JP3204582B2 - 駆動装置並びに画像形成装置 - Google Patents

駆動装置並びに画像形成装置

Info

Publication number
JP3204582B2
JP3204582B2 JP34960293A JP34960293A JP3204582B2 JP 3204582 B2 JP3204582 B2 JP 3204582B2 JP 34960293 A JP34960293 A JP 34960293A JP 34960293 A JP34960293 A JP 34960293A JP 3204582 B2 JP3204582 B2 JP 3204582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving force
hole
force transmission
shaft
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34960293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07199732A (ja
Inventor
和久 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP34960293A priority Critical patent/JP3204582B2/ja
Publication of JPH07199732A publication Critical patent/JPH07199732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204582B2 publication Critical patent/JP3204582B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カラー複写装
置の感光体ドラム駆動等に適用される駆動装置並びに該
駆動装置を適用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのカラー指向に応えて、
カラー複写装置が登場してきた。
【0003】このカラー複写装置の方式の1つに、感光
体ドラム4連タンデム方式がある。この方式は、個々に
画像形成機能を有する4組の画像形成機構を内蔵し、4
本の像担持体としての感光体ドラム上に、イエロー,マ
ゼンダ,シアン,ブラックのトナーを用いてトナー像を
形成し、1枚の転写材に順次このトナー像を転写し、カ
ラー画像を得る方式である。
【0004】この4連タンデム方式では、転写材上に、
次々と、4つの感光体ドラム上に形成されたトナー像が
転写されるため、各色の画像形成機構間の平行度が出て
いない場合には、色ズレとなって現れてしまう。
【0005】そこで、この種装置において、その個々の
画像形成機構をユニット化してプロセスユニットとな
し、組立精度の向上を図るとともに、プロセスユニット
を装置本体に対して着脱自由に構成することで、保守点
検も容易に行えるようにしたものが実用化されつつあ
る。
【0006】この種の画像形成装置においては、駆動軸
としてのドラム駆動軸と、被駆動軸としてのドラムフラ
ンジ軸とを切離す必要性から、ドラム駆動軸とドラムフ
ランジ軸との間の駆動力伝達を、キー溝とこれに嵌合す
る駆動力伝達キーとにより行っている。
【0007】従来、駆動力伝達キーが1つに対してキー
溝を複数カ所、または、逆に駆動力伝達キーが複数に対
してキー溝を1カ所設けたものや、駆動力伝達キーが複
数に対して嵌合可能なキー溝を同数設けたものがある
が、いずれも、回転方向の複数の位相で駆動軸と被駆動
軸とが連結可能になっていた。
【0008】また、駆動力伝達キーとキー溝の形成位置
が、複数のプロセスユニットの全てにおいて同じであ
り、トナーの種類に関係無く、いずれの部分にも装着可
能となっていた。
【0009】また、駆動力伝達キーとキー溝とが係合し
たか否かを検知する手段を有していなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、回転方向の複数の位相で駆動軸と被駆動軸とが連結
可能になっており、一度、引抜いた後、再挿入した時、
引抜き前の駆動軸と被駆動軸とが回転方向の複数の位相
が再現されず狂ってしまったり、軸心ずれが生じてい
た。
【0011】また、駆動力伝達キーとキー溝の形成位置
が、複数のプロセスユニットの全てにおいて同じであ
り、複数のプロセスユニットと複数の駆動軸が引抜き前
の嵌合組合わせと異なった組合わせでも嵌合可能なた
め、色の順序が異なり、その結果色重ね後の色合いが変
化していた。
【0012】また、駆動力伝達キーとキー溝とが係合し
たか否かを検知する手段を有しておらず、誤装着又は未
装着の状態において駆動装置の駆動源(モータ等)の動
作が行われたり、無駄な印字をしたり、部品等の破損や
画像形成装置の故障等を招くといった問題があった。
【0013】本発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、装置本体側の駆動軸とユ
ニット側の被駆動軸とが切離し自在な駆動装置でありな
がら、再度、装着した際に、元の連結状態が再現でき、
しかも、誤装着又は未装着の状態を検出できるようにし
た駆動装置並びに画像形成装置を提供しようとするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、挿入位置決めとなるテー
パ穴を有する駆動軸と、この駆動軸の前記テーパ穴に嵌
合可能なテーパ部を先端部に有するとともにキー溝を周
面に有し被駆動体と一体に回転可能な被駆動軸と、前記
駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第1の
貫通孔および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通孔を
有するカップリング部材と、このカップリング部材の前
記第2の貫通孔に収容され、前記被駆動軸のテーパ部が
前記テーパ穴に嵌合した状態において前記キー溝に係合
する駆動力伝達キーと、この駆動力伝達キーが第1の貫
通孔に突出するように駆動力伝達キーを付勢する付勢手
段と、前記キー溝に前記駆動力伝達キーが係合したこと
を検知することで前記被駆動体の装着状態を検知する検
知手段とを具備してなる構成としたものである。
【0015】また、第2の手段として、挿入位置決めと
なるテーパ穴を有する駆動軸と、この駆動軸の前記テー
パ穴に嵌合可能なテーパ部を先端部に有するとともに軸
芯線に対してある角度を持つキー溝を周面に有し被駆動
体と一体に回転可能な被駆動軸と、前記駆動軸の端面に
固着され前記被駆動軸が貫通する第1の貫通孔および該
第1の貫通孔に直交する第2の貫通孔を有するカップリ
ング部材と、このカップリング部材の前記第2の貫通孔
に前記キー溝の角度と同一角度を持って収容され、前記
被駆動軸のテーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態にお
いて前記キー溝に係合する駆動力伝達キーと、この駆動
力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆動力伝達
キーを付勢する付勢手段と、前記キー溝に前記駆動力伝
達キーが係合したことを検知することで前記被駆動体の
装着状態を検知する検知手段とを具備してなる構成とし
たものである。
【0016】また、第3の手段として、装置本体と、こ
の装置本体内に平行に配設された複数の像担持体と、こ
れら各像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手段
と、これら各潜像形成手段により形成された像担持体上
の潜像をトナーにより顕像化する複数の現像手段と、こ
れら各現像手段によりトナ−像が形成される各像担持体
に転写材を順次搬送する転写材搬送手段と、前記各像担
持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送手段で搬送
される転写材に対して前記各像担持体上に形成された画
像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、前記装置本体
に配置された複数の駆動軸を有し、前記像担持体と一体
に回転可能な被駆動軸を駆動する駆動手段とを具備し、
少なくとも前記像担持体を含んでいる複数のプロセスユ
ニットが、前記駆動軸に対して着脱自在な構造である画
像形成装置であって、前記駆動手段が、挿入位置決めと
なるテーパ穴を有する前記駆動軸と、この駆動軸の前記
テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端部に有するととも
にキー溝を周面に有し被駆動体と一体に回転可能な前記
被駆動軸と、前記駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸
が貫通する第1の貫通孔および該第1の貫通孔に直交す
る第2の貫通孔を有するカップリング部材と、このカッ
プリング部材の前記第2の貫通孔に収容され、前記被駆
動軸のテーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態において
前記キー溝に係合する駆動力伝達キーと、この駆動力伝
達キーが第1の貫通孔に突出するように駆動力伝達キー
を付勢する付勢手段と、前記キー溝に前記駆動力伝達キ
ーが係合したことを検知することで複数の前記プロセス
ユニットの識別および装着状態を検知する検知手段とを
具備してなる構成としたものである。
【0017】また、第4の手段として、装置本体と、こ
の装置本体内に平行に配設された複数の像担持体と、こ
れら各像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手段
と、これら各潜像形成手段により形成された像担持体上
の潜像をトナーにより顕像化する複数の現像手段と、こ
れら各現像手段によりトナ−像が形成される各像担持体
に転写材を順次搬送する転写材搬送手段と、前記各像担
持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送手段で搬送
される転写材に対して前記各像担持体上に形成された画
像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、前記装置本体
に配置された複数の駆動軸を有し、前記像担持体と一体
に回転可能な被駆動軸を駆動する駆動手段とを具備し、
少なくとも前記像担持体を含んでいる複数のプロセスユ
ニットが、前記駆動軸に対して着脱自在な構造である画
像形成装置であって、前記駆動手段が、挿入位置決めと
なるテーパ穴を有する前記駆動軸と、この駆動軸の前記
テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端部に有するととも
に軸芯線に対してある角度を持つキー溝を周面に有し被
駆動体と一体に回転可能な前記被駆動軸と、前記駆動軸
の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第1の貫通孔
および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通孔を有する
カップリング部材と、このカップリング部材の前記第2
の貫通孔に前記キー溝の角度と同一角度を持って収容さ
れ、前記被駆動軸のテーパ部が前記テーパ穴に嵌合した
状態において前記キー溝に係合する駆動力伝達キーと、
この駆動力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆
動力伝達キーを付勢する付勢手段と、前記キー溝に前記
駆動力伝達キーが係合したことを検知することで複数の
前記プロセスユニットの識別および装着状態を検知する
検知手段とを具備してなる構成としたものである。
【0018】
【作用】上記第1の手段の駆動装置によれば、被駆動体
と一体に回転可能な被駆動軸の先端テーパ部が、駆動軸
に形成された挿入位置決めとなるテーパ穴に嵌合した状
態において、キー溝に駆動力伝達キーが係合するように
したから、駆動軸と被駆動軸とを芯ずれのない状態で連
結できる。
【0019】また、駆動力伝達キーを、付勢手段により
被駆動軸が貫通する貫通孔に突出するように付勢したか
ら、被駆動軸の先端テーパ部を駆動軸に形成されたテー
パ穴に嵌合させた後、駆動軸あるいは被駆動軸のいずれ
か一方を回転させて駆動力伝達キーとキー溝とを合わせ
るだけで両者の係合が行なわれ、両軸の連結が極めて容
易となる。また、回転方向の位相が再現される位置で駆
動力伝達キーとキー溝とが係合するため、一度、引抜い
た後、再挿入した時、回転方向の位相が狂うことがな
い。
【0020】また、キー溝に駆動力伝達キーが係合した
ことを検知することで被駆動体の装着状態を検知する検
知手段を設けたから、誤装着又は未装着の状態において
駆動装置の駆動源(モータ等)の動作を禁止して駆動軸
の空転を防止したり、オペレータにその旨を知らせるよ
うにしたので無駄な印字をしなくなり、部品等の破損や
画像形成装置の故障等が防止できる。
【0021】また、上記第2の手段の駆動装置によれ
ば、上記の第1の手段の作用に加えて、キー溝を軸芯線
に対してある角度を持たせるとともに、駆動力伝達キー
もキー溝の角度と同一角度を持たせたから、その角度を
変えることにより、それ専用の組合わせが行え、他の軸
との組合わせの防止が可能となる。
【0022】また、上記第3の手段の画像形成装置によ
れば、少なくとも像担持体を含んでいる複数のプロセス
ユニットの前記像担持体と一体に回転可能な被駆動軸の
先端テーパ部が、駆動軸に形成された挿入位置決めとな
るテーパ穴に嵌合した状態において、キー溝に駆動力伝
達キーが係合するようにしたから、駆動軸と被駆動軸と
を芯ずれのない状態で連結できる。
【0023】また、駆動力伝達キーを、付勢手段により
被駆動軸が貫通する貫通孔に突出するように付勢したか
ら、被駆動軸の先端テーパ部を駆動軸に形成されたテー
パ穴に嵌合させた後、駆動軸あるいは被駆動軸のいずれ
か一方を回転させて駆動力伝達キーとキー溝とを合わせ
るだけで両者の係合が行なわれ、両軸の連結が極めて容
易となる。また、回転方向の位相が再現される位置で駆
動力伝達キーとキー溝とが係合するため、一度、引抜い
た後、再挿入した時、回転方向の位相が狂うことがな
い。
【0024】これにより複数のプロセスユニットを所定
位置にそれぞれ確実に配設することができ、色ずれや色
合い不良を防止でき安定したカラー画像の形成が可能と
なる。
【0025】また、キー溝に駆動力伝達キーが係合した
ことを検知することで複数のプロセスユニットの識別お
よび装着状態を検知する検知手段を設けたから、誤装着
又は未装着の状態において駆動装置の駆動源(モータ
等)の動作を禁止して駆動軸の空転を防止したり、オペ
レータにその旨を知らせるようにしたので無駄な印字を
しなくなり、部品等の破損や画像形成装置の故障等が防
止できる。
【0026】また、上記第4の手段の画像形成装置によ
れば、上記の第3の手段の作用に加えて、キー溝を軸芯
線に対してある角度を持たせるとともに、駆動力伝達キ
ーもキー溝の角度と同一角度を持たせたから、その角度
を変えることにより、それ専用の組合わせが行え、他の
プロセスユニットの軸との組合わせの防止が可能とな
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0028】まず、図1を参照してカラー画像形成装置
の全体構成の概略を説明する。
【0029】筐体としての装置本体1内には、イエロ,
マゼンタ,シアン,ブラックのトナ−を用いて画像形成
を行う4組の記録装置10Y,10M,10C,10B
Kが並んで配置してある。
【0030】各記録装置10Y,10M,10C,10
BKは、それぞれ同じ構成部材よりなっているので、説
明を簡単化するため、イエロ記録装置10Yについて説
明し、他の記録装置10M,10C,10BKについて
は省略する。
【0031】なお、各色について同じ部分には同じ符号
を付し、各色の構成の区別をつけるために、符号に各色
を示す添字を付してある。
【0032】記録装置10Yは、像担持体である感光体
ドラム11Yを有し、その周囲には、帯電手段である帯
電装置12Y、潜像形成手段である露光装置13Y、現
像手段である現像装置14Y、転写手段である転写ロ−
ラ15Y、清掃手段であるクリーニング装置16Y等が
設けられている。
【0033】そして、帯電装置12Yにより一様に帯電
された感光体ドラム11Y上には、露光装置13Yによ
る露光により、イエロ光像の潜像が形成され、現像装置
