JP3206406B2 - テーパネジ継手式杭 - Google Patents

テーパネジ継手式杭

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JP3206406B2 JP32913995A JP32913995A JP3206406B2 JP 3206406 B2 JP3206406 B2 JP 3206406B2 JP 32913995 A JP32913995 A JP 32913995A JP 32913995 A JP32913995 A JP 32913995A JP 3206406 B2 JP3206406 B2 JP 3206406B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーパネジ継手式
杭に関し、より詳しくは、継ぎ杭する際に、杭間の軸芯
の傾きを矯正し、ネジ込み接合の際にカジリの発生を防
止できるテーパネジ継手式杭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地滑り抑止鋼管杭を、従来の溶接接合に
よって継ぎ杭施工するのでは、現場の接合時間が長く掛
かることに加えて、作業現場は傾斜した狭い場所しか確
保できないため作業環境は悪く、また地滑りの危険があ
るため安全上問題がある。このため、最近、ネジ込み接
合によるネジ継手式杭の使用が注目されている。
【0003】図7は、ネジ継手式地滑り抑止鋼管杭(上
杭)をクレーン車に吊り下げて、下杭に継ぎ杭する際の
施工状況を示す。ここで、11は上杭、12は下杭、1
3はオスネジ部、14はメスネジ部、15は吊り金具、
20はクレーン車、21はジブ、22はワイヤー、23
は吊りフック、24は吊り具、25はチェーントング、
26は接合作業者、27は作業床である。
【0004】上杭11の下部にはオスネジ部13が、下
杭12の上部にはメスネジ部14が設けられており、い
ずれもテーパネジ構造を有し(これをテーパネジ継手式
杭という)、両者は互いに螺合してネジ込み接合され
る。
【0005】以下に、ネジ込み接合の手順を説明する。
下杭12を作業床27より約1メートル飛び出た高さま
で埋設する。次に、接合作業者26は、クレーン車20
から伸びた吊り具24を作業床27上に置かれた上杭1
1の吊り金具15に取り付ける。ワイヤー22を巻き上
げて、上杭11を吊り下げ、クレーン車20を移動し
て、上杭11を下杭12の直上に芯合わせする。
【0006】次に、接合作業者26は、上杭11の胴体
にチェーントング25を巻付けた後、クレーン車20に
合図して上杭11を巻き下げ、上杭11のオスネジ部1
3を下杭12のメスネジ部14内に差し込む。この後、
チェーントング25を人力で回転させて、上杭11を下
杭12にネジ込み接合する。図7は、上杭11を下杭1
2のメスネジ部14内に差し込む前の芯合わせ状態を図
示したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テーパ
ネジ継手式杭では、ネジ込み接合に先行して、オスネジ
部13のネジ山と、メスネジ部14のネジ山とが接触す
る距離(通常、オスネジ切り長さの約2/3に相当する
距離)まで螺合することなく差し込まれる。この後、杭
を回転させると、差し込まれた全てのネジ山が同時に噛
み合いつつ、少しづつ螺合してネジ込み接合が進行す
る。
【0008】従って、上杭11と下杭12の軸芯が多少
傾いている場合でも、ネジ山は差し込まれてしまうか
ら、接合作業者26は軸芯が一致しているものと考え
て、回転させてしまいカジリが生じる。そして、回転初
期には人力程度の小さな力でネジ込みできても、その
後、カジリが大きくなって人力では回転できなくなり、
その復旧に多大の時間を要して、作業能率を低下させ
る。
【0009】また、継ぎ杭施工する際に、上杭と下杭を
芯合わせ(調芯)してカジリを防止しようとしても、作
業現場は足場が悪く、下杭を垂直に埋設することは困難
である。このため、上杭は垂直に吊り下げられても、両
者の軸芯を一致させることは困難となる。
【0010】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するために提案されたものであって、杭のネジ継手部を
簡易な構成とし、上杭と下杭の軸芯の傾きを矯正でき、
ネジ込み接合の際にカジリの発生を防止できるテーパネ
ジ継手式杭を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、テーパネジ継手式杭であって、杭本体と、オスネジ
部と案内体を備えたオス継手部と、メスネジ部と案内体
を収容する非ネジ部を備えたメス継手部とから構成さ
れ、前記案内体は、円筒体または円柱体から成り、杭長
手方向かつ杭の軸芯に、オスネジ部に接して杭端側また
は杭本体側に設けられており、案内体の長さLiが、
(1)式および(2)式を満たし、ネジ込み接合に先行
してオスネジ部を案内することを特徴とするネジ継手式
杭である。
【0012】 Li>2kh ・・・(1) P/2Dmin >2δ/(Li−2kh) ・・・(2) ただし、Pはネジピッチ、1/kはテーパネジの傾き、
hはネジ山高さ、Dmin はオスネジ先端部の有効径(ま
たはオスネジ先端部に対応するメスネジ部の有効径)、
δは案内体の外径とメス継手部の非ネジ部の内径との隙
間(片側)とする。
【0013】一般に、ネジ継手式杭では、杭本体の一方
の杭端にオス継手部が、他方の杭端にメス継手部が設け
られ、オス継手部にはオスネジ部が、メス継手部にはメ
スネジ部が設けられれていて、両者は螺合してネジ込み
接合される。
【0014】本発明に係わるテーパネジ継手式杭のオス
継手部は、オスネジ部に加えて案内体を備えており、こ
の案内体は、オスネジ部に接して杭端側または杭本体側
に設けられる。これに対応して、メス継手部には、案内
体を収容するための非ネジ部が備えられるため、案内体
を収容できる。
【0015】この案内体は、オスネジ部に接して杭端側
または杭本体側に設けられており、杭長手方向かつ杭の
軸芯に配置されているから、ネジ込み接合に先行して、
他方の杭のメス継手部の非ネジ部に差し込まれて収容さ
れる際に、より精度良くかつ迅速に調芯でき、案内する
ことができる。
【0016】案内体を杭本体側に設けた場合、オス継手
部を杭本体に溶接接合しても、熱影響は案内体を経由し
てオスネジ部に伝達されるから、オスネジ部への熱影響
は減少して、オスネジ部の変形を抑制できる。この結
果、調芯が精度良く容易にできるため、小さな回転力に
よって迅速にネジ込み接合できる。
【0017】また、案内体が他方の杭の非ネジ部に差し
込まれて収容される際に、案内体と非ネジ部とが接触し
ても、案内体は円筒体または円柱体をしており、案内体
と非ネジ部内壁とは互いに円弧状の面接触をして滑らか
な接触が得られる。このため案内体は円滑に案内され
る。
【0018】案内体を円筒体とすれば、案内体を構成す
るオス継手部は軽量となって、オス継手部と杭本体との
溶接接合の際に、ハンドリングが容易となる。また継ぎ
杭後、継ぎ杭間に貫通孔が形成されてモルタルを最下位
の杭内に容易に充填できるから、杭の曲げ強度を増大で
きる。
【0019】また円柱体とすれば、重くなって接合作業
性が悪くなるが、案内体の強度が増する。このため、杭
を吊り下げて継ぎ杭する際に、杭下端の案内体が地面上
を引きずられても変形しにくくなり、信頼性の高い案内
体が得られる。
【0020】発明者らは、上述のように構成される案内
体を備えたテーパネジ継手式杭において、カジリの発生
を防止する条件を検討した。
【0021】先ず、案内体によって軸心の傾きが矯正さ
れる(調芯される)ための前提条件として、オスネジと
メスネジとが噛み合い始める前に、案内体の先端が非ネ
ジ部内に差し込まれることが必要である。
【0022】本発明では、詳しくは後述するように、案
内体の長さLiは螺合距離2khよりも大きな条件、即
ち(1)式を満足することにより、前述の前提条件は満
足されて軸心の傾きは矯正される。
【0023】加えて、カジリが発生しないための条件と
して、一方の杭と他方の杭の軸心の最大傾き角度(案内
体と非ネジ部との隙間によって傾く角度)が、オスネジ
とメスネジとが噛み合う際に、カジリの発生する傾き角
度よりも小さいことが必要である。本発明では、(2)
式の条件を満足することにより、カジリの発生する傾き
角度以上に、両杭間の軸心は傾かないためカジリを防止
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わるオスネジ
部の先端に円筒状の案内体を設けたテーパネジ継手式杭
の一実施形態である。
【0025】ここで、Aは杭本体部、Bはオス継手部、
Cはメス継手部、1は杭本体(上杭)、2はオス継手部
の非ネジ部、3はオスネジ部、4は案内体、5はメス継
手部の非ネジ部、6はメスネジ部、7は溶接部、8は杭
本体(下杭)である。
【0026】図1に示すネジ継手式杭では、杭本体部A
とオス継手部Bおよびメス継手部Cとは、予め工場内で
溶接接合されており、1本のネジ継手式杭の杭本体部A
の一方の杭端にはオス継手部Bが、他方の杭端にはメス
継手部Cが溶接接合される。
【0027】以下、便宜上、下方のメス継手部Cを持つ
杭を下杭と呼び、上方のオス継手部Bを持つ杭を上杭と
呼ぶ。上杭のオス継手部Bの先端には、案内体4が軸芯
かつ杭長手方向と平行に設けられている。図2は、図1
のように構成されるテーパネジ継手式杭が互いに螺合し
て行く過程を模式的に示したものである。
【0028】図2(A)は、案内体4が下杭内に差し込
まる前の状態である。ここで、案内体の長さをLi、上
杭と下杭との継ぎ杭距離をS、テーパネジの傾きを1/
k、テーパネジ部先端と後端との直径差(a点のオスネ
ジ部3の直径と、オスネジ部3の先端の直径の差(片
側))をxとすると、継ぎ杭距離Sは幾何学的に2kx
と表せる。
【0029】図2(B)は、案内体4の先端bが、下杭
の非ネジ部5の先端dに接触するまで差し込まれた状態
である。ここで、上杭と下杭との軸心が大きくズレてい
ると、案内体4の先端bと、下杭の非ネジ部5の先端d
とが当たって、これ以降、案内体4は非ネジ部5内に差
し込まれない。
【0030】図2(C)は、オスネジ部3のネジ山と、
メスネジ部6のネジ山とが接触するまで差し込まれた状
態を示す。この状態は、上杭と下杭とが螺合することな
く差し込まれる位置であり、また上杭と下杭との軸心は
一致しており、案内体4の外径と下杭の非ネジ部5の内
径との間に隙間δ(片側)を形成して差し込まれてい
る。ここで、隙間gは、上杭と下杭とが螺合することに
よって杭長手方向に移動する螺合距離である。
【0031】この後、上杭を回転させると、互いに接触
している全てのネジ山が同時に噛み合いつつ、少しづつ
螺合する。その後、螺合が完了するまでに、杭の直径方
向(杭長手方向と直角方向)には、ネジの特性からネジ
山高さh(片側)移動し、杭長手方向には幾何学上2k
h移動する。
【0032】従って、隙間gは螺合距離2khに等し
く、図2(C)において、案内体4の先端が下杭の非ネ
ジ部5内に差し込まれている距離は(Li−2kh)と
表せる。図2(D)は、螺合が完了し、継ぎ杭が終了し
た状態を示す。
【0033】以上説明したことから、案内体4によって
軸心の傾きが矯正されるためには、オスネジとメスネジ
とが噛み合い始める前に、案内体4の先端が下杭の非ネ
ジ部5内に差し込まれていること、言い換えると、(L
i−2kh)>0を満たす必要があり、(1)式が得ら
れる。 Li>2kh ・・・(1)
【0034】更に、発明者らは、このような案内体4を
備えたテーパネジ継手式杭において、カジリの発生する
条件を検討した。図3は、正常に螺合している状態(オ
スネジ部3先端のネジ山を斜線でハッチングした状態)
と、カジリの発生している状態を比較して示す。
【0035】正常に螺合している状態とは、オスネジ部
3のネジ山と、メスネジ部6の谷とが互いに噛み合って
いる状態をいい、上杭と下杭との軸心の傾きがない状態
で螺合することによって得られる。
【0036】カジリが発生している状態とは、片側(図
3の左側)のオスネジ部3先端のネジ山と、これに対応
するメスネジ部6の谷とが噛み合っているが、反対側
(図3の右側)では、このネジ山とメスネジ部6のネジ
山とが噛み合ってしまう場合である。言い換えると、上
杭と下杭の軸心が傾き、反対側では、オスネジ部3のネ
ジ山がP/2以上ズレてしまう状態である。
【0037】従って、このカジリ状態の軸心の傾き角度
をη、オスネジ先端部の有効径(またはオスネジ先端部
に対応するメスネジ部の有効径)をDmin とすると、t
anη=P/2Dmin の関係が得られる。なお、有効径
Dmin はテーパネジの有効径の中で最小径であり、この
理由は、図3に示すように上杭が左側に傾いた場合、オ
スネジ先端部のネジ山が最初に噛み込むためである。
【0038】一方、案内体4はオスネジとメスネジとの
噛み込みに先行して収容され、案内体4と下杭の非ネジ
部5との間には、前述したδ(片側)の隙間が存在する
から、上杭は下杭の非ネジ部5内で傾く。図3は非ネジ
部5内における上杭の軸心の傾きが最大の状態を示した
場合であり、この時の最大傾き角度をΘとすると、ta
nΘ=2δ/(Li−2kh)の関係が得られる。
【0039】以上説明したことから、最大傾き角度Θ
が、カジリ状態の傾き角度ηよりも小さいならば、カジ
リを防止できるから、以下の(2)式の条件を満足すれ
ば良いことがわかる。 P/2Dt>2δ/(Li−2kh) ・・・(2)
【0040】図4は、オスネジ部と杭本体の間に、オス
ネジ部を案内するための円筒状の案内体を設けたテーパ
ネジ継手式杭の一実施形態である。
【0041】ここで、各符号は図1と同様であるが、オ
ス継手部B内には非ネジ部2とオスネジ部3との間に案
内体4が配置され、これに対応して、メス継手部C内に
は非ネジ部5とメスネジ部6が配置されている。これら
のオス継手部B、メス継手部Cは予め工場内で杭本体部
Aと溶接接合される。
【0042】図4(A)は、上杭オスネジ部3が下杭に
差し込まれる前の状態である。ここで、案内体の長さを
Li、上杭と下杭との継ぎ杭距離をSと表し、図2と同
様にテーパネジの傾きを1/kとする。
【0043】図4(B)は、上杭のオスネジ部3のネジ
山と、メスネジ部6のネジ山とが接触するまで差し込ま
れた状態を示す。この状態は、上杭と下杭とが螺合する
ことなく差し込まれる位置であり、また、上杭と下杭の
軸心は一致しており、両者の非ネジ部間には、隙間δ
(片側)が存在している。
【0044】ここで、隙間gは、上杭と下杭とが螺合す
ることによって上杭が杭長手方向に移動する螺合距離で
あり、図2と同様に2khに等しく、案内体4の先端a
が下杭の非ネジ部5内に差し込まれている距離(a点〜
b点までの距離)は(Li−2kh)と表せる。
【0045】従って、本実施形態でも、案内体4によっ
て軸心の傾きが矯正されるためには、オスネジとメスネ
ジとが噛み合い始める前に、案内体4の先端が下杭の非
ネジ部5内に差し込まれていることが条件となり、
(1)式を満たす必要がある。
【0046】また、図4(C)は非ネジ部5内における
上杭の軸心の傾きが最大の状態を示した場合であり、こ
の時の最大傾き角度をΘとすると、tanΘ=2δ/
(Li−2kh)の関係が得られる。従って、図2と同
様に(2)式を満足すれば、カジリの発生する角度η以
上に、上杭の軸心は傾かないから、カジリの発生を防止
できる。
【0047】本発明では、オスネジおよびメスネジのネ
ジ切り長さを等しいとする。また、オスネジまたはメス
ネジの有効径とは、管用テーパネジ(JIS B020
3)に記載される有効径をいい、オスネジの外径と谷の
径との中間径(またはメスネジ内径と谷の径との中間
径)をいう。
【0048】
【発明の効果】本発明に係わるテーパネジ継手式杭は、
ネジ継手部を簡易な構造とすることにより、杭間の軸芯
の傾きを矯正でき、ネジ込み接合の際にカジリの発生を
防止できる。このため、人力によって迅速にネジ込み接
合でき、作業者の安全が確保される。また簡易な構造で
軽量であるため、製作に手間の掛かららず、コストも安
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】オスネジ部の先端側に案内体を設けたテーパネ
ジ継手杭の一実施形態を模式的に示す図である。
【図2】図1のテーパネジ継手式杭が螺合して行く過程
を模式的に示す図である。
【図3】正常に螺合している状態と、カジリが発生して
いる状態を比較して示す図である
【図4】オスネジ部と杭本体の間に案内体を設けたテー
パネジ継手式杭の一実施形態を比較して示す図であるで
ある。
【図5】ネジ継手式地滑り抑止鋼管杭(上杭)をクレー
ン車に吊り下げて、継ぎ杭する施工状況を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 杭本体(上杭) 2 オス継手部の非ネジ部 3 オスネジ部 4 案内体 5 メス継手部の非ネジ部 7 メスネジ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−295725(JP,A) 特開 昭61−225422(JP,A) 森玄、他2名,“地すべり抑止鋼管杭 用ねじ継手の開発”,材料とプロセス, (社)日本鉄鋼協会,1995,VOL. 8,NO.2,p.460 篠原敏雄、他4名,“ねじ継手式地す べり抑止杭の施工例”,地すべり学会研 究発表講演集,(社)日本地すべり学 会,1994,VOL.33rd,p.383− 384 高野公寿、他3名,“ねじ継手式地す べり抑止杭の開発”,地すべり学会研究 発表講演集,(社)日本地すべり学会, 1994,VOL.33rd,p.381−382 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/24 101 - 103 E02D 5/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーパネジ継手式杭であって、 杭本体と、オスネジ部と案内体を備えたオス継手部と、
    メスネジ部と案内体を収容する非ネジ部を備えたメス継
    手部とから構成され、 前記案内体は、円筒体または円柱体から成り、杭長手方
    向かつ杭の軸芯に、オスネジ部に接して杭端側または杭
    本体側に設けられており、案内体の長さLiが、(1)
    式および(2)式を満たし、ネジ込み接合に先行してオ
    スネジ部を案内することを特徴とするネジ継手式杭。 Li>2kh ・・・(1) P/2Dmin >2δ/(Li−2kh) ・・・(2) ただし、Pはネジピッチ、1/kはテーパネジの傾き、
    hはネジ山高さ、Dmin はオスネジ先端部の有効径(ま
    たはオスネジ先端部に対応するメスネジ部の有効径)、
    δは案内体の外径とメス継手部の非ネジ部の内径との隙
    間(片側)とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
森玄、他2名,"地すべり抑止鋼管杭用ねじ継手の開発",材料とプロセス,(社)日本鉄鋼協会,1995,VOL.8,NO.2,p.460
篠原敏雄、他4名,"ねじ継手式地すべり抑止杭の施工例",地すべり学会研究発表講演集,(社)日本地すべり学会,1994,VOL.33rd,p.383−384
高野公寿、他3名,"ねじ継手式地すべり抑止杭の開発",地すべり学会研究発表講演集,(社)日本地すべり学会,1994,VOL.33rd,p.381−382

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