JP3206859U - カードコネクタ用の端子部品及びカードコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、接点部材の変形を抑制可能なカードコネクタを提供する。【解決手段】弾性腕と、弾性腕に設けられ且つ挿入されたカードの電極に接触する接触部と、を有する接点部材41と、接触部の少なくともカード挿入側に設けられるガード部材44と、ガード部材44を保持するための弾性部材43と、を備え、ガード部材44は、弾性部材45と一体形成され、接点部材41の一部の上面に延在する延在部を有する。また、ガード部材44は、弾性腕の下方に設けられていない。【選択図】図4
Description
本考案は、カードコネクタ用の端子部品及びカードコネクタに関し、特に接点部材をガードするガード部材を有するカードコネクタ用の端子部品及びカードコネクタに関する。
現在、携帯電話、タブレットデバイス等に取り付けられるSIMカード、メモリカードを接続するためのカードコネクタには多くの種類があり、最近ではトレー式のカードコネクタが主流になる傾向があり、且つ1つのトレーで複数のカードを収納するという状況も増えてきている。
カードコネクタの接点部材の延在方向とカードの挿入方向とが一致しない場合に、挿入されたカードはこの延在方向の側方向又は逆方向から接点部材に当たり、特に非正常方式で挿入される場合、又は正常カード以外のものが誤って挿入される場合に、接点部材は異常な力を受け、接点部材が変形してしまう。
これに対し、接点部材の下方に下側ハウジングを設け、該下側ハウジングに接点部材をガードするためのガード部材を設けることが考えられるが、下側ハウジングを追加する分、カードコネクタの厚さを増すことになる。
また、特許文献1にはさらに、接点部材の形状を略三角形に形成し、三角形の2つの側辺を用いて挿入されたカードをガイドする考案が開示されている。しかし、形状が略三角形の接点部材は根元部が広いため、接点部材と挿入されたカードとの間の接触圧力は大きくなる傾向がある。カードコネクタの設置方式又は使用方式の相違によって、接点部材の接触圧力を小さく設定したいという状況が存在するが、特許文献1の構成ではこの状況に対応することが困難である。また、接触部にはガイド部が設けられていないため、正規のカードよりも細い異物等が誤って挿入された場合に、挿入された異物等が挿入方向に沿って接触部に直接当たるという事態が発生し、接点部材が変形してしまう可能性がある。さらに、カード挿入側には、別途に合成樹脂のガイド部が設けられており、カード挿入口側に一定の面積を残しておく必要があるため、カードコネクタの面積の極小化に不利である。
上述のことに鑑みて、本考案は、簡単な構成で、接点部材の変形を抑制する可能なカードコネクタを提供する。
(1)本考案のカードコネクタ用の端子部品は、弾性腕と、前記弾性腕に設けられ且つ挿入されたカードの電極に接触する接触部と、を有する接点部材と、前記接触部の少なくともカード挿入側に設けられるガード部材と、前記ガード部材を保持するための弾性部材と、を備え、前記ガード部材は、前記弾性部材と一体形成され、前記接点部材の一部の上面に延在する延在部を有する。
(2)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記ガード部材は、前記弾性腕の下方に設けられていないことが好ましい。
(3)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記弾性腕の下方に、前記弾性腕が下方向へ移動するのを許す空間が設けられていることが好ましい。
(4)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記ガード部材は、合成樹脂又は金属で形成されていることが好ましい。
(5)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記ガード部材は、前記接触部と離間して形成されていることが好ましい。
(6)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記ガード部材は、挿入されたカードに当接する場合前記接点部材と共に下へ移動するように構成され、前記接点部材は、挿入されたカードに当接する場合前記ガード部材から独立して下へ移動するように構成されていることが好ましい。
(7)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、少なくとも前記カードが挿入されていない状態で、カードコネクタの厚さ方向において、前記ガード部材は前記接触部より低い位置に設けられることが好ましい。
(8)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記弾性腕は前記カードの挿入方向と直交する方向に沿って設けられていることが好ましい。
(9)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記接点部材の接触部は上方へ突出する曲面を有することが好ましい。
(10)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記弾性部材は、前記接点部材を保持する部材に保持され、前記弾性腕と同一の工程で形成されていることが好ましい。
(11)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記ガード部材は、前記接点部材を保持する部材と同一の工程で形成されていることが好ましい。
(12)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、複数の前記接点部材に対応して、共通の前記ガード部材が設けられていることが好ましい。
(13)本考案のカードコネクタ用の端子部品において、前記弾性部材の数は、前記接点部材の数より少ないことが好ましい。
(14)本考案のカードコネクタは、上記(1)〜(13)のいずれか1項に記載されたカードコネクタ用の端子部品を備える。
上記(1)のカードコネクタ用の端子部品によれば、ガード部材を弾性部材に設けているため、ガード部材を形成するための下側ハウジングを別途に設ける必要がなく、カードコネクタの厚さが大きくなることを防止できる。また、異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合に、該カードはまず接触部のカード挿入側に位置するガード部材に接触してガード部材を下方へ移動させ、ガード部材の移動に伴って、ガード部材の延在部は弾性腕の上面を押し、弾性腕と接触部も下方へ移動する。これにより、誤って異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合であっても、弾性腕を下げることにより、挿入されたカードが接点部材に直接当たって接点部材が変形してしまうことを防止することができる。また、ガード部材が接触部付近の少なくともカード挿入側に設けられるため、端子部品のカード挿入口側にガイド部を設ける場合と比べて、カード挿入口側に一定の面積を残しておく必要がないため、端子部材の全体の挿入方向におけるサイズを小さくすることにより、サイズの面積の極小化を実現している。
上記(2)のカードコネクタ用の端子部品によれば、接触部の付近にガード部材を設けたが、ガード部材は、弾性腕の下方に設けられていないため、接点部材の接触部が挿入されたカードに接触して下方へ移動する際に、ガード部材からの抵抗力を受けることなく、ガード部材から独立して下方へ移動することができる。これにより、弾性腕の特性はガード部材からの影響を受けることなく、所望の弾性腕の特性を容易に得ることができ、適切な接点部材とカードとの間の接触圧力を得ることができる。
上記(3)のカードコネクタ用の端子部品によれば、接触部の付近にガード部材を設けたが、ガード部材の下方に、前記弾性腕が下方向へ移動するのを許す空間が設けられているため、接点部材の接触部が挿入されたカードに接触して下方へ移動する際に、ガード部材からの抵抗力を受けることなく、ガード部材から独立して下方へ移動することができる。これにより、弾性腕の特性はガード部材からの影響を受けることなく、所望の弾性腕の特性を容易に得ることにより、適切な接点部材とカードとの間の接触圧力を得ることができる。この場合に、前記空間を確保した前提で、弾性腕の下方にガード部材の一部を形成することもできる。
上記(4)のカードコネクタ用の端子部品によれば、ガード部材が合成樹脂からなる場合に、簡単にインサート成形によって弾性部材と一体に成形することができ、且つガード部材の数が1つであるかそれとも複数であるかに関わらず、インサート成形によって一括で成形を実現することができる。また、該ガード部材が回路基板における配線パターンに接触したとしても、短絡等の問題が発生しない。
上記(5)のカードコネクタ用の端子部品によれば、隙間が形成されている場合に、インサート成形によって一括でガード部材と接点部材を成形する際により容易になる。
上記(6)のカードコネクタ用の端子部品によれば、誤って異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが非正常高さ位置で挿入された場合であっても、弾性腕を下げることができ、挿入されたカードが接点部材に直接当たって接点部材が変形してしまうことを防止することができる。且つ、接点部材はガード部材から独立して下方へ移動することもでき、接点部材の弾性腕の特性はガード部材からの影響を受けることなく、所望の弾性腕の特性を容易に得られ、適切な接点部材とカードとの間の接触圧力を得ることができる。
上記(7)のカードコネクタ用の端子部品によれば、正規のカードが挿入された状態では、カードが接点部材の接触部に接触するが、厚さ方向において接触部の下方に位置するガード部材に接触しない、或いはガード部材と少し接触するように設けられているため、正規のカードの挿抜を繰り返しても、ガード部材に損傷を与えることはない。
上記(8)のカードコネクタ用の端子部品によれば、カードの挿入方向と接点部材の弾性腕の延在方向とが直交する場合、弾性腕が側方向からの力を受けて変形しやすいが、ガード部材のガイドによって、弾性腕が側方向からの力を直接受けることを回避し、さらに弾性腕が変形してしまうことを回避することができる。
上記(9)のカードコネクタ用の端子部品によれば、正規のカードが曲面状の接触部に接触した場合、接触部と正規のカードの電極との接触をスムーズに実現できる。挿入された異物がガード部材に接触せずに直接に接触部に接触したとしても、接触部が曲面状であるため、一定の程度で接触部が損傷されることを回避することができる。
上記(10)のカードコネクタ用の端子部品によれば、弾性部材と接点部材とは同一の部材に保持され、且つ弾性部材は接点部材の弾性腕と同一の工程(例えば、プレス成形工程)で形成されるため、工程を増やすことなく弾性部材を形成することができる。
上記(11)のカードコネクタ用の端子部品によれば、ガード部材と接点部材を保持する部材とは同一の工程(例えば、インサート成形工程)で形成されるため、工程を増やすことなくガード部材を形成することができる。
上記(12)のカードコネクタ用の端子部品によれば、共通のガード部材が一体化されているため、ガード部材自身の強度が向上する。また、ガード部材を個別に形成する場合と比べて、共通のガード部材44の金型構造が比較的に簡単であるため、生産コストがより低く、歩留まりがより高い。
上記(13)のカードコネクタ用の端子部品によれば、挿入されたカードがガード部材に接触してガード部材を下へ移動させる場合、弾性部材からの抵抗力を低減することにより、スムーズな挿入を実現することができる。
上記(14)のカードコネクタによれば、同様に上述の考案(1)〜(13)の技術効果を得ることができる。
以下、トレー式のカードコネクタを例として、本考案のカードコネクタを説明する。
図面において、Y1方向はトレーの挿入方向を示し、Y2方向はトレーの排出方向を示し、X1方向、X2方向は平面視でY1方向に直交する方向(左右方向)である左方向、右方向を示し、Z1方向、Z2方向はX1方向及びY1方向に直交する方向(厚さ方向)である上方向、下方向を示す。
図面において、Y1方向はトレーの挿入方向を示し、Y2方向はトレーの排出方向を示し、X1方向、X2方向は平面視でY1方向に直交する方向(左右方向)である左方向、右方向を示し、Z1方向、Z2方向はX1方向及びY1方向に直交する方向(厚さ方向)である上方向、下方向を示す。
(第1実施形態)
以下、図1〜図3を参照して、第1実施形態のカードコネクタの全体構成を説明する。
図1〜図3に示すように、カードコネクタ100は、キャップ部材1、保持部材2、トレー3、第1端子部品4と第2端子部品5と第3端子部品6とを含む3つの端子部品、検出部材7、イジェクト回転部材8、及びイジェクトレバー9を備える。
以下、図1〜図3を参照して、第1実施形態のカードコネクタの全体構成を説明する。
図1〜図3に示すように、カードコネクタ100は、キャップ部材1、保持部材2、トレー3、第1端子部品4と第2端子部品5と第3端子部品6とを含む3つの端子部品、検出部材7、イジェクト回転部材8、及びイジェクトレバー9を備える。
キャップ部材1は金属からなり、Y2方向側とZ2方向側が開放される枠状に形成されている。保持部材2は金属からなり、Y2方向側とZ1方向側が開放される枠状に形成されている。保持部材2と、上方に位置するキャップ部材1とは、互いに係合可能な形状に成形され、トレー3を収納できるように一体に組み立てられている。
保持部材2とキャップ部材1とが組み立てられる前に、図2(A)〜(C)に示すように、保持部材2に第1端子部品4、第2端子部品5、第3端子部品6、検出部材7、イジェクト回転部材8、及びイジェクトレバー9が固定されている。
トレー3は金属又は合成樹脂等からなり、Y1方向に並んでいる第1カード収納部31および第2カード収納部32を有し、第1カード収納部31と第2カード収納部32とには、第1カードC1と第2カードC2とを同時に収納することができる。本実施形態において、第1カードC1はnanoSIMカードであり、第2カードC2はnanoSIMカードであってもよく、又はmicroSDカードであってもよい。
トレー3のY2方向の側面は、ユーザがトレー3を押す際の操作部として機能し、該側面の右端には、孔33が形成され、該孔33はイジェクトピン(図示せず)等の操作具を通過させるサイズに形成されている。
第1端子部品4、第2端子部品5及び第3端子部品6は製造の際に選択可能な汎用部品である。該汎用部品の候補として、通常は、横向きのnanoSIM/microSIMカード用の端子部品と、縦向きのnanoSIM/microSIMカード用の端子部品と、縦向きのmicroSDカード用の端子部品との3種の端子部品候補が用意されている。ここでの「縦向き」とは、カードの長手方向とカードの挿入方向とが一致する場合であり、「横向き」とは、カードの短手方向とカードの挿入方向とが一致する場合である。
本実施形態において、第1端子部品4と第3端子部品6とは横向きのnanoSIM/microSIMカード用の端子部品である。第2端子部品5は縦向きのmicroSDカード用の端子部品である。
また、図2(C)と図3に示すように、第1端子部品4、第2端子部品5及び第3端子部品6と、保持部材2との間の接合手段はカシメである。溶接の具体的な方式については、後文に詳しく説明する。
また、図2(A)〜図2(C)に示すように、検出部材7は平面視でトレー3のカード挿入方向の奥側に設けられ、トレー3の収納状態を検出するための部品である。イジェクト回転部材8は平面視でトレー3のカード挿入方向の奥側に設けられ、イジェクトレバー9はトレー3の右側方に設けられ、イジェクト回転部材8の端部に連結されている。トレー3の孔33を通過するイジェクトピン(図示せず)によってイジェクトレバー9を押し、イジェクト回転部材8を回転させることにより、トレー3がイジェクトされる。
以下、第1端子部品4を例として、図4(A)〜図6(D)を参照して、端子部品の構成を説明する。
第1端子部品4は、6つの接点部材41、1つのハウジング42、4つの弾性部材43、2つのガード部材44、及び2つの接合部材45からなる。そのうち、接点部材41、弾性部材43及び接合部材45は金属からなり、それらは同じく金属板に対しプレス加工の工程を行うことにより得られた部材である。ハウジング42とガード部材44は合成樹脂からなり、それらは同じインサート成形工程により接点部材41、弾性部材43及び接合部材45と一体に成形されている。
第1端子部品4は、6つの接点部材41、1つのハウジング42、4つの弾性部材43、2つのガード部材44、及び2つの接合部材45からなる。そのうち、接点部材41、弾性部材43及び接合部材45は金属からなり、それらは同じく金属板に対しプレス加工の工程を行うことにより得られた部材である。ハウジング42とガード部材44は合成樹脂からなり、それらは同じインサート成形工程により接点部材41、弾性部材43及び接合部材45と一体に成形されている。
各接点部材41は、弾性腕41aと、弾性腕41aの一端に設けられた接触部41bとを有する。平面視の場合に、図6(A)に示すように弾性腕41aは左右方向(X1又はX2方向)に延在して設けられ、且つ図6(D)に示すように、Y1方向から観察する場合、弾性腕41aはさらに斜め上方に向かって延在している。接触部41bは弾性腕41aのハウジング42から離れる一端に位置し、挿入されたカードの電極と接触するためのものである。接触部41bは上方へ突出する曲面を有し、該曲面は、例えば球状、スプーン状、アーチ状等である。
また、各接点部材41の他方の端部41cは、接点部材41を実装基板に固定する際の半田付け脚として機能する。
また、各接点部材41の他方の端部41cは、接点部材41を実装基板に固定する際の半田付け脚として機能する。
弾性部材43はX1−X2方向に延在する長尺状に形成され、一端はハウジング42に保持され、弾性部材43の他端はガード部材44を保持するためのものである。図4(A)に示すように、2つの弾性部材43は共に1つのガード部材44を保持する。本実施例において、弾性部材43の数は接点部材41の数より少ない。
図4(A)に示すように、同じ側に位置する3つの接点部材41は1つのガード部材44を共用し、ガード部材44は略直方体の形状に形成され、接触部41bと隙間47(図6(A)及び図6(C)参照)だけ離間して接触部41bの周囲に設けられている。
且つ、図6(D)に示すように、カードが挿入されていない状態で、カードコネクタ100のZ1方向において、ガード部材44は接触部41bより低い位置に設けられている。具体的に、Y1方向から観察すると、ガード部材44の上面は、半球形の接触部41bの下面より低くない。
且つ、図6(D)に示すように、カードが挿入されていない状態で、カードコネクタ100のZ1方向において、ガード部材44は接触部41bより低い位置に設けられている。具体的に、Y1方向から観察すると、ガード部材44の上面は、半球形の接触部41bの下面より低くない。
また、図6(D)に示すように、厚さ方向において、ガード部材44の下面はハウジング42の上面より少し低く、且つガード部材44の上面はハウジング42の上面より高いため、カード又は異物がガード部材44の下面とハウジング42の上面との間に挿入されることを回避している。
図5(A)に示すように、ガード部材44はY1方向側の端部とY2方向側の端部にそれぞれ傾斜面44aを有する。また、図6(D)等に示すように、ガード部材44のハウジング42から離れる側の端部には傾斜面44bを有する。正規のカード以外の他のカード又は異物等が挿入されて該傾斜面44aと当たる場合、該傾斜面44aは他のカード又は異物等をガイドすることにより、接点部材41が曲げられないように保護することができる。詳細な動作については、後に詳しく説明する。
また、ガード部材44は弾性腕41aの上面に延在する延在部44cを有し、該延在部44cは弾性腕41aの幅方向(Y1−Y2方向)において弾性腕41aに跨っている。カードが挿入されていない初期状態では、該延在部44cは弾性腕41aの上面に接触してもよく、弾性腕41aの上面との間に微小な隙間が存在してもよい。該延在部44cが存在するため、ガード部材44がZ2方向へ移動すると、延在部44cは弾性腕41aを押すことにより、弾性腕41a及び接触部41bはガード部材44に連動して共にZ2方向へ移動する。それにおいて、弾性腕41aの上面は、挿入されたカードと向き合う側の表面である。
一方、図6(C)に示すように、ガード部材44は弾性腕41aの下方に設けられておらず、弾性腕41aの下方には空間が形成されているため、弾性腕41aはガード部材44から独立してZ2方向へ移動することができる。
図6(A)と図6(C)に示すように、2つの接合部材45はそれぞれハウジング42のY1方向側の端部及びY2方向側の端部から露出する。露出した部分は略長方形であり、且つ該長方形の略中央の位置には、接合孔46が設けられている。
一方、図3に示すように、保持部材2における該接合孔46に対応する位置には、接合突起2aが設けられ、接合突起2aを接合孔46に挿入させることにより、第1端子部品4と保持部材2との位置決めを実現できる。位置決めを行った後に、接合突起2aの前端部を押し潰すことにより、第1端子部品4と保持部材2とのカシメを実現する。
図7(A)と図7(B)は、正規のカードを挿入する前後の第1端子部品と挿入されたカードとの間の位置関係を表す概略図であり、図7(C)〜図7(E)は、非正規のカードを挿入する前後の第1端子部品と挿入されたカードとの間の位置関係を表す概略図である。図7(A)〜図7(E)においては、第1端子部品4と、挿入された正規のカードC又は非正規のカードC’との位置関係を重点的に表示するため、第1端子部品4、キャップ部材1、及び保持部材2のみを模式的に示し、他の部材は省略した。
図7(A)に示すように、正規のカードCが挿入される場合、通常は、該正規のカードCがガード部材44に殆ど当たらない、或いはガード部材44との間に少し当たるように構成され、正規のカードCが接点部材41の接触部41bに接触する際に、曲面状の接触部41bは正規のカードCによる押圧力を受けてZ2方向へ移動する。
図7(B)に示すように、正規のカードCが第1端子部品4に完全に挿入されている場合、接触部41bはZ2方向へ移動し、ガード部材44は殆ど移動しない。接触部41bの厚さがガード部材44の厚さ以下であることが好ましく、これによりZ2方向へ移動した後の接触部41bはガード部材44の中に逃げて、ガード部材44とほぼ同じ高さ位置に位置することができる。
図7(C)には、第1端子部品4に非正規のカードC’が挿入される場合が示されており、該非正規のカードC’の厚さは正規のカードCより薄く、且つ該非正規のカードC’が挿入される際に、下面は正規のカードCの下面より低い。従って、図7(C)において、該非正規のカードC’の前端側面はガード部材44の傾斜面44aに当たる。
この場合、該傾斜面44aのガイドで、ガード部材44はZ2方向へ移動し、ガード部材44の延在部44cが弾性腕41aを押し下げることにより、弾性腕41aと接触部41bもZ2方向へ移動する。図7(D)に示すように、ガード部材44と接点部材41とは何れもZ2へ移動するため、図7(C)におけるガード部材44と保持部材2との間のZ1方向における距離48と比べて、図7(D)における該距離48が小さくなる。
さらに、図7(E)に示すように、非正規のカードC’が第1端子部品4に完全に挿入されている場合、接触部41bはさらにZ2方向へ移動し、この場合、ガード部材44は図7(D)の時と比べて殆ど移動しておらず、さらに移動した後の接触部41bはガード部材44中に逃げて、ガード部材44とほぼ同じ高さ位置に位置している。
以下、本実施形態を用いることで奏する効果を説明する。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、ガード部材44を弾性部材43に設けているため、ガード部材44を形成するための下側ハウジングを別途に設ける必要がなく、カードコネクタ100の厚さが大きくなることを防止できる。また、異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合に、該カードはまず接触部41bのカード挿入側に位置するガード部材44に接触してガード部材44を下方へ移動させ、ガード部材44の移動に伴って、ガード部材44の延在部44cは弾性腕41aの上面を押し、弾性腕41aと接触部41bも下方へ移動する。これにより、誤って異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合であっても、弾性腕41aを下げることにより、挿入されたカードが接点部材41に直接に当たって接点部材41が変形してしまうことを防止することができる。また、ガード部材44が接触部41b付近の少なくともカード挿入側に設けられるため、端子部品のカード挿入口側にガイド部を設ける場合と比べて、カード挿入口側に一定の面積を残しておく必要がないため、端子部材の全体の挿入方向におけるサイズを小さくし、サイズの面積の極小化を実現している。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、ガード部材44を弾性部材43に設けているため、ガード部材44を形成するための下側ハウジングを別途に設ける必要がなく、カードコネクタ100の厚さが大きくなることを防止できる。また、異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合に、該カードはまず接触部41bのカード挿入側に位置するガード部材44に接触してガード部材44を下方へ移動させ、ガード部材44の移動に伴って、ガード部材44の延在部44cは弾性腕41aの上面を押し、弾性腕41aと接触部41bも下方へ移動する。これにより、誤って異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合であっても、弾性腕41aを下げることにより、挿入されたカードが接点部材41に直接に当たって接点部材41が変形してしまうことを防止することができる。また、ガード部材44が接触部41b付近の少なくともカード挿入側に設けられるため、端子部品のカード挿入口側にガイド部を設ける場合と比べて、カード挿入口側に一定の面積を残しておく必要がないため、端子部材の全体の挿入方向におけるサイズを小さくし、サイズの面積の極小化を実現している。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、接触部41bの付近にガード部材44を設けたが、ガード部材44は、弾性腕41aの下方に設けられていないため、接点部材41の接触部41bが挿入されたカードに接触して下方へ移動する際に、ガード部材44からの抵抗力を受けることなく、ガード部材44から独立して下方へ移動することができる。これにより、弾性腕41aの特性はガード部材44からの影響を受けることなく、所望の弾性腕41aの特性を容易に得ることにより、適切な接点部材41とカードとの間の接触圧力を得ることができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、接触部41bの付近にガード部材44を設けたが、ガード部材44の下方に、弾性腕41aが下方向へ移動するのを許す空間が設けられているため、接点部材41の接触部41bが挿入されたカードに接触して下方へ移動する際に、ガード部材44からの抵抗力を受けることなく、ガード部材44から独立して下方へ移動することができる。これにより、弾性腕41aの特性はガード部材44からの影響を受けることなく、所望の弾性腕41aの特性を容易に得ることができ、適切な接点部材41とカードとの間の接触圧力を得ることができる。この場合に、前記空間を確保した前提で、弾性腕41aの下方にガード部材44の一部を形成することもできる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、ガード部材44が合成樹脂からなる場合に、インサート成形によって簡単に弾性部材43と一体に成形することができ、且つガード部材44の数が1つであるかそれとも複数であるかに関わらず、インサート成形によって一括で成形を実現することができる。また、該ガード部材44が回路基板における配線パターンに接触したとしても、短絡等の問題が発生しない。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、隙間が形成されている場合に、インサート成形によって一括でガード部材44と接点部材41を成形する際により容易になる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、誤って異なるサイズの他のカード等が挿入された場合、又はカードが正常に挿入される時と異なる高さ位置で挿入された場合であっても、弾性腕41aを下げることにより、挿入されたカードが接点部材41に直接に当たって接点部材41が変形してしまうことを防止することができる。且つ、接点部材41はガード部材44から独立して下方へ移動することもでき、接点部材41の弾性腕41aの特性はガード部材44からの影響を受けることなく、所望の弾性腕41aの特性を容易に得ることができ、適当な接点部材41とカードとの間の接触圧力を得ることができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、正規のカードCが挿入された状態では、カードが接点部材41の接触部41bに接触するが、厚さ方向において接触部41bの下方に位置するガード部材44に接触しない、或いはガード部材と少し接触するように設けられているため、正規のカードCの挿抜を繰り返しても、ガード部材44に損傷を与えることはない。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、カードの挿入方向と接点部材41の弾性腕41aの延在方向とが直交する場合、弾性腕41aが側方向からの力を受けて変形しやすいが、ガード部材44のガイドによって、弾性腕41aが側方向からの力を直接に受けることを回避し、さらに弾性腕41aが変形してしまうことを回避することができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、正規のカードCが曲面状の接触部41bに接触した場合、接触部41bと正規のカードCの電極との接触をスムーズに実現できる。挿入された異物がガード部材44に接触せずに直接に接触部41bに接触したとしても、接触部41bが曲面状であるため、一定の程度で接触部41bが損傷されることを回避することができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、弾性部材43と接点部材41とは同一の部材に保持され、且つ弾性部材43は接点部材41の弾性腕41aと同一の工程(例えば、プレス成形工程)で形成されるため、工程を増やすことなく弾性部材43を形成することができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、ガード部材44が合成樹脂からなるため、簡単にインサート成形によって弾性部材43と一体に成形することができ、且つ該ガード部材44が回路基板における配線パターンに接触したとしても、短絡等の問題が発生しない。さらに、ガード部材44の数が1つであるかそれとも複数であるかに関わらず、インサート成形によって一括で成形を実現することができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、ガード部材44と接点部材41を保持する部材とは同一の工程(例えば、インサート成形工程)で形成されるため、工程を増やすことなくガード部材44を形成することができる。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、共通のガード部材44が一体化されているため、ガード部材44自身の強度が向上する。また、ガード部材を個別に形成する場合と比べて、共通のガード部材44の金型構造が比較的に簡単であるため、生産コストがより低く、歩留まりがより高い。
本実施形態のカードコネクタ100によれば、挿入されたカードがガード部材44に接触してガード部材44を下へ移動させる場合、弾性部材43からの抵抗力を低減することにより、スムーズに挿入することを実現できる。
なお、本考案の実施形態において傾斜面44bはガイドの役割を殆ど果さないが、本実施形態における端子部品の設置方向が必要に応じて変更する可能性があることを考慮すると、カードの挿入方向と弾性腕41aの延在方向とが直交していない場合(例えば、挿入方向と弾性腕41aの延在方向とが逆である場合)に、傾斜面44bも挿入されるカードをガイドする役割を果すことにより、接点部材41が変形してしまうことを防止できる。
(第2実施形態)
第1実施形態と比べて、第2実施形態におけるカードコネクタは、ただ第1端子部品と第3端子部品の構造が少し異なり、具体的には、第2実施形態における弾性部材43’とガード部材44’の形状及び数が第1実施形態と異なる。以下、相違点を重点的に説明する。
第1実施形態と比べて、第2実施形態におけるカードコネクタは、ただ第1端子部品と第3端子部品の構造が少し異なり、具体的には、第2実施形態における弾性部材43’とガード部材44’の形状及び数が第1実施形態と異なる。以下、相違点を重点的に説明する。
図8(A)〜図10(D)に示すように、第2実施形態における第1端子部品4’は12個の弾性部材43’及び6つのガード部材44’を有する。つまり、6つの接点部材41と6つのガード部材44’とは一つ一つ対応し、6つのガード部材44’は互いに分離している。各ガード部材44’は2つの弾性部材43’に保持され、2つの弾性部材43’は弾性腕41’と離間して弾性腕41’の両側に沿って延在する。
また、図9(A)に示すように、各ガード部材44’は弾性腕41’の上面に延在する延在部44c’を有するが、該延在部44’bは弾性腕41’の幅方向に跨っておらず、弾性腕41’の幅方向の両側から少し中央へ突出する形状である。延在部44c’の形状と第1実施形態における延在部44cの形状とは異なるが、実現する機能は同じである。挿入されたカード又は異物等がガード部材44’の傾斜面44a’に接触してガード部材44’がZ2方向へ移動する場合、該延在部44c’は、延在部44c’の真下に位置する弾性腕41aの一部である被押圧部41dを押すことにより、接点部材41がガード部材44’と共にZ2方向へ移動する。
(他の実施形態)
以上では、本考案の好ましい実施形態の回転コネクタを説明したが、本考案は、上述の実施形態に限らず、主旨から離れない範囲内に、種々の変更を行って実施することができる。例えば、以下の実施形態も本考案の技術範囲に属する。
以上では、本考案の好ましい実施形態の回転コネクタを説明したが、本考案は、上述の実施形態に限らず、主旨から離れない範囲内に、種々の変更を行って実施することができる。例えば、以下の実施形態も本考案の技術範囲に属する。
第1と第2実施形態において、ガード部材は何れも合成樹脂からなるが、これに限らず、金属からなるものであってもよい。例えば、金属板に対しプレス加工の工程を行うことにより、接点部材と一体になるガード部材及び弾性部材を得ることができる。この場合、延在部は、弾性部材の一部を折り曲げることにより実現することもでき、細長い金属片を弾性腕に跨がらせて弾性部材に溶接することにより実現することもできる。
また、ガード部材の形状もこれに限らず、例えばガード部材を、接点部材を保持するハウジング側に延在させ、接点部材の根元部まで延在させることができる。このように、ガード部材は接触部をガードすると共に、弾性腕もガードでき、挿入されたカード又は異物が狭いものであっても、弾性腕の側方が直接当たって変形してしまうことを防止できる。
また、第1実施形態と第2実施形態における2種の延在部の形状は、交換できるものである。延在部の形状及び設置位置も適当に変更することができる。例えば、延在部を接触部の少なくとも一部の上面に設けて、ガード部材が下方へ移動する際に、延在部による接点部材の接触部への押圧によって、接点部材をガード部材と共に下方へ移動させることもできる。
また、第1実施形態における弾性部材の数は接点部材の数より少ないが、実際には弾性部材の数はこれに限らず、必要に応じて適切に変更することができる。
また、第1と第2実施形態におけるガード部材と接触部との間は何れも離間しているが、実際には接触部がガード部材から独立して下へ移動できればよく、この隙間を設けなくてもよく、或いはこの隙間をより小さくしてもよい。
また、第1と第2実施形態において、接触部の周囲の3つの方向にガード部材が設けられているが、実際にはガード部材を接触部の少なくともカード挿入側のみに設けることで、弾性腕を下げることにより、挿入されたカードが接点部材に直接当たって接点部材が変形してしまうことを防止することができる。
また、第1端子部品と保持部材とを組み合わせる方式はカシメに限らず、圧入式の接続、レーザ溶接等の接合の方式を用いることもできる。
また、図7(A)〜図7(E)に示す正規のカードと非正規のカードが挿入されたものは、1つの例に過ぎず、当然正規のカードと非正規のカードの厚さ及び挿入される際の高さ方向における位置は任意のものであってもよい。挿入されたカードが接点部材の接触部のみに接触する場合であっても、先にガード部材に接触してから接点部材の接触部に接触する場合であっても、本考案は挿入されたカードを効果的にガイドすることにより、接点部材が変形してしまうことを防止することができる。
100 カードコネクタ
1 キャップ部材
2 保持部材
2a 接合突起
3 トレー
31 第1カード収納部
32 第2カード収納部
33 孔
4 第1端子部品
41 接点部材
41a 弾性腕
41b 接触部
41c 端部
41d 被押圧部
42 ハウジング
43 弾性部材
44 ガード部材
44a、44b 傾斜面
44c 延在部
45 接合部材
46 接合孔
47 隙間
48 距離
5 第2端子部品
6 第3端子部品
7 検出部材
8 イジェクト回転部材
9 イジェクトレバー
1 キャップ部材
2 保持部材
2a 接合突起
3 トレー
31 第1カード収納部
32 第2カード収納部
33 孔
4 第1端子部品
41 接点部材
41a 弾性腕
41b 接触部
41c 端部
41d 被押圧部
42 ハウジング
43 弾性部材
44 ガード部材
44a、44b 傾斜面
44c 延在部
45 接合部材
46 接合孔
47 隙間
48 距離
5 第2端子部品
6 第3端子部品
7 検出部材
8 イジェクト回転部材
9 イジェクトレバー
Claims (14)
- 弾性腕と、前記弾性腕に設けられ且つ挿入されたカードの電極に接触する接触部と、を有する接点部材と、
前記接触部の少なくともカード挿入側に設けられるガード部材と、
前記ガード部材を保持するための弾性部材と、を備え、
前記ガード部材は、
前記弾性部材と一体形成され、
前記接点部材の一部の上面に延在する延在部を有することを特徴とするカードコネクタ用の端子部品。 - 前記ガード部材は、前記弾性腕の下方に設けられていないことを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記弾性腕の下方に、前記弾性腕が下方向へ移動するのを許す空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記ガード部材は、合成樹脂又は金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記ガード部材は、前記接触部と離間して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記ガード部材は、挿入されたカードに当接する場合前記接点部材と共に下へ移動するように構成され、
前記接点部材は、挿入されたカードに当接する場合前記ガード部材から独立して下へ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。 - 少なくとも前記カードが挿入されていない状態で、カードコネクタの厚さ方向において、前記ガード部材は前記接触部より低い位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記弾性腕は前記カードの挿入方向と直交する方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記接点部材の接触部は上方へ突出する曲面を有することを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記弾性部材は、前記接点部材を保持する部材に保持され、前記弾性腕と同一の工程で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記ガード部材は、前記接点部材を保持する部材と同一の工程で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 複数の前記接点部材に対応して、共通の前記ガード部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 前記弾性部材の数は、前記接点部材の数より少ないことを特徴とする請求項12に記載のカードコネクタ用の端子部品。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載されたカードコネクタ用の端子部品を備えることを特徴とするカードコネクタ。
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CN201510591301 | 2015-09-16 | ||
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JP2016003644U Expired - Fee Related JP3206859U (ja) | 2015-09-16 | 2016-07-27 | カードコネクタ用の端子部品及びカードコネクタ |
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CN (1) | CN205335466U (ja) |
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2015
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CN205335466U (zh) | 2016-06-22 |
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