JP3206100U - 移動式クレーン用スタンション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に張出・格納できる、略P型形状のスタンション装置を提供する。【解決手段】移動式クレーンの伸縮ブームに固着される基礎部材10と、基礎部材10に対し水平ピン20により回動自在に連結される回動部材11と、を備え、伸縮ブーム上に張出された際に、回動部材11が略P型形状を形成し、回動部材11の略P型形状の一部であるI字を形成するI字状部21が垂直となる張出姿勢と、I字状部21が伸縮ブーム上面よりも下方に位置する格納姿勢とを取るようにした。【選択図】図3
Description
本考案は、移動式クレーンに用いられるスタンション装置に関するものである。
移動式クレーンを用いたクレーン作業の前後には、作業員によるワイヤロープの掛け替え・ジブの張出格納などの作業が移動式クレーンの伸縮ブーム上の高所で行われる。近年これら作業の安全が重視されるようになってきており、高所作業や開口部付近など墜落の危険がある場所に取り付ける仮設の手すりであるスタンションが、移動式クレーンにも設置されるようになってきている。
特許文献1には、移動式クレーン車の装着個所にサポートを取り付け、そのサポートに設けられた回動軸により起倒可能に枢着されたスタンション装置が記載されている。
また、特許文献2の添付図(図3)には、走行姿勢(全縮小、起伏角最小)の伸縮ブームのフォースブーム先端に立設された略P型形状のスタンション装置が記載されている。
ところが、特許文献1記載のスタンション装置の安全帯用ロープ支持ポールは、起倒可能とされているため必要時に引き起こすだけで使用できる点で便利なものの、作業員が身に着けた安全帯のロープ端部のフックを掛ける位置が固定されるものであった。そのため、安全帯をスタンション装置に係止した状態で作業員が移動できる範囲が狭いものであった。
一方、特許文献2記載の略P型形状のスタンション装置は、その略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部に安全帯のロープ端部のフックを掛けることにより、フックがU字状部を形成する平行部に沿って滑るため作業員が移動できる範囲が広がるというメリットがあった。
しかし、特許文献2記載のスタンション装置は、全縮小状態にある伸縮ブームの非常に狭いフォースブーム先端部に立設するものであるため、特許文献1のスタンション装置のように起倒可能に構成することが不可能であった。そのため、張出格納に手間が掛かるものであった。
しかし、特許文献2記載のスタンション装置は、全縮小状態にある伸縮ブームの非常に狭いフォースブーム先端部に立設するものであるため、特許文献1のスタンション装置のように起倒可能に構成することが不可能であった。そのため、張出格納に手間が掛かるものであった。
そこで本考案は、安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員が広い範囲を移動できる略P型形状スタンション装置であって、それをさらに起倒可能に構成することで必要時に容易に張り出すことのできるスタンション装置を提供することを目的とする。
本考案のスタンション装置は、移動式クレーンの伸縮ブームに固着される基礎部材と、 当該基礎部材に対し水平ピンにより回動自在に連結される回動部材と、を備え、伸縮ブーム上に張出された際に、前記回動部材が略P型形状を形成する移動式クレーンのスタンション装置であって、前記回動部材の略P型形状の一部であるI字を形成するI字状部が垂直となる張出姿勢と、前記I字状部が伸縮ブーム上面よりも下方に位置する格納姿勢と、を取ることを特徴とする。
さらに、本考案のタンション装置は、前記基礎部材が伸縮ブームのベースブームの前端上部に固着され、前記張出姿勢において、前記回動部材の略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部が伸縮ブーム先端を指向し、前記格納姿勢において、前記I字状部がベースブーム上面よりも下方に位置し、かつ前記I字状部がベースブーム側面に沿うことを特徴とする。
また、本考案のスタンション装置は、前記U字状部が一対の平行部と、当該平行部の一方の端部同士を連結する曲線部と、からなり、前記U字状部の平行部の他方の端部が前記I字状部に対しスライド自在に構成され、前記張出姿勢において、前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して離隔し、前記格納姿勢において、前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して近接することを特徴とする。
本考案のスタンション装置は、略P型形状の回動部材を伸縮ブームに固着された基礎部材に水平ピンにより回動自在に連結したので、安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員が広い範囲を移動できると共に、必要時に回動部材を回動させることで容易に伸縮ブーム上に張り出すことができる。
さらに、本考案のスタンション装置は、回動支点となる基礎部材をベースブーム前端上部に固着するので、略P型形状の回動部材をベースブーム上面より下方かつベースブーム側面に沿って格納することができると共に、張出姿勢においてU字状部が伸縮ブーム前方を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端位置まで移動し作業することができる。
また、本考案のスタンション装置は、U字状部の平行部の他方の端部が前記I字状部に対しスライド自在に構成されるので、格納姿勢において前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して近接することで張出時略P型形状の回動部材をコンパクトに格納することができる。
さらに、本考案のスタンション装置は、回動支点となる基礎部材をベースブーム前端上部に固着するので、略P型形状の回動部材をベースブーム上面より下方かつベースブーム側面に沿って格納することができると共に、張出姿勢においてU字状部が伸縮ブーム前方を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端位置まで移動し作業することができる。
また、本考案のスタンション装置は、U字状部の平行部の他方の端部が前記I字状部に対しスライド自在に構成されるので、格納姿勢において前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して近接することで張出時略P型形状の回動部材をコンパクトに格納することができる。
本考案のスタンション装置を大型の移動式クレーンであるオールテレーンクレーン1に適用した場合について、考案を実施するための形態を以下に説明する。
図1は、本考案のスタンション装置が格納姿勢にあるオールテレーンクレーン1の左側面図である。オールテレーンクレーン1の伸縮ブーム2は、全縮小、起伏角度最小で車両部3の前方を向いた走行時の姿勢を取っている。アウトリガ4は、ジャッキシリンダ5が伸長されたクレーン作業直前あるいは直後の状態となっている。
図1に示されたオールテレーンクレーン1の伸縮ブーム2の上面は地面6から約4メートルの高所となるため、伸縮ブーム2の上面でのワイヤロープ掛け替え等の作業時には作業員の墜落防止のためのスタンション装置が重要である。
図1に示されたオールテレーンクレーン1の伸縮ブーム2の上面は地面6から約4メートルの高所となるため、伸縮ブーム2の上面でのワイヤロープ掛け替え等の作業時には作業員の墜落防止のためのスタンション装置が重要である。
図2は、本考案のスタンション装置が張出姿勢にある伸縮ブーム2の右側面図である。伸縮ブーム2のベースブームの前端上部12aに溶接された基礎部材10に対し水平ピンにより回動部材11が回動自在に連結されている。図2では、張出姿勢にある略P型形状を形成する回動部材11を実線で示している。また、格納姿勢にある回動部材11´は、二点鎖線で示している。
図2に示すように、本考案のスタンション装置では、略P型形状の回動部材をベースブーム12上面より下方かつベースブーム側面に沿って格納することができる。そのため、その使用時には回動部材11を回動させることで容易にスタンション装置を張り出すことができる。
図2に示すように、本考案のスタンション装置では、略P型形状の回動部材をベースブーム12上面より下方かつベースブーム側面に沿って格納することができる。そのため、その使用時には回動部材11を回動させることで容易にスタンション装置を張り出すことができる。
なお、ベースブーム12上には、他の回動部材13、14が立設されている。本考案に係る回動部材11の先端部と、他の回動部材13、14の先端部同志はスタンション用のロープ15が張り渡されている。ベースブーム基端部12bからベースブームの前端上部12aへの移動の際には、作業者の安全帯のロープ先端のフックをロープ15に掛け、ロープ15に沿ってフックを滑らせながら作業員が移動することにより墜落に対する安全確保を図っている。伸縮ブーム12先端に到着すると、作業員は安全帯のロープ先端のフックを本考案に係る略P型形状の回動部材11のU字状部に架け替えることで、さらに先端部での作業を安全に行うことができる。
図3(a)は、伸縮ブーム先端に設置された本考案のスタンション装置を示している。また、図3(b)は図3(a)のA矢視詳細図である。
図3(a)に示すように、ベースブームの前端上部12aに基礎部材10が溶接されており、回動部材11が基礎部材10に対し水平ピン20により回動自在に連結されている。回動部材11は略P型形状を形成しており、その一部であるI字状部21が垂直となる張出姿勢を取っている。
図3(a)に示す張出姿勢では、回動部材11の略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部22が伸縮ブーム先端を指向している。
回動部材11を構成するI字状部21およびU字状部22には、鉄等の金属製のパイプ材が使用される。鉄製パイプ材は必要に応じ折り曲げられたのち、溶接により接続され略P型形状に形成される。作業員が墜落した際に加わる衝撃荷重にも十分耐えられるような強度を持つよう、回動部材11の強度が確保される。
図3(a)に示すように、ベースブームの前端上部12aに基礎部材10が溶接されており、回動部材11が基礎部材10に対し水平ピン20により回動自在に連結されている。回動部材11は略P型形状を形成しており、その一部であるI字状部21が垂直となる張出姿勢を取っている。
図3(a)に示す張出姿勢では、回動部材11の略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部22が伸縮ブーム先端を指向している。
回動部材11を構成するI字状部21およびU字状部22には、鉄等の金属製のパイプ材が使用される。鉄製パイプ材は必要に応じ折り曲げられたのち、溶接により接続され略P型形状に形成される。作業員が墜落した際に加わる衝撃荷重にも十分耐えられるような強度を持つよう、回動部材11の強度が確保される。
このように、回動支点となる基礎部材10をベースブームの前端上部12aに取り付けているので、略P型形状の回動部材11のI字状部21をベースブーム12上面より下方で、かつベースブーム12側面に沿って格納することができる。
また、張出姿勢においてU字状部22が伸縮ブーム先端を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端23まで移動し安全に作業することができる。
また、張出姿勢においてU字状部22が伸縮ブーム先端を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端23まで移動し安全に作業することができる。
図3(b)は、図3(a)のA矢視詳細図である。ベースブーム12の上部右コーナー部に基礎部材10が溶接付けされている。基礎部材10は、複数の鉄板が必要に応じて折り曲げられたのち溶接された部品として製作されており、その部品がベースブーム12に溶接付けされている。基礎部材10には、回動部材11のI字状部21の基端部24が組み込まれる開口部25が設けられている。基礎部材10の開口部25は、図3(a)に示すようにベースブーム12の上方とベースブーム基端の2方向に向け開口している。
図3(b)に示すように、回動部材11の基端部24は、基礎部材10の開口部25において、水平ピン20によって回動自在に連結されている。水平ピン20の少し上方位置に回動部材11の基端部24と基礎部材10とに明けられた穴を挿通する固定ピン26が設けられている。水平ピン20と固定ピン26の2本のピンにより回動部材11は基礎部材10に対して固定され、その張出姿勢が維持されている。
図3(b)に示すように、回動部材11の基端部24は、基礎部材10の開口部25において、水平ピン20によって回動自在に連結されている。水平ピン20の少し上方位置に回動部材11の基端部24と基礎部材10とに明けられた穴を挿通する固定ピン26が設けられている。水平ピン20と固定ピン26の2本のピンにより回動部材11は基礎部材10に対して固定され、その張出姿勢が維持されている。
回動部材11の張出姿勢から格納姿勢への移行は、以下の通りである。
まず、図3(b)に示す固定ピン26を抜き、回動部材11をベースブーム12基端方向へ回動させ、格納姿勢にする。回動部材11の格納姿勢に合わせ基礎部材10に明けられた穴に固定ピン26を差すことで、回動部材11の基端部24と基礎部材10とを固定する。格納姿勢から張出姿勢への移行は、上記操作を逆に行う。
このように、回動部材11を必要に応じ回動させることで容易に伸縮ブーム2上に張り出し、又は伸縮ブーム2に沿って格納することができる。
まず、図3(b)に示す固定ピン26を抜き、回動部材11をベースブーム12基端方向へ回動させ、格納姿勢にする。回動部材11の格納姿勢に合わせ基礎部材10に明けられた穴に固定ピン26を差すことで、回動部材11の基端部24と基礎部材10とを固定する。格納姿勢から張出姿勢への移行は、上記操作を逆に行う。
このように、回動部材11を必要に応じ回動させることで容易に伸縮ブーム2上に張り出し、又は伸縮ブーム2に沿って格納することができる。
図4は、実施例2に係るスタンション装置が、ベースブーム12の先端上部に張り出されている状態を示している。張出姿勢において、回動部材30は略P型形状をしている。
なお、実施例1と共通する、ベースブームの前端上部12aに溶接付けされた基礎部材10、及び回動部材30のI字状部31基端部が水平ピン20によって回動自在に連結されている点については詳細な説明を省略する。
なお、実施例1と共通する、ベースブームの前端上部12aに溶接付けされた基礎部材10、及び回動部材30のI字状部31基端部が水平ピン20によって回動自在に連結されている点については詳細な説明を省略する。
図4に示すように、回動部材30の略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部32は、一対の平行部33、33と、平行部33の一方の端部同士を連結する曲線部34とから構成されている。
U字状部32の平行部33、33の他方の端部は、I字状部31に設けられた筒状部材35、35に挿通されることでスライド自在に構成されている。
平行部33、33には、それぞれ水平方向にピン穴が2か所明けられており、筒状部材35、35に設けられた固定ピン36、36を平行部33、33のピン穴に通すことでU字状部22をI字状部31に対し固定できるようになっている。
U字状部32の平行部33、33の他方の端部は、I字状部31に設けられた筒状部材35、35に挿通されることでスライド自在に構成されている。
平行部33、33には、それぞれ水平方向にピン穴が2か所明けられており、筒状部材35、35に設けられた固定ピン36、36を平行部33、33のピン穴に通すことでU字状部22をI字状部31に対し固定できるようになっている。
図5は、図4に示した実施例2のスタンション装置の張出から格納への姿勢変化を説明する図である。
図5(a)は、図4と同様に回動部材30がベースブーム12の先端上部に張り出された状態を示している。このとき、回動部材30のU字状部32の曲線部34がI字状部31に対して離隔しており、回動部材30は略P型形状となっている。
この張出姿勢においてU字状部32が伸縮ブーム前方を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端まで移動し安全に作業することができる。
格納するにあたって、図5(a)の姿勢で、図4に示した筒状部材35、35の固定ピン36、36を抜く。次に、回動部材30のI字状部31を立設させたまま、U字状部32の曲線部34がI字状部31に近接するようにU字状部32をスライドさせる。
図5(a)は、図4と同様に回動部材30がベースブーム12の先端上部に張り出された状態を示している。このとき、回動部材30のU字状部32の曲線部34がI字状部31に対して離隔しており、回動部材30は略P型形状となっている。
この張出姿勢においてU字状部32が伸縮ブーム前方を指向しているので安全帯のロープ端部のフックを掛けた状態で作業員がトップブーム先端まで移動し安全に作業することができる。
格納するにあたって、図5(a)の姿勢で、図4に示した筒状部材35、35の固定ピン36、36を抜く。次に、回動部材30のI字状部31を立設させたまま、U字状部32の曲線部34がI字状部31に近接するようにU字状部32をスライドさせる。
図5(b)は、U字状部32の曲線部34をI字状部31に対して近接させた状態を示している。この姿勢で、図4に示した筒状部材35、35の固定ピン36、36を差すことにより、I字状部31に対してU字状部32を固定する。
次に、図3(b)に示した、I字状部31の回動を固定する固定ピン26を抜き、回動部材30をベースブーム12基端方向へ倒す。
次に、図3(b)に示した、I字状部31の回動を固定する固定ピン26を抜き、回動部材30をベースブーム12基端方向へ倒す。
図5(c)は、U字状部32の曲線部34がI字状部31に近接した姿勢の回動部材30が格納された状態を示している。このとき、回動部材30のI字状部31がベースブーム12よりも下方に位置し、ベースブーム12側面に沿っている。
このように、格納姿勢においてU字状部32の曲線部34がI字状部31に対して近接することで回動部材30をコンパクトに格納することができる。
格納姿勢から張出姿勢への移行は、上記操作を逆に行う。
このように、格納姿勢においてU字状部32の曲線部34がI字状部31に対して近接することで回動部材30をコンパクトに格納することができる。
格納姿勢から張出姿勢への移行は、上記操作を逆に行う。
2:伸縮ブーム
10:基礎部材
11:回動部材
12:ベースブーム
20:水平ピン
21:I字状部
22:U字状部
30:回動部材
31:I字状部
32:U字状部
33:平行部
34:曲線部
10:基礎部材
11:回動部材
12:ベースブーム
20:水平ピン
21:I字状部
22:U字状部
30:回動部材
31:I字状部
32:U字状部
33:平行部
34:曲線部
Claims (3)
- 移動式クレーンの伸縮ブームに固着される基礎部材と、
当該基礎部材に対し水平ピンにより回動自在に連結される回動部材と、を備え、
伸縮ブーム上に張出された際に、前記回動部材が略P型形状を形成する移動式クレーンのスタンション装置であって、
前記回動部材の略P型形状の一部であるI字を形成するI字状部が垂直となる張出姿勢と、
前記I字状部が伸縮ブーム上面よりも下方に位置する格納姿勢と、を取ることを特徴とする、移動式クレーンのスタンション装置。 - 前記基礎部材が伸縮ブームのベースブームの前端上部に固着され、
前記張出姿勢において、前記回動部材の略P型形状の一部であるU字を形成するU字状部が伸縮ブーム先端を指向し、
前記格納姿勢において、前記I字状部がベースブーム上面よりも下方に位置し、かつ前記I字状部がベースブーム側面に沿うことを特徴とする、請求項1に記載された移動式クレーンのスタンション装置。 - 前記U字状部が一対の平行部と、当該平行部の一方の端部同士を連結する曲線部と、からなり、前記U字状部の平行部の他方の端部が前記I字状部に対しスライド自在に構成され、
前記張出姿勢において、前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して離隔し、
前記格納姿勢において、前記U字状部の曲線部が前記I字状部に対して近接することを特徴とする、請求項1又は2に記載された移動式クレーンのスタンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002836U JP3206100U (ja) | 2016-06-17 | 2016-06-17 | 移動式クレーン用スタンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3206100U true JP3206100U (ja) | 2016-09-01 |
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Family Applications (1)
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JP2016002836U Active JP3206100U (ja) | 2016-06-17 | 2016-06-17 | 移動式クレーン用スタンション装置 |
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JP (1) | JP3206100U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019094146A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 株式会社タダノ | クレーンにおける吊り荷ワイヤロープの張設作業用補助装置及びブーム |
-
2016
- 2016-06-17 JP JP2016002836U patent/JP3206100U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019094146A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 株式会社タダノ | クレーンにおける吊り荷ワイヤロープの張設作業用補助装置及びブーム |
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