JP3203952B2 - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JP3203952B2
JP3203952B2 JP10518294A JP10518294A JP3203952B2 JP 3203952 B2 JP3203952 B2 JP 3203952B2 JP 10518294 A JP10518294 A JP 10518294A JP 10518294 A JP10518294 A JP 10518294A JP 3203952 B2 JP3203952 B2 JP 3203952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像記録装置からビントレイに排出される記録シート
を、複数のビントレイに分配収容する装置、すなわち、
ソータを備えたシート処理装置に関する。前記シート処
理装置は、ソータのビントレイに分配収容されたシート
に対してはステープリング、パンチング等の後処理を行
うことが可能である。
【0002】
【従来の技術】複数のビントレイをシート分配ステージ
に順次移動させて、前記シート分配ステージに配置され
ているビントレイ上にシートを排出するシート処理装置
では、ビントレイ上に分配収容されたシート束を揃える
ため、シート側縁に対して往復移動するタンパ(シート
押圧部材)によりシートをシート揃え壁側に押し付けて
シート揃えを行っている。すなわち、タンパによるタン
ピング(シート揃え動作)を行っている。従来のこの種
のシート処理装置としては、下記の技術が知られてい
る。
【0003】(J01)特開平4−75962号公報記載
の技術 この公報に記載されたものは、分配数分のシートが各ビ
ントレイに排出される毎にシート揃え動作を行ってい
る。 (J02)特開平4−74697号公報記載の技術 この公報に記載されたものは、各ビントレイにシートが
排出される毎にシート揃え動作を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシート揃え方法には次の問題点がある。 (J01)の問題点 前記(J01)の技術は、各ビントレイにシートが排出さ
れる毎に一々シート揃え動作を行わないので、シート分
配収容処理の高速化を図りながら、各ビントレイ内に分
配収容されたシート束のシート揃え(タンピング)を行
っている。この方法では、ソートモードでの分配数分の
シートが各ビントレイに排出された時点では、シート束
のトップシート(一番上のシート)のバラツキが大きい
ままであり、一度のシート揃え動作(タンピング動作)
において揃えなければならないシートのバラツキが大き
くなる。この場合、各ビントレイに排出されたシートの
厚みが分厚く且つシート数(各ビントレイの収容シート
数)がビントレイ収容制限枚数近くになると、記録シー
ト束とビントレイの干渉(接触)等が原因でシート揃え
動作における負荷が増加することがある。このような場
合には、各ビントレイ内のシート束のトップシートが不
揃いになり易かった。
【0005】このため、(J01)の技術におけるシート
揃え手段でビントレイ内の収容シート枚数がビントレイ
収容制限枚数近くになってもシート束のシート揃えを良
好に行うには、紙質(厚み)の違い等により発生する記
録シート束とビントレイとの干渉(接触)を防止するた
めに各ビントレイの間隔を大きく配置しなければなら
ず、シート処理装置が大型化するという問題点があっ
た。
【0006】(J02)の問題点 また、前記(J02)の技術は、各ビントレイに記録シー
トが排出される毎にシート揃え動作を行っているが、ビ
ントレイ移動中に、タンパ(シート押圧部材)をシート
束に接触させてシートを位置決め基準面に押圧してシー
ト揃え動作を行っている。この場合、ビントレイが下方
へ移動中は、シート束の端が持ち上げられてシート束の
シートが不揃いになり易いという問題点があった。
【0007】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)ビントレイにシートが排出される毎にシート揃
え動作(タンピング)を行うシート処理装置において、
シートの分配処理の高速化を図りながら、コンパクトで
シート揃えの良好なシート処理装置を提供すること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0009】(本発明)前記課題を解決するために、本
出願の第1発明のシ−ト処理装置(U1)は、画像形成
装置(U2)から排出されるシート(Si)を収納するビ
ントレイ(Bi)と、ビントレイ(Bi)に収納されたシ
ート(Si)の幅方向に移動してシート(Si)をシート
揃え壁(4)に押付けて幅方向に揃えるタンパ(Ta)
と、前記タンパ(Ta)を幅方向に移動させるタンパ移
動装置(71)と、前記画像形成装置(U2)から排出
されるシート(Si)の幅方向のサイズ情報の信号が画
像形成装置(U2)から伝送されたときにその信号を受
信して前記排出されるシート(Si)の幅方向のシート
サイズを記憶する排出シートサイズ記憶手段(211)
と、前記シートサイズに応じた待機位置(QT1)とシー
ト揃え位置(QS1)との間で前記タンパ(Ta)をシー
ト(Si)幅方向に移動させてタンピング動作を行わせ
るタンパ移動制御装置(212)とを備えたシ−ト処理
装置(U1)において、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(Y01)所定のシートサイズに対応して設定さ
れるシート揃え位置(QS1)として、前記シート揃え壁
(4)からの距離が前記シートサイズよりも小さな精密
シート揃え位置(QS1a)と、前記シート揃え壁(4)
からの距離が前記シートサイズよりも大きな簡略シート
揃え位置(QS1b)とが設定されたこと、(Y02)前記
タンパ移動制御装置(212)は、所定のシートサイズ
に対応して設定されるシート待機位置(QT1)と前記精
密シート揃え位置(QS1a)との間でタンパを往復移動
させる精密タンピング動作実行手段(212d)と、所
定のシートサイズに対応して設定されるシート待機位置
(QT1)と前記簡略シート揃え位置(QS1b)との間で
タンパ(Ta)を往復移動させる簡略タンピング動作実
行手段(212e)と、ビントレイ(Bi)の停止中のタ
ンピング動作では前記精密タンピング動作実行手段(2
12d)を作動させ且つビントレイ(Bi)の降下中のタ
ンピング動作では前記簡略タンピング動作実行手段(2
12e)を作動させるタンピング動作選択手段(212
c)とを備えたこと。
【0010】なお、前記本発明においては、ビントレイ
(Bi)が上昇中のタンピング動作では前記精密タンピ
ング動作実行手段(21d)または前記簡略タンピング
動作実行手段(212e)のどちらかを作動させること
ができる。
【0011】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。前述の特徴を備えた本出願の第1発明のシ−ト処
理装置(U1)では、画像形成装置(U2)から排出され
るシート(Si)は、ビントレイ(Bi)に収納される。
前記画像形成装置(U2)から排出されるシート(Si)