14Yにより現像されて顕像(トナ−像)を形成する。
【0034】一方、転写材としての記録用紙Pは、手差
し給紙台23から矢印A方向に挿入され、この記録用紙
Pは給紙ローラ24により送り出され、レジストローラ
対25により先端を揃えられタイミングを合わせて転写
材搬送手段である転写材搬送ベルト26に送られる。
【0035】無論、図示していない給紙カセットからの
給紙でも良い。
【0036】転写材搬送ベルト26により搬送される記
録用紙Pは、各記録装置10Y,10M,10C,10
BKにおいて、それぞれ顕像が形成された感光体ドラム
11Y,11M,11C,11BKに順次送られ、転写
ロ−ラ15Y,15M,15C,15BKの作用下でト
ナ−像が記録用紙Pに転写される。各色のトナ−像が順
次転写された記録用紙Pは、定着装置27により定着さ
れ、排紙ローラ対28を介して矢印Bで示すように排紙
トレイ29上に排紙される。
【0037】なお、記録用紙Pは、転写材搬送ベルト2
6に静電吸着されることにより、転写材搬送ベルト26
の速度で精度よく搬送させることができる。
【0038】次に、感光体ドラム11Y,11M,11
C,11BKを含む各色プロセスユニット35Y,35
M,35C,35BKの装着及び駆動方法について述べ
る。図2は、リヤ側の第1の本体フレ−ム40およびフ
ロント側の第2の本体フレ−ム41に対し、各色プロセ
スユニット35Y,35M,35C,35BKを、プロ
セスユニット用の第1の支持板42およびプロセスユニ
ット用の第2の支持板43を介して取付け固定した状態
を示し、図3は取付け固定直前の状態を示す。
【0039】プロセスユニット35Y,35M,35
C,35BKは、装置本体1内に互いに離間した状態に
並設されたリヤ側の第1の本体フレ−ム40と、フロン
ト側の第2の本体フレ−ム41との間に取付けられたテ
ーブル50に載せられており、図示しない挿入ガイド手
段により着脱可能になっている。
【0040】次に装置本体側に設けられ軸受手段55に
より支持された駆動軸としてのドラム駆動軸60Y(6
0M,60C,60BK)と、被駆動軸としてのリヤ側
のドラムフランジ軸62Y(62M,62C,62B
K)の嵌合方法について、イエロー用プロセスユニット
35Yを例として述べる。
【0041】なお、フロント側のドラムフランジ軸は、
第2の支持板43に取付けられたピポット軸受56によ
りそれぞれ軸支されている。
【0042】図4、図5に示すように、イエロー用感光
体ドラム11Yの端部には、軸先端部がテーパ形状のド
ラムフランジ軸62Yが固設して有り、一方、ドラム駆
動軸60Yには、ドラムフランジ軸62Yの先端テーパ
部65に対応してテーパ穴67が有り、このテーパ穴6
7にドラムフランジ軸62Yの先端テーパ部65を挿入
することで、ドラム駆動軸60Yと感光体ドラム11Y
を同心に位置決めするとともに、挿入方向の位置決めも
なされるようになっている。
【0043】次に、図4ないし図26を参照して、本発
明の駆動装置58の第1の実施例について説明する。
【0044】まず、図6ないし図12を参照して、ドラ
ム駆動軸60Yからドラムフランジ軸62Yへの駆動力
伝達方法の基本構造について述べる。
【0045】この第1の実施例は、駆動力伝達キー80
が1カ所、キー溝85Yが1カ所の場合を示している。
【0046】ドラム駆動軸60Yには、ドラムフランジ
軸62Yへ駆動力を伝達する駆動力伝達手段としてのカ
ップリング90Yが固設されており、このカップリング
90Yは、図6(a),(b)に示すようにテーパ穴6
7と同心でドラムフランジ軸62Yの径より若干大きい
第1の貫通孔95と、この第1の貫通孔95に周面上か
ら貫通する第2の貫通孔97を形成したカップリング部
材100Yを有する。そして、このカップリング部材1
00Yの前記第2の貫通孔97Yに対し、図7に示すよ
うに、駆動力伝達キー80と、第1の貫通孔95に一部
が突出するように駆動力伝達キー80を加圧する付勢手
段としての圧縮バネ110と、この圧縮バネ110が抜
出さないように押さえるバネ押さえ115とを順次組込
むことでカップリング90Yを構成している。
【0047】一方、ドラムフランジ軸62Yには、図8
に示すように駆動力伝達キー80が嵌合可能なキー溝8
5Yが設けて有り、両者が嵌合することで駆動力の伝達
が行われる。
【0048】しかし、ドラムフランジ軸62Yがドラム
駆動軸60Y及びカップリング90Yに挿入された際、
駆動力伝達キー80とキー溝85Yが図9及び図10に
示すように、非嵌合状態の場合がある。
【0049】この場合、ドラム駆動軸60Yを回転させ
て、これと一体のカップリング90Yに組込まれた駆動
力伝達キー80をキー溝85Yの位置まで移動させるこ
とで図11及び図12に示すように嵌合させることがで
きる。そして、ドラム駆動軸60Yとドラムフランジ軸
62Yを連結された状態とすることができる。
【0050】次に、正規でないプロセスユニット35Y
(35M,35C,35BK)の誤装着を防止する方法
について、図13ないし図20を参照して説明する。
【0051】各色プロセスユニット用ドラム駆動軸60
Y(60M、60C、60BK)には、各々、図13
(a),(b)、図15(a),(b)、図17
(a),(b)及び図19(a),(b)に示すよう
に、ドラム駆動軸軸線方向に対して、捩じれ角度(図中
θ1〜θ4)の異なる第2の貫通孔97Y(97M、9
7C、97BK)を形成したカップリング部材100Y
(100M、100C、100BK)を有した駆動力伝
達手段としてのカップリング90Y(90M,90C,
90BK)が固設されており、前記第2の貫通孔97Y
(97M、97C、97BK)には、前記捩じれ角度
(θ1〜θ4)をもって駆動力伝達キー80が収容され
るようになっている。
【0052】なお、駆動力伝達キー80は、前述のよう
に圧縮バネ110と、バネ押さえ115とにより保持さ
れるようになっている。
【0053】一方、各色プロセスユニット用ドラムフラ
ンジ軸62Y(62M,62C,62BK)には、図1
4,図16,図18,図20に示すように、各々対応す
るカップリング90Y(90M,90C,90BK)の
第2の貫通孔97に収容された駆動力伝達キー80と同
じ捩じれ角度(図中θ1〜θ4)でキー溝85Y(85
M,85C,85BK)が設けられている。
【0054】こうすることで、図13及び図14に示す
ように、捩じれ角度θ1を有する駆動力伝達キー80を
有するカップリング90Yを備えた駆動軸60Yには、
これと同じ捩じれ角度θ1を有するキー溝85Yを備え
た正規のプロセスユニット35Yが装着されたときのみ
駆動力伝達キー80とキー溝85Yが嵌合する。
【0055】また、図15及び図16に示すように、捩
じれ角度θ2を有する駆動力伝達キー80を有するカッ
プリング90Mを備えた駆動軸60Mには、これと同じ
捩じれ角度θ2を有するキー溝85Mを備えた正規のプ
ロセスユニット35Mが装着されたときのみ駆動力伝達
キー80とキー溝85Mが嵌合する。
【0056】また、図17及び図18に示すように、捩
じれ角度θ3を有する駆動力伝達キー80を有するカッ
プリング90Cを備えた駆動軸60Cには、これと同じ
捩じれ角度θ3を有するキー溝85Cを備えた正規のプ
ロセスユニット35Cが装着されたときのみ駆動力伝達
キー80とキー溝85Cが嵌合する。
【0057】また、図19及び図20に示すように、捩
じれ角度θ4を有する駆動力伝達キー80を有するカッ
プリング90BKを備えた駆動軸60BKには、これと
同じ捩じれ角度θ4を有するキー溝85BKを備えた正
規のプロセスユニット35BKが装着されたときのみ駆
動力伝達キー80とキー溝85BKが嵌合する。
【0058】上記のように、各色のプロセスユニット3
5Y(35M,35C,35BK)が正規の位置に装着
されたときにのみ、駆動力伝達キー80と、キー溝85
Y(85M,85C,85BK)が嵌合するようになっ
ている。
【0059】次に、プロセスユニット35Y(35M,
35C,35BK)の未装着又は正規でないプロセスユ
ニット35Y(35M,35C,35BK)の誤装着を
検知する方法について、図21ないし図26を参照して
説明する。
【0060】図21に示すように、駆動力伝達キー80
は、先端部82が非導電部材からなり、先端部以外の部
分83が導電部材からなる2層構造となっている。図2
1(a)は正面図,(b)は側面図である。
【0061】そして、図22に示すように、駆動力伝達
キー80とキー溝85Y(85M,85C,85BK)
が完全に嵌合すると、駆動力伝達キー80の導電部材か
らなる先端部以外の部分83が図中(E)で示す領域部
分にてドラムフランジ軸62Y(62M,62C,62
BK)に接触して導通状態になるようになっている。ま
た、駆動力伝達キー80が組込まれる前記カップリング
部材100Y(100M,100C,100BK)は非
導電部材で構成されている。また、ドラムフランジ軸6
2Y(62M,62C,62BK)、圧縮バネ110、
及びバネ押さえ115は導電性部材で構成されている。
【0062】また、図23及び図24に示すように、バ
ネ押さえ115の移動路に対向して接触子120が設け
られており、この接触子120とバネ押さえ115がド
ラム駆動軸60Y(60M,60C,60BK)が一回
転に一度接触するようになっている。
【0063】また、接触子120には、電圧印加手段と
しての電源部122を介して電圧が印加されており、駆
動力伝達キー80とキー溝85が嵌合すると、接触子1
20,バネ押さえ115,圧縮バネ110、駆動力伝達
キー80、及びドラムフランジ軸62までが導通状態に
なって電流が流れるようになっている。
【0064】この電流の流れ状態は、判定回路からなる
プロセスユニット装着検知手段130Y(130M,1
30C,130BK)により検知され、電流が流れてい
る場合には嵌合状態と判定され、電流が流れていない場
合には非嵌合状態と判定される。
【0065】このプロセスユニット装着検知手段130
Y(130M,130C,130B)による判定結果
は、装置全体を制御する制御手段としての制御部135
に入力されるようになっている。
【0066】制御部135には、図25にも示すよう
に、潜像形成手段である露光装置13Y(13M,13
C,13BK)、現像装置14Y(14M,14C,1
4BK)及び転写材搬送手段である転写材搬送ベルト2
6、及びその他の装置を制御する画像形成手段制御回路
136が接続されている。
【0067】さらに、制御部135には、後述する転写
搬送ベルトユニット140の搬送ベルトユニット装着検
知手段142、及び警報手段144が接続されている。
警報手段144は、警報ランプ146からなりランプド
ライバ148により動作制御が行われるようになってい
る。
【0068】そして、図24に示すように、駆動力伝達
キー80とキー溝85Y(85M,85C,85BK)
が嵌合し、駆動力伝達キー80の導電部83がドラムフ
ランジ軸62Y(62M,62C,62BK)に接触し
て導通状態になると、プロセスユニット装着検知手段1
30Y(130M,130C,130BK)は、正規の
プロセスユニット35Y(35M,35C,35BK)
が完全挿入状態で装着されたと判定する。そして、制御
部135に装着が正常である旨の信号が送られる。
【0069】また、駆動力伝達キー80とキー溝85Y
(85M,85C,85BK)が嵌合しない状態にあ
り、駆動力伝達キー80の導電部83とドラムフランジ
軸62Y(62M,62C,62BK)が非導通状態に
なると、プロセスユニット装着検知手段130Y(13
0M,130C,130BK)は、正規のプロセスユニ
ット35が完全挿入状態で装着されていないと判定す
る。そして、制御部135に装着が異常である旨の信号
が送られる。
【0070】ただし、図23に示すように、正規のプロ
セスユニット35Y(35M,35C,35BK)が装
着されても回転方向の位相ずれよって駆動力伝達キー8
0とキー溝85が非嵌合の場合があることが有るため、
少なくともドラム駆動軸60Y(60M,60C,60
BK)を1回転以上させ、確実に嵌合させることができ
る状態とする。
【0071】制御部135では、上記の判定信号に基づ
いて、図26に示すような制御が行われる。すなわち、
正規のプロセスユニット35Y(35M,35C,35
BK)が完全挿入状態で装着されたと判定された場合に
は、印字動作を可能とする。この時、警報ランプ146
は消灯状態した状態にある。また、正規のプロセスユニ
ット35Y(35M,35C,35BK)が完全挿入状
態で装着されていないと判定された場合には、印字動作
を不可能とすると共に、警報ランプ146を点灯してオ
ペレータに警報を発するようになっている。
【0072】次に、図27〜図41を参照して、駆動装
置58の第2の実施例について説明する。
【0073】まず、図27ないし図29を参照して、ド
ラム駆動軸60Yからドラムフランジ軸62Yへの駆動
力伝達方法の基本構造について述べる。
【0074】この第2の実施例は、駆動力伝達キー80
が複数カ所(実施例では2カ所)、キー溝85Yが駆動
力伝達キーと同数の複数カ所の場合を示している。
【0075】ドラム駆動軸60Yには、ドラムフランジ
軸62Yへ駆動力を伝達する駆動力伝達手段としてのカ
ップリング90Yが固設されており、このカップリング
90Yは、図27(a),(b),(c)に示すように
テーパ穴67と同心でドラムフランジ軸62Yの径より
若干大きい第1の貫通孔95と、この第1の貫通孔95
に周面上から貫通する2つの第2の貫通孔97Y,97
Yを回転方向に180度位相をずらした状態に形成した
カップリング部材100Yを有する。
【0076】そして、このカップリング部材100Yの
前記第2の貫通孔97Y,97Yに対し、図28に示す
ように、駆動力伝達キー80と、第1の貫通孔95に一
部が突出するように駆動力伝達キー80を加圧する付勢
手段としての圧縮バネ110と、この圧縮バネ110が
抜出さないように押さえるバネ押さえ115とをそれぞ
れ組込むことでカップリング90Yを構成している。
【0077】一方、ドラムフランジ軸62Yには、図2
9に示すように駆動力伝達キー80,80が嵌合可能な
キー溝85Y,85Yが設けて有り、両者が嵌合するこ
とで駆動力の伝達が行われる。
【0078】しかし、ドラムフランジ軸62Yがドラム
駆動軸60Y及びカップリング90Yに挿入された際、
駆動力伝達キー80,80とキー溝85Y,85Yが図
30及び図31に示すように、非嵌合状態の場合があ
る。
【0079】この場合、ドラム駆動軸60Yを回転させ
て、これと一体のカップリング90Yに組込まれた駆動
力伝達キー80,80をキー溝85Y,85Yの位置ま
で移動させることで図32及び図33に示すように嵌合
嵌合させることができる。そして、ドラム駆動軸60Y
とドラムフランジ軸62Yが連結された状態となる。次
に、正規でないプロセスユニット35Y(35M,35
C,35BK)の誤装着を防止する方法について、図3
4ないし図41を参照して説明する。
【0080】各色プロセスユニット用ドラム駆動軸60
Y(60M、60C、60BK)には、各々、図34
(a),(b)、図36(a),(b)、図38
(a),(b)及び図39(a),(b)に示すよう
に、ドラム駆動軸軸線方向に対して、捩じれ角度は同じ
で、ドラム駆動軸軸線方向の位相、すなわち、図中
(ア)〜(エ)で示す間隔が各々で異なる2つの第2の
貫通孔97Y,97Y(97M、97C、97BK)を
形成したカップリング部材100Y(100M、100
C、100BK)を有した駆動力伝達手段としてのカッ
プリング90Y(90M,90C,90BK)が固設さ
れており、前記位相(ア)〜(エ)をもつて形成された
前記第2の貫通孔97Y,97Y(97M、97C、9
7BK)には、駆動力伝達キー80,80が配設されて
いる。
【0081】なお、駆動力伝達キー80,80は、それ
ぞれ前述のように圧縮バネ110と、バネ押さえ115
とにより保持されるようになっている。
【0082】こうすることで、図34及び図35に示す
ように、(ア)の位相を有する駆動力伝達キー80,8
0を有するカップリング90Yを備えた駆動軸60Yに
は、これと同じ(ア)の位相を有するキー溝85Y,8
5Yを備えた正規のプロセスユニット35Yが装着され
たときのみ駆動力伝達キー80,80とキー溝85Y,
85Yが嵌合する。
【0083】また、図36及び図37に示すように、
(イ)の位相を有する駆動力伝達キー80,80を有す
るカップリング90Mを備えた駆動軸60Mには、これ
と同じ(イ)の位相を有するキー溝85M,85Mを備
えた正規のプロセスユニット35Mが装着されたときの
み駆動力伝達キー80,80とキー溝85M,85Mが
嵌合する。
【0084】また、図38及び図39に示すように、
(ウ)の位相を有する駆動力伝達キー80,80を有す
るカップリング90Cを備えた駆動軸60Cには、これ
と同じ(ウ)の位相を有するキー溝85C,85Cを備
えた正規のプロセスユニット35Cが装着されたときの
み駆動力伝達キー80,80とキー溝85C,85Cが
嵌合する。
【0085】また、図40及び図41に示すように、
(ウ)の位相を有する駆動力伝達キー80,80を有す
るカップリング90BKを備えた駆動軸60BKには、
これと同じ(ウ)の位相を有するキー溝85BK,85
BKを備えた正規のプロセスユニット35BKが装着さ
れたときのみ駆動力伝達キー80,80とキー溝85B
K,85BKが嵌合する。
【0086】上記のように、各色のプロセスユニット3
5Y,35M,35C,35BKが正規の位置に装着さ
れたときのみ駆動力伝達キー80,80と、キー溝85
Y,85Y(85M,85C,85BK)が嵌合するよ
うになっている。
【0087】なお、プロセスユニット35Y(35M,
35C,35BK)の未装着又は正規でないプロセスユ
ニット35Y(35M,35C,35BK)の誤装着を
検知するプロセスユニット装着検知手段については、前
述の第1実施例のプロセスユニット装着検知手段130
Y,130M,130C,130BK(図21ないし図
26を参照)と同じであるので省略するが、少なくとも
ドラム駆動軸60Y(60M,60C,60BK)を1
回転させることで、接触子120にバネ押さえ115が
2回接触するようにして、2回検知できて初めて正規の
プロセスユニット35Y(35M,35C,35BK)
が完全挿入状態で装着されたことを判定する。
【0088】0回又は1回の場合は、正規でないプロセ
スユニット35Y(35M,35C,35BK)が装着
されたか、又は正規のプロセスユニット35Y(35
M,35C,35BK)で未挿入であるとして、前述の
一実施例と同様にプロセスユニット装着検知手段130
Y(130M,130C,130BK)によりNGと判
定される。
【0089】尚、嵌合箇所が3カ所、4カ所と増えても
考え方は同じである。このように、嵌合箇所を増やす理
由は、感光体ドラム11Y(11M,11C,11B
K)を駆動する駆動力が駆動力伝達キー80に直接かか
るため、感光体ドラム11Y(11M,11C,11B
K)の負荷が何らかの影響で増大した場合、駆動力伝達
キー80が撓んで駆動力伝達に遅れが生じたり、キー溝
85Y(85M,85C,85BK)を乗り越えたり、
破損等の問題が生じる。嵌合箇所を増やすことは、1個
の駆動力伝達キー80の負担する駆動力を小さくでき、
前記のような問題は生じない。
【0090】一方、駆動力伝達キー80の負担に余裕の
ある場合は、この駆動力伝達キー80を弾性部材とする
ことで、外部負荷等による衝撃、振動等が緩和でき、図
示しない駆動源(モータ等)からドラム駆動軸60Y
(60M,60C,60BK)に至る駆動力伝達部材を
構成するギヤのバックラッシュなどを安定させることが
できる。
【0091】逆に、感光体ドラム11Y(11M,11
C,11BK)に対する、駆動源で有るモータのコギン
グトルク変動などや駆動力伝達部材のギヤのバックラッ
シュなどの影響を緩和できる。
【0092】次に、図42ないし図45を参照して、駆
動装置58を前記転写材搬送ベルト26を含む転写搬送
ベルトユニット140に適用した場合につて説明する。
【0093】図42は、リヤ側の第1の本体フレ−ム4
0およびフロント側の第2の本体フレ−ム41に対し、
転写搬送ベルトユニット140を、転写搬送ベルトユニ
ット用の第1の支持板160および第2の支持板161
を介して取付け固定した状態を示し、図43は取付け固
定直前の状態を示す。
【0094】転写搬送ベルトユニット140は、転写紙
Pを搬送する転写材搬送ベルト26、この転写材搬送ベ
ルト26を駆動するベルト駆動軸155及び転写材搬送
ベルト26にテンションを与えつつ支持する従動軸15
6、各記録装置の各転写位置にて転写を行う転写ロ−ラ
15Y,15M,15C,15BKを有している。
【0095】また、転写搬送ベルトユニット140は、
テーブル165に載せられており、図示しない挿入ガイ
ド手段により着脱可能になっている。
【0096】次に、駆動軸としてのベルト駆動力伝達軸
150と、被駆動軸としてのベルト駆動軸155との連
結状態について説明する。
【0097】ベルト駆動力伝達軸150は、リヤ側の第
1の本体フレ−ム40に設けられ支持板167に取付け
られた軸受手段170により支持された状態となってい
る。一方、ベルト駆動軸155、従動軸156、及び転
写ロ−ラ15Y,15M,15C,15BKは、それぞ
れ両端側を軸受手段175,176により軸支された状
態となっている。
【0098】次にベルト駆動力伝達軸150とベルト駆
動軸155の連結方法について、図44及び図45を参
照して説明する。
【0099】図44及び図45に示すように、ベルト駆
動軸155の先端部がテーパ形状で有り、ベルト駆動力
伝達軸150には、ベルト駆動軸155の先端テーパ部
65に対応してテーパ穴67が有り、このテーパ穴67
にベルト駆動軸155の先端テーパ部65を挿入するこ
とで、ベルト駆動力伝達軸150とベルト駆動軸155
を同心に位置決めするとともに、挿入方向の位置決めも
されるようになっている。
【0100】また、ベルト駆動力伝達軸150には、ベ
ルト駆動軸155へ駆動力を伝達する駆動力伝達手段と
してのカップリング90が固設されており、このカップ
リング90は、テーパ穴67と同心でベルト駆動軸15
5の径より若干大きい第1の貫通孔95と、この第1の
貫通孔95に周面上から貫通する第2の貫通孔97を形
成したカップリング部材100を有する。
【0101】そして、このカップリング部材100の前
記第2の貫通孔97に対し、駆動力伝達キー80と、第
1の貫通孔95に一部が突出するように駆動力伝達キー
80を加圧する付勢手段としての圧縮バネ110と、こ
の圧縮バネ110が抜出さないように押さえるバネ押さ
え115とをそれぞれ組込むことでカップリング90を
構成している。
【0102】一方、ベルト駆動軸155には、駆動力伝
達キー80が嵌合可能なキー溝85が設けて有り、両者
が嵌合することで駆動力の伝達が行われるものである。
【0103】この実施例は、駆動力伝達キー80が1カ
所、キー溝85が1カ所の場合を示しているが、前述の
ように種々変形可能な事は勿論である。
【0104】また、ベルト駆動力伝達軸150とベルト
駆動軸155との装着状態は、前述のプロセスユニット
装着検知手段130Y(130M,130C,130B
K)と同様の搬送ベルトユニット装着検知手段142に
より検出され、確実に装着されていない場合には、印字
動作を不可能とすると共に、警報ランプ146を点灯し
てオペレータに警報を発するようになっている。(図2
3ないし図26参照)なお、この搬送ベルトユニット装
着検知手段142の構成については、重複するので詳細
な説明を省略する。
【0105】上記のように、本発明に有っては、被駆動
体である感光体ドラム11Y(11M,11C,11B
K)及び転写材搬送ベルト26と一体に回転可能な被駆
動軸としてのドラムフランジ軸62Y(62M,62
C,62BK)及びベルト駆動軸155の先端テーパ部
65が、駆動軸としてのドラム駆動軸60Y(60M,
60C,60BK)及びベルト駆動力伝達軸150に形
成された挿入位置決めとなるテーパ穴67に嵌合した状
態において、キー溝85に駆動力伝達キー80が係合す
るようにしたから、駆動軸と被駆動軸とを芯ずれのない
状態で連結できる。
【0106】また、駆動力伝達キー80を、付勢手段と
しての圧縮バネ110により被駆動軸が貫通する貫通孔
97に突出するように付勢したから、被駆動軸の先端テ
ーパ部65を駆動軸に形成されたテーパ穴67に嵌合さ
せた後、駆動軸あるいは被駆動軸のいずれか一方を回転
させて駆動力伝達キー80とキー溝85とを合わせるだ
けで両者の係合が行なわれ、両軸の連結が極めて容易と
なる。また、回転方向の位相が再現される位置で駆動力
伝達キー80とキー溝85とが係合するため、一度、引
抜いた後、再挿入した時、回転方向の位相が狂うことが
ない。
【0107】これにより複数のプロセスユニットプロセ
スユニット35Y,35M,35C,35BKを所定位
置にそれぞれ確実に配設することができ、色ずれや色合
い不良を防止でき安定したカラー画像の形成が可能とな
る。
【0108】また、キー溝85に駆動力伝達キー80が
係合したことを検知することで被駆動体の装着状態を検
知するプロセスユニット装着検知手段130Y,130
M,130C,130BK及び搬送ベルトユニット装着
検知手段142を設けたから、誤装着又は未装着の状態
においては画像形成手段の動作を禁止して駆動軸の空転
を防止したり、オペレータにその旨を知らせるようにし
たので無駄な印字をしなくなり、部品等の破損や画像形
成装置の故障等が防止できる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。
【0110】請求項1記載の駆動装置によれば、被駆動
体と一体に回転可能な被駆動軸の先端テーパ部が、駆動
軸に形成された挿入位置決めとなるテーパ穴に嵌合した
状態において、キー溝に駆動力伝達キーが係合するよう
にしたから、駆動軸と被駆動軸とを芯ずれのない状態で
連結できる。
【0111】また、駆動力伝達キーを、付勢手段により
被駆動軸が貫通する貫通孔に突出するように付勢したか
ら、被駆動軸の先端テーパ部を駆動軸に形成されたテー
パ穴に嵌合させた後、駆動軸あるいは被駆動軸のいずれ
か一方を回転させて駆動力伝達キーとキー溝とを合わせ
るだけで両者の係合が行なわれ、両軸の連結が極めて容
易となる。また、回転方向の位相が再現される位置で駆
動力伝達キーとキー溝とが係合するため、一度、引抜い
た後、再挿入した時、回転方向の位相が狂うことがな
い。
【0112】また、キー溝に駆動力伝達キーが係合した
ことを検知することで被駆動体の装着状態を検知する検
知手段を設けたから、誤装着又は未装着の状態において
駆動装置の駆動源(モータ等)の動作を禁止して駆動軸
の空転を防止したり、オペレータにその旨を知らせるよ
うにしたので無駄な印字をしなくなり、部品等の破損や
画像形成装置の故障等が防止できる。
【0113】また、請求項2記載の駆動装置によれば、
上記の請求項1記載のものの効果に加えて、キー溝を軸
芯線に対してある角度を持たせるとともに、駆動力伝達
キーもキー溝の角度と同一角度を持たせたから、その角
度を変えることにより、それ専用の組合わせが行え、他
の軸との組合わせの防止が可能となる。
【0114】また、請求項3記載の画像形成装置によれ
ば、少なくとも像担持体を含んでいる複数のプロセスユ
ニットの前記像担持体と一体に回転可能な被駆動軸の先
端テーパ部が、駆動軸に形成された挿入位置決めとなる
テーパ穴に嵌合した状態において、キー溝に駆動力伝達
キーが係合するようにしたから、駆動軸と被駆動軸とを
芯ずれのない状態で連結できる。
【0115】また、駆動力伝達キーを、付勢手段により
被駆動軸が貫通する貫通孔に突出するように付勢したか
ら、被駆動軸の先端テーパ部を駆動軸に形成されたテー
パ穴に嵌合させた後、駆動軸あるいは被駆動軸のいずれ
か一方を回転させて駆動力伝達キーとキー溝とを合わせ
るだけで両者の係合が行なわれ、両軸の連結が極めて容
易となる。また、回転方向の位相が再現される位置で駆
動力伝達キーとキー溝とが係合するため、一度、引抜い
た後、再挿入した時、回転方向の位相が狂うことがな
い。
【0116】これにより複数のプロセスユニットを所定
位置にそれぞれ確実に配設することができ、色ずれや色
合い不良を防止でき安定したカラー画像の形成が可能と
なる。
【0117】また、キー溝に駆動力伝達キーが係合した
ことを検知することで複数のプロセスユニットの識別お
よび装着状態を検知する検知手段を設けたから、誤装着
又は未装着の状態において駆動装置の駆動源(モータ
等)の動作を禁止して駆動軸の空転を防止したり、オペ
レータにその旨を知らせるようにしたので無駄な印字を
しなくなり、部品等の破損や画像形成装置の故障等が防
止できる。
【0118】また、請求項4記載の画像形成装置によれ
ば、上記の請求項3記載のものの効果に加えて、キー溝
を軸芯線に対してある角度を持たせるとともに、駆動力
伝達キーもキー溝の角度と同一角度を持たせたから、そ
の角度を変えることにより、それ専用の組合わせが行
え、他のプロセスユニットの軸との組合わせの防止が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカラー画像形成装置の
全体構成を示す断面図。
【図2】プロセスユニットの本体装置への装着状態を示
す斜視図。
【図3】プロセスユニットの装着直前の状態を示す斜視
図。
【図4】プロセスユニット装着直前の駆動力伝達部の断
面図。
【図5】プロセスユニット装着状態の駆動力伝達部の断
面図。
【図6】本発明の駆動装置の第1の実施例の駆動力伝達
手段の構成部品であるカップリング部材の上面図及び正
面図。
【図7】同実施例の要部である駆動力伝達手段であるカ
ップリングの分解した正面図。
【図8】同じく、ドラムフランジ部の一部断面上面図。
【図9】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動力
伝達キーの非嵌合状態を示す断面図。
【図10】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの別角度での非嵌合状態を示す断面図。
【図11】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの嵌合状態を示す断面図。
【図12】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの別角度での嵌合状態を示す断面図。
【図13】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の上面図及び正面図。
【図14】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の捩じれ
角度の説明図。
【図15】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の上面図及び正面図。
【図16】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の捩じれ
角度の説明図。
【図17】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の上面図及び正面図。
【図18】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の捩じれ
角度の説明図。
【図19】同じく、プロセスユニット装着検知手段の構
成を示す図。
【図20】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の捩じれ
角度の説明図。
【図21】同じく、駆動力伝達キーの構造を示す正面図
及び側面図。
【図22】同じく、駆動力伝達キーの作用説明図。
【図23】同じく、非嵌合状態におけるプロセスユニッ
ト装着検知手段の構成を示す説明図。
【図24】同じく、嵌合状態におけるプロセスユニット
装着検知手段の構成を示す説明図。
【図25】同じく、プロセスユニット及び転写搬送ベル
トユニット装着判定の制御系を示すブロック図。
【図26】同じく、プロセスユニット及び転写搬送ベル
トユニット装着判定方法を示すフローチャート図。
【図27】本発明の駆動装置の第2の実施例の駆動力伝
達手段の構成部品であるカップリング部材の上面図及び
正面図及び下面図。
【図28】同実施例の要部である駆動力伝達手段である
カップリングの分解した正面図。
【図29】同じく、ドラムフランジ部の断面上面図。
【図30】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの非嵌合状態を示す断面図。
【図31】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの別角度での非嵌合状態を示す断面図。
【図32】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの嵌合状態を示す断面図。
【図33】同じく、プロセスユニット装着状態での駆動
力伝達キーの別角度での嵌合状態を示す断面図。
【図34】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の周面方向からみた状態説明図及び正面
図。
【図35】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の位相の
説明図。
【図36】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の周面方向からみた状態説明図及び正面
図。
【図37】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の位相の
説明図。
【図38】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の周面方向からみた状態説明図及び正面
図。
【図39】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の位相の
説明図。
【図40】同じく、駆動力伝達手段の構成部品であるカ
ップリング部材の周面方向からみた状態説明図及び正面
図。
【図41】同じく、ドラムフランジ軸のキー溝の位相の
説明図。
【図42】転写搬送ベルトユニットの本体装置への装着
状態を示す斜視図。
【図43】転写搬送ベルトユニットの装着直前の状態を
示す斜視図。
【図44】転写搬送ベルトユニット装着直前の駆動力伝
達部の断面図。
【図45】転写搬送ベルトユニット装着状態の駆動力伝
達部の断面図。
【符号の説明】
11…装置本体(筐体)、10Y(10M,10C,1
0BK)…記録装置、11Y(11M,11C,11B
K)…感光体ドラム(像担持体)、12Y(12M,1
2C,12BK)…帯電装置(帯電手段)、13Y(1
3M,13C,13BK)…露光装置(潜像形成手
段)、14Y(14M,14C,14BK)…現像装置
(現像手段)、15Y(15M,15C,15BK)…
転写ロ−ラ(転写手段)、16Y(16M,16C,1
6BK)…クリーニング装置(清掃手段)、26…転写
材搬送ベルト(転写材搬送手段)、35Y(35M,3
5C,35BK)…プロセスユニット、58…駆動装
置、60Y(60M,60C,60BK)…ドラム駆動
軸(駆動軸)、62Y(62M,62C,62BK)…
ドラムフランジ軸(被駆動軸)、65…先端テーパ部、
67…テーパ穴、80…駆動力伝達キー、85(85
Y,85M,85C,85BK)…キー溝、90(90
Y,90M,90C,90BK)…カップリング(駆動
力伝達手段)、95…第1の貫通孔、97(97Y,9
7M,97C,97BK)…第2の貫通孔、100(1
00Y,100M,100C,100BK)…カップリ
ング部材、110…圧縮バネ(付勢手段)、115…バ
ネ押さえ、120…接触子、122…電源部(電圧印加
手段)、130Y(130M,130C,130BK)
…プロセスユニット装着検知手段、135…制御部(制
御手段)、136…画像形成手段制御回路、140…転
写搬送ベルトユニット、142…搬送ベルトユニット装
着検知手段、144…警報手段、146…警報ランプ、
150…ベルト駆動力伝達軸(駆動軸)、155…ベル
ト駆動軸(被駆動軸)、P…記録用紙(転写材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−113915(JP,A) 特開 昭62−141572(JP,A) 特開 平6−27814(JP,A) 特開 昭59−31976(JP,A) 特開 平5−341589(JP,A) 特開 平5−333608(JP,A) 特開 平4−278961(JP,A) 特開 平4−5667(JP,A) 特開 昭63−301065(JP,A) 実開 平5−79560(JP,U) 実開 昭63−187156(JP,U) 実開 昭63−115630(JP,U) 実開 昭63−22434(JP,U) 実開 昭62−156961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 350 G03G 15/00 550 G03G 15/01 G03G 21/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入位置決めとなるテーパ穴を有する駆動
    軸と、 この駆動軸の前記テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端
    部に有するとともにキー溝を周面に有し被駆動体と一体
    に回転可能な被駆動軸と、 前記駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第
    1の貫通孔および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通
    孔を有するカップリング部材と、 このカップリング部材の前記第2の貫通孔に収容され、
    前記被駆動軸のテーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態
    において前記キー溝に係合する駆動力伝達キーと、 この駆動力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆
    動力伝達キーを付勢する付勢手段と、 前記キー溝に前記駆動力伝達キーが係合したことを検知
    することで前記被駆動体の装着状態を検知する検知手段
    と、を具備してなることを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】挿入位置決めとなるテーパ穴を有する駆動
    軸と、 この駆動軸の前記テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端
    部に有するとともに軸芯線に対してある角度を持つキー
    溝を周面に有し被駆動体と一体に回転可能な被駆動軸
    と、 前記駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第
    1の貫通孔および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通
    孔を有するカップリング部材と、 このカップリング部材の前記第2の貫通孔に前記キー溝
    の角度と同一角度を持って収容され、前記被駆動軸のテ
    ーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態において前記キー
    溝に係合する駆動力伝達キーと、 この駆動力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆
    動力伝達キーを付勢する付勢手段と、 前記キー溝に前記駆動力伝達キーが係合したことを検知
    することで前記被駆動体の装着状態を検知する検知手段
    と、を具備してなることを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】装置本体と、 この装置本体内に平行に配設された複数の像担持体と、 これら各像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手
    段と、 これら各潜像形成手段により形成された像担持体上の潜
    像をトナーにより顕像化する複数の現像手段と、 これら各現像手段によりトナ−像が形成される各像担持
    体に転写材を順次搬送する転写材搬送手段と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
    成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、 前記装置本体に配置された複数の駆動軸を有し、前記像
    担持体と一体に回転可能な被駆動軸を駆動する駆動手段
    と、を具備し、少なくとも前記像担持体を含んでいる複
    数のプロセスユニットが、前記駆動軸に対して着脱自在
    な構造である画像形成装置であって、 前記駆動手段が、 挿入位置決めとなるテーパ穴を有する前記駆動軸と、 この駆動軸の前記テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端
    部に有するとともにキー溝を周面に有し被駆動体と一体
    に回転可能な前記被駆動軸と、 前記駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第
    1の貫通孔および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通
    孔を有するカップリング部材と、 このカップリング部材の前記第2の貫通孔に収容され、
    前記被駆動軸のテーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態
    において前記キー溝に係合する駆動力伝達キーと、 この駆動力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆
    動力伝達キーを付勢する付勢手段と、 前記キー溝に前記駆動力伝達キーが係合したことを検知
    することで複数の前記プロセスユニットの識別および装
    着状態を検知する検知手段と、を具備してなることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】装置本体と、 この装置本体内に平行に配設された複数の像担持体と、 これら各像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手
    段と、 これら各潜像形成手段により形成された像担持体上の潜
    像をトナーにより顕像化する複数の現像手段と、 これら各現像手段によりトナ−像が形成される各像担持
    体に転写材を順次搬送する転写材搬送手段と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
    成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、 前記装置本体に配置された複数の駆動軸を有し、前記像
    担持体と一体に回転可能な被駆動軸を駆動する駆動手段
    と、を具備し、少なくとも前記像担持体を含んでいる複
    数のプロセスユニットが、前記駆動軸に対して着脱自在
    な構造である画像形成装置であって、 前記駆動手段が、 挿入位置決めとなるテーパ穴を有する前記駆動軸と、 この駆動軸の前記テーパ穴に嵌合可能なテーパ部を先端
    部に有するとともに軸芯線に対してある角度を持つキー
    溝を周面に有し被駆動体と一体に回転可能な前記被駆動
    軸と、 前記駆動軸の端面に固着され前記被駆動軸が貫通する第
    1の貫通孔および該第1の貫通孔に直交する第2の貫通
    孔を有するカップリング部材と、 このカップリング部材の前記第2の貫通孔に前記キー溝
    の角度と同一角度を持って収容され、前記被駆動軸のテ
    ーパ部が前記テーパ穴に嵌合した状態において前記キー
    溝に係合する駆動力伝達キーと、 この駆動力伝達キーが第1の貫通孔に突出するように駆
    動力伝達キーを付勢する付勢手段と、 前記キー溝に前記駆動力伝達キーが係合したことを検知
    することで複数の前記プロセスユニットの識別および装
    着状態を検知する検知手段と、を具備してなることを特
    徴とする画像形成装置。
JP34960293A 1993-12-29 1993-12-29 駆動装置並びに画像形成装置 Expired - Fee Related JP3204582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34960293A JP3204582B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 駆動装置並びに画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34960293A JP3204582B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 駆動装置並びに画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07199732A JPH07199732A (ja) 1995-08-04
JP3204582B2 true JP3204582B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=18404842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34960293A Expired - Fee Related JP3204582B2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 駆動装置並びに画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3204582B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200494792Y1 (ko) * 2019-09-26 2021-12-29 조병규 클램프를 구비하는 빗살형 고데기

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4622524B2 (ja) 2005-01-07 2011-02-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4848668B2 (ja) * 2005-05-16 2011-12-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP5953841B2 (ja) * 2012-03-13 2016-07-20 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200494792Y1 (ko) * 2019-09-26 2021-12-29 조병규 클램프를 구비하는 빗살형 고데기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07199732A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100266421B1 (ko) 컬러화상 형성장치
US5528343A (en) Driving cartridge for an image forming apparatus
JP2006259638A (ja) 画像形成装置
JP3204582B2 (ja) 駆動装置並びに画像形成装置
WO2018012686A1 (ko) 전자사진방식 화상형성장치 및 현상닙 해제 검지 방법
JP4850335B2 (ja) 画像形成装置
JPH1090967A (ja) 電子写真画像形成装置及び画像形成ユニット
JP4372186B2 (ja) 感光体駆動機構
JP2996535B2 (ja) 多色画像形成装置
EP2420896A1 (en) Electrophotographic image forming apparatus having a transfer belt driving controller
JP2002357986A (ja) 感光体ドラムの支持装置及び感光体ドラム駆動連結装置の取り付け方法
JP2701965B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4378127B2 (ja) 駆動伝達部材の軸心位置決め方法
JPH0954476A (ja) カラー画像形成装置
JP2003028142A (ja) 位置決め機構および画像形成装置
JP2005099235A (ja) 感光体ドラムの回転駆動ユニット
JP2000132047A (ja) 画像形成装置
JP2001154564A (ja) 画像形成装置
JP4365623B2 (ja) 画像形成装置・プロセスカートリッジ
JP2545459Y2 (ja) 画像形成装置における現像装置の位置調整構造
JP3651818B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2002372829A (ja) カラー電子写真画像形成装置
JP3465542B2 (ja) 画像形成装置の駆動システム
KR100645433B1 (ko) 전사유닛 및 화상형성장치
JP2022181145A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees