JP3205781B2 - 中空パネルの突合せ溶接方法 - Google Patents

中空パネルの突合せ溶接方法

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和之 簔田
茂利 成願
勝之 須田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば船舶、車
両、建築物等に用いられる中空パネルの突合せ溶接方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、互いに平行な2枚の
平板部(21)と、両平板部(21)間に並列状に介在させられ
かつ両平板部(21)を一体に連結するリブ部(22)とよりな
る2枚の中空パネル(20)を、リブ部(22)の長さ方向の端
部において相互に突合せた状態で溶接するにあたって
は、従来、平板部(21)どうしおよびリブ部(22)どうしを
突合せ、平板部(21)の外側から平板部(21)どうしを溶接
することにより行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、両中空パネル(20)のリブ部(22)どうしを溶接するこ
とはできないので、溶接部においてはリブ部(22)の補強
効果を期待できず、平板部(21)と直交する方向の剪断力
に対する剪断強度が、溶接部以外の他の部分に比べて著
しく低下し、溶接部が応力集中を受け易くなって破損す
るおそれがあるという問題があった。
【0004】また、両中空パネル(20)の突合せ部分にお
いては、リブ部(22)の端面が溶接のルート面となり、平
板部(21)どうしの溶接部におけるリブ部(22)の近傍にル
ート割れが発生するという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決した中
空パネルの溶接方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による中空パネ
ルの突合せ溶接方法は、互いに平行な2枚の平板部と、
両平板部間に並列状に介在させられかつ両平板部を一体
に連結するリブ部とよりなる2枚の中空パネルを、リブ
部の長さ方向の端部において相互に突合せた状態で溶接
する方法であって、各中空パネルの溶接すべき端部のリ
ブ部を所定長さにわたって切欠くとともに、各中空パネ
ルの溶接すべき端部内に、溝形補強部材をその開口部が
他の中空パネル側を向くように嵌め入れ、溝形補強部材
のウェブ部および両フランジ部にまたがるように形成し
たスリット内にリブ部の端部を挿入した状態で、リブ部
と溝形補強部材のウェブ部および両フランジ部をそれぞ
れ溶接しておき、その後中空パネルの平板部どうしおよ
び溝形補強部材の両フランジ部どうしをそれぞれ溶接す
ることを特徴とするものである。
【0007】上記において、中空パネルを形成する材料
は特に限定されるものではなく、この発明の方法は、種
々の金属材料から形成される中空パネルに適用可能であ
る。また、溶接方法も特に限定されるものではなく、公
知のTIG、MIG、アーク溶接、プラズマ溶接、レー
ザー溶接、電子ビーム溶接などを適用できる。
【0008】
【作用】溝形補強部材のウェブ部および両フランジ部に
またがるように形成したスリット内にリブ部の端部を挿
入した状態で、リブ部と溝形補強部材のフランジ部およ
びウェブ部をそれぞれ溶接しておき、その後中空パネル
の平板部どうしおよび溝形補強部材のフランジ部どうし
を溶接するので、溶接部に、各中空パネルの平板部およ
びリブ部に溶接されるとともに相互に溶接された補強部
材が存在することによって、溶接部における平板部と直
交する方向の剪断力に対する強度は、他の部分の上記強
度と同程度以上になる。また、両中空パネルの突合せ部
分において、両中空パネルの平板部どうしおよび両補強
部材のフランジ部どうしを溶接するので、溶接部の近傍
に溶接されない部分は存在しない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。以下の説明において、図1〜図4の左右を、
それぞれ左右というものとする。また、図5の右側を
前、同左側を後というものとする。
【0010】この実施例は、この発明の方法を、図1に
示すように、互いに平行な2枚の平板部(2) と、前後方
向にのびかつ両平板部(2) 間に並列状に介在させられて
両平板部(2) を一体に連結するリブ部(3) とよりなる中
空パネルを4枚用意し、そのうちの2枚ずつを左右方向
の縁部で溶接するとともに、溶接された2枚の左右の中
空パネルどうしを前後方向の端部において突合せ状態で
溶接するのに適用したものである。前後の左側の中空パ
ネルを(1A)で示し、同じく右側の中空パネルを(1B)で示
す。中空パネル(1A)(1B)は、たとえばJIS A6063合
金や同A6061合金により形成された押出形材からな
るものであるが、これに限定されるものではない。
【0011】図2に示すように、中空パネル(1A)(1B)の
各平板部(2) は、左右両側縁部のリブ部(3) よりも左右
方向外側に突出した部分を有しており、この突出部(4)
の肉厚は他の部分の肉厚よりも大きくなっている。突出
部(4) の外面は他の部分の外面と面一であり、したがっ
て突出部(4) の内面は内方に突出することになる。各中
空パネル(1A)(1B)における両平板部(2) の右側の突出部
(4) は、それぞれ内方に斜めに曲げられ、かつ右方に水
平状に曲げられている。傾斜部を(4a)で示し、水平部を
(4b)で示す。また、各中空パネル(1A)(1B)における両平
板部(2) の左側の突出部(4) の端面は、上下方向外方に
向かって右方に傾斜した傾斜面(4c)となっている。
【0012】そして、まず中空パネル(1A)(1B)のリブ部
(3) における他の中空パネル(1A)(1B)と溶接する側の端
部を切り欠いておく。すなわち、前側の中空パネル(1A)
(1B)の後端部および後側の中空パネル(1A)(1B)の前端部
のリブ部(3) をそれぞれ切り欠いておく。ついで、左側
の中空パネル(1A)の各平板部(2) の突出部(4) における
水平部(4b)が、右側の中空パネル(1B)の左側の突出部
(4) の内側に入るように、左右2枚のパネル(1A)(1B)を
組み合わせる(図1および図2参照)。前側の組み合わ
せ体を(5A)で、後側の組み合わせ体を(5B)でそれぞれ示
す。このとき、左側の中空パネル(1A)(1B)の平板部(2)
の傾斜部(4a)と、右側の中空パネル(1A)(1B)の平板部
(2) の左側端の傾斜面(4c)とにより開先(6) が形成され
る。
【0013】一方、左右両中空パネル(1A)(1B)の組合わ
せ体(5A)(5B)の左右方向の長さと等しい長さを有する溝
形補強部材(7) を2つ用意する。補強部材(7) のウェブ
部(8) および両フランジ部(9) にまたがるように、中空
パネル(1A)(1B)のリブ部(3)の端部を挿入しうるスリッ
ト(10)を形成しておく。スリット(10)の両フランジ部
(9) に存在する部分の長さは、ウェブ部(8) の肉厚に一
致させておく。また、ウェブ部(8) の外面におけるスリ
ット(10)の両側部分には面取り部(8a)を形成しておく。
また、補強部材(7) のフランジ部(9) の外面における中
空パネル(1A)(1B)の突出部(4) と対応する部分を、厚肉
部が嵌まるように切削しておく。さらに、左側の中空パ
ネル(1A)の平板部(2) の傾斜部(4a)および水平部(4b)と
対応する部分において、補強部材(7) の両フランジ部
(9) に、それぞれ傾斜部(4a)および水平部(4b)が嵌まる
切欠き(11)を形成しておく。
【0014】そして、図3に示すように、前側の組合わ
せ体(5A)の後端部内および後側の組合わせ体(5B)の前端
部内に、補強部材(7) を、各組合わせ体(5A)(5B)の左右
の中空パネル(1A)(1B)にまたがるようにそれぞれ嵌め入
れ、スリット(10)内にリブ部(3) の端部を挿入する。中
空パネル(1A)(1B)の両平板部(2) の端面から補強部材
(7) の両フランジ部(9) の端面にかけて傾斜面(12)を形
成しておく。また、補強部材(7) のフランジ部(9) は中
空パネル(1A)(1B)の平板部(2) 内面に密接するようにし
ておく。この状態で、開先(6) を利用して左右の中空パ
ネル(1A)(1B)の平板部(2) どうしを溶接する。さらに、
補強部材(7) のウェブ部(8) の面取り部(8a)とリブ部
(3) の端部の両面に形成される開先(13)を利用してリブ
部(3) とウェブ部(9) とを溶接するとともに、リブ部
(3) の端部の上下両端と両フランジ部(9) とを溶接す
る。
【0015】その後、図4〜図6に示すように、両組合
わせ体(5A)(5B)の溶接すべき端部どうしを突合せ、中空
パネル(1A)(1B)の平板部(2) どうしおよび補強部材(7)
の両フランジ部(9) どうしを、傾斜面(12)により形成さ
れる開先(14)を利用して溶接する。こうして、4枚の中
空パネル(1A)(1B)が溶接される。中空パネル(1A)(1B)の
平板部(2) どうしおよび補強部材(7) の両フランジ部
(9) どうしの溶接は、これらを同時に行なってもよい
し、あるいは別々に行なってもよい。
【0016】上記実施例においては、前後、左右の4枚
の中空パネルを溶接するのにこの発明の方法を適用した
場合が示されているが、中空パネルの数はこれに限られ
るものではなく、前後、左右に並べられる中空パネルの
数が多くなった場合にも、上記と同様にして溶接するこ
とが可能になる。
【0017】
【発明の効果】この発明の中空パネルの突合せ溶接方法
によれば、上述のようにして、溶接部に、各中空パネル
の平板部およびリブ部に溶接されるとともに相互に溶接
された補強部材が存在するので、溶接部における平板部
と直交する方向の剪断力に対する強度は、他の部分と同
程度以上になる。したがって、溶接部が応力集中を受け
ることが防止され、これによる破損を防止できる。ま
た、両中空パネルの突合せ溶接部において、溶接されな
い部分は存在しないので、溶接部でのルート割れの発生
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右の中空パネルを組合わせてなる前後の組合
わせ体および補強部材を示す分解斜視図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】後側の組合わせ体の前端部に補強部材を嵌め入
れた状態を示す部分拡大正面図である。
【図4】互いに溶接された2枚の中空パネル殻なる前後
の組合わせ体の端部どうしを突合せた状態を示す斜視図
である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】従来法を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1A 中空パネル 1B 中空パネル 2 平板部 3 リブ部 7 溝形補強部材 8 ウェブ部 9 フランジ部 10 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成願 茂利 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニ ウム株式会社内 (72)発明者 須田 勝之 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニ ウム株式会社内 (72)発明者 民安 義文 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニ ウム株式会社内 (56)参考文献 特公 平4−50899(JP,B2) 実公 平4−2267(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/02 B23K 37/00 B23K 101:18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な2枚の平板部と、両平板部
    間に並列状に介在させられかつ両平板部を一体に連結す
    るリブ部とよりなる2枚の中空パネルを、リブ部の長さ
    方向の端部において相互に突合せた状態で溶接する方法
    であって、 各中空パネルの溶接すべき端部のリブ部を所定長さにわ
    たって切欠くとともに、各中空パネルの溶接すべき端部
    内に、溝形補強部材をその開口部が他の中空パネル側を
    向くように嵌め入れ、溝形補強部材のウェブ部および両
    フランジ部にまたがるように形成したスリット内にリブ
    部の端部を挿入した状態で、リブ部と溝形補強部材のウ
    ェブ部および両フランジ部をそれぞれ溶接しておき、そ
    の後中空パネルの平板部どうしおよび溝形補強部材の両
    フランジ部どうしをそれぞれ溶接することを特徴とする
    中空パネルの突合せ溶接方法。
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