JPH09188136A - 自動車のドア部用防虫具 - Google Patents

自動車のドア部用防虫具

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JPH09188136A
JPH09188136A JP66196A JP66196A JPH09188136A JP H09188136 A JPH09188136 A JP H09188136A JP 66196 A JP66196 A JP 66196A JP 66196 A JP66196 A JP 66196A JP H09188136 A JPH09188136 A JP H09188136A
Authority
JP
Japan
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door
insect repellent
insect
door panel
insect proofing
Prior art date
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Pending
Application number
JP66196A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Katayama
準一 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Sangyo Co Ltd filed Critical Fuji Sangyo Co Ltd
Priority to JP66196A priority Critical patent/JPH09188136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のドア部の窓を覆うように取り付ける
防虫具を、雨天で使用しても雨が車内に進入せず、ドア
の開閉動作によっても傷まず、ドアパネル内側の弾性シ
ール部材のシール機能を損なわないものとする。 【解決手段】 自動車のドアパネルの外側全面を覆う大
きさの合成樹脂製の防虫網素材からなる防虫シート1を
設け、防虫シート1の周縁2を細長い袋状に形成し、そ
の内部にゴム製の弾性紐3を挿入すると共に所要長さの
弾性紐3の両端部を連結して防虫シート1の周長を縮め
るようにし、防虫シート1の袋状の周縁2をドアパネル
の内側の弾性シール部材より外方の端縁に係止可能な自
動車のドア部用防虫具とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のドア部
に取り付けて車内への昆虫類の進入を防ぐ自動車のドア
部用防虫具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートキャンプなどで自動車内
を居住空間として使用するときや夜間に窓を開けて自動
車を走行する場合に、窓から飛翔性の昆虫類が進入する
場合があり、自動車の窓に取り付ける防虫網が知られて
いる。
【0003】図5(a)に示した自動車の窓用の防虫網
14は、網目1〜3mm程度の合成樹脂製の網を袋状に
成形し、この袋状防虫網の開口縁に、ゴム紐15を取り
付けて開口径が縮まるようにしたものであり、自動車の
車体側面の開きドアパネル4の上半分に被せ、窓を覆う
ように取り付けて使用するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の袋状防虫網は、図5(b)に示すように、ドアパネル
4内側に取り付けられているウェザストリップと呼ばれ
る紐状の弾性シール部材5を覆うので、ドアを閉めた際
に弾性シール部材5と車体の間に防虫網14が介在し、
雨天時に雨が防虫網を伝って車内にしみ込むという問題
点があった。
【0005】また、防虫網を装着した状態で頻繁にドア
を開閉すると、防虫網は車体に擦れて損傷するという問
題点もあった。
【0006】また、ドアの上部のみに防虫網が係止され
ていると、弾性シール部材(ウェザストリップ)の一部
が車体に密接し難くなるので、その部分に隙間が形成さ
れて防虫効果が損なわれたり、車内の気密性が低下して
空調設備の機能が損なわれる可能性もある。
【0007】そこで、この発明の課題は上記した問題点
を解決して、自動車のドア部の窓を覆うように取り付け
る防虫具を、雨天で使用しても雨が車内に進入せず、ド
アの開閉動作によってそれが傷まないようにし、またド
アパネル内側に取付けられている弾性シール部材のシー
ル機能を損なわないものとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、ドアパネル内側の周縁に沿っ
て弾性シール部材を有する自動車のドア部にドア窓を覆
うように取り付ける防虫具において、前記ドアパネルの
外側全面を覆う大きさの防虫シートを設け、この防虫シ
ートの少なくともドア窓に対応する部分を防虫網で形成
し、前記防虫シートの周縁にその周長を縮めるように弾
性紐を取付け、前記防虫シートの周縁を前記ドアパネル
内側の弾性シール部材より外方の端縁に係止可能となる
ように構成したのである。
【0009】または、上記した自動車のドア部用防虫具
において、上記防虫シートの周縁の対向位置に自動車の
ドアパネルを横断する長さの弾性紐を取り付けたのであ
る。
【0010】この発明の自動車のドア部用防虫具は、カ
やハエなどの昆虫類が通過できない布、シートまたは網
素材等からなる防虫シートでもってドアパネルの外側全
面を覆い、少なくともドア窓に対応する部分を防虫網で
形成したものであるから、ドア窓を開けた状態で、昆虫
の進入を阻止しつつ換気可能なものである。
【0011】そして、ドアパネルの外側全面を覆う所定
の大きさの防虫シートは、その周長が弾性紐の弾性によ
って縮まるので、前記防虫シートの周縁をドアパネル内
側の端縁に係止できる。この際、ドアパネルの大きさお
よび外形状に合わせて形成した防虫シートの周縁は、弾
性シール部材より外方のドアパネル端縁に係止すること
が可能である。
【0012】上記したように、防虫シートの周縁が弾性
シール部材より外側に係止した状態でドアを閉めると、
弾性シール部材は車体に直接に密接して本来のシール機
能を果たすので、雨天時でも雨が防虫網を伝って車内に
しみ込むことがない。
【0013】また、頻繁にドアを開閉しても、防虫具は
車体に擦れず傷まない。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下に
添付図面に基づいて説明する。図1〜3に示すように、
第1の実施の形態は、自動車のドアパネルの外側全面を
覆う大きさの合成樹脂製の防虫網素材からなる防虫シー
ト1を設け、防虫シート1の周縁2を細長い袋状に形成
し、その内部にゴム製の弾性紐3を挿入すると共に所要
長さの弾性紐3の両端部を連結して弾性力で防虫シート
1の周長を縮めることができるようにし、防虫シート1
の袋状の周縁2をドアパネル4内側の弾性シール部材5
(図3参照)より外方の端縁6に係止可能とした自動車
のドア部用防虫具である。
【0015】上記した防虫シート1を形成する合成樹脂
製の防虫網素材は、特に、網の材質を限定したものでは
なく、例えば、ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフ
タレート等)、ポリアミド樹脂などの合成樹脂を格子状
に溶融成形した網、または合成繊維もしくは天然繊維を
編織した網などを使用することができる。これらの網目
の大きさは、通常1〜3mm程度であれば、ハエ(蠅)
やカ(蚊)の進入を防ぐことができる。
【0016】また、後述するように、防虫シート1は、
その少なくともドア窓に対応する部分を防虫網素材で形
成し、その他の部分は、合成樹脂製のシートや布素材な
どを採用することができる。
【0017】図2に示すように、防虫シート1の形状
は、ドアパネル4の外形状に合わせて裁断したものであ
るが、前記した周縁2を細長い袋状に形成する必要があ
るから、この部分をドアパネル4の縁に係止可能である
ように余裕を持たせて裁断し、縁部を一定幅折り返して
縫製している。そして、ドアパネル4の外形状が角張っ
ている部分や凸曲線である部分に接する防虫シート1の
裏側には、当て布7を縫着して耐久性を高めている。
【0018】また、図示した防虫シート1の周縁2の構
成に代えて、別途設けた袋紐状の布地を防虫シートの周
縁に縫着または接着するなどしてもよい。
【0019】弾性紐3の周縁2への取付け状態は、周長
を縮めるように構成できればよく、袋状の周縁2の内部
に挿入したものを示したが、周縁2に沿わせて適当な間
隔で固定するなどの周知の手法を採用してもよい。ま
た、周縁2の全周に弾性紐3を取り付けたものを図示し
たが、周縁2の要所に不連続状に取り付けてもよいのは
勿論である。
【0020】そして、防虫シート1の周縁の一対の対向
位置には、自動車のドアパネル4を横断する長さのゴム
紐などからなる弾性紐8を取り付け、ドアパネル4に対
する防虫具の一体性を高めて取り付けるようにしてい
る。
【0021】図3に示すように、防虫具をドアパネル4
に係止するには、通常、ドアパネル4の内側の全周に亘
って取付けられているウェザストリップと呼ばれる中空
紐状のゴム性弾性シール部材5より外方の端縁6に係止
する。
【0022】このようにすると、弾性シール部材5は、
ドアを閉めた状態で車体に直接に密接するので、防虫シ
ート1の周縁2が弾性シール部材5の本来のシール機能
を阻害することがない。すなわち、雨天時でも雨が防虫
網を伝って車内にしみ込むことがなく、頻繁にドアを開
閉しても、防虫具は車体に擦れて傷むことがない。
【0023】図4に示すように、第2の実施の形態は、
自動車のドアパネル4の外側全面を覆う大きさのアルミ
ニウム蒸着布などからなる防虫シート10を設け、防虫
シート10のドア窓11に対応する部分を防虫網12で
形成したこと以外は、第1の実施の形態と同様の構成と
した自動車のドア部用の防虫具である。防虫網12から
なる部分は、ドア窓11の下方に若干大きく形成してい
るので、ドアの取手13がよく見えて、その開閉は容易
である。
【0024】このように構成した防虫具は、第1の実施
の形態と同様の作用効果に加えて、防虫シート10の布
製の部分に断熱性があって外気の温度を遮断するのに役
立つと共に、そのような布の防水性により車体の汚れを
防止でき、またドア開閉時の摩擦にもより強いものとな
る。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、防虫
シートの周縁を前記ドアパネル内側の弾性シール部材よ
り外方の端縁に係止可能となるように構成したので、自
動車のドア部用防虫具が、雨天で使用しても雨が車内に
進入しないものとなり、またドアの開閉動作によってそ
れが傷まず、またドアパネル内側に取付けられている弾
性シール部材のシール機能を損なわないものとなる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図
【図2】第1の実施の形態の使用状態を示す斜視図
【図3】第1の実施の形態の使用状態の断面図
【図4】第2の実施の形態の使用状態の斜視図
【図5】(a)従来例の使用状態の概略説明図 (b)従来例の使用状態の要部断面図
【符号の説明】
1、10 防虫シート 2 周縁 3 弾性紐 4 ドアパネル 5 弾性シール部材 6 端縁 7 当て布 8 弾性紐 11 ドア窓 12、14 防虫網 13 取手 15 ゴム紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネル内側の周縁に沿って弾性シー
    ル部材を有する自動車のドア部にドア窓を覆うように取
    り付ける防虫具において、 前記ドアパネルの外側全面を覆う大きさの防虫シートを
    設け、この防虫シートの少なくともドア窓に対応する部
    分を防虫網で形成し、前記防虫シートの周縁にその周長
    を縮めるように弾性紐を取付け、前記防虫シートの周縁
    を前記ドアパネル内側の弾性シール部材より外方の端縁
    に係止可能としたことを特徴とする自動車のドア部用防
    虫具。
  2. 【請求項2】 上記防虫シートの周縁の対向位置に自動
    車のドアパネルを横断する長さの弾性紐を取り付けた請
    求項1記載の自動車のドア部用防虫具。
JP66196A 1996-01-08 1996-01-08 自動車のドア部用防虫具 Pending JPH09188136A (ja)

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JP66196A JPH09188136A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 自動車のドア部用防虫具

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