JPH0628709B2 - 多成分系高分子分離膜 - Google Patents

多成分系高分子分離膜

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JPH0628709B2 JP62109914A JP10991487A JPH0628709B2 JP H0628709 B2 JPH0628709 B2 JP H0628709B2 JP 62109914 A JP62109914 A JP 62109914A JP 10991487 A JP10991487 A JP 10991487A JP H0628709 B2 JPH0628709 B2 JP H0628709B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、液体混合物中の特定成分を選択的に分離する
ために使用される多成分系高分子分離膜に関する。
(従来の技術) 一般に液体混合物中の各成分の分離方法には蒸留法が多
く使用されているが、その混合物中の各成分の分離が容
易で、エネルギーの消費が少ない高分子分離膜による分
離技術も多く知られている(R.E.Kesting, Synthet
ic Polymeric Membranes, McGraw Hill, New York19
71)。
分離膜とは混合物中の特定物質を選択的に透過させるこ
とができる膜と定義され、分離膜が具備すべき条件に
は、透過速度、選択透過性および使用時の機械的物性な
どがある。
液体混合物を分離膜で分離する場合には、液体混合物と
分離膜との親和力が大きい程、その分離膜の膨潤が増加
し、かつ透過速度が大きくなる。しかし、膨潤が過度に
なる場合には、透過速度は大きくなるが選択透過性と機
械的物性とは低下する傾向がある。
そこで、透過速度、選択透過性および機械的物性を共に
維持できるように高分子分離膜の開発が必要とされてき
た。
一般に、親水性−疎水性成分から成りこれら成分間の相
分離が大きく起こらない、公知のブロックまたはグラフ
ト共重合体高分子分離膜が水−アルコール、水−酢酸等
の分離に利用されており、この時、親水性成分は親水性
溶液に膨潤され、高い選択透過性と透過速度を維持し、
疎水性成分は過度な膨潤を抑制し、機械的物性を維持す
る役割をしている。
また、公知の相互浸透高分子構造物の製造方法は同時重
合法と段階重合法とに区分され、公知資料に詳細に記載
されている(L. H. Sperling,Interpenetrating Polyme
r Net Works and Related Materials. Plenum Press, N
ew York,1981)。
同時重合法とは、各組成高分子の単量体、プレポリマ
ー、架橋剤、触媒および開始剤等を共に混合して、重合
・架橋化を同時に進行させて製造する方法である。すな
わち、低分子量の親水性成分と疎水性成分とを溶液状態
にしておき、それぞれの成分における重合反応と架橋反
応が同時に進行するようにし、ポリマーが形成されるに
従って親水性成分の高分子網状構造と疎水性成分の高分
子網状構造とが交絡するようにした方法である。
一方、段階重合法とは、一方の成分の高分子網状構造を
予め作っておき、このポリマーを別の成分の単量体、触
媒および/または開始剤等の混合物中に入れて膨潤さ
せ、この膨潤された混合物を熱または紫外線で重合反応
させながら、先に作られた高分子網状構造存在下で別の
成分の網状構造を作り、先に作られた高分子網状構造に
交絡させる方法である。
なお、重合反応を行う際に温度または圧力等を変化させ
ることにより、相分離を抑制し、分散相の大きさを調節
することができるので、これにより液体混合物中の成分
の分離選択性を調節することができる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の液体混合物中の各成分の分離方法は、共沸混合
物、沸点が近似した混合物および熱に弱い液体混合物の
成分の分離には適合しない欠点がある。また、機械的混
合で製造された親水性−疎水性高分子の相互浸透性高分
子分離膜では、一般に成分間の相溶性が互いに低く、親
水性成分と疎水性成分との相分離が非常に大きく起こる
ため、機械的物性が低下して、通常の分離膜では使用す
ることができない問題点がある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するために、本発明は、透過速
度が大きくなるようにした液体との親和力が大きい成分
と、過度の膨潤を抑制する親和力のほとんどない成分と
から成る多成分系高分子分離膜を得ようと、相互浸透性
高分子構造を利用し、親水性−疎水性成分を交絡させた
高分子分離膜を製造する方法を提供しようとするもので
ある。
すなわち、本発明は、次式 [式中、Rは水素原子またはメチル基であり、nは1
〜3の整数であり、mは5〜40の整数であり、R
(式中、lは2〜8の整数である)で示される基、 である] で示される構成単位を有するポリウレタンプレポリマー
が架橋剤により架橋・重合反応したポリウレタン架橋物
と次式 [式中、Rは水素原子またはメチル基である。] で示されるスチレン誘導体が架橋剤により架橋・重合反
応したポリスチレン架橋物とが、交絡して相互浸透高分
子構造を形成していることを特徴とする多成分系高分子
分離膜である。
本発明に使用される式(I)で示される単位を有するポ
リウレタンプレポリマーは、 式 [式中、R,n,mは前記と同様である] で示される化合物を1モルに対し、式 O=C=N−R−N=C=0 (IV) [式中、Rは前記と同様である] で示される化合物を2モル加えて共重合させて作られ
る。
式(III)で示される化合物としては、例えば分子量3
00〜1000のポリエチレングリコール、分子量30
0〜1000のポリテトラメチレンエーテルグリコール
等が挙げられ、1種または2種以上を混合して使用して
もよい。式(IV)で示される化合物としては、例えば、
ヘキサメチレンジイソシアネート、2,4−トリレンジ
イソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート等を使用することが
できる。
式(I)で示されるポリウレタンプレポリマーを架橋・
重合反応させる時に使用する架橋剤としては、例えばト
リメチロールプロパン、ペンタエリトリトール等が挙げ
られ、ポリウレタンプレポリマー1当量に対して0.9
〜1.1当量を加える。
また、本発明に使用される式(II)で示されるスチレン
誘導体はスチレンおよび/またはα−メチルスチレンで
ある。
式(II)で示されるスチレン誘導体を架橋・重合反応さ
せる時に使用する架橋剤としては、例えばジビニルベン
ゼン、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート等が挙げられ、スチ
レン誘導体1当量に対して3.3モル%を加える。
なお、重合反応の際に使用される反応開始剤としては過
酸化ベンゾイル、ジクミルパーオキシド、2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキシド、t−ブチルヒドロパーオ
キシド等が挙げられ、触媒としては、ジブチルチンジラ
ウレート、ジブチルチンマレート等やそれらの複合体
(complex)が挙げられる。
本発明の多成分系高分子分離膜は、上記した同時重合法
または段階重合法を利用して製造することができる。例
えば、同時重合法では次のようにして行う。
まず、ポリウレタンプレポリマーおよびその架橋剤、ス
チレンおよびその反応開始剤、架橋剤等が完全に混和さ
れたスチレン単量体混合物ならびに触媒(安定剤)を、
約500回/分に撹拌して混合する。次いで、この混合
物をガラス板金型また金属板型に入れて重合反応させ
る。
この重合反応における重合温度は60〜150℃に維持
するのが好ましく、重合圧力は1〜10,000気圧に
維持するのが好ましい。
また、段階重合法では次のようにして行う。
まず、ポリウレタンポリマーおよびその架橋剤、触媒
(安定剤)等を約500回/分に撹拌して混合した後、
気泡を除去し、ガラス板金型に入れ、60〜150℃で
24時間重合させ、50μm厚さの膜を得る。次に、こ
の膜をスチレンおよびその架橋剤、反応時間開始剤が完
全に混合されたスチレン単量体混合物に浸漬し、完全に
膨潤されるようにする。さらにこれをガラス板金型また
は金属板金型に入れ、60〜150℃、1〜10,00
0気圧で重合させる。
この場合、分散相(ポリスチレンドメイン)の大きさ
は、100Å〜1μmになる。また、多成分系の相分離
の程度は成分間の相溶性、相分離速度及び反応速度によ
り影響を受ける。架橋された二つの高分子混合物で構成
される高分子構造においては、架橋剤の量が多いほど架
橋速度が早くなり、相互浸透速度が増加して相分離が抑
制される。また、重合圧力を増加させると高分子混合物
の自由容積が減少するので、高分子鎖の運動性が減少す
るので相分離が抑制される。そのため架橋度(▲
▼)が1500〜2000であることが相分離を抑制す
るために好ましい。
この重合反応では第1段階の重合温度は80℃に維持す
るのが好ましく、第2段階の重合温度は120℃に維持
するのが好ましい。
[発明の効果] 本発明の多成分系高分子分離膜は、相互に浸透する高分
子構造を有しており、すなわち2種の性質の相違した高
分子の網状構造が互いに物理的に絡み合っているので、
相溶性が低い親水性成分と疎水性成分の相分離が抑制さ
れ、物性が良好でしかも分離特性が優秀であるという特
性を有する。
また、本発明の多成分系高分子分離膜は、液体混合物中
の各成分を分離する場合に有用であるので、生物資源
(バイオマス)からアルコールを得る場合に、水−エタ
ノール共沸混合物(エタノール含有量95.6重量%)
から100%純粋アルコールを得るのに利用することが
できる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。膜の
分離特性を知るために、透過蒸発法(J. Appl. Polym.
Sci.,30,179,1985)により液体混合物を分
離し、その透過定数と分離選択度とを次のように測定し
た。
透過定数Pは次式、 [式中、Wは透過された液体の量(g)であり、lは分
離膜の厚さ(cm)であり、Aは分離膜断面積(cm2)で
あり、tは透過時間(時間)である] で示される式により求め、 分離しようとする物質の分離選択度αは、 次式、 [式中、PおよびPは透過液中のiおよびj成分の
重量分率であり、FおよびFは混合液中のiおよび
j成分の重量分率である] で示される式により求めた。
実施例 1 ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)1モルを温
度50〜55℃に保ち、窒素ガス雰囲気中で4口フラス
コに注入した。次に、触媒としてジメチルチンジラウレ
ート(T−12)0.001重量%を含むポリエチレン
グリコール(分子量1000) 1/2モルが入っている分
液ロートを4口フラスコに装置し、4口フラスコを毎分
約300〜500回で攪拌しながら分液ロートよりポリ
エチレングリコールをゆっくりと添加し、ポリウレタン
プレポリマーを製造した。
このようにして製造したポリウレタンプレポリマー 1/4
モル、トリメチロールプロパン 1/6モルならびにスチレ
ン94.3重量%、ジビニルベンゼン4.7重量%およ
び過酸化ベンゾイル1重量%が完全に混合されたスチレ
ン単量体混合物35.7gならびにジブチルチンジラウ
レート0.071gを毎分約500回で攪拌して混合し
た。
上記のように二つの成分の架橋剤であるトリメチロール
プロパンとジビニルベンゼンの量を調節することによっ
て、架橋度1500となる。
この混合物を厚さ75μmの固定したガラス板金型(1
00×100mm)に注入し、1気圧において、温度80
℃の循環オーブンで24時間、更に温度120℃で4時
間反応させた後、ガラス板金型から製造された分離膜を
離型した。このとき、生成した分離膜のポリウレタンと
ポリスチレンの組成比(重量)は、50:50となる。
このようにして製造した高分子分離膜で水−エタノール
混合液(エタノール濃度95.6重量%)を用いた透過
蒸発実験を25℃で行った。
透過した物質は液体窒素を使用して凝縮・収集し、その
重量を測定し、その組成はガスクロマトグラフィーによ
り求めた。その結果、水についての分離選択度は2で、
透過定数は1.5×10-3g・cm/cm2・時間であり、
水が選択的に透過された。また、水に膨潤された分離膜
の引張強度は75.1kg/cm2であった。
実施例 2 実験は実施例1の方法と同様にして行ったが、ポリエチ
レングリコールの代りに、ポリエチレングリコール
(E)と分子量1000のポリテトラメチレンエーテル
グリコール(T)とを重量比8:2(E8T2)、6:
4(E6T4)および2:8(E2T8)で混合したも
のを使用した(ポリウレタン:ポリスチレン=50:5
0(重量比)。
水−エタノール(エタノール濃度95.6重量%)の混
合液を用いて25℃で行った透過蒸発実験は次の表1の
ようになった。
実施例 3 実験は実施例1の方法と同様にして行ったが、分子量1
000のポリエチレングリコール 1/2モルの代りに、分
子量300のポリエチレングリコール 1/2モルを使用
し、ポリウレタン(U)とポリスチレンの組成比が1
0:0(U10S0)、9:1(U9S1)および8:
2(U8S2)である高分子分離膜を製造した。
水−エタノール(エタノール濃度95.6重量%)の混
合液を用いて25℃で行った透過蒸発実験は次の表2の
ようになった。
実施例4 実験は実施例1の方法と同様にして行ったが、スチレン
の代りにスチレン(S)とα−メチルスチレン(M)を
重量比9:1(S9M1)、7:3(S7M3)および
5:5(S5M5)で混合したものを使用した。
水−エタノール(エタノール濃度95.6重量%)の混
合液を用いて25℃で透過蒸発実験を行ったところ次の
表3のようになった。
実施例5 実験は実施例1の方法と同様にして行ったが、重合圧力
970、2420および4840気圧とした。
種々のエタノール含有量の水−エタノール混合液を用い
て、25℃で透過蒸発実験を行ったところ、表4のよう
になった。
重合圧力を挙げた結果、分離選択度が向上された。
また、上記重合圧力で重合させた場合、分散相(ポリス
チレンドメイン)の大きさは、表5のようになった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 [式中、Rは水素原子またはメチル基であり、nは1
    〜3の整数であり、mは5〜40の整数であり、R
    (式中、lは2〜8の整数である)で示される基、 である] で示される構成単位を有するポリウレタンプレポリマー
    が架橋剤により架橋・重合反応したポリウレタン架橋物
    と次式 [式中、Rは水素原子またはメチル基である。] で示されるスチレン誘導体が架橋剤により架橋・重合反
    応したポリスチレン架橋物とが、交絡して相互浸透高分
    子構造を形成していることを特徴とする多成分系高分子
    分離膜。
  2. 【請求項2】架橋度(▲▼)が1,500〜2,0
    00で、相分離が抑制されており、分散相(疎水性ポリ
    スチレンドメイン(domain))の大きさが100Å〜1μ
    に調節されている特許請求の範囲第1項記載の多成分系
    高分子分離膜。
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