JP3207098U - 繊維ウェブを処理するための装置 - Google Patents

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ヴァンハラ トンミ
ヴァンハラ トンミ
ユッカ コスキネン
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バルメット テクノロジーズ オサケユキチュア
バルメット テクノロジーズ オサケユキチュア
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    • D21G1/00Calenders; Smoothing apparatus

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Abstract

【課題】繊維ウェブの一方の側のみを処理することができる、ロールスタックにおける偶数個のロールも備える複数のロールを持つロールスタックを有する繊維ウェブを処理するための装置を提供する。【解決手段】複数のロールを持つロールスタック2を有し、隣接するロールの間に、繊維ウェブWが通過し処理されるニップN1〜N5が、繊維ウェブWの走行方向xに順次形成され、ロールスタック2は、ソフトマントルを持つ少なくとも2つのロール3bとハードマントルを持つ少なくとも1つのロール3c有する、繊維ウェブを処理するための装置において、繊維ウェブWの走行方向xに第1ニップN1及び/又は最終ニップN5がソフトマントルを持つ2つのロール3a、3bによって形成され、ロールスタック2において、繊維ウェブWの片側面のみが、ハードマントルを持つ少なくとも1つのロール3cによって処理されるような順でロールスタック2のロールが配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、請求項1の前提部分に従う、複数のロールを持つロールのスタックを有する繊維ウェブを処理するための装置に関する。
このような装置は、特許文献1(DE 20 2014 100 223 U1:独実用新案. 20 2014 100 223号)によって知られている。ロールスタックのロールの数を減らすため、装置のフレーム上に、所定の数のロールと置き換えてアダプター片を設けて、ロールスタックの一又は複数のロールが、例えば故障して使用できないような場合でも装置が使用できるようにしている。
マルチニップ カレンダーとして参照されるこの種の更なる装置は、特許文献2(独国特許出願DE 11 2005 000 005 T5明細書)に記載されている。
上記特許文献1による装置においては、1又は複数のロールの代わりに1つのアダプター片を使用することを可能にしているが、この既知の装置は、通常はロールのスタックにおける複数のロールを持つ単一の装置を有している。特に、異なる紙質をカレンダー処理の処理を行うため、ロールの数及び/又はロール装置を変更すること、或いはいわゆる部分ニップモードで装置を使用することが必要となる。
例えば、顧客の要請によっては、繊維ウェブを一方の面だけカレンダー処理することが必要となり、偶数個のロールのスタックを持つロールスタックの替わりに奇数個のロールのスタックを持つのロールスタックが使用されるが、これは上記特許文献1による装置では可能である。しかしながら、これは装置の不稼働時間につながる大規模な改変が必要となり、したがって、望ましくないコストの増加となる。
独国実用新案登録第20 2014 100 223号明細書
独国特許出願DE 11 2005 000 005 T5号明細書
したがって、本考案の課題は、繊維ウェブの一方の側のみを処理することを可能とする、ロールスタックにおける偶数個のロールも備える複数のロールを持つロールスタックを有する繊維ウェブを処理するための装置を提供することにある。
本考案によれば、上記課題は、請求項1に記載された態様により解決される。
本考案に従い、ソフトニップとして最初の及び/又は最後のニップを適用することにより、且つ、硬い(ハード)マントル(覆い)を持つ少なくとも1つのロールにより繊維ウェブの片側のみが処理されるようにロールを配置することにより、繊維ウェブの片側のみを処理するように、繊維ウェブ処理装置を扱うために既存の装置を変えることができ、必要な労力を極めて低減することを可能としている。
本考案による繊維ウェブ処理装置を扱うための装置のロールスタックの装置を製造するのに要する改変時間が非常に短くなるため、繊維ウェブを処理するための装置の以前の状態を再構築するこも非常に簡単な方法で可能となる。
ロールのスタックが偶数個のロールを有する場合は、本考案による解決手段は特に有利に使用できる。しかしながら、通常は、本考案は奇数個のロールを持つロールのスタックで使用することもできる。この場合は、改変のためにはより多くの労力が必要となる。
本考案を実施するための特に有利な実施例は、ロールのスタックは6個のロールを持つものとすることができ、繊維ウェブの走行方向において、1つの偏向補正ロール、1つのソフトマントルを持つロール、1つのハードマントルを持つロール、1つのソフトマントルを持つロール、1つのハードマントルを持つロール、及び1つの偏向補正ロールが連続的に設けられる。
ロールスタックが6個のロールを持つとき、 繊維ウェブの走行方向において、1つの偏向補正ロール、1つのハードマントルを持つロール、1つのソフトマントルを持つロール、1つのハードマントルを持つロール、1つのソフトマントルを持つロール、及び1つの偏向補正ロールを連続的に設けることにより同様の効果が得られる。
更に、従属請求項に、更なる有利な実施例と改良点が含まれている。以下に、図面を参照して本考案の実施例が基本的に示される。
本考案による第1実施例を示す図である。 本考案による第2実施例を示す図である。
図1及び図2は共に繊維ウェブWを処理するための装置1を示す。繊維ウェブWは、例えば、紙又はボードのウェブである。マルチニップカレンダーとして参照されるこの装置は、フレーム1aと複数のロール3を持つロールスタック2を有している。図1及び図2に示されているものにおいて、ロールのスタック2におけるロール3は互いに上下に必然的に垂直方向に整列されている。しかしながら、ロール3は水平方向或いは傾斜した状態で整列させることも可能である。
これ自体は既知である、装置1のロールのスタック2の全てのロール3の間にそれぞれニップNが存在し、これらは上部から底部に向けてN1〜N5で示されている。処理のため、繊維ウェブWはロール3の間を通過して処理され、特にニップNにおいてカレンダー処理がなされる。
ロールスタック2のロール3は以下に述べるように異なる方法で実施される。対応する偏向補正ロール、対応するソフトマントルを持つロール及び対応するハードマントルを持つロールが設けられる。
図1の実施例においては、繊維ウェブWの走行方向xにおける第1ニップN1はソフトマントルを持つ2つのロール、即ち、偏向補正ロール3a及びソフトマントルを持つロール3bにより形成され、偏向補正ロール3aもまたソフトマントルを持っている。したがって、ニップN1は、いわゆる“マットニップ”と呼ばれる。両方の実施例において、ロール3は、ロールのスタック2内において、繊維ウェブWの片側の面のみ、図1では繊維ウェブWの上面W0がハードマントルを持つ少なくとも1つのロール3cにより処理される。図1の実施例においては、既に述べた偏向補正ロール3a、ソフトマントルを持つロール3b。続いてハードマントルを持つロール3c、続いてソフトマントルを持つロール3b、再びハードマントルを持つロール3c、底部ロール3としての再び偏向補正ロール3aと、全体に6個のロール3が設けられる。
図1に示されるように、ニップN2からニップN5において、繊維ウェブWの上面側W0のみが処理され、上述のように、偏向補正ロール3aとソフトロール3bにより形成される第1ニップN1は、したがって、“マットニップ”として形成され、繊維ウェブWの処理は行われない。
図2による装置1の実施例においては、ロールスタック2は、これも6個のロールを有し、繊維ウェブWの進行方向xに順に、偏向補正ロール3a、ハードマントルを持つロール3c、ソフトマントルを持つロール3b、ハードマントルを持つ3c、ソフトマントルを持つ3b及び偏向補正ロール3aが設けられている。
このように、各ケースにおいて、繊維ウェブWの下側面WUがニップN1,N2、N3及びN4において処理され、ニップN5では、ニップN5がソフトマントル3bと偏向補正ロール3aにより形成されるため処理が行われない。したがって、ニップN5は、いわゆる“マットニップ”といことになる。
ロール3bのソフトマントルとロール3cのハードマントルは、それらの構成或いは適用例はそれ自体周知であるため、図示されていない。ロール3bのソフトマントルは、例えば、ポリマーマントルとすることができる。繊維ウェブWを処理するために、ハードマントルを持つロール3cを加熱するようにすることも可能である。
1 繊維ウェブ処理装置
2 ロールスタック
3 ロール
3b ソフトマントル
3c ハードマントル
W 繊維ウェブ
N ニップ

