通孔31が形成され、その内部は筒部35の先端から基板の他方の面の側に向けて広がるテーパ面31を構成している。また、係止爪33は、対向して一対設けられており、基板34の他方の面から突設されて、本体2の通孔24に係止するように構成されている。さらに、筒部35の先端は貫通孔31の軸心と直交する平面が形成され、後述する被固定体の固定孔周縁に当接する当接面36を構成している。
本体2と中空筒体3が組付けられた状態を図1および図2を用いて説明する。中空筒体3の係止爪33は、その対向方向が、通孔24の延びる方向(一方端延出部23の延出方向)に沿うようにして通孔24に挿入されて通孔24の対向する弧状箇所に係止爪33が係止することで組付けられている。中空筒体3の貫通孔31は、他方端延出部25が有する雌ねじ部26に螺着されるボルト体が挿通可能な大きさとなっているとともに、通孔24が長孔であることと、貫通孔31内面がテーパ面32で構成されていることにより、ボルト体が通孔24の貫通方向に沿っていない斜めの状態でも雌ねじ部26に螺着させることができ、通孔24に対して斜めの状態で螺着を開始し、他方端延出部25を近接させるように引き寄せながら通孔24の貫通方向に沿った姿勢へとボルト体の変位を可能としている。また、貫通孔31はボルト体を通孔24へと案内する案内部としても作用する。
ここで、本考案にかかる固定部材1によって柱状体P(円柱)に固定される被固定体4について説明する。被固定体4は、図5乃至図7に示すように板状をなし、固定部材1の雌ねじ部26に螺着されるボルト体6が挿通される固定孔41を有する。そして、板状の背面を柱状体P(円柱)に沿うようにして固定部材1に支持され、前面には、ブレーカーやスイッチ、その他の配線・配管材設備(図示しない)が取り付けられる取付け部42が設けられている。つまり、被固定体は、ボルト体が挿通される固定孔41および配線・配管材設備を取り付ける取付け部42を有する。
続いて、本実施形態にかかる固定部材1の使用方法について、特に図5乃至図7を用いて説明する。まず、図7(a)に示すように、両延出板部(23、25)間からビニールハウスの骨材を構成する円柱(柱状体P)を内部に配置する。この時、必要があれば延出板部(23、25)間を手で広げるように本体2を塑性変形させても良い。次に、両延出板部(23、25)を近接させるように本体2を塑性変形させて柱状体Pに仮取着する。仮に塑性変形しにくくて仮取着できなければ、そのまま手で把持しておく。そして、図7(b)に示すように、被固定体4の前面から固定孔41にボルト体6を挿通するともに、中空筒体3の貫通孔31および一方端延出部23の通孔24を通過させ、雌ねじ部26に螺着することにより、両延出部(23、25)が近接して、基部21が円柱(柱状体P)の外周面を挟圧し、円柱(柱状体P)の長手方向にずれることなく取着される。そして、取着した状態では図6に示すように、被固定体4の固定孔41周縁に筒部35の先端(当接面36)が当接し、円柱(柱状体P)に対して被固定体4の背面が離間した状態で支持、固定されることとなる。特にこの実施形態においては、被固定体4は、基部21にも当接しないように中空筒体の筒部35の高さが設定されている。
本実施形態で把握される作用効果について説明する。本実施形態においては、円柱(柱状体P)に固定部材1を取着するためのボルト体6を用いて被固定体4を固定部材1に支持させているため、部品点数が少なく、ボルト体6を締め付ける作業も一回で済む。また、円柱(柱状体P)に対して離間させて被固定体4を支持することができるため、ビニールハウスのビニールに被固定体4が押し当てられる恐れが少なく、ビニールが破れる等の問題が生じない。
また、円柱(柱状体P)に仮取着した状態で、被固定体の前面からボルト体を雌ねじ部26に螺着するのみで被固定体および固定部材が固定できるため、例えばビニールハウスのビニールが邪魔して手が入らないような箇所でも固定することができる。
本実施形態においては、中空筒体3を本体2と別体に構成したことにより、先に柱状体P(円柱)に本体2を仮取着した状態で中空筒体3を組付けることも可能であり、仮取着時の塑性変形させる作業の際に邪魔にならない。また、中空筒体の筒部35の高さを、被固定体4が基部21に当接しない高さに設定されているため、確実に柱状体P(円柱)から離間させることができる。さらに、中空筒体3の先端を平坦な面とし、被固定体4の固定孔周縁に面で当接する当接面36を構成しているため、被固定体4を安定した姿勢で支持することができる。
なお、本考案は上記実施形態に限らず、以下のように変更することも可能である。例えば、中空筒体の筒部25は、円筒状ではなく多角形状の断面からなる筒部でもよく、四角形状の基板の外形のまま厚みを大きくして構成した筒部であっても良い。また、貫通孔31は円孔でなくとも、ボルト体6が挿通可能な大きさであれば良く。ボルト体6の螺着時にボルト体6がまっすぐ挿通できれば、貫通孔内面がテーパ面32を構成していなくても良いし、ボルト体6の挿通方向に向かって貫通孔内部が広がるように構成しているが、筒部35の先端から基端にかけて同一の大きさとしても良い。さらに、係止爪33は通孔24に挿通されて係止しているが、一方端延出部23の外縁に係止するように構成しても良く、また、他方端延出部25に係止して組付けられるように構成しても良い。なお、他方端延出部25に組付ける場合には、柱状体P(円柱)に対して本体2を仮取着した状態で他方端延出部25に組付けることが望ましい。
さらに、本考案の固定部材1は、螺着されるボルト体6の先端を覆う先端カバーを有していても良い。具体的には、図8に示すように、使用するボルト体6が長く、雌ねじ部26を超えて突出する量が大きい時に、そのボルト体6の先端を先端カバー5で覆うことで、ビニールハウスのビニールを局所的に押圧して破れる等の不具合を防止することができる。この先端カバー5は、図9乃至図10に示すように、中空筒体3とともに合成樹脂で一体に成形することが考えられる。この場合には、別に先端カバー5を用意する必要がなく、必要に応じて基板34からちぎって使用することができる。もちろん、ボルト体が大きく突出していなくても、常にボルト体の先端を覆うために使用しても良い。
また、本体2と当接面36(当接面36を有する中空筒体3)が別体の例を示したが、図11にあるように、当接面36を一体に構成することも可能である。具体的には一方端延出部23に設けれられた補強リブ27の高さを延長することで、一方端延出部24から立設する突出部を構成し、さらに、先端を折り返すことで被固定体4の固定孔41周縁に当接する当接面36を構成している。これによれば、より部材点数が減少する。
本考案の固定部材1は、垂直に立設した柱状体Pに取着されるものに限らず、水平に布設された柱状体に取着することも可能である。また、柱状体Pは円柱に限らず、本体2の基部21内面の形状を変更して他の断面形状の柱状体に取着できるようにしても良い。さらには、被固定体4は、板状のものに限らず、収納函であっても良い。また、他方端延出部25に螺刻された雌ねじ部26に代えてナット体を溶接して雌ねじ部としても良い。
1 固定部材
2 本体
21 基部
22 延出板部
23 一方端延出部
24 通孔
25 他方端延出部
26 雌ねじ部
3 中空筒体
31 貫通孔
32 テーパ面
33 係止爪
34 基板
35 筒部
36 当接面
4 被固定体
41 固定孔
5 先端カバー
6 ボルト体
P 柱状体
本考案は、以下のとおりである。
請求項1に記載の固定部材は、被固定体を、ビニルハウス等の骨材を構成する柱状体に固定するための固定部材であって、前記柱状体の外周面を挟圧するように取り囲む基部、および前記基部から互いに向かい合うように延設された、ボルト体の先端が通過する通孔を有する一方端延出部及び前記通孔を通過した前記ボルト体が螺着される雌ねじ部を有する他方端延出部と、前記一方端延出部の他方端延出部の反対側に向けて突出し、先端に前記被固定体に当接する面を有する突出部と、を備えた固定部材であることを要旨とする。
請求項2に記載の固定部材は、請求項1に記載の固定部材において、前記突出部は、前記一方端延出部に取着される取着部と、前記取着部から立設しボルト体が内部を通過する中空筒状の筒部と、を備え、前記一方端延出部に着脱可能な別体の中空筒体から構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の固定部材は、略C字状に湾曲形成され円柱の外周を取り囲み挟圧する基部および、前記基部の両端から延設された延出板部を備え、前記各延出板部は、通孔を有する一方端延出部と、雌ねじ部を有する他方端延出部と、からなる本体と、
前記雌ねじ部に螺着されるボルト体が挿通可能な貫通孔を備え、前記貫通孔内が前記通孔と連通し前記一方端延出部の他方端延出部の反対側に向けて突出するように前記本体に組付けられる中空筒体と、を備えた固定部材であることを要旨とする。
請求項4に記載の固定部材は、請求項2または請求項3に記載の固定部材において、前記通孔は、前記一方端延出部の延出方向に延びる長孔で構成され、前記中空筒体は、前記長孔の延びる方向に対向する端縁に係止する係止爪を備えることを要旨とする。
請求項5に記載の固定部材は、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の固定部材において、前記中空筒体の内面は、前記中空筒体の先端から前記一方端延出部に向けて内部が広がるテーパ面で構成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の固定部材は、ボルト体が挿通される固定孔と、配線・配管材設備を取り付ける取付け部と、を有する被固定体と、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の固定部材との装置であって、前記被固定体は前記基部に当接することなく前記固定部材に支持されることを特徴とする被固定体と固定部材との装置であることを要旨とする。

Claims (6)

  1. 被固定体を、ビニルハウス等の骨材を構成する柱状体に固定するための固定部材であって、
    前記柱状体の外周面を挟圧するように取り囲む基部、および前記基部から互いに向かい合うように延設された、前記ボルト体の先端が通過する通孔を有する一方端延出部及び前記通孔を通過した前記ボルト体が螺着される雌ねじ部を有する他方端延出部と、
    前記一方端延出部の反他方端延出部に向けて突出し、先端に前記被固定体に当接する面を有する突出部と、を備えた固定部材。
  2. 前記突出部は、前記一方端延出部に取着される取着部と、前記取着部から立設しボルト体が内部を通過する中空筒状の筒部と、を備え、前記一方端延出部に着脱可能な別体の中空筒体から構成されている請求項1に記載の固定部材。
  3. 略C字状に湾曲形成され円柱の外周を取り囲み挟圧する基部および、前記基部の両端から延設された延出板部を備え、前記各延出板部は、通孔を有する一方端延出部と、雌ねじ部を有する他方端延出部と、からなる本体と、
    前記雌ねじ部に螺着されるボルト体が挿通可能な貫通孔を備え、前記貫通孔内が前記通孔と連通し前記一方端延出部の反他方端延出部側に向けて突出するように前記本体に組付けられる中空筒体と、を備えた固定部材。
  4. 前記通孔は、前記一方端延出部の延出方向に延びる長孔で構成され、前記中空筒体は、前記長孔の延びる方向に対向する端縁に係止する係止爪を備える請求項2または請求項3に記載の固定部材。
  5. 前記貫通孔内面は、前記中空筒体の先端から前記一方端延出部に向けて内部が広がるテーパ面で構成されている請2から請4のいずれか一項に記載の固定部材。
  6. ボルト体が挿通される固定孔と、配線・配管材設備を取り付ける取付け部と、を有する被固定体と、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の固定部材との装置であって、前記被固定体は前記基部に当接することなく前記固定部材に支持されることを特徴とする被固定体と固定部材との装置。
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