JP3207050U - フレコンバッグ運搬用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレコンバッグの出し入れを上下方向ではなく、水平方向に出し入れ可能とすることで、出し入れ作業をし易くすることができるフレコンバッグ運搬用台車を提供する。【解決手段】フレコンバッグ運搬用台車1は、台車2と収容枠3を備え、収容枠3は、台車2に固定された固定フレーム10と、台車2及び固定フレーム10に着脱可能な着脱フレーム11と、を備え、その全体形状は、フレコンバッグを収容可能な円筒の柵として形成されており、固定フレーム10は、下端が台車2に固定された複数本の固定支柱15a〜15dと、複数本の固定支柱15a〜15dの上端に設けられた固定弧状杆16と、を備え、着脱フレーム11は、下端部が台車2に着脱可能な着脱支柱17と、着脱支柱17の上端に設けられた着脱弧状杆18と、を備えており、固定弧状杆16と着脱弧状杆18が組み合わさると環状杆19が構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、フレコンバッグを運搬するためのフレコンバッグ運搬用台車に関する。
従来、フレコンバッグを運搬するためのフレコンバッグ運搬用台車は知られている。例えば、車輪の付いた台車の上に、鉛直方向に真っ直ぐに延びた複数本のバーの上端又は上端寄りを環状体で連結して成る保持体を設け、保持体を袋から抜き出す際に、内容物である廃棄物が保持体に引っ掛かる恐れがなく、円滑に抜き出すことができるようにした構成が知られている(特許文献1参照)。
また、フレコンバック等のごみ袋を収納してその上縁部を保持拘束する保持枠を備えたごみ袋収納具において、前記保持枠を、ごみ袋収納具の上部開口部に迫り出して配設するとともに、該開口部から退避可能に構成し、このごみ袋収納具を台車に載置した構成が知られている(特許文献2参照)。
特開2013−199381号公報 特開2007−145489号公報
特許文献1記載の発明は、フレコンバッグは、環状体で囲まれた保持体内に上方から入れたり、或いは上方に引き出したりする構成であるので、使用者は、フレコンバッグの出し入れ作業が困難であり、使用者が抱えられるような重量の被収納物の充填されたフレコンバッグであっても、かなりの力が必要であるという問題が考えられる。
フォークリフトを使用しても、環状体で囲まれた保持体内のフレコンバッグを直接、フォークで取り出すことは困難であり、例えば、フレコンバッグのつり帯にフォークを引っ掛けて上方に取り出す手段もあるが、フォークリフトの昇降ストローク高さが十分ないと、作業が困難である。
すでに被収容物を充填したフレコンバッグを、保持体内に入れる場合でも同様であり、フォークリフトに載せて上方から保持体内に入れることは作業が困難であり、また、フォークリフトで吊持しても保持体内に迅速に納めるのは困難であり、フォークリフトの昇降ストローク高さが十分ないと、上方からの出し入れ作業は困難である。
また、特許文献2記載の発明は、フレコンバッグ上縁を保持拘束できるので、ゴミを投入し易く、大量のゴミを収納可能とする。しかしながら、特許文献1記載の発明と同様に、上方からフレコンバッグの出し入れを行わなくてはならないので、出し入れの作業において、特許文献1記載の発明と同様の問題が考えられる。
本考案は、上記従来の問題を解決することを目的とし、フレコンバッグの上端開口を完全に開放態として、廃棄物、穀物等を入れし易くし、フレコンバッグの出し入れを上下方向ではなく、横方向(側方)に出し入れ可能とすることで、出し入れ作業をし易くすることができる、簡単な構成のフレコンバッグ運搬用台車を実現することを課題とする。
本考案は上記課題を解決するために、台車と収容枠を備えたフレコンバッグ運搬用台車であって、収容枠は、台車に固定された固定フレームと、台車及び固定フレームに着脱可能な着脱フレームと、を備え、その全体形状は、フレコンバッグを収容可能な円筒状の柵として形成されており、固定フレームは、下端が台車に固定された複数本の固定支柱と、複数本の固定支柱の上端に設けられた固定弧状杆と、を備え、着脱フレームは、下端部が台車に着脱可能な着脱支柱と、着脱支柱の上端に設けられた着脱弧状杆と、を備えており、固定弧状杆と着脱弧状杆が連結されると環状杆となることを特徴とするフレコンバッグ運搬用台車を提供する。
台車は載置台を有し、該載置台には、着脱支柱の下端部を嵌合して取り付ける取付孔が形成されていることが好ましい。
固定弧状杆の両端部は、それぞれ固定支柱の上端に固定された結合板の一端側の上面に固定されており、結合板の他端側には、上方の突出した固定側結合ピン又は上下に貫通した固定側結合孔が形成されており、着脱弧状杆の両端部には、それぞれ上下に貫通した着脱側結合孔又は下方に突出した着脱側結合ピンが形成されており、着脱弧状杆の両端部は、その着脱側結合孔又は着脱側結合ピンを、結合板の固定側結合ピン又は固定側結合孔に嵌合可能であることが好ましい。
固定弧状杆の両端部をそれぞれ結合板を介して固定した2本の固定支柱間の間隔は、フレコンバッグの直径より大きく形成されていることが好ましい。
本考案によれば、台車上の収容枠の一部を、きわめて簡単に着脱可能な構成を採用としたために、フレコンバッグを収容枠内に出し入れする際に、上下方向に持ち上げなくてよいので、簡単に出し入れすることが可能となる。
本考案に係るフレコンバッグ運搬用台車の実施例の全体構成を示す斜視図であり、(a)はフレコンバッグを収容可能な状態を示し、(b)はフレコンバッグを取り出す際に着脱フレームを外した状態を示す図である。 上記実施例のフレコンバッグ運搬用台車を説明する図であり、(a)は平面図及びその一部拡大図であり、(b)は台車の載置台より若干上方の水平断面を下方に見た断面図である。 上記実施例のフレコンバッグ運搬用台車の要部を説明する図であり、(a)は図2(a)のA−A断面図であり、(b)は図2(a)のB−B断面図及び一部拡大図であり、(c)は(b)の構成の変形例を示す断面図であり、(d)は図2(a)のD−D断面図である。 上記実施例のフレコンバッグ運搬用台車の作用を説明する斜視図であり、(a)はフレコンバッグにフレコンバッグ運搬用台車に収容した状態を示し、(b)は台車からフレコンバッグを取り出す状態を説明する斜視図である。
本考案に係るフレコンバッグ運搬用台車を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。なお、本明細書及び実用新案登録請求範囲において、フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグの略称)は、フレコンバッグに限らず、廃棄物、穀物等を収容するフレコンバッグと同様の構成を有する袋部材を含めるものとする。
本考案に係るフレコンバッグ運搬用台車の実施例を、図1〜図4において説明する。フレコンバッグ運搬用台車1は、図1(a)に示すように、台車2と収容枠3を備えている。
台車2は、載置台6とキャスタ7を備えた周知の構成である。キャスタ7は、その進行方向が、一方向であっても、全方向であっても、或いは一方向と他方向の組み合わせであってもよい。
収容枠3は、台車2に固定された固定フレーム10と、台車2及び固定フレーム10に着脱可能な着脱フレーム11と、を備えている。収容枠3の全体形状は、フレコンバッグ12を収容可能なように、円筒状の柵として形成されている。
収容枠3は、廃棄物、穀物等の被収容物13(図4(b)参照)を収容したフレコンバッグ12を、載置台6上に収容し、ずれ落ちないように支持するとともに、使用者がフレコンバッグ運搬用台車1を移動する際に、ハンドル代わりに把持できる。
固定フレーム10は、複数本の固定支柱15a〜15dと固定弧状杆16を備えている。複数本の固定支柱15a〜15dは、それぞれ載置台6から上方に垂直に起立するように、その下端が載置台6に固定されている。固定弧状杆16は、複数本の固定支柱15a〜15dの上端に、略水平に固定されている。