の幅方向のサイズ情報すなわち、排出されるシート(S
i)の幅方向のシートサイズは、排出シートサイズ記憶
手段(211)に記憶される。タンパ移動制御装置(2
12)のタンピング動作選択手段(212c)は、ビン
トレイ(Bi)の停止中のタンピング動作では前記精密
タンピング動作実行手段(212d)を作動させ且つビ
ントレイ(Bi)の降下中のタンピング動作では前記簡
略タンピング動作実行手段(212e)を作動させる。
精密タンピング動作実行手段(212d)は、タンパ
(Ta)を幅方向に移動させるタンパ移動装置(71)
の作動を制御して、前記排出シートサイズ記憶手段に記
憶されたシートサイズに対応して設定されるシート待機
位置(QT1)と精密シート揃え位置(QS1a)との間で
タンパ(Ta)を往復移動させる。前記精密シート揃え
位置(QS1a)は、前記シート揃え壁(4)からの距離
が前記シートサイズよりも小さく設定されているので、
前記精密タンピング動作実行手段(212d)によるタ
ンパ(Ta)の往復移動によりビントレイ(Bi)上のシ
ート(Si)はシート揃え壁(4)に確実に押しつけら
れる。このため、精密なシート揃えが行える。
【0012】前記簡略タンピング動作実行手段(212
e)は、タンパ(Ta)を幅方向に移動させるタンパ移動
装置(71)の作動を制御して、前記排出シートサイズ
記憶手段に記憶されたシートサイズに対応して設定され
るシート待機位置(QT1)と簡略シート揃え位置(QS1
b)との間でタンパ(Ta)を往復移動させる。前記簡略
シート揃え位置(QS1b)は、前記シート揃え壁(4)
からの距離が前記シートサイズよりも大きく設定されて
いるので、前記簡略タンピング動作作実行手段(212
d)によるタンパ(Ta)の往復移動によりビントレイ
(Bi)上のシート(Si)はシート揃え壁(4)との間
に挟まれることはない。したがって、ビントレイ(B
i)の移動中に、前記簡略タンピング動作作実行手段
(212e)によるタンパ(Ta)の往復移動がおこなわ
れても、ビントレイ(Bi)のシート(Si)がビントレ
イ(Bi)から持ち上げられることがない。このため、
ビントレイ(Bi)のシート(Si)がビントレイ(B
i)から持ち上げられることによって生じるシートの不
揃いが発生しなくなる。しかも、簡略タンピング動作実
行手段(212e)による簡略タンピング動作によりビ
ントレイ(Bi)のシート(Si)がある程度揃っている
ので、精密タンピング動作を実行した時に、精密なシー
ト揃えを容易に行えるようになる。
【0013】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の一実施例
を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、以後の説明の理解を容易にするため
に、図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向
に直交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を
前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。
この場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向すなわ
ち、反X方向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y
方向すなわち、反Y方向)は右方、Z方向(上方)と逆
向き(−Z方向すなわち、反Z方向)は下方となる。ま
た、前方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後
方向又はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−
Y方向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方
(Z方向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又は
Z軸方向ということにする。さらに図中、「○」の中に
「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印
を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面
の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0014】図1は本発明のシート処理装置(ソータ)
およびそれに接続される画像記録装置(複写機)の一実
施例の全体斜視図である。図2は前記図1のII−II線断
面図である。図3は同実施例の平断面図である。図4
は、前記各シートサイズに応じたシート揃え位置例えば
QS1に、精密シート揃え位置QS1aと、簡略シート揃え
位置QS1bとがあることを説明するための図である。図
5は同実施例のビントレイ(排出シート収容トレイ)を上
下動させるビントレイ駆動装置の側面図である。図6は
同実施例のビントレイ駆動装置の斜視図である。図7は
同実施例のタンパ移動装置の斜視図である。図8は同実
施例のシート処理装置U1の制御装置を説明するための
図である。図9は前記図8に示したシート処理装置U1
の制御装置C1および画像記録装置U2の制御装置C2が
有する主な機能(本発明に関連する機能)を示す機能ブ
ロック図である。
【0015】図1において、シート処理装置U1が画像
記録装置としての複写機U2に連結されている。このシ
ート処理装置U1のハウジング1は、複写機(画像記録
装置)U2と連結されている側面(図2で右側面)にハ
ウジング1内部に通じる開口2(図1〜3参照)を有
し、反対側(図2,4で左側)には開放されたトレイ収
容部3が上下方向に設けられている。このトレイ収容部
3の前後の側端面(X軸方向の端面)は、前側のシート
揃え壁4及び後側壁5により形成されている。前記シー
ト揃え壁(シートの幅方向の側端縁を揃える際にシート
の側端縁が当接する壁)4には、図3において、垂直方
向(Z軸方向)に長い1本のスロット7が開口し、また
後側壁5には同様に垂直方向に長い2本のスロット8,
9(図3参照)が開口している。
【0016】前記トレイ収容部3には、複写機(画像記
録装置)U2で複写された記録シートを分配収容するビ
ントレイ(排出シート収容トレイ)Biが上下動可能に配
設されている。 (ビントレイBiの形状)次に図3,4によりビントレ
イの形状を説明する。平面形状ほぼ長方形のビントレイ
Biは、シート載置板11を有しており、このシート載
置板11には、前方(X方向)側辺のほぼ中央にシート
把持用切欠き12が形成され、その後方(−X方向)側
にタンパ用開孔13が形成されている。前記シート載置
板11の右側端縁にはビントレイBiに排出されるシー
トの排出方向の後端(−Y方向の端)の位置決めを行う
シート後端当接壁14が立設されるとともに、右側側辺
の前側にはコーナ部にコーナステープリング用切り欠き
15が設けられている。またシート載置板11の右側部
分には、前後方向の中央部を挟んで各1箇所ずつ第1デ
ュアルステープリング用切り欠き16および第2デュア
ルステープリング用切り欠き17が形成されている。
【0017】ビントレイBiのシート載置板11の前側
側辺には係合ピン18が、後側側辺の右側には係合ピン
19が外側に突出するように取り付けられている。ま
た、図5においてシート載置板11の後側側辺の左側の
下面にはV字型支持アーム21が固着され、そのV字の
角部には係合ピン22が同様に外側に突出するように取
り付けられている。そして、平板状のシート載置板11
は、右側に向かって斜め下方に傾斜されるとともに、前
側にも僅かに斜め下方に傾斜して配置され、排出された
シートの位置が右側かつ前側に移動し易く(すなわち、
紙揃えが行われ易く)なっている。前記符号11〜22
で示された要素からビントレイBiが構成されている。
【0018】なお、ビントレイBiの形状および上下動
機構の詳細については後述する。前記複数段設けられた
ビントレイBiの前記タンパ用開孔13(図1,3参
照)全てを貫通する平板状タンパTaが垂直に設けられ
ている。タンパTaは前後方向(X軸方向)に往復動し
てビントレイBiに分配収容されたシートSi(図2,
3,5参照)をハウジング1のシート揃え壁4に押圧し
(図3参照)幅方向(前後方向、すなわち、X軸方向)
に揃える機能を有している。また、ハウジング1頂部に
は、ソーティングをしない場合に使用されるノンソート
用トレイTo(図1,2参照)が配設されている。
【0019】図2において、ハウジング1底部下面に
は、キャスタ24が設けられ、シート処理装置U1は移
動自在となっている。そして、複写機U2とシート処理
装置U1とが接続している部分上部では、複写機U2側に
はシート搬出口26が、シート処理装置U1側にはシー
ト搬入口27が開口している。複写機U2で複写された
シートSi(図2参照)は、前記シート搬出口26から
シート搬入口27を介して、ハウジング1内部に搬入さ
れる。この搬入されたシートSiの搬送路を切換える切
換ゲート28は、ゲートソレノイド29(図8参照)に
よって回動するように構成されている。そして、前記搬
入されたシートSiは、切換ゲート28の回動位置によ
り、下方にあるソータ用シート搬送路31または上方に
あるノンソータ用シート搬送路32のいずれかに搬入さ
れる。
【0020】図2に示された切換ゲート28の回動位置
では、シートSiはソータ用シート搬送路31に搬入さ
れて、シート分配ステージS1にあるビントレイBiまで
搬送される。また、前記図2に示す位置から切換ゲート
28が時計方向に回動すると、シートSiは、ノンソー
タ用シート搬送路32に搬入されて、ノンソート用トレ
イToまで搬送される。前記ソータ用シート搬送路31
には搬送ローラ33および排出ローラ34等が設けられ
ており、ノンソータ用搬送路32には搬送ローラ35お
よび排出ローラ36等が設けられている。これらの各ロ
ーラ33〜36は、ローラ駆動モータ37(図8参照)
によって駆動されるようになっている。また、前記排出
ローラ34の上流側には、シート出口センサ38が設け
られており、前記排出ローラ36の上流側にはシート出
口センサ39が設けられている。
【0021】図2,3において、ビントレイBi上のシ
ートの有無を検出するために、ビントレイBiの前記コ
ーナステープリング用切欠15(図3参照)を検出光が
上下に通過するように、ハウジング1内部上方にシート
有無検出器41(図2参照)の発光素子42が、また下
方にシート有無検出器41の受光素子43が配設されて
いる。この発光素子42の斜め下方には、最上部のビン
トレイBiが上限位置に達したことを検出する上限位置
センサ44が、またこの上限位置センサ44の下方のハ
ウジング1底部付近に、最下部のビントレイBiが下限
位置に達したことを検出する下限位置センサ45および
ビントレイBiのホーム位置を検出するビンホーム位置
センサBhが設けられている。
【0022】図2,3,4において、シート分配ステー
ジS1の下方には後処理ステージS2が配置され、後処理
ステージS2に存在するビントレイBi上のシートSiを
ステープリングするステープラ装置(後処理装置)U11
がこのビントレイBiの右側に隣接して配設されてい
る。このステープラ装置U11は左右方向(Y軸方向)お
よび前後方向(X軸方向)に往復動可能であるが、それ
については後述する。
【0023】(ビントレイBiの上下動機構)前記側面
4,5に開口する前記スロット7,8,9(図3参照)
の内側には、図5に示すカムスクリュウ46,47,4
8が回転自在に垂直に配置されている。ビントレイBi
の前記各係合ピン18,19,22は、前記スロット
7,8,9を貫通して、ハウジング1内部に突出し、前
記カムスクリュウ46,47,48の溝46a,47
a,48aに係合している。このカム溝46a,47
a,48aのピッチは一定ではなく、前述のシート分配
ステージS1および後処理ステージS2に対応した箇所の
ピッチは他の部分よりも大きく設定されている。このカ
ムスクリュウ46,47,48の下端部には各々プーリ
51,52,53(図6参照)が設けられ、これらプー
リ51,52,53にはタイミングベルト54(図5,
5参照)が掛け渡されている。プーリ53には二本のベ
ルト54,56が上下に掛けられている。下方の駆動ベ
ルト56は、ハウジング1下部に固定されたステッピン
グモータ等の正逆回転可能なビントレイ駆動用モータ5
7の駆動プーリ58に掛け渡されている。
【0024】したがって、ビントレイ駆動部としてのビ
ントレイ駆動用モータ57が駆動され、駆動プーリ5
8、駆動ベルト56、プーリ53およびタイミングベル
ト54が回転すると、カムスクリュウ46,47,48
が同期して回転する。そしてビントレイ駆動用モータ5
7に800パルスの信号が入力されると、カムスクリュ
ウ46,47,48がそれぞれ1回転し、ビントレイB
iは1ピッチ上昇または下降する。
【0025】(タンパTa)次に図1,5,6によりタ
ンパTaについて説明する。タンパTaは、前記ビントレ
イBiのタンパ用開口13を上下に貫通する板状部材で
あり、その上下両端部は前後方向(X軸方向)に延びる
スクリューシャフト61,62に螺合するナット部材6
3,64に連結されている。前記ナット部材64には右
方(−Y方向)に延びる位置検出用プレート65が設け
られている。図7から分かるように、前記スクリューシ
ャフト61,62は、シート処理装置U1の図示しない
フレームよって回転自在に支持されており、その後端部
にはそれぞれプーリ67,68が固着されている。前記
シート処理装置U1の図示しないフレームに固定支持さ
れたタンパ移動用パルスモータ71の出力軸にはプーリ
72,73が固着されている。前記プーリ67および7
2間にはタイミングベルト74が掛け回されており、前
記プーリ68および73間にはタイミングベルト75が
掛け回されている。
【0026】したがって、前記タンパ移動用パルスモー
タ71により前記スクリューシャフト61,62が回転
すると、タンパTaは前記ナット部材63,64および
位置検出用プレート65と共に前後方向(X軸方向)に
移動するように構成されている。前記位置検出用プレー
ト65の移動経路には、タンパTaのホーム位置すなわ
ち基準位置Q0(図3参照)を検出するためのホーム位
