JP3206720B2 - オープンショーケースのナイトカバー - Google Patents

オープンショーケースのナイトカバー

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JP3206720B2
JP3206720B2 JP12775596A JP12775596A JP3206720B2 JP 3206720 B2 JP3206720 B2 JP 3206720B2 JP 12775596 A JP12775596 A JP 12775596A JP 12775596 A JP12775596 A JP 12775596A JP 3206720 B2 JP3206720 B2 JP 3206720B2
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浩司 笠川
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中野冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングの前面ある
いは上面の開口部(商品の出し入れ口)を冷気のエアカ
ーテンで覆って庫内商品を保冷するオープンショーケー
スにおいて、非営業時に前記エアカーテン形成部の外側
を覆って省エネルギーを図るようにしたナイトカバーの
構造に関し、特に、食品店舗等で冷凍・冷蔵食品等を陳
列するために用いる平型の冷凍・冷蔵オープンショーケ
ースに好適に用いることのできるナイトカバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどのセルフサービ
ス方式の食品販売店では、冷凍食品や生鮮食品の陳列
に、冷凍・冷蔵オープンショーケースが用いられてい
る。
【0003】このオープンショーケースには、上部が開
口した平型のオープンショーケースと、前面が開口した
多段式のオープンショーケースとが多く用いられてい
る。平型のオープンショーケースは、例えば、上部開放
の箱形に形成された商品収納部と、この商品収納部を適
度の高さに保つ台座部とから構成され、商品収納部は、
その中央に設けた中間仕切壁により2つの陳列部に分断
されている。そして、商品の陳列部は、一体発泡パネル
構造の外装パネルで囲まれており、前面側の外装パネル
の上部には、上縁にモール部材を有する風防ガラスが設
けられている。また、前記外装パネルと商品陳列部との
間には、所定空間を設けて冷気の循環ダクトが形成さ
れ、商品収納部の床下循環ダクト内には冷却器と複数個
の送風機が配設されている。この冷却器で冷却された空
気は、両商品収納部の中央に設けた中間仕切壁の内部循
環ダクトを通って上部に形成した左右両側の吹出口から
商品収納部の両サイドにエアカーテンとして吹き出さ
れ、陳列部内に収納したアイスクリームや冷凍食品等を
冷却した後、両サイド内側の吸込口から再び床下循環ダ
クト内に循環される構造となっている。
【0004】また、前面が開口した多段式のオープンシ
ョーケースは、ケーシングの庫内に設けた複数段の棚板
上に食品等の商品を載置し、上部に設けた冷気吹出口か
ら冷気をエアカーテンとして下方に整流して吹き出し、
ケーシングの前面下部に設けた冷気吸込口から前記冷気
を吸い込むとともに、ケーシングと内部パネルとの間に
設けたダクトの下部から送風ファンにより冷却用の蒸発
器に冷気を送り、このサイクルの連続により、ケーシン
グ内の商品を冷却している。
【0005】そして、これらのオープンショーケースに
おける前記エアカーテンの外側には、非営業時にエアカ
ーテンの形成部の外側を覆ってショーケースの負荷軽減
を図り、省エネルギーを図るためのナイトカバーが設け
られている。このナイトカバーは、営業時にはロール状
に巻回して中間仕切壁やキャノピー部分に設けられた収
納部に収納されており、非営業時に収納部からナイトカ
バーを引き出し、その引き出し端に設けた係止具を風防
ガラスのモール部材、サッシュ部材や手摺レール、ある
いは、これらに別途取付けた係止金具に係止させるよう
にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のナイト
カバーの係止構造において、モール部材や手摺レールに
単に係止させるだけものは、その係止強度が十分ではな
く、外れやすいという問題があった。また、ナイトカバ
ー引き出し用の取手の先端に係止部を形成したものもあ
るが、係止操作に難点があったり、取手の大きさによっ
てはナイトカバーの先端部分に隙間を生じて遮蔽効果を
損なうことがあった。さらに、係止金具を別途取り付け
るものは、そのために部品点数や工数が増加し、取付位
置によっては見栄えが良くないとともに、ナイトカバー
を係止させたときの安定性も悪いという不都合があっ
た。
【0007】そこで本発明は、ナイトカバーの引き出し
と係止とを容易に行うことができ、ナイトカバーを違和
感なく且つ安定して取り付けできるオープンショーケー
スのナイトカバー構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、ケーシングの商品出し入れ用の
開口部に冷気のエアカーテンを形成して庫内を保冷し、
非営業時に前記エアカーテンの外側を覆うナイトカバー
を備えたオープンショーケースにおいて、前記ナイトカ
バーの引き出し端の幅方向に設けたレール部材にナイト
カバー引き出し用の取手を回動可能に装着するととも
に、該取手には、前記レール部材への取付部から引き出
し方向に延出して下方に屈曲したL字状の係止部材と、
該係止部材の先端部外方に突出形成した握り部とを有
し、且つ前記係止部材の先端部内方には、オープンショ
ーケースの前面に設けた風防ガラス上縁のモール部材外
側、あるいは該オープンショーケースの前面下部に設け
た手摺レールに係止可能な係止爪を設けるとともに、
記係止部材は、前記係止爪をモール部材に係止させたと
きに、ナイトカバーの前記レール部材がモール部材上面
に当接する大きさに形成されていることを特徴とし、ナ
イトカバーを閉じた際にナイトカバーのレール部材をモ
ール部材上面に当接させることを特徴としている。
【0009】上記構成の取手をナイトカバーの引き出し
端に設けると、この取手を利用することによりナイトカ
バーの引き出しを容易に行うことができ、ナイトカバー
の固定は、取手を風防ガラス上縁のモール部材上に載せ
るような状態とし、モール部材外側辺とガラス外面との
間に形成される段部に係止爪を係止させるだけでよく、
簡単かつ確実に行うことができる。また、係止状態を解
除してナイトカバーを収納する際の操作も容易である。
しかも、レール部材と取手とを回動可能にしているの
で、係止部材の角度を安定した係止状態にすることがで
きる。また、オープンショーケースの構成の違いによっ
て、取手の係止位置を、風防ガラス上縁のモール部材に
代えてオープンショーケースの前面下部に設けた手摺レ
ールとした場合には、ナイトカバーの遮蔽膜が風防ガラ
ス上部のモール部材の上辺全体に接触した状態となり、
安定した状態でナイトカバーをセットすることができ
る。さらに、上記構成の係止部材により、ナイトカバー
とモール部材との間に隙間が生じることを防止できると
ともに、ナイトカバーの安定性を向上させることができ
る。
【0010】また、本発明では、前記のオープンショー
ケースにおいて、前記取手を、前記係止部材の係止爪と
前記取付部側に突設した小突起とにより補助係止部材を
嵌着可能に形成し、この嵌着した補助係止部材を介して
取手を風防ガラス上縁のモール部材に係止させたことを
特徴としている。
【0011】このように、補助係止部材を嵌着可能にす
ることにより、モール部材の形状が異なっているものに
も適用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のナ
イトカバーを平型オープンショーケースに応用したとき
のナイトカバーの係止状態を示す断面側面図、図2は平
型オープンショーケースの全体を示す断面側面図、図3
は取手の斜視図、図4は取手を手摺レールに係止させた
ときの状態を示す断面側面図、図5は補助係止部材を使
用したときの係止状態を示す断面側面図、図6は多段オ
ープンショーケースの全体を示す断面側面図、図7は多
段オープンショーケースに応用したナイトカバーの係止
状態を示す断面側面図である。
【0013】まず、図2に示すように、アイスクリーム
や冷凍食品等を冷却する冷凍タイプの平型オープンショ
ーケース1は、上部開放の箱形に形成された商品収納部
2と、この商品収納部2を適度の高さに保つ台座部3と
から構成され、商品収納部2はその中央に設けた中間仕
切壁4により2つの陳列部2a,2bに分断されてい
る。そして、商品の陳列部2a,2bは、一体発泡パネ
ル構造の外装パネル5で囲まれている。前記外装パネル
5と商品陳列部2a,2bの間には、所定空間を設けて
冷気の循環ダクト6が形成され、商品収納部2の床下循
環ダクト内には冷却器7,7と複数個の送風機8,8が
配設されている。この冷却器7,7で冷却された空気
は、商品収納部2の中央に設けた中間仕切壁4の内部循
環ダクトを通って上部に形成された左右両サイドの吹出
口9,9から商品収納部2の両サイドに吹き出され、陳
列部2a,2b内に収納したアイスクリームや冷凍食品
等を冷却した後、両サイド内側の吸込口10,10から
再び循環ダクト6内に循環される構造となっている。
【0014】前記中間仕切壁4の吹出口9の上方に取り
付けられたカバープレート11の上面には、長手方向に
長い幅広の凹溝11aを形成し、ここに左右一対のブラ
ケット12,12を取り付け、このブラケット12,1
2の外側にナイトカバー13,13を固定収納してい
る。このナイトカバー13は遮蔽膜13Nをロール状に
巻回した自動巻取式のもので、左右に一対設けられてい
る。このナイトカバー13,13の上方は、ブラケット
12,12に固定した蓋体14で覆われ、両サイドには
ナイトカバー13,13を引き出すための引出口15,
15が形成されている。
【0015】このようにカバープレート11上面に凹溝
11aを設けて、そこに一対のナイトカバー13,13
を収納することにより、ナイトカバー13,13がコン
パクトに収納でき、収納部が大型化することはない。ま
た、引出口15,15を残してナイトカバー13,13
の上面を蓋体14で覆うことにより、ナイトカバー1
3,13が隠され目立つことはない。
【0016】また、ショーケース1の外装パネル5の頂
部を覆う手摺レール16の上方四周には、三層の断熱構
造からなる風防ガラス17を立設している。この風防ガ
ラス17の上縁には、ガラスの保持や保護を目的とした
モール部材18を被着している。
【0017】一方、図1に示すように、前記ナイトカバ
ー13の引出先端には、ナイトカバー13の引出先端の
縁辺を固定するレール部材19を設けており、このレー
ル部材19の幅方向中央部に、ナイトカバー13を引き
出すための取手20を装着している。この取手20は、
図3に示すように、レール部材19に取り付けたブラケ
ット21に回動可能に組み付けられるもので、取手20
は、ブラケット21を介してレール部材19に取り付け
られる取付部22と、この取付部22からナイトカバー
引出方向に延出して下方に屈曲したL字状の係止部材2
3と、この係止部材23の先端部外方に突出形成した握
り部24とを有する。また、係止部材23は、前記モー
ル部材18の上面に沿う基部片23aとモール部材18
の前面に沿う係止片23bとからなるもので、係止片2
3bの先端部内方には係止爪25を設けている。
【0018】前記係止爪25は、風防ガラス17の上縁
に設けた前記モール部材18の外側辺下縁に係止するも
のであって、係止部材23は、基部片23a及び取付部
22がモール部材18の上面に載った状態で係止状態に
なるように、その形状及び大きさを設定している。ま
た、この係止状態において、ナイトカバー13先端のレ
ール部材19もモール部材18の上面に当接するように
なっている。したがって、ナイトカバー13を引き出し
て取手20をモール部材18に係止させた場合、ナイト
カバー13のレール部材19の長手方向全体がモール部
材19に接触した状態となり安定した取り付けが行え
る。また、取手20の握り部23を持って引き出し、そ
のまま簡単に係止させることができ、係止状態の解除も
握り部23を持って簡単に行うことができる。さらに、
係止金具を別途設ける必要がないので、係止金具に顧客
の被服等が引っかかったり、外観を損なうこともない。
【0019】また、図4に示すように、取手20をモー
ル部材18に代えて手摺レール16に係止させることも
できる。この場合は、ナイトカバー13の遮蔽膜13N
が風防ガラス17の上部のモール部材18の上辺全体に
接触した状態になるため、安定した状態でナイトカバー
13をセットすることができる。図面上は、係止爪25
の先端が手摺レール16に明確に係止された状態とはな
っていないが、ナイトカバー13の巻取力とレール部材
19や取手20の重量との兼ね合いで係止状態が保たれ
る。
【0020】なお、モール部材19や手摺レール16
に、係止爪25を係止させるための凹溝や凸状を一体成
形するようにしてもよく、その形状と係止爪25の形状
とを対応させることにより、係止強度を更に高めること
ができる。
【0021】さらに、図5に示すように、冷蔵オープン
ショーケースの場合のように、風防ガラス17が三層構
造ではなく単板構造の場合には、前記係止爪25と基部
片23aに設けた小突起23cとにより、風防ガラス1
7の上縁に冠着したモール部材18aに対応させた形状
の補助係止部材26を係止部材23の内側に嵌着し、こ
の補助係止部材26を介して取手20をモール部材18
aに係止させるようにしてもよい。
【0022】次に、図6及び図7は、前面が開口した多
段式のオープンショーケースの本発明のナイトカバーを
適用した形態例を示すものである。多段オープンショー
ケース31は、前面が開口され、上部の天井部32a、
背面を覆う背面部32b、下部の底面部32c、前面下
部を覆う下部前面部32d及び両側面を覆う側板(図示
せず)に、断熱材32eを充填して、ケーシング32が
一体に形成され、これら各部と内部パネル33との間に
冷気を循環させるダクト34が設けられている。
【0023】前記ケーシング32の上部先端位置には、
内部パネルの天板33aに、冷気をエアカーテンとして
下方に整流して吹き出すハニカム構造の冷気吹出口35
が設けられ、多段オープンショーケース31内に吹き出
された冷気は、下部前面部32dの後部に開口する冷気
吸込口36からダクト34内に導かれる。また、下部の
ダクト34内には前記冷気吸込口36から取り入れた空
気を送る送風ファン37と、該送風ファン37から送ら
れた空気を冷却する蒸発器38とが設けられ、冷気は送
風ファン37によりダクト34内を通って冷気吹出口3
5から吹き出され、この冷気の循環によって、多段オー
プンショーケース31の庫内の陳列棚39,39…に載
置された商品を冷却している。
【0024】前記ケーシング32の上部前端は、天井外
装となるキャノピー40で覆われていて、その下部にキ
ャノピー照明41が配設され、キャノピー照明41の光
をキャノピー天板40aで反射して庫内を均一に照らす
ようにしている。また、冷気吹出口35の前方にはキャ
ノピー天板40aに連ねて前方覆いとなるノジング部4
2が形成され、ノジング部42の内部には防露ヒータが
配設されている。さらに、ノジング部42の前壁は前倒
しの傾斜面に形成してあり、内部に幅広の空間を形成
し、該空間内に庫内温度を表示するための隔測温度計の
本体を組み込んで、該温度計の目盛り部をノジング部前
壁の傾斜面に装着している。
【0025】前記ノジング部42とキャノピー天板40
aの間には、ナイトカバー43が取り付けられている。
このナイトカバー43は、前記同様に遮蔽膜43Nをロ
ール状に巻回したもので、その開閉の容易性を考え、3
尺(約90cm)〜4尺(約120cm)単位の間口寸
法で製作され、ナイトカバー43が略一直線状になるよ
うに多段オープンショーケース31に取り付けられてい
る。
【0026】そして、ナイトカバー43の引き出し側の
先端部には、幅方向全体にわたるレール部材44が取り
付けられており、このレール部材44に、前記同様の取
手20が装着されている。この取手20は、図6に示す
ように、係止部材23に設けた係止爪25を開口下部に
設けられている手摺レール47の先端部に係止させてナ
イトカバー43を固定するようにしている。このとき、
レール部材44に取り付けられるブラケット21と取手
20の取付部22とを回動可能にしているので、係止部
材23の角度を安定した係止状態にすることができる。
【0027】また、ナイトカバーの遮蔽膜の素材として
は、ポリプロピレン樹脂フィルムを用いるとよい。ポリ
プロピレン樹脂フィルムは、フィルム表面に適度の通気
性と透湿性を持たせ、かつ通水・通風を遮断する微細な
孔を多数に設けたものである。具体的には、内外二層構
造から成り、内層を毛足の短いポリプロピレン系の不織
布で形成すると共に、外層を孔径0.1〜0.3ミクロ
ンの通気孔を多数有するポリプロピレン系フィルムで形
成したものが良い。また、三層構造から成り、中央の層
を毛足の短いポリプロピレン系の不織布で形成すると共
に、その両側の層を孔径0.1〜0.3ミクロンの通気
孔を多数有するポリプロピレン系フィルムで形成したも
のでも良い。この三層構造のものにすると、一層耐久性
が増して好ましい。
【0028】そして、前記各層の各々あるいは何れか
に、防カビ用の抗菌処理を施すとカビの発生が防止でき
て好ましい。実際上は、内層又は中央の層を構成するポ
リプロピレン系の不織布に、防カビ用の抗菌処理を施せ
ば足りる。
【0029】このような素材のナイトカバーを用いれ
ば、結露の防止と耐久性に優れ、かつ省エネルギー効果
の高いナイトカバーとすることができる。即ち、庫内の
空気や湿気は各層を通って、庫外に排出されるためナイ
トカバーに結露が生ずることはない。また、庫外からの
風は外層の微細な孔から庫内に入り込むことはなく、省
エネルギー効果が高くなる。
【0030】なお、ナイトカバー自体の取付位置や形
状、構造等について、特に限定されるわけではなく、シ
ョーケースの構造に応じて適宜な取り付けが可能であ
る。例えば、2枚以上のナイトカバーを用いる場合に
も、一直線状に並べて取り付ける場合のみならず、互い
違いに並べて隣接する遮蔽膜同士を重ね合わせるように
して取り付けることもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように、ナイトカバー
の引き出し端の幅方向に設けたレール部材に、風防ガラ
ス上縁のモール部材外側あるいは手摺レールに係止する
係止構造を有する取手を装着したので、ナイトカバーの
引き出し及び係止を簡単に行うことができるとともに、
また、十分な係止強度を得ることができるとともに、ナ
イトカバーを安定して取り付けることができ、遮蔽効果
も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナイトカバーを平型オープンショーケ
ースに応用したときのナイトカバーの係止状態を示す断
面側面図である。
【図2】平型オープンショーケースの全体を示す断面側
面図である。
【図3】取手の斜視図である。
【図4】取手を手摺レールに係止させたときの状態を示
す断面側面図である。
【図5】補助係止部材を使用したときの係止状態を示す
断面側面図である。
【図6】多段オープンショーケースの全体を示す断面側
面である。
【図7】多段オープンショーケースに応用したナイトカ
バーの係止状態を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 平型オープンショーケース 2 商品収納部 2a,2b 陳列部 3 台座部 4 中間仕切壁 5 外装パネル 6 循環ダクト 7 冷却器 8 送風機 9 吹出口 10 吸込口 11 カバープレート 11a 凹溝 12 ブラケット 13 ナイトカバー 13N 遮蔽膜 14 蓋体 15 引出口 16 手摺レール 17 風防ガラス 18,18a モール部材 19 レール部材 20 取手 21 ブラケット 22 取付部 23 係止部材 23a 基部片 23b 係止片 23c 小突起 24 握り部 25 係止爪 26 補助係止部材 31 多段オープンショーケース 32 ケーシング 32a 天井部 32b 背面部 32c 底面部 32d 前面部 32e 断熱材 33 内部パネル 33a 天板 34 ダクト 35 冷気吹出口 36 冷気吸込口 37 送風ファン 38 蒸発器 39 陳列棚 40 キャノピー 40a キャノピー天板 41 キャノピー照明 42 ノジング部 43 ナイトカバー 43N 遮蔽膜 44 レール部材 47 手摺レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−269033(JP,A) 実開 昭61−107358(JP,U) 実開 平5−28254(JP,U) 実開 平2−38086(JP,U) 登録実用新案2504569(JP,U) 実公 平3−5829(JP,Y2) 実公 昭58−51583(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/02 A47F 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの商品出し入れ用の開口部に
    冷気のエアカーテンを形成して庫内を保冷し、非営業時
    に前記エアカーテンの外側を覆うナイトカバーを備えた
    オープンショーケースにおいて、 前記ナイトカバーの引き出し端の幅方向に設けたレール
    部材にナイトカバー引き出し用の取手を回動可能に装着
    するとともに、 該取手には、前記レール部材への取付部から引き出し方
    向に延出して下方に屈曲したL字状の係止部材と、該係
    止部材の先端部外方に突出形成した握り部とを有し、 且つ前記係止部材の先端部内方に、オープンショーケー
    スの前面に設けた風防ガラス上縁のモール部材外側、あ
    るいは該オープンショーケースの前面下部に設けた手摺
    レールに係止可能な係止爪を設けるとともに、 前記係止部材は、前記係止爪をモール部材に係止させた
    ときに、ナイトカバーの前記レール部材がモール部材上
    面に当接する大きさに形成されていること を特徴とする
    オープンショーケースのナイトカバー。
  2. 【請求項2】 ケーシングの商品出し入れ用の開口部に
    冷気のエアカーテンを形成して庫内を保冷し、非営業時
    に前記エアカーテンの外側を覆うナイトカバーを備えた
    オープンショーケースにおいて、 前記ナイトカバーの引き出し端の幅方向に設けたレール
    部材にナイトカバー引き出し用の取手を回動可能に装着
    するとともに、 該取手には、前記レール部材への取付部から引き出し方
    向に延出して下方に屈曲したL字状の係止部材と、該係
    止部材の先端部外方に突出形成した握り部とを有し、 且つ前記係止部材の先端部内方に、オープンショーケー
    スの前面に設けた風防ガラス上縁のモール部材外側、あ
    るいは該オープンショーケースの前面下部に設けた手摺
    レールに係止可能な係止爪を設けるとともに、 前記取手は、前記係止部材の係止爪と前記取付部側に突
    設した小突起とにより 補助係止部材を嵌着可能に形成さ
    れており、この嵌着した補助係止部材を介して取手を風
    防ガラス上縁のモール部材に係止させたこと を特徴とす
    るオープンショーケースのナイトカバー。
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