JP3204795B2 - カラーフイルターの欠陥修正方法 - Google Patents

カラーフイルターの欠陥修正方法

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JP3204795B2
JP3204795B2 JP11048893A JP11048893A JP3204795B2 JP 3204795 B2 JP3204795 B2 JP 3204795B2 JP 11048893 A JP11048893 A JP 11048893A JP 11048893 A JP11048893 A JP 11048893A JP 3204795 B2 JP3204795 B2 JP 3204795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶を用いたカラーテ
レビ、カラー表示デバイス、カラー撮像デバイス等に使
用されるカラーフイルターの、製造時に発生する画素等
の欠落を修正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子用のカラーフイルターを作
成する方法としては、印刷法、染色法、顔料分散法(特
開昭57−16407号公報)、電着法、着色感光性層
転写法(特願平2−400047号)などが知られてい
る。液晶表示素子を用いたデバイスでは静止画像を見る
機会も多く、カラーフイルターを構成する各色の画素の
欠陥が零であることが望ましい。しかし、周囲の微小な
ゴミや基板の洗浄工程の不十分などに起因する画素の欠
落が全く無いカラーフイルターを多数製造するには多く
の困難を伴う。そこでさらに歩留まりを向上するため
に、少数の欠落画素を有するカラーフイルターの修正方
法が求められてきた。
【0003】しかし、従来の、着色感光性樹脂塗布液を
用いた欠陥修正法では、塗布技術の限界から、欠陥部に
平坦性の良好な修正画素を形成することは非常に困難で
あった。また、複数の色の欠陥がある場合には、着色感
光性樹脂塗布液を塗布・露光・現像する工程を複数回繰
り返す必要があり、膨大な手間を要すると共に、新たな
欠陥が生じることもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
み、少数の欠落画素があるカラーフイルターを簡便な方
法で修正し、最終的に平坦性の優れた、欠陥のない安定
なパターンを有するカラーフイルターを製造する方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、 (1)基板上に赤、緑、青色及びブラックマトリックス
画素を形成する工程、 (2)上記いずれかの画像の欠落部分を含む領域に、
支持体上にアルカリ可溶熱可塑性樹脂層、分離層、着色
感光性樹脂層をこの順に設け、該熱可塑性樹脂層と支持
体の間の接着力が最も小さい着色感光性転写材料を用い
て、該欠落画素と同一の色の着色感光性樹脂層を密着さ
せる工程、 (3)上記着色感光性転写材料が密着された領域に、
着色感光性樹脂層の感光波長域における該赤、緑、青色
及びブラックマトリックス画素の透過率が2%以下であ
る条件で該基板を介して露光を行ない、該欠落部分の着
色感光性樹脂層を硬化する工程、 (4)上記着色感光性樹脂層の未硬化部分を除去する工
程を含むことを特徴とするカラーフィルターの欠陥修正
方法により達成された。本発明の欠陥修正方法によれ
ば、修正部の画素の平坦性が良好で、多色の欠陥が存在
する場合でも、各欠陥部毎に選択した感光性着色転写材
料を必要個所に密着させ、一度の露光と一度の現像処理
で一括修正することができる。
【0006】本発明で使用する着色感光性転写材料とし
ては、特開平4−208940号明細書、特願平2−2
38286号明細書、特願平3−9292号明細書、特
願平3−120223号明細書、特願平3−15322
7号明細書等に記載されたものを使用することができ、
特に本願の方法において好ましいのは特願平3−153
227号明細書に記載のものである。
【0007】修正すべきカラーフイルターは、本質的に
どのような公知の方法で作成したものでもよいが、好ま
しくは欠陥部において透明基板の表面が露出するもので
あって、例えば特開昭57−16407号公報に記載の
顔料分散した感光性樹脂を塗布、乾燥し、露光現像を繰
り返すことにより透明基板上に形成したもの、上記公報
に記載された着色感光性転写材料を用いて形成したも
の、一般の印刷法によるものが好ましい。しかし欠陥部
に透明基板の表面が露出していないタイプ、例えば、特
開平3−282404号、特願平2−238286号明
細書に記載の方法で形成したものでも良い。染色法であ
っても特開平1−293304公報に記載のような、非
染色部が現像により除去されるタイプであれば、本願方
法を適用することにより平坦性の優れたカラーフイルタ
ーを与える点で好ましい。
【0008】本願の修正すべきカラーフイルターの欠陥
部が、透明基板の露出部であるときには、特願平3−8
4037号明細書に記載の基板処理法を適用すれば、本
願着色感光性転写材料の優れた密着性が実現できる。
【0009】本発明の方法において使用する着色感光性
転写材料は、仮支持体上にアルカリ可溶熱可塑性樹脂
層、分離層、着色感光性樹脂層をこの順に設け、該熱可
塑性樹脂層と支持体の間の接着力が最も小さいことを特
徴とする。次にこの着色感光性転写材料を詳細を説明す
る。
【0010】該感光性転写材料の仮支持体としては、熱
可塑性樹脂層と申分の無い剥離性を有し、化学的および
熱的に安定であって、また可撓性の物質で構成されるべ
きであり、具体的にはテフロン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等薄いシートもしくはこれらの積層物が好ましい。
仮支持体の厚みは5μm〜300μmが適当であり、好
ましくは20μm〜150μmである。
【0011】熱可塑性樹脂層として用いる有機高分子物
質としてはヴイカーVicat法(具体的にはアメリカ
材料試験法エーエステーエムデーASTMD1235に
よるポリマー軟化点測定法)による軟化点が約80℃以
下の有機高分子物質より選ばれることが好ましい。この
理由は軟化点の低いポリマーを用いることにより、転写
