JP3404887B2 - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

Info

Publication number
JP3404887B2
JP3404887B2 JP12552594A JP12552594A JP3404887B2 JP 3404887 B2 JP3404887 B2 JP 3404887B2 JP 12552594 A JP12552594 A JP 12552594A JP 12552594 A JP12552594 A JP 12552594A JP 3404887 B2 JP3404887 B2 JP 3404887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
bar code
data
bar width
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12552594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07334607A (ja
Inventor
友弘 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP12552594A priority Critical patent/JP3404887B2/ja
Publication of JPH07334607A publication Critical patent/JPH07334607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404887B2 publication Critical patent/JP3404887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードを読み取る
バーコード読取装置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、黒バーおよ
び白バー(スペース)およびそれらの幅の大小にて構成
されたバーコードラベルに読み取り窓を向けてバーコー
ドデータを読み取るようにしたハンドヘルドタイプのも
の、あるいは読み取り窓から出射されるレーザビームに
よりバーコードデータを読み取るようにした定置式バー
コードリーダがある。
【0003】近年、この種のバーコードリーダにおいて
は、多種類のコード体系のバーコード、例えばNW7,
Code 39 ,ITF等のバーコードを読み取ることが要求
されている。この場合、定置式バーコードリーダのよう
に、バーコードラベルから読み取り窓までの位置が離れ
ていると、種々の下地模様、例えばバーコードラベルが
貼付されている製品のガラ、洋服の繊維、製品説明、成
分説明等による、いわゆるゴミデータが多く入力され、
コード体系によっては、大小2種類のバー幅によって構
成された下地模様がバーコードを示す信号として読み取
られてしまうという問題がある。特に、入力するデータ
量を多くしてバーコードを読み取るような場合には、ゴ
ミデータによる影響が大きい。
【0004】従来、このようなゴミデータに対する対策
として、バーコードデータを構成する大小2種類の幅の
バー、すなわちワイドバー、ナローバーが、いずれかの
コード体系の規格に入るかどうかの判定を行うようにし
ている。具体的には、1キャラクタデータのワイドバー
とナローバーの本数を数え、それぞれの本数がいずれか
の規格にはいっているかどうかによりバーコードデータ
かゴミデータかを判別するようにしている。この場合、
最大のバー幅と最小のバー幅の平均より算出したしきい
値等にて、それぞれのバー幅に対し、ワイド/ナローの
判別を行い、ワイドバーとナローバーの本数を数えるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バーコ
ードラベルに印刷されるバーコードのバー幅は、にじみ
等により誤差があり、従って上記のような最大のバー幅
と最小のバー幅の平均をしきい値とした判別では、精度
よくワイドバーとナローバーに分類することができず、
従ってこのものではゴミデータとの識別精度が十分では
ないという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、ゴミデータとバーコードデータの識別精度を向上さ
せることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明においては、バーおよ
びそれらの幅の大小にて構成されたバーコードを有する
バーコードラベルからの反射光を受光する受光手段(2)
と、この受光手段(2) にて受光した信号から前記バーコ
ードの各バーの幅を示すバー幅データを検出するバー幅
検出手段(3〜6)と、このバー幅検出手段(3〜6)にて検出
したバー幅データを記憶する記憶手段(7)と、この記憶
手段(7) に記憶されたバー幅データに基づき、バー幅の
大小の本数にて予め定めた複数の種別の1つに前記バー
幅データが属するか否かを判定する種別判定手段 (ステ
ップ202,203)と、この種別判定手段 (ステップ202,203)
にていずれかの種別に属すると判定された時に、その種
別のバー幅の大小の本数に従って前記バー幅データのワ
イド/ナロー分類を行い、その分類に基づき前記バーコ
ードのデコード処理を行うデコード手段 (ステップ204
〜 206) とを備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記種別判別手段 (ステップ202,20
3)は、前記記憶手段(7) に記憶されたバー幅データをバ
ー幅の大きさ順に従って並べ換える並べ換え手段 (ステ
ップ202)を有し、前記複数の種別毎に定めた、バー幅の
変化する位置にてバー幅の大小の本数を規定する判別式
