JP3204872B2 - Mosfet及びその製造方法 - Google Patents
Mosfet及びその製造方法Info
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Description
に微細なゲート長を有するMOSFET及びその製造方
法に関するものである。
は、「A 0.1μm−gate Elevated
Source and Drain MOSFET f
abricated by Phase−shifte
d Lithography」IEDM 91,pp.
950〜952に開示されるものがあった。
て、集積回路を構成するMOSFETの微細化が進んで
いる。一般にMOSFETを微細化してゆくと、閾値電
圧の低下や相互コンダクタンスの低下、サブスレッショ
ルド領域でのリーク電流の増大といった特性劣化を引き
起こしてしまう。これを防ぐために、ソース及びトレイ
ン拡散層のジャンクション深さを浅くする手段がとられ
る。
されているように、半導体基板上にソース及びドレイン
拡散層形成用の拡散源を設け、その拡散源から固相拡散
により拡散層を形成することで、拡散層のジャンクショ
ン深さを非常に浅くする方法がある。
である。
し、ソースやドレインの引き出し配線等は省略して示し
ている。
明する。
膜103によって囲まれたトランジスタのアクティブ領
域105上、及びフィールド酸化膜103上に、砒素あ
るいはリン等の不純物がドープされたポリシリコン10
7が形成され、更に、そのポリシリコン107上に絶縁
膜109が形成されている。
リコン107及び絶縁膜109のゲート電極形成領域に
は、溝111が形成され、その溝111の側壁部には酸
化膜から成るサイドウォール113が形成されている。
また、溝111底部にはゲート酸化膜115が形成さ
れ、サイドウォール113及びゲート酸化膜115に囲
まれた領域には、ゲート電極117が埋め込まれてい
る。更に、トランジスタのアクティブ領域105の基板
中には、ソース及びドレイン領域となる拡散層119が
形成されている。
形成方法としては、基板上に形成されたポリシリコン1
07中の不純物を、溝111の形成後の熱処理によって
基板中に拡散させる方法(固相拡散)が採られている。
そのため0.1〜0.2μm程度の極めて浅い拡散層の
形成を可能としている。
た従来の構造のMOSETでは、図4から明らかなよう
に、トランジスタのソース・ドレイン電極となるポリシ
リコン107とゲート電極117との絶縁は、サイドウ
ォール113によって行われている。
Dを十分に取らなければ、ソース・ドレイン電極となる
ポリシリコン107とゲート電極117とのオーバーラ
ップ容量が増加してしまい、MOSFETの動作速度が
低下してしまう。しかし、サイドウォール113の幅D
を大きくすると、拡散層119とゲート電極117の底
部とがオーバーラップしていない構造になってしまい、
トランジスタの動作時のチャネル形成がサイドウォール
113下で途切れてしまい、その部分で寄生抵抗が生
じ、MOSFETとしての十分な駆動電流が得られない
といった問題が起きてしまう。
FETの構造では、ソース・ドレイン電極とゲート電極
とのオーバーラップ容量とチャネルでの寄生抵抗の発生
の関係がトレードオフの関係になってしまい、動作速度
と駆動電流の両者を満足させるデバイスを実現すること
は難しかった。
極とソース及びドレイン電極となるポリシリコン膜のオ
ーバーラップ容量を十分低減でき、かつ第2のサイドウ
ォールの幅を十分に小さくすることにより、チャネルの
サイドウォール下の途切れがなく寄生抵抗の発生を防ぐ
ことができるMOSFET及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
成するために、 (A)半導体基板(11)上に形成され、互いに対向す
る面に底部が狭く上部が広い段差形状を有する1対の導
電膜(17)と、前記導電膜(17)下の前記半導体基
板(11)中に形成された拡散層(31)と、前記導電
膜(17)の前記対向する面に設けられた絶縁膜(2
5)と、前記半導体基板(11)表面の前記1対の導電
膜(17)間に設けられたゲート酸化膜(27)と、前
記ゲート酸化膜(27)上に形成されたゲート電極(2
9)と、を含むようにしたものである。
半導体基板(11)上に導電膜(17)及び第1の絶縁
膜(19)を形成する工程と、選択的エッチングにより
前記第1の絶縁膜(19)の所定の部位を除去した後、
前記導電膜(17)を底部に一部残した状態で途中まで
エッチング除去し、第1の溝(21)を形成する工程
と、前記第1の溝(21)の側壁部に第2の絶縁膜(2
3)を形成する工程と、前記第1の絶縁膜(19)及び
第2の絶縁膜(23)をマスクに前記導電膜(17)を
半導体基板(11)が露出するまでエッチング除去し、
前記第1の溝(21)の開口幅より小さい幅の第2の溝
を形成する工程と、前記第2の溝の側壁と前記第2の絶
縁膜(23)を含む領域に第3の絶縁膜(25)を形成
する工程とを含むようにしたものである。
(41)上に形成された1対のエピタキシャルSiGe
膜(47)とポリシリコン膜(49)とからなる導電膜
(47,49)と、前記導電膜(47,49)下の前記
半導体基板(11)中に形成された拡散層(63)と、
前記導電膜(47,49)の対向する面に設けられた絶
縁膜(55,57)と、前記半導体基板(41)表面の
前記1対の導電膜(47,49)間に設けられたゲート
酸化膜(59)と、前記ゲート酸化膜(59)上に形成
されたゲート電極(61)と、を含み、前記導電膜(4
7,49)の前記対向する面は、エピタキシャルSiG
e膜(47)部分で間隔が狭く、かつポリシリコン膜
(49)部分で広く設定されているようにしたものであ
る。
半導体基板(41)上のアクティブ領域にエピタキシャ
ルSiGe膜(47)とポリシリコン膜(49)及び第
1の絶縁膜(51)を順次形成する工程と、選択的エッ
チングにより、前記第1の絶縁膜(51)及びポリシリ
コン膜(49)の所定の部位を除去し、第1の溝(5
3)を形成した後、前記第1の絶縁膜(51)及びポリ
シリコン膜(49)の側壁部に第2の絶縁膜(53)を
形成する工程と、前記第1の絶縁膜(51)及び前記第
2の絶縁膜(55)をマスクに前記エピタキシャルSi
Ge膜(47)を半導体基板(41)が露出するまでエ
ッチング除去し、前記第1の溝(53)の開口幅より小
さい幅の第2の溝を形成する工程と、前記第2の溝の側
壁と前記第2の絶縁膜(53)を含む領域に第3の絶縁
膜(57)を形成する工程とを含むようにしたものであ
る。
膜(17)に形成される溝の段差部分の高さtと第1の
サイドウォールの幅d1、さらに第2のサイドウォール
の幅d2とを、プロセスを制御することによって独立に
コントロールすることができる。
される溝の段差部分の高さtを十分小さく、第1のサイ
ドウォールの幅d1を十分に大きく取ることによって、
ゲート電極(29)とソース及びドレイン電極となるポ
リシリコン膜(17)のオーバーラップ容量を十分低減
でき、かつ第2のサイドウォール(25)の幅d2を十
分に小さくすることにより、チャネルのサイドウォール
下の途切れがなく寄生抵抗の発生を防ぐことができる。
キシャルSiGe層(47)の膜厚は、その成長時間で
高精度にコントロール可能であるため十分な薄膜化が可
能であり、また第1のサイドウォール(55)の幅d1
を十分厚く形成することで、ゲート電極とソース及びド
レイン拡散層の引き出し電極となるポリシリコン膜(4
9)とオーバーラップ容量を十分に低減することが可能
である。更に、第2のサイドウォール(57)の幅d2
を十分に小さくすることで、第2のサイドウォール(5
7)の下部まで拡散層を回り込ませることが可能になる
ため、寄生抵抗の発生を防ぐことが可能になる。
がら説明する。
ETの断面図である。ただし、この図では、MOSFE
Tの主要部のみ示し、ソースやドレインの引き出し電極
等は省略している。
の構造と同様に、例えばp型シリコン基板11上にフィ
ールド酸化膜13が形成され、このフィールド酸化膜1
3に囲まれたトランジスタのアクティブ領域15上及び
