JP3204858U - 避難用カート - Google Patents

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幸生 清松
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正人 川村
正人 川村
嘉男 畔津
嘉男 畔津
佐藤 浩司
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Abstract

【課題】日常生活での使用機能をもち、有事には、迅速な避難準備、避難行動ができる機能をもつ避難用カートを提供する。【解決手段】上面板2と右側板26と左側板25と背面板3と前面板1とで収納箱を形成し、箱内に一対の車輪37および一対のキャスター33を収納し、一対の車輪37および一対のキャスター33は、収納箱の外方へ引き出し可能に構成している避難用カートである。【選択図】図2

Description

本考案は、高齢者や要配慮者が、日常、椅子として使用し、有事には、すばやく避難用カートに変形させ、高齢者、要配慮者および援護者の援護避難を容易にすることができ、高齢者や要配慮者の避難時の初動、避難行動及び避難所生活の利便性を高める。
避難用器具は、有事に使用することが想定されており、担架、組立式リヤカーなど多種存在する。一方、椅子や車いすは、日常生活でよく使われている。日常は椅子として使用でき、有事には避難用カートとして使用できるものは存在していない。
避難用器具の先行技術では、狭い通路、段差超え、長い避難路を走破する機能は、満たせていないのでこれを満たし、迅速な避難準備、避難行動ができる器具が必要である。一方で、避難用器具の先行技術は、有事における特殊環境下での使用を主目的としているため、日常生活での使用機能には乏しく、これを解決する必要がある。さらには避難所生活等においても利便性の高い器具が必要となる。
請求項1の考案に係る避難用カートにあたっては、日常は、車輪が格納されており、椅子として使用でき、非常時には、格納された車輪が、手操作によって、繰り出され、移動用カートとして機能することを特徴とする。
請求項1の考案に係る避難用カートにあっては、座板と右側板と左側板と背面板と前面板とで収納箱を形成し、箱内に一対の車輪および一対のキャスターを収納し、一対の車輪および一対のキャスターは、収納箱の外下方へ引き出し可能に構成していることを特徴とする。
請求項2の考案に係る避難用カートにあっては、上記収納箱が、繰出し収納操作機構部、車輪繰出し収納機構部、キャスター繰出し収納機構部を含むことを特徴とする。
請求項2の考案に係る避難用カートにあっては、上記収納箱と、前面板と背面板の両側からそれぞれ前後ロックレバーを操作することで、収納されている一対の車輪および一対のキャスターを即座に繰り出し固定できる、あるいは、繰り出された一対の車輪および一対のキャスターを収納固定できることを特徴とする。
請求項3の考案に係る避難用カートにあっては、上記繰出し収納操作機構部が、ロック部ベース、前ロックレバー、前ロックアーム、後ロックレバー、後ロックストッパ板、後ロックアームを含むことを特徴とする。
請求項5の考案に係る避難用カートにあっては、上記ロック部ベースが、木ねじで固定されたロック部ベースAとロック部ベースBを含むことを特徴とする。
請求項3の考案に係る避難用カートにあっては、上記車輪繰出し収納機構部が、右サイドブラケットの穴及び右内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転する右回転アーム、左サイドブラケットの穴及び左内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転する左回転アーム、左右回転アームに固定されたバネポスト、左右内部板に固定されたバネポスト、およびそのふたつのバネポストに固定された引っ張りバネを含むことを特徴とする。
請求項3の考案に係る避難用カートにあっては、上記キャスター繰出し収納機構部が、左右内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転するキャスターブラケット、キャスターブラケットに固定された左右キャスター、キャスターブラケットに固定されたバネポスト、バネブラケットに固定されたバネポスト、およびそのふたつのバネポストに固定された引っ張りバネを含むことを特徴とする。
請求項2の考案に係る避難用カートにあっては、上記収納箱が、箱を形成する構造用パイプ、車輪繰り出し収納操作機構部、キャスター着脱操作機構部、可動背面板、可動足置板を含むことを特徴とする。
請求項9の考案に係る避難用カートにあっては、上記車輪繰り出し収納操作機構部が、車輪、車輪軸可動部、車輪繰り出し収納用金具、背面板繰り出し収納用金具、およびこれら金具を支持固定するパイプを含むことを特徴とする。
請求項9の考案に係る避難用カートにあっては、上記キャスター着脱操作機構部が、キャスター着脱用パイプを含むことを特徴とする。
日常は、車輪が格納されており、椅子として使用でき、非常時には、格納された車輪が、簡単な手操作によって、繰り出され、避難用カートとして即座に移動できる。
本考案の一実施例の組み立て図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の組み立て図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の内部機構断面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の内部機構断面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の分解図である。 本考案の一実施例の[図5]のA部拡大図である。 本考案の一実施例の[図5]のB部拡大図である。 本考案の一実施例の[図5]のC部拡大図である。 本考案の一実施例の正面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の平面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の側面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の内部機構背面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の内部機構断面図(椅子の時)である。 本考案の一実施例の正面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の平面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の側面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の内部機構背面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の内部機構断面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の正面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の平面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の平面図(避難用カートの時)である。 本考案の一実施例の側面図(避難用カートの時)である。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1に示すように、日常は、玄関上がり口等に置いて椅子として使用できる家具となっている。
図2に示すように、非常時には、一対の車輪37および一対のキャスター33、足置板8が露出しており、引っ張り棒38が備えられ、避難用カートの形となっている。
図3に示すように、車輪37の軸が連結されている回転アーム6の切りかき溝に、後ロックストッパ板15が自重によって差し込まれることにより、車輪37は収納箱に内蔵固定されている。キャスター33と一体になっているキャスターブラケット9が、前ロックレバー12と一体になっている前ロックアーム27の自重によって固定され、キャスター33は収納箱に内蔵固定されている。
図4に示すように、車輪37の軸が連結されている回転アーム6の上記[0019]とは異なる、もうひとつの切りかき溝に、後ロックストッパ板15が自重によって差し込まれることにより、車輪37は収納箱後方外の位置で固定されている。キャスター33と一体になっているキャスターブラケット9が、後ロックストッパ板15と連動して動く後ロックレバー14と一体になっている後ロックアーム28の自重によって固定され、キャスター33は収納箱前方外の位置で固定されている。
上記[0019][0020]の固定されている状態は、前ロックレバー12および後ロックレバー14を手操作で上にあげることによって解除され、重力を利用して[0019][0020]のいずれの状態にも移行できる。
図5に示すように、本考案の一実施例は、A部、B部、C部で構成されている。
図6は、A部の拡大図である。
図7は、B部の拡大図である。
図8は、C部の拡大図である。
図9に示す一実施例は、車輪37は収納箱内に収納固定されており、日常は、玄関上がり口等に置いて椅子として使用できる。車輪間には、空間が確保されており、簡易トイレ等多用途に使い分けできる。
図10、図11に示すように、車輪37は収納箱内に収納固定されており、出っ張り等のない形に収まっている。
図12、図13に示すように、箱を形成する構造用パイプ40は、車輪繰り出し収納用金具41、背面板繰り出し収納用金具42、及びキャスター着脱用パイプ43を支持するパイプと連結し、箱の内部に収まっている。
図14、図15、図16に示すように、車輪37、キャスター33が繰り出され、背面板3および足置板8が起こされ、避難カートの形を呈している。
図17、図18に示すように、手操作による、矢印で示す動きにより、車輪37は後方外へ繰り出され、同時に背面板3が起こされている。キャスター33は、キャスター着脱用パイプ43に装着され、足置用パイプ44は、前方へ開かれている。
図19、図20は、段差などを、避難カートを持ち上げて超える場合に使用する持ち上げアーム39を上記[0029]の避難用カートに、装着した実施例である。
図21、図22は、避難カートを、前で引っ張り、後ろから押す場合に使用する引っ張りアーム38を上記[0029]の避難用カートに、装着した実施例である。
1 前面板
2 上面板
3 背面板
4 左内部板
5 右内部板
6 左回転アーム
7 右回転アーム
8 足置板
9 キャスターブラケット
10 ロック部ベースA
11 ロック部ベースB
12 前ロックレバー
13 右前ロックアーム
14 後ロックレバー
15 後ロックストッパ板
16 右後ロックアーム
17 左サイドブラケット
18 右サイドブラケット
19 アームストッパー
20 キャスターストッパー
21 バネブラケット
22 キャスタ収納板
23 ブロックA
24 ブロックB
25 側板(左)
26 側板(右)
27 左前ロックアーム
28 左後ロックアーム
29 ロック盤
30 セットカラー
31 パイプシャフト
32 パイプシャフト
33 キャスター
34 引っ張りバネ
35 バネポスト
36 圧縮バネ
37 車輪
38 引っ張りアーム
39 持ち上げアーム
40 構造用パイプ
41 車輪繰り出し収納用金具
42 背面板繰り出し収納用金具
43 キャスター着脱用パイプ
44 足置用パイプ

Claims (11)

  1. 日常は、車輪が格納されており、椅子として使用でき、非常時には、格納された車輪が、手操作によって、繰り出され、移動用カートとして機能する避難用カート。
  2. 座板と右側板と左側板と背面板と前面板とで収納箱を形成し、箱内に一対の車輪および一対のキャスターを収納し、一対の車輪および一対のキャスターは、収納箱の外下方へ引き出し可能に構成している請求項1記載の避難用カート。
  3. 上記収納箱が、繰出し収納操作機構部、車輪繰出し収納機構部、キャスター繰出し収納機構部を含む請求項2記載の避難用カート。
  4. 上記収納箱と、前面板と背面板の両側からそれぞれ前後ロックレバーを操作することで、収納されている一対の車輪および一対のキャスターを即座に繰り出し固定できる、あるいは、繰り出された一対の車輪および一対のキャスターを収納固定できる請求項2記載の避難用カート。
  5. 上記繰出し収納操作機構部が、ロック部ベース、前ロックレバー、前ロックアーム、後ロックレバー、後ロックストッパ板、後ロックアームを含む請求項3記載の避難用カート。
  6. 上記ロック部ベースが、木ねじで固定されたロック部ベースAとロック部ベースBを含む請求項5記載の避難用カート。
  7. 上記車輪繰出し収納機構部が、右サイドブラケットの穴及び右内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転する右回転アーム、左サイドブラケットの穴及び左内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転する左回転アーム、左右回転アームに固定されたバネポスト、左右内部板に固定されたバネポスト、およびそのふたつのバネポストに固定された引っ張りバネを含む請求項3記載の避難用カート。
  8. 上記キャスター繰出し収納機構部が、左右内部板の穴に通るパイプシャフトを介して回転するキャスターブラケット、キャスターブラケットに固定された左右キャスター、キャスターブラケットに固定されたバネポスト、バネブラケットに固定されたバネポスト、およびそのふたつのバネポストに固定された引っ張りバネを含む請求項3記載の避難用カート。
  9. 上記収納箱が、箱を形成する構造用パイプ、車輪繰り出し収納操作機構部、キャスター着脱操作機構部、可動背面板、可動足置板を含む請求項2記載の避難用カート。
  10. 上記車輪繰り出し収納操作機構部が、車輪、車輪軸可動部、車輪繰り出し収納用金具、背面板繰り出し収納用金具、およびこれら金具を支持固定するパイプを含む請求項9記載の避難用カート。
  11. 上記キャスター着脱操作機構部が、キャスター着脱用パイプを含む請求項9記載の避難用カート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018834A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 幸雄 星野 介助運搬車

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