を用いて、前記並べ換え手段 (ステップ202)にて並び換
えられたバー幅データが前記複数の種別の1つに属する
か否かの判定を行うことを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記複数の種別は、バーコー
ドのコード体系およびそのコード体系に含まれるタイプ
に従って定められたものであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか
1つに記載の発明において、前記デコード手段 (ステッ
プ204 〜 206) は、前記ワイド/ナロー分類されたバー
幅データが、バーコードとしての所定の規格を満たして
いるか否かを判定する規格判定手段 (ステップ205)を有
し、この規格判定手段 (ステップ205)にて規格を満たし
ていると判定されたバー幅データに対し前記デコード処
理を行うことを特徴としている。
【0010】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0011】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明においては、
バーおよびそれらの幅の大小にて構成されたバーコード
を有するバーコードラベルからの反射光が受光手段にて
受光され、この受光された信号からバーコードの各バー
の幅を示すバー幅データがバー幅検出手段にて検出され
る。この検出されたバー幅データは記憶手段に記憶さ
れ、この記憶手段に記憶されたバー幅データに基づき、
バー幅の大小の本数にて予め定められた複数の種別の1
つにそのバー幅データが属するか否かが種別判定手段に
て判定される。デコード手段は、種別判定手段にて属す
ると判定された種別のバー幅の大小の本数に従ってバー
幅データのワイド/ナロー分類を行い、その分類に基づ
きバーコードのデコード処理を行う。
【0012】従って、バー幅の大小の本数に従った種別
判定を行うとともに、その判定された種別のバー幅の大
小の本数に従ってバー幅データのワイド/ナロー分類を
行うようにしているから、バーコードラベルに印刷され
るバーコードのバー幅ににじみ等により多少の誤差があ
ったとしてもワイド/ナロー分類を精度よく行うことが
でき、従ってゴミデータとの識別精度を十分向上させた
バーコードのデコードを行うことができる。
【0013】請求項2に記載の発明においては、記憶手
段に記憶されたバー幅データをバー幅の大きさ順に従っ
て並べ換えるとともに、複数の種別毎に定めた、バー幅
の変化する位置にてバー幅の大小の本数を規定する判別
式を用いて、並び換えられたバー幅データが複数の種別
の1つに属するか否かを判定するようにしているから、
バー幅の変化位置を用いて複数の種別の1つに属するか
否かの判定を容易に行うことができる。
【0014】なお、上記複数の種別としては、請求項3
に記載のように、バーコードのコード体系およびそのコ
ード体系に含まれるタイプに従って定められたものとす
ることができる。また、請求項4に記載の発明によう
に、ワイド/ナロー分類されたバー幅データが、バーコ
ードとしての所定の規格を満たしているか否かの判定を
加えるようにすることにより、ゴミデータとの識別精度
をより一層向上させたデコードを行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は、その一実施例を示すブロック図である。
この実施例はレーザ光を種々の方向にスキャン操作して
バーコードラベルに貼付されたバーコードを読み取る定
置式バーコードリーダに適用したものである。なお、バ
ーコードラベルに貼付されたバーコードは、従来周知の
ように、最初のマージンから、最初のキャラクタを示す
スタートパターン、データキャラクタ、ストップパター
ン、最後のマージンというように、黒バー(以下、単に
バーという)、白バー(以下、スペースという)および
その幅の大小(ワイド、ナロー)にて構成されたもので
ある。
【0016】図1において、CPU8からの発光指令に
基づき、発光部1よりレーザ光が発射される。このレー
ザ光は、図示しないミラーを設けた回転駆動により種々
の方向にスキャン光として出射される。そして、バーコ
ードラベルにて反射したレーザ光は、受光部2にて受光
される。この受光部2からの受光信号は二値化回路3に
て二値化信号に変換され、エッジ検出回路4にてその二
値化された信号のエッジが検出される。このエッジ検出
回路4からのエッジ信号に基づき、バー幅カウンタ5に
てバー幅のカウントが行われるとともに、エッジ信号が
検出されるタイミング毎にバー幅カウンタ5からのバー
幅を示すカウント値がバーコード有無検出回路6に送出
される。
【0017】このバーコード有無検出回路6では、入力
したデータの中にバーコードが存在しているかどうかの
検出を行う。具体的には、入力したデータから、マージ
ン幅とスタートキャラクタの最初のバー幅の合計が、そ
の後に続く6本のバー幅の合計に所定値を乗じたものよ
り大きい場合に、入力データにバーコードデータが含ま
れているものとする。バーコード有無検出回路6は、そ
のような検出をする毎に、データ先頭フラグとともにバ
ーコードデータをメモリ7に送出する。
【0018】このメモリ7に記憶されるバーコードデー
タの構成を図2に示す。メモリ7は、バーコード有無検
出回路6からのデータ先頭フラグを受けて、まず先頭フ
ラグの欄を”1”にする。そして、極性フラグの欄に、
入力データがスペースデータの場合は”0”を、バーデ
ータの場合は”1”をセットするとともに、バー幅デー
タの欄にバー幅を示すバー幅データを記憶する。以後、
バーコードを構成する各バー毎に、それぞれのデータを
記憶していく。従って、メモリ6には、先頭フラグが”
1”から次に”1”になるまでの間に、極性フラグおよ
びバー幅データが記憶される。
【0019】CPU8はメモリ7に記憶されたバーコー
ドデータに基づき図3に示す演算処理を行って、バーコ
