JP3204534B2 - カード識別装置およびカード識別方法 - Google Patents

カード識別装置およびカード識別方法

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JP3204534B2
JP3204534B2 JP12491492A JP12491492A JP3204534B2 JP 3204534 B2 JP3204534 B2 JP 3204534B2 JP 12491492 A JP12491492 A JP 12491492A JP 12491492 A JP12491492 A JP 12491492A JP 3204534 B2 JP3204534 B2 JP 3204534B2
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良二 山本
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種類のカードを取扱
う機器に適用されるカード識別装置およびカード識別方
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード識別装置としては、実開平
1−128364号公報に示された言語及び文字識別学習機の
ように、カードの種類に応じて異なる位置に形成された
切欠き溝の位置を、複数設置された微動スイッチによっ
て検知し、カードの識別を機械的手段を行うもの、ある
いは実公昭59−194767号公報に示された音声合成玩具用
カード判別装置のように、カードの種類に応じてコード
化されて形成された複数個の開口部を、光導電性選択ス
イッチによって検知し、カードの識別を光学的手段で行
うものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術にお
いて、カードの識別を機械的手段で行うものでは、カー
ドの繰り返し使用による耐久性に問題があり、また光学
的手段で行うものでは、装置内に設置された光源から出
射する内部光のみを用いて検知動作を行うため、外部光
の遮断を確実にしないと外部光の影響によって誤識別を
してしまうので、外部光遮断構造が必要であるという問
題がある。
【0004】本発明の目的は、外部光遮断を不要とし、
カードの識別が光学的に正確に行え、耐久性があり、し
かも消費電力の低減化を可能にするカード識別装置およ
びカード識別方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るカード識別装置は、装置内に設けられ
た光源から出射される内部光と装置外からの外部光のい
ずれによってもカードに設けられた識別用マークを光学
的に検知してカードの識別を行うことができるカード識
別装置であって装置内に設けられて前記識別用マーク
方向へ光を出射する光源と、前記外部光を前記識別用マ
ーク方向へ偏向させる反射板と、前記識別用マークから
の反射光を受光する受光素子と、受光素子からの受光信
号に基づいて外部光により識別用マークの識別が可能か
否かを判断する演算処理手段とを備えたことを特徴とす
る。また、本発明に係るカード識別方法は、装置内に設
けられた光源から出射される内部光と装置外からの外部
光のいずれによってもカードに設けられた識別用マーク
を光学的に検知してカードの識別を行うことができるカ
ード識別方法であって、前記装置内に設けられた光源を
発光させずに、外部光が照射された識別用マークからの
反射光を受光する受光素子からの受光信号レベルに基づ
いて識別用マークのコードを識別可能か否かを判断し、
外部光により前記コードの識別が可能である場合には外
部光のみの前記受光素子からの受光信号に基づいてコー
ドの識別を行い、また外部光により前記コードの識別が
不可能である場合には前記光源を発光させ、前記受光素
子からの受光信号に基づいてコードの識別を行うことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記の手段によれば、装置における内部光と外
部光とを区別して選択使用することで、外部光の使用を
可能にし、内部光あるいは外部光のいずれによっても識
別用マークの光学的検知ができるようにすることで、従
来のような外部光遮断手段,機構を設ける必要がなくな
り、また識別は機械的接触を伴なわない光学的方法で行
われるため、カードの耐久性に影響を与えず、さらに外
部光のみで検知する場合には発光素子を発光させないよ
うにすることによって、消費電流を低減させることがで
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例における構成の説
明図であり、1はカード識別装置本体に設けられた基
板、2と3は基板1上に設けられた発光素子と受光素
子、4は基板1上に設けられた反射板であって、さらに
6は一部にバーコード等からなる識別用マーク7が設け
られたカードである。
【0009】図2は本実施例の制御系のブロック図であ
り、10は前記発光素子2及び受光素子3からなるマーク
検知部、11はデータ保持のための記憶部、12と13はプロ
グラム,データの入出力を行うための入力部と出力部、
14は前記各部をコントロールするCPU(中央演算処理
部)である。
【0010】図1,図2において、カード識別装置の所
定位置にセットされたカード6の識別用マーク7部分
を、発光素子2から出射する内部光Bi、あるいは装置
外から入射して反射板4で偏向される外部光Boが照射
し、識別用マーク7で反射された反射光が受光素子3に
入射するようになっている。
【0011】前記受光素子3では入射してくる前記反射
光を光電変換し、受光素子3からの出力信号を受けてC
PU14では後述するように、識別用マーク7のコードを
識別する。
【0012】図3は外部光による識別コード(白黒)のレ
ベルの変化を示す図であり、実線は外部光のみの場合を
示し、破線は発光素子2を発光させた場合(内部光+外
部光)を示している。またαは白と黒とを識別できる最
低レベル幅、βは外部光が強度の場合の黒の最大レベル
値、γは外部光が弱度の場合の白レベルと黒レベルの中
間レベル値を示す。
【0013】図3において、外部光が強くなっていく
と、黒レベル値が外部光の弱度の白レベル値に近づくこ
とが分る。このような特性に基づいて、本実施例では、
CPU14で図4のフローチャートに示したコード識別を
行う。
【0014】図4において、まず発光素子2を発光させ
ずに(S1)、外部光のみで識別用マーク部分を走査する
ようにし、受光素子3において識別用マーク7を構成す
る各コードのレベル値を読み取らせる(S2)。次に読み
取った信号のレベルを前記最大レベル値β及びレベル幅
αと比較し(S3,S4)、信号にβより大きいレベルの
ものがあるか(S3のYES)、信号の最大レベル値と最
小レベル値の差がαより大きければ(S4のYES)、外
部光が強度であると判断する。
【0015】そして、識別値Xとして読み取った信号の
レベル値幅の中間値を取り(S5)、各コードの読取信号
のレベル値を識別値Xと比較し(S6)、本実施例ではX
より大きければ(S6のYES)、白レベル(S7)とし、
Xより小さければ(S6のNO)、黒レベル(S8)とし、
全コードの識別を行う(S9)。
【0016】しかし前記ステップS3,S4において、
読取信号のレベルが前記β,αより小さい場合(S3の
NO,S4のNO)、外部光が弱度であると判断する。
【0017】そして、発光素子2を発光させて(S10)、
識別値Xを前記中間レベル値γとし(S11)、再度、各コ
ードのレベル値を読み取り(S12)、上述したステップS
6〜S9によりコード識別を行う。
【0018】このように本実施例では、外部光も検知光
として使用することで、従来のように外部光の影響を遮
断するための手段が必要なくなり、しかも確実かつ正確
に識別用マーク7の検知,識別がなされる。また外部光
のみで検知する場合には発光素子2を発光させないよう
にすれば、消費電流を低減させることができ、さらに識
別は機械的接触を伴なわない光学的方法で行われるた
め、カードの耐久性に影響を与えない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置における内部光と外部光とを識別用マークの検知光
として使用できるので、従来のように外部光遮断手段等
を特別に設置することなく正確にカード識別ができ、し
かも光学的検知によってカードに無接触で識別が行える
ので耐久性に優れ、さらに外部光のみで検知する場合に
は発光素子を発光させないようにすることによって、消
費電力を低減させることができるカード識別装置および
カード識別方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード識別装置の一実施例における構
成の説明図である。
【図2】本実施例の制御系のブロック図である。
【図3】外部光による識別コードのレベルの変化を示す
図である。
【図4】本実施例のコード識別のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…基板、 2…発光素子、 3…受光素子、 4…反
射板、 6…カード、7…識別用マーク、 14…CP
U、 Bi…内部光、 Bo…外部光。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10 G06K 17/00 G06K 19/07 G11B 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内に設けられた光源から出射される
    内部光と装置外からの外部光のいずれによってもカード
    に設けられた識別用マークを光学的に検知してカードの
    識別を行うことができるカード識別装置であって装置内に設けられて前記識別用マーク方向へ光を出射す
    る光源と、前記外部光を前記識別用マーク方向へ偏向さ
    せる反射板と、前記識別用マークからの反射光を受光す
    る受光素子と、受光素子からの受光信号に基づいて外部
    光により識別用マークの識別が可能か否かを判断する演
    算処理手段とを備え たことを特徴とするカード識別装
    置。
  2. 【請求項2】 装置内に設けられた光源から出射される
    内部光と装置外からの外部光のいずれによってもカード
    に設けられた識別用マークを光学的に検知してカードの
    識別を行うことができるカード識別方法であって、 前記装置内に設けられた光源を発光させずに、外部光が
    照射された識別用マークからの反射光を受光する受光素
    子からの受光信号レベルに基づいて識別用マークのコー
    ドを識別可能か否かを判断し、外部光により前記コード
    の識別が可能である場合には外部光のみの前記受光素子
    からの受光信号に基づいてコードの識別を行い、また外
    部光により前記コードの識別が不可能である場合には前
    記光源を発光させ、前記受光素子からの受光信号に基づ
    いてコードの識別を行うことを特徴とするカード識別方
    法。
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