JP3205590B2 - 浮動式流体作動アクチュエータ - Google Patents

浮動式流体作動アクチュエータ

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JP3205590B2
JP3205590B2 JP12375992A JP12375992A JP3205590B2 JP 3205590 B2 JP3205590 B2 JP 3205590B2 JP 12375992 A JP12375992 A JP 12375992A JP 12375992 A JP12375992 A JP 12375992A JP 3205590 B2 JP3205590 B2 JP 3205590B2
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ジェラルド・アール・パーソンズ
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バーバー・コールマン・カンパニー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/18Combined units comprising both motor and pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L25/00Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means
    • F01L25/08Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means by electric or magnetic means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に流体作動アクチ
ュエータに関し、特に、利用装置を移動させるための往
復動油圧作動アクチュエータに関する。利用装置として
は、例えば、サーモスタットの制御下でアクチュエータ
により反対方向に移動されるHVACダンパがある。
【0002】
【従来技術】及び
【発明が解決しようとする課題】こうした場合に使用さ
れてきた代表的なアクチュエータは、シリンダと、この
シリンダ内を前後に移動可能に支持されたピストンと、
このピストンに固定されると共にシリンダから延びて利
用装置に接続されるロッドとを有する。作動油等の圧力
流体がシリンダの高圧室内に導入されると、ロッドは前
進して利用装置を一方向へ移動させる。そのとき、室内
の圧力が一定に維持されるならば、ロッドは安定した指
令位置に保持される。室内の圧力が解放されると、ばね
はロッドを後退させて利用装置を反対方向に移動させ
る。
【0003】本発明の譲受人は、従来ピストンにモータ
駆動ポンプを備えた上述したタイプのアクチュエータを
販売してきた。モータを通電すると、ポンプは、作動油
をシリンダの油溜室からピストン内の通路を通ってシリ
ンダの高圧室内に移送してピストンとロッドを前進させ
る。この種の比例アクチュエータでは、ピストンを指令
位置まで駆動してその位置に保持するために、圧力室へ
の作動油の流入を調整している。そのようなアクチュエ
ータにおいては、特に、装置への電力遮断時にアクチュ
エータを自動的に且つ完全に後退させる必要がある場合
には、かなり複雑な制御回路が必要とされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一般的な目的
は、電力が装置に供給されるときは選択的に前進、後
退、又は所定の位置に保持することができ、停電時には
最大限に後退可能で、且つ極めて単純な回路により制御
することができる上述したような一般的なタイプの新規
且つ改良された流体作動アクチュエータを提供すること
である。
【0005】本発明のより詳細な目的は、選択的に圧力
流体をシリンダの高圧室に保持し或いはシリンダの高圧
室から圧力流体を排出させてピストンの位置を制御する
電気作動の制御弁を有するピストンを備えたアクチュエ
ータを提供することにより、上述したことを達成するこ
とである。
【0006】本発明の別の目的は、制御弁の移動を行う
ために2つの電磁コイルを有する変換器を提供すること
である。コイルの一方は、電力が装置に供給される限り
恒常的に励磁され、普通、制御弁を閉位置に保持する。
他方のコイルが励磁されると、その磁界が第一のコイル
の磁界を相殺し、制御弁を開位置に移動させる。2つの
コイルの使用により、装置が通電時にアクチュエータを
延伸、保持又は後退させるためにただ1つの浮動単極双
投スイッチが必要とされるだけであり、装置への電力が
遮断されたとしてもアクチュエータは自動的にその最大
限に後退した位置まで復帰する。
【0007】本発明の目的は又、制御弁をその閉位置ま
で移動させるために使用する磁気力とは実質的に独立な
閉鎖力を、制御弁に付与する特有の板ばねを提供するこ
とにある。
【0008】上述したことを含めて本発明に係る目的と
利点は、添付図面を参照して以下の詳細な説明から一層
明らかになろう。
【0009】
【実施例】説明の便宜上、図面では、本発明の流体作動
アクチュエータ10を、暖房、換気及び空気調和装置
(HVAC)の一部を形成するものとして表している。
特に、このアクチュエータは、ダンパ軸11と共に回転
するように支持された風量ダンパ(図示せず)の位置を
制御するために使用される。ダンパ軸はリンク機構12
を介して、アクチュエータ10の一部を成す往復ロッド
13に接続されている。往復ロッドを図1の左から右へ
前進或いは延伸させると、ダンパ軸は時計方向に回転し
てダンパを閉鎖する。ロッドを後退させると、ダンパ軸
は反対方向に回転してダンパを開放する。
【0010】アクチュエータ10は、ピストン17によ
り2つの室15及び16に分割されたシリンダ15を備
え、ガスケット18により前記ピストン17をシリンダ
内で摺動可能に封止している。ピストンに接続されたロ
ッド13は、シリンダの一方の端部を通って摺動可能に
延び、伸延可能なベロー20をロッドに接続して、室1
5の下端部を封止している。
【0011】本実施例において、アクチュエータ10は
自蔵式油圧アクチュエータであり、作動油を下側の室1
5に充填して上側の室16にポンプ移送し、ピストンと
ロッド13を前進させている。上側の室16内の圧力が
開放されると、コイルばね21によりピストンとロッド
は後退する。前記コイルばね21はシリンダ15内でロ
ッド上に嵌め込まれ、ベロー20とシリンダの下端部と
の間で圧縮される。
【0012】下側の室15から上側の室16まで作動油
を搬送するために、ピストン17には、モータ25によ
り駆動する小さなギアポンプ23を下側の室側に設けて
いる。モータに電流を流すと、室15からの作動油はポ
ンプの入口26内に吸引されて加圧され、更に、ピスト
ンの通路28を介して上側の室16に供給される。上側
の室内の圧力が所定の最大値に達すると、圧力リリーフ
弁29が作動して上側の室への作動油の供給を停止し、
ポンプからの作動油を下側の室へ直接送り返す。
【0013】本発明によれば、ピストン17にオンオフ
制御弁30(図2乃至図4)を組み込み、新規な変換器
31により閉位置と開位置との間で移動させている。通
常、変換器31は弁30を閉位置(図3)に保持してい
る。弁が閉じてポンプ23が作動しているとき、通路2
8を通って上側へ搬送された作動油は、室16を加圧し
てピストン17とロッド13を下側に前進させる。ポン
プが停止して弁30がその閉位置にあるときは、通路2
8内の逆止め弁33(図2)により作動油が通路28を
介して上側の室16から逆流するのを防いでいる。かく
して、上側の室は加圧されたままであり、ピストンは前
進した位置にとどまる。弁30が開放されると、作動油
は上側の室16から下側の室15へ排出され、その結
果、コイルばね21がロッド13とピストン17を上側
へ後退させる。後に明らかになるように、アクチュエー
タ10への電流が遮断されるとピストンとロッドは最大
限に後退し、この特定の実施例では、風量ダンパが最大
限の開放位置まで移動して保持される。
【0014】更に詳述すれば、弁30は小さな球状のボ
ールであり、通路35に対して閉位置と開位置との間で
移動する。前記通路35はピストン17を通って延び、
ピストンにより支持された軟鉄製の管36の内側で画成
されている。管36の下端部は出口37を構成し、ボー
ル30がその閉位置にあるときはその出口37に着座す
る。
【0015】この場合、変換器31は可動鉄心40を有
する電磁弁であり、前記可動鉄心40はボール30を緩
やかに収容するための孔41を備えている。可動鉄心の
一方の端部は、概してU字形の支持材即ちブラケット4
4の一方の脚部43により、可動鉄心40が上下に軸回
動できるように支持され、前記ブラケット44はピスト
ン17の下側に固定されたクロスピース45を有する。
クロスピースと可動鉄心の端部との間には引張ばね47
を接続し、これにより可動鉄心を反時計方向に軸回動す
るように付勢している。かくして、可動鉄心の本体は、
管36から離れる方向に下向きに付勢される。
【0016】また、可動鉄心40を管36の方へ引き付
けるための磁界を、選択的に生成するための複数の手段
を設けている。ここでは、これらの手段は、管の周面を
覆うように嵌め込まれ通電すると磁極片51内に磁束を
生成する電気コイル50より成る。前記磁極片51は、
コイルの下に位置して管に固定され、可動鉄心と対向す
るように配設されている。磁束は可動鉄心と磁極片との
間の空隙を横切り、可動鉄心を磁極片と管の方へ向けて
上方に引き寄せる。その結果、ボール30は、管の下端
部に位置する出口37に対して閉位置に移動する。
【0017】更に、板ばね55を可動鉄心40の下側に
固定することにより、可動鉄心が上側へ引きつけられる
時に、可動鉄心に加わる磁石の吸引力とは実質的に独立
な力でボール30を管36の下端部37に押し付けるよ
うにすることが好ましい。この場合、前記板ばねは、位
置57で一端を可動鉄心にリベット留めしたベリリウム
銅合金製の平らで薄い概して矩形のストリップ56であ
る(図5参照)。ストリップ56の他方の端部には、ブ
ラケット44の脚部60の孔59を貫通するタブ58を
設け、このタブ58を孔の下縁部と当接させることによ
り、ばね47の作用による可動鉄心40の反時計方向の
軸回動を規制している。
【0018】図5に示したように、板ばね55のストリ
ップ56の両端部間には、概してU字形の開口部又はス
ロット62を形成している。スロット62により、スト
リップ56に対して位置65で片持ちにされると共に可
動鉄心40の孔41の下側を閉鎖する舌状部64を、板
ばね55に画成している。板ばね55が弛緩していると
きは、舌状部64はストリップ56と略同一平面上に位
置する。一方、可動鉄心40がボール30を管36の下
端部と係合させるときには、ボールが舌状部64に負荷
をかけて図3に示すように舌状部64を細片の平面から
下方に反らせる。従って、ボールをその閉位置に保持す
る力は、可動鉄心40を磁極片に引き寄せる磁気力より
むしろ舌状部64の低いばね率により主として決定され
る。ボールが閉位置にあって上側の室16内に過度に高
い圧力が生じると、舌状部64は撓んでボールが幾分開
状態となり圧力を逃がしてしまう。
【0019】本発明の実施において、変換器31は第二
の電気コイル70を有し、これは通電するとコイル50
により生成された磁界を相殺し、ばね47が可動鉄心4
0を反時計方向に揺動させボール30の開放を行う。こ
こでは、コイル70はコイル50の上方に位置してコイ
ル50から絶縁されており、管36の上部を取り囲んで
いる。コイル70はコイル50と位相が逆になってお
り、両方のコイルを通電すると、コイル70により生成
された磁界がコイル50により生成された逆の位相の磁
界を相殺する。その結果、可動鉄心40を磁極片51の
方へ引き寄せる有効な磁気力は消失して、ぱね47が可
動鉄心を図4に示した位置に反時計方向に揺動させ、ボ
ール30の開放を行う。
【0020】これまで述べたアクチュエータ10の作用
を要約すると、コイル50は通常通電されている一方、
コイル70は通常消磁されているので、ボール30は通
常図4に示した閉位置に保持され、作動油が管36の通
路35を介して上側の室16から下側の室15へ流出す
るのを防いでいる。モータ25を通電すると、ポンプ2
3は作動油を下側の室15から上側の室16まで通路2
8を介して搬送し、通路35を閉鎖しているボール30
の働きで上側の室内の作動油は加圧されてピストン17
及びロッド13を前進させる。
【0021】ピストン17とロッド13は、モータ25
の電流が遮断されるまで前進し続ける。コイル50は励
磁されたままであるので、コイル70を消磁したままに
するならば、ピストンとロッドは指令された位置に停止
する。モータを再び通電すると、ピストンとロッドは更
に前進した位置まで伸延する。しかしながら、コイル7
0を励磁すると、弁30は開いて作動油を室16から室
15へ通路35を介して流出させる。かくして、ばね2
1によりピストン及びロッドは後退し、後退中にコイル
70が消磁されない限り、これらの部材は最大限に後退
した位置まで移動する。途中でコイル70が消磁される
と、弁30は再び閉じてピストン及びロッドを中間後退
位置に保持する。
【0022】アクチュエータ10への電流が遮断される
と、コイル50は消磁して、ばね47はボール30の開
放を行う。上側の室16内の加圧作動油が全て通路35
を通って下側の室15に解放されると、バネ21はピス
トン17とロッド13を最大限後退させる。このように
して、ダンパは停電時に最大限開いた(加熱)位置に移
動する。
【0023】図6は回路図であり、アクチュエータ10
の作動を制御するための極めて単純な回路を示す。アク
チュエータは交流電圧(例えば変圧器75の二次回路か
らの交流24V)により賦活してもよい。図示したよう
に、コイル50は二次回路を横切って直接接続されてい
るので、変圧器が通電されているときには常に励磁され
るようになっている。
【0024】図6に示した中立位置から浮動して接点8
2から接点83のいずれかを閉じるブレード81(例え
ばバイメタルブレード)を有する浮動単極双投スイッチ
80を、コイル50と並列に接続している。接点82を
閉じるとモータ25が励起され、接点83を閉じるとコ
イル70が励磁される。
【0025】図6は、アクチュエータ10を「保持」モ
ードにした時の回路を示す。モータ25とコイル70は
いずれも電流を遮断されているが、コイル50は通電さ
れて弁30を閉位置に保持すると共に上側の室15内の
圧力を一定に維持している。スイッチ80のブレード8
1が接点82を閉じると、モータ25は励起されてポン
プ23を駆動し、接点82が開放されるまでピストン1
7及びロッド13を前進させる。ブレード81が接点8
3を閉じると、コイル70は励磁されてその磁界がコイ
ル50の磁界を相殺し、その結果、接点83が再び開か
れるまで、ばね47により弁30が開放されると共にば
ね21によりピストン17及びロッド13が後退する。
停電時にはコイル50は消磁して、ピストン及びロッド
は上述した態様で最大限後退する。
【0026】上述したことから、本発明が従来技術に対
して、新規且つ改良されたアクチュエータ10を、即
ち、高圧室16内への作動油の流入を調整することなく
オンオフ排出弁30により制御可能なアクチュエータ1
0をもたらすものであることは明らかである。弁の移動
を行うために2つのコイル50と70を採用したことに
より、アクチュエータを制御するための回路構成を極め
て単純なものとすることが可能となった。当業者には、
特に開示した機械的スイッチ80の代わりに、電子スイ
ッチ装置(例えば、トライアック)を使用することがで
きることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特有の特徴を包含する新規且つ改良さ
れた流体作動アクチュエータの典型的な適用例を示す概
略図。
【図2】アクチュエータの軸方向に沿った断面図であっ
て、アクチュエータの幾つかの部品を模式的に示した
図。
【図3】図2に示した変換器の拡大図であって、閉位置
にある制御弁を示した図。
【図4】図3と類似の図であるが、開位置にある制御弁
を示した図。
【図5】変換器の一部の拡大底面図。
【図6】アクチュエータを制御するための電気回路図。
【符号の説明】
10……アクチュエータ 11……ダンパ軸 12……リンク機構 13……往復ロッド 15……シリンダ(又はその下側の室) 16……シリンダの上側の室 17……ピストン 20……ベロー 21……コイルばね 23……ギアポンプ 25……モータ 28、35……ピストン内通路 29……圧力リリーフ弁 30……オンオフ制御弁 31……変換器 40……可動鉄心 44……U字形ブラケット 47……ばね 50、70……電気コイル 55……板ばね 80……浮動単極双投スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 ユージーン・アール・ジョーノッド アメリカ合衆国イリノイ州61011,カレ ドニア,カミングス・ロード 1200 (72)発明者 ジェラルド・アール・パーソンズ アメリカ合衆国イリノイ州61111,ラヴ ズ・パーク,ペブル・クリーク・テラス 5132 (56)参考文献 特開 昭63−180703(JP,A) 特開 平2−17204(JP,A) 実開 昭61−32802(JP,U) 米国特許3046743(US,A) 米国特許3050257(US,A) 米国特許3036598(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、前記シリンダ内に配設され
    て前記シリンダと共働して第一の室を画成するピストン
    と、前記ピストンに接続されて前記シリンダから延びる
    ロッドと、前記室と連通する圧力流体源とを有する流体
    作動アクチュエータであって、 前記ピストンは圧力流体が前記室に導入されると一方の
    方向に移動する共に圧力流体が前記室から排出されると
    反対の方向に移動し、 更に、前記室内に加圧流体を保持し或いは前記室内から
    加圧流体を排出させることを選択的に行う手段を備え、
    この手段が、前記ピストンを貫通して前記室と連通する
    第一の通路と、前記室内に圧力流体を保持する閉位置と
    前記室から前記通路を介して圧力流体を排出させる開位
    置との間で前記通路に対して移動可能で前記ピストンに
    より支持された弁部材と、前記閉位置と前記開位置との
    間で前記弁部材を移動させるための移動手段とを有し、
    この移動手段が、前記弁部材と連係する可動鉄心と第一
    及び第二の電気コイルとを有する変換器より成り、前記
    第一のコイルは通電されると前記可動鉄心を第一の方向
    に移動させて前記弁部材を前記閉位置に移動させる磁界
    を生成し、前記第二のコイルは通電されると前記第一の
    コイルの磁界を相殺する磁界を生成し、 更に、前記第一の磁界が相殺されると前記可動鉄心を第
    二の方向即ち反対の方向に移動させて前記弁部材を前記
    開位置に移動させるばね手段を備えたことを特徴とする
    アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流体作動アクチュエータ
    にして、 更に、前記第一のコイルの磁界が相殺されて圧力流体が
    前記室から排出されると、前記ピストンを移動させるば
    ねを備えたアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の流体作動アクチュエータ
    にして、 前記圧力流体が作動油であり、 前記ピストンにより、前記シリンダを前記第一の室と、
    第二の室に分割し、 更に、前記ピストンを貫通して前記室の両方と連通する
    第二の通路を設け、 前記圧力流体源が、ポンプと、通電されると前記ポンプ
    を駆動して前記第二の通路を介して前記第二の室から前
    記第一の室に作動油を搬送する、前記ポンプに接続され
    た電動モータとを有し、 更に、作動油が前記第一の室から前記第二の室へ排出さ
    れると前記ピストンを前記反対の方向に移動させる弾性
    手段と、作動油が前記第二の通路を通って前記第一の室
    から前記第二の室へ排出されるのを防ぐ手段とを備え、 前記各室の間を延びる前記第一の通路の前記第二の室側
    に出口を設け、前記弁部材を、前記第一の室内に作動油
    を保持する閉位置と、前記第一の通路を介して前記第一
    の室から前記第二の室へ作動油を排出する開位置との間
    で、前記出口に対して移動可能とし、 前記変換器に、前記ピストンに接続されて支持される支
    持体を設け、前記可動鉄心を、前記出口の方向へ或いは
    前記出口から離れる方向へ移動させるように前記支持体
    に軸回動可能に取り付け、 前記弁部材が、前記可動鉄心により支持される板ばねと
    前記出口との間に配設されるボールより成り、前記可動
    鉄心が前記出口の方向へ軸回動すると、前記板ばねによ
    り前記ボールを前記閉位置まで付勢して前記出口に圧接
    させると共に前記板ばねに負荷をかけ、前記可動鉄心が
    前記出口から離れる方向に軸回動すると、前記ボールを
    前記出口から離れて前記開位置まで移動させると共に前
    記板ばねを弛緩し、 前記第一のコイルの磁界により前記可動鉄心を前記出口
    の方向へ軸回動させ、更に、前記ばね手段を前記可動鉄
    心と前記支持体との間に接続して前記第一のコイルの磁
    界が相殺されたとき前記可動鉄心を前記出口から離れる
    方向に軸回動させるアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の流体作動アクチュエータ
    にして、 前記板ばねが、前記可動鉄心に固定された弾性的に撓む
    ことができる材料のストリップと、前記ストリップを貫
    通して形成された開口部と、前記ストリップと一体的に
    形成され前記開口部内に延びる舌状部とを備え、 前記舌状部が、前記ストリップに対して片持ち梁となる
    と共に、前記板ばねが弛緩すると前記ストリップと略同
    一平面内に位置し、 更に、前記舌状部が、ボールと係合すると共に、前記可
    動鉄心が前記出口の方向へ軸回動して前記板ばねが前記
    ボールに押圧されると前記ストリップの平面から外側に
    撓むアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の流体作動アクチュエータ
    にして、 更に、前記モータ及び前記コイルに電力を供給する電源
    と、前記モータ又は前記第二のコイルのいずれかを選択
    的に励起するスイッチ手段とを備え、 電力が前記電源により供給されているときは、前記第一
    のコイルが常に励磁されているアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の流体作動アクチュエータ
    にして、 前記スイッチ手段が、前記モータ及び前記第二のコイル
    と直列に接続された浮動単極双投スイッチであるアクチ
    ュエータ。
JP12375992A 1991-05-17 1992-05-15 浮動式流体作動アクチュエータ Expired - Fee Related JP3205590B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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