フィールド酸化膜13上に、砒素がドープされたポリシ
リコン膜17が形成され、更に、そのポリシリコン膜1
7上には酸化膜19が形成されている。更に、このアク
ティブ領域15上のポリシリコン膜17及び酸化膜19
のゲート電極形成領域には溝21が形成されている。
は、この溝21の側壁部には高さtの段差を設け、溝底
部の幅と上部の幅を異なる寸法に形成し、まずこの段差
の上部の凹を埋める形で、例えば酸化膜から成る幅d1
の第1のサイドウォール23を形成し、更に、溝21の
側壁下部のサイドウォール23で覆われていない箇所
と、第1のサイドウォール23とを覆うように、例えば
酸化膜から成る幅d2の第2のサイドウォール25を形
成している。
同様に溝21の底部に形成し、第2のサイドウォール2
5及びゲート酸化膜27に囲まれた領域には、ゲート電
極29が埋め込まれている。更に、トランジスタのアク
ティブ領域15の基板中には、ソース及びドレイン領域
となる拡散層31が形成されている。
の製造方法を以下に説明する。なお、以下に示す膜厚や
寸法並びに膜形成方法は一例に過ぎず、実際のデバイス
では適宜変更されるものとする。
ETの製造工程断面図(その1)、図3はそのMOSF
ETの製造工程断面図(その2)である。
えば、周知のLOCOS法を利用して、p型シリコン基
板11上に素子分離のためのフィールド酸化膜13を6
00nm程度形成後、例えばCVD法を利用して、砒素
がドープされたポリシリコン膜17を300nm程度堆
積させた後、同様の方法で、酸化膜19を200nm程
度堆積させる。その後、周知のホトリソ及びエッチング
によって、酸化膜19及びポリシリコン膜17とを形成
する。
知のホトリソ及び異方性エッチング法によって、ゲート
電極を埋め込むための溝21の段差上部をエッチング除
去する。ここでのエッチングは、ホトリソグラフィーに
よって形成されたレジストパターンをマスクに、まず、
酸化膜19を除去した後に、ポリシリコン膜17を所定
の膜厚t(ここでは、100nm程度とする)までエッ
チング除去する。この膜厚tの制御としては、エッチン
グ時間をコントロールすることで容易に実現可能であ
る。
例えばCVD法によって、酸化膜を500nm程度全面
に堆積させた後、異方性エッチングによってその酸化膜
をエッチング除去することで、セルフアラインで幅d1
が500nm程度の第1のサイドウォール23を形成す
る。
1のサイドウォール23と酸化膜19とをマスクにセル
フアラインで、ポリシリコン膜17をp型シリコン基板
11表面が露出するまで異方性エッチング除去後、第1
のサイドウォール23と同様の形成方法で第2のサイド
ウォール25を形成する。ここで、第2のサイドウォー
ル25の幅d2は形成時に堆積させる酸化膜厚によって
制御でき、ここでは50nm程度形成するものとする。
えば、RTA法等の熱処理によって10nm程度のゲー
ト酸化膜27を形成し、更に、熱処理によってポリシリ
コン膜17中の砒素を、シリコン基板側に固相拡散させ
ることによって拡散層31を形成する。その後、ポリシ
リコン膜を全面に堆積させ、周知のホトリソ及びエッチ
ングにより、ゲート電極29を形成する。
ン膜17に形成される溝21の段差部分の高さtと第1
のサイドウォール23の幅d1さらに第2のサイドウォ
ール25の幅d2とを、プロセスを制御することによっ
て独立にコントロールすることができる。
分小さく、第1のサイドウォール23の幅d1を十分に
大きく取ることによって、ゲート電極29とソース及び
ドレイン電極となるポリシリコン膜17のオーバーラッ
プ容量を十分低減でき、かつ第2のサイドウォール25
の幅d2を十分に小さくすることにより、チャネルのサ
イドウォール下の途切れがなく寄生抵抗の発生を防ぐこ
とができる。
る。
ETの断面図である。この図においても、MOSFET
の主要部のみ示し、ソースやドレインの引き出し電極等
は省略している。
ETの構造について説明する。
に、例えばp型シリコン基板41上にフィールド酸化膜
43が形成され、このフィールド酸化膜43に囲まれた
トランジスタのアクティブ領域45上に、砒素がドープ
されたエピタキシャルSiGe層47が形成され、更
に、そのエピタキシャルSiGe層47及びフィールド
酸化膜43上には、ポリシリコン膜49と酸化膜51が
それぞれ積層に形成されている。更に、このアクティブ
領域45上のエピタキシャルSiGe層47とポリシリ
コン膜49及び酸化膜51のゲート電極形成領域には溝
53が形成されている。
は、この溝53の幅がエピタキシャルSiGe層47の
部分では狭く、またポリシリコン膜49と酸化膜51の
部分では広く形成するようにしている。そして、まずエ
ピタキシャルSiGe層47を底部としたポリシリコン
膜49と酸化膜51による溝53の側壁部に、例えば酸
化膜から成る幅d1の第1のサイドウォール55を形成
し、さらにエピタキシャルSiGe層47の側壁と第1
のサイドウォール55とを覆うように、例えば酸化膜か
ら成る幅d2の第2のサイドウォール57とを形成して
いる点である。
同様に溝53の底部に形成し、第2のサイドウォール5
7及びゲート酸化膜59に囲まれた領域には、ゲート電
極61が埋め込まれている。更に、トランジスタのアク
ティブ領域45の基板中には、ソース及びドレイン領域
となる拡散層63が形成されている。
ETの製造方法を説明する。
ETの製造工程断面図である。なお、以下に示す、膜厚
や寸法並びに膜形成方法は一例にすぎず、実際のデバイ
スでは適宜変更されるものとする。
えば周知のLOCOS法を利用してp型シリコン基板上
41に素子分離のためのフィールド酸化膜43を600
nm程度形成後、アクティブ領域中に選択的なエピタキ
シャル成長法を用いて、砒素がドープされたエピタキシ
ャルSiGe層47を50nm程度成長する。続いて、
例えば、CVD法を利用してポリシリコン膜49を30
0nm程度堆積させ、同様の方法で酸化膜51を200
nm程度堆積させ、その後、周知のホトリソ及びエッチ
ングによって、酸化膜51及びポリシリコン膜49とを
形成する。
知のホトリソ及び異方性エッチング法により、ゲート電
極を埋め込むための溝53の段差上部をエッチング除去
する。ここでのエッチングは、ホトリソグラフィーによ
って形成されたレジストパターンをマスクに、まず、酸
化膜51を除去した後、ポリシリコン膜49をエピタキ
シャルSiGe層47が露出するまでエッチング除去す
る。そして、例えば、CVD法によって酸化膜を500
nm程度全面に堆積させた後、異方性エッチングによっ
て、その酸化膜をエッチング除去することで、セルフア
ラインで幅d1が500nm程度の第1のサイドウォー
ル55を形成する。
1のサイドウォール55と酸化膜51とをマスクにセル
フアラインで、エピタキシャルSiGe層47をシリコ
ン基板表面が露出するまでエッチング除去後、第1のサ
イドウォール55と同様の形成方法で第2のサイドウォ
ール57を形成する。ここで第2のサイドウォール57
の幅d2は形成時に堆積させる酸化膜厚によって制御で
き、ここでは50nm程度形成するものとする。そし
て、例えばRTA法等の熱処理によって、10nm程度
のゲート酸化膜59を形成し、さらに熱処理によってエ
ピタキシャルSiGe層47中の砒素を、シリコン基板
側に固相拡散させることによって拡散層63を形成す
る。 (4)次に、図6(d)に示すように、その後、ポリシ
リコン膜を全面に堆積させ、周知のホトリソ及びエッチ
ングによりゲート電極61を形成する。
ャルSiGe層47の膜厚は、その成長時間て高精度に
コントロール可能であるため十分な薄膜化が可能であ
り、また第1のサイドウォール55の幅d1を十分厚く
形成することで、ゲート電極61とソース及びドレイン
拡散層の引き出し電極となるポリシリコン膜49とオー
バーラップ容量を十分に低減することが可能である。
を十分に小さくすることで、第2のサイドウォール57
の下部まで拡散層を回り込ませることが可能になるた
め、寄生抵抗の発生を防ぐことが可能になる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、以下のような効果を奏することができる。
ば、上記のように構成したので、ポリシリコン膜に形成
