JP3206009B2 - 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法 - Google Patents

電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法

Info

Publication number
JP3206009B2
JP3206009B2 JP02830691A JP2830691A JP3206009B2 JP 3206009 B2 JP3206009 B2 JP 3206009B2 JP 02830691 A JP02830691 A JP 02830691A JP 2830691 A JP2830691 A JP 2830691A JP 3206009 B2 JP3206009 B2 JP 3206009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
active region
transfer
electrode
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02830691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04267346A (ja
Inventor
和夫 小沼
顕人 田邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP02830691A priority Critical patent/JP3206009B2/ja
Publication of JPH04267346A publication Critical patent/JPH04267346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206009B2 publication Critical patent/JP3206009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子及びその製
造方法並びに駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電荷結合素子は図9に示す構造のも
のが提案され、使われてきた。この電荷結合素子は一導
電型半導体基板1、例えばp型Si基板上に素子分離酸
化膜6とチャネルストッパ7で囲まれた活性領域2とし
て例えば低濃度Nチャネルを形成し、その上部に絶縁膜
11と転送電極51jを配してある。図9の紙面の奥行
き方向に沿った断面図を図10に模式的に示す。複数の
転送電極52j,51j,52k,51k,…が配列さ
れている。図10は従来の電荷結合素子の動作説明に使
用する模式的断面図及びポテンシャル図である。図11
(a)に転送パルスVGA,VGBを示し、図11
(b)に転送電極電圧VGとチャネル電位の関係を示
す。
【0003】時刻t1において、転送電極の対52j,
51j,52l,51l,…にはVHが印加され、転送
電極の対52k,51k,52m,51m,…にはVL
が印加される。従って、転送電極51j,51l,…直
下部のストレージ領域の電位はPHS、転送電極52
j,52l,…直下部のバリア領域8j,8l,…の電
位はPHBとなり、転送電極51k,51m,…直下部
のストレージ領域の電位はPLSとなり、転送電極52
k,52m,…直下部のストレージ領域の電位はPLB
となる。信号電荷Qは、転送電極51j,51l,…直
下部のストレージ領域に保持される。次に、時刻t2に
おいて、上述の電位関係が反転する(VGAはVLとな
り、VGBはVHとなる)。時刻t1からt2の間に信
号電荷Qは左から右へ移動し、時刻t2では、転送電極
51k,51m,…下のストレージ領域に保持される。
このような動作を繰返すことによって信号電荷は順次に
転送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる構造の電荷結合
素子では、転送する信号電荷が少ない時に転送効率が著
しく劣化する問題を抱えていた。この問題について詳細
に説明する。電荷結合素子の活性領域を転送される信号
電荷は、活性領域の半導体内部または半導体と絶縁膜界
面のトラップ準位で捕獲される。捕獲された信号電荷は
時間をかけて再放出される。捕獲された信号電荷が後段
の転送信号に再放出された場合には信号の転送動作が正
常に働かなかったことになり、この故障現象を転送効率
の劣化と呼ぶ。転送効率の劣化は信号電荷が接している
半導体と絶縁膜界面のトラップ準位数に依存する。転送
する信号電荷が少ない時には単位電子当たりのトラップ
準位数の割合が増加するため、転送効率が著しく劣化す
ると言われている(例えば、電子通信学会技術研究報
告、第84巻、第82号、1984年、第29頁〜第3
6頁に所載の論文、「BCCDの低温特性」、木股雅章
他)。この転送効率劣化の減少は時に低温で顕著にな
り、液体窒素温度で動作させるショットキ型CCD赤外
