JP3205408U - パッケージ集合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張しても結束シールが容易に剥がれないパッケージ集合体を提供する。【解決手段】ウエットティッシュを収容する複数のパッケージ20を上下方向Zに積層された状態で固定するための結束シール30と、横方向Xに対向する第1側面11および第2側面12と、縦方向Yに対向する第3側面13および第4側面14と、上下方向Zに対向する上面15および下面16とを備えている。第1側面11および第2側面12は、縦方向Yへ延びる縦境界線17を有し、第3側面13および第4側面14は、横方向Xへ延びる横境界線18を有している。結束シール30は、第1側面11および第2側面12の少なくとも一方の側面において、縦境界線17と交差するように上下方向Zへ延在してパッケージ20を結束しており、パッケージ20に貼付された幅広域32a,32bと、縦境界線17上に位置する、幅狭域33とを有している。【選択図】図1

Description

本考案は、ウエットティッシュを収容するパッケージと、複数のパッケージを上下方向に積層された状態で固定するための結束シールとを備えるパッケージ集合体に関する。
従来、即席乾麺(インスタントラーメン)を収容するパッケージと、複数のパッケージを上下方向に積層された状態で固定するための結束シールとを備えるパッケージ集合体は公知である。例えば、特許文献1には、縦方向、横方向、および上下方向を有し、横方向に対向する第1側面および第2側面と、縦方向に対向する第3側面および第4側面と、上下方向に対向する上面および下面とを有するパッケージ集合体が開示されている。
特許文献1に開示されたパッケージ集合体の結束シールは、矩形状に形成されており、上下方向において、結束シールの上部を第1のパッケージに貼り付ける一方、結束シールの下部を第2のパッケージに貼り付け、複数のパッケージを上下方向に積層された状態で固定していた。
特開2001−348055(P2001−348055A)
ところで、ウエットティッシュを収容するパッケージは、内部の液体が蒸発するのを防止するために気密性が高い。このため、夏季若しくは暖房器具の使用等によって、パッケージの内部の温度が上昇したとき、パッケージが膨らむことがある。
このとき、上記矩形状の結束シールを、ウエットティッシュを収容するパッケージにそのまま適用したのでは、パッケージが膨らんだ状態となると、結束シールの一部が剥がれ始め、パッケージの膨張とともに、結束シールがパッケージから徐々に剥がれ、結束シールによる複数のパッケージの固定が外れてしまうおそれがある。本考案の考案者が、鋭意研究したところ、結束シールの剥がれ始めから終わりに至るまで、結束シールを剥がすのに必要な力が一定であることが、結束シールが剥がれてしまう原因であると考えられる。
本考案は、従来のパッケージ集合体の改良であって、パッケージが膨張しても結束シールが容易に剥がれないパッケージ集合体の提供を課題にしている。
前記課題を解決するために、本考案は、縦方向、横方向、及び上下方向を有し、ウエットティッシュを収容する複数のパッケージと、前記パッケージを前記上下方向に積層された状態で固定するための結束シールと、前記横方向に対向する第1側面および第2側面と、前記縦方向に対向する第3側面および第4側面と、前記上下方向に対向する上面および下面とを備えるパッケージ集合体に関する。
本考案に係るパッケージ集合体は、前記パッケージと前記パッケージとの間において、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面、および前記第4側面は、前記縦方向および前記横方向へ延びる境界線を有し、前記結束シールは、前記第1側面および前記第2側面の少なくとも一方の側面において、前記境界線と交差するように前記上下方向へ延在して前記パッケージと前記パッケージとを結束しており、前記パッケージに貼付された幅広域と、前記幅広域の間において少なくとも前記境界線上に位置する、前記幅広域よりも幅狭である幅狭域とを有することを特徴とする。
前記結束シールの少なくとも一方の側縁は、前記幅広域と前記幅狭域との間の境界ラインから前記上下方向の両端縁へ向かって前記縦方向の外方へ延びる延出部を有する。このため、パッケージが膨らみ境界ラインの手前まで結束シールが剥がれた状態では、その後、さらにパッケージが膨らんでも延出部が大きな抵抗となって結束シールが剥がれるのを防止することができる。
前記幅狭域が前記パッケージに貼付される。このため、結束シールがパッケージの形に沿って変形し、ゴミ等の異物が結束シールに付くのを防止することができる。