置センサSNtが配置されている。タンパTaは通常はホ
ーム位置Q0に配置されているが、ビントレイBiにシー
トSiが排出される度に前記シートSiを前記シート揃え
壁4(図1,3参照)に押圧してシート揃えを行う際、
図3に例示するシートサイズに応じた待機位置QT1,Q
T2と揃え位置QS1,QS2との間で往復移動する。例えば
ビントレイBiに収容されるシートの幅がA4サイズの
シートの長い方の長さの場合、すなわち、A4L(A4
Long)の場合は、図3の待機位置QT1とシート揃え位
置QS1との間で往復移動し、B5L(B5 Long)の場
合は、図3の待機位置QT2とシート揃え位置QS2との間
で往復移動するように構成されている。なお、この明細
書において例えば、A4S(A4 Short)は、搬送さ
れてビントレイBiに収容されるA4サイズのシートの
幅(搬送方向に垂直な長さ)がA4サイズのシートの短
い方の長さである場合を意味するものとする。
【0027】図4は、前記各シートサイズに応じたシー
ト揃え位置例えばQS1に、精密シート揃え位置QS1a
と、簡略シート揃え位置QS1bとがあることを説明する
ための図である。なお、図4には図示していないが、前
記シート揃え位置QS2についても、精密シート揃え位置
QS2aと、簡略シート揃え位置QS2bが設定されている。
図4において、幅方向のシートサイズA4Lに対応して
設定されるシート揃え位置QS1としては、前記シート揃
え壁4(図1,3参照)からの距離が前記シートサイズ
よりも3mm小さな精密シート揃え位置QS1aと、前記シ
ート揃え壁からの距離が前記シートサイズよりも2mm大
きな簡略シート揃え位置QS1bとが設定されている。そ
してシートサイズA4Lのシートの場合、精密タンピン
グ動作では前記待機位置QT1と精密シート揃え位置QS1
aとの間でタンパTaの往復移動が行われ、簡略タンピン
グ動作では前記待機位置QT1と簡略シート揃え位置QS1
bとの間でタンパTaの往復移動が行われるようになって
いる。そして、前記簡略タンピング動作はビントレイB
iが移動中のタンピングで実行され、前記精密タンピン
グ動作はビントレイBiが停止中、または上昇中のタン
ピングで実行されるようになっている。なお、これらに
ついては後で詳述する。
【0028】前記タンパTaの位置、すなわち前記タン
パTaのホーム位置センサSNt(図7参照)からの移動
距離は、タンパ移動用パルスモータ71に印加されるパ
ルス数をカウントすることによって検出されている。し
たがって、タンパTaが前記図3に示す待機位置QT1,
QT2およびシート揃え位置QS1(精密シート揃え位置Q
S1aおよび簡略シート揃え位置QS1b;図4参照),QS2
(精密シート揃え位置QS2aおよび簡略シート揃え位置
QS2b;図示せず)等に到達したことはホーム位置セン
サSNtからのタンパTaの移動距離によって検出されて
いる。
【0029】(ステープラ装置U11)次に図2,3,5
によりステープラ装置U11について説明する。図2,
3,5において、ビントレイBiの右側縁に沿ってステ
ープラガイド板81がハウジング1に固定されている。
このステープラガイド板81は長手方向にガイド孔82
が形成されている。図5において、ステープラガイド板
81上に支持された第1移動台車83は、前記ステープ
ラガイド板81の上方に配置される上側プレート83
a、下方に配置される下側プレート83b、およびそれら
を連結する部材等から構成されている。この第1移動台
車83は、上側プレート83aの上面に設けられたステ
ープラ移動用モータ84により上側プレート83a下面
に設けられたローラを駆動することによりステープラガ
イド板81上を長手方向に移動するように構成されてい
る。図3において、前記第1移動台車83は、前記ビン
トレイBiのコーナステープリング用切り欠き15、第
1デュアルステープリング用切り欠き16、および第2
デュアルステープリング用切り欠き17にそれぞれ対応
した位置P0,P1,P2に停止するように構成されてい
る。すなわち、前記ステープラガイド板81には、前記
位置P0,P1,P2に対応して第1移動台車用位置セン
サ83i(i=0,1,2、図8参照)が設けられてお
り、第1移動台車83は前記位置センサ83iにより検
出された位置で停止するように制御される。
【0030】前記第1移動台車83の下側プレート83
bの下面にはステープラ進退用モータ86およびこのス
テープラ進退用モータ86によって前記ビントレイBi
に向かって進退移動する第2移動台車87が支持されて
おり、この第2移動台車87には、ステープラ88およ
びこのステープラ88にステープリング動作を行わせる
ステープル駆動モータ89(図8参照)が支持されてい
る。したがって、前記第2移動台車87、ステープラ8
8およびステープラ駆動モータ89は、ステープラ進退
用モータ86により一体的に進退移動するように構成さ
れている。そして、前記第2移動台車87がビントレイ
Biに向かって前進した進出位置および後退した退避位
置は、図8に示すステープラ進出位置検出器91および
ステープラ退避位置検出器92により検出されている。
前記シート処理装置U1のビントレイBi、タンパTa、
およびステープラ装置U11等の動作はシート処理装置制
御装置C1(図8参照)により制御されている。
【0031】(シート処理装置U1および複写機U2の制
御装置C1,C2)図8は前記実施例のシート処理装置U
1の制御装置C1、および、シート処理装置U1に接続さ
れた画像記録装置U2の説明図である。シート処理装置
U1のの制御装置C1の中央処理装置(以下、CPUと呼
ぶ)161は、入出力インターフェース162を介して
複写機(画像記録装置)U2の制御装置C2のマスターC
PU163と接続されている。また、シート処理装置U
1内部のROM165、RAM166、クロック167
にも接続されている。このROM165には、シート処
理装置U1の各構成部材を制御する一連の制御プログラ
ムが記憶されている。RAM166はデータをCPU1
61との間で交換しながら記憶する。クロック167は
CPU161の作動タイミングをとるためのクロックパ
ルスを発振する。
【0032】前記RAM166には電源でバックアップ
されたメモリが含まれており、その電源バックアップメ
モリ部分には、シートサイズに応じたタンピング位置を
決定するためのデータ(すなわち、タンパTaのホーム
ポジションQ0から各シートサイズのシートに対するタ
ンピング待機位置までの移動距離およびシートサイズ等
のデータで、図10のテーブルに示されたデータ)、排
出シート収容トレイTo,Biの最大収容枚数等、が記憶
されている。
【0033】前記CPU161は、入力インターフェイ
ス168を介して、図2に示す前記シート出口センサ3
8,39、シート有無検出器41、上限位置センサ4
4、下限位置センサ45、第1移動台車位置センサ83
i(i=1,2,3)、ステープラ進出位置検出器9
1、ステープラ退避位置検出器92、タンパホーム位置
センサSNt、等に接続されている。
【0034】また図8において、シート処理装置U1の
制御装置C1のCPU161は、出力インターフェイス
169を介して前記ゲートソレノイド29を駆動するソ
レノイド駆動回路171に接続され、さらに、前記ロー
ラ駆動モータ37、ビントレイ駆動用モータ57、タン
パ移動用パルスモータ71、ステープラ移動用モータ8
4、ステープラ進退用モータ86、ステープラ駆動モー
タ89等を駆動するモータ駆動回路172〜177に接
続されている。
【0035】(複写機U2の制御装置C2)図8におい
て、前記入出力インターフェース162を介して前記シ
ート処理装置U1のCPUに接続された複写機U2のCP
U163は、ROM181、RAM182、クロック1
83にも接続されている。このROM181には、複写
機U2の各構成部材を制御する一連の制御プログラムが
記憶されている。RAM182はデータをCPU163
との間で交換しながら記憶する。クロック183はCP
U163の作動タイミングをとるためのクロックパルス
を発振する。また、前記複写機U2の操作部(ユーザイ
ンターフェース)156には、表示部(図示せず)およ
び、種々の操作部材、例えば、記録動作開始用操作部材
(コピースタートボタン)156a、動作モード選択用
操作部材156b、電源スイッチ156c等が配置されて
いる。前記動作モード選択用操作部材156bは、排出
シート収容トレイTo,Biのいずれか一方の選択、また
は後処理動作の実行・不実行の選択等を行う部材であ
る。
【0036】図9は前記図8に示したシート処理装置U
1の制御装置C1および複写機U2の制御装置C2が有する
主な機能(本発明に関連する機能)を示す機能ブロック
図である。図10は前記図9に示す制御装置C1が記憶
しているテーブルであり、シートサイズ特定データおよ
びそのシートサイズに応じたタンパTaのホーム位置か
らタンピング待機位置までの移動距離のデータを有する
テーブルを示す図である。図11はシート処理モードに
応じて実行されるタンピング動作の説明図である。図9
に示す各手段の機能は前記シート処理装置U1側のCP
U161に接続されたROM165に記憶されたプログ
ラムを実行することによって実現される。次に、図9に
示す各手段が有する機能について説明する。
【0037】図9において、画像記録装置U2の情報伝
送手段201は、原稿1頁に対する複写枚数、シート処
理装置U1への排出シートサイズ、シート処理モード
(ソートモード、スタックモード、ノンソータトレイ使
用モード等)の情報を、記録動作開始用操作部材156
aの操作に応じて、シート処理装置U1に伝送する。前記
排出シートサイズは、画像記録装置U2がこれから画像
記録してシート処理装置U1に排出するシートサイズで
ある。なお、前記シートサイズは、シートサイズの数値
そのものである必要はなく、搬送されるシートの幅方向
のサイズを特定できるデータであればよい。したがっ
て、本実施例では、図10の表に示すサイズ特定データ
が排出シートサイズとして伝送される。シート処理装置
U1の制御装置C1は、図10に示すテーブルを記憶して
おり、前記排出シートサイズ(サイズ特定データ)を受
信することによりタンパTaのタンピング待機位置まで
の移動距離を読出して、前記排出シートサイズに対応し
たタンピング待機位置QT1(図4参照)まで移動するこ
とができる。
【0038】シート処理装置U1の制御装置C1の排出シ
ートサイズ記憶手段211は、前記複写機U2の前記情
報伝送手段201から、前記排出されるシートSiの幅
方向のサイズ情報の信号を受信したとき、前記排出され
るシートSiの幅方向のシートサイズを記憶する。前記
制御装置C1のタンパ移動制御装置212は、図11に
示すように、各シート処理モードに応じて異なるタンピ
ング動作を行う機能を有している。そして、本実施例で
は、各グループSG1またはSG2に属するシート毎に、
ソートモードまたはスタックモードにおいて異なるタン
ピングモードでタンピングを行うよう構成されている。
【0039】次にタンパ移動制御装置212(図9参
照)について説明する。タンパ移動制御装置212は、
タンパ待機位置移動手段212a、タンピング動作条件
判別手段212b、タンピング動作選択手段212c、精
密タンピング動作実行手段212d、簡略タンピング動
作実行手段212eを有している。前記タンパ待機位置
移動手段212aは、前記画像記録装置U2の情報伝送手
段から伝送された排出シートサイズに応じて、タンパT
aをタンピング待機位置に移動させる。例えば、排出シ
ートサイズがA4Lの場合には、タンパ待機位置移動手
段212aは、そのシートサイズA4Lに応じたタンパ
Taホーム位置Q0(図3,10参照)からの前記タンピ
ング待機位置QT1(図3、10参照)までの移動距離を
図10のテーブルから読み込んで、前記タンピング待機
位置QT1にタンパTaを移動させる。タンピング動作条
件判別手段212bは、タンパTaにタンピング動作を実
行させる際に、タンピング動作条件が、精密タンピング
動作または簡略タンピング動作のどちらの動作を実行す
べきであるかを判別する。すなわち、ビントレイBiが
下降中に行うタンピングであるならば簡略タンピング動
作を実行すべきであると判断し、ビントレイBiが上昇
中または停止中に行うタンピングであるならば精密タン
ピング動作を行うべきであると判断する。
【0040】タンピング動作選択手段212cは、前記
タンピング動作条件判別手段212bの判別結果に応じ
て、精密タンピング動作実行手段212dまたは簡略タ
ンピング動作実行手段212eのいずれかを選択して作
動させる。精密タンピング動作実行手段212dは、タ
ンパTaをタンピング待機位置QT1と精密シート揃え位
置QS1aとの間で往復移動させる。また、簡略タンピン
グ動作実行手段212eは、タンパTaをタンピング待機
位置QT1と簡略シート揃え位置QS1bとの間で往復移動
させる。
【0041】前記シート処理装置U1の制御装置C1(図
9参照)は、ビントレイ制御装置213および後処理制
御装置214を有している。前記ビントレイ制御装置2
13は、前記ビントレイ駆動装置173,57の作動を
制御してビントレイBiの上下動を制御する機能を有し
ている。前記後処理制御装置214は、前記後処理装置
U11の作動を制御している。
【0042】(実施例の作用)次に前述の構成を備えた
実施例の作用を説明する。ソート、デュアルステープリ
ング、コーナステープリング等の作動モード(複写モー
ド)を、複写機U2側で設定する。この設定値が複写機
本体側CPU161(図8参照)からシート処理装置側
CPU163に送られる。次にソーティングを行う場合
を例にとって本実施例の作用を説明する。切換ゲート2
8は図2図示の初期位置のまま移動しない、またステー
プラ装置U11も図3のコーナステープリング位置P0の
初期位置のまま移動しないものとする。
【0043】図12はソートモードでのビントレイ移動
方向およびタンピング動作選択条件の管理フローであ
る。図12において、ソートモードでのビントレイ移動
方向およびタンピング動作選択条件の管理フローは、画
像記録装置U2の操作部(ユーザインターフェース)1
56においてソートモードの選択および複写枚数の設定
が行われ、記録動作開始用操作部材156aが操作され
て新しいジョブが開始されるとスタートする。ステップ
ST1において、複写枚数設定値記憶メモリMSに複写
