JP4612084B2 - 遠心ファン、及び、それを用いた空気流体機械 - Google Patents

遠心ファン、及び、それを用いた空気流体機械 Download PDF

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Description

本発明は、遠心ファン、及び、当該遠心ファンを搭載して空気の排出、供給を行う送風機器などの空気流体機械に関するものであり、より詳細には、広い風量範囲において、高い効率を得ると共に、当該遠心ファンから発生する騒音の低減をも可能にするための構成に関する。
従来の遠心ファンは、例えば、以下の特許文献1にも示されるが、一般に、かかる従来の遠心ファンは、添付の図11及び図12に示すように、モータ回転軸と連結する主板1と、同主板1の対向位置に設けられた環状のシュラウド2と、主板1とシュラウド2との間に、周方向へ沿って間隔をあけて設けられた複数枚の羽根3とから構成されており、そして、前記羽根の前縁3aは、シュラウドの吸込径より内径に位置しており、他方、後縁3bは主板の外周縁に位置するようになっている。
特開2003−206892号
即ち、従来の遠心ファンでは、前記シュラウド2から流入した空気が、前記羽根3の表面での流れの剥離を発生させると共に、前記後縁側3bで回転方向と逆方向となる逆流現象を生じる。これらの剥離現象と逆流現象は、常に発生するものであり、これが効率の低下や騒音の増加を招く原因である。これらの現象による影響を低減するため、前記羽根3と前記シュラウド2との接合部は、前記羽根3と前記主板1との接合縁部に対して、回転方向側にオフセットして接合されており、加えて、前記羽根3の先端部は回転方向側に傾斜するようになっている。これにより、回転時における前記羽根3の負圧面側での剥離現象を及び逆流現象の発生を極力防止する構造となっている。
一般に、騒音を低減するには、遠心ファンの回転数を低下させるのが最も効果的であり、上記構成においても、遠心ファンの回転数を低下させると、吹出される空気の静圧は低下するが、しかしながら、それと共に、風量の低下を招く懸念があった。そのため、風量の低下を招くことなく、かつ、騒音を低減できる遠心ファンが求められている。
また、前記遠心ファンでは、要求される運転風量が1つの場合が多く、そのため、当該要求された運転風量で設計を行うことによって、高効率化や低騒音化を実現することが行われていた。しかし、設計された風量と実際の運転状態とが異なった場合は、羽根の入口形状が吸込流れに追従できなくなる。そのため、羽根前縁3aから大規模な剥離渦が発生し、羽根入口の面積を狭くすると共に、羽根3の負圧面側の剥離現象が大きくなり、大きな騒音が発生し、更には、送風効率が低下するといった懸念があった。
そこで、本発明では、上述した従来技術における問題点に鑑み、上述した固定された風量だけではなく、使用者が要求する任意の運転風量においても低騒音と高効率とを満足するため、広い風量での運転範囲においても、ファン内部での剥離現象を抑制し、かつ、高効率で低騒音である遠心ファンを提供すると共に、当該遠心ファンを用いた送風機器などの空気流体機械を提供することをその目的とする。即ち、広い運転範囲でファン内部での剥離現象を抑制し、高効率かつ低騒音化を図ること可能にする技術を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、まず、吸込口を形成する環状のシュラウドと、当該シュラウドに対向して配置された主板、前記シュラウドと前記主版との間に周方向に配置された複数枚の羽根とを備え、軸方向から吸引した空気を径方向に昇圧して吐出する遠心ファンにおいて、前記羽根は、その前縁形状が軸方向の略中央位置に凹形状部を有し、かつ、前記主板及び前記シュラウド側に、各々、凸形状部を有するように形成されている遠心ファンが提供される。
また、本発明では、前記に記載された遠心ファンにおいて、更に、前記羽根は、前記シュラウド側の前縁が前記主板側の前縁に比べて回転方向に前進していることが好ましく、更には、前記羽根は、前記羽根の主板に接する位置での羽根取付角度が当該半径位置の増大に伴って2つの変曲点を有すると共に、前記シュラウドに接する位置での羽根取付角度が1つの変曲点を有するように形成されていることが好ましい。更には、前記羽根は、その後縁形状が回転方向に凸形状と凹形状を有するように形成されていることが好ましい。
加えて、本発明によれば、筐体内に流路を形成すると共に、当該筐体の一部に回転駆動手段を備えると共に、当該回転駆動手段に前記の遠心ファンを取り付け、もって、空気の排出、供給を行う送風機器が提供される。
上述した本発明になる遠心ファンとそれを用いた空気流体機械によれば、広い運転範囲でファン内部での剥離現象を抑制することにより、固定された風量(設計点)だけではなく、使用者が要求する任意の運転風量においても低騒音と高効率とを満足することが出来、そのため、広い風量での運転範囲においても、ファン内部での剥離現象を抑制し、かつ、高効率で低騒音である遠心ファンを提供すると共に、当該遠心ファンを用いた送風機器などの空気流体機械を提供することが可能となるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら、詳細に説明を加える。
<実施例1>
まず、本発明の実施例1になる遠心ファンと、それを用いた空気流体機械の一例としてのファンフィルタユニットについて、添付の図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る羽根を備えた遠心ファン17を示す斜視図であり、図2(a)は、その正面図を、そして、図2(b)は、その側面図を示す。また、図3は、本発明に係る遠心ファン17を構成する羽根3の、シュラウドとの接触面(図4の3dを参照)及び主板との接触面(図4の3cを参照)での、羽根取付角度分布を示すグラフである。更に、図4は、図1の遠心ファン17の羽根3の側面図であり、そして、添付の図5には、前記遠心ファン11を備えた流体機械の実施例として、ファンフィルタユニット13の断面図を示す。
まず、本発明に係る遠心ファン17は、図1や図2(a)及び(b)にも示すように、円盤状の主板1と、この主板1に対向して設けられ、平板の素材から円環状に、その中心部に吸込口4を有するように形成されたシュラウド2とを備えており、そして、これら主板1とシュラウド2の間には、その円周方向において、一定の間隔を置いて設置された、複数枚(本例では、5枚)の羽根3により構成されている。
なお、上記の羽根3は、例えば金属平板の素材を用いて形成されており、当該羽根の圧力面を平面、或いは、なだらかな凹凸面で形成されている。また、これらの羽根3は、上述した主板1とシュラウド2との間に、それぞれに設けた固定構造(例えば、カシメ構造やリベットによる結合を含む)によって、取り付けられている。
また、前記羽根3の前縁3aは、図1及び図2(a)に示すように、吸込口4の内径側におけるシュラウド3との接触部5aが、主板1との接触部5bに比べて、回転方向に前向きに位置するように、即ち、前向きに傾いている。
他方、前記羽根3の後縁3bでは、図1及び図2(b)に示すように、前記シュラウド3との接触部5cは、主板1との接触部5dに比べて、回転方向に前向きになっている。加えて、前記羽根3の後縁3bは、羽根出口高さ「Z」の略1/3の位置で回転方向に進む形状となっている。なお、本例では、この羽根出口高さ「Z」をファン外周直径「D」で割ったファン出口幅比Z/Dを、0.18としており、即ち、遠心ファンの形態としては、当該ファンを搭載するファンフィルタユニットの装置高さを抑えるため、比較的小さい値を採用している。
さらに、図2(a)において、羽根3の任意の位置と中心軸とを結ぶ直線6に対する直交線7を引き、当該直交線7と羽根3の外面での接線8とが為す角度を、羽根取付角度「β」とすると、図3に示すように、主板内径(即ち、主板1上における吸込口4の内径側)における羽根3の取付角度は、シュラウド最小内径における羽根取付角度よりも大きく設定されている。そして、主板1に接する羽根3の取付面3cの取付角度「β」は、図3の実線曲線で示すように、外径に向かう(半径Rの増大)に従って増加して羽根出口角度(図に破線の直線で示す:例えば50゜)と略同角度に達し、その後、当該点を内径側変曲点9aとして、主板内径における羽根角度よりも小さくな値まで低下し、外径側変曲点9bに達する。そして、この外径側変曲点9bを過ぎると、主板1に接する羽根3の取付面3cの取付角度「β」は、再び、外径に向かう(半径Rの増大)に従って増加する。すなわち、主板1に接する羽根3の取付面3cの取付角度分布は、外径に向かうに従って、2つの変曲点9a、9bを有するように設定される。
次に、シュラウド2に接する羽根3の取付面3dの取付角度は、図3の破線曲線で示すように、シュラウド最小内径から外径に向かうに従って増加し、シュラウド変曲点10を迎え、その後、主板1に接する羽根3の取付面3cの取付角度の増加よりも小さい割合でで羽根出口角度に向け(半径Rの増大に従って)増加する。すなわち、シュラウド2に接する羽根3の取付面3dの取付角度分布は、外径に向かうにつれて、1つの変曲点10を有するように設定されている。
また、図3からも明らかなように、本実施例では、羽根取付角度「β」の上記シュラウド変曲点10への到達と、上記主板1側での外径側変曲点9bへの到達とは、略同一の径において得られるようになっており、より具体的には、ファン外周直径Dに対して略0.85Dの位置となるよう設定されている。また、主板1側での外径側変曲点9bでは、その羽根取付角度「β」がシュラウド変曲点10での取付角度よりも小さくなるように設定することにより、主板側の負荷を小さくし、もって、ファン内部での流れの一様化を図っている。
さらに、前記羽根3の前縁形状3aは、添付の図4に示すように、羽根高さHの略中央位置(H/2)に凹形状を有すると共に、当該凹形状部から主板1側及びシュラウド2側に、それぞれ、凸形状を有している。すなわち、かかる羽根3の前縁形状3aによれば、主板1からシュラウド2に向け(即ち、その高さ方向に)、一旦、その半径(図2(a)の符号6を参照)が小さくなり、その後、羽根高さの半分で大きくなり、そして、再度、その半径が若干小さくなり、その後はシュラウドまで半径が増加した形状となっており、換言すれば、前記羽根3の前縁形状3aは、ギリシャ文字の“ε”に似た形状を有している。
また、前記羽根3の前縁形状3aは、上記図4にも示すように、主板1側において凸部を形成する部分の当該主板1からの立ち上がり角度は、シュラウド2側において凸部を形成する部分の当該シュラウドへの側の立ち下がり角度と略同一となるように設定されており、その一例として、本実施例では、吸込口を形成する面と平行な水平面に対して略45゜の角度としている。
以上に詳述した遠心ファン17の構成によれば、設計時において設定される風量点において、前記羽根3の前縁形状3aが、シュラウド2側での位置が主板1側での位置に比べて回転方向に前進しており、即ち、前向きに傾いていることにより、吸込流れの速度分布に適切に対応できるようになり、もって、シュラウド2側での流れが剥離し難くなる。
更に、上記に加えて、上述したように、前記羽根3の羽根取付角度(即ち、上記主板1側とシュラウド2側における取付面3c、3dでの取付角度「β」、図3を参照)に、変曲点(内径側変曲点9a、外径側変曲点9b、シュラウド変曲点10など)を採用することにより、前記羽根3の前半側での仕事量および後半での仕事量を増加することが出来ると共に、当該羽根3内部での速度変化を一様にすることをも可能にして羽根内部で生じる剥離現象を抑制することが出来る。
更には、特に、設計において考慮されていない風量が小さい風量点においても、従来の遠心ファンではその前縁で生じる大規模な剥離渦を、前記羽根3の前縁3aに設けた、高さ方向略中央位置に形成した凹形状部と、そして、シュラウド2側と主板1側とに各々設けた凸部とにより、小規模な剥離渦へと、その規模を縮小することが出来ると共に、当該剥離渦を、主板1側とシュラウド2側とに分離することにより、当該渦が形成されて遮蔽されることに起因する羽根入口直後の面積の低減を抑制することが可能となる。
即ち、上述した構造により得られる以上の作用によれば、設計における風量点だけでなく、特に、低風量域をも含む広い風量範囲においても、高効率・低騒音化を図ることが可能な遠心ファンを提供することが出来る。
また、以上の構成によれば、主板1とシュラウド2と複数枚の羽根3との間には空気流路が形成され、かかる構成の遠心ファン17を所定の回転で運転することにより、吸込口4から流入した空気はその羽根3で押し出され、もって、所定の処理風量を得ることが出来る。
続いて、添付の図5には、上述した遠心ファンを用いた空気流体機械の一例としてのファンフィルタユニットを示す。なお、このファンフィルタユニット13は、上述した遠心ファン17により空気を昇圧してフィルタ15を通過させ、もって、空気中の塵埃やボロンやリンなどの有機系のガスを当該フィルタ15で除去する装置である。
このファンフィルタユニット13は、図にも明らかなように、基本的には、本体ケース14と、空気を清浄するフィルタ15とから構成されており、そして、当該本体ケース14には、モータ16を固定するモータベース18が設けられており、当該モータの回転軸には前記遠心ファン17が取り付けられて回転駆動される。また、本体ケース14には、遠心ファン17に流れを誘引するためのマウスリング19、及び、当該遠心ファンから出た空気の流れを整流するためのベース20が、それぞれ、取り付けられている。
即ち、この図5に示すファンフィルタユニットによれば、大気、もしくは、その中の塵埃を取り除いていない空間からの空気21は、上記遠心ファン17により内部に吸い込まれ、その後、当該遠心ファン17から吐出された空気の流れは、モータベース20と本体ケース14の内壁からなる流路内で一様化され、更には、本体ケース14内の側壁に衝突して曲げられた後、フィルタ15により清浄化されて、清浄化したい空間内へ吹出される。
続いて、添付の図6により、上述した本実施例になる遠心ファン17を利用したファンフィルタユニットにより得られた試験結果を、例えば、上記図11及び図12に示した従来の遠心ファンとの比較により、以下に示す。なお、この図6においては、風量を横軸として、ファン静圧(図6(a))、ファン静圧効率(図6(b))、騒音レベル(図6(c))についての試験結果を示している。
これらの図6(a)〜(c)に示すように、上述した本実施例になる遠心ファン17によれば、従来品に比べ、設計時における風量点での静圧は変わらないが、静圧効率が増加し、また、騒音はほぼ同一であることがわかる。一方、設計時の風量点よりも風量が小さい領域では、静圧増加および静圧効率が向上していることがわかる。さらに、騒音については、設計時の風量点よりも風量が小さい領域において、大幅にその低減が可能であることがわかる。すなわち、図(a)〜(c)に示す結果から、本実施例によれば、設計時での風量点だけでなく低風域をも含めた広い流量域において、遠心ファンの高効率・低騒音化を図ることができることが分かる。
更に、上述した本実施例になる遠心ファン17について、設計点での効率が改善している効果を調べるために、数値解析による羽根の揚力比較を図7に示す。なお、この図7は、試験状態を模擬した数値解析結果から羽根にかかる揚力(L)を同半径で積分した結果であり、この図により、羽根の仕事量を見ることができる。即ち、図7より、従来品に比べて、本実施例では、半径の小さいところで仕事量が増えていることが分かる。また、半径の略中央部から外径に向かうに従って、羽根の仕事量である羽根揚力(L)は、従来品と同等程度まで低下するが、しかしながら、外径側では、やはり、仕事量が増えていることが分かる。これは、主板側の羽根取付角度に起因するもので、羽根取付角度を変化させたことで、羽根の仕事量が増え効率が向上していることによる。
次に、上述した本実施例になる遠心ファン17において、特に、低風量領域での騒音低減に寄与する構造、即ち、上記羽根3の前縁3aの形状が流れ場へ及ぼす影響について、添付の図8を用いて説明する。図8(a)には、本実施例での非設計点風量における羽根3の前縁3a付近での流れと渦の軌跡の模式図を示すと共に、比較のために、図8(b)には、従来品における流れと渦の軌跡を示している。なお、これら図8(a)及び(b)の模式図は、試験状態を模擬した数値解析結果を基にした模式図であり、羽根3の前縁3aから生じる剥離渦11aの中心を破線で示し、かつ、その周りの流れ12を、矢印を有する実線により示している。
これらの図によれば、従来品(図8(b))では、前縁3aからシュラウド2側剥離渦11aが発生し、周辺の流れ12が大きく発達し、吸込口付近では、羽根3の負圧面側を塞いでいることがわかる。他方、本実施例(図8(a))では、主板1からシュラウド2に向け、即ち高さ方向において一旦、その半径(図2(a)の符号6を参照)が小さくなり、その後、羽根高さの半分で大きくなり、そして、再度、その半径が若干小さくなり、その後はシュラウドまで半径が増加した形状となっている前記羽根3の前縁形状3a、即ち、“ε”に似た形状の羽根3の前縁3aの形状によれば、羽根3の前縁3aから発生する剥離渦11が、シュラウド側剥離渦11aと主板側剥離渦11bの、2本となっていることがわかる。また、羽根3の前縁3aの凸部で発生した剥離渦の周辺の流れ12は、従来品に比べて小さくなり、羽根の負圧面側での塞ぐ面積が緩和されており、もって、負圧面側の流れの制御ができていることがわかる。
以上より、本実施例1によれば、設計された風量点においては、羽根3における吸込口径4のシュラウドの前縁5aが、主板の前縁5bに比べて回転方向に前向きに位置していることで、吸込流れの速度分布に対応できるようになり、これにより、シュラウド側の流れが剥離しにくくなる。さらに、羽根取付角度の変曲点を用いることで、羽根の前半側での仕事量及びその後半の仕事量を増すことができると共に、当該羽根内部での速度の変化を一様化することができ、もって、羽根内部で生じる剥離現象を抑制できる。更には、特に、風量が小さい非設計点においては、従来の遠心ファンの前縁で生じる大規模な剥離渦を、羽根3の前縁3aに形成したシュラウド2側と主板1側での凸部の働きによって主板側とシュラウド側に分け、それぞれ小規模な剥離渦とすることができる。即ち、遠心ファンの前縁で生じる剥離渦の規模を縮小し、もって、羽根3の入口直後での吸込面積の低減を抑制することが出来る。
そして、以上の作用によれば、設計点だけでなく、低風量域においても、遠心ファンの高効率・低騒音化を図ることができる。また、ファン出口の近傍に障害物などが存在する場合には、羽根からの流出流との干渉により騒音が増加はするが、羽根の後縁が周方向にシフトしていることから、当該障害物との流れの干渉に時間的ずれが生じて羽根の卓越周波数音が抑制され、もって、騒音の音色の改善にも貢献できる。また、特に、上記遠心ファンを用いた空気流体機械の一例としてのファンフィルタユニット13は、通常、数年間、連続して運転されるため、そのフィルタ15に埃が付着し、そのため、当該フィルタにおける圧力損失は、年々、増加することとなる。即ち、そのため、ファンフィルタユニットでは、設計点よりも風量が低下した状態での運転となることが考えられる。しかしながら、上述した本発明の遠心ファンを用いることによれば、従来のファンに比べて、騒音増加や効率低下が少なく、かつ、広い範囲において高い効率を維持でき、更には、省電力化にも貢献できることとなる。
<実施例2>
続いて、以下には、本発明の他の実施の形態である実施例2について、添付の図9を用いて説明する。なお、この図9は、特に、本発明に係る羽根を備えた遠心ファン17を示す側面図である。
図にも明らかなように、本実施例になる遠心ファン17は、図1や図2と同様に、主板1と、この主板1に対向して設けられると共に、平板の素材からその一部に吸込部4を有するように形成された、所謂、シュラウド2とを備えており、上記主板1とシュラウド2の間には、更に、円周方向において一定の間隔を置いて設置された複数枚(本例では、5枚)の羽根3により構成されている。なお、この羽根3についても、上記と同様に、例えば、金属平板の素材を用いて、羽根の圧力面を、平面又はなだらかな凹凸面で形成されており、そして、主板1とシュラウド2に設けた固定構造(例えば、カシメ構造やリベットによる結合)により取り付けられている。
また、前記羽根3における吸込口径4のシュラウドの前縁5aは、主板の前縁5bに比べて回転方向に前向きに位置し、前向きに傾いている。さらに、前記羽根の前縁形状3aは、上記の図3にも示すように、羽根高さHの略中央位置(H/2)に凹形状を有し,主板及びシュラウド側に凸形状を有している。すなわち、主板からシュラウドに向け、高さ方向に、一度半径が小さくなり、羽根高さの半分で、一度大きくなり、再度半径が若干小さくなり、シュラウドまで半径が増加した形状となっており、前縁形状がギリシャ文字の“ε”に似た形状をしている。
さらに、本実施例2においては、特に、前記羽根3の後縁3bのシュラウド側は、図9に示すように、主板1側からシュラウド2側にわたって、回転方向に対して凸部と凹部を設けてある。即ち、羽根出口高さZの略1/2で変曲点をもち、主板側で回転方向に凸、かつ、シュラウド側で凹の、略“S”字形状となっている。これは、主板1側での仕事量を確保するために、即ち、上記の図2と同様に、回転方向に凸な形状としたものである。また、シュラウド2側の凹形状は、上記の図8に示すように、羽根3の前縁3aで生じたシュラウド2側での剥離渦の成長を更に抑制するためであり、これによりシュラウド2側の翼間面積を小さくしている。
上述した羽根3の構成にあっては、前述のように、設計された風量点において、吸込口4の内径での羽根3のシュラウド側の前縁5aが、主板側での前縁5bに比べて回転方向に前進し(上記図1及び図2(a)を参照)、即ち、前向きに傾いていることで、吸込流れの速度分布に対応できるようになり、シュラウド側の流れが剥離しにくくなる。更には、風量が小さい非設計点においては、従来の遠心ファンの前縁で生じる大規模な剥離渦を、高さ方向の略中央位置に形成した凹形状3aと、前縁のシュラウド側と主板側のそれぞれの凸状部(即ち、“ε”形状)により、小規模な剥離渦の規模を縮小できると共に、主板側とシュラウド側に分かれることで、渦が形成されて遮蔽する羽根直後の面積の低減を抑制できる。加えて、羽根3の後縁形状3bが回転方向に凸形状および凹形状(即ち、“S”字形状)になっていることで、その渦を導き、羽根3に入った後の渦の軌道を制御することで、羽根3の負圧面側で生じる剥離現象を抑制できる。以上の作用により、設計点だけではなく、更には、低風量域においても、遠心ファンの高効率・低騒音化をはかることが可能となる。
以上の構成によれば、主板1とシュラウド2と複数枚の羽根3との間には、空気流路が形成され、そして、このように構成された遠心ファンを所定の回転で運転することで、吸込口4から流入した空気が羽根3の羽根で押し出されて処理風量を得ることができる。
添付の図10(a)〜(c)により、実施例2での試験結果を、従来品との比較により示す。なお、これらの図においては、風量を横軸とし、他方、縦軸は、それぞれ、ファン静圧(図10(a))、ファン静圧効率(図10(b))、騒音レベル(図10(c))を示している。これらの試験結果からも明らかなように、上記の実施例2になる遠心ファンによれば、に従来品に比べ、設計点での静圧は変わらず、静圧効率が増加しており、かつ、騒音は同一であることがわかる。また、設計点風量よりも風量が小さい領域では、静圧増加および静圧効率が向上していることが分かる。更に、騒音に関しては、設計点風量よりも風量が小さい領域においても、設計点と同様に、低減することが可能であることが分かる。
すなわち、上記図10(a)〜(c)に示す結果より、本実施例によれば、設計点だけでなく、低風量域においても、遠心ファンの高効率・低騒音化をはかることができる。また、ファン出口に障害物などが近い場合、羽根流出流れとの干渉により騒音が増加するが、しかしながら、羽根3の後縁3bが周方向にシフトしている(即ち、“S”字形状)ことから、障害物との流れの干渉に時間的ずれが生じて羽根の卓越周波数音が抑制でき、騒音の音色の改善にも貢献できる。加えて、ファンフィルタユニットは、数年間連続運転されるため、フィルタに埃が付き、フィルタの圧力損失が年々増加する。このため、設計点よりも風量が低下した状態での運転となることが考えられ、本発明の遠心ファンを用いることにより、従来ファンに比べて、騒音増加や効率低下がなく、かつ、広い範囲で、高い効率を維持でき、そのため、省電力化に貢献できる。
以上、ファンフィルタユニットに搭載される遠心ファンとして実施例を説明してきたが、例えば、空調機器などの他の機器に用いられる場合でも、広い範囲で効率が高く、省電力化に貢献できる。
本発明に係る羽根を備えた遠心ファン(実施例1)の全体構造を示す斜視図である。 上記遠心ファン(実施例1)の正面図及び側面図である。 上記遠心ファン(実施例1)のシュラウド及び主板接触面での羽根取付角度分布を示す図である。 上記遠心ファン(実施例1)の羽根の拡大側面図である 上記遠心ファン(実施例1)を備えたファンフィルタユニットの断面図である。 上記本発明の遠心ファン(実施例1)の風量−静圧特性、風量−効率特性、風量−騒音特性を、従来の遠心ファンとの比較により示した図である。 上記本発明の遠心ファンの揚力特性を数値解析した結果を、従来の遠心ファンの羽根との比較により示した図である。 上記本発明に係る遠心ファンの前縁形状が、非設計点風量において及ぼす渦とその発生規模を、従来の遠心ファンとの比較により示す模式図である。 上記本発明に係る遠心ファン(実施例2)を示す側面図である。 上記遠心ファン(実施例2)の風量−静圧特性、風量−効率特性、風量−騒音特性を、従来の遠心ファンとの比較により示した図である。 従来の遠心ファンを示す正面図である。 従来の遠心ファンを示す側面図である。
符号の説明
1…主板、2…シュラウド、3…羽根、3a…前縁、3b…後縁、3c…羽根の主板に接する面、3d…羽根のシュラウドに接する面、4…吸込口、5…吸込口における羽根位置、6…羽根位置と中心軸を結ぶ線、7…6に直交する線、8…羽根形状の接線、9…羽根取付角度の変曲点、9a…内径側変曲点、9b…外径側変曲点、10…シュラウド変曲点、11…前縁で生じる剥離渦、11a…シュラウド側剥離渦、11b…ハブ側剥離渦、12…剥離渦の周辺流れ、13…ファンフィルタユニット、14…本体ケース、15…フィルタ、16…モータ、17…遠心ファン、18…モータベース、19…マウスリング、20…ベース。

Claims (3)

  1. 吸込口を形成する環状のシュラウドと、当該シュラウドに対向して配置された主板、前記シュラウドと前記主との間に周方向に配置された複数枚の羽根とを備え、軸方向から吸引した空気を径方向に昇圧して吐出する遠心ファンにおいて、
    前記羽根は、その前縁形状が軸方向の略中央位置に凹形状部を有し、かつ、前記主板及び前記シュラウド側に、各々、凸形状部を有し、前記シュラウド側の前縁が前記主板側の前縁に比べて回転方向に前進しており、
    前記羽根の主板に接する位置での羽根取付角度が当該半径位置の増大に伴って2つの変曲点を有すると共に、前記シュラウドに接する位置での羽根取付角度が1つの変曲点を有するように形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  2. 吸込口を形成する環状のシュラウドと、当該シュラウドに対向して配置された主板、前記シュラウドと前記主板との間に周方向に配置された複数枚の羽根とを備え、軸方向から吸引した空気を径方向に昇圧して吐出する遠心ファンにおいて、
    前記羽根は、その前縁形状が軸方向の略中央位置に凹形状部を有し、かつ、前記主板及び前記シュラウド側に、各々、凸形状部を有し、前記シュラウド側の前縁が前記主板側の前縁に比べて回転方向に前進しており、
    前記羽根の後縁形状が回転方向に凸形状と凹形状を有するように形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  3. 筐体内に流路を形成すると共に、当該筐体の一部に回転駆動手段を備えると共に、当該回転駆動手段に前記請求項1または2に記載した遠心ファンを取り付け、もって、空気の排出、供給を行う空気流体機械。
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