JP3204332B2 - 分析装置 - Google Patents
分析装置Info
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- JP3204332B2 JP3204332B2 JP15108892A JP15108892A JP3204332B2 JP 3204332 B2 JP3204332 B2 JP 3204332B2 JP 15108892 A JP15108892 A JP 15108892A JP 15108892 A JP15108892 A JP 15108892A JP 3204332 B2 JP3204332 B2 JP 3204332B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ヘモグロビ
ン等の測定を行なう自動分析装置や血球カウンタ等の分
析装置に係り、特に、採血管等の容器に嵌着されたゴム
栓を自動的に抜く機能を備えた分析装置に関する。
ン等の測定を行なう自動分析装置や血球カウンタ等の分
析装置に係り、特に、採血管等の容器に嵌着されたゴム
栓を自動的に抜く機能を備えた分析装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、ヘモグロビン等
の分析や血球計数等を行なう分析装置では、ゴム栓が嵌
着された容器をそのまま機械に乗せることができないた
め、例えば、人手によってゴム栓の取り外し、或は、ピ
ペット等をゴム栓に直接刺通して試料を吸引する等の手
段が取られていた。
の分析や血球計数等を行なう分析装置では、ゴム栓が嵌
着された容器をそのまま機械に乗せることができないた
め、例えば、人手によってゴム栓の取り外し、或は、ピ
ペット等をゴム栓に直接刺通して試料を吸引する等の手
段が取られていた。
【0003】しかしながら、前者のゴム栓の取り外し作
業を人手によって行なうのは、非常に非能率的であると
共に、血液感染の危険性を有している、という問題を有
し、また、後者のピペットをゴム栓に直接刺通して試料
を吸引する、という手段は、ピペットが目詰りを起した
り折損し易い、という問題を有していると共に、機構が
非常に複雑化する等の問題を有していた。
業を人手によって行なうのは、非常に非能率的であると
共に、血液感染の危険性を有している、という問題を有
し、また、後者のピペットをゴム栓に直接刺通して試料
を吸引する、という手段は、ピペットが目詰りを起した
り折損し易い、という問題を有していると共に、機構が
非常に複雑化する等の問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、容器に全く手
を触れることなく引き抜くことができ、しかも、構成が
簡易で故障が発生する虞れの少ない開栓手段を備えた分
析装置を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、容器に全く手
を触れることなく引き抜くことができ、しかも、構成が
簡易で故障が発生する虞れの少ない開栓手段を備えた分
析装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、オートサンプラー装置の試料
吸引位置の手前側に、容器に嵌着されたゴム栓を抜く開
栓手段が配設されてなる分析装置を技術的前提とし、上
記開栓手段は、上記ゴム栓の頭部周面に食い込む端部を
有してなる係止体と、この係止体を回動させて上記係止
体と噛合するゴム栓を容器から引き抜く作動部と、を有
して構成し、該作動部は、上記ゴム栓を開栓方向へと一
度引き出した後に上記係止体を開栓初動位置まで復動さ
せて再度ゴム栓の段部に係合させた後、開栓方向に作動
してゴム栓を容器から抜き取るように作動制御したこと
を特徴とするものである。
め、この発明にあっては、オートサンプラー装置の試料
吸引位置の手前側に、容器に嵌着されたゴム栓を抜く開
栓手段が配設されてなる分析装置を技術的前提とし、上
記開栓手段は、上記ゴム栓の頭部周面に食い込む端部を
有してなる係止体と、この係止体を回動させて上記係止
体と噛合するゴム栓を容器から引き抜く作動部と、を有
して構成し、該作動部は、上記ゴム栓を開栓方向へと一
度引き出した後に上記係止体を開栓初動位置まで復動さ
せて再度ゴム栓の段部に係合させた後、開栓方向に作動
してゴム栓を容器から抜き取るように作動制御したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、この発明を、生化学的分析や免疫学的
分析を行なう自動分析装置に適用した場合を例にとり、
添付図面に基き詳細に説明する。
分析を行なう自動分析装置に適用した場合を例にとり、
添付図面に基き詳細に説明する。
【0007】図1に示すように、この実施例に係る自動
分析装置Aは、一般的な生化学的分析や免疫学的分析の
他にヘモクロビンを測定できるように構成されている。
分析装置Aは、一般的な生化学的分析や免疫学的分析の
他にヘモクロビンを測定できるように構成されている。
【0008】即ち、この実施例に係る自動分析装置A