Claims (8)

  1. 複数のロールを持つロールスタックを有し、前記ロールスタックにおける隣接するロールの間に、繊維ウェブが通過し処理されるニップが、前記繊維ウェブの走行方向に順次形成され、前記ロールスタックは、少なくとも2つのソフトマントルを持つロールと少なくとも1つのハードマントルを持つロール有する、繊維ウェブを処理するための装置であって、
    前記繊維ウェブの走行方向において、第1ニップ及び/又は最終ニップがソフトマントルを持つ2つのロールによって形成され、前記繊維ウェブの片側面のみが、ハードマントルを持つ少なくとも1つのロールによって処理されるような順でロールスタックのロールが配置されていることを特徴とする、
    装置。
  2. 前記ロールスタックは、偶数個のロールを持つことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ロールスタックにおける前記繊維ウェブの進行方向における第1番のロールは、偏向補正ロールであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記ロールスタックにおける前記繊維ウェブの進行方向における最後のロールは、偏向補正ロールであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記ロールスタックは6個のロールを持ち、前記繊維ウェブの進行方向に、偏向補正ロール、ソフトマントルを持つロール、ハードマントルを持つロール、ソフトマントルを持つロール、ハードマントルを持つロール及び偏向補正ロールが順次設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記ロールスタックは6個のロールを持ち、前記繊維ウェブの進行方向に、偏向補正ロール、ハードマントルを持つロール、ソフトマントルを持つロール、ハードマントルを持つロール、ソフトマントルを持つロール及び偏向補正ロールが順次設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
  7. 前記ソフトマントルは、ポリマーマントルであることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記ハードマントルを持つロールは加熱されることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
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