JP3204218U - 移乗機 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者及び障がい者等の自立歩行が困難な利用者が、病院や施設等に外出する状況において、移乗機から自家用車等の車の座席もしくは自家用車等の車の座席から移乗機に移乗する際、利用者が座接状態で身体的負担をかけることなく容易にかつ安全に移乗できる移乗用機具を提供する。【解決手段】ベースフレーム1に、衝撃・振動を吸収し車両下へ潜入できるキャスタ2、及び座面部11を車の座席と同じ高さにレバー5により調節できるダンパー機能を有する柱体ユニット4をそれぞれ固設し、座面部を車の座席と並接するようハンドルフレーム9を柱体ユニットを軸に回動させ最適な位置で固定できるレバーを設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、軽量、コンパクトにまとめられ、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が、病院や施設などへ外出させる際に使用でき、自家用自動車等の座席から容易にかつ安全に移動できる特長を持つ移乗機に関する。
高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者を病院や施設などへ外出させる際、自家用自動車等の座席と車椅子等の歩行車の座席部分に段差が生じるため、利用者の腰などの身体へ負担がかかっている。しかしながら、現状では、移乗用のボード等を段差に渡し、その上に臀部を移動させ座接状態でスライドさせて移乗するなどしているが、座面に段差があるため、体を支える上肢などに負担がある。この不便さを解消して、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が、自家用自動車等の座席への移乗の負担を軽減し、容易にかつ安全に移乗できる移乗機が必要である。
この解決策として、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が自家用自動車等の座席へ移乗する際、座席と移乗機の座面との段差や隙間を排除できれば、移乗の際の負担を軽減し、容易にかつ安全に移乗できるようになる。
従来の車椅子等の歩行車では、自家用車等の座席への移動の際に段差や隙間が生じるため、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者にとって、上肢等への身体的負担が大きく移乗が困難である。
本考案は、上記課題を解決すべく考案されたものであり、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が、病院や施設等の目的地へ移動する際、自家用車等の座席から身体に負担なく容易にかつ安全に利用できる移乗機を提供することを目的とする。
本考案は、移乗機の座面を自家用車等の座面と同じ高さに並設させることによって、移乗機の座面と自家用車等の座面との段差や隙間が解消され、容易にかつ安全に移乗することが可能となる。
本考案は、移乗機の座面と自家用車等の座面との段差や隙間が解消することによって、移乗の際の身体への負担を軽減させ、結果として従来の歩行車及び移乗用のボード等の不便さを解消できるようになるため、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者によって容易にかつ安全に利用しやすくなる。
移乗機の座面部を上下動及び回動させることにより、軽自動車からミニバン等の多様な車種に対応でき、移乗機の座面と自家用車等の座面を段差や隙間なく並接させることで自家用車等から容易にかつ安全に移乗できる移乗機を実現した。
本考案において用いられる移乗機を実施例をあげて図面とともに説明する。
図1は本考案の実施例1に係わる正面図である。図2はその立面図。図3はその側面図。図4はその背面図である。1は移乗機のベースフレームで、2はベースフレームに固設したキャスタ、3は補強のため介設する部材、4はダンパー機構により上下動する移乗機の柱体ユニット、5は柱体ユニットのダンパーを上下させるレバー、6は移乗機を停止させるためのストッパー部、7はそのストッパー部に突出したレバー、8は柱体ユニットに溶着したボックス、9は柱体ユニットを軸に背もたれ部を持設したハンドルフレーム、10はハンドルフレームを任意の位置で固定するレバー、11は座面部、12は背もたれ部である。
本考案は、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が、病院や施設などへ外出させる際において、自家用自動車等の座席と車椅子等の歩行車の座席部分に段差が生じるため、利用者の腰などの身体へ負担がかかっているため、これら身体的負担を軽減させることを目的に考案したものであり、高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者が、病院や施設などへ外出させる際において、自家用車等の座席から乗り降りする際の移乗機に関するものである。
1 ベースフレーム
2 キャスタ
3 部材
4 柱体ユニット
5 レバー
6 ストッパー部
7 レバー
8 ボックス
9 ハンドルフレーム
10 レバー
11 座面部
12 背もたれ部
2 キャスタ
3 部材
4 柱体ユニット
5 レバー
6 ストッパー部
7 レバー
8 ボックス
9 ハンドルフレーム
10 レバー
11 座面部
12 背もたれ部
Claims (3)
- 高齢者及び障がい者など自立歩行が困難な被介助者を病院や施設などへ外出させる際に屋内から自家用自動車等の座席もしくは自家用車等の座席から屋内に移動出来る軽量でコンパクトな移乗機であって、該移乗機は、キャスタを有するベースフレームと、該ベースヘレームと基端部を溶着した柱体ユニットと、該柱体ユニットと並置して該ベースフレームに溶着し該移乗機を停止させるための踏動する突出したレバーを有するストッパー部と、該柱体ユニットを軸に回動し介助者のハンドルを形成すべく折曲し背もたれ部を持設したハンドルフレームと、座面を形成する座面部と、体保持及び背もたれとなる背もたれ部からなり、自家用車等のドアを開けた状態で該自家用車等から該移乗機へ移乗する際に該ベースフレームの前方の一端が該自家用車等車両の下方へ潜入し該自家用車等の座席と該移乗機の座面部が並接できることを特徴とする移乗機。
- 被介助者の着座部は、前記ハンドルフレームと、該ハンドルフレームに螺設する前記座面部と前記背もたれ部からなり、該ハンドルフレームが前記柱体ユニットを軸に回動し任意の位置で固定することで、該自家用車等の座席と移乗機の該座面部を並接できる機能を有することを特徴とする請求項1に記載の移乗機。
- 前記柱体ユニットは、凸設するレバーと、該レバーを押動して座面を任意に上下動させるダンパー機能を有する柱体部と、座面を固着し柱体部と連動して回動できるよう溶着した円盤状のプレートからなり、該レバーを押動し座面をワンタッチで任意の高さに上下動させることで、自家用車等の座席と移乗機の該座面部を並接できる機能を有することを特徴とする請求項1に記載の移乗機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015006513U JP3204218U (ja) | 2015-12-04 | 2015-12-04 | 移乗機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015006513U JP3204218U (ja) | 2015-12-04 | 2015-12-04 | 移乗機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3204218U true JP3204218U (ja) | 2016-05-26 |
Family
ID=56069303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015006513U Expired - Fee Related JP3204218U (ja) | 2015-12-04 | 2015-12-04 | 移乗機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3204218U (ja) |
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2015
- 2015-12-04 JP JP2015006513U patent/JP3204218U/ja not_active Expired - Fee Related
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