JP3204600U - 自転車用フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車用コンポーネントを安定して自転車用フレームに取り付けることのできる自転車用フレームを提供する。【解決手段】自転車用フレームは、第1のコンポーネント40を収容可能な収容空間24Aを形成する収容部24、および、前記収容空間に繋がる孔が形成されるフレーム本体22と、前記第1のコンポーネントを前記収容空間に保持するための第1の保持機構を備え、少なくとも一部が前記孔に重なった状態で、前記収容部を挟んで収容空間とは反対側で前記収容部に固定される取付部材26とを含む。【選択図】図5
Description
本考案は、自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダに関する。
特許文献1に開示される自転車用フレームは、自転車用コンポーネントを配置可能な収容空間を有する。特許文献1の自転車用コンポーネントは、自転車用バッテリホルダおよびバッテリユニットを含む。
特許文献1の収容空間に、例えば特許文献2に開示される自転車用バッテリホルダを配置する場合、作業空間が小さいため、自転車用バッテリホルダの取り付けが難しい。
また、特許文献2に開示される自転車用バッテリホルダでは、キー操作によってシリンダを回転させる作業のみによってラッチがバッテリユニットから外れる。このため、例えばバッテリユニットが自転車用フレームに下向きに取り付けられていると、不所望にバッテリユニットが落下するおそれがある。
また、特許文献2に開示される自転車用バッテリホルダでは、キー操作によってシリンダを回転させる作業のみによってラッチがバッテリユニットから外れる。このため、例えばバッテリユニットが自転車用フレームに下向きに取り付けられていると、不所望にバッテリユニットが落下するおそれがある。
本考案の目的は、自転車用コンポーネントを安定して自転車用フレームに取り付けることのできる自転車用フレーム、および自転車用バッテリホルダを提供することである。
(1)本考案に従う自転車用フレームの一形態は、第1のコンポーネントを収容可能な収容空間を形成する収容部、および、前記収容空間に繋がる孔が形成されるフレーム本体と、前記第1のコンポーネントを前記収容空間に保持するための第1の保持機構を備え、少なくとも一部が前記孔に重なった状態で、前記収容部を挟んで収容空間とは反対側で前記収容部に固定される取付部材とを含む。
(2)前記自転車用フレームの一例では、前記取付部材は、前記収容部に溶接または接着される。
(3)前記自転車用フレームの一例では、前記第1の保持機構は、前記収容空間に配置される。
(3)前記自転車用フレームの一例では、前記第1の保持機構は、前記収容空間に配置される。
(4)前記自転車用フレームの一例では、前記第1の保持機構は、ボルトを連結可能な第1のねじ孔を含む。
(5)前記自転車用フレームの一例では、前記取付部材は、前記収容空間の外側に第2のコンポーネントを保持するための第2の保持機構を含む。
(5)前記自転車用フレームの一例では、前記取付部材は、前記収容空間の外側に第2のコンポーネントを保持するための第2の保持機構を含む。
(6)前記自転車用フレームの一例では、前記第2の保持機構は、ボルトを連結可能な第2のねじ孔を含む。
(7)前記自転車用フレームの一例では、前記フレーム本体は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つを含み、前記収容部は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つに設けられる。
(7)前記自転車用フレームの一例では、前記フレーム本体は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つを含み、前記収容部は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つに設けられる。
(8)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部には、前記収容空間に第1のコンポーネントを収容するための開口が形成されている。
(9)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部は、収容部の延びる方向に垂直な断面が実質的にU字形状となるように、前記開口が形成されている。
(9)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部は、収容部の延びる方向に垂直な断面が実質的にU字形状となるように、前記開口が形成されている。
(10)前記自転車用フレームの一例では、前記孔は、前記収容空間を挟んで前記開口とは反対側に形成される。
(11)前記自転車用フレームの一例では、前記開口は、前記収容部の上側、または下側に形成されている。
(11)前記自転車用フレームの一例では、前記開口は、前記収容部の上側、または下側に形成されている。
(12)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部の前記開口を覆うカバーをさらに含む。
(13)前記自転車用フレームの一例では、前記カバーは、前記第1のコンポーネントに保持される。
(13)前記自転車用フレームの一例では、前記カバーは、前記第1のコンポーネントに保持される。
(14)前記自転車用フレームの一例では、前記カバーは、前記収容空間の外部に設けられる把持部をさらに含む。
(15)前記自転車用フレームの一例では、前記第1のコンポーネントは、バッテリユニットと、前記バッテリユニットを着脱可能に保持するバッテリホルダとを含む。
(15)前記自転車用フレームの一例では、前記第1のコンポーネントは、バッテリユニットと、前記バッテリユニットを着脱可能に保持するバッテリホルダとを含む。
(16)前記自転車用フレームの一例では、前記第1の保持機構は、前記バッテリホルダに連結される。
(17)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部に設けられ、前記収容空間内の配線を取付可能な配線取付部をさらに含む。
(17)前記自転車用フレームの一例では、前記収容部に設けられ、前記収容空間内の配線を取付可能な配線取付部をさらに含む。
(18)本考案に従う自転車用バッテリホルダの一形態は、バッテリユニットを取付可能なホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられ、キー操作によって、所定の軸線まわりのロック位置と中間位置との間で回転可能であり、前記中間位置において押すことによって前記中間位置から解除位置に、前記所定の軸線に沿う方向に移動可能なシリンダと、前記バッテリユニットに係合可能な第1の位置と、前記バッテリに係合しない第2の位置とに移動可能なラッチと、前記ラッチを、前記第1の位置にバイアスする第1のバイアス部材とを含み、前記ラッチは、前記シリンダが前記ロック位置のとき、前記第1のバイアス部材によって前記第1の位置に配置され、前記シリンダが解除位置のとき、前記シリンダによって前記第2の位置に配置される。
(19)前記自転車用バッテリホルダの一例では、前記ホルダ本体は、前記シリンダを移動可能に保持するシリンダケースをさらに含む。
(20)前記自転車用バッテリホルダの一例では、前記シリンダを前記解除位置から前記中間位置に向かってバイアスする第2のバイアス部材をさらに含む。
(20)前記自転車用バッテリホルダの一例では、前記シリンダを前記解除位置から前記中間位置に向かってバイアスする第2のバイアス部材をさらに含む。
本考案の自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダは、第1のコンポーネントを安定して自転車用フレームに取り付けることができる。
(実施形態)
図1〜図5を参照して、自転車用フレーム20(以下、「フレーム20」)を含む自転車10について説明する。
図1〜図5を参照して、自転車用フレーム20(以下、「フレーム20」)を含む自転車10について説明する。
図1に示されるとおり、自転車10は、自転車本体12を備えている。自転車本体12は、フレーム20、フレーム20に接続されるハンドル14、フレーム20に接続されるシートポスト16、および、フレーム20に接続されるフロントフォーク18を備えている。
フレーム20は、フレーム本体22、収容部24、および、取付部材26を含む。一例では、フレーム20は、カバー28(図2参照)および配線取付部30(図4参照)をさらに含む。
フレーム本体22は、ダウンチューブ22A、トップチューブ22B、および、シートチューブ22Cの少なくとも1つを含む。一例では、フレーム本体22は、ダウンチューブ22A、トップチューブ22B、シートチューブ22C、ヘッドチューブ22D、チェーンステー22E、シートステー22F、および、ドライブユニット取付部22Gを含む。
ドライブユニット取付部22Gは、ドライブユニットDを支持する。ドライブユニットDは、クランク軸Cと、クランク軸Cから入力される人力駆動力に基づいて、人力駆動力を補助するための電動モータとを含む。ダウンチューブ22Aは、ドライブユニット取付部22Gから前方に延びる。シートチューブ22Cは、ドライブユニット取付部22Gから上方に延びる。ヘッドチューブ22Dは、ダウンチューブ22Aのうちのドライブユニット取付部22Gとは反対側の端部から上方に延びる。トップチューブ22Bは、シートチューブ22Cの上側の端部とヘッドチューブ22Dの上側の端部とを接続する。チェーンステー22Eは、ドライブユニット取付部22Gから後方に延びる。シートステー22Fは、シートチューブ22Cの上側の端部とチェーンステー22Eのドライブユニット取付部22Gとは反対側の端部とを接続する。チェーンステー22Eとシートステー22Fとの接続部に後輪WRが接続される。
ハンドル14は、ハンドルバー14Aとステム14Bとを含む。ハンドル14は、フロントフォーク18に着脱可能に接続される。シートポスト16は、シートチューブ22Cに着脱可能に接続される。フロントフォーク18は、ヘッドチューブ22Dに支持されて、ハンドル14と前輪WFの車軸とを接続する。
図2に示されるとおり、収容部24は、第1のコンポーネント40を収容可能な収容空間24Aを形成する。収容部24は、図1のダウンチューブ22A、トップチューブ22B、および、シートチューブ22Cの少なくとも1つに設けられる。一例では、収容部24は、ダウンチューブ22Aに設けられる。
図2に示されるとおり、第1のコンポーネント40は、バッテリホルダ42およびバッテリユニット44を含む。バッテリホルダ42は、バッテリユニット44を着脱可能に保持する。バッテリホルダ42は、第1のバッテリホルダ46および第2のバッテリホルダ48を含む。第1のバッテリホルダ46は、収容空間24Aの長手方向の第1の端部24C付近に配置される。第2のバッテリホルダ48は、収容空間24Aの長手方向の第2の端部24D付近に配置される。第1のバッテリホルダ46および第2のバッテリホルダ48は、バッテリユニット44の両端部を挟み込む。収容部24をダウンチューブ22Aに設ける場合、第1のバッテリホルダ46は、第2のバッテリホルダ48よりも上方に配置されるのが好ましい。第1のバッテリホルダ46は、収容空間24Aのヘッドチューブ22D(図1参照)側の端部に配置され、第2のバッテリホルダ48は、収容空間24Aのドライブユニット取付部22G(図1参照)側の端部に配置されるのが好ましい。収容空間24Aの長手方向は、ダウンチューブ22Aの延びる方向に平行である。
収容部24は、ダウンチューブ22Aの延びる方向を長手方向とする箱形状を有する。図3に示されるとおり、収容部24には、収容空間24Aに第1のコンポーネント40を収容するための開口24Bが形成されている。収容部24は、収容部24の延びる方向に垂直な断面が実質的にU字形状となるように、開口24Bが形成されている。開口24Bは、収容部24の下側に形成されている。自転車10を水平な地面に垂直に設置したとき、開口24Bは、収容部24の地面側の端部に形成され、ダウンチューブ22Aに沿って傾斜している。フレーム本体22には、収容空間24Aに繋がる孔32(図9および図10参照)が形成される。孔32は、収容空間24Aを挟んで開口24Bとは反対側に形成される。孔32は、収容部24の上側、すなわちダウンチューブ22Aの上側に形成されている。
図2に示されるとおり、取付部材26は、第1のコンポーネント40を収容空間24Aに保持する。取付部材26は、基部26T、および、第1のコンポーネント40を収容空間24Aに保持するための第1の保持機構36を備える。図4に示されるとおり、第1の保持機構36は、2つ設けられ、自転車10の幅方向に並んでいる。取付部材26は、第1のバッテリホルダ46を保持する第1の取付部材26A、および、第2のバッテリホルダ48を保持する第2の取付部材26Bを含む。図2に示す基部26Tは、収容空間24Aの外側に配置される。図4に示されるとおり、第1の保持機構36は、収容空間24Aに配置される。図9および図10に示されるとおり、基部26Tは孔32の内径よりも大きい。第1の保持機構36は円柱形状を有し、外径が孔32の内径よりも僅かに小さい。取付部材26は、少なくとも一部が孔32に重なった状態で、収容部24を挟んで収容空間24Aとは反対側で収容部24に固定される。取付部材26は、収容部24の外側から孔32に第1の保持機構36が挿入された状態で、収容空間24Aの外側で収容部24に固定される。
図9に示されるとおり、第1の取付部材26Aは、収容部24に溶接されている。溶接は、フレーム本体22および第1の取付部材26Aの少なくとも一方を溶融させて互いに接合する融接であってもよく、他の部材を用いてフレーム本体22および第1の取付部材26Aを接合するろう接であってもよい。第1の取付部材26Aは、収容部24のうちの長手方向の第1の端部24C付近に固定される。第1の取付部材26Aは第1の保持機構36Aを含む。第1の保持機構36Aは、収容空間24Aに配置される。第1の保持機構36Aは、ボルト46Eを連結可能な第1のねじ孔38Aを含む。第1の保持機構36Aは、第1のバッテリホルダ46に連結される。第1の保持機構36Aは、ボルト46Eを含んでいてもよい。
図10に示されるとおり、第2の取付部材26Bは、収容部24に溶接されている。第2の取付部材26Bは、収容部24のうちの長手方向の第2の端部24D付近に固定される。第2の取付部材26Bは第1の保持機構36Bを含む。第1の保持機構36Bは、収容空間24Aに配置される。第1の保持機構36Bは、ボルト48Bを連結可能な第1のねじ孔38Aを含む。第1の保持機構36Bは、第2のバッテリホルダ48に連結される。第1の保持機構36Bは、ボルト48Bを含んでいてもよい。
図2〜図4に示されるとおり、カバー28は、収容部24の開口24Bを覆う。カバー28の大きさは、開口24Bよりも僅かに小さい。このため、カバー28は、開口24Bに嵌まり込む。別の例では、カバー28の大きさは、開口24Bよりも大きく形成され、開口24Bを覆ってもよい。また、カバー28の外周部とフレーム20との間にシール部材を設けて、収容空間24Aを密閉してもよい。カバー28は、第1のコンポーネント40に保持される。カバー28には、複数の孔28Bが形成されている。バッテリユニット44は、収容部24に収容された状態で開口24Bから露出する面に複数のねじ孔44Gが形成されている。複数のねじ孔44Gは、バッテリユニット44の長手方向の両端部で、自転車10の幅方向の両端部にそれぞれ設けられるのが好ましい。バッテリユニット44が大きい場合には、バッテリユニット44の長手方向の中間部にも、ねじ孔44Gが設けられるのが好ましい。カバー28の孔28Bは、バッテリユニット44に形成されているねじ孔44Gの少なくとも1つに対応する位置に形成されている。孔28Bは、貫通孔である。カバー28の外側から孔28Bを通過したボルト28Cがねじ孔44Gにねじ込まれることによって、カバー28がバッテリユニット44に取り付けられる。カバー28の形状は、自由にデザインすることができる。カバー28の形状は、例えば板状であってもよく、立体的な形状であってもよく、バッテリユニット44への衝撃を抑制する構造を備える形状であってもよい。カバー28は、シリンダ52に対応する位置に、キー70(図11参照)を挿通可能な孔28Dが形成されているのが好ましい。