ードデータをデコードし、そのデコード結果を外部イン
ターフェース9に送出する。以下、CPU8の演算処理
について説明する。まず、ステップ101にてマージン
のチェックを行う。最初のマージンが所定幅以上の場合
にその判定がYESになり、ステップ102に進んで最
初のキャラクタのデコードを行う。そして、そのキャラ
クタがいずれかのコード体系のスタートコードに該当し
ていると、次のステップ103の判定がYESになり、
ステップ104に進んでデータキャラクタのデコードを
行う。このステップ104の詳細処理については後述す
る。
【0020】そして、このステップ104にてデータキ
ャラクタのデコードが行われた場合には、ステップ10
5にてエンドコードを、ステップ206にて最後のマー
ジンを、ステップ207にてチェックデジットの判定を
それぞれ行い、その後、デコード結果をインターフェー
ス9に送出する。次に、上記ステップ104のデータキ
ャラクタのデコード処理について詳細説明する。
【0021】まず、ステップ201にてメモリに記憶さ
れている1キャラクタ分の二値化データ、すなわち図2
に示す各バーのバー幅データを読み出す。そして、ステ
ップ202にてそのバー幅データを大きさ順、例えば小
さい順に並べ換える。この並べら換えられたバー幅デー
タに基づき、ステップ203にてコード別のタイプ判定
を行う。具体的には、NW7,Code 39 ,ITFのコー
ド体系のバーコードを読み取る場合、NW7のタイプ
A,B,C、Code 39 のタイプA,B、およびITF
(特許請求の範囲でいう複数の種別)のいずれであるか
を図5中の判別式を用いて判別する。
【0022】例えば、NW7のタイプAはワイドバーが
1本、ワイドスペースが1本、ナローバーが3本、ナロ
ースペースが2本となるため、B[3] −B[2] >B[2]
−B[0] かつ S[2] −S[1] >S[1] −S[0] の判別
式を満たすかどうかを判別する。なお、B[ ] 、S[ ]
はそれぞれバーデータ、スペースデータであることを意
味し、カッコ内の数字はデータを小さい順に並びた時の
順番を示している。この判別式においては、B[3] 、S
[2] はナローからワイドに変わった最初のワイドのバー
幅データを示しており、従って、ナローからワイドへの
変化幅とナロー内での変化幅の大小関係により、NW7
のタイプAに該当するかどうかを判別している。すなわ
ち、その判別式は、NW7のタイプA,B,C、Code 3
9 のタイプA,B、およびITFといった種別毎に、バ
ー幅の変化する位置にてバー幅の大小の本数を規定し、
バー幅データがいずれかの種別に属するかどうかを判別
するために用いられている。
【0023】他のコード別のタイプ判定についても、同
様の考え方で、図5に示す判別式を用いて行うようにし
ている。ITFの場合は、タイプには分別されないが、
同様の処理をすることにより精度良くデータ抽出、デコ
ードが行える。このようなコード別のタイプ判定をする
に至ったのは、ワイドバー、ワイドスペース、ナローバ
ー、ナロースペースのそれぞれの本数に応じてコード別
のタイプに分類分けすることができるということを本願
発明者が見い出したことに起因している。
【0024】なお、コード別のそれぞれのタイプは図5
中のキャラクタ内容欄に示した内容に対応するものであ
る。そして、このコード別のタイプのいずれにも属さな
かった場合にはゴミデータであるとして、ステップ20
3の判定がNGになるが、いずれかに属する場合には、
その判定がOKとなり、ステップ204に進む。
【0025】このステップ204では、上記判別したコ
ード別のタイプに従い、ワイド/ナローの分類を行う。
すなわち、図5中のワイド/ナロー本数に従い、小さい
順に並べ換えたバー幅データを、ワイドバー、ワイドス
ペース、ナローバー、ナロースペースの各本数に割り当
てる。そして、次のステップ205で、ワイド/ナロー
の規格判定をワイド/ナロー比、およびバー幅公差によ
り行う。ここで、各コード体系に対するワイド/ナロー
比、およびバー幅公差の関係は図6に示すものであり、
それらの関係よりワイド/ナロー比および公差の判定を
行う。
【0026】具体的には、ワイド/ナロー比の判定とし
て、 2≦ W /X ≦3 2≦ Wb /Xb ≦3 2≦ Ws /Xs ≦3 を満たすかどうかにより行う。また、公差の判定を、
(ワイドバーのmax)≦Wb +T,(ワイドバーのm
in)≧Wb −T,(ナローバーのmax)≦Xb +
T,(ナローバーのmin)≧Xb −T,(ワイドスペ
ースmax)≦Ws +T,(ワイドスペースmin)≦
Ws −T,(ナロースペースmax)≦Xs +T,(ナ
ロースペースmin)≦Xs −Tにより行う。
【0027】ここで、Wはワイドバーおよびワイドスペ
ースの幅の合計の平均値、Xはナローバーおよびナロー
スペースの幅の合計の平均値、Wb はワイドバーの幅の
平均値、Xb はナローバーの幅の平均値、Ws はワイド
スペースの幅の平均値、Xsはナロースペースの幅の平
均値、Tは公差である。なお、図6中のバー幅公差の式
におけるNはワイド/ナロー比でW/Xである。
【0028】また、Tをバー、スペースに分けTb、T
sとし、それぞれNをNb=ワイドバー/ナローバー、
Ns=ワイドスペース/ナロースペースとすることによ
り、バー、スペースの一様な太り、細りに対応させても
よい。このワイド/ナロー比の判定、公差の判定によ
り、規格外と判定された場合は、その判定がNGとなり
データ復調を終了するが、規格内の場合にはその判定が
OKとなり、ステップ206にて、入力されたデータの
ワイド/ナローの並びによりデコード処理が行われる。
【0029】なお、上記のワイド/ナローの規格判定に
ついては、JIS等に定義されている規格だけでなく市
場に存在する規格外ラベルに対しても柔軟に対応できる
ように設定するのが好ましい。次に、上記ステップ20