イメージセンサで大きな問題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は一導電
型半導体基板に形成した活性領域の表面に絶縁膜を配
し、前記絶縁膜上に転送電極を複数配した電荷結合素子
において、前記絶縁膜は、前記活性領域の信号電荷転送
方向に沿う方向に連続する1部の領域上に設けられた第
1の膜厚を有する第1絶縁膜と、前記活性領域の他の領
域上に設けられた第2の膜厚を有する第2絶縁膜とを形
成することにより前記転送電極に電圧を印加したときに
前記転送電極下に形成されるポテンシャルの内の一部を
深くするというものである。
【0006】本願第2の発明の電荷結合素子の製造方法
は、一導電型半導体基仮に活性領域を形成し、前記活性
領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続する1部の領
域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を形成し、他の前
記活性領域上には第2の膜厚を有する第2絶縁膜を第1
絶縁膜上に形成し、前記第1および第2絶縁膜上に転送
電極を形成することにより前記転送電極に電圧を印加し
たときに前記転送電極下に形成されるポテンシャルの内
の一部を深くするというものである。
【0007】本願第3の発明の電荷結合素子の製造方法
は、一導電型半導体基板に活性領域を形成し、前記活性
領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続する1部の領
域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を形成し、前記第
1絶縁膜上に第1電極を形成した後、他の前記活性領域
上に第2の膜厚を有する第2絶縁膜を形成し、前記第2
絶縁膜上に前記第1電極に接続する第2電極を形成する
というものである。
【0008】本願第4の発明の電荷結合素子の騒動方法
は、信号電荷転送方向に沿う方向に連続する1部の活性
領域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を配し、他の活
性領域上には第2の膜厚を有する第2絶縁膜を配し、そ
の上部に複数の転送電極を配することにより前記転送電
極に電圧を印加したときに前記転送電極下に形成される
ポテンシャルの内の一部が深く形成されるべく形成され
電荷結合素子を駆動する電荷結合素子の駆動方法であ
って、前記電荷結合素子を駆動するというものである。
【0009】
【作用】本発明においては、活性領域内に信号電荷転送
方向に沿って連続に形成した膜厚の異なる絶縁膜領域を
設けることにより各転送電極下のポテンシャルの一部の
領域のみを深くすることができる。転送信号電荷が少な
い時には前述したポテンシャルの深い一部の領域を信号
電荷が転送される。従来、転送する信号電荷が少ない時
には単位電子あたりのトラップ準位数の割合が増加して
いたが、本発明においては、信号電荷が少ない時には転
送される領域が狭くなるために従来に比べて前述した増
加が抑えられる。このことにより、転送効率の劣化が抑
えられる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の電荷結合素子の一実施例を示
す平面図、図2(a),図2(b)はそれぞれ図1のX
−X線断面図およびY−Y線断面図である。
【0011】一導電型半導体基板1、例えばP型Si基
板に形成した活性領域2、例えば低濃度Nチャネルの表
面に、活性領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続す
る1部の領域に第1の膜厚を有するSiO2等の第1絶
縁膜3を配し、活性領域2の他の領域には第2の膜厚を
有する第2絶縁膜4を配する。第1及び第2絶縁膜上に
はゲート電極52j,51j,52k,51k,…を配
してある。活性領域の周辺部には素子分離酸化膜6およ
びチャネルストッパ7を形成してある。この実施例は第
1絶縁膜の膜厚が第2絶縁膜の膜厚よりも薄くなってい
るが、第1絶縁膜の膜厚の方を厚くしてもよい。
【0012】次に、この一実施例の駆動方法(本願第4
の発明の一実施例)について説明する。
【0013】図3(a)に転送電極電圧とチャネル電位
の関係について模式的に示す。また、図3(b)に電荷
結合素子中のチャネル電位について模式的に示す。転送
電極に任意の電圧VG0が印加されたときの第1及び第
2絶縁膜直下のチャネル電位を、それぞれ、CH1,C
H2とする。図4(a)に転送パルス波形を、図4
(b)に転送電極電圧とチャネル電位の関係を示す。P
HS1,PHS2は転送パルスが高電圧VHのときのス
トレージ領域のCH1,CH2である。PHB1,PH
B2は同じく高電圧VHのときのバリア領域のCH1,
CH2電位である。逆に、PLS1,PLS2は低電圧
VLのときのストレージ領域のCH1,CH2であり、
PLB1,PLB2はバリア領域のCH1,CH2であ
る。図のように、PHS1<PHS2<PHB1<PH
B2<PLS1<PLS2<PLB1<PLB2となっ
ている。
【0014】図5に電荷結合素子の模式的断面図と各時
点での電荷結合素子中のチャネル電位を示す。転送電極
の対52j,51j,52l,51l…にはVGAを転
送電極の対52k,51k,52m,51mにはVGB
を印加する。第1ポリシリコン膜からなる転送電極51
j,51k,51l,…下はストレージ領域となってお
り、第1ポリシリコン膜の間隔部で第2ポリシリコン膜
からなる転送電極52j,52k,52l,…で覆われ
ている領域はバリア領域となっている点は図9で示した
従来の2層駆動電荷結合素子の構造と同様である。本実
施例の構造では活性領域での絶縁膜厚が異なっている。
第1の膜厚を有する第1絶縁膜3領域および第2の膜厚
を有する第2絶縁膜4領域のゲート電極印加電圧とチャ
ネル電位の関係は図5に示す通りとする。図1のX−X
方向のチャネル電位を破線で示す。また、A−A方向の
チャネル電位を実線で示す。実線で示したチャネル電位
は従来例と同じである。各転送電極下では常にCH1<
CH2となっているので信号電荷Qが少ないときは第1
絶縁膜下のチャネルを転送されることになる。従って信
号電荷当りのトラップ準位数は少なくなる。
【0015】以上、2相駆動方式の電荷結合素子とその
駆動方法について説明したが、3相駆動方式や4相駆動
方式など他の駆動方式の電荷結合素子について本発明は
適用することができる。また絶縁膜の厚さは2種類に限
らない。
【0016】図6(a)〜図6(c)は本願第2の発明
の第1の実施例を説明するための工程順断面図である。
【0017】 まず、図6(a)に示すように、第4図
(a)で、一導電型半導体基板1(P型Si基板)の表
面部に形成した活性領域2の表面の中央部に活性領域の
信号電荷転送方向に沿う方向に連続する一部の領域に第
1の膜厚を有する第1絶縁膜3をストライプ状に形成し、
次に図6(b)に示すように、残りの活性領域上に第2
の膜厚を有する第2絶縁膜4を形成する。第1絶縁膜と
して例えば、窒化シリコン膜を形成し、第2絶縁膜とし
て熱酸化等で酸化シリコン膜を形成する。次に図6
(c)に示すように、第1ポリシリコン膜で転送電極1
(図1の51j、51k、…)を形成し、次いで熱酸化
をしたのち、第2ポリシリコン膜で転送電極(図1の5
2i、52j、…)を形成する。
【0018】図7(a)〜図7(c)は本願第2の発明
の第2の実施例を説明するための工程順断面図である。
【0019】 まず、図7(a)に示すように、一導電
型半導体基板1に形成した活性領域2の表面に、第1の
膜厚を有する第1絶縁膜3として例えば、酸化シリコン
膜を形成し、図7(b)に示すように、活性領域の信号
電荷転送方向に沿う方向に連続する一部の領域上をスト
ライプ状の窒化シリコン膜9で覆った後に他の活性領域
上に第2の膜厚を有する第2絶縁膜を形成するため例え
ば、熱酸化等で酸化シリコン膜10を形成する。次に
7(c)に示すように、窒化シリコン膜9を除去し、第
1ポリシリコン膜で転送電極51A、…を形成し、熱酸
化を行ったのち第2ポリシリコン膜で残りの転送電極を
形成する。この実施例では、活性領域の表面を第1絶縁
膜3で保護した状態でそれ以降の工程を経るのでシリコ
ン基板表面の汚染が最小限に押えられ界面準位を少なく
できる利点がある。
【0020】図8(a),図8(b)は本願第3の発明
の一実施例を説明するための工程順断面図である。
【0021】まず、図8(a)に示すように、一導電型
半導体基板1に形成した活性領域2の表面に、活性領域
の信号電荷転送方向に沿う方向に連続する1部の領域に
第1の膜厚を有する第1絶縁膜3および第1絶縁膜上電
極をストライプ状に形成し、次に、図8(a)に示すよ
うに他の活性領域上に第2の膜厚を有する第2絶縁膜4
を形成する。第1絶縁膜および第2絶縁膜として、例え
ば、窒化シリコン膜または酸化シリコンを用いる。この
とき、第1絶縁膜上電極12の表面に薄い酸化膜ができ
るので、その酸化膜を選択的に除去してコンタクト孔を
設けたのち、第2絶縁膜上電極13を形成する。12,
13は互いにコンタクト孔を介して接続され転送電極を
構成する。この実施例では、前述の実施例のように、オ
ーバラップ構造の転送電極を形成するのは困難である
が、第1絶縁膜,第2絶縁膜とそれぞれ接する電極材料
を異ならせることにより、CH1とCH2のポテンシャ
ル差を一層大きくできる。第1絶縁膜上電極をポリシリ
コン、第2絶縁膜上電極をタングステンにすればよい。
タングステン膜の仕事関数はポリシリコン膜のそれより
小さくできるからである。
【0022】
【発明の効果】本発明の電荷結合素子及びその製造方法
並びに駆動方法を用いることで転送信号電荷が少ない時
の転送効率の劣化を軽減できる。この結果、特に、転送
効率の劣化が問題となっていた電荷結合素子の低温動作
時の特性を改善することができる。ショットキ型赤外イ
メージセンサ等に電荷結合素子を使用する場合、その画
質の改善がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1の発明の電荷結合素子の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図(図2(a))およびY
−Y線断面図(図2(b))である。
【図3】本願第1の発明の一実施例の説明に使用する転
送電極電位とチャネル電位の関係を示す特性図(図3
(a))および模式的断面図(図3(b))である。
【図4】本願第1の発明の一実施例の動作説明に使用す
る転送パルスの波形図(図4(a))およびチャネル電
位を示す特性図(図4(b))である。
【図5】本願第1の発明の一実施例の動作説明に使用す
る模式的断面図及びポテンシャル図である。
【図6】本願第2の発明の第1の実施例を説明するため
(a)〜(c)に分図して示す工程順断面図である。
【図7】本願第2の発明の第2の実施例を説明するため
(a)〜(c)に分図して示す工程順断面図である。
【図8】本願第3の発明の一実施例を説明するため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図9】従来の電荷結合素子を示す断面図である。
【図10】従来の電荷結合素子の動作説明に使用する模
式的断面図およびポテンシャル図である。
【図11】従来の電荷結合素子の動作説明に使用する転
送パルスの波形図(図11(a))および転送電極電圧
とチャネル電位の関係を示す特性図(図11(b))で
ある。
【符号の説明】
1 一導電型半導体基板 2 活性領域 3 第1絶縁膜 4 第2絶縁膜 51,51i〜51l,52j〜52l 転送電極 6 素子分離酸化膜 7 チャネルストッパ 8j〜8l バリア領域 9 窒化シリコン膜 10 酸化シリコン膜 11 酸化シリコン膜 12 第1絶縁膜上電極 13 第2絶縁膜上電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/339 H01L 27/148 H01L 29/762 H04N 5/335

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体基板に形成した活性領域
    の表面に絶縁膜を配し、前記絶縁膜上に転送電極を複数
    配した電荷結合素子において、前記絶縁膜は、前記活性
    領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続する一部の領
    域上に設けられた第1の膜厚を有する第1絶縁膜と、前
    記活性領域の他の領域上に設けられ、第1絶縁膜よりも
    膜厚が厚い第2の膜厚を有する第2絶縁膜とを形成する
    ことにより前記転送電極に電圧を印加したときに前記
    転送電極下に形成されるポテンシャルの内、前記第1絶
    縁膜下の部分を深くすることを特徴とする電荷結合素
    子。
  2. 【請求項2】 一導電型半導体基板に活性領域を形成
    し、前記活性領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続
    する一部の領域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を形
    成し、他の前記活性領域上には第2の膜厚を有する第2
    絶縁膜を形成し、前記第1および第2絶縁膜上に転送電
    極を形成することにより前記転送電極に電圧を印加した
    ときに前記転送電極下に形成されるポテンシャルの内の
    一部を深くすることを特徴とする電荷結合素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 一導電型半導体基板に活性領域を形成
    し、前記活性領域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を
    形成し、前記活性領域の信号電荷転送方向に沿う方向に
    連続する一部の領域上に薄膜を形成し、該薄膜で覆われ
    ていない前記活性領域上に、第2の膜厚を有する第2絶
    縁膜を形成し、前記薄膜を除去した後、前記第1および
    第2絶縁膜上に転送電極を形成することにより前記転
    送電極に電圧を印加したときに前記転送電極下に形成さ
    れるポテンシャルの内の一部を深くすることを特徴とす
    る電荷結合素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 一導電型半導体基板に活性領域を形成
    し、前記活性領域の信号電荷転送方向に沿う方向に連続
    する一部の領域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を形
    成し、前記第1絶縁膜上に第1電極を形成した後、他の
    前記活性領域上に第2の膜厚を有する第2絶縁膜を形成
    し、前記第2絶縁膜上に前記第1電極に接続する第2電
    極を形成することを特徴とする電荷結合素子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 信号電荷転送方向に沿う方向に連続する
    一部の活性領域上に第1の膜厚を有する第1絶縁膜を配
    し、他の活性領域上には第1絶縁膜よりも膜 厚が厚い