図4に示されるとおり、配線取付部30は、収容部24に設けられる。配線取付部30は、収容空間24A内の配線72を取付可能である。配線72は、例えば、電気操作部とドライブユニットとを接続するための電気ケーブル、変速操作部と変速機とを接続するシフトケーブル、およびブレーキ操作部とブレーキ装置とを接続するブレーキケーブルなどである。電気操作部、変速操作部、ブレーキ操作部は、ユーザが操作可能であり、ハンドル14(図1参照)に設けられることが好ましい。収容部24を通過する配線72は、各操作部が設けられるハンドル14側から収容空間24Aの第2の端部24Dに引き込まれた後、一対の第1の保持機構36Bの間を通って配線取付部30に取り付けられる。配線72は配線取付部30に取り付けられた後、一対の第1の保持機構36Aの間を通って収容空間24Aの第1の端部24Cから収容空間24Aの外部に引き出される。電気ケーブルとしては、例えば電力通信線、電力線、または、通信線が挙げられる。配線取付部30は、フック形状またはリング形状などを有する。配線取付部30は、配線72を直接引掛けて保持してもよく、紐状部材を介して配線72を保持してもよい。配線取付部30は、収容空間24A内に複数設けられる。複数の配線取付部30は、収容空間24Aの長手方向に並んで設けられる。
図6に示されるとおり、バッテリユニット44は、略直方体形状を有する。バッテリユニット44は、バッテリケース44Aと、バッテリケース44A内部に収容されている複数のバッテリセル(図示略)を含む。バッテリセルは、充電池であることが好ましい。図7に示すバッテリユニット44の長手方向の第1の端部には、第1のバッテリホルダ46と電気的に接続可能なプラグ穴44Bと、第1のバッテリホルダ46の凸部46Cと係合可能な第1の凹部44Cとが設けられている。バッテリユニット44の長手方向の第2の端部44Iには、第2のバッテリホルダ48に係合可能な第2の凹部44Dが設けられている。第2のバッテリホルダ48には、長手方向の第2の端部に把持部44Eが設けられていてもよい。
把持部44Eは、バッテリユニット44が収容空間24Aに配置されているとき、開口24B側の端部に設けられるのが好ましい。把持部44Eは、ユーザが指を掛けることができる形状を有する。図8に示されるとおり、把持部44Eは、凹部を含む。ユーザは、把持部44Eに指を掛けることによって、バッテリユニット44を収容空間24Aから引き出すことができる。例えば開口24Bが上を向いている場合など、バッテリユニット44を収容空間24Aから引き出すときにユーザがバッテリユニット44を引き出す必要があるときには、カバー28は把持部44Eを覆わないように形成される。開口24Bが下を向いている場合など、バッテリユニット44を収容空間24Aから引き出すときにバッテリユニット44が自重で収容空間から外に移動可能なときには、カバー28は把持部44Eを覆うように形成されてもよい。
図7に示されるとおり、バッテリユニット44の側面には、バッテリユニット44の残量レベルを表示する表示部44Fが設けられている。図5に示すように、フレーム本体22には、表示部44Fと対応する部分に窓34が設けられている。このため、ユーザはバッテリユニット44を収容空間24Aに配置した状態で、表示部44Fを視認することができる。
図5に示されるとおり、第1のバッテリホルダ46は、ホルダ本体46A、プラグ46Dを含む。ホルダ本体46Aには、ホルダ本体46Aのうちのバッテリユニット44と対向する側の面から突出する凸部46Cが設けられる。プラグ46Dは、凸部46Cと同じ面からホルダ本体46Aの外側に突出する。第1のバッテリホルダ46は、プラグ46Dに電気的に接続される回路基板(図示略)をさらに含む。回路基板は、第1のバッテリホルダ46の外部に延びる電気配線47に接続されている。図9に示されるとおり、ボルト46Eは、ホルダ本体46Aの第1の壁部46B(図5の上方の壁部)を貫通して第1の保持機構36Aの第1のねじ孔38Aにねじ込まれる。これによって、第1のバッテリホルダ46は収容空間24Aに保持される。ホルダ本体46Aと第1の保持機構36Aとの間に、防振部材37が設けられてもよい。防振部材37は、たとえばゴムシートを含む。防振部材37には、ボルト46E(図2参照)が通過する貫通孔37Aが形成されている。ホルダ本体46Aは、分割して構成され第1の壁部46Bにボルト46Eに工具を係合することができるようになっている。
図5、図11、および、図12に示されるとおり、第2のバッテリホルダ48は、ホルダ本体50、シリンダ52、ラッチ54、および、第1のバイアス部材56を含む。一例では、第2のバッテリホルダ48は、第2のバイアス部材58をさらに含む。図10に示されるとおり、ボルト48Bは、ホルダ本体50の第1の壁部50A(図5の上方の壁部)を貫通して第1の保持機構36Bの第1のねじ孔38Bにねじ込まれる。これによって、第2のバッテリホルダ48は収容空間24Aに保持される。ホルダ本体50は、分割して構成され、ボルト48Bに工具を係合することができるようになっている。
ホルダ本体50は、バッテリユニット44を取付可能である。ホルダ本体50は、ケース62、および、ケース62に対してシリンダ52を移動可能に保持するシリンダケース64をさらに含む。図13に示されるとおり、ケース62は、板状のベース部材62Aを含む。ベース部材62Aは、ホルダ本体50のうちバッテリユニット44と対向する面と反対側の面を構成する。ベース部材62Aには、シリンダの軸線Lに沿って延びる溝62Bが形成される。ベース部材62Aのバッテリユニット44側には、図12に二点鎖線で示すカバー部材62Cが設けられる。カバー部材62Cは、U字状の断面を有する。シリンダ52およびシリンダケース64は、ベース部材62Aとカバー部材62Cとの間に配置される。
シリンダ52は、ホルダ本体50に設けられる。シリンダ52は、キー操作によって、所定の軸線Lまわりのロック位置P1(図12参照)と中間位置P2(図14参照)との間で回転可能である。シリンダ52は、中間位置P2において押すことによって中間位置P2から解除位置P3(図15参照)に、所定の軸線Lに沿う方向に移動可能である。シリンダ52は、ロック位置P1と中間位置P2との間の位置(例えば、図14に二点鎖線で示す位置)においては、所定の軸線Lに沿う方向に移動に移動不能である。
シリンダ52のキー70が挿入される側と反対側の端部には、板状の規制部材52Aが設けられる。規制部材52Aは、シリンダ52の回転にともなって所定の軸線Lまわりに移動する。シリンダ52がロック位置P1にあるとき、規制部材52Aは、バッテリユニット44側(図12の上方)に突出する。このとき、規制部材52Aのキー70が挿入される側と反対側の面は、カバー部材62Cの縁62Dと接触する。このため、シリンダ52の所定の軸線Lに沿う方向への移動が規制される。シリンダ52が中間位置P2および解除位置P3にあるとき、規制部材52Aのキー70が挿入される側と反対側の面は、軸線Lに平行な方向でカバー部材62Cの縁62Dに重ならない位置にある。このため、シリンダ52の所定の軸線Lに沿う方向への移動が許容される。
シリンダケース64は、ベース部材62Aに支持される。シリンダケース64は、ベース部材62A側に凸部64Aが形成される。凸部64Aは、溝62Bに嵌め込まれている。シリンダケース64は、シリンダ52とともに溝62Bに沿って移動可能である。
第2のバイアス部材58は、例えばねじりコイルばねであり、シリンダケース64とベース部材62Aとの間に配置される。第2のバイアス部材58は、シリンダ52を解除位置P3(図15参照)から中間位置P2(図12参照)に向かってバイアスする。
ラッチ54は、ラッチ本体54A、アーム54D、および、回転軸54Eを含む。ラッチ本体54Aは、ケース62から突出可能な第1の端部54Bおよびケース62の内部に収納される第2の端部54Cを含む。アーム54Dは、ラッチ本体54Aの第1の端部54Bと、シリンダケース64とを接続する。アーム54Dは、回転軸54Eを介してシリンダケース64に対して回転可能にケース62に取り付けられている。第1のバイアス部材56は、例えばねじりコイルばねであり、アーム54Dの回転軸54Eまわりに取り付けられる。第1のバイアス部材56は、ラッチ54を、第1の位置Q1にバイアスする。
ラッチ54は、バッテリユニット44に係合可能な第1の位置Q1(図12および図14参照)と、バッテリユニット44に係合しない第2の位置Q2(図15参照)とに移動可能である。図12に示すとおり、ラッチ54は、シリンダ52がロック位置P1のとき、第1のバイアス部材56によって第1の位置Q1に配置される。図15に示すとおり、ラッチ54は、シリンダ52が解除位置P3のとき、シリンダ52によって第2の位置Q2に配置される。ラッチ54が、第1の位置Q1に配置されると、ラッチ本体54Aの一部がホルダ本体50に設けられる孔50Bからホルダ本体50の外部に突出する。ラッチ本体54Aは、第1の位置Q1に配置された状態で、シリンダ52に近い方の端部がホルダ本体50の孔50Bの縁に接触する。このため、バッテリユニット44に収容空間24A(図2参照)から引き出される力が加えられたとき、またはバッテリユニット44の自重によってバッテリユニット44がラッチ54に与える荷重は、ホルダ本体50の孔50Bの縁に主に与えられる。バッテリユニット44がラッチ54に与える荷重は、ホルダ本体50で受け止められて、シリンダ52には与えられない。
バッテリユニット44のバッテリホルダ42への取り付け方法について説明する。シリンダ52がロック位置P1にあり、ラッチ54は第1の位置Q1に配置されている状態で、バッテリユニット44の長手方向の第2の端部44Iを収容空間24Aに挿入する。第1のバッテリホルダ46の第1の凹部44Cに、バッテリユニット44の凸部46Cを引掛けて、バッテリユニット44の長手方向の第1の端部44Hを、凸部46Cまわりに回転させ、バッテリユニット44の長手方向の第1の端部44Hを収容空間24Aに挿入すると、ラッチ54がバッテリユニット44によって第2の位置Q2に押される。バッテリユニット44の長手方向の第1の端部44Hが収容空間24A内の所定の位置まで移動すると、ラッチ本体54Aが第1の位置Q1に移動してバッテリユニット44の第2の凹部44Dに引っかかる。これによってバッテリユニット44がバッテリホルダ42に保持されるとともに、プラグ穴44Bにプラグ46Dが挿入されて、第2のバッテリホルダ48と、バッテリユニット44とが電気的にも接続される。図12に示すキー70がロック位置P1にあるシリンダ52から取り外されると、シリンダ52はケース62に対して動かないロック状態になる。
バッテリユニット44の収容空間24Aからの取り外し方法について説明する。図12〜図14に示すとおりキー70をロック位置P1にあるシリンダ52に挿入して、シリンダ52はロック位置P1から中間位置P2に移動する。このとき、シリンダ52は、所定の軸線Lに沿う方向に移動可能な状態となる。キー70を介してシリンダ52がケース62に押し込まれることによって、シリンダ52がシリンダケース64ごとラッチ本体54Aに向かって移動する。シリンダ52が中間位置P2から、図15に示すように、解除位置P3に移動する際に、シリンダケース64がラッチ54に接触して、ラッチ本体54Aを第1の位置Q1から第2の位置Q2に移動させる。シリンダケース64がラッチ本体54Aの第2の端部54Cをベース部材62Aに押し付けることによって、アーム54Dが回転軸54Eまわりに回転し、第1の端部54Bがケース62に収容される。このため、第1の端部54Bがバッテリユニット44の第2の凹部44D(図8参照)から外れて、バッテリユニット44が収容空間24Aから取り外し可能となる。開口24Bが下を向いている場合には、バッテリホルダ42の凸部46Cとバッテリユニット44の第1の凹部44Cとの接触部を支点にしてバッテリユニット44が自重によって移動することによって、バッテリユニット44が収容空間24Aから取り外される。
開口24Bが下以外の方向を向いている場合には、図2に示す第1の端部54Bがバッテリユニット44の第2の凹部44Dから抜け出たとき、ユーザは、バッテリユニット44の把持部44Eに指をかける。そして、バッテリホルダ42の凸部46Cとバッテリユニット44の第1の凹部44Cとの接触部を支点にしてバッテリユニット44を収容空間24Aから外に引っ張る。この作業を通じて、バッテリユニット44が収容空間24Aから取り外される。
本実施形態のフレーム20によれば、以下の作用および効果を得られる。
自転車用フレーム20では、取付部材26が収容部24を挟んで収容空間24Aとは反対側で収容部24に固定される。このため、取付部材26が収容空間24A側から収容部24に固定される場合と比較して、取付部材26を収容部24の適切な位置に取り付けやすくなる。このため、第1のコンポーネント40を安定してフレーム20に取り付けることができる。また、取付部材26が収容空間24A側から収容部24に固定される場合と比較して、取付作業時の作業空間が広くなるため、作業効率を向上できる。
自転車用フレーム20では、取付部材26が収容部24を挟んで収容空間24Aとは反対側で収容部24に固定される。このため、取付部材26が収容空間24A側から収容部24に固定される場合と比較して、取付部材26を収容部24の適切な位置に取り付けやすくなる。このため、第1のコンポーネント40を安定してフレーム20に取り付けることができる。また、取付部材26が収容空間24A側から収容部24に固定される場合と比較して、取付作業時の作業空間が広くなるため、作業効率を向上できる。
収容部24の開口24Bは、収容部24の下側に形成されている。このため、バッテリユニット44を持ち上げずに収容空間24Aから取り外すことができる。このため、ユーザの利便性が向上する。
フレーム20は、カバー28が開口24Bを覆うため、収容空間24A内に異物が入り込むことを抑制できる。
フレーム20は、収容空間24A内に配線取付部30が設けられるため、収容空間24A内の配線をまとめることができる。
フレーム20は、収容空間24A内に配線取付部30が設けられるため、収容空間24A内の配線をまとめることができる。
第2のバッテリホルダ48のラッチ54は、シリンダ52を回転させただけでは、バッテリユニット44の第2の凹部44Dから外れないので、不所望にバッテリユニット44が収容空間24Aから落下することを抑制することができる。このため、第1のコンポーネント40を安定してフレーム20に取り付けることができる。
(変形例)
上記実施形態に関する説明は、本考案に従う自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本考案に従う自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダは、例えば以下に示される上記実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
上記実施形態に関する説明は、本考案に従う自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本考案に従う自転車用フレームおよび自転車用バッテリホルダは、例えば以下に示される上記実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・取付部材26は、図16に示す第2の保持機構26Cをさらに含むこともできる。第2の保持機構26Cは、収容空間24Aの外側に第2のコンポーネント80を保持するためのものである。第2の保持機構26Cは、ボルト82を連結可能な第2のねじ孔26Dを含む。ボルト82は、第2のコンポーネント80の取付部材26とは反対側から第2のコンポーネント80および第2のねじ孔26Dにねじ込まれる。第2のコンポーネント80は、例えばボトルケージ、または、空気入れを保持するホルダである。
・取付部材26は、図17に示すように第1の保持機構36を1つのみにすることもできる。また、取付部材26に3つ以上の第1の保持機構36を設けることもできる。要するに、収容空間24A側から第1のコンポーネント40を取り付け可能な第1の保持機構36を有していれば、その数および形状は適宜変更することができる。
・取付部材26は、第1の保持機構36が収容部24の孔32から収容空間24A側に突出しないようにすることもできる。この場合も、収容空間24A側からボルト46E,48Bを第1のねじ孔38A,38Bにねじ込むことによって第1のコンポーネント40を収容部24に保持することができる。
・カバー28に、図18に示す把持部84をさらに含むこともできる。把持部84は、収容空間24Aの外部に設けられる。把持部84は、例えばレバーである。把持部84は、カバー28の本体と別体に形成され、ボルト86を介してカバー28の本体に取り付けられる。把持部84は、カバー28をバッテリユニット44に取り付けるためのボルト28Cによってカバー28の本体に取り付けられてもよい。また、図19に示すようにカバー28と把持部84とを一体に形成することもできる。この変形例においては、把持部84を引っ張ることによって、カバー28ごとバッテリユニット44を収容空間24Aから取り外すことができる。カバー28は、シリンダ52を覆うように形成してもよい。この場合、バッテリユニット44を取り外すときには、まずカバー28をバッテリユニット44から取り外せばよい。
・フレーム20の開口24Bには、カバー28が設けられなくてもよい。この場合、バッテリケース44Aにねじ孔44Gを形成しなくてもよい。
・バッテリユニット44の把持部44Eを、開口24Bから露出する面に設けられる把手に変更することもできる。この場合、カバー28を設けない構成としてもよいし、カバー28のうちの把手と対応する部分に切欠きを形成して、把手をカバー28の該表面から突出するように構成してもよい。
・バッテリユニット44の把持部44Eを、開口24Bから露出する面に設けられる把手に変更することもできる。この場合、カバー28を設けない構成としてもよいし、カバー28のうちの把手と対応する部分に切欠きを形成して、把手をカバー28の該表面から突出するように構成してもよい。
・バッテリケース44Aには、図20に示すようにバッテリユニット44のフレーム20からの取り外しを規制するためのワイヤWを通すことのできる孔88Aが形成されてもよい。ワイヤWは、防犯のためのワイヤ錠のワイヤである。孔88Aは、例えばバッテリユニット44に凸部88を設け、この凸部88に形成される。この場合、カバー28を設けない構成としてもよいし、カバー28のうちの孔88Aと対応する部分に切欠きを形成して、孔88Aをカバー28の該表面から突出するように構成してもよい。
・取付部材26を図21の取付部材90に変更することもできる。取付部材90は、ボルトである。収容部24およびホルダ本体46A,50には、取付部材90のねじ部が挿通可能な孔が形成されている。取付部材90の頭部は、収容部24およびホルダ本体46A,50に形成される孔の径よりも大きい。取付部材90は、収容空間24Aの外側から収容部24およびホルダ本体46Aの第1の壁部46Bに形成される孔に挿入される。収容部24およびホルダ本体46A,50の孔を挿通する取付部材90の先端部には、収容空間24A側からナット92が取り付けられる。取付部材90の頭部と、ナット92とによって、収容部24およびホルダ本体46A,50を挟み込む。これによって、ホルダ本体46A,50が収容部24に固定される。ナット92は、ホルダ本体46A,50に固定して設けられていてもよい。この場合も、取付部材90は、収容空間24Aの外側から第1の壁部46Bに取り付けられるため、取付部材90を安定して収容部24に取り付けることができる。収容部24とホルダ本体46A,50との間には、防振部材が設けられていてもよい。
・収容部24を図22の収容部24に変更することもできる。図22の収容部24の開口24B付近は、開口24Bの内側に向かって屈曲する。このため、収容部24の強度が向上する。この場合、カバー28を開口24Bよりも大きくすることもできる。カバー28の外周部は、収容部24は開口24Bのまわりに密着可能である。
・取付部材26を接着剤によって収容部24に接着することもできる。
・実施形態の配線取付部30を収容部24の内壁に形成される溝に変更することもできる。また、配線取付部30を、収容部24の内壁のうち、自転車10の幅方向の中央部に設けることもできる。要するに、配線を取り付けることができる構成であれば、配線取付部30の配置および構成は適宜変更することができる。
・実施形態の配線取付部30を収容部24の内壁に形成される溝に変更することもできる。また、配線取付部30を、収容部24の内壁のうち、自転車10の幅方向の中央部に設けることもできる。要するに、配線を取り付けることができる構成であれば、配線取付部30の配置および構成は適宜変更することができる。
・収容部24は、開口24Bを収容部24の上側に形成することもできる。また、開口24Bを側面に形成することもできる。要するに、バッテリユニット44を取り外し可能な構成であれば、開口24Bの位置は適宜変更することができる。
・収容部24をドライブユニット取付部22Gに設け、第1のコンポーネント40を、ドライブユニットDとしてもよい。なお、ドライブユニットDは、電動モータを含まず、変速機を含む構成としてもよい。
・収容部24を、ヘッドチューブ22D、チェーンステー22E、シートステー22F、または、ドライブユニット取付部22Gに設けることもできる。
・第2のバッテリホルダ48を、シリンダ52が軸線Lに沿う方向に移動しないように変更することもできる。この場合、例えばキー操作によってシリンダ52がロック位置P1から中間位置P2に回転したときに、ラッチ54とバッテリユニット44との係合が解除される。
・第2のバッテリホルダ48を、シリンダ52が軸線Lに沿う方向に移動しないように変更することもできる。この場合、例えばキー操作によってシリンダ52がロック位置P1から中間位置P2に回転したときに、ラッチ54とバッテリユニット44との係合が解除される。
・バッテリユニット44の表示部44Fは、バッテリユニット44の開口24B側に形成されてもよい。この場合、カバー28の表示部44Fに対向する位置には、開口が形成されてもよく、透明な窓を設けてもよい。
・第2のバッテリホルダ48のホルダ本体50と第1の保持機構36Bとの間にも、防振部材を入れてもよい。第1のバッテリホルダ46のホルダ本体46Aと第1の保持機構36Aとの間に防振部材37を設けなくてもよい。
20…フレーム(自転車用フレーム)、22…フレーム本体、22A…ダウンチューブ、22B…トップチューブ、22C…シートチューブ、24…収容部、24A…収容空間、24B…開口、26…取付部材、28…カバー、28B…孔、30…配線取付部、36,36A,36B…第1の保持機構、38A,38B…第1のねじ孔、40…第1のコンポーネント、42…バッテリホルダ、44…バッテリユニット、46…第1のバッテリホルダ(バッテリホルダ)、48…第2のバッテリホルダ(自転車用バッテリホルダ)、50…ホルダ本体、52…シリンダ、54…ラッチ、56…第1のバイアス部材、58…第2のバイアス部材、64…シリンダケース、80…第2のコンポーネント、84…把持部。
本考案は、自転車用フレームに関する。
本考案の目的は、自転車用コンポーネントを安定して自転車用フレームに取り付けることのできる自転車用フレームを提供することである。
本考案の自転車用フレームは、第1のコンポーネントを安定して自転車用フレームに取り付けることができる。
Claims (20)
- 第1のコンポーネントを収容可能な収容空間を形成する収容部、および、前記収容空間に繋がる孔が形成されるフレーム本体と、
前記第1のコンポーネントを前記収容空間に保持するための第1の保持機構を備え、少なくとも一部が前記孔に重なった状態で、前記収容部を挟んで収容空間とは反対側で前記収容部に固定される取付部材とを含む、自転車用フレーム。 - 前記取付部材は、前記収容部に溶接または接着される、請求項1に記載の自転車用フレーム。
- 前記第1の保持機構は、前記収容空間に配置される、請求項1〜2のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記第1の保持機構は、ボルトを連結可能な第1のねじ孔を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記取付部材は、前記収容空間の外側に第2のコンポーネントを保持するための第2の保持機構を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記第2の保持機構は、ボルトを連結可能な第2のねじ孔を含む、請求項5に記載の自転車用フレーム。
- 前記フレーム本体は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つを含み、前記収容部は、ダウンチューブ、トップチューブおよびシートチューブの少なくとも1つに設けられる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記収容部には、前記収容空間に第1のコンポーネントを収容するための開口が形成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記収容部は、収容部の延びる方向に垂直な断面が実質的にU字形状となるように、前記開口が形成されている、請求項8に記載の自転車用フレーム。
- 前記孔は、前記収容空間を挟んで前記開口とは反対側に形成される、請求項9に記載の自転車用フレーム。
- 前記開口は、前記収容部の上側、または下側に形成されている、請求項8〜10のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記収容部の前記開口を覆うカバーをさらに含む、請求項8〜11のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記カバーは、前記第1のコンポーネントに保持される、請求項12に記載の自転車用フレーム。
- 前記カバーは、前記収容空間の外部に設けられる把持部をさらに含む、請求項12または13に記載の自転車用フレーム。
- 前記第1のコンポーネントは、バッテリユニットと、前記バッテリユニットを着脱可能に保持するバッテリホルダとを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- 前記第1の保持機構は、前記バッテリホルダに連結される請求項15に記載の自転車用フレーム。
- 前記収容部に設けられ、前記収容空間内の配線を取付可能な配線取付部をさらに含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の自転車用フレーム。
- バッテリユニットを取付可能なホルダ本体と、
前記ホルダ本体に設けられ、キー操作によって、所定の軸線まわりのロック位置と中間位置との間で回転可能であり、前記中間位置において押すことによって前記中間位置から解除位置に、前記所定の軸線に沿う方向に移動可能なシリンダと、
前記バッテリユニットに係合可能な第1の位置と、前記バッテリユニットに係合しない第2の位置とに移動可能なラッチと、
前記ラッチを、前記第1の位置にバイアスする第1のバイアス部材とを含み、
前記ラッチは、前記シリンダが前記ロック位置のとき、前記第1のバイアス部材によって前記第1の位置に配置され、前記シリンダが解除位置のとき、前記シリンダによって前記第2の位置に配置される、自転車用バッテリホルダ。 - 前記ホルダ本体は、前記シリンダを移動可能に保持するシリンダケースをさらに含む、請求項18に記載の自転車用バッテリホルダ。
- 前記シリンダを前記解除位置から前記中間位置に向かってバイアスする第2のバイアス部材をさらに含む、請求項18または19に記載の自転車用バッテリホルダ。
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