JP3204422U - 布板規制具 - Google Patents

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正勝 関山
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Abstract

【課題】既存の枠組足場に布板の摺動規制機能を付与する布板規制具を提供する。【解決手段】枠組足場を構成する横架材と建地との接合箇所の近傍に取り付ける布板規制具Aであり、前記横架材の側部を挟み込む収容空間を有する本体部10と、前記本体部10から延出自在に構成し、前記本体部10と共働して横架材を把持可能なフック部20と、を少なくとも設ける。前記本体部10は、横方向に伸びるシャフト14を複数有し、前記フック部20は、前記複数のシャフト14を横方向に挿通して前記フック部20の延出方向を案内する、案内溝221を有する。この布板規制具Aを横架材に取り付けることで布板の摺動を規制する。【選択図】図1

Description

本考案は、枠組足場を構成する横架材と建地との接合箇所の近傍に取り付けて、前記横架材に係止する布板の摺動を規制するための布板規制具に関する。
平成27年7月1日付けで施行された労働安全規則の一部を改正する省令において、仮設足場での作業員の転落防止措置として、足場における高さ2m以上の作業場所では、建地と布板との間の隙間を12cm未満とすることが規定された。
しかし、図4に示す通り、従来の枠組足場では、横架材B間に架設した布板Cを、一方の建地側に引き寄せたとき、他方の建地側において、建地と布板との間の隙間Lが12cmを超えてしまい、前記した省令に係る基準を満たすことが出来ない懸念がある。
この省令に係る基準を満たす方法の一つとしては、布板Cのサイズをより幅広とした物を新たに生産する方法が考えられるが、既存の布板Cが使用できなくなり、廃棄対象となって環境面やコスト面でデメリットが大きい。
そこで、本考案は、以下の課題のうち、少なくとも何れか1つの問題の解決を目的とする。
(1)既存の枠組足場に布板の摺動規制機能を付与すること。
(2)利便性や安全性を高めること。
上記課題を解決すべくなされた本願の第1考案は、枠組足場を構成する横架材と建地との接合箇所の近傍に取り付けて、前記横架材に係止する布板の摺動を規制する、布板規制具であって、前記横架材の側部を挟み込む収容空間を有する、本体部と、前記本体部から延出自在に構成し、前記本体部と共働して横架材を把持可能な、フック部と、を少なくとも具備し、前記本体部は、横方向に伸びるシャフトを複数有し、前記フック部は、前記複数のシャフトを横方向に挿通して前記フック部の延出方向を案内する、案内溝を有することを特徴とするものである。
また、本願の第2考案は、前記第1考案において、前記本体部が、中間部と、該中間部の両端から略直交方向に伸びる一対の側部とで、平面視コ字状を呈しており、前記本体部のコ字状の開口側に、前記複数のシャフトを設けてあることを特徴とするものである。
また、本願の第3考案は、前記第1または第2考案において、前記フック部が、連絡部と、該連絡部の両端から伸びる一対の湾曲部と、からなり、前記湾曲部に、前記案内溝を形成してあることを特徴とするものである。
また、本願の第4考案は、前記第1乃至第3考案のうち何れか1つにおいて、前記本体部の上方に設ける補助床部と、を更に有し、前記補助床部は、前記布板の側方に設置する幅木間を架け渡し可能な長さを呈することを特徴とするものである。
また、本願の第5考案は、前記第4考案において、前記補助床部が、前記一対の湾曲部を上下方向にそれぞれ挿通可能な一対の貫通溝を有し、
前記フック部の延出長さが、前記連絡部と前記補助床部との干渉によって制限されることを特徴とするものである。
また、本願の第6考案は、前記第5考案において、前記補助床の貫通溝の間に、補助溝を設けてあることを特徴とするものである。
本考案によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を奏する。
(1)枠組足場に、布板の摺動規制機能を付与することができる。
よって、既存の枠組足場でもって新たな省令への対応が可能となる。
(2)脱着が容易である。
シャフトを設けた本体部と、前記シャフトを、案内溝を介して案内するフック部との組合せによって、脱着作業を容易に実施できる。
(3)横架材の径の大小に対応できる。
横架材の径の大小に応じて、前記フック部の延出長さを調整できる。
(4)幅木間の隙間を埋めることができる。
補助床でもって布板の側方に設置する幅木間の隙間を埋めて、作業員の踏み外しの危険性や、工具の落下等を防止することができる。
(5)横架材を確実に把持できる。
取付作業の際には、連絡部をハンマーなどで打撃することによって、フック部を延出させることで横架材を確実に把持することができる。
(6)取り外しが簡単になる。
布板規制具を横架材から取り外すにあたり、前記補助床に設けた補助溝を設けておくことで、前記フック部の引き上げ時に、前記連絡部をつまみ易くすることができる。
本考案に係る布板規制具の分解斜視図。 本考案に係る布板規制具を横架材に取り付ける際の概略断面図。 本考案に係る布板規制具を横架材に取り付けた際の平面図。 従来の枠組足場の設置イメージを示す平面図。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説明する。
<1>全体構成
図1に、本考案に係る布板規制具の分解斜視図を示す。
本考案に係る布板規制具Aは、枠組足場を構成する横架材Bに取り付ける部材であり、より詳細には、横架材Bと建地との接合箇所の近傍に取り付けて使用するものである。
図1に示す布板規制具Aは、大別して本体部10と、フック部20と、補助床部30と、で構成している。
以下、各部の詳細について説明する。
<2>本体部
本体部10は、横架材Bを上から挟み込むための基材として機能するための部材である。
本体部10は、中間部11と、該中間部11の両端から略直交方向に伸びる一対の側部12とで、平面視してコ字状を呈する部材で構成することができる。
また、この本体部10の下方には、前記横架材Bの側部を挟み込むために形成した凹部からなる収容空間13を設けている。
この収容空間13を挟んで対向した位置にある、側部12の開口側には、一対の側部12を繋ぐように複数のシャフト14を取り付けている。
より具体的には、側部12の開口側には、シャフト14を挿通可能な貫通孔121を設けておく。シャフト14は、長尺状のボルトを用い、このシャフトを前記貫通孔121に挿通してからナットで固定することによって、側部12間を連絡するようにシャフト14が取り付けられた状態となる。
<3>フック部
フック部20は、本体部10で横架材Bの側方を挟んだ状態から、さらに横架材Bの下方から該横架材Bを挟んで把持するための部材である。
フック部20は、前記本体部から延出自在に構成する。
フック部20は、連絡部21と、該連絡部21の両端から伸びる一対の湾曲部22と、からなる。
フック部20の横幅は、前記本体部10を構成する側部12の内壁間よりもやや小さくして、前記本体部10の内部に前記フック部20を収容可能に構成する。
フック部20の湾曲部22には、前記本体部10のシャフト14を挿通可能な案内溝221を設けておき、この案内溝221内を前記シャフト14が摺動することにより、前記本体部10からの前記フック部20の延出軌跡を規定することができる。
<4>補助床部
補助床部30は、枠組足場を構成する幅木間の隙間を埋める為の部材である。
補助床部30は、前記本体部10の上方に設けて、布板の側方に配置する幅木間を跨ぐ程度の長さを呈する。
補助床部30には、前記フック部20の湾曲部22を挿通可能な貫通溝31を有しており、補助床部30の上方から前記フック部20の湾曲部22を本体部10の内部へ挿入したのち、前記湾曲部22の案内溝221を経由するように、前記本体部10に前記シャフト14を差し入れて固定することで、布板規制具Aを完成する。
よって、フック部20の連絡部21は、補助床部30の上方に位置した状態となる。
<4.1>補助溝
補助床部30の前記貫通溝31の間には、補助溝32を設けておくことができる。
本実施例では、補助溝32は、上下に貫通した態様であるが、補助床部30の上面から下方に段差を設けた態様としてもよい。
<5>設置イメージ
図2,3を参照しながら、本考案に係る布板規制具Aの設置イメージを示す。
まず、フック部20の先端を露出しない状態で、本体部10の収容空間14でもって横架材Bを挟み込む(図2(a))。
その後、フック部20の先端を下方に延出させて、横架材Bを把持する(図2(b))。このとき、連絡部21をハンマーなどで打撃して、フック部20の先端の露出しろを長くすると、横架材Bをより強固に把持することができる。
図3は、本考案に係る布板規制具を横架材に配置した際の概略平面図である。
図3では、足場部分の通行幅に対応する横架材Bの全長に対し、サイズの異なる布板Cが二枚隣接して取り付けられている。
そして、この布板Cの幅長の合計は、前記横架材Bの全長に対して短いため、布板Cの摺動しろが存在している。
本考案に係る布板規制具Aは、横架材Bに対し、該横架材Bと建地との間の接合箇所近傍に取り付けることで、布板Cの横架材Bの長手方向への摺動を規制することができる。
また、横架材Bには、足場の通行方向を前後方向と規定したときに、当該前後方向からそれぞれ布板Cが係止されており、横架材Bと建地との間の接合箇所近傍には、建地と布板Cの側面との間の空隙を埋めるように、幅木Dが設置されている。
通常、この幅木D間にも隙間が生じることとなるが、本考案に係る布板規制具Aを設置すれば、この幅木D間の空隙を補助床部30でもって塞ぐことができる。
A 布板規制具
B 横架材
C 布板
D 幅木
L 隙間
10 本体部
11 中間部
12 側部
13 収容空間
14 シャフト
20 フック部
21 連絡部
22 湾曲部
221 案内溝
30 補助床部
31 貫通溝
32 補助溝
33 貫通溝

Claims (6)

  1. 枠組足場を構成する横架材と建地との接合箇所の近傍に取り付けて、前記横架材に係止する布板の摺動を規制する、布板規制具であって、
    前記横架材の側部を挟み込む収容空間を有する、本体部と、
    前記本体部から延出自在に構成し、前記本体部と共働して横架材を把持可能な、フック部と、を少なくとも具備し、
    前記本体部は、横方向に伸びるシャフトを複数有し、
    前記フック部は、前記複数のシャフトを横方向に挿通して前記フック部の延出方向を案内する、案内溝を有することを特徴とする、
    布板規制具。
  2. 前記本体部が、中間部と、該中間部の両端から略直交方向に伸びる一対の側部とで、平面視コ字状を呈しており、
    前記本体部のコ字状の開口側に、前記複数のシャフトを設けてあることを特徴とする、
    請求項1に記載の布板規制具。
  3. 前記フック部が、連絡部と、該連絡部の両端から伸びる一対の湾曲部と、からなり、
    前記湾曲部に、前記案内溝を形成してあることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の布板規制具。
  4. 前記本体部の上方に設ける補助床部と、を更に有し、
    前記補助床部は、前記布板の側方に設置する幅木間を架け渡し可能な長さを呈することを特徴とする、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の布板規制具。
  5. 前記補助床部が、前記一対の湾曲部を上下方向にそれぞれ挿通可能な一対の貫通溝を有し、
    前記フック部の延出長さが、前記連絡部と前記補助床部との干渉によって制限されることを特徴とする、
    請求項4に記載の布板規制具。
  6. 前記補助床の貫通溝の間に、補助溝を設けてあることを特徴とする、
    請求項5に記載の布板規制具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220000101U (ko) * 2020-07-02 2022-01-11 (주) 제이엠비 비계발판용 체결구

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