JP3204015U - 分級機のクリーニング機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】スリットからの噴射圧を平均化させ、スクリーンの目詰まりを防止し易くすることのできる分級機のクリーニング機構を提供すること。【解決手段】分級機の基本的な構成は、ケーシング1の一側部に供給口5を設け、該供給口5に面してスクリーン2を設け、該スクリーンの気流の流れ方向下手側に回転翼4を設けて気流で搬送する粉体を分級出来るように構成され、且つ、該スクリーン2の気流の流れ方向下手側の裏面に、前記回転翼4と同芯で回転するエアー導管にエアーノズルを設け、該エアーノズルのスリット3aから噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーン2をクリーニングするように構成されている。前記エアーノズルは、その回転中心から前記ケーシング1の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズルと、該長尺ノズルよりも短い少なくとも1本の短尺ノズルとで構成される。【選択図】図2
Description
本考案は、粉体の分級に用いる分級機のクリーニング機構の改良に関する。
粉体の分級に、スクリーンを用いて行う方式があり、一般にブロワシフターと呼ばれている。そして、この種の機種は、ハイボルター(商品名)、ミクロシフター(商品名)と呼称されているものもある。また、粒度測定器にも同様の構成が備えられており、本考案は、この種の測定器も対象とする。
この種の分級機は、ケーシングの一側部に供給口を設け、該供給口に面してスクリーンを設け、該スクリーンの気流の流れ方向下手側の裏面に、回転するエアー導管にエアーノズルを設け、該エアーノズルのスリットから噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーンをクリーニングするように構成されている。
この種の分級機は、ケーシングの一側部に供給口を設け、該供給口に面してスクリーンを設け、該スクリーンの気流の流れ方向下手側の裏面に、回転するエアー導管にエアーノズルを設け、該エアーノズルのスリットから噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーンをクリーニングするように構成されている。
即ち、分級すべき粉体は、付着性の強いもの湿度により付着性が強くなるものなど種々であり、また、湿度に弱いからその多くはスクリーンの目詰まりを来す。そして、スクリーンの目開きが細かくなると目詰まりが起き易い。従って、分級性能を最適に維持するには、常にスクリーンの目詰まりに注意しなければならい。
そこで、スクリーンの目詰まりを解消するべく、一般にエアーノズルによる吹き飛ばしによるクリーニング手段が講じられている。
そこで、スクリーンの目詰まりを解消するべく、一般にエアーノズルによる吹き飛ばしによるクリーニング手段が講じられている。
上述した従来技術としては、例えば、下記の文献が挙げられる。
特開2010−54488 特開平8−126848
上述した従来技術にあっては、次の問題が発生していた。先ず、分級作業効率を上げようとして、粉体の供給を増やすとスクリーンへの付着が増加して目詰まりを起こす危険が増大し、特に、付着性の高い粉体や、スクリーの目が細かい場合には、粉体供給量を抑制して運転しなければならない。
さもなければ、エアーノズルからの噴出エアー圧を上げる等の手段を講じることになるが、この場合は、圧縮空気の消費量が増え、運転コストが上がることになる。
さもなければ、エアーノズルからの噴出エアー圧を上げる等の手段を講じることになるが、この場合は、圧縮空気の消費量が増え、運転コストが上がることになる。
そこで、本考案者は、上記従来技術における問題点について原因究明と研究を行ったところ、エアーノズルによるクリーニングの問題点に着眼した。
即ち、図7及び図8に示すように、前記回転翼の中心に繋がるエアーノズルは、回転その中心から半径方向に延びる筒体(チューブ)で、そこに長手方向に沿ってスリットが刻設されているのであるが、ここに高圧空気が流れると先端(半径方向の外側端)で止まり、高い圧力の状態が生じて該先端近傍のスリットから勢いよく噴出されることになり、その結果、半径方向の中程、及び中心側に行くほどスリットの噴出圧力が低下することになり、スクリーンの外周側部分は綺麗になっても、中心側では目詰まりを来すことになって、クリーニング効果が落ちることが分かった。
即ち、図7及び図8に示すように、前記回転翼の中心に繋がるエアーノズルは、回転その中心から半径方向に延びる筒体(チューブ)で、そこに長手方向に沿ってスリットが刻設されているのであるが、ここに高圧空気が流れると先端(半径方向の外側端)で止まり、高い圧力の状態が生じて該先端近傍のスリットから勢いよく噴出されることになり、その結果、半径方向の中程、及び中心側に行くほどスリットの噴出圧力が低下することになり、スクリーンの外周側部分は綺麗になっても、中心側では目詰まりを来すことになって、クリーニング効果が落ちることが分かった。
この際、前記スリットの開口面積を、先端側と中心側で変えて(先端側を小さく、中心側を大きくする)、圧縮エアーの量を調整することも考えられるが、この方法であると、エアーの噴出量の均一化を図ることは可能だが、中心側の噴射速度が低下してしまって、クリーニング作用が劣ることになる。また、逆に、先端側を大きく、中心側を小さくする方法を採るとスクリーンの外周側での払落し作用が落ちることになる。
本考案は、上述の現状に鑑み、簡単な構造改良でありながら、スリットからの噴射圧を平均化させ、スクリーンの目詰まりを防止し易くすることのできる分級機のクリーニング機構を提供することを目的とする。
本考案にかかる分級機のクリーニング機構は、上記目的を達成するために、
ケーシング(1)の一側部に供給口(5)を設け、該供給口(5)に面してスクリーン(2)を設け、該スクリーン(2)の気流の流れ方向下手側の裏面に、回転するエアー導管(6)にエアーノズル(3)を設け、該エアーノズル(3)のスリット(3a)から噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーン(2)をクリーニングするように構成された分級機のクリーニング機構であって、
前記エアーノズル(3)を、その回転中心から前記ケーシング(1)の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズル(3A)と、該長尺ノズル(3A)よりも短い少なくとも1本の短尺ノズル(3B)とで構成し、
前記長尺ノズル(3A)のスリット(3a)を、その半径方向の外側部位にのみ形成し、
前記短尺ノズル(3B)のスリット(3a)を、その回転中心側部位又はその全長に形成してある、
という手段を講じたものである。
ケーシング(1)の一側部に供給口(5)を設け、該供給口(5)に面してスクリーン(2)を設け、該スクリーン(2)の気流の流れ方向下手側の裏面に、回転するエアー導管(6)にエアーノズル(3)を設け、該エアーノズル(3)のスリット(3a)から噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーン(2)をクリーニングするように構成された分級機のクリーニング機構であって、
前記エアーノズル(3)を、その回転中心から前記ケーシング(1)の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズル(3A)と、該長尺ノズル(3A)よりも短い少なくとも1本の短尺ノズル(3B)とで構成し、
前記長尺ノズル(3A)のスリット(3a)を、その半径方向の外側部位にのみ形成し、
前記短尺ノズル(3B)のスリット(3a)を、その回転中心側部位又はその全長に形成してある、
という手段を講じたものである。
本考案によれば、長短二種のノズルを回転可能に設けるという極めて簡単な構造改変でもって、多量の圧縮エアーを消費することなく、所定の圧力でスクリーンの目詰まりを効率よく解消できるに至ったものである。
本考案のその他の利点は以下の実施例の説明から明らかになろう。
本考案のその他の利点は以下の実施例の説明から明らかになろう。
本考案の実施に際しては、前記長尺ノズル(3A)と短尺ノズル(3B)が、その回転中心から放射状に所定の回転角を隔てて伸びる少なくとも各2本で構成されている、のが好ましい。
このように構成すると、合計4本の長短ノズルでもって、回転しながら噴射を行ってスクリーンをクリーニングすることになり、同じ個所に対して回転による極く短時間に2度噴射を行うことで、目詰まりを綺麗に取ることができる。
このように構成すると、合計4本の長短ノズルでもって、回転しながら噴射を行ってスクリーンをクリーニングすることになり、同じ個所に対して回転による極く短時間に2度噴射を行うことで、目詰まりを綺麗に取ることができる。
また、2本の前記長尺ノズル(3A)は、その回転中心を通る方向に伸び、該長尺ノズル(3A)から90度の回転角で、更にもう一組の長尺ノズル(3A)が設けられ、前記短尺ノズル(3B)が、前記長尺ノズル(3A)の間で、45度の回転角を隔ててそれぞれ一対設けられている、のが好ましい。
このように構成すると、等間隔での設置で、長短ノズルの回転に伴うモーメントを、回転中心を中心する点対象での回転でバランスが採り易くなり、回転に伴う芯ブレを回避できて、噴射の位置を安定させると共にトラブルを未然に回避できる。
このように構成すると、等間隔での設置で、長短ノズルの回転に伴うモーメントを、回転中心を中心する点対象での回転でバランスが採り易くなり、回転に伴う芯ブレを回避できて、噴射の位置を安定させると共にトラブルを未然に回避できる。
以下、本考案の好適実施例について、図面(図1から図4)を参照して詳述する。
この実施例の分級機は、大麦粉の分級を行うもので、分級処理能力が、600KG/hrのものを想定している。ここでのクラスの分級機は、ケーシングの直系が956mmのもので、そのスクリーンは、400メッシュ(41ミクロン)のものが使用されている。図1において、10は集塵機、11はブロワ(排風機)である。
この実施例の分級機は、大麦粉の分級を行うもので、分級処理能力が、600KG/hrのものを想定している。ここでのクラスの分級機は、ケーシングの直系が956mmのもので、そのスクリーンは、400メッシュ(41ミクロン)のものが使用されている。図1において、10は集塵機、11はブロワ(排風機)である。
この分級機の基本的な構成は、ケーシング(1)の一側部に供給口(5)を設け、該供給口(5)に面してスクリーン(2)を設け、該スクリーンの気流の流れ方向下手側に回転翼(4)を設けて気流で搬送する粉体を分級出来るように構成され、且つ、該スクリーン(2)の気流の流れ方向下手側の裏面に、前記回転翼(4)と同芯で回転するエアー導管(6)にエアーノズル(3)を設け、該エアーノズル(3)のスリット(3a)から噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーン(2)をクリーニングするように構成されている。
前記回転翼(4)は、排風能力が、30立方米/minのもので、その直径が1200mmで、前記ケーシング(1)の周側部の開口から排風する構成とされ、ここから外部の集塵機(10)に接続され、集塵機(10)のブロワ(11)によって吸引がなされる。
この回転翼(4)は、同芯状の2重管構造で軸受されており、内部には、エアー導管(6)が回転自在に内装され、該エアー導管(6)の内端部にエアーノズル(3)が設けられ、その外端にエアーの供給口が設けられ、エアー源(12)に接続されている。ここから供給される圧縮エアは、ここでは、5気圧(又は0.5Mpa)のものとされている。12、13は、前記回転翼(4)及びエアー導管(6)を駆動するための駆動プーリーであり、外部原動機に連動連結されている。14は、エアー供給端子である。
この回転翼(4)は、同芯状の2重管構造で軸受されており、内部には、エアー導管(6)が回転自在に内装され、該エアー導管(6)の内端部にエアーノズル(3)が設けられ、その外端にエアーの供給口が設けられ、エアー源(12)に接続されている。ここから供給される圧縮エアは、ここでは、5気圧(又は0.5Mpa)のものとされている。12、13は、前記回転翼(4)及びエアー導管(6)を駆動するための駆動プーリーであり、外部原動機に連動連結されている。14は、エアー供給端子である。
前記エアーノズル(3)は、ここでは、直径21.7mmの導管(図3,4のものの寸法とする)で構成され、長短のもので構成される。
即ち、前記エアーノズル(3)を、その回転中心から前記ケーシング(1)の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズル(3A)と、該長尺ノズル(3A)よりも短い少なくとも1本の短尺ノズル(3B)とで構成される。前記長尺ノズル(3A)は、長さが475mm(図3,4のものの寸法とする)で、短尺ノズル(3B)は、213mm(図3,4のものの寸法とする)にされている。
即ち、前記エアーノズル(3)を、その回転中心から前記ケーシング(1)の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズル(3A)と、該長尺ノズル(3A)よりも短い少なくとも1本の短尺ノズル(3B)とで構成される。前記長尺ノズル(3A)は、長さが475mm(図3,4のものの寸法とする)で、短尺ノズル(3B)は、213mm(図3,4のものの寸法とする)にされている。
そして、前記長尺ノズル(3A)のスリット(3a)を、その半径方向の外側部位にのみ形成し(ここでは、170mm)(図3,4のものの寸法とする)、前記短尺ノズル(3B)のスリット(3a)を、その回転中心側部位又はその全長に形成してある(ここでは、170mm)(図3,4のものの寸法とする)。前記スリット(3a)は、幅が0.3mm(図3,4のものの寸法とする)とされている。
上記構成によれば、エアー導管(6)を通って回転する長尺ノズル(3A)に入った圧縮エアは、その外端部のスリット(3a)のみから噴出されるので、短い距離ではあるが、圧力変化の少ない状態で噴射でき、スクリーン(2)の外周部位のクリーニング作用を行うことができる。
また、短尺ノズル(3B)についても、その全長にスリット(3a)が存するも、短い距離で噴射が行われるので、そこで圧力変化は抑えることができ、優れたクリーニング作用を行う事が出来る。
このように、長短ノズルによって、スクリーン(2)の半径方向でクリーニング域を分けて分担するとい方法を採ることで、噴射圧力を半径方法において極力一定化させて、目詰まり防止を確実に行うことが出来るのである。
また、短尺ノズル(3B)についても、その全長にスリット(3a)が存するも、短い距離で噴射が行われるので、そこで圧力変化は抑えることができ、優れたクリーニング作用を行う事が出来る。
このように、長短ノズルによって、スクリーン(2)の半径方向でクリーニング域を分けて分担するとい方法を採ることで、噴射圧力を半径方法において極力一定化させて、目詰まり防止を確実に行うことが出来るのである。
(第1の別態様)
図5に示すのは、中型機のノズル構造を示すもので、長短ノズルを正面視で十字を呈するように設けたものである。即ち、前記長尺ノズル(3A)と短尺ノズル(3B)が、その回転中心から放射状に所定の回転角、45度を隔てて伸びる少なくとも各2本で構成されている。
具体的には、2本の前記長尺ノズル(3A)は、その回転中心を通る方向に伸び、該長尺ノズル(3A)から90度の回転角で、更にもう一組の長尺ノズル(3A)が設けられ、前記短尺ノズル(3B)が、前記長尺ノズル(3A)の間で、45度の回転角を隔ててそれぞれ一対設けられている。
この中型機は、長尺ノズル(3A)の寸法が、直径で、610mmであり、短尺ノズル(3B)は、350mmとされている。図示から分かるように、長短ノズルの噴射軌跡が半径方向において少し重複するように設定されている。
図5に示すのは、中型機のノズル構造を示すもので、長短ノズルを正面視で十字を呈するように設けたものである。即ち、前記長尺ノズル(3A)と短尺ノズル(3B)が、その回転中心から放射状に所定の回転角、45度を隔てて伸びる少なくとも各2本で構成されている。
具体的には、2本の前記長尺ノズル(3A)は、その回転中心を通る方向に伸び、該長尺ノズル(3A)から90度の回転角で、更にもう一組の長尺ノズル(3A)が設けられ、前記短尺ノズル(3B)が、前記長尺ノズル(3A)の間で、45度の回転角を隔ててそれぞれ一対設けられている。
この中型機は、長尺ノズル(3A)の寸法が、直径で、610mmであり、短尺ノズル(3B)は、350mmとされている。図示から分かるように、長短ノズルの噴射軌跡が半径方向において少し重複するように設定されている。
(第2の別態様)
図6に示すのは、大型機のノズル構造を示すものであり、ここでは、長尺のノズル(3A)を正面視で十字を呈するように配置し、短尺ノズル(3B)と中尺ノズル(3C)を正面視で十字を呈するように2本ずつ、前記長尺のノズル(3A)と位相を45度ずらせて設けるようにしている。即ち、長尺のノズル(3A)及び短尺ノズル(3B)が都合8本設けられていることになる。
図6に示すのは、大型機のノズル構造を示すものであり、ここでは、長尺のノズル(3A)を正面視で十字を呈するように配置し、短尺ノズル(3B)と中尺ノズル(3C)を正面視で十字を呈するように2本ずつ、前記長尺のノズル(3A)と位相を45度ずらせて設けるようにしている。即ち、長尺のノズル(3A)及び短尺ノズル(3B)が都合8本設けられていることになる。
この大型機は、長尺ノズル(3A)の寸法が、直径で、950mmであり、中尺ノズル(3C)の長さは、688mmであり、短尺ノズル(3B)は、426mmとされている。
上述した長短ノズルの配置は、回転バランスを考慮したものであるが、回転バランスが採れ得るのであれば、長短ノズルの本数、その放射回転角度は、適宜選択してよい。
また、回転バランスを無視して、各1本の長短ノズルを、その回転中心を中心とした点対象に配置する構成としても本考案の目的は達成できる。
上述した長短ノズルの配置は、回転バランスを考慮したものであるが、回転バランスが採れ得るのであれば、長短ノズルの本数、その放射回転角度は、適宜選択してよい。
また、回転バランスを無視して、各1本の長短ノズルを、その回転中心を中心とした点対象に配置する構成としても本考案の目的は達成できる。
何れにしても、上記構成によれば、エアー導管(6)を通って回転する長尺ノズル(3A)に入った圧縮エアは、その外端部のスリット(3a)のみから噴出されるので、短い距離ではあるが、圧力変化の少ない状態で噴射でき、スクリーン(2)の外周部位のクリーニング作用を行うことができる。
このように、長短ノズルによって、スクリーン(2)の半径方向でクリーニング域を分けて分担するとい方法を採ることで、噴射圧力を半径方法において一定化させて、目詰まり防止を確実に行うことが出来るのである。
このように、長短ノズルによって、スクリーン(2)の半径方向でクリーニング域を分けて分担するとい方法を採ることで、噴射圧力を半径方法において一定化させて、目詰まり防止を確実に行うことが出来るのである。
本考案は、ブロワシフターの分級機に好適で、簡単な構造改良によってクリーニング効果を向上させることができ、既存の分級機の一部構造の改良で済むので、各種の粉体に適用できて、その応用範囲は広い。
1:ケーシング
2:スクリーン
3:エアーノズル
3A:長尺ノズル
3B:短尺ノズル
3a:スリット
4:回転翼
5:供給口
6:エアー導管
2:スクリーン
3:エアーノズル
3A:長尺ノズル
3B:短尺ノズル
3a:スリット
4:回転翼
5:供給口
6:エアー導管
Claims (3)
- ケーシング(1)の一側部に供給口(5)を設け、該供給口(5)に面してスクリーン(2)を設け、該スクリーン(2)の気流の流れ方向下手側の裏面に、回転するエアー導管(6)にエアーノズル(3)を設け、該エアーノズル(3)のスリット(3a)から噴出する圧縮エアーの噴射によって前記スクリーン(2)をクリーニングするように構成された分級機のクリーニング機構であって、
前記エアーノズル(3)を、その回転中心から前記ケーシング(1)の内側に近接する長さの少なくとも1本の長尺ノズル(3A)と、該長尺ノズル(3A)よりも短い少なくとも1本の短尺ノズル(3B)とで構成し、
前記長尺ノズル(3A)のスリット(3a)を、その半径方向の外側部位にのみ形成し、
前記短尺ノズル(3B)のスリット(3a)を、その回転中心側部位又はその全長に形成してある、
ことを特徴とする分級機のクリーニング機構。 - 前記長尺ノズル(3A)と短尺ノズル(3B)が、その回転中心から放射状に所定の回転角を隔てて伸びる少なくとも各2本で構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の分級機のクリーニング機構。 - 2本の前記長尺ノズル(3A)は、その回転中心を通る反対方向に伸び、該長尺ノズル(3A)から90度の回転角で、更にもう一組の長尺ノズル(3A)が設けられ、前記短尺ノズル(3B)が、前記長尺ノズル(3A)の間で、45度の回転角を隔ててそれぞれ一対設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の分級機のクリーニング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000817U JP3204015U (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | 分級機のクリーニング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016000817U JP3204015U (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | 分級機のクリーニング機構 |
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JP3204015U true JP3204015U (ja) | 2016-05-12 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110304714A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-10-08 | 北京首创股份有限公司 | 一种适用于mbbr工艺的拦网清洗装置 |
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2016
- 2016-02-03 JP JP2016000817U patent/JP3204015U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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