JP2013129340A - 鞍乗型電動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】鞍乗型電動車両において、防水機能と抜け止め機能を備えたプラグ及びレセプタクルの接続構造を、複雑化や大型化を回避しつつ達成する。
【解決手段】鞍乗型電動車両は、開口部30を備えた収容室S1と、開口部30を閉塞可能な第1蓋29と、収容室S1内に収容され接続口54を備えたレセプタクル53と、接続口54を開閉可能に設けられた第2蓋85と、第1蓋29が開口部30を閉塞した状態でケーブル57を貫通させる貫通部63を備える。また、第2蓋85は、プラグ53がレセプタクル55から抜けることを防止する抜け止め部88を有する。鞍乗型電動車両は、抜け止め部88がプラグ53の抜けを防止した状態、かつ、第1蓋29が開口部30を閉塞した状態で充電可能とされている。
【選択図】図4
【解決手段】鞍乗型電動車両は、開口部30を備えた収容室S1と、開口部30を閉塞可能な第1蓋29と、収容室S1内に収容され接続口54を備えたレセプタクル53と、接続口54を開閉可能に設けられた第2蓋85と、第1蓋29が開口部30を閉塞した状態でケーブル57を貫通させる貫通部63を備える。また、第2蓋85は、プラグ53がレセプタクル55から抜けることを防止する抜け止め部88を有する。鞍乗型電動車両は、抜け止め部88がプラグ53の抜けを防止した状態、かつ、第1蓋29が開口部30を閉塞した状態で充電可能とされている。
【選択図】図4
Description
この発明は、電動モータを動力源とした鞍乗型電動車両に関する。
電動モータを動力源とした電動二輪車は、バッテリへの充電用のレセプタクルを備えている。バッテリへ充電する際には、充電器から延びるコードの端部に設けられたプラグをレセプタクルへ接続する。
このような電動二輪車として、バッテリへの充電用のレセプタクルを、座面の下方に設けた収容ボックス内に配置し、サイドカバーによって覆ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、サイドカバーを閉じることにより、充電用のレセプタクルが外部に露出されないようにしている。これにより、雨水や埃がレセプタクル内に浸入することを防止している。
ところで、上述のようにこのレセプタクルをサイドカバーで閉じられる収容ボックス内に配置すると、サイドカバーを閉めたときに、サイドカバーによってレセプタクルを視認することができない。したがって、バッテリへの充電中にコードが引っ張られてプラグがレセプタクルから外れても、プラグがレセプタクルから外れたことを視認することができず、円滑に充電することができない。
そこで、この発明の目的は、雨水や埃のレセプタクル内への浸入を防止しつつ、充電中にプラグが外れる虞のないレセプタクルを備えた鞍乗型電動車両を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の鞍乗型電動車両は、
車両に設けられ、開口部を有する収容室と、
前記開口部を閉塞可能な蓋部と、
充電用のプラグが接続され、前記収容室に開口する接続口を有するレセプタクルと、
前記蓋部または前記開口部の少なくともいずれか一方は、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態でプラグと充電器をつなぐケーブルを貫通させる貫通部を有し、
前記収容室には、前記レセプタクルの前記接続口に挿し込まれたプラグが前記レセプタクルから抜けることを防止する抜け止め部が設けられ、
前記抜け止め部がプラグの抜けを防止した状態、かつ、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態で前記レセプタクルを介してバッテリを充電可能とされている。
車両に設けられ、開口部を有する収容室と、
前記開口部を閉塞可能な蓋部と、
充電用のプラグが接続され、前記収容室に開口する接続口を有するレセプタクルと、
前記蓋部または前記開口部の少なくともいずれか一方は、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態でプラグと充電器をつなぐケーブルを貫通させる貫通部を有し、
前記収容室には、前記レセプタクルの前記接続口に挿し込まれたプラグが前記レセプタクルから抜けることを防止する抜け止め部が設けられ、
前記抜け止め部がプラグの抜けを防止した状態、かつ、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態で前記レセプタクルを介してバッテリを充電可能とされている。
本発明に係る鞍乗型電動車両によれば、蓋部によって収容室の開口部を閉塞し、収容室内に収容されたレセプタクル内への雨水や埃の進入を防止できる。また、収容室内部に抜け止め部を設けたことにより、蓋部によって充電中にレセプタクルとプラグとの接続部が視認できなくとも、充電中にプラグがレセプタクルから抜けることがない。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または前記蓋部の前記収容室側の内壁から前記レセプタクルに向かって突出する突起部であってもよい。
本発明に係る鞍乗型電動車両は、簡単な構成でプラグの抜け止めを実現できる。
前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または前記蓋部の前記収容室側の内壁から前記レセプタクルに向かって突出する突起部であってもよい。
本発明に係る鞍乗型電動車両は、簡単な構成でプラグの抜け止めを実現できる。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または蓋部に設けられ、プラグと充電器をつなぐケーブルに固定された被拘束部を拘束する拘束部であってもよい。
前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または蓋部に設けられ、プラグと充電器をつなぐケーブルに固定された被拘束部を拘束する拘束部であってもよい。
本発明に係る鞍乗型電動車両において、プラグと充電器をつなぐケーブルを拘束することにより、プラグの抜けを防止する構成としてもよい。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記抜け止め部は、電磁石によって抜け止め位置と抜け止め解除位置とを移動可能とされていてもよい。
本発明に係る鞍乗型電動車両は、レセプタクルが蓋部によって雨水の浸入が防止されているので、電気で駆動する機構で抜け止め部を構成することができる。
前記抜け止め部は、電磁石によって抜け止め位置と抜け止め解除位置とを移動可能とされていてもよい。
本発明に係る鞍乗型電動車両は、レセプタクルが蓋部によって雨水の浸入が防止されているので、電気で駆動する機構で抜け止め部を構成することができる。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記開口部は、車両の上方に開口してもよい。
前記開口部は、車両の上方に開口してもよい。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記第1蓋は、搭乗者が着座可能なシートであってもよい。
前記第1蓋は、搭乗者が着座可能なシートであってもよい。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記収容室は、搭乗者が着座可能なシートの下方に設けられてもよい。
前記収容室は、搭乗者が着座可能なシートの下方に設けられてもよい。
また、上記本発明に係る鞍乗型電動車両において、
前記開口部は、車両の側方、前方または後方に開口してもよい。
前記開口部は、車両の側方、前方または後方に開口してもよい。
(第1実施形態)
以下には、図面を参照して、この発明の第1実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態の鞍乗型電動車両である電動二輪車1の左側面図である。この実施形態においては、鞍乗型電動車両として、スクータからなる電動二輪車1を例示して説明する。電動二輪車1は、前部および後部に荷物を載せて走行することが可能であり、荷役車両としての用途に適している。
以下には、図面を参照して、この発明の第1実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態の鞍乗型電動車両である電動二輪車1の左側面図である。この実施形態においては、鞍乗型電動車両として、スクータからなる電動二輪車1を例示して説明する。電動二輪車1は、前部および後部に荷物を載せて走行することが可能であり、荷役車両としての用途に適している。
なお、以下の説明における前後、上下および左右の各方向は、電動二輪車1が水平面を直進走行している状態に相当する基準姿勢にあり、かつ運転者が前方を向いているときの当該運転者の視点を基準とする。また、垂直に起立し、前輪3および後輪4が路面A1に接地し、かつ、運転者が乗車していない状態の電動二輪車1を基準として、電動二輪車1の構成を説明する。
電動二輪車1は、車体フレーム2、前輪3、後輪4、電動モータ5、バッテリ6および車体カバー7を備えている。電動二輪車1は、バッテリ6から供給される電力によって、電動モータ5を駆動し、電動モータ5の出力によって後輪4を駆動する。以下、電動二輪車1の全体の構造を車体前方から順に説明する。
図2は、電動二輪車1の車体カバー7などの一部の部品を取り外した状態の左側面図である。
電動二輪車1は、この電動二輪車1の前上部に配置されたヘッドパイプ8を有している。ヘッドパイプ8内には、ステアリング軸9が回動自在に挿入されている。ステアリング軸9の下端部には、左右一対のフロントフォーク10が取り付けられている。前輪3は、フロントフォーク10に取り付けられている。
電動二輪車1は、この電動二輪車1の前上部に配置されたヘッドパイプ8を有している。ヘッドパイプ8内には、ステアリング軸9が回動自在に挿入されている。ステアリング軸9の下端部には、左右一対のフロントフォーク10が取り付けられている。前輪3は、フロントフォーク10に取り付けられている。
ステアリング軸9の上端部には、ハンドル11が取り付けられている。運転者は、ハンドル11を操作することにより、ステアリング軸9、フロントフォーク10および前輪3をステアリング軸9の軸線回りに回すことが可能である。
ハンドル11の左右両端部には、それぞれ、グリップ12が設けられている(左側のグリップのみを図示)。右側のグリップはスロットルグリップを構成している。運転者は、このスロットルグリップを回すことにより、電動モータ5の出力を調整することが可能である。
ハンドル11の左右両端部には、それぞれ、グリップ12が設けられている(左側のグリップのみを図示)。右側のグリップはスロットルグリップを構成している。運転者は、このスロットルグリップを回すことにより、電動モータ5の出力を調整することが可能である。
図1に示すように、ハンドル11の中央付近にはメータ13が設けられている。メータ13の下方には、荷台14が配置されている。荷台14は、ヘッドパイプ8に固定されている。荷台14に積まれた荷物の荷重は、ヘッドパイプ8およびステアリング軸9などを介して、主に前輪3に作用する。荷台14の下部には、ヘッドランプ15が固定されている。
図2に示すように、電動二輪車1は、ヘッドパイプ8から後方に延びる車体フレーム2を含んでいる。車体フレーム2は、鋼鉄製のパイプ部材などを用いて形成されている。車体フレーム2は、ダウンチューブ19と、ダウンチューブ19の後方に配置されたフレーム本体20と、を含んでいる。ダウンチューブ19は、ヘッドパイプ8の下部から後斜め下方に延びている。側面視において、フレーム本体20は、ダウンチューブ19の下端部から後方に延びており、車両の前後方向X1の途中部がS字状に形成されている。
フレーム本体20は、左右一対設けられている。フレーム本体20は、第1フレーム部21と、第2フレーム部22と、第3フレーム部23と、第4フレーム部24と、を含んでいる。第1フレーム部21は、ダウンチューブ19の下端部から側面視で後方に略真っ直ぐに延びており、わずかに後斜め上方に傾斜している。
第2フレーム部22は、側面視においてS字状に形成されている。第2フレーム部22は、下端部22aと、中間部22bと、上端部22cと、を含んでいる。第2フレーム部22の下端部22aは、湾曲形状に形成されており、第1フレーム部21の後端部に連結されている。第2フレーム部22の中間部22bは、下端部22aから斜め後上方に真っ直ぐに延びている。側面視において、第1フレーム部21に対する中間部22bの傾斜角度は、例えば、45度程度である。第2フレーム部22の上端部22cは、湾曲形状に形成されており、中間部22bに接続されている。
第3フレーム部23は、上端部22cから直線状に延びており、わずかに後斜め上方に傾斜している。第4フレーム部24は、第2フレーム部22の中間部22bから後方に延び、途中で後斜め上方へ湾曲され、第3フレーム部23の中間部に接続されている。
図1に示すように、電動二輪車1は、車体フレーム2に取り付けられた車体カバー7を含んでいる。車体カバー7は、ヘッドパイプ8を覆う前カバー25と、前カバー25の下部から後方に延びる下カバー26と、前カバー25の後方に配置された後カバー27と、を含んでいる。
前カバー25は、ステアリング軸9の一部およびヘッドパイプ8を取り囲み、かつ、ダウンチューブ19を取り囲んでいる。下カバー26は、前カバー25の下部25aから後方に延びており、第1フレーム部21と、第2フレーム部22の下端部22aとを、下方および左右両側方から覆っている。下カバー26上端部には、足載せ部28が配置されている。足載せ部28は、運転者が足を載せるために設けられており、略平坦に形成されている。
後カバー27は、全体として、下カバー26の後部26aから後斜め上方に延びた形状に形成されている。後カバー27は、第2フレーム部22のうち、下端部22aを除く領域を前方および左右両側方から覆っている。また、後カバー27は、第3フレーム部23および第4フレーム部24を、前方および左右両側方から覆っている。
後カバー27の上方には、シート29が配置されている。電動二輪車1の走行中、シート29に座った運転者の足は、足載せ部28に載せられる。前後方向X1において、足載せ部28は、前カバー25の後面25bと、シート29の前端部29aとの間に配置されている。また、シート29は、第2フレーム部22の上方に配置され、かつ、第3フレーム部23の一部の上方に配置され、かつ、第4フレーム部24の一部の上方に配置されている。シート29と、後カバー27とによって囲まれた空間は、収容室S1を規定している。
図2に示すように、シート29は、第1ブラケット31および支持ブラケット37によって支持されている。第1ブラケット31は、第2フレーム部22の中間部22bに取り付けられている。第1ブラケット31は、中間部22bから上向きに延びている。第1ブラケット31の上端部には、ヒンジ部38が設けられている。シート29は、このヒンジ部38を介して第1ブラケット31に支持されている。第1ブラケット31は、シート29を下方から支持している。シート29は、ヒンジ部38回りに回動することが可能となっている。シート29をヒンジ部38回りに回動することにより、収容室S1を上方に開放することが可能である。なお、ヒンジ部38を省略し、シート29を直接第1ブラケット31に固定してもよい。
シート29の後部29bは、支持ブラケット37によって支持されている。支持ブラケット37は、車体フレーム2の第3フレーム部23に固定されており、第3フレーム部23から上向きに突出した形状とされている。
シート29の下方には、電動モータ5の電源としてのバッテリ6が配置されている。バッテリ6は、左右一対の第2フレーム部22の間に配置されている。バッテリ6は、充電可能な二次電池である。バッテリ6は、側面視において略矩形に形成されており、前後方向X1の長さ(幅)よりも車両の上下方向Z1の長さ(高さ)が長くされている。バッテリ6は、後斜め上方に傾斜した姿勢に配置されており、車体フレーム2に支持されている。バッテリ6の上部6aは、第1ブラケット31と、支持ブラケット37との間に配置されている。
図1に示すように、シート29の後方には、荷台45が配置されている。荷台45は、第3フレーム部23の上方に配置され、この第3フレーム部23に支持されている。荷台45の上方に、荷物を載せることが可能となっている。荷台45に載せられた荷物の荷重は、主に後輪4によって受けられる。
このように、荷台14と、重量物であるバッテリ6と、荷台45は、前後方向X1に並んで配置されている。したがって、荷台14および荷台45に荷物を載せたときに、前後方向X1における電動二輪車1の荷重のバランスを、均等にすることができる。したがって、荷台14および荷台45に荷物を載せた状態でも、電動二輪車1の高い操縦性を維持することができる。
図3は、シート29を開いた状態の収容室S1の斜視図、図4は、レセプタクル53へプラグ55を接続した状態における収容室S1の斜視図である。
図3および図4に示すように、ヒンジ部38でシート29を回動させることにより、収容室S1の上方に開口した開口部30が開放される。また、ヒンジ部38でシート29を開くときと逆方向へ回動させて閉じることにより、開口部30が閉塞される。このように、シート29は、収容室S1を閉塞可能な第1蓋としての蓋体とされている。シート29が開口部30を閉塞することにより、雨水や埃などが収容室S1内に浸入することが防止される。
図3および図4に示すように、ヒンジ部38でシート29を回動させることにより、収容室S1の上方に開口した開口部30が開放される。また、ヒンジ部38でシート29を開くときと逆方向へ回動させて閉じることにより、開口部30が閉塞される。このように、シート29は、収容室S1を閉塞可能な第1蓋としての蓋体とされている。シート29が開口部30を閉塞することにより、雨水や埃などが収容室S1内に浸入することが防止される。
収容室S1には、車両の右側に、接続ボックス51が設けられている。この接続ボックス51における左側の側壁52には、レセプタクル53が設けられている。このレセプタクル53は、収容室S1に開口する接続口54を有している。このレセプタクル53の接続口54には、プラグ55が挿抜される。そして、レセプタクル53の接続口54にプラグ55を挿し込むことで、レセプタクル53とプラグ55とが接続される。
図5は、車両および充電器58の概略配線図である。
図5に示すように、レセプタクル53は、配線56を介してバッテリ6に接続されている。また、このレセプタクル53に接続されるプラグ55は、ケーブルとしての充電コード57に接続されている。充電コード57は、充電器58に接続されている。充電器58には、電線61を介して電源62が接続されている。これにより、レセプタクル53にプラグ55を接続した状態で、電源62からの電力が充電器58を介してバッテリ6に給電され、バッテリ6が充電される。
図5に示すように、レセプタクル53は、配線56を介してバッテリ6に接続されている。また、このレセプタクル53に接続されるプラグ55は、ケーブルとしての充電コード57に接続されている。充電コード57は、充電器58に接続されている。充電器58には、電線61を介して電源62が接続されている。これにより、レセプタクル53にプラグ55を接続した状態で、電源62からの電力が充電器58を介してバッテリ6に給電され、バッテリ6が充電される。
図4に示すように、充電コード57は、レセプタクル53にプラグ55を接続した状態で、車両の左側へ引き出される。収容室S1の開口部30の縁部には、左側前方に、切り欠き部63が形成されている。充電コード57は、貫通部としての開口部30の切欠き部63に通される。これにより、プラグ55と充電器58とをつなぐ充電コード57が外部から収容室S1の内部に引き込んだ状態で、シート29が収容室S1の開口部30を閉塞することができる。
図5に示すように、レセプタクル53は、合成樹脂等から形成されたハウジング71を備えている。このハウジング71に接続口54が形成されている。レセプタクル53は扁平形状に形成され、接続口54も扁平形状とされている(図6参照)。ハウジング71は、接続口54を形成する外周壁73の内部に複数のオス端子72を有している。
これらのオス端子72は、ハウジング71の基部71aから接続口54へ向かって延びるように、ハウジング71に支持されている。これらのオス端子72は、ハウジング71の扁平形状の長手方向へ間隔をあけて一列に配列されている。ハウジング71には、各オス端子72の間に、隔壁部74が形成されている。
プラグ55は、合成樹脂等から形成されたハウジング75を備えている。このハウジング75におけるレセプタクル53の接続口54への接続側に、複数の端子収容部70を有する接続部76が設けられている。
プラグ55も、レセプタクル53と同様に、扁平形状とされている。接続部76の複数の端子収容部70は、扁平形状のハウジング75の長手方向に配列されている。それぞれの端子収容部70の間には、レセプタクル53のハウジング71に形成された隔壁部74が挿入可能なスリット77が形成されている。各端子収容部70には、メス端子78が収容されている。レセプタクル53の接続口54へプラグ55の接続部76を挿し込むことで、メス端子78にオス端子72が挿し込まれ、オス端子72とメス端子78とが導通接続される。
レセプタクル53のオス端子72は、ハウジング71の長手方向の一端側から順に、プラス極オス端子72a、第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72c、接続確認オス端子72d、アースオス端子72eおよびマイナス極オス端子72fとして設けられている。オス端子72の接続口54側への突出寸法は、長いものから順に、アースオス端子72e、マイナス極オス端子72f、プラス極オス端子72aである。第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72cおよび接続確認オス端子72dはいずれも同じ突出寸法を有する。オス端子72のうちで、第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72cおよび接続確認オス端子72dの突出寸法が一番短く設定されている。
これにより、レセプタクル53にプラグ55を挿し込んだ際に、最初にアースオス端子72eがメス端子78に接触する。次に、マイナス極オス端子72fがメス端子78に接触し、その後、プラス極オス端子72aがメス端子78に接触する。そして、最後に、第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72cおよび接続確認オス端子72dが同時にメス端子78に接触する。
また、レセプタクル53からプラグ55を引き抜いた際には、最初に第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72cおよび接続確認オス端子72dがメス端子78から離間する。次に、プラス極オス端子72aがメス端子78から離間し、その後、マイナス極オス端子72fがメス端子78から離間する。そして、最後に、アースオス端子72eがメス端子78から離間する。
つまり、レセプタクル53にプラグ55を接続する際には、アースオス端子72eがメス端子78と最初に導通され、また、レセプタクル53からプラグ55を外す際にはアースオス端子72eとメス端子78との導通が最後に解除される。
したがって、プラス極オス端子72a、第1通信オス端子72b、第2通信オス端子72c、接続確認オス端子72dおよびマイナス極オス端子72fがメス端子78と接続あるいは離間する際に、常に接地状態が確保されている。これにより、レセプタクル53に対するプラグ55の挿抜時における漏電による感電を防止できる。
図6は、レセプタクル53の構造を示す図であって、(a)は接続口54を閉じた状態のレセプタクル53の斜視図、(b)は接続口54を開いた状態のレセプタクル53の斜視図である。図7は、レセプタクル53の構造を示すレセプタクル53の縦断面図である。
図6および図7に示すように、レセプタクル53のハウジング71には、外周壁73の周囲に張り出すフランジ部81が形成されている。このフランジ部81には、両側部に、取付孔82が形成されている。取付孔82に収容室S1に露出する側からボルト(図示略)を挿入し、このボルトをレセプタクル53の反対側でナット(図示略)することにより、レセプタクル53が接続ボックス51の側壁52に固定される。
ハウジング71は、接続口54の下方側に、フランジ部81から突出する突出部83を有している。また、ハウジング71は、接続口54を形成する外周壁73の下側の内周面に、一対のガイド溝84を有している。これらのガイド溝84は、レセプタクル53のハウジング71における幅方向の左右両側に形成されている。これらのガイド溝84は、プラグ55の挿抜方向に沿って形成されている。また、レセプタクル53は、接続口54を開閉可能な第2蓋としてのキャップ85を有している。このキャップ85は接続口54よりも大きく形成されている。これにより、キャップ85が接続口54を閉塞した状態で、接続口54と収容室S1とを隔てることができる。
図8は、レセプタクル53に装着されるキャップ85の内面側の斜視図である。図8に示すように、キャップ85は合成樹脂等から形成され、平板部86を有している。キャップ85は、平板部86における接続口54側に、周壁87を有している。周壁87は、レセプタクル53の接続口54をキャップ85が閉塞した状態で、レセプタクル53のハウジング71の外周壁73に沿って延びている。
周壁87におけるキャップ85の上端側は、抜け止め部としての爪部88とされている。また、この爪部88には、一対のガイド凹部89が設けられている。これらのガイド凹部89は、爪部88における幅方向の左右両側に形成されている。キャップ85の平板部86は、その一部が、周壁87よりも両側方へ突出されており、この平板部86の突出した一部が、押圧部86aとされている。
また図7に示すように、キャップ85が接続口54を閉塞している状態で、爪部88は、平板部86を挟んで回転軸91と反対側の、接続口54の外側に位置するように、平板部86に隣接する位置に設けられている。これにより、接続口54の開閉される側(図7中の上側)からの水や埃の浸入を、爪部88が防止することができる。
図7に示すように、キャップ85の下端部は、接続口54の扁平形状の長手方向に沿って延びる回転軸91によって、ハウジング71に回動可能に連結されている。この回転軸91は、ハウジング71における接続口54の下方側に設けられている。キャップ85が回転軸91で回動されることで、レセプタクル53の接続口54がキャップ85によって開閉される。つまり、このキャップ85が閉じられることにより、レセプタクル53の接続口54が閉塞される。
キャップ85を支持する回転軸91には、コイルバネ92が設けられている。キャップ85は、コイルバネ92の弾性力によってレセプタクル53の接続口54に押し付けられている。これにより、レセプタクル53の接続口54がキャップ85で閉塞された状態に維持されている。なお、回転軸91は、レセプタクル53に取り付けてもよいし、あるいは収容室S1を構成する部材に取り付けても良い。
図9は、レセプタクル53に接続されるプラグ55を示す図であって、(a)は表面側から視たプラグ55の斜視図、(b)は裏面側から視たプラグ55の斜視図である。
図9(a)に示すように、プラグ55のハウジング75は、把持部101を有している。この把持部101の先端部に、接続部76が設けられている。把持部101は、横断面で見て、接続部76よりも外形が一回り大きく形成されている。把持部101における接続部76と反対側には、充電コード57が導出されるコード導出部102が設けられている。
図9(a)に示すように、プラグ55のハウジング75は、把持部101を有している。この把持部101の先端部に、接続部76が設けられている。把持部101は、横断面で見て、接続部76よりも外形が一回り大きく形成されている。把持部101における接続部76と反対側には、充電コード57が導出されるコード導出部102が設けられている。
図9(b)に示すように、プラグ55の裏面には、一対のガイド突条105を有するガイド部106が形成されている。ガイド部106は、把持部101の一部を含む接続部76の全長にわたって形成されている。ガイド部106のガイド突条105は、プラグ55における幅方向の左右両側に形成されている。ガイド突条105は、レセプタクル53に対する挿抜方向に沿って形成されている。ガイド突条105を有するガイド部106は、把持部101側が僅かに膨出されている。このガイド部106は、把持部101側の端部に形成された段部が係合段部107とされている。
次に、本実施形態の電動二輪車1における、バッテリ6の充電操作について説明する。
図10は、プラグ55の把持状態を示す図である。図11は、レセプタクル53へのプラグ55の接続動作を示す図であって、(a)から(e)は、それぞれレセプタクル53およびプラグ55の概略断面図である。
図10は、プラグ55の把持状態を示す図である。図11は、レセプタクル53へのプラグ55の接続動作を示す図であって、(a)から(e)は、それぞれレセプタクル53およびプラグ55の概略断面図である。
バッテリ6を充電するには、図3に示すように、まず、電動二輪車1のシート29のロックを解除し、シート29を回動させて収容室S1を開放する。
次に、図10に示すように、レセプタクル53にプラグ55を接続すべく、充電コード57のプラグ55を把持する。なお、電動二輪車1のユーザは、シート29の前方側でかつ車両の左側へ降車している。そこでバッテリ6へ充電する際、ユーザは、プラグ55を右手RHで把持し、車両の左側から充電操作を行うこととなる。
次に、図10に示すように、レセプタクル53にプラグ55を接続すべく、充電コード57のプラグ55を把持する。なお、電動二輪車1のユーザは、シート29の前方側でかつ車両の左側へ降車している。そこでバッテリ6へ充電する際、ユーザは、プラグ55を右手RHで把持し、車両の左側から充電操作を行うこととなる。
プラグ55を把持したユーザは、収容室S1内へプラグ55を進入させ、図11(a)に示すように、プラグ55の裏面をキャップ85の爪部88に当接させる。このとき、プラグ55の裏面のガイド突条105が爪部88のガイド凹部89に嵌まることにより、プラグ55がレセプタクル53に対して正しい位置に位置される。
ここで、プラグ55のガイド突条105および爪部88のガイド凹部89は幅方向の左右両側に設けられている。したがって、プラグ55の姿勢が左右に多少傾いていたとしても、ガイド突条105がガイド凹部89に嵌まることで、キャップ85に対するプラグ55の姿勢が安定する。
この状態から、図11(b)に示すように、プラグ55を押し下げる。すると、コイルバネ92の弾性力で接続口54を閉塞していたキャップ85が回動され、接続口54が開放される。
次に、図11(c)に示すように、プラグ55の接続部76の先端を、開放された接続口54へ挿し込む。すると、プラグ55の裏面のガイド突条105が、レセプタクル53のハウジング71のガイド溝84に噛み合う。ここでも、プラグ55のガイド突条105およびハウジング71のガイド溝84は幅方向の左右両側に設けられている。したがって、プラグ55の姿勢が左右に多少傾いていたとしても、ガイド突条105がガイド溝84に嵌め込まれることで、ハウジング71に対するプラグ55の姿勢が安定する。
なお、プラグ55の表裏が逆であると、ハウジング71のガイド溝84の間で内側に突出した部分がプラグ55の端面に干渉し、また、プラグ55のガイド突条105の端部がハウジング71の外周壁73に干渉する。これにより、レセプタクル53の接続口54に対して表裏が逆のプラグ55の接続部76が挿し込まれることはない。したがって、プラグ55の表裏を間違ったまま、プラグ55がレセプタクル53に電気的に接続されることがない。
さらに、図11(d)に示すように、プラグ55をレセプタクル53へ向かって押し込む。ここで、プラグ55のガイド突条105は、把持部101の一部を含む接続部76の全長にわたって形成されている。したがって、プラグ55をレセプタクル53に挿入する過程の最初から最後まで、ガイド突条105はガイド溝84及びガイド凹部89に案内される。これにより、常に安定した姿勢でプラグ55を挿し込むことができる。
図11(e)に示すように、レセプタクル53へプラグ55が完全に挿し込まれると、キャップ85の爪部88がガイド部106の端部の係合段部107に到達する。すると、コイルバネ92の弾性力でキャップ85がプラグ55側へ回動し、キャップ85の爪部88がプラグ55の係合段部107に接触する。
係合段部107は、プラグ55の挿抜方向に対して略垂直な面を備えている。したがって、プラグ55にレセプタクル53から離間させる方向の外力が作用した場合、係合段部107が爪部88に外力と反対方向の反力を作用させる。このように、爪部88が抜け止め部として機能し、プラグ55のレセプタクル53からの抜け止めが図られている。
次に、図4に示したように、充電コード57を開口部30に形成された切り欠き部63に配置し、シート29を回動させて収容室S1の開口部30を閉塞する。シート29を閉じてシート29をロックしたら、バッテリ6への充電を開始させる。このように、本実施形態に係る電動二輪車1は、キャップ85の爪部88がプラグ55のレセプタクル53からの抜けを防止した状態、かつ、シート29が開口部30を閉塞した状態でレセプタクル53を介して充電が可能である。
充電が完了したら、シート29のロックを解除し、図4に示すように、シート29を回動させて収容室S1を開放する。
次に、図12に示すように、レセプタクル53からプラグ55を引き抜いて接続を解除すべく、プラグ55の把持部101を右手RHで把持する。図12は、プラグ55を引き抜く様子を示す模式図である。
このとき、把持部101を把持したユーザの右手RHの親指及び人差し指が、キャップ85の平板部86の一部からなる一対の押圧部86aに突き当たる。これにより、押圧部86aがユーザの親指及び人差し指で押し下げられることで、キャップ85はプラグ55から離間する方向へ回動される。よって、係合段部107に対する爪部88の抜け止め状態が解除される。
次に、図12に示すように、レセプタクル53からプラグ55を引き抜いて接続を解除すべく、プラグ55の把持部101を右手RHで把持する。図12は、プラグ55を引き抜く様子を示す模式図である。
このとき、把持部101を把持したユーザの右手RHの親指及び人差し指が、キャップ85の平板部86の一部からなる一対の押圧部86aに突き当たる。これにより、押圧部86aがユーザの親指及び人差し指で押し下げられることで、キャップ85はプラグ55から離間する方向へ回動される。よって、係合段部107に対する爪部88の抜け止め状態が解除される。
このように、キャップ85の爪部88によるプラグ55の抜け止め状態を解除させたら、プラグ55をレセプタクル53から引き抜く。これにより、レセプタクル53に対するプラグ55の接続状態が解除される。また、レセプタクル53からプラグ55が引き抜かれると、キャップ85がコイルバネ92の弾性力で接続口54側へ回動し、再び接続口54を閉塞する。これにより、レセプタクル53がキャップ85によって保護される。
その後、収容室S1からプラグ55を取り出し、シート29を回動させて収容室S1の開口部30を閉塞し、シート29をロックさせる。すると、収容室S1がシート29で塞がれ、収容室S1への雨水や埃の浸入が防止される。
なお、収容室S1にレセプタクル53の他に部材を収容したり、収容室S1を小物入れとしても用いることがある。この場合、レセプタクル53の接続口54の内部に他の部材が侵入したり、小物が入り込むと、複数のオス端子72間が導通してしまうおそれがある。しかし、本実施形態に係る電動二輪車1においては、キャップ85は、レセプタクル53の接続口54よりも大きく形成されており、コイルバネ92によってキャップ85は常に接続口54を閉塞している。このため、バッテリ6の非充電状態において、キャップ85によって接続口54と収容室S1とを隔てることができる。したがって、バッテリ6の充電時に、オス端子72間が短絡してしまうことがない。
以上、説明したように、本実施形態に係る鞍乗型電動車両である電動二輪車1によれば、シート29によって収容室S1を閉塞することにより、収容室S1内部のレセプタクル53に雨水や埃が浸入することが防止される。なお、この状態では、レセプタクル53とプラグ55の接続状態を視認できないので、充電中にプラグ55が抜けてしまっても外部からはわからない。
本実施形態に係る電動二輪車1には、シート29で覆われた収容室S1の内部に、抜け止め部としての爪部88が設けられている。この爪部88によってプラグ55の抜けが防止されている。これにより、外部からでは視認出来ない収容室S1の内部ではプラグ55とレセプタクル53との接続状態が維持されるようにした。したがって、充電中にプラグ55が抜けず、充電が停止してしまうことがない。
また、本実施形態に係る電動二輪車1は、防水機能と抜け止め機能とをそれぞれ別々の部材によって達成している。電動二輪車1の収容室S1という限られた領域に開口する接続口54を有するレセプタクル53の周囲に、防水のための部材及び抜け止めのための部材をまとめて配置する必要がないので、レセプタクル53や収容室S1が大型化することがない。また、防水機能や抜け止め機能を小型の部材で達成するために、これらの部材が複雑な形状とする必要がない。したがって、本実施形態に係る電動二輪車1によれば、レセプタクル53や収容室S1の複雑化や大型化を招くことがなく、防水機能と抜け止め機能を実現することができた。
また、本実施形態に係る電動二輪車1は、防水機能と抜け止め機能とをそれぞれ別々の部材によって達成している。電動二輪車1の収容室S1という限られた領域に開口する接続口54を有するレセプタクル53の周囲に、防水のための部材及び抜け止めのための部材をまとめて配置する必要がないので、レセプタクル53や収容室S1が大型化することがない。また、防水機能や抜け止め機能を小型の部材で達成するために、これらの部材が複雑な形状とする必要がない。したがって、本実施形態に係る電動二輪車1によれば、レセプタクル53や収容室S1の複雑化や大型化を招くことがなく、防水機能と抜け止め機能を実現することができた。
本発明者らは、防水機能と抜け止め機能とを備えた充電コードの車体への取付構造を検討した。そこで本発明者らはまず、プラグとレセプタクルに付加的な部材を追加して両方の機能を持たせることを検討した。ところが、このようにすると、どうしてもプラグとレセプタクルが大型化してしまう。一方で、鞍乗型車両においては、部品の搭載スペースが限られている。その結果、一般に採用されている収容室を流用しようとすれば、収容室が小さすぎるために、プラグとレセプタクルを接続した状態でカバーを閉じられなくなった。あるいは、大きな収容室を確保するために車両の周辺部材の配置を変更したり、小型化する必要に迫られた。
例えば、特許文献1として示す特開2011−63066号公報に記載の構成では、蓋で覆われた空間内にレセプタクルを配置することで、レセプタクルにおける雨水や埃の影響を抑えている。しかし、二輪車は四輪車と比べて部材の搭載スペースが限られている。したがって、レセプタクルも狭い空間内に配置されることとなり、プラグの抜き差しの作業性が悪くなる。つまり、プラグの抜き差しの作業性に改善の余地が生じることとなる。
そこで、本発明者らは、プラグとレセプタクルとの接続部分に抜け止め機能を、収容室のカバーに防水機能を、それぞれ分担させる、という着想を得て本発明に想到した。本実施形態に係る電動二輪車1によれば、シート29によって防水機能を実現し、キャップ85の爪部88によって抜け止め機能を実現した。これにより、コンパクトなプラグとレセプタクルとの接続構成を供え、良好な充電作業性を有する電動二輪車1を提供することができる。
特に、本実施形態では、レセプタクル53の形状を扁平形状とし、複数のオス端子72を長手方向へ一列に配列している。これにより、レセプタクル53の取り付けの自由度が高められている。例えば、レセプタクル53の長手方向を水平方向に配置すれば、高さの狭いスペースに無理なく取り付けることができる。また、レセプタクル53の長手方向を鉛直方向に配置すれば、幅の狭いスペースに無理なく取り付けることができる。搭載空間が限られており、レセプタクル53のためにまとまった空間を確保できない電動二輪車1にとって、この扁平形状のレセプタクル53は特に有用である。
また本実施形態に係る電動二輪車1によれば、キャップ85の平板部86から突出する突起を爪部88とし、この爪部88でプラグ55を抜け止めしている。したがって、キャップ85以外の別部材によってプラグ55を抜け止めする場合と比較して、少ない部品点数でプラグ55の抜けを防止を図ることができる。
(第2実施形態)
図13は、第2実施形態に係る鞍乗型電動車両である電動二輪車1Aの左側面図である。
以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明する。第1実施形態と同様の構成には、図に同じ符号を付して説明を省略する。
図13に示すように、第2実施形態の電動二輪車1Aは、第1実施形態の電動二輪車1と異なり、後カバー27における車両の左側に、収容室S2を備えている。この収容室S2の開口部112は車両の側方に開口する。この収容室S2の外壁には、開口部112を、第1蓋としての開閉可能な蓋体113が設けられている。また、、キャップ85によって接続口54を開閉可能なレセプタクル53が、接続口54が収容室S2に向かって開口するように設けられている。
図13は、第2実施形態に係る鞍乗型電動車両である電動二輪車1Aの左側面図である。
以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明する。第1実施形態と同様の構成には、図に同じ符号を付して説明を省略する。
図13に示すように、第2実施形態の電動二輪車1Aは、第1実施形態の電動二輪車1と異なり、後カバー27における車両の左側に、収容室S2を備えている。この収容室S2の開口部112は車両の側方に開口する。この収容室S2の外壁には、開口部112を、第1蓋としての開閉可能な蓋体113が設けられている。また、、キャップ85によって接続口54を開閉可能なレセプタクル53が、接続口54が収容室S2に向かって開口するように設けられている。
この電動二輪車1Aでは、まず、蓋体113を開いて収容室S2の開口部112を開放する。その後、前述したように、プラグ55をレセプタクル53の接続口54へ挿し込み、キャップ85の爪部88がプラグ55の抜けを防止した状態、かつ、蓋体113で開口部112を閉塞した状態で、バッテリ6の充電を行う。
以上、本発明を第1実施形態及び第2実施形態を例に挙げて説明したが、本発明は上述の第1実施形態及び第2実施形態に限定されない。
例えば、第1実施形態では、収容室S1が車両の上方に向かって開口する開口部30を備えた例を挙げ、第2実施形態では、収容室S2が車両の側方に向かって開口する開口部112を備えた例を挙げて説明したが、本発明はこれらの例に限られない。開口部を車両の前方や後方に向かって開口するように収容室を形成してもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、電動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明は、鞍乗型の車両であれば、電動三輪車等の電動二輪車以外に適用しても良い。
第1蓋としてシート29や側方に向かって開閉する蓋体113を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、前方に向かって開閉する蓋体やスライド式のシャッターなど、収容室を開閉可能な部材であれば第1蓋として採用することができる。
さらに、上述の実施形態では抜け止め部として爪部88を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。プラグ55に当接する突起やプラグ55に引っかかるフックなど、レセプタクル53の接続口54に差し込まれたプラグ55の抜けを防止する形状を有するものであれば抜け止め部として採用することができる。
また、例えば、切り欠き部63とシート29とによって充電コード57を挟み込んで支持できるように構成してもよい。キャップ85の爪部88におけるプラグ55の抜け止めと、切り欠き部63とシート29とによる充電コード57の支持によって、より強固にプラグ55のレセプタクル53からの脱落を防止することができる。例えば、重量物である充電器58などの重量が充電コード57に作用したり、充電時に車両が転倒して充電コード57が強く引っ張られてもプラグ55の脱落を防止することができる。これにより、レセプタクル53とプラグ55との充電時における接続不良を防止し、円滑かつ良好に充電作業を行うことができる。
このために、切り欠き部63は、単に収容室S1を構成する外壁の一部を充電コード57の大きさだけ切り欠いて形成してもよい。あるいは、充電コード57を引き抜くような外力が作用した場合に、充電コード57の一部が引っかかるような凸部を切り欠き部63とともに設けてもよい。また、切り欠き部63をシート29に設けても良い。
更に、上述の実施形態では、プラグ55側にメス端子78を設け、レセプタクル53側にオス端子72を設けた構造を例に挙げて説明したが、プラグ55側にオス端子72を設けレセプタクル53側にメス端子78を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、バッテリ6を、車体フレーム2に支持された固定式のバッテリとして説明したが、着脱可能なバッテリを採用しても良い。
(第1変形例)
上述の第1および第2実施形態においては、レセプタクル53のキャップ85に抜け止め部としての爪部88を設けた例を挙げたが、本発明はこの例に限られない。例えば、第1実施形態においてレセプタクル53にキャップ85を設けず、図14の第1変形例に示したように、抜け止め部をシート29の下部から収容室S1の内部に突出した突出部93として形成してもよい。
上述の第1および第2実施形態においては、レセプタクル53のキャップ85に抜け止め部としての爪部88を設けた例を挙げたが、本発明はこの例に限られない。例えば、第1実施形態においてレセプタクル53にキャップ85を設けず、図14の第1変形例に示したように、抜け止め部をシート29の下部から収容室S1の内部に突出した突出部93として形成してもよい。
図14は、シート29の下方に設けた収容室S1を示す、車両の左右方向での縦断面図である。収容室S1の内部には、車両右側の後カバー27に隣接して接続ボックス51が設けられている。この接続ボックス51の左側の側壁52に、接続口54が左側に開口するようにレセプタクル53が設けられている。このレセプタクル53に対してプラグ55は左側から右側に向かって挿入される。
収容室S1の上方の開口部を覆うシート29は、収容室S1側にシート底板29aを備えている。このシート底板29aには、収容室S1側に突出する突出部93が設けられている。この突出部93は、プラグ55がレセプタクル53に挿入されシート29が収容室S1を閉塞した状態で、プラグ55の後端面101aに当接する位置まで突出し、後端面101aの形状に沿って形成されている。
したがって、プラグ55がレセプタクル53に挿入されシート29が収容室S1を閉塞したバッテリ6の充電時には、プラグ55の後端面101aが突出部93に当接する。このため、プラグ55がレセプタクル53から抜け出るような外力が充電コード57に作用しても、突出部93がプラグ55に当接し、プラグ55の抜けを防止する。
なお、上記プラグ55の抜けを防止する突出部93は、シート29のシート底板29aに設ける替わりに、収容室S1の底壁96、あるいや側壁に設けても良い。また、プラグ55から充電コード57がプラグ55の挿抜方向に延びる場合には、突出部93に充電コード57が挿通できる切り欠きを設けておくとよい。
本変形例によれば、シート29あるいは収容室S1の側壁の一部に突出部を設けるという簡単な構成で、プラグ55の抜けを防止することができる。
(第2変形例)
また、上述の説明では、抜け止め部は、プラグ55に当接してプラグ55の抜けを防止していた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、第一実施形態においてキャップ85を設けず、図15の第2変形例に示すように、充電コード57に設けた被拘束部としての抜け止めブロック94と、車体側に設けた拘束部としてのコード押さえ部95a,95bとにより、プラグ55の抜けを防止してもよい。
また、上述の説明では、抜け止め部は、プラグ55に当接してプラグ55の抜けを防止していた。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、第一実施形態においてキャップ85を設けず、図15の第2変形例に示すように、充電コード57に設けた被拘束部としての抜け止めブロック94と、車体側に設けた拘束部としてのコード押さえ部95a,95bとにより、プラグ55の抜けを防止してもよい。
図15は、本発明の第2変形例に係る電動二輪車1の、収容室S1の開口部30の切り欠き部63を拡大して示す断面図である。なお、図15では、説明の都合上、充電コード57を破線で示している。図15に示したように、プラグ55から延びる充電コード57は、収容室S1の底壁96に沿って車両の外部に延びている。この充電コード57の外皮には抜け止めブロック94が移動不可能に固定されている。この抜け止めブロック94は、充電コード57が余長を持った状態でプラグ55がレセプタクル53に挿入されたときに、充電コード57のうち切り欠き部63に対応する位置に固定されている。
収容室S1の底壁96およびシート29の底板29aからは、それぞれコード押さえ部95a,95bが充電コード57側に突き出している。底壁96から突き出したコード押さえ部95aには、充電コード57の外皮よりも大きく、かつ、抜け止めブロック94よりも小さく設定された凹部が形成されている。充電コード57はこの凹部を通って収容室S1から外部に延びている。また、これらコード押さえ部95a,95bの離間間隔は、抜け止めブロック94よりも小さく設定されている。
これにより、充電コード57にプラグ55がレセプタクル53から抜け出るような外力が作用すると、コード押さえ部95a,95bが抜け止めブロック94に当接する。これにより、充電コード57が収容室S1の外部に引き出されることが防止され、プラグ55の抜けが防止されている。
なお、図示した例では収容室S1の底壁96とシート29の底板29aにコード押さえ部95a,95bを形成した例を挙げたが、収容室S1の底壁96とシート29の底板29aのいずれか一方にのみコード押さえ部95a,95bを形成してもよい。
また、被拘束部としてブロック状の抜け止めブロック94、拘束部として突き出した形状のコード押さえ部95a,95bを例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限られない。例えば、被拘束部として充電コード57に移動不可能に固定されたリング、拘束部として底壁96に設けたフックを採用してもよい。この場合は、プラグ55をレセプタクル53に挿入した際には、充電コード57に固定されたリングをフックに引っ掛けると、プラグ55の抜けを防止することができる。
(第3変形例)
さらに、抜け止め部として、図16に示した第3変形例の構成も採用することができる。例えば、金属製の抜け止め部材を、プラグ55とレセプタクル53の間に移動可能に配置し、プラグ55がレセプタクル53から抜ける場合に抜け止め部がプラグ55と干渉する抜け止め位置と、干渉しない抜け止め解除位置とを、電磁石によって切り替え可能に構成してもよい。
さらに、抜け止め部として、図16に示した第3変形例の構成も採用することができる。例えば、金属製の抜け止め部材を、プラグ55とレセプタクル53の間に移動可能に配置し、プラグ55がレセプタクル53から抜ける場合に抜け止め部がプラグ55と干渉する抜け止め位置と、干渉しない抜け止め解除位置とを、電磁石によって切り替え可能に構成してもよい。
図16は、この発明の第3変形例に係る電動二輪車のプラグ55およびレセプタクル53を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は抜け止め解除時の断面図、(c)は抜け止め時の断面図である。
図16に示すように、プラグ55には、通電によって磁力を発生する電磁石としてのコイル97が設けられている。また、プラグ55の外周におけるコイル97の下側には、凹部98が設けられている。
レセプタクル53には、コイル97と磁気回路を構成可能な、一部が切り欠かれたリング状の金属部材99が設けられている。この金属部材99は、レセプタクル53に対して、上下方向に移動可能、かつ、接続口54側に移動不可能に、収容されている。具体的には、レセプタクル55の接続口54側には左右方向から張り出した当接壁53aが設けられている。この当接壁53aが金属部材99の左右の側面に当接し、金属部材99の接続口54側への移動が阻止されている。
また、金属部材99の上面とレセプタクル55の間には、バネ100が設けられている。金属部材99は、このバネ100により下方へ押し付けられている。このため、抜け止めをしていない状態では、図16(b)に示すように、金属部材99は常にプラグ55の凹部98に入り込まない下方に位置している。
プラグ55がレセプタクル53に挿入され、例えばバッテリ6への充電開始時にコイル97に通電すると、コイル97には磁力が生じる。この磁力に引き寄せられて、図16(c)に示すように、金属部材99が持ち上がる。このとき、持ち上がった金属部材99はプラグ55の凹部98に入り込む。
このため、プラグ55にレセプタクル53から抜け出す方向の力が作用した場合、金属部材99がプラグ55の凹部98の側壁98aおよびレセプタクル53の当接壁53aに当接する。つまり、金属部材99が、プラグ55のレセプタクル53に対する移動に干渉し、プラグ55の移動を阻止する。このようにして、金属部材99によって、プラグ55のレセプタクル53からの抜けが防止される。
なお、充電の終了時にコイル97への通電を遮断すると、金属部材99はコイル97へ引き寄せられず、また、バネ100によって下方へ移動し、プラグ55の凹部98から抜け出る。したがって、プラグ55はレセプタクル53に対して自在に移動可能となり、抜け止めが解除される。このように、コイル97への通電によってプラグ55の抜け止めを制御できる。
あるいは、図16に図示した構成に代えて、プラグ55にプラグ55の挿抜方向に直交する方向に穴部を設け、レセプタクル53に電磁石によって先端部を穴部に進入/後退を切り替え可能な金属ピンを設けても良い。金属ピンをプラグ55の穴部に進入させることにより、プラグ55をレセプタクル53に対して移動不可能に固定し、プラグ55の抜けを防止することができる。
収容室S1はシート29によって覆われており、充電中に雨水が浸入する虞がないので、本変形例のように、抜け止め部として電気で駆動する機構を採用することができる。このように、抜け止め部を、電磁石によって抜け止め位置と抜け止め解除位置とを移動可能な構成とすると、プラグ55の抜け止め/抜け止め解除を電気的に制御できる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1,1A…電動二輪車(鞍乗型電動車両)、 29…シート(第1蓋)、 30,112…開口部、 53…レセプタクル、 54…接続口、 55…プラグ、 72…端子、 85…キャップ(第2蓋)、 86…平板部(蓋部)、 88…爪部、 91…回転軸、 113…蓋体(第1蓋)、 S1,S2…収容室
Claims (8)
- 車両に設けられ、開口部を有する収容室と、
前記開口部を閉塞可能な蓋部と、
充電用のプラグが接続され、前記収容室に開口する接続口を有するレセプタクルと、
前記蓋部または前記開口部の少なくともいずれか一方は、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態でプラグと充電器をつなぐケーブルを貫通させる貫通部を有し、
前記収容室には、前記レセプタクルの前記接続口に挿し込まれたプラグが前記レセプタクルから抜けることを防止する抜け止め部が設けられ、
前記抜け止め部がプラグの抜けを防止した状態、かつ、前記蓋部が前記開口部を閉塞した状態で前記レセプタクルを介してバッテリを充電可能な鞍乗型電動車両。 - 前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または前記蓋部の前記収容室側の内壁から前記レセプタクルに向かって突出する突起部である、請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記抜け止め部は、前記収容室を形成する内壁または蓋部に設けられ、プラグと充電器をつなぐケーブルに固定された被拘束部を拘束する拘束部である、請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記抜け止め部は、電磁石によって抜け止め位置と抜け止め解除位置とを移動可能とされている、請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記開口部は、車両の上方に開口している、請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記蓋部は、搭乗者が着座可能なシートからなる、請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記収容室は、搭乗者が着座可能なシートの下方に設けられている、請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
- 前記開口部は、車両の側方、前方または後方に開口する、請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011280758A JP2013129340A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 鞍乗型電動車両 |
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JP2011280758A JP2013129340A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 鞍乗型電動車両 |
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JP2011280758A Pending JP2013129340A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 鞍乗型電動車両 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020066208A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2021-08-30 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型電動車両 |
JP7485608B2 (ja) | 2018-09-28 | 2024-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型電動車両 |
-
2011
- 2011-12-22 JP JP2011280758A patent/JP2013129340A/ja active Pending
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