JP3207294U - スーツケース - Google Patents

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Abstract

【課題】移動中による衝撃で収容物が移動したり偏ったりするのを防止すると共に、開けたときに収容物である小物類がこぼれ落ちるのを防止できるスーツケースを提供する。【解決手段】縦長または横長の矩形に形成した合成樹脂製のシェル本体2とシェル蓋体10とを連結具で接続して開閉可能に形成してなるスーツケース1において、シェル本体とシェル蓋体のいずれか一方または双方の開口部3,11の周縁に、収容物を包み込むそれぞれ合成繊維材で形成した布地またはメッシュ地を三角形状に形成した第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなる中仕切部15を設ける。【選択図】図2

Description

本考案は、合成樹脂素材により形成したハードケースからなるスーツケースの改良に関する。
従来、旅行用の大型かばん、特に弾力性を有する硬質合成樹脂材、例えば、ポリカーボネイト系樹脂材からなるスーツケースは、縦長の略直方体に形成したかばん本体と蓋体とからなるシェルの長手方向片側に蝶番からなる連結部を取付け、反対側の辺に施錠キーを取付けて開閉可能に形成し、さらに、縦長の本体上方には把手部と移動用の伸縮キャリー把手部を取付け、一側面に簡易把手部を設け、底面に移動用のキャスターが取付けられたものが知られている。
前記スーツケースは、半割にしたシェル本体とシェル蓋体内にそれぞれ旅行中に必要な収容物(衣類、ベルト、ネクタイ、洗面用具など)を入れ、それぞれのシェルの開口部付近に取付けた固定バンドで収容物を固定したり、更には、固定バンドの上面に中蓋を取付けて収納物を圧着することにより、スーツケースの開口時に収納物がこぼれ落ちたり、移動中の衝撃やスーツケースの上げ下ろしなどの衝撃で収容物が移動したり、片寄るのを防止すると共に、旅行などで買ったお土産などの破損を防止しているものが知られている(例えば、特許文献1、2)。
特開2002−28019号 実用第3110717号
前記発明や考案に示す内蓋は、一辺をシェルの連結部側に枢動可能に連結し、反対側をフックなどで着脱可能に連結して取付けてある。そのため、内蓋の連結部分を除く三辺と、シェルの開口部周縁との間に隙間ができる。さらには、開口部にクロス状に設けた帯状の留ベルトは、シェルを開閉したときに収容物がこぼれ落ちないように収容物を押さえているだけである。そのため、収容した小物類は移動中の衝撃や、空港での荷物の積み下ろしによる衝撃などで、内蓋の隙間からシェル内にこぼれ落ちたり、収容物が移動したり、偏ったりする可能性が大きく、さらには、スーツケースを開けたときに収容物が出てくる恐れがある。
さらには、収容物の固定は、ベルトで抑えて留め、さらに中蓋を被せて留めるなど、二重に収容物を留めているため着脱作業が面倒である。さらにはまた、収容物が多くなると、中蓋が閉まらなくおそれがあるなど、使い勝手が悪く不便であという問題点を有している。
そこで本考案が解決しようとする課題は、スーツケースのシェル本体またはシェル蓋体の開口部に設けた留ベルトや中蓋の代わりにシェルの各辺に一辺をそれぞれ取付けたカバー片により収容物を風呂敷で包むように収納することにより、移動中による衝撃で収容物が移動したり偏ったりするのを防止すると共に、スーツケースを開けたときに収容物である小物類がこぼれ落ちるのを防止することを目的とする。
本考案は、縦長または横長の矩形に形成した合成樹脂製のシェル本体2とシェル蓋体10とを連結具で接続して開閉可能に形成してなるスーツケース1において、前記シェル本体2とシェル蓋体10のいずれか一方または双方の開口部3,11の周縁に収容物を包み込む複数枚の包装片16,21,31,41からなる中仕切部15を設けてなることを特徴とする。また、前記中仕切部15は、合成繊維材で形成した布地またはメッシュ地をそれぞれ三角形状に形成した第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなり、各包装片の底辺17,22,32,42を前記シェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11周縁にそれぞれ取付け、互いに対向する第1,2包装片16,21および第3,4包装片31,41の頂部18,23,33,43から底辺方向の約半分までそれぞれ重合可能に形成してなることを特徴とする。さらに、前記中仕切部15は、縦長の矩形に形成したシェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11の長い辺に一対の第1,2包装片16,21を位置させ、開口部3,11の短い辺に一対の第3,4包装片31,41を位置させてなることを特徴とする。さらにはまた、前記中仕切部15は、横長の矩形に形成したシェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11の短い辺に一対の第1,2包装片16,21を位置させ、開口部3,11の長い辺に一対の第3,4包装片31,41を位置させてなることを特徴とする。また、前記第1包装片16は、頂部18から底辺17方向の表面中央線上に第1接続帯部19を取付けてなり、第2包装片21は、頂部23から底辺22方向の裏面中央線上に第2接続帯部24を取付けてなり、前記第1接続帯部19と第2接続帯部24とを着脱可能に形成してなることを特徴とする。さらに、前記第1包装片16の表面に設けた第1接続帯部1は、表面に帯状の雌接着部19aを設け、第2包装片21の裏面に設けた第2接続帯部24は、表面に帯状の雄接着部24aを設けてなることを特徴とする。さらにはまた、前記第2包装片21の第2接続帯部24は、先端の頂部23附近に輪状にした指掛部25を第2接続帯部24と一体に形成してなることを特徴とする。また、前記第3包装片31は、表面側の略中央に底辺32と平行な補強帯部35を取付け、前記第3包装片31の底辺32の中央から補強帯部35まで第3連結帯部36を縫着し、該第3連結帯部の先端を頂部33方向に延伸させて形成した自由帯部37の先端に雌型ベルト連結具39を取付けてなることを特徴とする。さらに、前記第4包装片41は、表面側の略中央に底辺42と平行な補強帯部45を取付け、前記第4包装片41の底辺42の中央から補強帯部45まで第4連結帯部46を縫着し、該第4連結帯部の先端を頂部43方向に延伸させて形成した自由帯部47の先端に取付けた雄型ベルト連結具49と、前記雌型ベルト連結具39とを着脱可能に設けてなることを特徴とする。さらにはまた、前記雄型ベルト連結具49は、第4連結帯部46の先端に延伸させた自由帯部47の長さを調節可能に形成してなることを特徴とする。
したがって、スーツケース1のシェル本体2とシェル蓋体10の開口部3,11付近の各辺に取付けた三角形状をした複数枚の第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなる中仕切部15を設けたことにより、前記シェル本体2とシェル蓋体10内に収容する収容物を中仕切部15で包むように包装して収容することができるので、移動中の衝撃や空港でのスーツケースの積み下ろし時の衝撃などで収容物が移動したりずれたりすることなく安定して収納することができる。さらには、収容物全体を包み込むため、スーツケース1を開けたとき、スーツケースのシェル本体2の隙間から収容物がこぼれ落ちるおそれがない。また、中仕切部15は、それぞれ三角形状に形成した4枚の包装片16,21,31,41からなり、該包装片の底辺を開口部の各辺に取付け、各包装片の頂部から底辺方向の半分付近まで互いに重合可能に形成したことにより、収容物の量に合わせて広げたり狭めたりすることができるので、収容物を確実に包み込むことができる。中仕切部15の包み込み操作は、第1,2包装片16,21を重ねた表面を第1,2接続帯部19,24で着脱可能に包装し、さらに第3,4包装片31,41を重ねて雌雄一体型のベルト連結具39,49で留めることにより、収容物を確実に包み込んで収納してあるため、スーツケースを立てたままシェル本体2とシェル蓋体を開いても収容物が落下するのを防止することができる。
本考案にかかるスーツケースの斜視図である。 本考案にかかるスーツケースを開口した状態を示すシェル本体とシェル蓋体の斜視図である。 中仕切部を取付けたシェル本体の拡大平面図である。 シェル本体に取付けた中仕切部の各片を開いた状態の平面図である。 第1包装片を畳んだ状態を示す平面図である。 第1包装片に第2包装片を重ねた状態を示す平面図である。 第3,4包装片にそれぞれ取付けたベルト連結具を結束した状態を示す断面図である。 第3包装片に取付けた雌ベルト連結具を示す模式図である。 第4包装片に取付けた雄ベルト連結具を示す模式図である。 各包装片の底辺をシェル本体の開口部に取付けた状態を示す要部拡大断面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案にかかるスーツケースの斜視図、図2は本考案にかかるスーツケースを開口した状態を示すシェル本体とシェル蓋体の斜視図、図3は中仕切部を取付けたシェル本体の平面図、図4はシェル本体に取付けた中仕切部の各片を開いた状態の平面図である。本考案にかかるスーツケース1は、弾力性を有する硬質合成樹脂材、例えば、ポリカーボネイト系樹脂材からなり、それぞれ半割にしたシェル本体2とシェル蓋体10の一側に蝶番からなる連結具(図示せず)で連結し、他側に閉じたシェル本体2とシェル蓋体10とを閉口してロックする錠前部8を取付けてある。
前記シェル本体2は、図1,2に示すごとく、上面に把手部5と移動用の伸縮把手部6とを備え、下面に移動用のキャスター7を取付けてなり、半割にした開口部3の周縁に中仕切部15を取付け、前記シェル蓋体10は、縦長に位置した下面に移動用のキャスター12を取付けてなり、半割にした開口部11の周縁に中仕切部15を取付けてある。
前記中仕切部15は、前記シェル本体2とシェル蓋体10、またはいずれか一方の開口部3、11周縁に収容物を包み込む合成繊維材で形成した布地またはメッシュ地を三角形状に形成した第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなり、各包装片の三角形状の底辺17,22,32,42を前記シェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11の周縁にそれぞれ取付け、対向する第1,2包装片16,21および第3,4包装片31,41の頂部18,23,33,43から約半分までそれぞれ互いに重合可能に形成してある。
前記中仕切部15は、シェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11の長い辺または短い辺に第1,2包装片16,21を対向させて位置し、開口部の短い辺または長い辺に対向させて第3,4包装片31,41を位置させてある。この第1,2,3,4包装片16,21,31,41の取付け位置は、スーツケースの形状に合わせて互いに対向する辺に第1,2包装片16,21または第3,4包装片31,41を取付けてある。
前記第1包装片16は、図5に示すごとく、三角形状の頂部18から底辺17方向の表面中央線上に第1接続帯部19を縫着してなり、第2包装片21は、三角形の頂部23から底辺22方向の裏面中央線上に第2接続帯部24を縫着してなり、前記第1接続帯部19と第2接続帯部24に設けた接着部19a,24aを着脱可能に形成してある。
前記第1,2接続帯部19,24に取付けた接着部19a,24aは、公知の接着手段である面状ファスナーからなり、一方の接着帯部19の表面にループ状の起毛面を形成した雌接着部19aを取付け、他方の接着帯部24の表面に先端を鍵状に形成した多数の突起を起毛させた雄接着部24aを設け、互いの雌接着部19aと雄接着部24aを着脱可能に係合してある。この雌雄接着部19a,24aの取付け位置は、前記位置に限定されず、それぞれ反対側の接続帯部に取付けてもよいことは勿論である。
前記第2包装片21は、図4,5に示すごとく、頂部23に位置する第2接続帯部24の先端を輪状に形成した指掛部25を一体に設け、該指掛部に指を通して第2接続帯部24を引き上げ可能に形成してある。前記第1接続帯部19と第2接続帯部24とを面接触により接合してあるため簡単に剥すことが困難である。そこで、第2包装片21の頂部23付近に指掛部25を設け、該指掛部に指を通して引き上げることにより、第1接続帯部19から第2接続帯部24を簡単に引きはがすことができる。
前記第3包装片31は、図3に示すごとく、三角形状の中央部分の表面側に底辺32と平行な補強帯部35を取付け、前記第3包装片31の底辺32の中央に一端を取付けた第3連結帯部36を前記補強帯部35まで縫着し、さらに該補強帯部から頂部33方向に第3連結帯部36を第3包装片31に縫着せずに延伸させた自由帯部37を形成し、該自由帯部の先端に雌雄一対型の連結具の一方、例えば、雌型ベルト連結具39を取付けてある。
前記第4包装片41は、図3に示すごとく、三角形状の中央部分の表面側に底辺42と平行な補強帯部45を取付け、第4包装片41の底辺42の中央に一端を取付けた第4連結帯部46を前記補強帯部45に重なるように縫着し、さらに第4連結帯部46の先端を前記第4包装片41に縫着せずに補強帯部45から頂部43方向に延伸させた自由帯部47を形成し、該自由帯部の先端に雌雄一対型の連結具の他方、例えば、雄型ベルト連結具49を取付けてある。
前記ベルト連結具39,49は、第3,4連結帯部36,46に設けた自由帯部37,47の先端に取付けたことにより、第3,4包装片31,41の補強帯部35,45から頂部33,43方向を互いに重合させることができるので、収容物の量により互いに深く重合させたり浅く重合させたりして調整可能に形成してある。
さらに、前記雄型ベルト連結具49は、第4連結帯部46の先端に延伸させた自由帯部47を環回して連結し、自由帯部47の一端を延ばしたり、引っ張ったりすることにより第4連結帯部46の長さを調節可能に形成してある。
前記中仕切部15をシェル本体2またはシェル蓋体10へ取付ける場合、図10に示すごとく、シェル本体2の開口部3に取付けたシェル枠体4の内側に内装生地51と、各第1,2,3,4包装片16,21,31,41の底辺17,22,32,42と、中央に芯線を収容した固定帯片53とを重ねて開口部3の内周縁に位置させ、該開口部の内側から底辺17と内装生地51と固定帯片53とを圧着板55で圧着固定して取付けてある。
以下、本考案の実施の形態の作用について説明すると、全体を縦長または横長の矩形に形成した合成樹脂製のシェル本体2とシェル蓋体10とを連結具で接続して開閉可能に形成してなるスーツケース1において、前記シェル本体2とシェル蓋体10のいずれか一方または双方の開口部3,11の周縁に収容物を包み込む4枚の第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなる中仕切部15を設け、シェル本体2またはシェル蓋体10に収容した収容物を風呂敷で包むように覆うことにより、スーツケースを立てた状態でシェル本体2とシェル蓋体10を開口しても収容物が落下しないので、確実に包むことができる。
前記中仕切部15は、合成繊維材で形成した布地またはメッシュ地を三角形状に形成した第1,2,3,4包装片16,21,31,41からなるため、スーツケースの軽量化を図ることができると共に、取付けが簡単で費用も安価で経済的である。
シェル本体2に収容した収容物の包装は、図4に示すごとく、4枚の包装片16,21,31,41をそれぞれ広げてシェル本体2内に収容物を収容しやすくし、次いで、シェル本体2内に収容物を整頓しながら収容する。収容物を収容後、第1包装片16を荷物の上から被せ、該第1包装片16の上に反対側から第2包装片21を被せる。
その際、第1接続帯部19の上面に設けた雌接着部19aと第2接続帯部24に設けた雄接着部24aとを重ねるだけのワンタッチで簡単に接合させることができるので第1包装片16と第2包装片21の重合部分が外れたり、ズレたりするおそれがない。この第1包装片16と第2包装片21との重合は、雌雄接着部19a,24aを帯状の長尺に形成してあるため、収容物の量により互いに深く重合させたり浅く重合させたりして接着位置を調節可能に形成してある。
さらに、重合した第1包装片16と第2包装片21の上から第3包装片31と第4包装片41をそれぞれ重ね、第3連結帯部36の先端に取付けた雌型ベルト連結具39と、第4連結帯部46の先端に取付けた雄型ベルト連結具49とを連結して固定する。したがって、第1,2,3,4包装片16,21,31,41で四方から収容物全体を風呂敷で包むので、安定して包装することができる。
前記第3,4連結帯部36,46は、第3,4包装片31,41の表面で補強帯部35,45までを縫着し、該補強帯部から延伸させた自由帯部37,47を第3,4包装片31,41の表面に縫着せずにフリーにしたことにより、補強帯部35,45から頂部33,43方向を互いに重合可能にすることができるので、収容物の量により互いに深く重合させたり浅く重合させたり調整可能に形成してある。
前記自由帯部37,47の先端に取付けた雌雄ベルト連結具39,49は、第3包装片31と第4包装片41とを重ねた後に連結することにより、中仕切部15全体と収容物全体を締着することができる。
雄型ベルト連結具49に環回して伸縮可能に連結した自由帯部47は、収容物の量により自由帯部47を伸縮させて第3包装片31と第4包装片41との重合部分を延ばしたり、緩みを締めたりすることにより収容物全体を安定して収納することができる。したがって、収容物が移動中の衝撃や、空港での荷物の積み下ろしによる衝撃などで移動したり、ズレたりすることなくしっかりと固定することができる。さらには、収容物が安定して収納されているため、スーツケースを明けたときにも、収容物がこぼれ出るおそれがないので安心して開口することができる。
前記したごとく、中仕切部15を構成する各包装片16,21,31,41は、三角形状の底辺17,22,32,42を前記シェル本体2またはシェル蓋体10の開口部3,11周縁にそれぞれ取付け、互いに対向する第1,2包装片16,21および第3,4包装片31,41の先端から約半分までをそれぞれ四方から重合可能に形成したことにより、収容する収容物の量により、重合部分を伸縮させて包装することができるので、シェル本体2に収容可能な量の収容物であるならば十分に包装して収納することができる。
1 スーツケース
2 シェル本体
3 開口部
5 把手部
6 移動用伸縮把手部
7 キャスター
8 錠前部
10 シェル蓋体
11 開口部
12 キャスター
15 中仕切部
16 第1包装片
17 底辺
18 頂部
19 第1接続帯部
21 第2包装片
22 底辺
23 頂部
24 第2接続帯部
25 指掛部
31 第3包装片
32 底辺
33 頂部
35 補強帯部
36 第3連結帯部
37 自由帯部
39 雌ベルト連結具
41 第4包装片
42 底辺
43 頂部
45 補強帯部
46 第4連結帯部
47 自由帯部
49 雄ベルト連結具

Claims (10)

  1. 縦長または横長の矩形に形成した合成樹脂製のシェル本体(2)とシェル蓋体(10)とを連結具で接続して開閉可能に形成してなるスーツケース(1)において、前記シェル本体(2)とシェル蓋体(10)のいずれか一方または双方の開口部(3,11)の周縁に収容物を包み込む複数枚の包装片(16,21,31,41)からなる中仕切部(15)を設けてなることを特徴とするスーツケース。
  2. 前記中仕切部(15)は、合成繊維材で形成した布地またはメッシュ地をそれぞれ三角形状に形成した第1,2,3,4包装片(16,21,31,41)からなり、各包装片の底辺(17,22,32,42)を前記シェル本体(2)またはシェル蓋体(10)の開口部(3,11)周縁にそれぞれ取付け、互いに対向する第1,2包装片(16,21)および第3,4包装片(31,41)の頂部(18,23,33,43)から底辺方向の約半分までそれぞれ重合可能に形成してなることを特徴とする請求項1記載のスーツケース。
  3. 前記中仕切部(15)は、縦長の矩形に形成したシェル本体(2)またはシェル蓋体(10)の開口部(3,11)の長い辺に一対の第1,2包装片(16,21)を位置させ、開口部(3,11)の短い辺に一対の第3,4包装片(31,41)を位置させてなることを特徴とする請求項1または2記載のスーツケース。
  4. 前記中仕切部(15)は、横長の矩形に形成したシェル本体(2)またはシェル蓋体(10)の開口部(3,11)の短い辺に一対の第1,2包装片(16,21)を位置させ、開口部(3,11)の長い辺に一対の第3,4包装片(31,41)を位置させてなることを特徴とする請求項1または2記載のスーツケース。
  5. 前記第1包装片(16)は、頂部(18)から底辺(17)方向の表面中央線上に第1接続帯部(19)を取付けてなり、第2包装片(21)は、頂部(23)から底辺(22)方向の裏面中央線上に第2接続帯部(24)を取付けてなり、前記第1接続帯部(19)と第2接続帯部(24)とを着脱可能に形成してなることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1記載のスーツケース。
  6. 前記第1包装片(16)の表面に設けた第1接続帯部(19)は、表面に帯状の雌接着部(19a)を設けてなり、第2包装片(21)の裏面に設けた第2接続帯部(24)は、表面に帯状の雄接着部(24a)を設けてなることを特徴とする請求項5記載のスーツケース。
  7. 前記第2包装片(21)の第2接続帯部(24)は、先端の頂部(23)附近に輪状にした指掛部(25)を第2接続帯部(24)と一体に形成してなることを特徴とする請求項5記載のスーツケース。
  8. 前記第3包装片(31)は、表面側の略中央に底辺(32)と平行な補強帯部(35)を取付け、前記第3包装片(31)の底辺(32)の中央から補強帯部(35)まで第3連結帯部(36)を縫着し、該第3連結帯部の先端を頂部(33)方向に延伸させて形成した自由帯部(37)の先端に雌型ベルト連結具(39)を取付けてなることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1記載のスーツケース。
  9. 前記第4包装片(41)は、表面側の略中央に底辺(42)と平行な補強帯部(45)を取付け、前記第4包装片(41)の底辺(42)の中央から補強帯部(45)まで第4連結帯部(46)を縫着し、該第4連結帯部の先端を頂部(43)方向に延伸させて形成した自由帯部(47)の先端に取付けた雄型ベルト連結具(49)と、前記雌型ベルト連結具(39)とを着脱可能に設けてなることを特徴とする請求項2ないし4または8のいずれか1記載のスーツケース。
  10. 前記雄型ベルト連結具(49)は、第4連結帯部(46)の先端に延伸させた自由帯部(47)の長さを調節可能に形成してなることを特徴とする請求項9記載のスーツケース。
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KR102038033B1 (ko) * 2018-09-20 2019-10-30 주식회사 글로벌코퍼레이션 여행 가방
KR102106857B1 (ko) * 2019-12-19 2020-05-06 코멕스무역(주) 내부 칸막이를 구비한 여행용 가방

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