JP3204429U - 装飾体 - Google Patents
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Abstract
Description
或いはネクタイの不要なワイシャツやポロシャツ類などのシャツに関してはボタンの種類を種々選択し、襟元の装飾を行っているものである。
この他襟元の装飾としては、ネクタイを用いずに胸元のおしゃれを図るためにネッカチーフやループタイ等も用いられている。
更に、この他例えば実用新案登録第3114921号(特許文献2)に係る襟元止め具も存在する。
又、特開2005-253761号(特許文献3)に係るネック服飾品も存在する。
反面、特にカジュアルに着こなすこと場合には、ネクタイやループタイを用いずにラフにかつおしゃれに着こなすことが多用される場合もあり、この場合、例えばシャツ自体に装飾性を高めたものや特にボタン類等に装飾性を高めて特殊のものとして用いる場合もある。
このような場合には、種々の異なるボタンを有するシャツや、シャツ自体に特殊な装飾性を有するもの等を多種類或いは多数のシャツをそろえることが必要となってしまう。
従って、各種のシャツ類に用いることのできる何らかの装飾品が望まれている。
従ってボタン部に紐を有しており、この紐をシャツのボタンに巻きつけてボタン止めするものである。
従って、単に異なるボタンを装着可能とするものであると共に紐部材の巻きつけによって装着するものとなる。
更に単なるボタンに紐部材を巻きつけて装着するものであり、必要時にはボタン部に更に装飾部材を取り付けることが必要であって、ボタンの交換の程度のものとなってしまうものである。
次に実用新案登録第3114921号(特許文献2)に係る襟元止め具も存在し、これは開襟シャツの襟元の解禁度合いを規制する屈曲自在の中間連結部材と、中間連結部材の一端に連結され、第一ボタンに着脱自在に係合可能なボタン側係合片と、中間連結部材の他の一端に連結され第一ボタンのボタン穴に着脱自在に係合可能な穴側係合片とを備え、ネクタイに変えて使用することによって中間連結部材の直線状態を限度として開襟シャツの襟元の最大開襟度合いを規制する襟元止め具からなる。
このことより、そもそもボタン側係合片においてはボタンに係合するものであり、又、穴側係合片は、シャツ前方からボタン穴に挿入して係合するための係合片を有するものである。
従って、本襟元止め具は中間連結部材がそもそも外部に表出し、この部分において装飾的価値を高めるものとなる。
以上より該文献の図面に示す通り、穴側係合片は本来ボタン穴に係合する掛け止め棒であればよいものである。
更に、穴側係合片に飾りボタンを有する場合には、同様に穴に挿入する部分を有しており、そもそも外側から装着して中間連結部材を外部に表出する点がポイントとなっているものであると共に、ボタンがきっちりと留められているように見えることのための飾りボタンでしかないものである。
このことはフォーマル的に用いることを前提として用いているものであり、 カジュアルに例えば胸元をある程度開いた状態でラフに着こなす場合には用いることができないものであって、更には単に中間連結部材が外部に表出するように外側からボタンに装着するものであって、きっちりととめる意図が外部より読み取れることからカジュアルとは異なるものとなってしまう。
従って、もっとカジュアルにラフに着こなせる何らかの装飾品であって、単に中間連結部材のみだけではなく、或いは中間連結部材とは異なる部分において更なる装飾的価値を表出可能な装飾品の提供が望まれている。
特に、ボタンの場合には、装着状態で回転等をしてもなんらの違和感は生じないが縦横方向にデザイン上の特徴があり、一定の向きを有する各種の装飾品においては、簡単に回転してしまうものである。
従って、一定の向きを有するものは装着時のデザイン的に用いにくいものである。
従って、首周りに位置する第一ボタンに特に用いられるものである。
更にまず、第一ボタンを覆う装飾ボタンと、紐体で他端に連結したボタン穴の表側と裏側に組付く二つのボタン部によって構成される装飾体によって構成される。
このことは、ボタン穴側に装着した場合にはボタン部が外部から視認できる構成となるものであり、特に図に示すように前方から装着して紐体を表出させるように装着するための構造である。
従って、装着時には二つのボタン部を用いて一のボタンをシャツの内側に位置させ、他のボタン部を外部に表出させるようにボタン穴に装着することが必要となる。
或いは装飾体に関しては二つのボタン部に代え、所謂カフスボタン形式の止着構造即ち回転する小径棒を裏面に有して小径棒を用いてボタン穴に止着するものである。
更に、ボタン穴に止着する場合には一箇所に配設した二つのボタンのうち一をボタン穴に通して両者間で定置させることが必要であり、又回転する小径棒を用いる止着に際しても定置での回転などが必要であって、装着の気を使うことが必要である。
更に、縦横方向にデザイン上の特徴があり、一定の向きを有する各種の装飾品においては、簡単に回転してしまうものであり、一定の向きを有するものは装着時のデザイン的に用いにくいものである。
従って、装飾的な価値は確かにあるが、より高度な又価値の高い装飾性を出せる何らかの装飾体が必要とされている。
又、単なるネクタイの変わりでなく、ネクタイとは全く異なる視点から装飾性を付与できる装飾体の提供が望まれている。
更には装飾部をきれいに見せるために適切なボタン穴位置に装飾部を位置させることが必要となる。
特に、この様な装飾体を簡単に装着できると共に装着状態の維持ができ、不用意に外れたり回転したりすることを防止でき、更には装着時の見栄え保良くする何らかの装飾体の提供が望まれている。
特に、装着した装飾体を見栄え良く装着でき、デザイン的に価値の高い装飾体の提供を課題とするものである。
更に、カジュアル感やラフに雰囲気を十分に表出できると共に、シャツの第二ボタンを中心として装着でき、更には装着が容易な装飾体の提供を課題とするものである。
又、請求項2に係る考案は、装飾部がボタン穴の径よりも大きい径を有する装飾体を用いてもよい。
これ等の場合、請求項4に係る考案のように装飾部が宝石により構成している装飾体でも、請求項5に係る考案のように装飾部が宝飾品により構成している装飾体でも、請求項6に係る考案のように装飾部がアクセサリーにより構成している装飾体を用いるものであってもよい。
従って、装飾的価値の高い装飾部を簡単にかつ見栄え良く装着でき、ボタン穴外部に装飾体を位置できることとなる。
又請求項2に係る考案によってボタン穴外部にきっちりと装飾体を位置できることとなる。
或いは請求項3に係る考案によって、ボタン穴を任意に挿通することのできる装飾体の提供ができ、簡単な装着ができると共にその取り外しも容易となる。
請求項4乃至請求項6に係る考案によって、各種の装飾部の提供を可能とするものであり、胸元に装飾的価値の高い装飾部の提供ができ、更には各種の装飾部を用いることもできる考案の提供を可能とする。
シャツSの第二ボタンBにボタン止め3で留めて、ボタン穴BHから外部に装飾部1が出ており、極めておしゃれに装着できるものである。
この場合装飾部1は、ボタン穴BHに挟まれた状態から若干外側に位置して装着できるものとなる。
特にこの装飾部1の基部11がボタン穴BHに挟まれた状態で装着されているものである。
これにより、装飾的価値の高い装飾部1を簡単にかつ見栄え良く装着できることとなり、更にはボタン穴BH外部にきっちりと装飾体を位置することができるものである。
特に装飾部1がボタン穴BHより大きければ外部から装飾部1を装着することによってきっちりと定位置に装飾部1を位置できることとなる。
或いは逆にボタン穴BHよりも小さい装飾部1であればこのボタン穴BHの内側から装飾部1を押し出して装着できるものであり、取付のしやすい装飾部1を有する装飾体の提供ができる。
又連接体2で装飾部1とボタン止め3とが連設していることから、ボタン穴BHよりも小さい装飾部1を用いてもきっちりとボタン穴BHの部分に装飾部1を位置できるものであり、連接体2が両者間の程良いクッション的な作用をもたらし、定位置に装飾部1を位置させることができる。
該装飾部1には更に突出形状の装飾体基部11を有し、この部分で装着時にボタン穴に挟まれて装着でき、ボタン穴の位置で定置させることができる。
又、特段突出形状の基部11を有さずに装飾部1自体に厚みを有して、この部分がボタン穴に挟まれるものであってもよい。
例えばボタン穴に掛かるが、強く引くとボタン穴を通りぬけてしまう程度の大きさのものであってもよい。
更にボタン止め3と球形状の装飾部1とは、連接体2によって繋がっているものである。
次に本図に示す装飾部1は、装飾体基部11で連接用輪12と輪環4を介して連接体2に連設している。
この連接体2の他端には輪環5を介してボタン止め3を有し、これによってワイシャツやポロシャツ或いは開襟シャツ等の第二ボタンに嵌着するものであり、本図構成は一般的な装飾品に多用されている楕円形状の孔を有するボタン止め3を示す。
尚、ボタン止め構成は本図に示すものに限らずピンとピンの留め部とによるものや挟持部材を用いるものであってもよい。
少なくともボタン止め3と装飾部1の装飾部1本体や基部11の部分とを一定間隔をあけて連接可能である連接体2であればよい。
例えば球形の装飾部1としてくるみボタンや真珠等があるが、これがシャツよりも突出して装着されることにより極めて装飾性の高い装飾体の提供ができる。
更に、この装飾部1に関しては本図では球形状の一例を示すが例えばダイヤモンドや他のトパーズなどの宝石用いてもよく、更には他の装飾部材例えば宝飾品やアクセサリーであってもよい。
まず装飾部1の装飾部基部11によって宝石や各種のアクセサリー等を定置することができ、これにより装飾部1を構成できるが、この装飾体の基部11部分にはその背面部分には連接用輪12を有する。
又ボタン止め3と連接体2との間も、必要に応じて本図のように輪環5を有するものであってもよいものであり、当然これを用いないものでも、あるいは他の部材を介するものであってよい。
該連接用輪12はその輪を図示上縦状に配設している。
この様に構成する装飾体は、まずボタン止め3で前記の通りシャツ類の第二ボタンに係止し、更に装飾部1をシャツ類の第二ボタン穴の内側から外側に押し出す。
更に装飾部1の基部11部分が突状形状で幅を有するものとして形成した場合には、この該突状形状の部分がボタン穴の途中に配置されることから、ボタン穴により確実に挟まれるものとなる。
この様な状態で装着できるものとなり、装飾部1はボタン穴の外に配置された上でボタン穴においてはこの装飾部1の基部11部分が挟まれるものとなって装着できる。
この様にするとボタン穴から宝石等の装飾的の価値の高い装飾部1を表出することができ、極めてカジュアルに或いはラフな着こなしの中でも上品さや装飾性の高いデザインを表出できる。
又、ボタン穴からの宝石などの装飾部1が表出するものであって、例えば押し出しによって装着する構成としてはボタン穴を通る程度の大きさが妥当となるものであって、小さい装飾部をさりげなく用いることができ、極めて装飾的の価値の高い装飾体を身につけることができる。
もとよりこの様に装着することによって、シャツ類の外部から差し入れることによって簡単に装着できると共にボタン止め3が第二ボタン穴から差し入れられる大きさのものであればよいものである。
従って装飾部1はこの第二ボタンのボタン穴よりも当然大きいものでもきっちりと装着できる。
このことよりボタン穴よりも大きい径を有する装飾部1を有するものであってもよい。
或いは、逆にボタン穴よりも当然小さいものでもよく、或いはほぼ同等のものであってももちろんよいものである。
尚、シャツの第二ボタンに装着するものであって、開襟を防止するものとは異なると共に装飾部1をきれいに第二ボタン穴に位置させるためには連接体2の長さは約3センチメートル程度が最も妥当である。
もとより2センチメートル乃至5センチメートル程度であってもよく、更にはもっと長く6センチメートル以上の長さを有するものであってもよい。
実験の結果2.5センチメートル乃至3.5センチメートル程度の長さが最も使いやすいものである。
もとより第二ボタン穴を予定しているが第三ボタン穴や他のボタン穴に装着するものであってももちろんよい。
この様に構成することによって突出部11bでボタン穴に挟まれることとなり、きっちりと定置できる。
更にこの突出部11bは角形状例えば長方形状や四角形状類は球形状他の各種形状よりなるものであってもよい。
この部分によってきっちりとシャツのボタン穴に挟まれて装着できるものである。
この場合にも装飾部基部11を突出形状に構成しているものである。
これらの場合、この突出形状の装飾部基部11はいわゆる先細形状の円柱状のものや円錐形状のもの或いは先細の角柱形状のもの等の各種形状の基部を用いてもよい。
少なくともボタン穴に挟まれる部分を有する基部を用いればよい。
もとよりボタン穴の縦の切れ目形状に対応した幅の細い形状に構成するものであってももちろんよい。
尚、連接用輪12や輪環4によってボタン穴を内側から押さえる構成のものであってもよい。
本図に示すようにボタン止め3によって第二ボタンBに係止すると共にチェーン等の連接体2を介して第二ボタンのボタン穴BHの奥から前方向に装飾部1を挿通して押し出し、該装飾部1の装飾部基部がボタン穴BHの縦状の切れ目によって挟み込まれてきっちりと定置するものである。
従って、簡単に装着できると共に挟まれた状態で定置できるものである。
尚、説明上本装飾体の装着状態を第二ボタンのボタン穴BHの奥から前方方向に装飾部1を挿通して装着する手順を示すが、もとよりこれに限らず、第二ボタンのボタン穴BHの前方からボタン止め3を差し入れて挿通した後に、該ボタン止め3を第二ボタンBに留めるものであってもよい。
図6は、装飾部1の装飾部の基部11部分がシャツSのボタン穴BHの切れ目に挟まれて装着されている状態の一例を示す図である。
従って簡単に装着できるものであり、この様にきっちりと挟み込んで装着できるものである。
11 装飾部基部
12 連接用輪
2 連接体
3 ボタン止め
4 輪環
5 輪環
Claims (6)
- シャツの胸元に装着する装飾体であり、装飾部1とボタン止め3とを有し、装飾部1とボタン部3は連接体2で間隔を有して連接するものであることを特徴とする装飾体。
- 装飾部1がボタン穴の径よりも大きい径を有することを特徴とする請求項1記載の装飾体。
- 装飾部1がボタン穴の径よりの小さい径を有することを特徴とする請求項1記載の装飾体。
- 装飾部1が宝石により構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装飾体。
- 装飾部1が宝飾品により構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装飾体。
- 装飾部1がアクセサリーにより構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装飾体。
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