着脱フレーム11は、1本又は複数本の着脱支柱17と着脱弧状杆18を備えている。着脱支柱17は、載置台6から上方に垂直に起立するように、その下端が台車2に着脱可能に取り付けられる。着脱弧状杆18は、着脱支柱17の上端に略水平に固定されている。
なお、本実施例では、収容枠3は、4本の固定支柱15a〜15dと1本の着脱支柱17を備えている。しかし、このような固定支柱及び着脱支柱の本数は、台車2の大きさ、収容するフレコンバッグ12の大きさ等を考慮して、適宜決めれば良い。
具体的には、フレコンバッグ12がはみ出したりずれ落ちたりすることのないように、しかも十分な強度をもって、しっかりと収容し、フレコンバッグ12をその外周から支持できるだけの本数が必要である。
さらに、後記するが、フレコンバッグ12を収容枠3内に出し入れする際に、着脱フレーム11を取り外した際に、固定弧状杆16の両端側に結合板25を介して固定される固定支柱15a、15dの間から、横方向(側方)に取り出せる間隔が残るような本数とする必要がある。
固定弧状杆16と着脱弧状杆18は、互いに連続するように結合することで、1つの環状杆19となる(図1(a)、図2(a)参照)。従って、固定弧状杆16にその上端が固定された4本の固定支柱15a〜15dと、着脱弧状杆18にその上端が固定された着脱支柱17とは、図2(b)に示すように、平面視で環状杆19と同じ環状の軌跡20上に位置する。
より具体的には、図2(b)に示すように、4本の固定支柱15a〜15dは、それぞれその下端は台車2の載置台6における上記環状の軌跡20上の位置に固定されている。また、着脱支柱17は、その下端は、上記環状の軌跡20上の位置に着脱可能に取り付けられる。
4本の固定支柱15a〜15dの固定位置は、図2(b)に示すように、環状の軌跡20に沿って、ほぼ等間隔に配置されている。着脱支柱17の台車2への着脱位置は、環状の軌跡20において、上記両端側の固定支柱15a、15dのほぼ中間の位置である。
収容枠3の4本の固定支柱15a〜15d及び着脱支柱17を、このような位置に設けることで、フレコンバッグ12を、台車2からはみでたり、ズレ落ちないように、収容枠3に収容することが可能となる
4本の固定支柱15a〜15dのうち、固定弧状杆16の両端側に結合板25を介して固定される固定支柱15a、15d(単に両端側の固定支柱15a、15dという)の間の間隔Dは、収容されるフレコンバッグ12の直径(より正確には被収容物13を収容し、膨らんだ状態における直径)より大きく形成されている。
また、固定弧状杆16の両端の間の間隔も、上記同様に、フレコンバッグ12の直径(より正確には被収容物13を収容し、膨らんだ状態における直径)より大きく形成されていることが好ましい。
このような構成とすることによって、収容枠3内に収容しているフレコンバッグ12を、取り出す際に、着脱フレーム11を取り外すことで、両端側の固定支柱15a、15dの間から、横方向(側方)に移動して、取り出し易くなる。
4本の固定支柱15a〜15dは、それぞれその下端は、台車2の載置台6上に固定されている。例として、図3(a)、(b)に、それぞれ固定支柱15b、15aを示すが、固定支柱15c、15aも同様に、その下端は載置台6上に固定されている。
固定弧状杆16の中間側に固定される固定支柱15b、15cは、それぞれその上端は、固定弧状杆16の下面に固定されている。このような構成を固定支柱15bについて図3(a)に示すが、固定支柱15cについても同様である。
固定弧状杆16の両端側に固定される固定支柱15a、15dは、それぞれその上端には、結合板25が固定されており、結合板25は固定弧状杆16の下面に固定されている。このような構成を固定支柱15aについて図3(b)にを示すが、固定支柱15dについても同様である。結合板25は、環状杆19に沿うように、平面視で湾曲して形成されている。
結合板25は、その一端側(図3(b)では左側)の上面は固定弧状杆16の端部下面に固定されており、その他端側の上面には結合ピン26が上方に突出するように設けられている。
この結合ピン26は、その結合板25から上方に突出した部分の長さは、着脱弧状杆18の上下方向の厚さ(着脱弧状杆18が断面円形である場合はその直径)より短く形成することが好ましい。結合ピン26は、例えば、ボルトを使用し、下方から上方に向けて突出するように結合板25に設ける構成としてもよい。
着脱支柱17は、図3(d)に示すように、その上端は固定弧状杆16の下面に固定されている。着脱支柱17の下端部は、台車2の載置台6に設けられた取付孔29に着脱可能に装着される構成となっている。なお、着脱支柱17の下端部の外周面において載置台6より若干上方に、外套筒40を嵌合固定した。
取付孔29の構成は次のとおりである。載置台6において、着脱支柱17の下端が取り付けられる環状の軌跡20の位置には、貫通孔30が形成されており、この貫通孔30に底付き筒31が装着されて取付孔29が構成されている。着脱フレーム11を固定フレーム10及び載置台6に取り付ける場合は、着脱支柱17の下端を、取付孔29に着脱可能に嵌合する。
前記したとおり、固定弧状杆16と着脱弧状杆18は、互いに連続するように結合することで、環状杆19となる。固定弧状杆16と着脱弧状杆18を結合する構成は次のとおりである。着脱弧状杆18の両端部には、図2(a)、図3(b)に示すように、それぞれ上下方向に貫通した結合孔34が形成されている。この結合孔34は、その直径は結合ピン26が嵌合可能な寸法で形成されている。
着脱弧状杆18の両端部を、その結合孔34に結合ピン26を嵌合するようにして、結合板25の他端側上に載置することで、固定弧状杆16と着脱弧状杆18は、図3(b)及びそのX部拡大図で明示するように、互いに結合された構成となる。
なお、上記構成とは逆に、図3(c)に変形例を示すように、結合板25の他端側に上下に貫通した固定側結合孔35を形成し、着脱弧状杆18の両端部に、それぞれ上面から貫通し下方に向けて突出した着脱側結合ピン36を固定した構成としてもよい。この構成では、固定弧状杆16と着脱弧状杆18を連結する場合は、着脱弧状杆18から下方に突出した着脱側結合ピン36を、結合板25の固定側結合孔35を通して、固定支柱15aに挿入する。
この変形例の場合は、着脱弧状杆18の着脱側結合ピン36を、結合板25の固定側結合孔35に嵌合するようにして着脱弧状杆18の両端部を結合板25上に載置し、固定弧状杆16と着脱弧状杆18を結合する。
以上、収容枠3の構成を説明したが、固定支柱15a〜15d、固定弧状杆16、着脱支柱17及び着脱弧状杆18は、それぞれ例えば、鉄等の金属製のパイプ材料で形成されるが、強化樹脂材で形成されたパイプ材料でも良い。
また、固定支柱15a〜15d、着脱支柱17、載置台6、結合板25等の相互の固定は、それぞれ金属材で形成されている場合は溶接等の手段を利用しても良いが、ボルト・ナット等の固定手段を利用しても良い。
(作用)
上記構成から成るフレコンバッグ運搬用台車1の作用を説明する。このフレコンバッグ運搬用台車1の使用に際して、予め、図1(b)に示すように、収容枠3の着脱フレーム11を載置台6及び固定フレーム10から取り外した状態にある場合は、着脱フレーム11を載置台6に取り付けるとともに固定フレーム10と結合し、収容枠3を組み立てる。
この組立に際しては、具体的には、着脱フレーム11の着脱支柱17の下端部を載置台6の取付孔29に嵌合して取り付けるとともに、着脱弧状杆18の両端部を、それぞれ固定支柱15a、15dの上端に固定された結合板25の上に載置する。
着脱弧状杆18の両端部を、結合板25に載置する際に、着脱弧状杆18の両端部に形成された結合孔34に、結合板25に設けられた結合ピン26を嵌合させるようにする。これによって、着脱フレーム11を載置台6に取り付けるとともに、固定弧状杆16と着脱弧状杆18を連結することができる。このようにして、収容枠3が、図1(a)に示すように、きわめて簡単に組み立てられる。
使用者が、フレコンバッグ12を収容枠3内に入れて、その上部を収容枠3の環状杆19の外側で下方に折り返し、折り返し部14を環状杆19に掛けるようにすれば、図4(a)に示すように、フレコンバッグ12の上部開口は十分開いた状態で収容枠3に装着することが可能となる。従って、使用者は、穀物や廃棄物等の被収容物13を、収容枠3内に装着されたフレコンバッグ12内に投入し易くなる。
フレコンバッグ12を載置台6に載置し、収容枠3内に被収容物13を収容した状態で、台車2を移動することで、フレコンバッグ12を運搬することができる。この台車2の移動に際して、使用者は収容枠3の固定弧状杆16を把持して移動可能である。
また、着脱フレーム11の着脱支柱17の下端は台車2の取付孔29に嵌合され、着脱弧状杆18の両端の結合孔34に結合板25の結合ピン26が嵌合され、3点で結合されているので、着脱弧状杆18を把持して移動しても、着脱フレーム11は外れにくい。
そして、運搬後、フレコンバッグ12を収容枠3から取り出す際には、着脱フレーム11を、固定フレーム10及び載置台6から取り外す。具体的には、着脱フレーム11を少し持ち上げて、着脱弧状杆18の結合孔34と結合ピン26の嵌合を外して固定弧状杆16との連結を外すとともに、着脱支柱17の下端部を載置台6の取付孔29から抜いて、着脱フレーム11を、固定フレーム10及び載置台6から取り外す。
なお、フレコンバッグ1に被収容物を充填した状態では、着脱フレーム11は、フレコンバッグ1によって外側に押圧されているために、載置台6の取付孔29から抜き取りにくい。そのような場合は、載置台6と外套筒40の間の隙間に平坦な先端部を有する工具等を挿入して、梃子の原理を利用して、着脱支柱17を上方に上げるようにすると比較的、着脱フレーム11を載置台6の取付孔29から抜き取り易くなる。
すると、固定フレーム10の両端側の固定支柱15a、15dの間が、図1(b)、図4(b)に示すように、側方に大きく開いた状態となる。そのため、フレコンバッグ12を台車2から取り出す場合に、フレコンバッグ12を収容枠3から上方に高く持ち上げなくても、少し持ち上げて、図4(b)に示すように、横方向(側方)にずらしながら固定フレーム10の両端側の固定支柱15a、15dの間の開いた箇所から取り出すことができる。
従って、使用者は、フレコンバッグ12を、必ずしも上方に高く持ち上げて取り出す必要がないので、作業がし易い。特に、横方向(側方)にフレコンバッグ12を移動させればよいので、フォークの昇降ストローク高さを十分とれないフォークリフトを使用しても、フレコンバッグ12の取り出しが可能となる。もちろん、被収容物13の充填されたフレコンバッグ12は、使用者が持てるような重量範囲内であれば、抱えるようにして取り出しても良い。
この作業をフォークリフトで行う場合は、フレコンバッグ12に付設された吊り帯39(図4(b)参照)をフォークに掛けて行うと良い。或いは、フォークを台車2の傍まで近づけて、手作業でフレコンバッグ12をずらしてフォークに載せても良い。
以上の説明は、フレコンバッグ12を収容枠3に図4(a)に示すように装着してから、廃棄物、穀物等を充填する場合であるが、廃棄物、穀物等をすでに充填したフレコンバッグ12を、台車2に載置する場合もある。
このような場合は、図1(b)に示すように、収容枠3の着脱フレーム11を載置台6から取り外し、固定フレーム10の両端側の固定支柱15a、15dの間を側方に開いた状態とする。そして、フレコンバッグ12を横方向(側方)から台車2の載置台6に載置し、収容枠3内収容することが可能である。
被収容物13を充填したフレコンバッグ12を載置台6に載置してから、使用者は、前記したとおり、着脱フレーム11の着脱支柱16を載置台6に取り付け、着脱弧状杆18を固定弧状杆16と連結することで、収容枠3を簡単に組み立てることができ、収容枠3によってフレコンバッグ12を周囲から支持し、台車2で安全に運搬することが可能となる。
以上、本考案について説明したが、従来技術では、フォークリフトを使用して、平面視で円形筒状に固定された棚から成る収容枠に収容しているフレコンバッグを、フォークを利用しても取り出しにくい。そこで、フレコンバッグのつり帯にフォークを引っ掛けて上方に取り出す手段もあるが、フォークリフトの昇降ストローク高さが十分ないと、作業が困難である。
この点は、すでに被収容物を充填したフレコンバッグを、収容枠に入れる場合でも同様であり、フォークリフトに載せて上方から収容枠に入れることは困難であり、また、フォークリフトで吊持しても上方から収容枠内に納めるのは時間がかかり困難であり、フォークリフトの昇降ストローク高さが十分ないと不可能である。
それに比べ、本考案では、収容枠3の着脱フレーム11を載置台6及び固定フレーム10から取り外し、固定フレーム10の両端側の固定支柱15a、15dの間を開いた状態とし、フレコンバッグ12を少し持ち上げて横方向(側方)に載置台6から取り出すことができ、或いはフレコンバッグ12を載置台6に横方向(側方)から載置し収容枠3内に納めることができるので、作業がきわめて簡単となる。
以上、本考案に係るフレコンバッグ運搬用台車を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本考案はこのような実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本考案に係るフレコンバッグ運搬用台車は上記のような構成であるから、フレコンバッグの運搬だけでなく、円筒状被運搬物(例.円筒状ゴミ袋、円筒状に固めた干し草、ドラム缶等)の運搬にも適用可能である。
1 フレコンバッグ運搬用台車
2 台車
3 収容枠
6 載置台
7 キャスタ
10 固定フレーム
11 着脱フレーム
12 フレコンバッグ
13 被収容物
14 フレコンバッグの上部の折り返し部
15a〜15d 固定支柱
16 固定弧状杆
17 着脱支柱
18 着脱弧状杆
19 環状杆
20 環状杆と同じ環状の軌跡
25 結合板
26 結合ピン
29 載置台に設けられた取付孔
30 載置台に形成された貫通孔
31 底付き筒
34 着脱弧状杆に設けられた結合孔
35 固定側結合孔
36 着脱側結合ピン
39 フレコンバッグに付設された吊り帯
40 着脱支柱に固定された外套筒

Claims (4)

  1. 台車と収容枠を備えたフレコンバッグ運搬用台車であって、
    収容枠は、台車に固定された固定フレームと、台車及び固定フレームに着脱可能な着脱フレームと、を備え、その全体形状は、フレコンバッグを収容可能な円筒状の柵として形成されており、
    固定フレームは、下端が台車に固定された複数本の固定支柱と、複数本の固定支柱の上端に設けられた固定弧状杆と、を備え、
    着脱フレームは、下端部が台車に着脱可能な着脱支柱と、着脱支柱の上端に設けられた着脱弧状杆と、を備えており、
    固定弧状杆と着脱弧状杆が連結されると環状杆となることを特徴とするフレコンバッグ運搬用台車。
  2. 台車は載置台を有し、該載置台には、着脱支柱の下端部を嵌合して取り付ける取付孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレコンバッグ運搬用台車。
  3. 固定弧状杆の両端部は、それぞれ固定支柱の上端に固定された結合板の一端側の上面に固定されており、
    結合板の他端側には、上方の突出した固定側結合ピン又は上下に貫通した固定側結合孔が形成されており、
    着脱弧状杆の両端部には、それぞれ上下に貫通した着脱側結合孔又は下方に突出した着脱側結合ピンが形成されており、
    着脱弧状杆の両端部は、その着脱側結合孔又は着脱側結合ピンを、結合板の固定側結合ピン又は固定側結合孔に嵌合可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレコンバッグ運搬用台車。
  4. 固定弧状杆の両端部をそれぞれ結合板を介して固定した2本の固定支柱間の間隔は、フレコンバッグの直径より大きく形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のフレコンバッグ運搬用台車。
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