される溝の段差部分の高さと第1のサイドウォールの
幅、さらに第2のサイドウォールの幅とを、プロセスを
制御することによって独立にコントロールすることがで
きる。
の段差部分の高さを十分小さく、第1のサイドウォール
の幅を十分に大きく取ることによって、ゲート電極とソ
ース及びドレイン電極となるポリシリコン膜のオーバー
ラップ容量を十分低減でき、かつ第2のサイドウォール
の幅を十分に小さくすることにより、チャネルのサイド
ウォール下の途切れがなく寄生抵抗の発生を防ぐことが
できる。
長を有する高速で駆動能力の高い優れたMOSFETを
提供することが可能となる。
ば、エピタキシャルSiGe層の膜厚は、その成長時間
で高精度にコントロール可能であるため十分な薄膜化が
可能であり、また第1のサイドウォールの幅を十分厚く
形成することで、ゲート電極とソース及びドレイン拡散
層の引き出し電極となるポリシリコン膜とオーバーラッ
プ容量を十分に低減することが可能である。更に、第2
のサイドウォールの幅を十分に小さくすることで、第2
のサイドウォールの下部まで拡散層を回り込ませること
が可能になるため、寄生抵抗の発生を防ぐことが可能に
なる。
図である。
工程断面図(その1)である。
工程断面図(その2)である。
図である。
工程断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)半導体基板上に導電膜及び第1の
絶縁膜を形成する工程と、 (b)選択的エッチングにより前記第1の絶縁膜の所定
の部位を除去した後、前記導電膜を低部に一部残した状
態で途中までエッチング除去し、第1の溝を形成する工
程と、 (c)前記第1の溝の側壁部に第2の絶縁膜を形成する
工程と、 (d)前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜をマスクに前
記導電膜を半導体基板が露出するまでエッチング除去
し、前記第1の溝の開口幅より小さい幅の第2の溝を形
成する工程と、 (e)前記第2の溝の側壁と前期第2の絶縁膜を含む領
域に大3の絶縁膜を形成する工程とを含むことを特徴と
するMOSFETの製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上に形成された1対のエピタ
キシャルSiGe膜とポリシリコン膜とからなる導電膜
と、 前記導電膜下の前記半導体基板中に形成された拡散層
と、 前記導電膜の対向する面に設けられた絶縁膜と、 前記半導体基板表面の前記1対の導電膜間に設けられた
ゲート酸化膜と、 前記ゲート酸化膜上に形成されたゲート電極と、を含
み、 前記導電膜の前記対向する面は、エピタキシャルSiG
e膜部分で間隔が狭く、かつポリシリコン膜部分で広く
設定されていることを特徴とするMOSFET。 - 【請求項3】 (a)半導体基板上のアクティブ領域
にエピタキシャルSiGe膜とポリシリコン膜および第
1の絶縁膜を順次形成する工程と、 (b)選択的エッチングにより、前記第1の絶縁膜およ
びポリシリコン膜の所定の部位を除去し、第1の溝を形
成した後、前記第1の絶縁膜及びポリシリコン膜の側壁
部に第2の絶縁膜を形成する工程と、 (c)前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜をマスク
に前記エピタキシャルSiGe膜を半導体基板が露出す
るまでエッチング除去し、前記第1の溝の開口幅より小
さい幅の第2の溝を形成する工程と、 (d)前記第2の溝の側壁と前記第2の絶縁膜を含む領
域に第3の絶縁膜を形成する工程とを含むことを特徴と
するMOSFETの製造方法。
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JP14283295A JP3204872B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | Mosfet及びその製造方法 |
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