シートを凹凸のある基板上に熱と圧で転写する際に下地
の凹凸を完全に吸収し、気泡残りが全く無い状態で転写
するためである。軟化点が高いポリマーを用いた場合
は、高い温度で転写する必要が有り、作業実質上不利で
ある。この様な点で熱可塑性樹脂層に用いられる有機高
分子物質としてはVicat法による軟化点が約80℃
以下のもの、好ましくは60℃以下、特に好ましくは5
0℃以下のものである。軟化点が80℃以下のものとし
ては、エチレンとアクリル酸エステル共重合体のケン化
物、スチレンと(メタ)アクリル酸エステル共重合体の
ケン化物、ビニルトルエンと(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体のケン化物、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、(メタ)アクリル酸ブチルと酢酸ビニル等の(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体などのケン化物、から
少なくとも1つ選ばれるのが好ましいが、さらに「プラ
スチック性能便覧」(日本プラスチック工業連盟、全日
本プラスチック成形工業連合会編著、工業調査会発行、
1968年10月25日発行)による軟化点が約80℃
以下の有機高分子のうちアルカリ水溶液に可溶なものを
使用することができる。またアルカリ水溶液に可溶な樹
脂の例としては、アルカリ可溶性光重合性樹脂に用いら
れる、公知の高分子結合剤を挙げる事ができる。(メ
タ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(アルキル基としては、メチル基、エチル基、ブチル基
など)との共重合物、ポリ(メタ)アクリル酸、スチレ
ンと無水マレイン酸などの不飽和二塩基酸無水物との共
重合物、および該ポリマーとアルコール類との反応物、
セルロースの多塩基酸無水物との反応物などがある。
上記のポリマーのうち、本発明の結合剤として特に好適
に用いられるものは、スチレン/無水マレイン酸共重合
体、特開昭60−258539号明細書記載のメタクリ
ル酸メチル/メタクリル酸/メタクリル酸2−エチルヘ
キシル/メタクリル酸ベンジル四元共重合体、特公昭5
5−38961号明細書記載のスチレン/マレイン酸モ
ノ−n−ブチルエステル共重合体、特公昭54−259
57号明細書記載のスチレン/メタクリル酸メチル/ア
クリル酸エチル/メタクリル酸の四元共重合体、特開昭
52−99810号明細書記載のメタクリル酸ベンジル
/メタクリル酸共重合体、特公昭58−12577号明
細書記載のアクリロニトリル/メタクリル酸2−エチル
ヘキシル/メタクリル酸の三元共重合体、および特公昭
55−6210号明細書記載のメタクリル酸メチル/ア
クリル酸エチル/アクリル酸の三元共重合体とイソプロ
パノールで一部分エステル化したスチレン/無水マレイ
ン酸共重合体の2種などである。
【0012】軟化点が80℃以上の有機高分子物質にお
いてもその有機高分子物質中に該高分子物質と相溶性の
ある各種の可塑剤を添加して実質的な軟化点を80℃以
下に下げることも可能である。またこれらの有機高分子
物質中に仮支持体との接着力を調節するために実質的な
軟化点が80℃を越えない範囲で各種のポリマーや過冷
却物質、密着改良剤あるいは界面活性剤、離型剤、等を
加えることが可能である。好ましい可塑剤の具体例とし
ては、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ジオクチルフタレート、ジヘプチルフタレート、
ジブチルフタレート、トリクレジルフォスフェート、ク
レジルジフェニルフォスフェートビフェニルジフェニル
フォスフェートを挙げることができる。
【0013】熱可塑性樹脂層の厚みは6μm以上が好ま
しい。この理由としては熱可塑性樹脂層の厚みが5μm
以下であると1μm以上の下地の凹凸を完全に吸収する
ことが不可能であるためである。上限については、現像
性、製造適性から約100μm以下、好ましくは約50
μm以下である。
【0014】感光性転写材料の転写条件によつては、転
写中に熱可塑性樹脂が周囲にはみ出して永久支持体を汚
染することがある。この汚染を防止するためには、上述
の熱可塑性樹脂との中から、アルカリ水溶液に溶解する
ものが好ましい。アルカリ水溶液に溶解するものであれ
ば、後の処理により容易に除去することが可能だからで
ある。
【0015】本発明においてアルカリ水溶液とは、アル
カリ性物質の希薄水溶液であるが、さらに水と混和性の
有機溶剤を少量添加したものも含む。適当なアルカリ性
物質はアルカリ金属水酸化物類(例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム)、アルカリ金属炭酸塩類(例えば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム)、アルカリ金属重炭酸
塩類(炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム)、アル
カリ金属ケイ酸塩類(ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム)アルカリ金属メタケイ酸塩類(メタケイ酸ナトリウ
ム、メタケイ酸カリウム)、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モノエタノールアミン、モルホリ
ン、テトラアルキルアンモンニウムヒドロキシド類(例
えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド)または燐
酸三ナトリウムである。アルカリ性物質の濃度は、0.
01重量%〜30重量%であり、pHは8〜14が好ま
しい。
【0016】水と混和性の適当な有機溶剤は、メタノー
ル、エタノール、2−プロパノール、1−プロパノー
ル、ブタノール、ジアセトンアルコール、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエー
テル、ベンジルアルコール、アセトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン、ε−カプロラクトン、γ−ブ
チロラクトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ヘキサメチルホスホルアミド、乳酸エチル、乳
酸メチル、ε−カプロラクタム、N−メチルピロリドン
である。水と混和性の有機溶剤の濃度は0.1重量%〜
30重量%である。さらに公知の界面活性剤を添加する
ことができる。界面活性剤の濃度は0.01重量%〜1
0重量%が好ましい。
【0017】分離層としては水またはアルカリ水溶液に
分散または溶解し、低い酸素透過性を示すものであれば
良く、公知のものが使用できる。例えば、特開昭46−
2121号や特公昭56−40824号の各明細書に記
載のポリビニルエーテル/無水マレイン酸重合体、カル
ボキシアルキルセルロースの水溶性塩、水溶性セルロー
スエーテル類、カルボキシアルキル澱粉の水溶性塩、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、各種のポ
リアクリルアミド類、各種の水溶性ポリアミド、ポリア
クリル酸の水溶性塩、ゼラチン、エチレンオキサイド重
合体、各種の澱粉およびその類似物からなる群の水溶性
塩、スチレン/マレイン酸の共重合体、およびマレイネ
ート樹脂さらにこれらの2種以上の組み合せが挙げられ
る。
【0018】特に好ましいのは、ポリビニルアルコール
とポリビニルピロリドンの組み合わせである。ポリビニ
ルアルコールは鹸化率が80%以上であるものが好まし
く、ポリビニルピロリドンの含有量は分離層固形分の1
重量%〜75重量%が好ましく、より好ましくは1重量
%〜60重量%、更に好ましくは10重量%〜50重量
%である。1重量%未満では、感光性樹脂層との十分な
密着が得られず、75重量%を越えると、酸素遮断能が
低下する。分離層の厚みは非常に薄く、約0.1〜5μ
m、特に0.5〜2μmである。約0.1μm未満だと
酸素の透過性が高すぎ、約5μmを越えると、現像時ま
たは分離層除去時に時間がかかりすぎる。
【0019】着色感光性樹脂層は少なくとも150℃以
下の温度で軟化もしくは粘着性になることが好ましく、
熱可塑性であることが好ましい。公知の光重合性組成物
を用いた層の大部分はこの性質を有するが、公知層の一
部は、熱可塑性結合剤の添加あるいは相溶性の可塑剤の
添加によって更に改質することができる。本発明におい
て、感光性樹脂層の素材としては公知の、例えば特開平
3−282404に記載されている感光性樹脂がすべて
使用できる。具体的には、ネガ型ジアゾ樹脂とバインダ
ーからなる感光性樹脂層、光重合性組成物、アジド化合
物とバインダーとからなる感光性樹脂組成物、桂皮酸型
感光性樹脂組成物等が挙げられる。その中でも特に好ま
しいのは光重合性樹脂である。その光重合性樹脂は光重
合開始剤、光重合性モノマーおよびバインダーを基本構
成要素として含む。
【0020】感光性樹脂としてはアルカリ水溶液により
現像可能なものと、有機溶剤により現像可能なものが知
られているが、公害防止、労働安全性の確保の観点から
アルカリ水溶液現像可能なものが好ましい。感光性樹脂
層のアルカリ現像液としては、アルカリ性物質の希薄水
溶液であるが、さらに水と混和性の有機溶剤を少量添加
したものも含まれる。適当なアルカリ性物質、水と混和
性の適当な有機溶剤、界面活性剤の種類、濃度等は、上
述したものと同一である。但し、熱可塑性樹脂層の処理
液と感光性樹脂層の現像液が同一である必要はなく、処
方が異なっていても良い。
【0021】現像液は、浴液としても、あるいは噴霧液
としても用いることができる。光重合性遮光材料層の未
硬化部分を除去するには現像液中で回転ブラシで擦るか
湿潤スポンジで擦る、超音波を照射するなどの方法を組
み合わせることができる。現像液の液温度は通常室温付
近から40℃が好ましい。現像処理の後に水洗工程を入
れることも可能でる。
【0022】該感光性樹脂層には顔料もしくは染料等の
着色材料を添加する。すべての着色材料は感光性樹脂層
中に実質的に均一に分散されており、5μm以下の粒
径、好ましくは1μm以下の粒径を有していなければな
らない。カラーフイルターの作成に当たっては、0.5
μm以下の粒径のものが特に好ましい。
【0023】適当な顔料もしくは染料の例は次の通りで
ある。ビクトリア・ピュアーブルーBO(C.I.42
595)、オーラミン(C.I.41000)、ファッ
ト・ブラックHB(C.I.26150)、モノライト
・エローGT(C.I.ピグメントエロー12)、パー
マネント・エローGR(C.I.ピグメント・エロー1
7)、パーマネント・エローHR(C.I.ピグメント
・エロー83)、パーマネント・カーミンFBB(C.
I.ピグメント・レッド146)、ホスターバームレッ
ドESB(C.I.ピグメント・バイオレット19)、
パーマネント・ルビーFBH(C.I.ピグメント・レ
ッド11)ファステル・ピンクBスプラ(C.I.ピグ
メント・レッド81)モナストラル・ファースト・ブル
ー(C.I.ピグメント・ブルー15)、モノライト・
ファースト・ブラックB(C.I.ピグメント・ブラッ
ク1)及びカーボン。さらにカラーフイルターを形成す
るのに適当な顔料としては、C.I.ピグメント・レッ
ド97、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.
ピグメント・レッド149、C.I.ピグメント・レッ
ド168、C.I.ピグメント・レッド177、C.
I.ピグメント・レッド180、C.I.ピグメント・
レッド192、C.I.ピグメント・レッド215、
C.I.ピグメント・グリーン7、C.I.ピグメント
・グリーン36、C.I.ピグメント・ブルー15:
1、C.I.ピグメント・ブルー15:4、C.I.ピ
グメント・ブルー15:6、C.I.ピグメント・ブル
ー22、C.I.ピグメント・ブルー60、C.I.ピ
グメント・ブルー64を挙げることができる。
【0024】該感光性樹脂層は、貯蔵の際汚染や損傷に
対して保護するために、支持体に相対する側に薄い被覆
シートを有する。被覆シートは仮支持体と同じかまたは
類似の材料からなっても良いが、感光性樹脂層から容易
に分離されねばならない。被覆シート材料としては例え
ばシリコーン紙、ポリオレフィンもしくはポリテトラフ
ルオルエチレンシートが適当である。被覆シートの厚み
は約5から100μmであるのが好ましい。特に好まし
くは10〜30μm厚のポリエチレンまたはポリプロピ
レンフィルムである。
【0025】本発明に用いる感光性転写材料は、仮支持
体上に熱可塑性樹脂層溶液を施し、乾燥することにより
熱可塑性樹脂層を設け、その後熱可塑性樹脂層上に熱可
塑性樹脂層を溶解しない溶剤からなる分離層材料の溶液
を塗布し、乾燥し、その後感光性樹脂層を分離層を溶解
しない溶剤で塗布、乾燥して設ける。または別の被覆シ
ート上に感光性樹脂層を設けて、前記の仮支持体上に熱
可塑性樹脂層及び分離層を有するシートの両方のシート
を分離層と感光性樹脂層が接するように相互に貼り合わ
せることまたは、別の被覆シートとして、熱可塑性樹脂
層を有する仮支持体を用意し、この熱可塑性樹脂層を、
被覆シート上の感光性樹脂層及び分離層からなるシート
の分離層とを貼り合わせることにより有利に製造され
る。
【0026】塗布により熱可塑性樹脂層を設けた仮支持
体の代わりに、熱可塑性樹脂のシートと仮支持体シート
の接着した2層または多層シートを用いることもでき
る。熱可塑性樹脂のシートとしては前記の熱可塑性樹脂
層用の材料が使用できるが、この場合はポリエチレンフ
ィルムやポリプロピレンフィルムが特に好ましい。仮支
持体上にポリエチレンやポリプロピレンフィルムシート
を設ける方法としては、仮支持体上にポリ酢酸ビニル、
ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、ポリウレタン、天然ゴ
ム、合成ゴム等の溶液を塗布乾燥することにより接着剤
層を設け、この上にポリエチレン、ポリプロピレンフィ
ルム等を加圧加熱下に張り合わせる方法、エチレン/酢
酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸エステル共重
合体、ポリアミド樹脂、石油樹脂、ロジン類、ワックス
類の混合物からなる接着剤を加熱溶融して仮支持体上に
塗布した後で直ちにポリエチレン、ポリプロピレンフィ
ルム等を貼り合わせる方法、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等を溶融状態にし、押出し機によりフィルム状に押
出し、溶融状態のまま、仮支持体を圧着してラミネート
する方法等が挙げられる。
【0027】永久支持体上に感光性転写材料の感光性樹
脂層を張り合わせた後で仮支持体を剥そうとすると、フ
イルムと人体が帯電して不快な電撃シヨツクを受けるこ
とがあり、更に、この帯電のために周囲からゴミを吸い
寄せて引き続く露光工程で未露光部が生じ、ピンホール
の原因となることがある。そこで、本発明に使用する感
光性転写材料においては、帯電を防止するため、仮支持
体の少なくとも一方の面に導電性層を設けてその表面電
気抵抗を1013Ω以下としたか、あるいは仮支持体自体
に導電性を付与してその表面電気抵抗を1013Ω以下と
したものを用いることが好ましい。
【0028】仮支持体に導電性を付与するには、仮支持
体中に導電性物質を含有させれば良い。例えば、金属酸
化物の微粒子や帯電防止剤を練り込んでおく方法が好適
である。金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化チタン、
酸化錫、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化珪
素、酸化マグネシウム、酸化バリウム、酸化モリブデン
の中から選ばれた少なくとも1種の結晶性金属酸化物、
及び/またはその複合酸化物の微粒子である。帯電防止
剤としては例えば、アニオン界面活性剤としてアルキル
燐酸塩系(例えば、花押石鹸(株)のエレクトロストリ
ッパーA、第一工業製薬(株)のエレノンNo19等
が、両性界面活性剤としてベタイン系(例えば、第一工
業製薬(株)のアモーゲンK、等)が、非イオン界面活
性剤としてポリオキシエチレン脂肪酸エステル系(例え
ば、日本油脂(株)のニツサンノニオンL、等)、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル系(例えば、花王石鹸
(株)のエマルゲン106、120、147、420、
220、905、910、日本油脂(株)のニツサンノ
ニオンE、等)が有用である。その他、非イオン界面活
性剤としてポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル系、多価アルコール脂肪酸エステル系、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル系、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン系等のものが用いられる。
【0029】仮支持体上に導電性層を設ける場合には、
導電性層としては公知のものの中から適宜選択して用い
る事ができ、特に導電性物質として、ZnO、TiO
2 、SnO2、Al23、In23、SiO2、MgO、
BaO、MoO3 の中から選ばれた少なくとも1種の結
晶性金属酸化物、及び/またはその複合酸化物の微粒子
を含有させる方法が、湿度に影響されない導電性を示す
ので好ましい。結晶性金属酸化物またはその複合酸化物
の微粒子は、その体積抵抗が107 Ω・cm以下である
事が好ましく、特に105Ω・cm以下である事が好ま
しい。
【0030】その粒子サイズは、0.01〜0.7μ
m、特に0.02〜0.5μmである事が好ましい。導
電性の結晶性金属酸化物及びその複合酸化物の微粒子の
製造方法については、特開昭56−143430号に詳
細に記載されているが、それらについて略述すれば、第
1に金属酸化物微粒子を焼成により作製し、導電性を向
上させる異種原子の存在下で熱処理する方法、第2に焼
成により金属酸化物微粒子を製造するときに導電性を向
上させる為の異種原子を共存させる方法、第3に焼成に
より金属微粒子を製造する際に雰囲気中の酸素濃度を下
げて、酸素欠陥を導入する方法等である。異種原子を含
む例としてはZnOに対してAl、In等、TiO2に
対してはNb、Ta等、SnO2に対しては、Sb、N
b、ハロゲン元素等が挙げられる。異種原子の添加量は
0.01〜30mol%の範囲が好ましく、0.1〜1
0mol%が特に好ましい。導電性粒子の使用量は0.
05g/m2〜20g/m2がよく、0.1g/m2〜1
0g/m2が特に好ましい。
【0031】これら導電性層には、バインダーとして、
ゼラチン、セルロースナイトレート、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースアセテートプロピオネート
等のようなセルロースエステル、塩化ビニリデン、塩化
ビニル、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、ア
ルキル(アルキル基C1〜C4)アクリレート、ビニルピ
ロリドン等を含むホモポリマーまたは、共重合体、可溶
性ポリエステル、ポリカーボネート、可溶性ポリアミド
等を使用することができる。これらのバインダー中への
導電性粒子の分散に際しては、チタン系分散剤或いはシ
ラン系分散剤のような分散液を添加してもよい。またバ
インダー架橋剤等を加えても何らさしつかえはない。
【0032】チタン系分散剤としては、米国特許4,0
69,192号、同4,080,353号等に記載され
ているチタネート系カップリング剤、及びプレンアクト
(商品名:味の素(株)製)等を挙げる事ができる。シ
ラン系分散剤としては、例えばビニルトリクロルシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メ
トキシエトキシ)シラン、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン等が知られており「シランカップリング
剤」として信越化学(株)等から市販されている。バイ
ンダー架橋剤としては、例えば、エポキシ系架橋剤、イ
ソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ
系架橋剤等を挙げる事ができる。
【0033】本発明における好ましい導電性層は、導電
性微粒子をバインダーに分散させ支持体上に設けること
により、または支持体に下引処理をほどこし、その上に
伝導性微粒子を被着させることにより設けることができ
る。本発明において導電性層が支持体の感光性樹脂層と
は反対側の面に設けられる場合には、耐傷性を良好なも
のとするために、導電性層の上に更に疎水性重合体層を
設ける事が好ましい。この場合、疎水性重合体層は、有
機溶剤に溶解した溶液または水性ラテックスの状態で塗
布すればよく、塗布量は乾燥重量にして0.05g/m
2〜1g/m2程度がよい。
【0034】疎水性重合体としては、セルロースエステ
ル(例えばニトロセルロース、セルロースアセテー
ト)、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルアクリレー
ト等を含むビニル系ポリマーや有機溶剤可溶性ポリアミ
ド、ポリエステル等のポリマーを挙げる事ができる。こ
の層には、すべり性を付与するためのすべり剤、例えば
特開昭55−79435号に記載があるような有機カル
ボン酸アミド等を使用しても差しつかえないし、またマ
ット剤等を加えることも何ら支障はない。このような疎
水性重合体層を設けても本発明の導電性層の効果は実質
的に影響を受けない。
【0035】下塗層を設ける場合には、特開昭51−1
35526号、米国特許3,143,421号、同3,
586,508号、同2,698,235号、同3,5
67,452号等に記載されているような塩化ビニリデ
ン系共重合体、特開昭51−114120号、米国特許
3,615,556号等に記載されているようなブタジ
エン等のジオレフイン系共重合体、特開昭51−584
69号等に記載されているようなグリシジルアクリレー
トまたはグリシジルメタアクリレート含有共重合体、特
開昭48−24923号等に記載されているようなポリ
アミド・エピクロルヒドリン樹脂、特開昭50−395
36号に記載されているような無水マレイン酸含有共重
合体等を用いる事ができる。
【0036】更に、特開昭56−82504号、特開昭
56−143443号、特開昭57−104931号、
特開昭57−118242号、特開昭58−62647
号、特開昭60−258541号等に示されている導電
性層も適宜用いる事ができる。
【0037】導電性層を、仮支持体フィルムと同一また
は異なったプラスチック原料に含有せしめ、仮支持体用
フィルムを押し出す際に同時に共押し出しした場合に
は、接着性、耐傷性に優れた導電性層を容易に得る事が
できるので、この場合には前記の疎水性重合体層や下塗
層を設ける必要がなく、本発明における導電性層の特に
好ましい実施態様である。導電性層を塗布する場合に
は、ローラーコート、エアナイフコート、グラビアコー
ト、バーコート、カーテンコート等、通常の方法が採用
できる。
【0038】仮支持体の、熱可塑性樹脂層を設けない側
の面に導電性層を設ける場合には、該熱可塑性樹脂層と
支持体の接着力を上げるため、仮支持体に、例えばグロ
ー放電処理、コロナ処理、紫外線照射処理などの表面処
理を行ったり、熱可塑性樹脂層中にクレゾールノボラッ
ク樹脂やレゾルシン等のフェノール性物質を添加した
り、仮支持体にポリ塩化ビニリデン樹脂、スチレンブタ
ジエンゴム、ゼラチン等の下塗り処理を行ったり、さら
にこれらの処理を組み合わせた処理を行うことができ
る。仮支持体の熱可塑性樹脂層の面は特別な処理を行う
必要なく、適当な密着性と、剥離性が実現できる。ま
た、滑り性を良化するため、もしくは該感光性樹脂層の
仮支持体裏面との不都合な接着を防止するため、仮支持
体の裏面に公知の微粒子含有滑り性組成物、シリコーン
化合物を含有する離型剤組成物等を塗布することも有用
である。
【0039】本発明のカラーフイルターの欠陥修正法の
工程は、概略下記の通りである。先ず、感光性転写材料
の被覆シートを取除き、加圧、好ましくは加温下で、着
色感光性樹脂層を修正すべき欠陥を有するカラーフイル
ター層上に貼り合わせる。この時の感光性転写材料は、
欠陥部を修正すべき色の着色感光性転写材料が選ばれ
る。そして欠陥部を完全に覆うサイズであればよい。貼
り合わせには、公知のラミネーター、真空ラミネータ
ー、例えばアイロンなどの部分的に加熱加圧のできる工
具等が使用でき、更に生産性を高めるためにオートカッ
トラミネーターの使用も可能である。その後仮支持体を
剥がし、もしくは仮支持体を付けたまま、カラーフイル
ター層の基板を介して、欠陥部分を完全に含む範囲を露
光する。この際、基板上にある各画素により光が吸収さ
れるので、特別なマスクを使用しなくても実質的に欠陥
部分の着色感光層のみが硬化する。レーザー等のビーム
光源を用いて欠陥部分だけを照射しても良いし、所定の
マスクを介して着色感光性樹脂層側から露光しても良
い。
【0040】マスクを介さないで露光しても、欠陥部以
外の画素もしくはブラックマトリクス上に存在する着色
感光性転写材料に対しては、赤、緑、青、ブラックマト
リックスなどに遮蔽され露光量が減少する。このため欠
陥部での十分な硬化を行うに必要な露光量を与えても、
欠陥部以外の着色感光性転写材料の硬化度は低く、現像
処理により除去することができる。しかし必要以上に露
光量を増加すると、画素により遮蔽された部分において
も硬化して現像できない状態になるので、露光量を適当
な範囲に調節しなければならない。この露光量の範囲
は、当業者が適宜決定することができるが、以下の方法
を用いることがより好ましい。
【0041】実質的に欠陥部に対応する着色感光性樹脂
層のみを硬化させるには、修正に用いる着色感光性樹脂
層の感光波長域において、基板上に形成されている赤、
緑、青及びブラックマトリックス各画素の光透過率が2
%以下になるようにする。この場合には、画素の上にあ
る着色感光性樹脂層は実質的に硬化せず、一方欠陥部分
の着色感光性樹脂層は充分に硬化するので、引き続く処
理、例えば現像処理により、前者のみ容易に除去するこ
とができる。光透過率が2%を越えると、画素の上にあ
る着色感光性樹脂層も部分的に硬化して除去することが
困難となる場合がある。
【0042】上述した、各画素の光透過率を2%以下と
するには、例えば次の方法が挙げられる。第一は、各画
素を構成する組成物の中に予め光吸収剤を添加しておく
方法である。光吸収剤としては、公知の化合物が使用可
能である。具体的には、ベンゾフェノン誘導体(ミヒラ
ーズケトン等)、メロシアニン系化合物、2−ベンゾイ
ルメチレン−3−メチル−β−ナフトチアゾリン、金属
酸化物(酸化チタン、酸化亜鉛等)、ベンゾトリアゾー
ル系化合物、クマリン系化合物等を挙げることができ
る。その中でも、光吸収性が良好で、かつ200℃以上
の熱処理の後でも25%以上の光吸収性能を保持するも
のが好ましく、具体的には酸化チタン、酸化亜鉛、ベン
ゾトリアゾール系化合物、クマリン系化合物が挙げられ
る。これらの中では、クマリン系化合物が耐熱性、光吸
収性の両観点から特に好ましい。更に、クマリン系化合
物は、多色パターンを光重合性組成物を用いて作成する
場合に、これらの光重合を阻害することが無いことも好
ましい。なお、上述の200℃以上の熱処理は、カラー
フィルター作成時に必要に応じてパターン画素を一層硬
化させるために行われる。
【0043】クマリン化合物としては、一般式(I)、
(II)もしくは(III)で示される化合物を挙げる
ことができる。
【0044】
【化1】
【0045】ここで、 R1,R2:同一でも異なっていても良く、水素、アミノ
基、ジアルキルアミノ基、モノアルキルアミノ基、N置
換アミノアルキル基、ハロゲン、もしくはアルコキシ基
を表す。アルキル及びアルコキシとしては炭素数1〜4
のものが好ましい。 R3 :炭素数1〜7、好ましくは1〜4のアルキル
基を表す。 R4,R5:同一でも異なっていても良く、水素もしくは
炭素数1〜7、好ましくは1〜4のアルキル基を表す。 R6,R7:同一でも異なっていても良く、水素、炭素数
1〜7、好ましくは1〜4のアルキル基、もしくは炭素
数1〜4のアルコキシ基を表す。
【0046】具体的には、 7−{{4−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−s−ト
リアジン−2−イル}アミノ}−3−フェニルクマリン 7−{{4−メトキシ−6−(ジエチルアミノ)−s−
トリアジン−2−イル}アミノ}−3−フェニルクマリ
ン 7−{{4−メトキシ−6−(ジエチルアミノプロピル
アミノ)−s−トリアジン−2−イル}アミノ}−3−
フェニルクマリン N−(γ−ジメチルアミノプロピル)−N’−{3−フ
ェニルクマリニル−(7)}ウレア 3−フェニル−7−(4’−メチル−5’−n−ブトキ
シ−ベンゾトリアゾリル−2)クマリン 等を挙げることができる。これらの中では、7−{{4
−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−s−トリアジン−
2−イル}アミノ}−3−フェニルクマリンが特に好ま
しい。
【0047】第二は、欠陥修正時の露光波長を選択する
方法である。即ち、欠陥部分に密着させた着色感光性樹
脂層の感光波長域において、基板上に形成されている各
色の画素の光透過率が2%以下である波長を有する光を
照射する。具体的には、400nm以上の波長領域をカ
ットする光学フイルターを介して露光することにより、
赤、緑、青、ブラツクマトリツクス画素による、特に青
色画素による光遮蔽の程度が増加するので、露光量を増
加させることができ、欠陥部分を十分硬化させることが
できる。
【0048】第三は、予め基板の裏面にこのような特性
を有する遮光層(例えば、上記光吸収剤を含有する層)
を設けておき、露光後にこれを除去する方法である。
【0049】次いで、感光性樹脂層の被露光量が少ない
未硬化部を除去する。通常の方法により現像液を用いて
現像することが好ましいが、機械的に除去することも可
能である。以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。「部」は重量部を表す。
【0050】
【実施例】
実施例1 厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
仮支持体の上に下記の処方H1からなる塗布液を塗布、
乾燥させ、乾燥膜厚が20μmの熱可塑性樹脂層を設け
た。
【0051】 熱可塑性樹脂層処方H1: メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/28.8/11.7/4.5、重量平均分子量=90000) 15重量部 ポリプロピレングリコールジアクリレート(平均分子量=822) 6.5重量部 テトレエチレングリコールジメタクリレート 1.5重量部 p−トルエンスルホンアミド 0.5重量部 ベンゾフェノン 1.0重量部 メチルエチルケトン 30重量部
【0052】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方B1
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜厚が1.6μ
m厚の分離層を設けた。
【0053】 分離層処方B1: ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) 130重量部 ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−90) 60重量部 弗素系界面活性剤(旭硝子(株)社製サーフロンS−131) 10重量部 蒸留水 3350重量部
【0054】上記熱可塑性樹脂層及び分離層を有する4
枚の仮支持体の上に、それぞれ表1の処方を有する、黒
色(Bl層用)、赤色(R層用)、緑色(G層用)及び
青色(B層用)の4色の感光性溶液を塗布、乾燥させ、
乾燥膜厚が2μmの着色感光性樹脂層を形成した。
【0055】 表1:感光層の処方 R層 G層 B層 K層 ────────────────────────────────── ヘ゛ンシ゛ルメタクリレート/ 60.0 60.0 60.0 60.0 メタクリル酸共重合体 (モル比=73/27 粘度=0.12) ペンタエリスリトール 43.2 43.2 43.2 43.2 テトラアクリレート ミヒラーズケトン 2.4 2.4 2.4 2.4 2−(o−クロロフェニル 2.5 2.5 2.5 2.5 ジフェニルイミダゾール2量体 イルガシンレッドBPT(赤色) 5.4 --- --- --- スーダンブルー(青色) --- 5.2 --- --- 銅フタロシアニン(緑色) --- --- 5.6 --- カーボンブラック(黒色) --- --- --- 5.6 メチルセロソルブアセテート 560 560 560 560 メチルエチルケトン 280 280 280 280
【0056】さらに上記感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚さ12μm)の被覆シートを圧着し、赤色、緑
色、青色および黒色感光性転写材料を作成した。各感光
性樹脂層の感光波長は350nm〜420nmであり、
露光光源として超高圧水銀灯を用いた場合の主感光波長
は365nm(i線)と405nm(h線)であり、
赤、緑、青各画素の光透過率は下表の通りであった。
【0057】
【0058】この感光性転写材料を用いて、以下の方法
でカラーフイルターを作成した。表面に2000オング
ストローム厚の酸化珪素の被膜を有するソーダガラス基
板(厚さ1.1mm、30cm×40cm)を、アミノ
基含有シランカップリング剤(信越化学製KBM60
3)の1%水溶液中に1分間浸漬し、水洗乾燥した。こ
のガラス基板上に、赤色感光性転写材料の被覆シートを
剥離し、感光性樹脂層面をラミネーター(大成ラミネー
タ(株)製VP−II)を用いて加圧(0.8kg/c
2)、加熱(130℃)して貼り合わせ、続いて仮支
持体と熱可塑性樹脂層との界面で剥離し、仮支持体を除
去した。次に所定のフォトマスク(画素の大きさが40
μm×200μm)を介して、2KW超高圧水銀灯を有
するアライナーを用いて、50mj/cm2の露光量で
露光し、CD(フジハントエレクトロニクステクノロジ
ー社製現像液の商品名)と水の1:10混合水溶液でス
プレー現像して不要部を除去し、ガラス基板上に赤色画
素パターンを形成した。次いで、赤色画素パターンが形
成されたガラス基板上に、緑色感光性転写材料を上記と
同様にして貼り合わせ、剥離、マスクを通した露光、現
像を行ない、緑色画素パターンを形成した。同様な工程
を青色、黒色感光性転写材料で繰り返し、透明ガラス基
板上にカラーフイルターを形成した。ただし黒色感光性
転写材料の露光時にはブラックマトリックスのマスクを
使用した。得られたブラックマトリックスを有するカラ
ーフイルターは画素の欠落もなく、下地との密着性も良
好であった。
【0059】同様にして、100枚のカラーフイルター
を作成したところ、このうち3枚には赤色、緑色、青色
ブラックマトリックスの各画素にそれぞれ1箇所ずつの
欠落が見いだされた。上記欠落部を含む領域に3cm×
10cmのサイズのそれら欠落部と同色の感光性転写材
料を用い、感光性樹脂層をカラーフイルター層上に置
き、前記のラミネータを用いてそれぞれの欠落部に貼り
合わせ、仮支持体を剥離し、基板の裏面からマスクを通
さず露光した。但し、この場合に表2に示した通り青色
画素のh線の透過率が2%を越えているので、超高圧水
銀灯光源と基板の間に東芝ガラスフィルターUVD36
cを設置して100mj/cm2 の露光を与え、続いて
現像を行った。画素の欠落部には赤色、緑色、青色、ブ
ラックマトリクスのそれぞれの画素が形成され、透過
率、ヘイズ等のフィルター特性や平坦性、密着性も元の
非欠陥部分の画素と実質的に同等であり、満足に修正で
きたことが確認された。
【0060】実施例2 実施例1の表1の処方の代りに下記の表3の処方で各色
の感光性転写シートを作成した以外は、実施例1と同様
に行った。作成された感光性転写シートの各画素の光透
過率は表4の通りであった。
【0061】 表3:感光層の処方 R層 G層 B層 K層 ────────────────────────────────── ヘ゛ンシ゛ルメタクリレート/ 60.0 60.0 60.0 60.0 メタクリル酸共重合体 (モル比=73/27、粘度=0.12) ペンタエリスリトール 43.2 43.2 43.2 43.2 テトラアクリレート 2−(p−メトキシフェニル)− 2.0 2.0 2.0 2.0 4,6−ビス(トリスクロルメチル) −s−トリアジン イルガシンレッドBPT 5.4 --- --- --- スーダンブルー --- 5.2 --- --- 銅フタロシアニン --- --- 5.6 --- カーボンブラック --- --- --- 5.6 酸化亜鉛 2.0 2.0 --- --- メチルセロソルブアセテート 560 560 560 560 メチルエチルケトン 280 280 280 280
【0062】
【0063】実施例1と同様に発生した欠落部を修正し
たところ、実施例1と同様な良好な結果が得られた。
【0064】比較例1 露光時に東芝ガラスフィルター(UVD36c)を設置
しなかった以外は、実施例1と同じ方法で欠陥の修正を
行ったところ、Bの画素上に修正に用いた各色の感光性
樹脂層が残留し、カラーフイルターとしての使用は困難
であった。
【0065】比較例2 実施例2の表3の処方の代りに下記の表5の処方(酸化
亜鉛を除去した処方)で各色の感光性転写シートを作成
した以外は、実施例2と同様に行った。作成された感光
性転写シートの各画素の光透過率は表6の通りであっ
た。
【0066】 表5:感光層の処方 R層 G層 B層 K層 ────────────────────────────────── ヘ゛ンシ゛ルメタクリレート/ 60.0 60.0 60.0 60.0 メタクリル酸共重合体 (モル比=73/27、 粘度=0.12) ペンタエリスリトール 43.2 43.2 43.2 43.2 テトラアクリレート 2−(p−メトキシフェニル)− 2.0 2.0 2.0 2.0 4,6−ビス(トリスクロルメチル) −s−トリアジン イルガシンレッドBPT 5.4 --- --- --- スーダンブルー --- 5.2 --- --- 銅フタロシアニン --- --- 5.6 --- カーボンブラック --- --- --- 5.6 メチルセロソルブアセテート 560 560 560 560 メチルエチルケトン 280 280 280 280
【0067】
【0068】実施例1と同様に発生した欠落部を修正し
たが、実施例1と同じ露光量で行ったところ、赤色画素
のi線透過率が2%を超えているので、赤色画素上に現
像不良が発生した。また、露光量を半分にして行ったと
ころ、赤色画像上の現像不良は発生しなかったが、露光
量が少ないために、修正部が十分に硬化せず、非欠陥部
との間に段差が発生してしまった。
【0069】実施例3 実施例1の表1の処方の代りに下記の表7の処方で各色
の感光性転写シートを作成した以外は、実施例1と同様
に行った。作成された感光性転写シートの各画素の光透
過率は表8の通りであった。
【0070】 表7:感光層の処方 R層 G層 B層 K層 ────────────────────────────────── ヘ゛ンシ゛ルメタクリレート/ 60.0 60.0 60.0 60.0 メタクリル酸共重合体 (モル比=73/27、粘度=0.12) ペンタエリスリトール 43.2 43.2 43.2 43.2 テトラアクリレート 2-(p-メトキシフェニル)-4,6-ヒ゛ス(トリクロルメ 2.0 2.0 2.0 2.0 チル)-s-トリアシ゛ン イルガシンレッドBPT 5.4 --- --- --- スーダンブルー --- 5.2 --- --- 銅フタロシアニン --- --- 5.6 --- カーボンブラック --- --- --- 5.6 7-((4-クロロ-6-(シ゛エチルアミノ)-s-トリアシ゛ 10.0 10.0 10.0 --- ン-2-イル)アミノ)-3-フェニルクマリン メチルセロソルブアセテート 560 560 560 560 メチルエチルケトン 280 280 280 280
【0071】
【0072】この感光性転写材料を用いて、以下の方法
でカラーフイルターを作成した。表面に2000オング
ストローム厚の酸化珪素の被膜を有するソーダガラス基
板(厚さ1.1mm、30cm×40cm)を、アミノ
基含有シランカップリング剤(信越化学製KBM60
3)の1%水溶液中に1分間浸漬し、水洗乾燥した。こ
のガラス基板上に、赤色感光性転写材料の被覆シートを
剥離し、感光性樹脂層面をラミネーター(大成ラミネー
タ(株)製VP−II)を用いて加圧(0.8kg/c
m2)、加熱(130℃)して貼り合わせ、続いて仮支
持体と熱可塑性樹脂層との界面で剥離し、仮支持体を除
去した。次に所定のフォトマスク(画素の大きさが40
μm×200μm)を介して、2KW超高圧水銀灯を有
するアライナーを用いて、50mj/cm2の露光量で
露光し、CD(フジハントエレクトロニクステクノロジ
ー社製現像液の商品名)と水の1:10混合水溶液でス
プレー現像して不要部を除去し、ガラス基板上に赤色画
素パターンを形成した。
【0073】次いで、赤色画素パターンが形成されたガ
ラス基板上に、緑色感光性転写材料を上記と同様にして
貼り合わせ、剥離、マスクを通した露光、現像して緑色
画素パターンを形成した。同様な工程を青色、黒色感光
性転写材料で繰り返し、透明ガラス基板上にカラーフイ
ルターを形成した。ただし黒色感光性転写材料の露光時
にはブラックマトリックスのマスクを使用した。得られ
たブラックマトリックスを有するカラーフイルターは画
素の欠落もなく、下地との密着性も良好であった。ま
た、赤、緑、青の各画素のi線、h線の各透過率は表9
の通りであった。
【0074】
【0075】同様にして、100枚のカラーフイルター
を作成したところ、このうち3枚には赤色、緑色、青色
ブラックマトリックスの各画素にそれぞれ1箇所ずつの
欠落が見いだされた。上記欠落部を含む領域に3cm×
10cmのサイズのそれら欠落部と同色の感光性転写材
料を用い、感光性樹脂層をカラーフイルター層上に置
き、前記のラミネータを用いてそれぞれの欠落部に貼り
合わせ、仮支持体を剥離し、基板の裏面からマスクを通
さず露光した。但し、この場合に表9に示した通り青色
画素のh線の透過率が2%を越えているので、超高圧水
銀灯光源と基板の間に東芝ガラスフィルターUVD36
cを設置して100mj/cm2 の露光を与え、続いて
現像を行った。画素の欠落部には赤色、緑色、青色、ブ
ラックマトリクスのそれぞれの画素が形成され、透過
率、ヘイズ等のフィルター特性や平坦性、密着性も元の
非欠陥部分の画素と実質的に同等であり、満足に修正で
きたことが確認された。
【0076】実施例4 実施例1・表1に示した処方の着色感光層に、7−
{{4−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−s−トリア
ジン−2−イル}アミノ}−3−フェニルクマリンを固
形分が8%になるように添加した。これを用い実施例1
と同様にして、ガラス基板(厚さ1.1mm)上にR,
G,Bカラーフィルターを作製した。この場合、R,
G,Bの各色毎に220℃20分の熱処理を行い、各画
素を完全に硬化させた。得られた各色画素のi線及びh
線の透過率は表10の通りであった。
【0077】
【0078】以下実施例1と同様の評価を行ったとこ
ろ、同様の良好な結果を得た。
【0079】実施例5 7−{{4−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−s−ト
リアジン−2−イル}アミノ}−3−フェニルクマリン
の代わりに、7−{{4−メトキシ−6−(ジエチルア
ミノ)−s−トリアジン−2−イル}−3−フェニルク
マリン}を用いた以外は、実施例4と同様の操作を行っ
た。ここで、各色画素の光透過率は表11の通りであっ
た。
【0080】
【0081】以下、実施例1と同様の評価を行ったとこ
ろ、実施例4と同等の結果を得た。
【0082】
【発明の効果】本発明の、転写法及び裏露光によるカラ
ーフイルターの欠陥修正方法は、簡単な操作で、容易に
欠陥の修正が可能であり、修正後の平坦性に優れ画素の
品質が高いので、カラーフイルター作成の歩留まりを大
幅に向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−128302(JP,A) 特開 昭64−31186(JP,A) 特開 平3−148631(JP,A) 特開 平3−296701(JP,A) 特開 平4−323617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1335 G02F 1/13 101 G02B 5/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)基板上に赤、緑、青色及びブラッ
    クマトリックス画素を形成する工程、 (2)上記いずれかの画像の欠落部分を含む領域に、
    支持体上にアルカリ可溶熱可塑性樹脂層、分離層、着色
    感光性樹脂層をこの順に設け、該熱可塑性樹脂層と支持
    体の間の接着力が最も小さい着色感光性転写材料を用い
    て、該欠落画素と同一の色の着色感光性樹脂層を密着さ
    せる工程、 (3)上記着色感光性転写材料が密着された領域に、
    着色感光性樹脂層の感光波長域における該赤、緑、青色
    及びブラックマトリックス画素の透過率が2%以下であ
    る条件で該基板を介して露光を行ない、該欠落部分の着
    色感光性樹脂層を硬化する工程、 (4)上記着色感光性樹脂層の未硬化部分を除去する工
    程を含むことを特徴とするカラーフィルターの欠陥修正
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該赤、緑、青色及び
    ブラックマトリックス画素が耐熱性でかつ、該着色感光
    性樹脂層の感光波長域における光吸収性が良好な化合物
    を含有することを特徴とするカラーフィルターの欠陥修
    正方法。
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