JP3204324U - ブラジャー - Google Patents

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由美 高柳
由美 高柳
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Abstract

【課題】着用時にブラジャーの脇布の食い込みにより脇や背中に段差が生じ難く、脇や背中に締め付け跡も残り難い、肌に優しい着用感の良好なブラジャーを提案する。【解決手段】左右カップのフロント生地3側方からそれぞれバック部5に至る伸縮性のフリーカット生地よりなる脇布1であって、脇布1は下側を折元とする内外二重の生地に折り返され、二重生地の外側生地7はカップの側方からほぼ同じ上下幅で後側にあるストラップ6への止着位置11まで連続し、更に外側生地7上縁部はストラップ止着位置11からバック部5に向ってバック部5と同じ上下幅となるよう下向き円弧状に裁断され、一方、肌と接する内側生地8のカップ側は外側生地7と同じ上下幅で、内側生地8の上縁部は外側生地7に縫着することなく開放されていて、バック部5に向ってバック部5と同じ上下幅となるように下方傾斜させるようにテーパ状に形成し、かつ内側生地8の外側生地7と対面する下端部内面には幅広伸縮性のアンダーテープ9が縫着される。【選択図】図4

Description

本考案は、着用時にブラジャーの脇布の食い込みにより脇や背中に段差が生じにくく、脇や背中に締め付け跡が残り難い、肌に優しい着用感の良好なブラジャーであって、特に脇布の構成に関するものである。
例えば、従来のブラジャーの脇布は、1枚の脇布生地の下端部内側面あるいは下端部と上端部内側面にアンダーテープ(ゴム帯)を縫着したもの(特許文献1)、脇布の上下中間部に比較的幅のある伸縮力の強い別生地を脇布の長さ方向に配置したもの(特許文献2)、脇布を内外2枚の布で構成して脇や背中を面的に締付けるもの(特許文献3)、脇布を上下に分離して該上下布を互いに縫着することなくその一部を重ね合わせるようにしたもの(特許文献4)など、種々提案されている。
しかし、従来のブラジャーでは、例えば、肌と接する1枚の脇布の下端部内側面やこれに更に上端部内側面にもアンダーテープを縫着すると、これを着用したときに、アンダーテープが直接肌に接して脇や背中に食い込み、脇や背中のぜい肉に段差が生じて、アウターウエアにも影響を及ぼしたり、脇や背中に締め付け跡が残ってしまい、かゆみやかぶれが生じる問題もあった。
また、1枚の脇布の上下中間部長さ方向に幅広の伸縮力の強い別生地を設けたものは、ある程度脇や背中の段々は解消されるものの、脇布下端部からのめくり上がりは防止できず、また、アンダーテープを使用することなく、脇布を単に折り返して内外2重の布で構成して脇や背中を面的に締付けるものは、後記特許文献1に記載の通り、強い締付けや圧迫が好ましくない10代の女子や妊産婦、高齢女性等に好適であるとしており、これでは締め付けが弱いので、脇や背中の段々は解消されても、横ずれやずり上がりが生じる問題は解消されない。
また、脇布を上下に分離して、該上下布を互いに縫着することなくその一部を重ね合わせたものも、めくり上がりは解消されない。
特開平11−61510号公開公報 特許第4360973号公報 特許第3531110号公報 特開2013−234394号公開公報
本考案は、従来のブラジャーのように、着用時にブラジャーの脇布の食い込みによって脇や背中に段差が生じたり、脇や背中に締め付け跡が残ってしまうようなことがなく、また脇布下方からのめくり上がりも生じない、構成簡単にして、肌に優しい着用感の良好なブラジャーを提案するものである。
本考案は、左右カップのフロント生地側方からそれぞれバック部に至る伸縮性の脇布であって、該脇布は下側を折元とする内外二重の生地に折り返され、該二重生地の外側生地はカップの側方からほぼ同じ上下幅で後側にあるストラップへの止着位置まで連続し、更に該外側生地上縁部は上記ストラップ止着位置からバック部に向ってバック部と同じ上下幅となるよう下向き円弧状に裁断され、一方、肌と接する内側生地のカップ側は上記外側生地と同じ上下幅で、該内側生地の上縁部は外側生地に縫着することなく開放されていて、バック部に向って該バック部と同じ上下幅となるように下方傾斜させるようにテーパ状に形成し、かつ該内側生地の外側生地と対面する下端部内面には幅広伸縮性のアンダーテープが縫着されてなるブラジャーである。
また、使用する脇布には、ほつれの生じないフリーカット生地が用いられ、左右の脇布の内外2重生地は、それぞれその左右両端部を除いて、互いに縫合するようなことはなく、脇布の内外2重生地の各上辺及び外側となる外側生地上縁部の前側ストラップ止着位置からバック部に向って下向き円弧状に形成された部分は、縫着部を備えることなく単に切り離されてなり、脇布下端部の幅広のアンダーテープも、上辺がバック部に向ってテーパ状に下方傾斜した内側生地の内面(後側)だけに縫着されるようにする。
このように、本考案に係るブラジャーの脇布の構成によれば、着用状態を外側から見れば、外側生地のみで、内側生地やアンダーテープは見えないので、外観は良好であり、肌と接する内側生地はその上辺がバック部に向ってテーパ状に下方傾斜しているので、外側生地1枚だけが後方へ向かって次第に広くなって行き、締付け力からすると、下方から、幅広のアンダーテープ取り付け位置が強とすれば、内外2重生地部分が中、外側生地1枚だけの部分が弱となって、脇布全体の脇や背中への締め付け力が上方へ向かって変化して行き、肌への当たりが優しいので、脇布の食い込みによる締め付け跡が残らず、脇や背中の段差の発生が軽減される。
また、アンダーテープは、外側と内側の生地の間の内側生地(内面)下端部に縫着されていて、2重生地部分にくるまれており、肌と直接接触することが無いので、かゆみやかぶれが生じ難い。
しかも、本考案では、脇布全体がフリーカット生地で構成され、下端で折り返して形成される外側生地と内側生地のそれぞれ上縁部は、単に切り離しされているだけで、ほつれが生じることもないので、それぞれの上縁部を内側へ多少折り返して縫合するような後処理も不要なので、肌に優しく密着し、ごろつきも生じず、脇布全体の製作も容易である。
本考案に係るブラジャー全体の正面図である。 本考案に係るブラジャー全体の背面図である。 本考案におけるブラジャーの脇布の展開図である。 本考案におけるブラジャーの脇布を構成したものを内側(肌側)から見た状態の拡大説明図である。
図1〜2は、それぞれ本考案に係るブラジャー全体の一実施例を示す正面図及び背面図であり、1,1はブラジャーの左右カップ2,2をカバーするフロント生地3の左右側方に縫着したバック部5,5に至る伸縮性の脇布で、該脇布1,1とフロント生地3,3外側端との接続縫着個所には縫い合せテープ4が設けられている。
上記左右脇布1,1のそれぞれ背中側の開放端部にはブラジャーを安定装着するための互いに係合し合う適宜の係止手段(図示せず)が設けられたバック部5,5がそれぞれ縫着形成されており、該バック部5,5どうしの係合位置の選択により、ブラジャーの締付け強さを調整できるようになっている。なお、上記のバック部5どうしの係止手段としては、例えば、一方にフックと他方に横方向に複数列に形成した複数の止め輪との組合せ、ループと複数の飾りボタンとの組み合わせや、スナップ式のホックどうし、金属フックと飾りリング、あるいは面状テープどうしによる係着など、種々のものが考えられる。
6,6は一方端を左右カップ2,2の所定上端部に、他方を左右脇布1,1の背中側のバック部5.5側に寄せた位置に設けられてなるストラップ(肩紐)で、その長さは自由に調節可能に構成されている。このストラップ6,6の背中側の端部は、後記する脇布1の内側生地8の内面下端部にアンダーテープ9と共に縫着され、更に該内側生地8の上縁に止着11されると共に、脇布1の外側生地7の上縁にも止着12されて、前側の左右カップ2,2側へ至る。
伸縮性の左右脇布1,1にはフリーカット生地が用いられ、どの部分で裁断しても裁断個所からほつれが生じないようになっている。
図3は本考案における左右対称形の一方の脇布(図では、後側から見て左側の)1を展開した状態、図4は図3に示す脇布1を折り返して肌と接する側から見た最終的な脇布の構成を示す説明であり、図3及び図4には示されていない他方側の脇布も全く同一構成となっており、7は脇布1の表側となる外側生地、8は肌と接する内側生地であり、図4に示すように、該脇布1は下側を折元とする内外二重の生地に折り返され、該二重生地のうち、表側となる外側生地7の上縁部はカップ2を被覆するフロント生地3の側方からほぼ同じ上下幅で背中側にあるストラップ6との止着位置12まで連続し、更に該外側生地7上縁部は上記ストラップ止着位置12からバック部5に向って該バック部5と同じ上下幅となるように下向き円弧状10に裁断される。
また、肌と接する内側生地8も、カップのフロント生地3側は上記外側生地7と同じ上下幅で、該内側生地8の上縁部は外側生地7に縫着することなく上方が開放されていて、バック部5に向って該バック部5と同じ上下幅となるように下方傾斜させたテーパ状に形成し、かつ該内側生地8の外側生地7と対面する下端部内面には幅広(例えば1.5〜2.5cm程度)で伸縮性のアンダーテープ9が千鳥縫いで縫着されている。
このように構成された本考案によるブラジャーに使用する脇布は、下側から折り返した内外2枚の形状と大きさの異なる二重生地を使用し、このブラジャーを着用したときには、外側生地7しか見えず、その裏側の構成は分からないが、肌と接する内側生地8はバック部5に向ってその上縁部を下方傾斜させたテーパ状に形成され、相対的に外側生地7がバック部に向って次第にその面積が大きくなって行くので、脇から背中部にかけて次第にその締付け力が弱くなって行くから、着用時にブラジャーの脇布の食い込みにより脇や背中に段差が生じたり、脇や背中に締め付け跡が残り難くなる。
また、内側生地8の裏側(内面)下端部には幅広のアンダーテープ9を縫着してあるので、下方からのずり上がりの問題が生じることはなく、しかも、脇布全体にフリーカット生地が用いられるので、外側生地7及び内側生地8の上縁を単に切り離すように裁断するだけで、裁断個所からほつれが生じることもないから、該部分の肌への当たりも優しく、その後処理も不要であり、着用感も良好である。
1−ブラジャーの左右脇布
2−ブラジャーの左右のカップ
3−カップのフロント生地
4−縫い合せテープ
5−バック部
6−ストラップ
7−脇布の外側生地
8−脇布の内側生地
9−アンダーテープ
10−脇布外側生地上縁部の下向き円弧状裁断部
11−脇布内側生地上縁とストラップとの止着個所
12−脇布外側生地上縁とストラップとの止着個所

Claims (2)

  1. 左右カップのフロント生地側方からそれぞれバック部に至る伸縮性の脇布であって、該脇布は下側を折元とする内外二重の生地に折り返され、該二重生地の外側生地はカップの側方からほぼ同じ上下幅で後側にあるストラップへの止着位置まで連続し、更に該外側生地上縁部は上記ストラップ止着位置からバック部に向ってバック部と同じ上下幅となるよう下向き円弧状に裁断され、一方、肌と接する内側生地のカップ側は上記外側生地と同じ上下幅で、該内側生地の上縁部は外側生地に縫着することなく開放されていて、バック部に向って該バック部と同じ上下幅となるように下方傾斜させるようにテーパ状に形成し、かつ該内側生地の外側生地と対面する下端部内面には幅広伸縮性のアンダーテープが縫着されてなることを特徴とするブラジャー。
  2. 前記脇布にはフリーカット生地が用いられ、前記左右脇布の外側生地上縁部及びテーパ状の内側生地上縁部はそれぞれ縫着部を備えることなく単に切り離されてなる請求項1のブラジャー。
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