は、リング状に形成された反応容器ホルダ1と、該反応
容器ホルダ1に着脱自在に保持された50本の反応容器
2と、上記反応容器ホルダ1を回転制御して上記各反応
容器2をサンプル分注位置a,試薬分注位置b,光学測
定位置c,洗浄位置dの各位置へと移送する駆動装置
(図示せず)と、サンプル分注位置aでサンプル容器4
内から所要量の検体を反応容器2に分注するサンプリン
ク装置5と、反応容器2内に測定項目に対応する試薬を
分注する試薬ピペット装置6と、検体と試薬の反応呈色
状態を光学的に比色測定する光学測定装置7と、上記サ
ンプリング装置5によって供給された検体の電解質を測
定する電解質分析装置8と、光学測定が終了した上記反
応容器2内を洗浄する洗浄装置9と、から構成されてお
り、上記サンプル容器4がサンプル吸引位置eまで間欠
移送されるオートサンプラー装置(図示せず)のサンプ
ル吸引位置eより上流側には、上記サンプル容器4に嵌
着されたゴム栓40を引き抜く開栓装置50が配設され
ている。尚、図中、符号10は電源を、11は制御装置
を、12は操作部を、14は温度制御装置を、15はC
RT等の表示装置を、16は該自動分析装置を駆動制御
する指令信号や分析データを保存するフロッピイディス
クなどが着脱自在に挿着されるフロッピィディスクドラ
イバーを、17はプリンタを、18は試薬ポンプを、1
9はサンプリンクポンプを、夫々示している。
は、リング状に形成された反応容器ホルダ1と、該反応
容器ホルダ1に着脱自在に保持された50本の反応容器
2と、上記反応容器ホルダ1を回転制御して上記各反応
容器2をサンプル分注位置a,試薬分注位置b,光学測
定位置c,洗浄位置dの各位置へと移送する駆動装置
(図示せず)と、サンプル分注位置aでサンプル容器4
内から所要量の検体を反応容器2に分注するサンプリン
ク装置5と、反応容器2内に測定項目に対応する試薬を
分注する試薬ピペット装置6と、検体と試薬の反応呈色
状態を光学的に比色測定する光学測定装置7と、上記サ
ンプリング装置5によって供給された検体の電解質を測
定する電解質分析装置8と、光学測定が終了した上記反
応容器2内を洗浄する洗浄装置9と、から構成されてお
り、上記サンプル容器4がサンプル吸引位置eまで間欠
移送されるオートサンプラー装置(図示せず)のサンプ
ル吸引位置eより上流側には、上記サンプル容器4に嵌
着されたゴム栓40を引き抜く開栓装置50が配設され
ている。尚、図中、符号10は電源を、11は制御装置
を、12は操作部を、14は温度制御装置を、15はC
RT等の表示装置を、16は該自動分析装置を駆動制御
する指令信号や分析データを保存するフロッピイディス
クなどが着脱自在に挿着されるフロッピィディスクドラ
イバーを、17はプリンタを、18は試薬ポンプを、1
9はサンプリンクポンプを、夫々示している。
【0009】反応容器ホルダ1は、反応容器2が保持さ
れるように断面略凹状に形成されており、パルスモータ
等からなる駆動装置によって図1時計方向或は反時計方
向へとステップ回転するように駆動制御される。
れるように断面略凹状に形成されており、パルスモータ
等からなる駆動装置によって図1時計方向或は反時計方
向へとステップ回転するように駆動制御される。
【0010】即ち、この反応容器ホルダ1は、レディ状
態から装置が起動する始点となる試薬分注位置bにある
反応容器2内に測定項目に対応する第1試薬を分注した
後、該反応容器ホルダ1を図1時計方向に17容器分
(122.4度)回転させて(以下、この移送状態を第
1ステップ回転という。)、反応容器2をサンプル分注
位置aまで移送し、該サンプル分注位置aで上記反応容
器2内に所定の検体が分注された後、再び、反応容器ホ
ルダ1を、図1時計方向に82容器分(590.4度)
回転させて(以下、この移送状態を第2ステップ回転と
いう。)、サンプル分注位置aにある反応容器2を、試
薬分注位置bより1容器分(7.2度)進んた位置、即
ち、撹拌位置hまで移送し、これを繰り返すことで、結
果的に、各反応容器2を図1反時計方向へ1容器づつ間
欠移送するように駆動制御される。尚、第2試薬は、一
の反応容器2がサンプル分注位置aにセットされている
ときに、試薬分注位置bにある他の反応容器2内に分注
される。勿論、上記第2ステップ回転は、図1反時計方
向へ68容器分(489.6度)の距離を進むように設
定しても良い。このとき、各反応容器2は図1時計方向
へ1容器づつ間欠移送される。
態から装置が起動する始点となる試薬分注位置bにある
反応容器2内に測定項目に対応する第1試薬を分注した
後、該反応容器ホルダ1を図1時計方向に17容器分
(122.4度)回転させて(以下、この移送状態を第
1ステップ回転という。)、反応容器2をサンプル分注
位置aまで移送し、該サンプル分注位置aで上記反応容
器2内に所定の検体が分注された後、再び、反応容器ホ
ルダ1を、図1時計方向に82容器分(590.4度)
回転させて(以下、この移送状態を第2ステップ回転と
いう。)、サンプル分注位置aにある反応容器2を、試
薬分注位置bより1容器分(7.2度)進んた位置、即
ち、撹拌位置hまで移送し、これを繰り返すことで、結
果的に、各反応容器2を図1反時計方向へ1容器づつ間
欠移送するように駆動制御される。尚、第2試薬は、一
の反応容器2がサンプル分注位置aにセットされている
ときに、試薬分注位置bにある他の反応容器2内に分注
される。勿論、上記第2ステップ回転は、図1反時計方
向へ68容器分(489.6度)の距離を進むように設
定しても良い。このとき、各反応容器2は図1時計方向
へ1容器づつ間欠移送される。
【0011】一方、上記反応容器2は、公知の透明な角
筒状の反応容器と同様に構成されており、上記したよう
に、50本の反応容器2が上記反応容器ホルダ1に等間
隔毎に保持されている。勿論、この反応容器2の反応容
器ホルダ1への着脱作業を容易にするため、例えば、図
1に示すように、反応容器2を5本づつ反応容器カセッ
トに保持させるように構成することもできる。
筒状の反応容器と同様に構成されており、上記したよう
に、50本の反応容器2が上記反応容器ホルダ1に等間
隔毎に保持されている。勿論、この反応容器2の反応容
器ホルダ1への着脱作業を容易にするため、例えば、図
1に示すように、反応容器2を5本づつ反応容器カセッ
トに保持させるように構成することもできる。
【0012】サンプル容器4は、合成樹脂等の材質で有
底筒状に形成され、複数個のサンプル容器4がエンドレ
スベルト状のチェーンラック41に保持されており、図
示はしないが、オートサンプラー装置(図示せず)の駆
動装置によって、上記サンプル容器4をバーコードリー
ダRによる情報読取位置e1→開栓位置e2→撹拌位置
e3→サンプル吸引位置e4の順に順次間欠移送され
る。
底筒状に形成され、複数個のサンプル容器4がエンドレ
スベルト状のチェーンラック41に保持されており、図
示はしないが、オートサンプラー装置(図示せず)の駆
動装置によって、上記サンプル容器4をバーコードリー
ダRによる情報読取位置e1→開栓位置e2→撹拌位置
e3→サンプル吸引位置e4の順に順次間欠移送され
る。
【0013】尚、このオートサンプラー装置の構成は、
例えば、ギア等を利用した公知の間欠移送機構を適宜適
用することができるので、その詳細な説明をここでは省
略する。
例えば、ギア等を利用した公知の間欠移送機構を適宜適
用することができるので、その詳細な説明をここでは省
略する。
【0014】即ち、上記サンプル容器4の外周面には、
収容検体に関する情報(例えば、患者登録番号・検査種
類・病院コート等)がバーコード化され印刷されたラベ
ル(図示せず)が貼着されており、該情報は、情報読取
位置e1に配置されたバーコードリーダRによってサン
プリング時に読み取られて制御装置へと自動的に入力さ
れ、該制御装置は、へモグロビン検査の指示がある血液
試料が収容されたサンプル容器4に対しては、情報読取
位置e1より下流に配置された開栓装置50および撹拌
装置(図示せず)に対し、ゴム栓40引き抜き、かつ、
撹拌するように指示を出力する。勿論、上記バーコード
リーダRは、ゴム栓40が嵌着されていない一般のサン
プル容器4に対しては、上記バーコードラベルからの情
報に基づき、これを判別して該情報を制御装置へと入力
し、制御装置は、これを受けて開栓装置50および撹拌
装置が作動しないよう指令を出力するように構成されて
いる。
収容検体に関する情報(例えば、患者登録番号・検査種
類・病院コート等)がバーコード化され印刷されたラベ
ル(図示せず)が貼着されており、該情報は、情報読取
位置e1に配置されたバーコードリーダRによってサン
プリング時に読み取られて制御装置へと自動的に入力さ
れ、該制御装置は、へモグロビン検査の指示がある血液
試料が収容されたサンプル容器4に対しては、情報読取
位置e1より下流に配置された開栓装置50および撹拌
装置(図示せず)に対し、ゴム栓40引き抜き、かつ、
撹拌するように指示を出力する。勿論、上記バーコード
リーダRは、ゴム栓40が嵌着されていない一般のサン
プル容器4に対しては、上記バーコードラベルからの情
報に基づき、これを判別して該情報を制御装置へと入力
し、制御装置は、これを受けて開栓装置50および撹拌
装置が作動しないよう指令を出力するように構成されて
いる。
【0015】また、上記開栓位置e2では、開栓装置5
0によるゴム栓40の引き抜き作業が行なわれる。
0によるゴム栓40の引き抜き作業が行なわれる。
【0016】この開栓装置50は、図2に示すように、
平板状のベース部材51と、該ベース部材51の手前側
両端部に立設された一対の支持体52,53と、これら
各支持体52,53の上部に軸54を介して回動自在に
軸支されてなる回動部材55と、から構成されている。
平板状のベース部材51と、該ベース部材51の手前側
両端部に立設された一対の支持体52,53と、これら
各支持体52,53の上部に軸54を介して回動自在に
軸支されてなる回動部材55と、から構成されている。
【0017】上記ベース部材51は、上記支持体52,
53が立設された部位より、図3に示す横方向から、一
本のサンプル容器4がセットされる幅寸法のスペースを
有して構成されており、上記サンプル容器4は、上記オ
ートサンプラー装置の駆動機構を介して上記スペースに
一本づつ順次搬入され、かつ、搬出されるように構成さ
れている。
53が立設された部位より、図3に示す横方向から、一
本のサンプル容器4がセットされる幅寸法のスペースを
有して構成されており、上記サンプル容器4は、上記オ
ートサンプラー装置の駆動機構を介して上記スペースに
一本づつ順次搬入され、かつ、搬出されるように構成さ
れている。
【0018】また、上記回動部材55は、水平板部56
と、該水平板部56の前縁部から下方に延設されてなる
係止体57と、水平板部56の奥行側両端部から下方に
延設された支持片部58と、水平板部56の上面に固着
された作動部59と、この作動部59を所定の範囲内で
往復回動させる駆動装置と、から構成されてなり、上記
軸54は、上記各支持片部58の下方に軸支されてい
る。
と、該水平板部56の前縁部から下方に延設されてなる
係止体57と、水平板部56の奥行側両端部から下方に
延設された支持片部58と、水平板部56の上面に固着
された作動部59と、この作動部59を所定の範囲内で
往復回動させる駆動装置と、から構成されてなり、上記
軸54は、上記各支持片部58の下方に軸支されてい
る。
【0019】上記作動部59を往復回動させる駆動装置
は、該作動部59に一端部が回動自在に軸支されてなる
リンク60と、このリンク60の他端部が回動自在に軸
支されてなる回転体61と、該回転体61を回転させる
モータ(図示せず)と、から構成されている。勿論、こ
の駆動装置は、図示の実施例に限定されるものではな
く、上記作動部59を所定の範囲内で往復回動させる機
構てあれば、公知の各機構を適用することができる。
は、該作動部59に一端部が回動自在に軸支されてなる
リンク60と、このリンク60の他端部が回動自在に軸
支されてなる回転体61と、該回転体61を回転させる
モータ(図示せず)と、から構成されている。勿論、こ
の駆動装置は、図示の実施例に限定されるものではな
く、上記作動部59を所定の範囲内で往復回動させる機
構てあれば、公知の各機構を適用することができる。
【0020】一方、上記回動部材55は、図2において
実線で示す状態、即ち、水平板部56が水平の状態で停
止し、該水平状態からより反時計方向へ回動しないよう
にストッパ体(図示せず)によって規制されている。勿
論、図2における時計方向への回動は規制されていな
い。
実線で示す状態、即ち、水平板部56が水平の状態で停
止し、該水平状態からより反時計方向へ回動しないよう
にストッパ体(図示せず)によって規制されている。勿
論、図2における時計方向への回動は規制されていな
い。
【0021】また、上記係止体57は、回動部材55が
上記水平状態にセットされているときに、その係止端部
57aが、サンプル容器4に嵌着されたゴム栓40の頭
部周面に確実に食い込んで係止するように鋸歯状に構成
されていると共に、この係止体57の鋸歯状に形成され
た係上端部57aは、水平板部56が水平状態にセット
されているときに、開栓位置にセットされたサンプル容
器4の上端部と接触せず、かつ、該サンプル容器4に装
着されてなるゴム栓40の頭部に食い込む高さ位置に設
定されている。
上記水平状態にセットされているときに、その係止端部
57aが、サンプル容器4に嵌着されたゴム栓40の頭
部周面に確実に食い込んで係止するように鋸歯状に構成
されていると共に、この係止体57の鋸歯状に形成され
た係上端部57aは、水平板部56が水平状態にセット
されているときに、開栓位置にセットされたサンプル容
器4の上端部と接触せず、かつ、該サンプル容器4に装
着されてなるゴム栓40の頭部に食い込む高さ位置に設
定されている。
【0022】また、この実施例では、上記サンプル容器
4が開栓時に浮き上がらないようにするため、上記チェ
ーンラック41のサンプル容器保持部上下に窓部を形成
し、この窓部からサンプル容器4の上端部と下端部とを
対向方向から押圧する浮き上り押え体64,65を進入
させることで、開栓作業を確実に行なうことができるよ
うに構成されている。
4が開栓時に浮き上がらないようにするため、上記チェ
ーンラック41のサンプル容器保持部上下に窓部を形成
し、この窓部からサンプル容器4の上端部と下端部とを
対向方向から押圧する浮き上り押え体64,65を進入
させることで、開栓作業を確実に行なうことができるよ
うに構成されている。
【0023】勿論、図示はしないが、上記係止体57の
係止端部57aに、公知の圧力センサを配設し、該圧力
センサによって係止体57の係止端部57aと接触して
いる部材がサンプル容器4かゴム栓40かを選別できる
ように構成することで、回動部材55の開栓作動を制御
し、サンプル容器4の破損を確実に防止するように構成
することもできる。
係止端部57aに、公知の圧力センサを配設し、該圧力
センサによって係止体57の係止端部57aと接触して
いる部材がサンプル容器4かゴム栓40かを選別できる
ように構成することで、回動部材55の開栓作動を制御
し、サンプル容器4の破損を確実に防止するように構成
することもできる。
【0024】一方、上記ゴム栓回収容器62は、断面略
凹状で平面形状が略凸状に形成されており、かつ、その
長さ寸法は、後端部62aが上記ベース部材51の後端
部両側に固着されたコーナー金具63と衝合して位置決
められ、かつ、その前端部62bが上記各支持体52,
53の前端部と面一となる程度の長さ寸法を有して形成
されている。
凹状で平面形状が略凸状に形成されており、かつ、その
長さ寸法は、後端部62aが上記ベース部材51の後端
部両側に固着されたコーナー金具63と衝合して位置決
められ、かつ、その前端部62bが上記各支持体52,
53の前端部と面一となる程度の長さ寸法を有して形成
されている。
【0025】また、このゴム栓回収容器62は、その前
面板62cが傾斜して形成されており、上記係止体57
が、上記ゴム栓40の段部と係合し、上記軸54を支点
として回動されて上記ゴム栓40を引き抜いたときに、
この引き抜かれたゴム栓40が該ゴム栓回収容器62方
向に自重落下し、上記前面板62cの傾斜面を転動して
ゴム栓回収容器62内に収納されるように構成されてい
る。勿諭、このゴム栓回収容器62は、図示の実施例の
形状に限定されるものではなく、係止体57によって引
き抜かれたゴム栓40が確実に収納される形状であれ
ば、適宜の形状のものを用いることができる。
面板62cが傾斜して形成されており、上記係止体57
が、上記ゴム栓40の段部と係合し、上記軸54を支点
として回動されて上記ゴム栓40を引き抜いたときに、
この引き抜かれたゴム栓40が該ゴム栓回収容器62方
向に自重落下し、上記前面板62cの傾斜面を転動して
ゴム栓回収容器62内に収納されるように構成されてい
る。勿諭、このゴム栓回収容器62は、図示の実施例の
形状に限定されるものではなく、係止体57によって引
き抜かれたゴム栓40が確実に収納される形状であれ
ば、適宜の形状のものを用いることができる。
【0026】このように構成された開栓装置50の係止
体57を駆動する作動部59は、上記回転体61の回転
作動によってリンク60を進退作動させ、このリンク6
0の進退作動によってゴム栓40がサンプル容器4から
引き抜かれる。従って、この作動部59の作動は、上記
チェーンラック41の開栓位置への搬入・搬出作動と同
期して行われる。
体57を駆動する作動部59は、上記回転体61の回転
作動によってリンク60を進退作動させ、このリンク6
0の進退作動によってゴム栓40がサンプル容器4から
引き抜かれる。従って、この作動部59の作動は、上記
チェーンラック41の開栓位置への搬入・搬出作動と同
期して行われる。
【0027】また、この作動部59は、図4に示すよう
に、先ず、上記係止体57の係止端部57aがゴム栓4
0の頭部に食い込み、この状態から開栓方向へと所要角
度回動されてゴム栓40を、図5に示すように、サンプ
ル容器4の開口部から一度引き上げた後、該係止体57
は、図6に示すように、上記水平位置まで戻され、この
後、上記係止体57を再び開栓方向へと回動させて、該
係止体57の係止端部57aをゴム栓40の段部に確実
に食い込み係合させた後、図7に示すように、該ゴム栓
40をサンプル容器4の開口部から完全に引き抜くよう
に駆動制御される。これは、上記ゴム栓40が、例え
ば、弾力性が大きい生ゴム等で形成されている場合、該
ゴム栓40とサンプル容器4の密着力が大きく、その結
果、係止体57の一度の回動操作では、ゴム栓40の抜
き残しが発生する虞れがあることから、これを完全に防
止するため、係止体57は上記のように作動制御され
る。
に、先ず、上記係止体57の係止端部57aがゴム栓4
0の頭部に食い込み、この状態から開栓方向へと所要角
度回動されてゴム栓40を、図5に示すように、サンプ
ル容器4の開口部から一度引き上げた後、該係止体57
は、図6に示すように、上記水平位置まで戻され、この
後、上記係止体57を再び開栓方向へと回動させて、該
係止体57の係止端部57aをゴム栓40の段部に確実
に食い込み係合させた後、図7に示すように、該ゴム栓
40をサンプル容器4の開口部から完全に引き抜くよう
に駆動制御される。これは、上記ゴム栓40が、例え
ば、弾力性が大きい生ゴム等で形成されている場合、該
ゴム栓40とサンプル容器4の密着力が大きく、その結
果、係止体57の一度の回動操作では、ゴム栓40の抜
き残しが発生する虞れがあることから、これを完全に防
止するため、係止体57は上記のように作動制御され
る。
【0028】また、上記実施例に係る開栓装置50に
は、上記ゴム栓の抜き残しを判別するため、図示はしな
いが、例えば、開栓装置50のラック移送路出口端にリ
ミットスイッチ等のゴム栓検知手段を配設し、ゴム栓の
抜き残しがあった場合には、この残存したゴム栓がリミ
ットスイッチと接触して各駆動装置をオフさせ、該残存
ゴム栓を保持する容器の移送を自動的に停止させると共
に、上記回動部材を係止体の回動上限位置で停止させ、
この状態を警報やランプ等によって告知する手段が配設
されている。この場合には、残存ゴム栓を保持するラッ
クを上記移送路から取り外し、再度スタートスイッチ或
はリセットスイッチをオンすることで開栓作業を再開す
るように構成されている。
は、上記ゴム栓の抜き残しを判別するため、図示はしな
いが、例えば、開栓装置50のラック移送路出口端にリ
ミットスイッチ等のゴム栓検知手段を配設し、ゴム栓の
抜き残しがあった場合には、この残存したゴム栓がリミ
ットスイッチと接触して各駆動装置をオフさせ、該残存
ゴム栓を保持する容器の移送を自動的に停止させると共
に、上記回動部材を係止体の回動上限位置で停止させ、
この状態を警報やランプ等によって告知する手段が配設
されている。この場合には、残存ゴム栓を保持するラッ
クを上記移送路から取り外し、再度スタートスイッチ或
はリセットスイッチをオンすることで開栓作業を再開す
るように構成されている。
【0029】勿論、上記残存ゴム栓の有無確認を、例え
ば、光センサー等の検知手段で検知し、残存ゴム栓が存
在する場合には、上記ラックの移送をそのまま停止させ
ておいて回動部材を前記手順て再駆動させ、残存するゴ
ム栓を再度引き抜くように構成することもてきる。
ば、光センサー等の検知手段で検知し、残存ゴム栓が存
在する場合には、上記ラックの移送をそのまま停止させ
ておいて回動部材を前記手順て再駆動させ、残存するゴ
ム栓を再度引き抜くように構成することもてきる。
【0030】尚、前記サンプリング装置5は、軸5aに
一端が軸支されたアーム5bと、このアーム5bの他端
に配設されたピペット5cと、から構成されてなり、上
記ピペット5cは、サンプル吸引位置eで所要量の検体
を吸引した後、図1時計方向へ回動して、該吸引した検
体をサンプル分注位置aで反応容器2へと吐出し、或
は、図1反時計方向へ回動して、該吸引した検体を電解
質分析装置8の検体分注位置fでフローセル(図示せ
ず)内に供給するように構成されている。
一端が軸支されたアーム5bと、このアーム5bの他端
に配設されたピペット5cと、から構成されてなり、上
記ピペット5cは、サンプル吸引位置eで所要量の検体
を吸引した後、図1時計方向へ回動して、該吸引した検
体をサンプル分注位置aで反応容器2へと吐出し、或
は、図1反時計方向へ回動して、該吸引した検体を電解
質分析装置8の検体分注位置fでフローセル(図示せ
ず)内に供給するように構成されている。
【0031】測定項目に対応する試薬を分注する試薬ピ
ペット装置6は、上記反応容器ホルダ1の外周にリング
状に配設された試薬容器ホルダ6aと、この試薬ホルダ
6aを図1時計方向或は反時計方向へと回転制御する駆
動装置(図示せず)と、上記試薬容器ホルダ6aに着脱
自在に並設保持された所要数の第1試薬容器6c或は第
2試薬容器6dと、第1試薬吸引位置g1或は第2試薬
吸引位置g2に到来した試薬容器6c或は6d内から所
要量の第1或は第2試薬を吸引し試薬分注位置bにある
反応容器2内に吸引した試薬を分注する試薬ピペット6
eと、から構成されており、ヘモグロビンを測定する試
薬は、上記第1試薬容器6cまたは/および第2試薬容
器6d内に収容されている。
ペット装置6は、上記反応容器ホルダ1の外周にリング
状に配設された試薬容器ホルダ6aと、この試薬ホルダ
6aを図1時計方向或は反時計方向へと回転制御する駆
動装置(図示せず)と、上記試薬容器ホルダ6aに着脱
自在に並設保持された所要数の第1試薬容器6c或は第
2試薬容器6dと、第1試薬吸引位置g1或は第2試薬
吸引位置g2に到来した試薬容器6c或は6d内から所
要量の第1或は第2試薬を吸引し試薬分注位置bにある
反応容器2内に吸引した試薬を分注する試薬ピペット6
eと、から構成されており、ヘモグロビンを測定する試
薬は、上記第1試薬容器6cまたは/および第2試薬容
器6d内に収容されている。
【0032】試薬容器ホルダ6aは、制御装置の指令に
より正逆回転制御され、測定項目に対応する試薬容器6
c或は6dを試薬吸引位置g1,g2へと移送する。
尚、この試薬容器6c或は6dの試薬吸引位置g1,g
2への移送手段は、例えば、スライドレールとステップ
モータ駆動等、公知の移動機構を適用することができ、
また、セットされる各第1及び第2の試薬容器6c或は
6dは、予じめ定められた位置にセットされて収納試薬
の種別が制御装置にメモリーされている。
より正逆回転制御され、測定項目に対応する試薬容器6
c或は6dを試薬吸引位置g1,g2へと移送する。
尚、この試薬容器6c或は6dの試薬吸引位置g1,g
2への移送手段は、例えば、スライドレールとステップ
モータ駆動等、公知の移動機構を適用することができ、
また、セットされる各第1及び第2の試薬容器6c或は
6dは、予じめ定められた位置にセットされて収納試薬
の種別が制御装置にメモリーされている。
【0033】次に、試薬ピペット6eは、軸6fを中心
に回動するアーム6gの他端に配設されており、該試薬
ピペット6eは、試薬分注後に洗浄位置まで移送され、
洗浄作業が施される。
に回動するアーム6gの他端に配設されており、該試薬
ピペット6eは、試薬分注後に洗浄位置まで移送され、
洗浄作業が施される。
【0034】また、上記アーム6gに取り付けられた撹
拌体21は、上記試薬ピペット6eの試薬吸引作動と同
期して試薬分注位置bより1容器上流側の位置hにある
反応容器2内に挿入され、該反応容器2内の検体と試薬
の混合液(試料)を撹拌混合する。勿諭、この撹拌体2
1は、撹拌作業後に洗浄位置まで移送され、洗浄作業が
施される。
拌体21は、上記試薬ピペット6eの試薬吸引作動と同
期して試薬分注位置bより1容器上流側の位置hにある
反応容器2内に挿入され、該反応容器2内の検体と試薬
の混合液(試料)を撹拌混合する。勿諭、この撹拌体2
1は、撹拌作業後に洗浄位置まで移送され、洗浄作業が
施される。
【0035】検出部もしくは観測点を形成する光学測定
装置7は、光学測定位置cを通過する全ての反応容器2
内の試料の反応状態を比色測定するもので、公知の回折
格子方式の光学測定装置の構成・作用と同様に、図には
詳細に示さないが、光源と、この光源からの測定光を光
ファイバで導光して反応容器2へと照射する光学系(図
示せず)と、光分散素子と、測定光が反応容器5を透過
した後の光量を所定波長毎に受光する受光素子と、から
構成されており、制御装置は、この中から、吸光度値お
よび第2試薬分注後の試料の吸光度を選択して記憶部に
データを記憶させる。
装置7は、光学測定位置cを通過する全ての反応容器2
内の試料の反応状態を比色測定するもので、公知の回折
格子方式の光学測定装置の構成・作用と同様に、図には
詳細に示さないが、光源と、この光源からの測定光を光
ファイバで導光して反応容器2へと照射する光学系(図
示せず)と、光分散素子と、測定光が反応容器5を透過
した後の光量を所定波長毎に受光する受光素子と、から
構成されており、制御装置は、この中から、吸光度値お
よび第2試薬分注後の試料の吸光度を選択して記憶部に
データを記憶させる。
【0036】即ち、この受光素子で受光された測定項目
に対応する波長の光量は、電圧変換されてその分析値が
処理される制御部と、測定結果を記憶する記憶部と、自
動分析装置の全ての操作を行う操作部/ディスプレイ
と、プリンターと、から構成されてなるデータ処理装置
によって演算処理され、その結果は、反応タイムコース
と共に表示装置15或はプリンター17等に出力され
る。
に対応する波長の光量は、電圧変換されてその分析値が
処理される制御部と、測定結果を記憶する記憶部と、自
動分析装置の全ての操作を行う操作部/ディスプレイ
と、プリンターと、から構成されてなるデータ処理装置
によって演算処理され、その結果は、反応タイムコース
と共に表示装置15或はプリンター17等に出力され
る。
【0037】洗浄装置9は、洗浄水供給装置9aと洗浄
水排水装置9bとを有する公知の多段洗浄装置と同様に
構成されており、この洗浄装置9による洗浄作業は、上
記試薬分注位置bにおいて第2試薬が分注されるタイミ
ングと同期して行われる。
水排水装置9bとを有する公知の多段洗浄装置と同様に
構成されており、この洗浄装置9による洗浄作業は、上
記試薬分注位置bにおいて第2試薬が分注されるタイミ
ングと同期して行われる。
【0038】尚、この発明にあっては、自動分析装置お
よび開栓装置の各機構は、図示の実施例に限定されるも
のではなく、他の機構からなる公知の各自動分析装置お
よび開栓機構を適宜変更して適用できること勿論であ
り、要は、全血で分析を行なう血球計数装置等の各種分
析装置のオートサンプラー機構に開栓手段を配設したも
のは、全て本発明に包含される。
よび開栓装置の各機構は、図示の実施例に限定されるも
のではなく、他の機構からなる公知の各自動分析装置お
よび開栓機構を適宜変更して適用できること勿論であ
り、要は、全血で分析を行なう血球計数装置等の各種分
析装置のオートサンプラー機構に開栓手段を配設したも
のは、全て本発明に包含される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る分
析装置によれば、サンプリング容器に嵌着されたゴム栓
を人手によって抜く必要がなく、自動的に該ゴム栓を手
を触れることなく引き抜くことができ安全であり、しか
も、ゴム栓にピペット等を刺通して血液試料を採取する
必要もないので、この種の作業を大幅に簡略化し全自動
化することができ、さらには、弾力性が大きな生ゴム等
で形成されサンプリング容器との密着性が大きなゴム栓
であっても、係止体で一度引き上げた後にゴム栓の段部
に再度係合させる所謂ツウアクション作動によって抜き
残しがない状態で確実にゴム栓をサンプリング容器から
抜き取ることができる等、幾多の優れた効果を奏する。
析装置によれば、サンプリング容器に嵌着されたゴム栓
を人手によって抜く必要がなく、自動的に該ゴム栓を手
を触れることなく引き抜くことができ安全であり、しか
も、ゴム栓にピペット等を刺通して血液試料を採取する
必要もないので、この種の作業を大幅に簡略化し全自動
化することができ、さらには、弾力性が大きな生ゴム等
で形成されサンプリング容器との密着性が大きなゴム栓
であっても、係止体で一度引き上げた後にゴム栓の段部
に再度係合させる所謂ツウアクション作動によって抜き
残しがない状態で確実にゴム栓をサンプリング容器から
抜き取ることができる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例に係る自動分析装置の概略
的な構成を示す平面説明図である。
的な構成を示す平面説明図である。
【図2】同自動分析装置に配設された開栓装置の一例を
示す右側面図である。
示す右側面図である。
【図3】同開栓装置の正面図である。
【図4】同開栓装置によって採血管のゴム栓を引き抜く
工程において、係止体の係止端部をゴム栓の頭部に食い
込ませた状態を示す説明図である。
工程において、係止体の係止端部をゴム栓の頭部に食い
込ませた状態を示す説明図である。
【図5】同開栓装置によって採血管のゴム栓を引き抜く
工程において、係止体によってゴム栓を途中まで引き出
した状態を示す説明図である。
工程において、係止体によってゴム栓を途中まで引き出
した状態を示す説明図である。
【図6】同開栓装置によって採血管のゴム栓を引き抜く
工程において、係止体を原位置まで復動させ、係止体の
係止端部をゴム栓の段部と係合させた状態を示す説明図
である。
工程において、係止体を原位置まで復動させ、係止体の
係止端部をゴム栓の段部と係合させた状態を示す説明図
である。
【図7】同開栓装置によって採血管のゴム栓を引き抜く
工程において、ゴム栓が容器から引き抜かれた状態を示
す説明図である。
工程において、ゴム栓が容器から引き抜かれた状態を示
す説明図である。
A 自動分析装置 R バーコーどリーダ 4 サンプル容器 40 ゴム栓 41 チェーンラック 50 開栓装置
Claims (1)
- 【請求項1】 オートサンプラー装置の試料吸引位置の
手前側に、容器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段が配
設されてなる分析装置において、上記開栓手段は、上記
ゴム栓の頭部周面に食い込む端部を有してなる係止体
と、この係止体を回動させて上記係止体と噛合するゴム
栓を容器から引き抜く作動部と、を有して構成し、該作
動部は、上記ゴム栓を開栓方向へと一度引き出した後に
上記係止体を開栓初動位置まで復動させて再度ゴム栓の
段部に係合させた後、開栓方向に作動してゴム栓を容器
から抜き取るように作動制御されていることを特徴とす
る分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15108892A JP3204332B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15108892A JP3204332B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302927A JPH05302927A (ja) | 1993-11-16 |
JP3204332B2 true JP3204332B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=15511069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15108892A Expired - Fee Related JP3204332B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204332B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8857295B2 (en) | 2008-05-22 | 2014-10-14 | Hitachi High-Technologies Corporation | System for pretreating sample |
JP5372731B2 (ja) | 2009-12-28 | 2013-12-18 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 分析装置および分析装置に用いる検知方法 |
CN109928350B (zh) * | 2019-03-19 | 2020-04-07 | 无锡市第二人民医院 | 一种急救快速开瓶回收设备的工作方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285360U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-04 | ||
JP2825008B2 (ja) * | 1989-04-17 | 1998-11-18 | 株式会社日立製作所 | 核酸試料調整装置 |
JPH06105258B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1994-12-21 | 株式会社ニッテク | 容器の移送装置 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP15108892A patent/JP3204332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05302927A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |