JP3479462B2 - プラグ - Google Patents

プラグ

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JP3479462B2
JP3479462B2 JP36366298A JP36366298A JP3479462B2 JP 3479462 B2 JP3479462 B2 JP 3479462B2 JP 36366298 A JP36366298 A JP 36366298A JP 36366298 A JP36366298 A JP 36366298A JP 3479462 B2 JP3479462 B2 JP 3479462B2
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tapered
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screwed
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孝二 北野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用の
トランスミッションの油圧テスト等のための孔等に螺着
されるプラグに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば自動車用のオートマチック
トランスミッションにおいては、油圧テストを実施する
ために、テスト用計器を接続するためのテスト孔がオー
トマチックトランスミッションのハウジングに開口して
設けてある。このようなテスト孔は、自動車を運転して
いる状態では不要であり、油圧を測定する場合にのみ使
用するため、通常はオイルが漏れださないように、いわ
ゆる封止用プラグにより封止している。 【0003】封止用プラグは、基本的には、オートマチ
ックトランスミッション側に形成されたテスト孔内面の
雌ネジ部に螺合する雄ネジ部と、雄ネジ部の一方端に形
成されて雄ネジを回転させるためのヘッド部とから構成
される。このような封止用プラグとしては、例えば実開
昭61−54586号公報に見られるように、雄ネジ部
の有効径が一定のいわゆる平行ネジタイプのものと、実
開昭58−40693号公報に見られるような、有効径
が縮小するいわゆるテーパネジタイプとが知られてい
る。平行ネジタイプのものは、ヘッド部の雄ネジ部側の
端面が例えばテスト孔の開口の周辺外面とシール部材を
介して密着して、テスト孔を封止するものである。ま
た、テーパネジタイプのものでは、その雄ネジ部が雌ネ
ジ部と螺合して、両ネジ部のテーパ係合によりテスト孔
を封止するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記平行ネ
ジタイプのものでは、開口周辺外面の平滑状態あるいは
ヘッド部の端面の平滑状態により、オートマチックトラ
ンスミッションのハウジングとヘッド部との密着度が異
なる。シール部材を介在させているにもかかわらず、両
者の密着度が低い場合には、オイル漏れの危惧がある。
したがって、これらの面を平滑度が高くなるように面仕
上げ加工をする必要があり、この加工を省略できないた
めに製造コストが上昇することになった。 【0005】一方、テーパネジタイプのものにあって
は、雄ネジ部の先端部分の有効径は、雌ネジ部の開口端
側の有効径より小さいため、ともすればネジ軸方向に正
確に雄ネジ部を開口に挿入しなくと、ある程度締め付け
ることができる場合がある。このように、雄ネジ部が雌
ネジ部内でそれぞれのネジ軸を一致させないまま締め付
けられると、雄ネジ部先端の山と谷との位相が雌ネジ部
に対して1山ずれることがある。このような場合、封止
用プラグを締め付けることにより、オートマチックトラ
ンスミッションのハウジング開口内に螺進するが、雄ネ
ジ部と雌ネジ部との螺合が不完全になっているので、オ
イル漏れを生じることがあった。 【0006】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るプラグは、テーパ雄ネジ部
の先端に雄ネジが形成されていない突出部を設けてな
り、その突出部の外径をテーパ雄ネジ部の谷の最少径と
略同径に形成し、テーパ雌ネジ部に螺合した際にそのテ
ーパ雌ネジ部の形成範囲を超えない長さに形成した構成
とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明は、テーパ雌ネジ部が形成
された孔に螺着されるプラグであって、テーパ雌ネジ部
に螺合するテーパ雄ネジ部と、そのテーパ雄ネジ部の先
端から突出する突出部とを備え、突出部が、テーパ雄ネ
ジ部の谷の最少径と略等しい直径を有してなり、テーパ
雄ネジ部がテーパ雌ネジ部に螺合した際に突出部がテー
パ雌ネジ部の形成範囲以内に位置することを特徴とする
プラグである。 【0009】このような構成のものであれば、テーパ雄
ネジ部をテーパ雌ネジ部に螺合させる際に、それぞれの
ネジ部の軸が一致しないと、突出部がテーパ雌ネジ部に
当接し、その位置からの螺進を不可能にする。したがっ
て、不完全な螺着を迅速に判別することができ、異常な
螺着状態で作業を終了することを防止することが可能に
なる。また、螺着開始後、早期に螺進が停止するので、
作業時間が長くなることを防止することが可能になる。 【0010】また、突出部は、テーパ雌ネジ部の形成範
囲内に位置するので、テーパ雌ネジ部が形成された孔に
テーパ雌ネジ部より小径の孔が連続していても、そのよ
うな孔と干渉することがない。したがって、突出部が形
成してあるにもかかわらず、螺着する際に、規定の締め
付け力で締め付けることが可能になる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に示すプラグは、例えば自動車用のオー
トマチックトランスミッションのクラッチの油圧テスト
のために設けられたテーパ雌ネジ部1を有するテスト孔
2を、開閉可能に封止するためのもので、ヘッド部3
と、そのヘッド部3から延出するテーパ雄ネジ部4と、
テーパ雄ネジ部4の先端から突出する突出部5とを備え
ている。テスト孔2は、図示しないオートマチックトラ
ンスミッションの内部に連通する奥行き方向に縮径する
テーパ形状の貫通孔で、オートマチックトランスミッシ
ョンのハウジングの外面に開口している。このテスト孔
2は、鋳造時に形成された下孔に、機械加工により所定
長さのテーパ雌ネジ部1を形成したもので、テーパ雌ネ
ジ部1の先端側には、機械加工されてないテーパ雌ネジ
部1の内径より小径の生地のままの下孔部分2aが残さ
れている。テーパ雌ネジ部1は、その有効径が奥行き方
向に向かって縮小するものである。 【0012】ヘッド部3は、一般によく知られているボ
ルト等と同様の六角柱形状で、プラグ100を螺着する
際に工具を係合し得るようになっている。テーパ雄ネジ
部4は、ヘッド部3に一体の中実のテーパ形状の丸棒体
の外周面に形成してあり、先端に向かって有効径が縮小
するものである。使用時すなわちテスト孔2に螺着され
る場合にあっては、このテーパ雄ネジ部4にシール材が
塗布されるが、先端の2山分については、シール材を塗
布しない。 【0013】このテーパ雄ネジ部4に一体に形成される
突出部5は、その外周面に雄ネジを形成しておらず、そ
のテーパ雄ネジ部4との連結部分において、テーパ雄ネ
ジ部4の谷の略最少径、つまりテーパ雄ネジ部4の先端
側の最後の谷の径(内径)に等しい直径に形成してあ
る。すなわち、突出部5は、テーパ雄ネジ部4の先端の
谷径と略等しい直径を有する略円柱形状である。また、
突出部5の長さは、このプラグ100を螺着するテスト
孔2に螺合した際に、その先端部5aがテーパ雌ネジ部
1の形成範囲内に位置するように設定してある。例え
ば、呼びがPT1/8のネジに相当するテーパ雄ネジ部
4を有するプラグ100にあっては、この突出部5は、
テーパ雄ネジ部4先端から2〜3mm突出する長さに設
定すればよい。このような寸法で突出部5を形成するこ
とにより、後述するように、傾斜してプラグ100をテ
スト孔1に螺着しようとすると、1〜2山螺合した位置
で螺進を停止させることができるとともに、プラグ10
0を正常にテスト孔2に螺着した際に、突出部5がテー
パ雌ネジ部1の先端側に位置する未機械加工の下孔部分
2aに接触するといった干渉が生じることなく規定の締
め付け力で締め付けることができる。したがって、突出
部5を、このような長さ寸法に設定することにより、短
い寸法で、以下に説明する最大の効果が得られることに
なる。なお、突出部5は、その先端部5aに向かって、
わずかに縮径するテーパ形状であってもよい。 【0014】このような構成において、図2に示すよう
に、テスト孔2にプラグ100が正常に螺着された場合
は、テーパ雌ネジ部1とテーパ雄ネジ部4とが正確に螺
合し、ヘッド部3がオートマチックトランスミッション
のハウジングに密着することなくテーパ雌ネジ部1とテ
ーパ雄ネジ部4との螺合部分において、テスト孔2がシ
ール材を介して閉塞される。正常に螺着が完了する場
合、テーパ雌ネジ部1のネジ軸がテーパ雄ネジ部4のネ
ジ軸と一致して作業をするので、プラグ100がテスト
孔2に挿入された際に、先端部5がテーパ雌ネジ部1に
当接することがない。したがって、突出部5がないプラ
グと同様に、プラグ100の螺着作業を行うことができ
る。また、突出部5が、テーパ雌ネジ部1の形成範囲内
に位置するので、テーパ雌ネジ部1の内径より小径の寸
法精度の劣る下孔部分2aがテスト孔2の先端側に残っ
ていても、その下孔部分2aと干渉することがないた
め、プラグ100を規定の締め付け力で締め付けること
ができ、オイルの漏洩を確実に防止することができる。 【0015】これに対して図3に示すように、テーパ雌
ネジ部1のネジ軸と、テーパ雄ネジ部4のネジ軸とが一
致しない、つまりプラグ100がテスト孔2に対して、
例えば5.3°程度傾斜した状態で挿入したとする。こ
の場合、テーパ雄ネジ部4がテーパ雌ネジ部1に対して
傾斜していても、その先端部分の有効径がテーパ雌ネジ
部1の外方端における有効径よりも小径であるので、ヘ
ッド部3を工具で回転させることにより、テーパ雄ネジ
部4の先端部分はテーパ雌ネジ部1と螺合する。ところ
が、テーパ雄ネジ部4が、挿入状態で下側に位置する部
分で2山程テーパ雌ネジ部1に螺合すると、突出部5の
先端部5aがテーパ雌ネジ部1の下側の部位に当接する
(図3に矢印Aで示す部位)。したがって、それ以上ヘ