前記パッケージが膨らんだ状態になると、前記幅狭域が前記パッケージから剥がれる。このため、膨らんだ状態では、パッケージを分離しやすくできる。
前記第1側面および前記第2側面にのみ前記結束シールを有し、前記第3側面、前記第4側面、前記上面、および前記下面には前記結束シールを有していない。このため、結束シールの面積を可及的に小さくことができ、これにより、無駄な資源を浪費することを防止できる。しかも、パッケージの第3側面、第4側面、上面、および下面に描かれている図形が結束シールに覆われることを防止でき、美観が低下するのを抑えることができる。
前記パッケージは、ウエットティッシュを取り出すための開口を前記上面に有し、前記結束シールは、前記第1側面に位置する第1部分と、前記第2側面に位置する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを連結し、前記開口を有していない前記下面と平面視において重なる第3部分とを有する。このため、開口が結束シールで覆われることがなく、これにより、容易にウエットティッシュを開口から取り出すことができる。
本考案に係るパッケージ集合体によれば、結束シールは、第1側面および第2側面の少なくとも一方の側面において、境界線と交差するように上下方向へ延在してパッケージとパッケージとを結束しており、パッケージに貼付された幅広域と、幅広域の間において少なくとも境界線上に位置する、幅広域よりも幅狭である幅狭域とを有する。このため、幅狭域と幅広域との間では、結束シールを剥がすのに必要な力が突然大きくなるため、パッケージが膨張したときにおいてもパッケージから結束シールが剥がれるのを防止することができる。
図面は、本考案の特定の実施の形態を示し、考案の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本考案の第1実施形態に係るパッケージ集合体の斜視図。 第1実施形態の変形例1に係るパッケージ集合体の斜視図。 本考案の第2実施形態に係るパッケージ集合体の斜視図。 パッケージ集合体のパッケージが膨らんだ状態を示す斜視図。 第2実施形態の変形例1に係るパッケージ集合体の斜視図。 本考案の第3実施形態に係るパッケージ集合体の斜視図。
下記の実施の形態は、図1〜図6に示すパッケージ集合体10に関し、考案の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
<第1実施形態>
図1を参照すると、パッケージ集合体10は、互いに交差(直交)する縦方向Y、横方向X、及び上下方向Zを有し、ウエットティッシュを収容するパッケージ20と、複数のパッケージ20を上下方向Zに積層された状態で固定するための結束シール30と、横方向Xに対向する第1側面11および第2側面12と、縦方向Yに対向する第3側面13および第4側面14と、上下方向Zに対向する上面15および下面16とを有している。
パッケージ20は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの気密性を有することが可能であって比較的に柔軟な素材を材料とした、質量40〜50g/mの可撓性のプラスチックフィルムから形成された外装シート21を有する。外装シート21は、縦方向Yの両端部に開口部22を有する筒状であって、それらの両端部を互いに重ね合わせた状態で、該開口部22をヒートシール加工によって封止して形成された袋状を呈しており、縦方向Yの両端部に位置する側面23a,23bには、ヒートシール加工によって形成された封止部23が横方向Xへ延びている。また、外装シート21の上面15には、ウエットティッシュを取り出すための開口25が形成してあるとともに、開口25を覆う被覆シール26が貼り付けてある。
パッケージ20の内部には、複数のウエットティッシュ(不図示)が折り畳まれた状態であって、上方に積層されたウエットティッシュを開口25から取り出すと、次のウエットティッシュの一部が開口25から現れるように積層した状態で収容してある。
結束シール30は、第1側面11および第2側面12のそれぞれに位置している(図1では、第1側面11に位置する結束シール30のみを示し、第2側面12に位置する結束シールを省略してあるが、2枚の結束シールは、横方向Xにおいて対称となるように配置してある)。各結束シール30は、上下方向Zへ延びており、上下方向Zにおいて互いに対向して直状に延びる両端縁31a,31bと、縦方向Yにおいて互いに対向する両側縁34a,34bとを有し、上下方向Zの両端縁31a,31b側に位置する幅広域32a,32bと、幅広域32a,32bの間に位置し、幅広域32a,32bよりも縦方向Yの寸法が小さい幅狭域33とを備えている。結束シール30は、両側縁34a,34bの幅広域32a,32bに、縦方向Yの外方へ延びる延出部35を有している。より具体的に説明すると、幅狭域33の縦方向Yの寸法L1に対し、延出部35は、縦方向Yにおいて、幅狭域33の縦方向Yの外側に位置する部分である(図1において、幅狭域33の縦方向Yの寸法L1を仮想線L9で示してあり、仮想線L9の縦方向Yの外方に位置する部分である。結束シール30の両側縁34a,34bは、上下方向Zおよび縦方向Yに対して傾斜する直状を呈している。結束シール30は、第1側面11および第2側面12にのみ貼付されている一方、第3側面13、第4側面14、上面15、および下面16には貼付されていない。
結束シール30は、裏面(パッケージ20の外装シート21に対向する面)に感圧性接着剤が塗布されており、裏面の上部に位置する幅広域32aが感圧性接着剤を介して上方に配置されたパッケージ20の外装シート21に貼付されているとともに、裏面の下部に位置する幅広域32bが感圧性接着剤を介して下方に配置されたパッケージ20の外装シート21に貼付されている。これらによって、結束シール30は、2つのパッケージ20を上下方向Zに積層された状態で固定している。
パッケージ20とパッケージ20との間において、第1側面11および第2側面12は、縦方向Yへ延びる縦境界線17を有し、第3側面13および第4側面14は、横方向Xへ延びる横境界線18を有している。結束シール30は、縦境界線17と交差するように上下方向Zへ延存し、その幅狭域33は、縦境界線17上に位置している。
このようなパッケージ20は、パッケージ20の内部の液体が蒸発するのを防止するため、気密性が高く、夏季若しくは暖房器具の使用等によって、パッケージ20の内部の温度が上昇したとき、内部の液体が蒸発するとともに気体が膨張する。
このパッケージ集合体10によれば、幅狭域33が縦境界線17上に位置し、幅広域32a,32bと幅狭域33とを結束シール30が有しているため、幅狭域33と幅広域32a,32bとの間では、結束シール30を剥がすのに必要な力が突然大きくなる。これにより、パッケージ20が膨らんでも結束シール30が剥がれるのを防止することができる。
加えて、結束シール30は、第1側面11および第2側面12にのみ貼付されている一方、第3側面13、第4側面14、上面15、および下面16には貼付されていないため、結束シール30の面積を可及的に小さくすることができる、このため、無駄な資源を浪費することを防止することができる。しかも、パッケージ20の第3側面13、第4側面14、上面15、および下面16に描かれている図形が結束シール30に覆われることを防止でき、美観が低下するのを抑えることができる。
<変形例1>
図2は、変形例1に係るパッケージ集合体10において、第1実施形態のパッケージ集合体10の図1と同様の斜視図である。このパッケージ集合体10の結束シール30は、第1実施形態に係るパッケージ集合体10と基本的構造が同じであって、相違する点についてのみ以下に記載する。
この結束シール30の両端縁31a,31bおよび両側縁34a,34bは、曲状を呈し、両端縁31a,31bは、上下方向Zへ突出し、両側縁34a,34bは、縦方向Yの外側へ突出している。このような結束シール30も、上記結束シール30と同様の作用・効果を有している。なお、上記した作用・効果を奏する限り、結束シール30の形状は、第1実施形態の結束シール30および変形例1の結束シール30に限られない。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態に係るパッケージ集合体10において、第1実施形態のパッケージ集合体10の図1と同様の斜視図である。本実施形態に係るパッケージ集合体10は、第1実施形態に係るパッケージ集合体10と基本的構造が同じであって、相違する点についてのみ以下に説明する。
幅狭域33の裏面の上部は、上方に配置されたパッケージ20の外装シート21に貼付されているとともに、幅狭域33の裏面の下部は、下方に配置されたパッケージ20の外装シート21に貼付されている。
この結束シール30は、幅広域32a,32bと幅狭域33との間に境界ライン36a,36bを有している。結束シール30の幅狭域33は、上下方向Zへ延びるように形成してあって、縦方向Yにおいて互いに対向する両側縁37a,37bを有している。両側縁37a,37bは、直状を呈し、幅狭域33の縦方向Yの寸法L1は一定である。幅広域32a,32bは、延出部35を有しているため、境界ライン36aの上部、および境界ライン36bの下部における幅広域32a,32bの縦方向の寸法L2は、幅狭域33の縦方向Yの寸法よりも大きい。
このようなパッケージ20は、パッケージ20の内部の液体が蒸発するのを防止するため、気密性が高く、夏季若しくは暖房器具の使用等によって、パッケージ20の内部の温度が上昇したとき、内部の液体が蒸発するとともに気体が膨張する。
パッケージ20が膨らみ始めると、図4に示すように、先ず、上方に位置するパッケージ20と、下方に位置するパッケージ20との間において、縦境界線17上に位置する幅狭域33が剥がれ、その剥がれた部位39は、上方および下方へ向かって拡がる。その後、剥がれた部位39が、幅広域32a,32bと幅狭域33との間の境界ライン36a,36bまで拡がると、その後、さらにパッケージ20が膨らんでも、延出部35が剥がれるときの大きな抵抗となるため、結束シール30の幅広域32a,32bが剥がれるのを防止することができる。より具体的に説明すると、幅狭域33と、幅広域32a,32bとの間の境界ライン36a,36bにおいて、幅狭域33の縦方向Yの寸法L1と、幅広域32a,32bの縦方向Yの寸法L2とが大きく変化するため、この境界ライン36a,36bよりも上下方向Zの外側における幅広域32a,32bによって、結束シール30がパッケージ20から剥がれるのを防止することができる。なお、上記した作用・効果を奏する限り、結束シール30の形状は、第2実施形態の結束シール30に限られない。
また、幅狭域33の縦方向Yの全域が、上方に位置するパッケージ20の外装シート21および下方に位置するパッケージ20の外装シート21に貼付されていれば、結束シール30がパッケージ20の形に沿って変形し、ゴミ等の異物が結束シール30の裏面に付くのを防止することができる。
さらに、パッケージ20が膨らんだ状態では、幅狭域33がパッケージ20から剥がれるため、上方に位置するパッケージ20と下方に位置するパッケージ20とを容易に分離することができる。
<変形例1>
図5は、変形例1に係るパッケージ集合体10において、第2実施形態のパッケージ集合体10の図3と同様の斜視図である。このパッケージ集合体10の結束シール30は、第2実施形態の変形例1に係るパッケージ集合体10と基本的構造が同じであって、相違する点についてのみ以下に記載する。
この結束シール30の幅広域32a,32bの両端縁31a,31bおよび両側縁34a,34bは直状をそれぞれ呈し、幅広域32a,32bは矩形状である。より具体的に幅広域32a,32bを説明すると、幅広域32a,32bは、上下方向Zにおいて互いに対向し、縦方向Yへ直状に延びる両端縁31a,31bである外端縁と、内端縁31c,31dとを有している。
この結束シール30では、幅狭域33の直状の両側縁37a,37bと、幅広域32a,32bの直状の内端縁31c,31dとが直交している。このため、パッケージ20が膨らみ始めることによって生じる剥がれた部位が、幅広域32a,32bと幅狭域33との間の境界ライン36a,36bまで拡がると、その後、さらにパッケージ20が膨らんでも、延出部35が剥がれるときの大きな抵抗となり、これによって、結束シール30の幅広域32a,32bが剥がれるのを防止することができる。より具体的に説明すると、幅狭域33と、幅広域32a,32bとの間の境界ライン36a,36bにおいて、幅狭域33の縦方向Yの寸法L1と、幅広域32a,32bの縦方向Yの寸法L2とが大きく変化するため、この境界ライン36a,36bよりも上下方向Zの外側における幅広域32a,32bによって、結束シール30がパッケージ20から剥がれるのを防止することができる。
なお、第1実施形態および第2実施形態において、結束シール30は、両側縁34a,34bのそれぞれに延出部35を備える例を示したが、本考案はこれに限られず、両側縁34a,34bのうち、少なくとも一方の側縁が延出部を有していればよい。
<第3実施形態>
図6は、第3実施形態に係るパッケージ集合体10において、第2実施形態の変形例1のパッケージ集合体10の図5と同様の斜視図である。本実施形態に係るパッケージ集合体10は、第2実施形態の変形例1に係るパッケージ集合体10と基本的構造が同じであって、相違する点についてのみ以下に説明する。
結束シール30は、第1側面11に位置する第1部分51と、第2側面12に位置する第2部分52と、第1部分51と第2部分52とを連結し、開口25を有していない下面16と平面視において重なる第3部分53とを有している。より具体的に説明すると、第1部分51は、幅広域32bの下端から、さらに上下方向Zの下方へ延びる部位51aを有し、第2部分52は、幅広域32bの下端から、さらに上下方向Zの下方へ延びる部位52aを有し、第3部分53は、第1部分51の下方に位置する部位51aと、第2部分52の下方に位置する部位52aとを連結する部分であって、下方に位置するパッケージ20の下面16に貼付している部分である。また、結束シール30の第3部分53は、下面16と平面視において重なる部分である。
第1部分51は、部位51aを除いた部分が、第2実施形態の変形例1における第1側面11に位置する結束シール30と同一形状である。第2部分52は、部位52aを除いた部分が、第2実施形態の変形例1における第2側面12の結束シール30と同一形状である。
この実施形態に係るパッケージ集合体10によれば、開口25が結束シールで覆われることがないため、容易にウエットティッシュを開口25から取り出すことができる。しかも、下方のパッケージ20に、結束シール30の第3部分53が貼付しているため、上方のパッケージと下方のパッケージとを強固に固定することができる。
なお、第1実施形態〜第3実施形態には、パッケージ集合体10が、2つのパッケージ20を備える例を示したが、本考案は、これらの実施形態に限定されることなはなく、パッケージ集合体10が3つ以上のパッケージ20を備えてもよい。
上記した変形例を含む第1実施形態〜第3実施形態に係るパッケージ集合体10は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
パッケージ集合体10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」、「第2」および「第3」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いられている。
10 パッケージ集合体
11 第1側面
12 第2側面
13 第3側面
14 第4側面
15 上面
16 下面
17 縦境界線
18 横境界線
20 パッケージ
25 開口
30 結束シール
32a 幅広域
32b 幅広域
33 幅狭域
35 延出部
51 第1部分
52 第2部分
53 第3部分
X 横方向
Y 縦方向
Z 上下方向

Claims (6)

  1. 縦方向、横方向、および上下方向を有し、ウエットティッシュを収容するパッケージと、複数の前記パッケージを前記上下方向に積層された状態で固定するための結束シールと、前記横方向に対向する第1側面および第2側面と、前記縦方向に対向する第3側面および第4側面と、前記上下方向に対向する上面および下面とを備えるパッケージ集合体であって、
    前記パッケージと前記パッケージとの間において、前記第1側面および前記第2側面は、前記縦方向へ延びる縦境界線を有し、前記第3側面および前記第4側面は、前記横方向へ延びる横境界線を有し、
    前記結束シールは、前記第1側面および前記第2側面の少なくとも一方の側面において、前記縦境界線と交差するように前記上下方向へ延在して前記パッケージと前記パッケージとを結束しており、前記パッケージに貼付された幅広域と、前記幅広域の間において少なくとも前記縦境界線上に位置する、前記幅広域よりも幅狭である幅狭域とを有するパッケージ集合体。
  2. 前記結束シールの少なくとも一方の側縁は、前記幅広域と前記幅狭域との間の境界ラインから前記上下方向の両端縁へ向かって前記縦方向の外方へ延びる延出部を有する請求項1に記載のパッケージ集合体。
  3. 前記幅狭域が前記パッケージに貼付される請求項1又は2に記載のパッケージ集合体。
  4. 前記パッケージが膨らんだ状態になると、前記幅狭域が前記パッケージから剥がれる請求項1〜3のいずれかに記載のパッケージ集合体。
  5. 前記第1側面および前記第2側面にのみ前記結束シールを有し、前記第3側面、前記第4側面、前記上面、および前記下面には前記結束シールを有していない請求項1〜4のいずれかに記載のパッケージ集合体。
  6. 前記パッケージは、ウエットティッシュを取り出すための開口を前記上面に有し、
    前記結束シールは、前記第1側面に位置する第1部分と、前記第2側面に位置する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを連結し、前記開口を有していない前記下面と平面視において重なる第3部分とを有する請求項1〜4のいずれかに記載のパッケージ集合体。
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