JP3205849B2 - ブロック共重合体を枝成分とするグラフト共重合体 - Google Patents

ブロック共重合体を枝成分とするグラフト共重合体

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック共重合体を枝
成分とするグラフト共重合体に関し、特に、異なる表面
エネルギ−を有する3種の高分子成分を配列したグラフ
ト共重合体で濡れ、粘・接着、摩擦、潤滑性等において
新規な高分子表面特性を有するグラフト共重合体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2成分グラフト共重合体を用い
て、2成分のうち低表面エネルギ−高分子成分の表面濃
縮が生ずることを利用して揆水性、剥離性の付与等の表
面改質技術が知られている。しかしながら、表面に濃縮
しうる高分子成分は低表面エネルギ−成分に限られ、高
い表面エネルギ−成分の表面濃縮や多成分による準安定
表面濃縮層の形成は困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高分子間の
表面エネルギ−差による一方の高分子成分の表面濃縮
を、ブロック共重合体を枝成分とするグラフト共重合体
の表面エネルギ−の順序と幾何学的な連結順序とを適宜
に選択することによって改変し、準安定な表面濃縮層を
形成することを見出し、これにより、従来のグラフト共
重合体を含む高分子材料では実現できなかった新規の表
面特性(濡れ、粘・接着、摩擦、潤滑等)を発現するこ
とが可能となる。さらに、本発明は、2種の高分子鎖長
の制御されたブロック共重合体型マクロモノマ−によっ
て、枝成分中のブロック共重合体組成のみならず、枝成
分の長さ、含量の制御されたグラフト共重合体およびそ
の製造方法を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明の要旨は、高分
子成分A、BおよびCの表面エネルギーがA<B<Cで
あり、高分子成分A、Bのブロック共重合体を枝成分と
し、高分子成分Cを幹成分とするグラフト共重合体の製
造方法において、ブロック共重合体よりなる枝成分AB
のA末端基にヒドロキシル基若しくはビニル基のような
活性基を導入した後、ポリビニルアルコール及びポリウ
レタンからなる群から選ばれた高分子成分Cにグラフト
重合することを特徴とするグラフト共重合体の製造方法
である。
【0005】すなわち、高分子成分A,BおよびCの表
面エネルギ−がA<B<Cで、高分子成分Cに対して高
分子成分A、Bが枝成分としてグラフト重合体を構成し
ている場合、A、Bいずれの成分でも表面濃縮が生じる
が、高分子成分A,B間でブロック共重合体を構成し、
B端が高分子成分Cと結合している場合、表面エネルギ
−の最も小さい高分子成分Aの表面濃縮が有利となり、
安定した表面構造を構成する。しかし、ブロック共重合
体の枝成分ABのA端を幹成分の高分子Cに対して強制
的に連結した場合、高分子Aの表面濃縮は妨げられ、不
安定なB成分が表面濃縮層を構成した表面構造となり、
その結果、より安定な高分子成分Aと高分子成分Bとが
共に表面濃縮層を構成した表面構造、或いは、高分子成
分Aと高分子成分Bとの混合状態の表面濃縮層を構成し
た表面構造などの所謂準安定な表面構造が形成される。
このような準安定な表面構造が構成されると、接触する
媒体の変化に対して応答して表面構造を環境に適合でき
るような構造に変化する。その結果、新規な表面特性を
有する高分子化合物を得ることができる。
【0006】本願発明における高分子成分A、B及びC
としては、ポリシロキサン、フッ化アルキル基含有ポリ
マ−、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、
ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
ビニルアルコ−ル、ポリウレタン、ポリヒドロキシエチ
ルメタクリレ−ト、ポリアクリルアミド、セルロ−ス、
ポリエステル、ポリアミド等を例示することができる。
これら各高分子成分の重合度としては、10以上100
00以下で用途に応じて適当な大きさを選択することが
できる。そして、本発明においては、これらの高分子成
分のうち表面エネルギ−がA<B<Cの条件を満足する
ように選択する。そして、表面エネルギ−の値は媒体と
の接触角をもって定められるが、上記ポリマ−の水に対
する接触角を例示すると、次の通りである。 ポリシロキサン 110゜ ポリスチレン 87゜ ポリビニルアルコ−ル 56゜ ポリウレタン 85゜ 好ましい高分子成分A、B及びCの組合せとしては高分
子成分Aがポリシロキサン、Bがポリスチレン、Cがポ
リビニルアルコ−ルの場合、および高分子成分Aがポリ
シロキサン、Bがポリスチレン、Cがポリウレタンの場
合を例示することができるが、選択しうる高分子成分は
この組合せに限られるものではない。
【0007】本発明にかかるグラフト共重合体の製造方
法としては、先ず二種の異なるモノマ−を用いて逐次重
合、又は二種の異なる高分子の反応によってABブロッ
ク共重合体を合成する。そして、枝成分であるABブロ
ック重合体を幹成分であるC重合体にグラフト重合させ
るに際しては、枝成分ABの幹重合体側の結合部位、即
ちA成分の末端基にヒドロキシル基若しくはビニル基の
ような活性基を導入した後、グラフト重合させることに
幹成分のCと枝成分のAとを結合させることができる。
グラフト重合の手段としては、重合末端基を持つ高分子
と、他のモノマ−との共重合反応によるマクロモノマ−
法、及び幹成分高分子鎖中に導入した官能基と、枝成分
ABブロック共重合体のA末端の官能基との高分子カッ
プリング反応が例示され、いずれの方法を用いても目的
とするグラフト共重合体を合成することができる。この
ようにして得られたグラフト共重合体は、準安定な表面
濃縮層を形成し、これにより、従来のグラフト共重合体
を含む高分子材料では実現できなかった新規の表面特性
(濡れ、粘・接着、摩擦、潤滑等)を発現することが可
能となった。
【0008】
【実施例】次に実施例をもって本発明を説明する。 実施例1 末端ビニルシラン型ポリスチレン/ポリジメチルシロキ
サン−ブロックマクロモノマ−(PS−b−PDMS)
の合成 100mlナスフラスコに三方コック、マグネチックス
タ−ラ−を取り付け、フラスコ内を乾燥窒素で置換し
た。次に脱水精製したテトラヒドロフランとベンゼン
(2:1)の混合溶媒30mlおよびスチレン4.57
g(43.8mmol)をシリンジで加え、−50℃に
冷却攪拌した。続いて、開始剤としてn−ブチルリチウ
ムヘキサン溶液0.529g(1.14mmol)を加
え30分間攪拌した。さらにテトラヒドロフラン(30
ml)にヘキサメチルシクロトリシロキサン4.58g
(20.6mmol)を溶解させた溶液を加え、25℃
で3時間攪拌し、停止剤としてクロロジメチルビニルシ
ラン0.689g(5.70mmol)を加え25℃で
1.5時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去し、
残った反応混合物を少量のベンゼンに溶解させ、メタノ
−ルl1中に注ぎ生成物を沈澱させた。さらにもう一度
ベンゼン溶液から同じ操作を繰り返し、最終的にベンゼ
ン溶液から室温で凍結乾燥した。収量8.18g(収率
89.5%)得られた生成物は、1H−NMR、IR及
びGPCで分析、その結果を(図1)、(図6,B)及
び(図9,B)に示す。このときの反応式を次に示す。
【0009】
【化1】
【0010】実施例2 末端ジオ−ル型ポリスチレン/ポリジメチルシロキサン
−ブロックマクロモノマ−(PS−b−PDMS)の合
成 100mlナスフラスコに三方コック、マグネチックス
タ−ラ−を取り付け、フラスコ内を乾燥窒素で置換し
た。次に脱水精製したテトラヒドロフランとベンゼン
(2:1)の混合溶媒30mlおよびスチレン4.50
g(43.3mmol)をシリンジで加え、−50℃に
冷却攪拌した。続いて、開始剤としてn−ブチルリチウ
ムヘキサン溶液0.924g(1.13mmol)を加
え30分間攪拌した。さらにテトラヒドロフラン(30
ml)にヘキサメチルシクロトリシロキサン4.53g
(20.4mmol)を溶解させた溶液を加え、25℃
で3時間攪拌し、停止剤として3−(3−クロロジメチ
ルシリルプロポキシ)−1,2(ビストリメチルシロキ
サン)プロパン2.10g(5.65mmol)を加え
50℃で1.5時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧
留去し、残った反応混合物を少量のベンゼンに溶解さ
せ、メタノ−ルl1中に注ぎ生成物を沈澱させた。さら
にもう一度ベンゼン溶液から同じ操作を繰り返し、最終
的にベンゼン溶液から室温で凍結乾燥した。収量5.6
4g(収率62.0%)。得られた生成物を1H−NM
R、IR、GPC(図10,B)で分析、その結果を
(図2)、(図8,B)及び(図10,B)に示す。こ
のときの反応式を次に示す。
【0011】
【化2】
【0012】上述のポリスチレン−b−ポリジメチルシ
ロキサン(PS−b−PDMS)の合成結果を表1に示
す。なお、表1において、A−2は実施例1、B−1は
実施例2の場合に相当し、A−1は実施例1の原料比の
みを変更した場合である。
【0013】
【表1】
【0014】実施例3 ポリビニルアルコ−ル/PS−b−PDMS系グラフト
共重合体 上記のグラフトっ重合体を合成するに際しては、ポリ酢
酸ビニル/PS−b−PDMS系グラフト共重合体を合
成し(表2,B−1に相当)、その後、これを鹸化して
ポリビニルアルコ−ル/PS−b−PDMS系グラフト
共重合体とする。重合に用いたアンプルは全て、試験管
をクロム酸混合液に一昼夜、次に5%−亜硫酸水素ナト
リウム水溶液に一昼夜浸し、さらに水蒸気洗浄を行い試
験管内壁に水滴がつかないものを乾燥し、中央部分をガ
スバ−ナ−で加熱し引き延ばすことで作成した。このア
ンプルに末端ビニルシラン型PS−b−PDMSマクロ
モノマ−(表1のA−2に相当)0.440g(0.0
48mmol)、酢酸ビニル4.00g(46.5mm
ol)を加え、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリ
ル0.018g(0.116mmol,なお、両モノマ
−の合計の0.4wt%)、溶媒としてベンゼン(5.
50g)を加え、アンプル内を窒素ガスで3分間バブリ
ングした後溶封した。次に、70℃に設定した恒温層の
中に静置(ときどきアンプルをよく振る)し溶液重合を
行った。反応終了後、反応混合物を石油エ−テルとベン
ゼン(9:1)の混合溶媒l1中に注いで生成物を沈澱
させ、さらにもう一度ベンゼン溶液から同じ操作を繰り
返し、最終的にベンゼン溶液から室温で凍結乾燥した。
収量0.97g(収率21.8%)。得られた生成物
は、1H−NMR、IR及びGPCで分析、その結果を
(図3)(図6,A)、(図9,A)に示す。
【0015】上述のポリ酢酸ビニル/ポリジメチルシロ
キサン(PVAc/PS−b−PDMS)の合成結果を
表2に示す。なお、表2において、1〜4は表1の試料
A−1を用い、反応の仕込み比を変えて合成したもので
ある。一方5〜7は表1の試料A−2を用い、反応の仕
込み比を変えて合成したものである。
【0016】
【表2】
【0017】次に、50mlナスフラスコに、上述の方
法によって合成したPVAc/PS−b−PDMSグラ
フト共重合体0.25g、メタノ−ル20mlとテトラ
ヒドロフラン2mlを加え完全に溶解させた。これに、
炭酸カリウム12mgを溶解させた水溶液0.1mlを
加え、3時間攪拌した。反応混合物を濾過し、得られた
白色沈澱をメタノ−ルを用いて10時間以上ソックスレ
−抽出で洗浄し、60℃で減圧乾燥した。収量0.14
g(収率98.0%)得られた生成物を1H−NMR及
びIRで分析、その結果を(図4)、IR(図7,A)
に示した。この合成例の化学式を次に示し、又、PVA
c/PS−b−PDMSのPVAc/PS−b−PDM
Sへの鹸化結果を表3に示す。
【0018】
【化3】
【0019】
【表3】
【0020】実施例4 ポリウレタン/PS−b−PDMS系グラフト共重合体
の合成 50mlナスフラスコに三方コックとマグネチックスタ
ラ−を取り付け、フラスコ内を乾燥窒素で置換した後、
4,4−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト0.463
g(1.85mmol)を含むDMAc溶液15ml、
オクチル酸スズ0.015g及びトリエチルアミン0.
015g(触媒は4,4−ジフェニルメタンジイソシア
ネ−トとマクロモノマ−合計の1wt%)及び末端ジオ
−ル型PS−b−PDMSマクロモノマ−(表1のB−
1に相当)1.00g(0.185mmol)を含む
N,N−ジメチルアセトアミド溶液15mlを加え、6
0℃で1時間攪拌した。続いて、反応混合物をメタノ−
ルl1中に沈澱させ、更に、もう一度N,N−ジメチル
アセトアミド溶液から同じ操作を繰り返し、60℃で減
圧乾燥した。収量1.20g。得られ生成物を1H−N
MR、IR、GPCで分析、その結果を(図5)(図
8,A)(図10,A)に示した。この合成例の化学式
を次に示し、又、上述の合成結果を表4に示した。
【0021】
【化4】
【0022】
【表4】
【0023】表4におけるNo.2及び3のグラフト共
重合体をガラス板上にキャスト製膜し、20℃の水中に
浸漬して空気泡に対する接触角を測定したところ、浸漬
時間の経過ともに、各3時間で102゜から120゜ま
で変化した。これはグラフト共重合体表面が、接触媒体
の変化、即ち空気から水に変化したことに応答して構造
を再構成していることを示している。
【発明の効果】以上述べたように、本発明は異なる表面
エネルギ−を有する3種の高分子成分を配列したグラフ
ト共重合体で濡れ、粘・接着、摩擦、潤滑性等において
新規な高分子表面特性を有するグラフト共重合体を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビニル末端基含有PS−b−PDMSマクロモ
ノマ−の1H−NMRスペクトル(40℃、CDCl3
【図2】ジオ−ル末端基含有PS−b−PDMSマクロ
モノマ−の1H−NMRスペクトル(40℃、CDC
3
【図3】PVAc/(PS−b−PDMS)グラフト共
重合体の1H−NMRスペクトル(40℃、CDCl3
【図4】PVA/(PS−b−PDMS)グラフト共重
合体の1H−NMRスペクトル(100℃、DMSO−
5
【図5】PU/(PSt−b−PDMS)グラフトコポ
リマ−の 1 H−NMRスペクトル(100℃、DMSO
−d 5
【図6】PVAc/(PS−b−PDMS)グラフト共
重合体及び(PS−b−PDMS)マクロモノマ−のI
Rスペクトル
【図7】PVA/(PS−b−PDMS)グラフト共重
合体及びPVAc/(PS−b−PDMS)グラフト共
重合体のIRスペクトル
【図8】PU/(PS−b−PDMS)グラフト共重合
体及び(PS−b−PDMS)マクロモノマ−のIRス
ペクトル
【図9】PVAc/(PS−b−PDMS)グラフト共
重合体及び(PS−b−PDMS)マクロモノマ−のG
PC
【図10】PU/(PS−b−PDMS)グラフト共重
合体及び(PS−b−PDMS)マクロモノマ−のGP

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子成分A、BおよびCの表面エネルギ
    ーがA<B<Cであり、高分子成分A、Bのブロック共
    重合体を枝成分とし、高分子成分Cを幹成分とするグラ
    フト共重合体の製造方法において、ブロック共重合体よ
    りなる枝成分ABのA末端基にヒドロキシル基若しくは
    ビニル基のような活性基を導入した後、ポリビニルアル
    コール及びポリウレタンからなる群から選ばれた高分子
    成分Cにグラフト重合することを特徴とするグラフト共
    重合体の製造方法
  2. 【請求項2】高分子成分A、BおよびCの表面エネルギ
    ーがA<B<Cであり、高分子成分A、Bのブロック共
    重合体を枝成分とし、高分子成分Cを幹成分とするグラ
    フト共重合体において、高分子成分Aがポリシロキサ
    ン、高分子成分Bがポリスチレンであり、且つ高分子成
    分Cがポリビニルアルコ−ルであるグラフト共重合体。
  3. 【請求項3】高分子成分A、BおよびCの表面エネルギ
    ーがA<B<Cであり、高分子成分A、Bのブロック共
    重合体を枝成分とし、高分子成分Cを幹成分とするグラ
    フト共重合体において、高分子成分Aがポリシロキサ
    ン、高分子成分Bがポリスチレン、高分子成分Cがポリ
    ウレタンであるグラフト共重合体。
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