    2の膜厚を有する第2絶縁膜を配し、その上部に複数の
    転送電極を配することにより前記転送電極に電圧を印
    加したときに前記転送電極下に形成されるポテンシャル
    の内、前記第1絶縁膜下の部分が深く形成されるべく形
    成された電荷結合素子を駆動する電荷結合素子の駆動方
    法であって、前記電荷結合素子を駆動するため前記転送
    電極に印加する矩形または台形のパルス電圧を、前記転
    送電極の所定の電極に高電圧を印加し前記所定の電極
    下の第1絶縁膜および第2絶縁膜下の活性領域の両方の
    ポテンシャルが、前記所定の電極と隣接し低電圧を印加
    した他の電極下の第1絶縁膜および第2絶縁膜下の活性
    領域のどちらのポテンシャルよりも低くなるように設定
    することを特徴とする電荷結合素子の駆動方法。
JP02830691A 1991-02-22 1991-02-22 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法 Expired - Fee Related JP3206009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02830691A JP3206009B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02830691A JP3206009B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04267346A JPH04267346A (ja) 1992-09-22
JP3206009B2 true JP3206009B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=12244937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02830691A Expired - Fee Related JP3206009B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206009B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013027524A1 (ja) * 2011-08-24 2013-02-28 シャープ株式会社 固体撮像素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04267346A (ja) 1992-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5289022A (en) CCD shift register having a plurality of storage regions and transfer regions therein
US6111279A (en) CCD type solid state image pick-up device
JP3119586B2 (ja) 電荷転送装置及びその製造方法
US5286987A (en) Charge transfer device
JP3206009B2 (ja) 電荷結合素子及びその製造方法並びに駆動方法
US5627096A (en) Manufacturing method of electric charge transferring devices
JPH0695536B2 (ja) 電荷転送装置
JPH06120262A (ja) 電荷転送装置
JP3150050B2 (ja) 電荷結合装置およびその製造方法
JPH06140442A (ja) 電荷転送装置
JP3077608B2 (ja) 電荷転送装置およびその製造方法
JPH0682694B2 (ja) 電荷移送装置
JP2911146B2 (ja) 半導体装置
JPS62126671A (ja) 電荷転送装置
US5986295A (en) Charge coupled device
JP2712847B2 (ja) 電荷転送素子の製造方法
JPH0618263B2 (ja) 電荷転送素子
JP2747328B2 (ja) 電荷転送素子
US5406101A (en) Horizontal charge coupled device
JP2904107B2 (ja) 電荷転送装置の製造方法
JP2826963B2 (ja) 電荷結合素子及びその製造方法
JP2723063B2 (ja) 電荷転送装置
KR0151381B1 (ko) 전하결합소자 및 그 제조방법
JPH03291945A (ja) 電荷転送素子およびその製造方法
JPS6197860A (ja) 電荷転送素子

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010605

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees