JP3204139U - 生花用包装体 - Google Patents

Abstract

【課題】 収容した生花を外部から見ることができ、収容した生花が蒸れたりすることなく長期間収容しておくことが可能で、生花を収容した状態のまま水遣りを行うことができる、組み立てと開閉が容易な生花用包装体を提供する。【解決手段】 透明な合成樹脂を材料に用い、収容した生花を外部から見ることを可能にし、通気孔８を設け、鉢花を長期間収容しておくことを可能にし、水遣り孔９を設け、鉢花を収容した状態で水遣りをすることを可能にし、一体型成形体とすることで容易に組み立てることを可能にし、スナップフィット７を設け、容易に開閉することができるように設計した。【選択図】図１

Description

本考案は、内部に生花等を収容するのに用いられる合成樹脂製の生花用包装体に関するものである。

これまで、花卉商品を包装するために空気孔を備えた、組み立てが容易な一体型の厚紙製収納箱（特許文献１参照）や、合成樹脂製で通気性を確保した生花用容器（特許文献２参照）等が提示されている。しかし、合成樹脂製で、鉢花を収容したまま水遣りが可能で、開閉が容易な一体型の生花用包装体がなかった。

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本考案は、容器に収容した生花を外部から見ることが可能で、包装体の内側が曇ったり収容した生花が蒸れたりすることなく長期間収容しておくことが可能で、生花を収容した状態のまま水遣りを行うことが可能で、組み立てと開閉が容易な生花用包装体を提供することを目的とする。

本考案は、課題を解決するために次の手段をとる。透明な合成樹脂を材料に用いることで収容した生花を外部から見ることを可能にし、側面に２つの通気孔８を設けることで、鉢花を長期間収容しておくことを可能にし、背面に水遣り孔９を設けることで、鉢花を収容した状態で水遣りをすることを可能にし、一体型成形体とすることで容易に組み立てることを可能にし、スナップフィット７を２ヶ所設けることで容易に開閉することができるように設計した。

透明な合成樹脂を材料として用いることで、収容した生花を外部から見ることが可能になり、水に濡れても強度が落ちることがない。背面に水遣り孔９を設けることで、鉢花を収容した状態でも水遣りをすることが可能になる。花器台３の底部に水抜きの孔は空いておらず、適量の水遣りを行った場合、鉢底より水が流れ出ても容器の底部に留まり、外部に漏れ出ることはない。側面に２つの通気孔８を設けることで、収容した生花からの蒸散や鉢からの蒸発によって容器の内側が曇ったり、収容した生花自体が蒸れてしまったりすることなく、長期間収容しておくことが可能になる。また、一体型成形体とすることで、部品点数が一点のみとなり、容易に組み立てることが可能になり、スナップフィット７を２ヶ所設けることで接着剤等を使うことなく、繰り返し容易に開閉することが可能になる。

本考案の斜視図である。 本考案の展開図である。 本考案の側面図である。

図１のように、花器に入れた生花を花器台３に設置する。前面板１と背面板２を設置した生花を挟むように重ねあわせ、スナップフィット７で係止する。このとき、花器支持部４が花器を前後から支持することで花器が安定し、カプセル部５の中心に花が位置することでディスプレイ効果が高まる。側面に通気孔８が２ヶ所設けてあるため、この状態で長期間ディスプレイしておくこともでき、持ち運びたい場合は把手６に手をかけて持ち運ぶことできる。水遣りをする場合は、背板に空いた水遣り孔９より水遣りを行う。

１ 前面板
２ 背面板
３ 花器台
４ 花器支持部
５ カプセル部
６ 把手
７ スナップフィット
８ 通気孔
９ 水遣り孔

Claims (1)

1. 透明の合成樹脂からなり、収容した生花を外部から見ることができ、通気孔を備え長期間生花を収容しておくことが可能で、生花を収容した状態のまま水遣り孔より水遣りが可能な、一体型成形体で組み立てが容易で、スナップフィットを備え、繰り返し容易に開閉できる、生花用包装体。

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