枚数の設定値mを記憶させる。次にステップST2にお
いてビン移動方向管理フラグBFに「0」を入れる(記
憶させる)。このビン移動方向管理フラグBFが「0」
のときはビントレイBiの移動方向が上方であり、
「1」のときは下方であることを示す。次にステップS
T3において複写枚数カウントメモリMKに「0」を入
れる。次にステップST4においてセンサ38がオンに
なってからオフしたか否か判断する。ノー(N)の場合
はステップST4を繰り返し実行する。イエス(Y)の
場合は次のステップST5に移る。
【0044】ステップST5において、複写枚数カウン
トメモリMKの値に1をプラスする。次にステップST
6においてMK=mか否か(すなわち、原稿1頁の複写
枚数が複写設定枚数mに達したか否か)判断する。ノー
(N)の場合は前記ステップST4に戻る。イエス
(Y)の場合は次のステップST7に移る。ステップS
T7において、全原稿のコピーシートの排出が完了した
か否か判断する。ノー(N)の場合はステップST8に
移る。ステップST8において、ビン移動方向管理フラ
グBFの値を「0」ならば「1」にし、「1」ならば
「0」にする。例えば、ビン移動方向管理フラグBFが
「0」であったものが「1」なったとならば、今までの
ビントレイBiの移動方向は上方であったが、次からの
移動方向は下方であることを示す。ステップST8を終
了すると、前記ステップST3に戻る。前記ステップS
T7においてイエス(Y)の場合は処理を終了する。
【0045】図13,14はソートモードでのビントレ
イBiの移動動作のフローチャートである。
【0046】図13,14において、初期位置において
は、最上位のビントレイBiはシート分配ステージS1に
存在する。そこで、複写機U2側で記録動作開始用操作
部材(コピースタートのスイッチ)156aが押圧され
ると、ステップST11において、シート出口センサ38
がオン−オフしたかどうか判断する。ノー(N)の場合
はステップST11を繰り返し実行する。複写機から搬送
されたシートSiが、ソータ用シート搬送路31に搬送
されて、シート分配ステージS1にあるビントレイBiに
送られると、ステップST11においてイエス(Y)とな
る。前記ステップST11でイエス(Y)の場合は、ステ
ップST12に移る。
【0047】ステップST12において、次段のビントレ
イBiをシート分配ステージS1に上げるために、ビント
レイ駆動用モータ57が駆動されプーリ51,52,5
3が1回転してビントレイBiが1ピッチ上昇する。次
にステップST13において、各原稿の複写が終了したか
どうか判断する。ノー(N)の場合は前記ステップST
11に戻る。これを所定部数作製できるまで繰り返す。そ
して、ステップST13でイエス(Y)の場合は次のステ
ップST14に移る。
【0048】次にステップST14において、全原稿の複
写が終了したかどうか判断する。ステップST14でイエ
ス(Y)の場合はソートモードのビン移動動作を終了す
る。ステップST14でノー(N)の場合は次のステップ
ST15に移り、2枚目の原稿の複写シートSiの分配収
容(ソーティング)を開始する。そしてステップST15
〜ST17において、ビントレイBiを1枚目の原稿とは
逆に1ピッチずつ下降させながら2枚目の原稿の複写を
行う。2枚目の原稿の複写が終了すると、各ビントレイ
Biは初期位置にもどる 次にステップST18において、最上位のビントレイBi
がシート分配ステージS1に存在するかどうか判断す
る。この判断は前記図2に示すビンホーム位置センサB
hがオンか否かによって行う。ノー(N)の場合(ビン
トレイBiが初期位置に戻っていない場合)は誤動作で
あるので、ステップST19において、異常処理を行う。
この異常処理は、警報ランプを点灯し、画像記録装置U
2およびシート処理装置値U1を停止することにより行
う。ステップST18においてイエス(Y)の場合は次の
ステップST20に移る。
【0049】ステップST20において、全原稿の複写が
終了したかどうか判断する。ノー(N)の場合は前記ス
テップST11に戻り、次の原稿(3枚目の原稿)の複写
シートSiの分配収容を開始する。ステップST20にお
いてイエス(Y)の場合は、ソーティング処理時のビン
トレイBiの動作を終了する。
【0050】図15はビントレイBiが初期位置に復帰
する時のフロ−チャ−トである。ステップST21におい
て、ビントレイBiからの用紙の取り除きが完了したか
どうか判断する。この判断はシート有無検出器41(図
2参照)がOFFからONに変化することにより行われ
る。ステップST21においてノー(N)の場合はステッ
プST21の処理が繰り返し行われる。全てのビントレイ
Bi内のシートが人手により取り除かれると、ステップ
ST21においてイエス(Y)となり、次のステップST
22に移る。
【0051】ステップST22において、ビントレイBi
が初期位置にあるか否かを判断する。この判断は前記図
2に示すビンホーム位置センサBhがオンか否かによっ
て行う。イエス(Y)の場合は処理を終了する。ノー
(N)の場合は初期位置に戻す必要があり、ステップS
T23に移る。次にステップST23において、ビントレイ
Biを初期位置方向に移動させる。次にステップST24
において、ビントレイBiの初期位置への移動が完了し
たかどうか判断する。ノー(N)の場合は前記ステップ
ST23に戻る。ビントレイBiの初期位置への移動が完
了すれば、ステップST24においてイエス(Y)とな
る。イエス(Y)の場合はビントレイ初期位置復帰処理
を終了する。
【0052】図16は、ビントレイBiに収容されたシ
ートに対してタンピング(シート揃え動作)を行う際の
フロー、すなわち、タンピング処理フローの説明図であ
る。複写機U2側で電源スイッチ156cが押圧される
と、ステップST31において、タンパTaはホーム位置
に移動する。次にステップST32において記録動作開始
用操作部材(コピースタートのスイッチ)156aが押
圧されたか否か判断する。ノー(N)の場合はステップ
ST32を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はステ
ップST33に移る。ステップST33において、ビントレ
イ使用モードか否か判断する。この判断は、前記動作モ
ード選択用操作部材156bの操作により選択された操
作モードが排出シート収容トレイTo,Biのいずれを使
用するかによって判断する。ノー(N)の場合は前記ス
テップST32に戻る。イエス(Y)の場合は次のステッ
プST34に移る。ステップST34において、タンパTa
を画像記録装置U2からの排出シートサイズに応じたタ
ンピング待機位置(例えばQT1;図4参照)に移動させ
る。
【0053】次にステップST35において、ビントレイ
Biにシートが排出されたか否かを判断する。この判断
はシート出口センサ38がオンになってからオフになっ
たか否かによって判断する。ノー(N)の場合はステッ
プST35を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はス
テップST36に移る。ステップST36において、ソート
モードか否か(スタックモード)を判断する。イエス
(Y)の場合はステップST37に移る。ノー(N)の場
合はスタックモードでの処理を実行するためにステップ
ST41に移る。スタックモードの処理については後述す
る。ステップST37において、ビントレイBiに排出さ
れたシートが各原稿の最終コピーシートか否か判断す
る。この判断は複写枚数カウントメモリMK(図12の
ステップST3参照)の値が「0」か否かによって判断
する。ノー(N)の場合はステップST38に移り、簡略
タンピング動作を実行してから前記ステップST35に戻
る。ステップST37において、イエス(Y)の場合はス
テップST39に移る。
【0054】ステップST39において、精密タンピング
動作を行ってから、ステップST40に移る。ステップS
T40において、ビントレイBiに排出されたシートは全
原稿の最終コピーシートであるか否か判断する。イエス
(Y)の場合は前記ステップST32に戻る。ノー(N)
の場合は前記ステップST35に戻る。
【0055】次に前記ステップST41以下のスタックモ
ードでのタンピング処理フローを説明する。ステップS
T41において、ビントレイBiに排出されたシートが各
原稿の最終コピーシートか否か判断する。この判断は複
写枚数カウントメモリMK(図12のステップST3参
照)の値が「0」か否かによって判断する。ノー(N)
の場合は前記図11から分かるように精密タンピング動
作を行う必要がある。したがって、ステップST42に移
り、精密タンピング動作を実行してから前記ステップS
T35に戻る。ステップST41において、イエス(Y)の
場合はステップST43に移る。
【0056】ステップST43において、簡略タンピング
動作を行ってからステップST44に移る。ステップST
44において、ビントレイBiに排出されたシートSiは全
原稿の最終コピーシートであるか否か判断する。イエス
(Y)の場合は前記ステップST32に戻る。ノー(N)
の場合は前記ステップST35に戻る。
【0057】次に図17により、ソートモードでの実際
のタンピング動作を、具体的な例に基づいて説明する。
図17は、原稿枚数2、コピー部数3のときに、前記実
施例のシート処理装置U1が、ソートモードで作動する
ときのタイミングチャートである。図17において、最
初はシート分配ステージS1には一番上のビントレイBi
が配置されている。この状態において、シート出口セン
サ38(図2参照)が1頁目の原稿の1枚目のコピーシ
ートの通過を検出してから、100msec後にビントレイ
Biが上昇を開始する。すなわち、1頁目の原稿の1枚
目のコピーシートが一番上のビントレイBiに排出され
ると、直ちに上から2番目のビントレイBiがシート分
配ステージS1に移動してくる。このビントレイBiの上
昇中(前記シート出口センサ38が1頁目の原稿の1枚
目のコピーシートの通過を検出してから、225msec
後)に簡略タンピング動作(動作2)が開始される。し
たがって、ビントレイBi移動と同時に行われるタンピ
ングは、簡略タンピング動作が実行される。
【0058】そして、ビントレイBiの上昇および簡略
タンピング動作(動作2)がほぼ終了してそれらが停止
した時に1頁目の原稿の2枚目のコピーシートが前記シ
ート出口センサ38を通過して上から2番目のビントレ
イBiに排出される。その後、前記1枚目のコピーシー
トの場合と同様に前記ビントレイBiの上昇および簡略
タンピング動作(動作2)が同時に実行される。次に前
記1頁目の原稿の3枚目のコピーシート(すなわち、1
頁目の原稿の最終コピーシート)が前記シート出口セン
サ38を通過して上から3番目のビントレイBiに排出
された場合、ビントレイBiは停止したままである。こ
れは、上から3番目のビントレイBiがこの位置に在る
状態で、2頁目の原稿の1枚目のコピーシートが排出さ
れるので、それが完了するまではビントレイBiは移動
する必要が無いからである。
【0059】前記1頁目の原稿の最終コピーシートがビ
ントレイBiに排出された場合、前記シート出口センサ
38をコピーシートが通過してから200msec後に、精
密タンピング動作(動作1)の実行が開始される。この
精密タンピング動作(動作1)が終了してタンパTaが
停止し且つ前記ビントレイBiが停止している間に2頁
目の原稿の1枚目のコピーシートが上空3番目のビント
レイBiに排出される。
【0060】前記2頁目の原稿の1枚目のコピーシート
が上から3番目のビントレイBiに排出されると、ビン
トレイBiは下降を開始し、少し遅れて簡略タンピング
動作(動作2)が開始される。ビントレイBiの下降お
よび簡略タンピング動作(動作2)が停止した頃2頁目
の原稿の2枚目のコピーシートが前記シート出口センサ
38を通過して上から2番目のビントレイBiに排出さ
れる。その後、前記2頁目の原稿の1枚目のコピーシー
トの場合と同様に前記ビントレイBiの上昇および簡略
タンピング動作(動作2)が実行される。
【0061】次に前記2頁目の原稿の3枚目のコピーシ
ート(すなわち、2頁目の原稿の最終コピーシート)が
前記シート出口センサ38を通過して上から1番目のビ
ントレイBiに排出された場合、ビントレイBiは停止し
たままである。この状態で精密タンピング動作(動作
1)が実行される。
【0062】次に図18により、スタックモードでの実
際のタンピング動作を、具体的な例に基づいて説明す
る。図18は、原稿枚数2、コピー部数3のときに、前
記実施例のシート処理装置U1が、スタックモードで作
動するときのタイミングチャートである。図18におい
て、シート出口センサ38(図2参照)が1頁目の原稿
の1枚目のコピーシートの通過を検出してから、1頁目
の原稿の3枚目のコピーシート(1頁目の原稿のの最終
コピーシート)の通過を検出までは、ビントレイBiは
停止したままである。したがって、この間にシート出口
センサ38を通過するシートは全て1番上のビントレイ
Biに排出されることになる。1頁目の原稿の1枚目の
コピーシートがシート出口センサ38を通過してから精
密タンピング動作(動作1)が実行される。この精密タ
ンピング動作(動作1)が終了してタンパTaが停止し
ている間に1頁目の原稿の2枚目のコピーシートがビン
トレイBiに排出される。前記1頁目の原稿の1枚目の
コピーシート排出の後と同様に精密タンピング動作(動
作1)が実行される。
【0063】1頁目の原稿の3枚目のコピーシート(1
頁目の原稿の最終コピーシート)がシート出口センサ3
8を通過して1番上のビントレイBiに排出されると、
そのシートがシート出口センサ38を通過してから10
0msec後にビントレイBiが上昇し始める。すなわち、
上から2番目のビントレイBiがシート分配ステージS1
に移動してくる。前記ビントレイBiの上昇中(前記1
頁目の原稿のの最終コピーシートがシート出口センサ3
8を通過してから225msec後)に、簡略タンピング動
作(動作2)が開始される。すなわち、この簡略タンピ
ング動作(動作2)はビントレイBiの移動中に実行さ
れる。ビントレイBiの上昇移動および簡略タンピング
動作(動作2)が終了してビントレイBiおよびタンパ
Taが停止すると、2頁目の原稿の2枚目のコピーシー
トがシート出口センサ38を通過して上から2番目のビ
ントレイBiに排出される。以後同様にして、各原稿の
最終コピーシート以外のシートに対するタンピング(ビ
ントレイBiの停止中のタンピング)は精密タンピング
動作(動作1)が実行され、各原稿の最終コピーシート
に対するタンピング(ビントレイBiが移動中のタンピ
ングおよび全原稿の最終コピーシートに対するタンピン
グ)は簡略タンピング動作(動作2)が実行される。な
お、全原稿の最終コピーシートがビントレイBiに排出
されたときに、本実施例ではそのビントレイBiを上昇
させて、次のシートSiが排出される場合に備えてい
る。
【0064】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0065】(H01)ビントレイの停止中と移動中と
で、タンピング動作を異ならせる場合、ビントレイ移動
中のタンピング動作はビントレイ上昇中と下降中とで異
ならせることも可能である。例えばシート幅をLoとし
た場合、シート揃え位置の前記シート揃え壁からの距離
Lは、ビントレイ停止中はL=(Lo−3)mm、ビント
レイ下降中はL=(Lo+2)mm、ビントレイ上昇中は
L=(Lo)mmに設定することが可能である。
【0066】
【発明の効果】前述の本発明のシート処理装置は、下記
の効果(E01)を奏することができる。 (E01)ビントレイにシートが排出される毎にシート揃
え動作(タンピング)を行うシート処理装置において、
ビントレイBi下降中は、シート揃え位置がシート揃え
壁からのシートの幅よりも大きい距離に設定された簡略
タンピング動作を実行するので、シートの下降中にシー
ト束が持ち上げられてシート揃えが乱れることがなくな
る。このため、分配処理の高速化を図りながら、コンパ
クトでシート揃えの良好なシート処理装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のシート処理装置(ソータ)お
よびそれに接続される画像記録装置(複写機)の一実施
例の全体斜視図である。
【図2】 図2は前記図1のII−II線断面図である。
【図3】 図3は同実施例の平断面図である。
【図4】 図4は、前記各シートサイズに応じたシート
揃え位置例えばQS1には、精密シート揃え位置QS1a
と、簡略シート揃え位置QS1bとがあることを説明する
ための図である。
【図5】 図5は同実施例のビントレイ(排出シート収
容トレイ)を上下動させるビントレイ駆動装置の側面図
である。
【図6】 図6は同実施例のビントレイ駆動装置の斜視
図である。
【図7】 図7は同実施例のタンパ移動装置の斜視図で
ある。
【図8】 図8は同実施例のシート処理装置の制御装置
を説明するための図である。
【図9】 図9は前記図8に示したシート処理装置U1
の制御装置C1および画像記録装置U2の制御装置C2が
有する主な機能(本発明に関連する機能)を示す機能ブ
ロック図である。
【図10】 図10は前記図9に示す制御装置C1が記
憶しているテーブルであり、シートサイズ特定データお
よびそのシートサイズに応じたタンパTaのホーム位置
からタンピング待機位置までの移動距離のデータを有す
るテーブルを示す図である。
【図11】 図11はシート処理モードに応じて実行さ
れるタンピング動作の説明図である。
【図12】 図12はソートモードでのビントレイ移動
方向およびタンピング動作選択条件の管理フローであ
る。
【図13】 図13は同実施例のソートモードでのビン
トレイBiの移動動作のフローチャートである。
【図14】 図14は同実施例のソーティングのフロ−
チャ−トで、前記図13に示すフロ−チャ−トの後に続
くフロ−チャ−トである。
【図15】 図15はビントレイBiが初期位置に復帰
する時のフロ−チャ−トである。
【図16】 図16は、ビントレイBiに収容されたシ
ートに対してタンピング(シート揃え動作)を行う際の
フロー、すなわち、タンピング処理フローの説明図であ
る。
【図17】 図17は、原稿枚数2、コピー部数3のと
きに、前記実施例のシート処理装置U1が、ソートモー
ドで作動するときのタイミングチャートである。
【図18】 図18は、原稿枚数2、コピー部数3のと
きに、前記実施例のシート処理装置U1が、スタックモ
ードで作動するときのタイミングチャートである。
【符号の説明】
Bi…ビントレイ、QT1…タンパ待機位置、QS1…シー
ト揃え位置、QS1a…精密シート揃え位置、QS1b…簡略
シート揃え位置、Si…シート、Ta…タンパ、U1…シ
ート処理装置、U2…画像記録装置、4…シート揃え
壁、41…シート有無センサ、71…タンパ移動装置、
156a…記録動作開始用操作部材、(173,57)
…ビントレイ駆動装置、211…シートサイズ記憶手
段、212…タンパ移動制御装置、212c…タンピン
グ動作選択手段、212d…精密タンピング動作実行手
段、212e…簡略タンピング動作実行手段、213…
ビントレイ制御装置、214…後処理制御装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−231759(JP,A) 特開 平6−107370(JP,A) 特開 平2−193860(JP,A) 特開 平4−288293(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から排出されるシートを収
    納するビントレイと、ビントレイに収納されたシートの
    幅方向に移動してシートをシート揃え壁に押付けて幅方
    向に揃えるタンパと、前記タンパを幅方向に移動させる
    タンパ移動装置と、前記画像形成装置から排出されるシ
    ートの幅方向のサイズ情報の信号が画像形成装置から伝
    送されたときにその信号を受信して前記排出されるシー
    トの幅方向のシートサイズを記憶する排出シートサイズ
    記憶手段と、前記シートサイズに応じた待機位置とシー
    ト揃え位置との間で前記タンパをシート幅方向に移動さ
    せてタンピング動作を行わせるタンパ移動制御装置とを
    備えたシ−ト処理装置において、下記の要件を備えたこ
    とを特徴とするシ−ト処理装置、(Y01)所定のシート
    サイズに対応して設定されるシート揃え位置として、前
    記シート揃え壁からの距離が前記シートサイズよりも小
    さな精密シート揃え位置と、前記シート揃え壁からの距
    離が前記シートサイズよりも大きな簡略シート揃え位置
    とが設定されたこと、(Y02)前記タンパ移動制御装置
    は、所定のシートサイズに対応して設定されるシート待
    機位置と前記精密シート揃え位置との間でタンパを往復
    移動させる精密タンピング動作実行手段と、所定のシー
    トサイズに対応して設定されるシート待機位置と前記簡
    略シート揃え位置との間でタンパを往復移動させる簡略
    タンピング動作実行手段と、ビントレイの停止中のタン
    ピング動作では前記精密タンピング動作実行手段を作動
    させ且つビントレイの降下中のタンピング動作では前記
    簡略タンピング動作実行手段を作動させるタンピング動
    作選択手段とを備えたこと。
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