JP3206732B2 - 伸縮ネット - Google Patents

伸縮ネット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば網戸や換気
扇フィルターとして用いる伸縮ネットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の網戸は、取付ける戸や窓の大きさ
に合わせた一定サイズの網戸枠に網を取付けたものであ
った。そして、最も一般的な網戸の場合、アルミニウム
製の網戸枠の大きさに合せて切断した網の周囲を、紐状
の止めゴムで網戸枠に設けた溝部に嵌め込むことで、網
を網戸枠に固定していた。また、従来の換気扇フィルタ
ーも、取付ける換気扇の大きさに合わせた一定サイズの
枠にフィルターを取付けたものであった。この換気扇フ
ィルターを換気扇に取付ける方法としては、マグネット
を使用したものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、戸や窓
の大きさは多種多様であるため、従来の一定サイズの網
戸では、取付ける戸や窓の大きさに合致した網戸を多種
類にわたって用意する必要があった。そして、網戸が汚
れた場合には、大きいサイズの網戸では洗浄が大変であ
り、また、汚れた網を新しい網と交換する場合も、網を
網戸枠から外して新しい網と交換し、再度、止めゴムで
網の周囲を嵌め込むという煩雑な作業が必要であった。
また、換気扇のサイズも一定ではないため、一定サイズ
の枠にフィルターを取付けた従来の換気扇フィルターで
は、汎用性の点で劣っていた。さらに、マグネットタイ
プのものは、換気扇本体の材質が合成樹脂の場合には使
用できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、戸、窓あるいは換気扇の大きさや
材質に関係なく、容易に取付けることができ、しかも、
汚れた場合には、容易に取り外して洗浄できる伸縮ネッ
トを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る伸縮ネットは、伸縮可能な網の外周所
要位置に伸縮可能な係合部材を取付けると共に、前記網
と前記係合部材とを接合する接合部は、前記係合部材の
伸縮方向と平行な方向に鋸刃状に接着もしくは溶着によ
接合し、前記係合部材に戸、窓、あるいは換気扇への
取付け手段を設けているのである。そして、このように
することで、一種類の伸縮ネットで、どのような大きさ
の戸、窓あるいは換気扇にも取付けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る伸縮ネットは、伸縮
可能な網と、この網の外周所要位置に取付けた伸縮可能
な係合部材とを備えた伸縮ネットであって、前記網と前
記係合部材とを接合する接合部は、前記係合部材の伸縮
方向と平行な方向に鋸刃状に接着もしくは溶着により
合し、前記係合部材には、戸、テントの出入口、家屋の
窓、自動車の窓、あるいは換気扇への取付け手段を設け
た構成である。
【0007】本発明に係る伸縮ネットにおいて、網の形
状は四角、丸等特に問わない。また、網の外周所要位置
に取付ける係合部材は、少なくとも網の上下または左右
に取付ければよく、網の全周部になくてもよい。
【0008】また、本発明に係る伸縮ネットにおいて、
網と係合部材とを接合する方法は、係合部材の伸縮方向
と平行な方向に鋸刃状に接着もしくは溶着により接合す
るものであり、網戸あるいは換気扇フィルターとしての
使用に耐える強度を有することが必要である。また、本
発明に係る伸縮ネットにおいて、係合部材に設ける戸、
窓あるいは換気扇への取付け手段は、これらに取付ける
ことができるものであれば、引掛けるものや、貼り付け
るもの等、どのようなものでも良い。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る伸縮ネットを、図1〜図
7に示す実施例に基づいて説明する。図1の(a)は本
発明に係る伸縮ネットを網戸として使用する際の第1実
施例の収縮状態を示す説明図、図1の(b)は本発明に
係る伸縮ネットを網戸として使用する際の第1実施例の
伸張状態を示す説明図、図2は図1(a)のA−A断面
図、図3は図1に示す本発明に係る伸縮ネットをサッシ
枠に取付けた状態を示す縦断面図、図4の(a)は図1
に示す本発明に係る伸縮ネットの網と係合部材との接合
部の収縮状態を示す説明図、図4の(b)は図1に示す
本発明に係る伸縮ネットの網と係合部材との接合部の伸
張状態を示す説明図、図5は本発明に係る伸縮ネットを
網戸として使用する際の第2実施例の説明図、図6は本
発明に係る伸縮ネットを網戸として使用する際の第3実
施例の説明図、図7は本発明係る伸縮ネットを換気扇フ
ィルターとして使用する際の換気扇に取付けた状態を示
す縦断面図である。
【0010】最初に、本発明の伸縮ネットを網戸として
使用する際の第1実施例について説明する。第1実施例
の網戸1は、例えば、ポリエステル系繊維製の網2の全
周囲に係合部材3を、例えばナイロン製の糸7で図4
(a)に示すように鋸刃状に縫製して接合した構成であ
り、前記係合部材3は、例えば図2、図3に示すよう
に、伸縮性ゴム4の周囲を、例えば、ゴム系の素材で覆
って構成され、伸縮性ゴム4の外周側に戸や窓への取付
け手段であるフック用孔5を有している。前記フック用
孔5は、図3に示すように、本実施例の網戸をサッシ枠
41に固定する際に、あらかじめサッシ枠41に取付け
たフック43に引掛ける目的に使用する。なお、図3中
の42はサッシ枠41を取付ける壁、44は同じく床を
示す。
【0011】第1実施例の網戸1の収縮した状態の大き
さを、例えば、縦150cm、横65cmの長方形状と
しておけば、ポリエステル系繊維製の網では、縦30
%、横50%程度の伸度が得られるので、本実施例の場
合では、伸張時の大きさは、 縦最大長 150cm×1.3=195cm 横最大長 65cm×1.5= 97.5cm 程度となり、一般的な一間サイズをカバーできることに
なる。このように、第1実施例の網戸1は、収縮状態の
大きさに合致する戸又は窓から一般的な一間サイズの戸
まで汎用的に取付けることができる。第1実施例の網戸
1において、網2の網目のサイズは、収縮した状態で
0.8mmであれば、最大に伸張した状態でも1.2m
m程度となるので、最大に伸張した状態でも、充分な防
虫効果が得られる。
【0012】なお、第1実施例の網戸1では、係合部材
3や網2は、長方形状のものを開示しているが、これに
限定するものではない。例えば図5に示すように、網1
2や係合部材13の角の部分が丸みを帯びた形状の網戸
11にしてもよい。また、同様に、係合部材3や網2の
収縮状態のサイズや形を、自動車の窓に合致するものと
すれば、自動車の窓に取付ける網戸として使用すること
も可能である。自動車は車種により窓のサイズや形が異
なるが、本発明に係る伸縮ネットを用いた網戸では、網
戸のサイズや形は一定ではなく取付ける自動車の窓の形
状に合せて伸縮可能なため、一種類の伸縮ネットで車種
によるサイズや形の違いをカバーすることができる。さ
らに、第1実施例の網戸1の網2は、一枚の網で構成さ
れた例を開示しているが、これに限定するものではな
い。第1実施例の網戸1は、サッシの内側に網戸を取付
けるため、サッシや雨戸が開閉しにくくなるおそれがあ
るが、このような場合には、図6に示すように、例え
ば、6枚の帯状網22を縦方向に少しずつ重ね合せて取
付けた分割型網戸21にしてもよい。このようにすれ
ば、分割型網戸21をサッシの内側に取付けたままで
も、帯状網22を重ね合せた部分から手を差し入れすれ
ば、サッシや雨戸の開閉が可能となる。また、この分割
型網戸21は、例えば、テントの出入口等のように、網
戸自体の開閉ができない場所で網戸を取付ける場合に用
いれば、取付けたままでも出入口の開閉が可能となるた
め適している。これが、網戸とした場合の第3実施例で
ある。なお、図6中の23は係合部材を示す。
【0013】第1実施例の網戸1では、網2の材質とし
て、ポリエステル繊維を用いたものを開示しているが、
これに限定するものではない。さらに伸縮性を良くして
汎用性を高める場合には、例えば、ポリウレタン系弾性
繊維であるスパンデックスを用いたり、熱可塑性エラス
トマーなどのゴム系の素材を用いてもよい。糸状のゴム
素材を使用して、一層目は縦方向に0.5mm間隔で配
置し、二層目は横方向に0.5mm間隔で配置して、編
み込むことなく二層構造にすれば、網目を広げて、手を
挿入することが可能となる。従って、サッシや雨戸が開
閉しにくくなるおそれがある場合、あるいは、繊維系の
素材よりも伸縮度を良くして汎用性を高める必要がある
場合には、ゴム系の素材を用いればよい。さらに、50
0〜1200%の伸度が得られるポリスチレン系のゴム
素材を使用して、縦方向の一層のみからなる伸縮ネット
を使用すれば、玄関に取付けて、そのまま人が出入りす
ることも可能である。
【0014】実施例1〜3の網戸1、11、21におい
て、網2と係合部材3の接合部6は、係合部材3の伸縮
方向と平行な方向に、ナイロン製の糸7で鋸刃状に縫製
し、係合部材3が図4(a)の状態から左右方向に伸張
するのに合わせ、図4(b)に示すように接合部6も左
右に伸張して追従する例を開示している係合部材3の
伸縮性を保つことが可能な接合方法としては、本実施例
と同様鋸刃状に接着もしくは溶着する方法や、網2と同
様の伸縮性素材で縫製する方法も可能である。いずれの
場合でも、係合部材3の伸縮方向と平行な方向の伸縮性
は保たれるという同様の作用が得られる。また、第1実
施例の網戸1では、伸縮性ゴム4の外周側に戸や窓への
取付け手段であるフック用孔5を有した例を開示してい
るが、これに限定するものではない。戸や窓への取付け
手段としては、伸縮性ゴム4の外周側にフックやリング
を取付けたものであっても良い。
【0015】次に、本発明に係る伸縮ネットを換気扇フ
ィルターとして使用する場合について説明する。この換
気扇フィルター31は、例えば、第1実施例と同様の網
を3層に重ねたものをフィルター32とし、その全周部
を係合部材33に接合した構成であり、前記係合部材3
3は、例えば、伸縮性ゴム34及びゴム系素材より構成
される。この換気扇フィルター31では、伸縮性ゴム3
4が取付け手段として作用し、係合部材33を手で広げ
た状態で、換気扇45を前面から覆うように取付け、伸
縮性ゴム34の収縮力で換気扇45の上面、側面、底面
を挟み込むことにより、換気扇45に固定する。係合部
材33において、伸縮性ゴム34の外側を覆う素材は限
定されないが、滑り止めの効果の高いゴム系の素材が適
している。なお、図7中の42は換気扇を取付ける壁を
示す。なお、この換気扇フィルター31では、伸縮性ゴ
ム34の収縮力を、換気扇45への取付け手段とした例
を開示しているが、これに限定するものではない。換気
扇45への取付け手段としては、伸縮性ゴム34の外周
側にフック等を取付けて、換気扇45に引掛けるように
したものでも良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る伸縮
ネットは、伸縮可能な網と、この網の外周所要位置に伸
縮可能な係合部材を取付けた構成であって、前記網と前
記係合部材とを接合する接合部は、前記係合部材の伸縮
方向と平行な方向に鋸刃状に接着もしくは溶着により
合するようにしたので、係合部材の伸縮に追従して接合
部も伸縮することが可能となり、係合部材の伸縮方向と
平行な方向の伸縮性は保たれるという作用が得られる。
したがって、本発明に係る伸縮ネットでは、一種類の伸
縮ネットで、どのような大きさあるいは材質の、戸、窓
あるいは換気扇にも容易に取付けることができ、しか
も、汚れた場合には、容易に取り外して洗浄することが
できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る伸縮ネットを網戸として
使用する際の第1実施例の収縮状態を示す説明図、
(b)は本発明に係る伸縮ネットを網戸として使用する
際の第1実施例の伸張状態を示す説明図である。
【図2】図1(a)のA−A断面図である。
【図3】図1に示す本発明に係る伸縮ネットをサッシ枠
に取付けた状態を示す縦断面図である。
【図4】(a)は図1に示す本発明に係る伸縮ネットの
網と係合部材との接合部の収縮状態を示す説明図、
(b)は図1に示す本発明に係る伸縮ネットの網と係合
部材との接合部の伸張状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係る伸縮ネットを網戸として使用する
際の第2実施例の説明図である。
【図6】本発明に係る伸縮ネットを網戸として使用する
際の第3実施例の説明図である。
【図7】本発明係る伸縮ネットを換気扇フィルターとし
て使用する際の換気扇に取付けた状態を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】 2 網 3 係合部材 12 網 13 係合部材 23 係合部材 33 係合部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮可能な網と、この網の外周所要位置
    に取付けた伸縮可能な係合部材とを備えた伸縮ネットで
    あって、前記網と前記係合部材とを接合する接合部は、
    前記係合部材の伸縮方向と平行な方向に鋸刃状に接着も
    しくは溶着により接合し、前記係合部材には、戸、テン
    トの出入口、家屋の窓、自動車の窓、あるいは換気扇へ
    の取付け手段を設けたことを特徴とする伸縮ネット。
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