1〜206の処理を具体的な数値を基に説明する。今、
例えば、ステップ201でバー幅データとしてのバーデ
ータとスペースデータが交互に510,200,23
0,190,210,520,220として入力された
とする。これをステップ202でバーデータとスペース
データそれぞれについて小さい順に並べ換え、B[0] =
210,B[1] =220,B[2] =230,B[3] =5
10,S[0] =190,S[1] =200,S[2] =52
0とする。
【0030】そして、ステップ203で上記の数値を図
5に示す判別式に当てはめ、コード別のタイプを判別す
る。この場合には、NW7のタイプAの判別式B[3] −
B[2] >B[2] −B[0] 、S[2] −S[1] >S[1] −S
[0] の関係式を満たしているため、入力したデータはN
W7のタイプAに属すると判別される。次のステップ2
04では、上記判別したNW7のタイプAに従い、ワイ
ドバー(1本):510、、ワイドスペース(1本):
520、ナローバー(3本):210,220,23
0、ナロースペース(2本):190,200と、ワイ
ド/ナローの分類分けを行う。
【0031】この分類に基づき、次のステップ205で
は、ワイド/ナロー規格判定を行う。ここで、上記分類
したデータに基づき、Xb =(210+220+23
0)/3=220、Wb =510、Xs =(190+2
00)/2=195、Ws =520、X=(220+1
95)/2=207.5、W=(510+520)/2
=515となる。また、N=W/Xであるから、T=
(5×515/207.5−8)・207.5/20≒
45.7となる。これらの数値を、上記ワイド/ナロー
比、およびバー幅公差のぞれぞれの判定式に当てはめる
と、それらの数値はそれらの判定式を全て満足してい
る。
【0032】従って、ステップ205の判定がOKにな
り、ステップ206に進んで、入力したキャラクタデー
タを上記分類に従い、ワイドを”1”,ナローを”0”
として、1000010のデータを得、これをデコード
した結果として、例えば”5”を得る。なお、上記実施
例では、ステップ202について小さい順にデータの並
べ換えを行うようにするものを示したが、逆に大きい順
に並べ換えるようにしてもよく、またデータの処理に時
間はかかるもののデータの並べ換えを行わずにステップ
203、204の処理時にデータの大きさを比較しなが
らその処理を行うようにしてもよい。
【0033】また、上記実施例ではレーザ光を用いた定
置式バーコードリーダに適用するものを示したが、ハン
ドヘルドタイプのバーコードリーダでもバーコードラベ
ルに接触せずに読み取る非接触式読み取りタイプのもの
等に適用するようにしてもよい。さらに、上述したフロ
ーチャートの種々のステップはそれぞれの機能を実現す
るための手段として構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】メモリ7に記憶されるバーコドデータの構成を
示す図である。
【図3】CPU8の演算処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】図3中のデータキャラクタデコード処理ステッ
プ104の詳細な演算処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】コード体系別タイプ分類と判別式との関係を示
す図である。
【図6】コード体系別のワイド/ナロー比とバー幅公差
規格の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 発光部 2 受光部 3 二値化回路 4 エッジ検出回路 5 バー幅カウンタ 6 バーコード有無検出回路 7 メモリ 8 CPU 9 外部インターフェース
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーおよびそれらの幅の大小にて構成さ
    れたバーコードを有するバーコードラベルからの反射光
    を受光する受光手段と、 この受光手段にて受光した信号から前記バーコードの各
    バーの幅を示すバー幅データを検出するバー幅検出手段
    と、 このバー幅検出手段にて検出したバー幅データを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたバー幅データに基づき、バー
    幅の大小の本数にて予め定めた複数の種別の1つに前記
    バー幅データが属するか否かを判定する種別判定手段
    と、 この種別判定手段にていずれかの種別に属すると判定さ
    れた時に、その種別のバー幅の大小の本数に従って前記
    バー幅データのワイド/ナロー分類を行い、その分類に
    基づき前記バーコードのデコード処理を行うデコード手
    段とを備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記種別判別手段は、前記記憶手段に記
    憶されたバー幅データをバー幅の大きさ順に従って並べ
    換える並べ換え手段を有し、前記複数の種別毎に定め
    た、バー幅の変化する位置にてバー幅の大小の本数を規
    定する判別式を用いて、前記並べ換え手段にて並び換え
    られたバー幅データが前記複数の種別の1つに属するか
    否かの判定を行うことを特徴とする請求項1に記載のバ
    ーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の種別は、バーコードのコード
    体系およびそのコード体系に含まれるタイプに従って定
    められたものであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のバーコード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記デコード手段は、前記ワイド/ナロ
    ー分類されたバー幅データが、バーコードとしての所定
    の規格を満たしているか否かを判定する規格判定手段を
    有し、この規格判定手段にて規格を満たしていると判定
    されたバー幅データに対し前記デコード処理を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のバ
    ーコード読取装置。
JP12552594A 1994-06-07 1994-06-07 バーコード読取装置 Expired - Fee Related JP3404887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552594A JP3404887B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 バーコード読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552594A JP3404887B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 バーコード読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07334607A JPH07334607A (ja) 1995-12-22
JP3404887B2 true JP3404887B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=14912336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12552594A Expired - Fee Related JP3404887B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 バーコード読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404887B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4617537B2 (ja) * 2000-06-06 2011-01-26 セイコーエプソン株式会社 磁気パターンの認識方法、情報記録媒体、磁気パターン認識装置及び複合処理装置
JP4636104B2 (ja) * 2008-03-25 2011-02-23 株式会社デンソーウェーブ バーコード読取方法及びバーコード読取装置並びにコンピュータプログラム
JP4636105B2 (ja) * 2008-03-25 2011-02-23 株式会社デンソーウェーブ バーコード読取方法及びバーコード読取装置並びにコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07334607A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0390162B1 (en) An apparatus for reading a bar code
US4748317A (en) Optical reader
US4667089A (en) Bar code discriminating apparatus for bar code reading
EP0838775B1 (en) A method of reading a bar code
JPH07101437B2 (ja) 符号読取装置
US5563958A (en) System and method for optical character recognition bar-coded characters
US5189289A (en) Distinguishing bar code types by comparing bar block sizes
EP1727071A2 (en) Method of reading barcode
JP3514982B2 (ja) バーコード読取装置及びバーコード読取方法
JP3404887B2 (ja) バーコード読取装置
US5326961A (en) Bar code reader with comparison of bar widths and signal transitions
EP0379546B1 (en) Method and apparatus for reading characters
US6283370B1 (en) Bar code reader, bar code reading method and computer readable medium
KR100308415B1 (ko) 바코드판독장치,바코드판독방법및컴퓨터판독가능매체
JP3448404B2 (ja) バーコード読取装置及びバーコード読取方法
EP0144202B1 (en) Optical reader
JP2836773B2 (ja) バーコードデータ検出方法及び装置
US7364080B2 (en) System and method for bar code detection
US20010006192A1 (en) Bar code reader and bar code reading method
JP2953143B2 (ja) バーコード読取装置およびバーコード読取方法
JP2742920B2 (ja) バーコード読取装置
JP2779898B2 (ja) バーコード読取装置
JP2741404B2 (ja) バーコード読取装置
JPH03122782A (ja) バーコード読取装置
JPH0799528B2 (ja) アドオンバーコード読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees