JP3204140U - 低重心型自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】子供を載せたときに、ハンドル操作に負担が掛らず、且つ自転車の安定走行性を損なうことがない低重心型自転車を提供する。【解決手段】自転車のフレーム2を構成するダウンチューブ10は、その前端が上方に立ち上がる前輪支持部10aを備えて、前輪支持部10aで前輪3のハブ3aと接続されている。そして、ダウンチューブ10は、後端がボトムブラケット25に結合されている。同じくフレーム2を構成するチェーンステイ14は、後方に向けて立ち上がるよう傾斜して配置されて、前端がボトムブラケット25に接続され、後端が後輪4のハブ4Aと接続されている。ダウンチューブ10は、平行に配置される複数のチューブで構成されて、この複数のチューブ上に跨ってチャイルドシート8が取り付けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、子供や荷物を載せることで重心を低くできる低重心型自転車に関する。
自転車は、ハンドルの前部や後部の荷台に荷物を載せたり、或いはチャイルドシートを取り付けて子供を乗せることができるようになっている。
そして、チャイルドシートを自転車に取り付ける場合、図5に示すように、後部荷台にチャイルドシートを載置して取り付けている。しかしながら、後部荷台では運転者は子供に目が届かず、特に幼児であると大いに不安に感じる。
また、図6で示すように、前部荷台でチャイルドシートを支持して、取り付けることも知られている。このように運転者の前部にチャイルドシートを配置する場合には、チャイルドシートを自転車のハンドルに引っ掛けて取り付けるのが一般的である(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特開平10−35557号公報 特開2009−298286号公報
しかしながら、ハンドルにチャイルドシートを引っ掛けて取り付けると、子供の体重がハンドルに掛るためハンドルが重くなり、運転者にとってはハンドル操作がしづらく自転車の走行が不安定となる欠点がある。そして、子供が不意に動いたりしたときは、なおさらハンドル操作が難しい。
しかも、これは後部荷台に取り付ける場合も同様なのであるが、子供を乗せると重心が上方に移動するため自転車がふらつきやすく、転倒或いは大きく傾いたりしたときには、子供が振り落とされる危険性がある。この場合、チャイルドシートは、自転車のサドルに略近い高さに配置されているため、子供は地面の高いところから投げ出されことになって大怪我を負う虞がある。
上記点に鑑みて、本考案は、子供や荷物を載せたときに、ハンドル操作に負担が掛らず、且つ自転車の安定走行性を損なうことがない低重心型自転車を提供することを目的とする。
本考案による低重心型自転車は、トップチューブとダウンチューブとを含むフレームを備える自転車であって、前記トップチューブと前記ダウンチューブとを互いに水平方向に平行となるように配置すると共に、前記ダウンチューブは、前輪及び後輪のそれぞれのハブを結ぶ水平線より低い同じ高さ位置に配置される複数のチューブで構成して成り、複数の前記チューブに跨ってチャイルドシート又は積荷ボックスを配置したことを特徴としている。
この場合、ダウンチューブを前輪及び後輪のそれぞれのハブを結ぶ水平線より低い高さ位置に配置するには、前記ダウンチューブの前端に上方に立ち上がる前輪支持部を備えて、前記前輪支持部を前記前輪の前記ハブと接続するとよい。
そして、前記ダウンチューブの後端はボトムブラケットに結合されており、前端で前記ボトムブラケットに接続されて、後端で前記後輪の前記ハブと接続されるチェーンステイは、後方に向けて立ち上がるよう傾斜して配置するとよい。
また、前記ダウンチューブは、前記チューブどうしの間隔が広い幅広部と間隔が狭い狭小部とから成り、幅広部に前記チャイルドシート又は積荷ボックスを配置するとよい。これにより、チャイルドシート又は積荷ボックスを安定して保持することができる。
さらに、前記狭小部は、サドルの下方に位置させるとよい。これにより、運転者は両足を大きく開かずにすむため、無理のない姿勢で自転車に乗ることが可能となる。
また、前記トップチューブの前端を前記チャイルドシート又は積荷ボックスの背面側に接続するとよい。これにより、前記チャイルドシート又は積荷ボックスの上方はトップチューブが存在しないことから開放されるため、子供の頭がトップチューブに触れることがなく、荷物では高さ方向での寸法制限が緩和されることになる。そして、子供の乗降や荷物の積み下ろしも容易となる。
本考案によれば、自転車の前後輪のそれぞれのハブを結ぶ水平線より低い位置にチャイルドシート又は荷台が取り付けられているため、子供や荷物を載せたとき重心が低くなるので転倒しにくく、自転車の安定走行性を損なうことがない。また、自転車が転倒や大きく傾いたりしても、子供や荷物を乗せた位置から地面までの高さが低いため、子供や荷物に重大なダメージを与える危険性が極めて低くなる。
本考案の実施の形態に係る低重心型自転車の概略構成を説明する側面図を示す。 図1における低重心型自転車のダウンチューブ部分を説明する平面図を示す。 図1における低重心型自転車に子供を乗せた状態を側面図で示す。 本考案の他の実施の形態に係る低重心型自転車を説明する側面図を示す。 チャイルドシートを自転車の後部荷台に取り付けた従来例の説明図を示す。 チャイルドシートを自転車の前部荷台に取り付けた従来例の説明図を示す。
図1は、本考案の実施形態に係わる子供を乗せる低重心型自転車の構成を概略的に示している。
図1において、自転車1は、フレーム2と、フレーム2の前部に回転自在に取り付けられる前輪3と、フレーム2の後部に回転自在に取り付けられる後輪4と、左右のハンドル9を保持するハンドルステム5と、運転者が着座するためのサドル6と、駆動系ユニット7と、チャイルドシート8とを主要な構成要素として備えている。
フレーム2は、自転車1の進行方向に沿って水平に配置されるダウンチューブ10と、ダウンチューブ10の上方にあって、ダウンチューブ10とは平行に配置される一本のトップチューブ11と、前輪3を支える左右一対のホーク足を下方に有するフロントホーク12と、ハンドルステム5とフロントホーク12とを接続し、ハンドル9の動きをフロントホーク12を通して前輪3に伝達するヘッドチューブ13と、ダウンチューブ10のそれぞれの後端部から後方に延伸している左右一対のチェーンステイ14と、ダウンチューブ10のそれぞれの後端部から後方に向け傾斜して立ち上がり、サドル6の配置位置でトップチューブ11と接続されている左右一対のシートチューブ15と、チェーンステイ14の後端から前方に向けて立ち上がり、サドル6の配置位置でトップチューブ11と接合されている左右一対のシートステイ16とから構成されている。トップチューブ11は、その先端部がヘッドチューブ13の中間部分に接合されることで、フレーム2を支える。
ダウンチューブ10は、図2で示すように、前輪3を挟み左右一対のチューブ10a,10bで構成されており、このチューブ10a,10bどうしの間隔は、チャイルドシート8が跨って取り付けられる幅広部Wと、サドル6の下方に位置する狭小部Nとがある。幅広部Wはチャイルドシート8を安定的に保持可能なよう、例えば、300mm程度に設定するとよい。そして、狭小Nは、運転者が足を大きく開くことなく着座できる間隔に設定される。
そして、一対のダウンチューブ10とトップチューブ11との間には、チャイルドシート8の背もたれ板8Aが固設される一対の背もたれステイ19を設けている。チューブ10a,10bは、背もたれステイ19を境にそれぞれが自転車1の走行方向での中心線に向けて折り曲げられて、幅広部Wと狭小部Nとに分けられている。
前輪3のハブ3Aは、その両端がフロントホーク12のホーク足で支持されると共に、一対のダウンチューブ10の前端部をそれぞれ上方に立ち上げた前輪支持部10aの先端にても支持されている。この場合、前輪支持部10aによるハブ3Aの支持は、ダウンチューブ10の水平部分とハブ3Aを繋ぐステイ17によって補強されている。
ダウンチューブ10の後端部はボトムブラケット25に接続されて、チェーンステイ14は、後方に向け立ち上がるよう傾斜して配置されており、後端部が後輪4のハブ4Aに接続されている。よって、ダウンチューブ10は、前後輪3,4のそれぞれのハブ3A,4Aを結ぶ水平線より低い高さ位置で平行に配置される。
そして、前後輪の各ハブ3A,4Aには、荷物籠26,27をそれぞれ支持するための一対のステイ28,29をそれぞれ設けて、自転車1の前後部で荷物を積むことも可能にしている。
チェーンステイ14によって保持される駆動系ユニット7は、チェーンホイール20と、スプロケット21と、チェーン22と、自由端部にペダル23が装着される左右一対のクランクアーム24と、この一対のクランクアーム24を互いに連結するボトムブラケット25などを備える従来周知の構成である。
上記構成の自転車1は、チャイルドシート8は、前後輪の各ハブ3A,4Aを結ぶ水平線から前輪支持部10aの垂直の寸法だけ低い位置に配置されるため、ダウンチューブ10とトップチューブ11との間には、子供が座るチャイルドシート8を設置するには充分なスペースが確保されている。そして、子供をチャイルドシート8に乗せたとき、自転車は重心が低くなって安定する。
また、チャイルドシート8の後方部分での一対のダウンチューブ10どうしの間隔は、少なくとも後輪4の幅が収まる寸法であればよいため狭くなっており、運転者は、がに股とならず無理のない姿勢でペダル23を漕ぐことができる。そして、運転者は、シートチューブ15とシートステイ16とは、ダウンチューブ10どうしの間隔が狭い領域での長手方向の寸法分の余裕があるために、図3に示すように、ペダル23を漕いだとき運転者の膝が背もたれ板8Aに当たることもない。
図4は、チャイルドシート8に乗せる子供が大きい場合や子供を乗降させるとき容易なように、トップチューブ11のチャイルドシート8と重なる部分を取り除いた実施形態を示している。
この実施形態においては、背もたれステイ19の上端はトップチューブ11の先端部で接合されている。したがって、トップチューブ11の先端はチャイルドシート8の背面側までしか延び出しておらず、チャイルドシート8の上方は開放されることになる。
そして、チャイルドシート8の前面板8Bの左右の上端には、それぞれヘッドチューブ13に接合されるシート保持チューブ18が設けられている。これにより、この例でのトップチューブ11は、背もたれステイ19とチャイルドシート8とシート保持チューブ18とを介してヘッドチューブ13に接続されることで、フレーム2を支えている。
以上、詳述した本考案に係わる低重心自転車は、子供をチャイルドシートに乗せたとき、自転車の重心が低くなるため、自転車の安定走行性を損なうことがない。そして、自転車が転倒や大きく傾いたりしても、子供が高い位置から振り落とされることがないため安全性が高い。また、子供の重量が直接にはハンドルに掛かることがないため、ハンドルの操縦性も低下させることもない。
尚、上記例では、子供を着座させるチャイルドシートをダウンチューブ上に取り付ける場合で説明したが、積荷ボックスをダウンチューブ上に取り付けてもよい。この場合、自転車の積載量が増やせることができるため、買い物用の自転車として大いに使い勝手が向上する。特に、図4に示す実施態様で積荷ボックスを取り付けた場合には、荷物の高さ寸法の制限を緩和される。
本考案は、子供や荷物を乗せたとき低重心となる自転車に関するもので、産業上の利用可能性を有する。
1 自転車
2 フレーム
3 前輪
3A ハブ
4 後輪
4A ハブ
8 チャイルドシート
10 ダウンチューブ
10A 前輪支持部
14 チェーンステイ
25 ボトムブラケッ
W 幅広部
N 狭小部

Claims (6)

  1. トップチューブとダウンチューブとを含むフレームを備える自転車であって、
    前記トップチューブと前記ダウンチューブとを互いに水平方向に平行となるように配置すると共に、前記ダウンチューブは、前輪及び後輪のそれぞれのハブを結ぶ水平線より低い同じ高さ位置に配置される複数のチューブで構成して成り、
    複数の前記チューブに跨ってチャイルドシート又は積荷ボックスを配置したことを特徴とする低重心型自転車。
  2. 前記ダウンチューブの前端は、上方に立ち上がる前輪支持部を備えて、前記前輪支持部を前記前輪の前記ハブと接続したことを特徴とする請求項1に記載の低重心型自転車。
  3. 前記ダウンチューブの後端はボトムブラケットに結合されており、
    前端で前記ボトムブラケットに接続されて、後端で前記後輪の前記ハブと接続されるチェーンステイは、後方に向けて立ち上がるよう傾斜して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の低重心型自転車。
  4. 前記ダウンチューブは、前記チューブどうしの間隔が広い幅広部と間隔が狭い狭小部とから成り、幅広部に前記チャイルドシート又は積荷ボックスを配置したことを特徴とする請求項1に記載の低重心型自転車。
  5. 前記狭小部はサドルの下方に位置させたことを特徴とする請求項4に記載の低重心型自転車。
  6. 前記トップチューブの前端を前記チャイルドシート又は積荷ボックスの背面側に接続することで、前記チャイルドシート又は積荷ボックスの上方を開放させたことを特徴とする請求項1に記載の低重心型自転車。
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