ッド部3を回転させてもテーパ雄ネジ部4は螺進しな
い。 【0016】このようにして螺着途中で動きの停止した
プラグ100は、テーパ雄ネジ部4の大半がテスト孔2
から突出している状態で、それ以上の締め付けができな
くなる。したがって、作業者は、プラグ100が傾斜し
た状態でテスト孔2に挿入され、テーパ雄ネジ部4とテ
ーパ雌ネジ部1とが正常に螺合していないことを、目視
しなくとも作業が継続できないことで迅速に確認するこ
とができる。このように、プラグ100が正常にテスト
孔2に螺着していないことが締め付け作業をしている状
態で確認できるので、容易に作業を修正することがで
き、作業時間を短縮することができる。したがって、こ
の後、プラグ100を正常にテスト孔2に螺着すること
により、確実にオイルの漏洩を防止することができる。 【0017】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではない。上記実施例にあっては、テスト
孔2を封止するプラグ100について説明したが、エン
ジンの加工時にあけた孔を封止する場合等、各種の孔を
封止する際に使用するものであってよい。また、ギアボ
ックス内の圧力を調整しオイル漏れを防ぐためのブリー
ザプラグに、本願発明を適用するものであってもよい。
ブリーザプラグは、ギアボックス内の温度上昇に起因し
て増大する内圧を下げるために、内部を貫通する貫通孔
を有する構成である。具体的には、上記実施例における
ヘッド部3の外面、すなわち先端面5aに背向する面に
設けられる開口と先端面5aに設けられる開口とを、ヘ
ッド部3、テーパ雄ネジ部4及び突出部5に設けられ
る、同軸の貫通孔により連通する構成である。 【0018】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。 【0019】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、テーパ
雄ネジ部をテーパ雌ネジ部に螺合させる際に、それぞれ
のネジ部の軸が一致しないと、突出部がテーパ雌ネジ部
に当接し、その位置からの螺進が不可能になるので、不
完全な螺着を迅速に判別することができる。したがっ
て、異常な螺着状態で作業を終了することを防止するこ
とができる。また、螺着開始後、早期に螺進が停止する
ので、作業時間が長くなることを防止することができ
る。 【0020】また、突出部は、テーパ雌ネジ部の形成範
囲内に位置するので、テーパ雌ネジ部が形成された孔に
テーパ雌ネジ部より小径の孔が連続していても、そのよ
うな孔と干渉することがない。したがって、突出部が形
成してあるにもかかわらず、螺着する際に、規定の締め
付け力で締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す正面図。 【図2】同実施例のプラグをテスト孔に正常に螺着した
場合を示す断面図。 【図3】同実施例のプラグをテスト孔に傾斜した状態で
螺着した場合を示す断面図。 【符号の説明】 1…テーパ雌ネジ部 2…テスト孔 4…テーパ雄ネジ部 5…突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−108064(JP,A) 特開 昭49−14380(JP,A) 特開 平8−105582(JP,A) 特開2000−155068(JP,A) 特開 平9−165744(JP,A) 実開 昭58−40693(JP,U) 実開 昭55−40297(JP,U) 実開 昭61−54586(JP,U) 実開 平2−19920(JP,U) 実開 昭62−37613(JP,U) 実開 平1−133568(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/02 B60K 17/06 F16L 55/00 F16L 57/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】テーパ雌ネジ部が形成された孔に螺着され
    るプラグであって、テーパ雌ネジ部に螺合するテーパ雄
    ネジ部と、そのテーパ雄ネジ部の先端から突出する突出
    部とを備え、突出部が、テーパ雄ネジ部の谷の最少径と
    略等しい直径を有してなり、テーパ雄ネジ部がテーパ雌
    ネジ部に螺合した際に突出部がテーパ雌ネジ部の形成範
    囲以内に位置することを特徴とするプラグ。
JP36366298A 1998-12-22 1998-12-22 プラグ Expired - Lifetime JP3479462B2 (ja)

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JP36366298A JP3479462B2 (ja) 1998-12-22 1998-12-22 プラグ

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JP36366298A JP3479462B2 (ja) 1998-12-22 1998-12-22 プラグ

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